2022年05月11日

東北へ行く2022④

SOG03_170633次の目的地に向かう道すがら、バスの車窓から眺めた南三陸旧防災対策庁舎丁度志津川駅のそばを通ったため、この景色が拝めたわけです。
今は南三陸町震災復興祈念公園の中にある震災遺構として2031年まで保存されることが決まっています。その先は保存か解体かを住民に委ねるとのことです。なお、近くには南三陸さんさん商店街もあります。
時間があれば、ここも寄りたかったなぁ・・・。



SOG03_181255で、私が向かいたかったもう一つの目的地は、陸前橋上駅を降りた先にあります。約15分ほどですが、往復で30分ほどになることから、次のバスはギリギリになりかねないので、急ぎ足で向かいました。
そして、同じ道ではないのでしょうけど、見渡してみると・・・。今は静かな田畑で、ところどころに家が建っているあのあたり、以前訪れた時には、がれきの山になっていて、仕分けが進んでいた場所あまりに量が多くて非常に驚いた記憶が今でも残っています。そんなこと無かったのかのように、今は非常に閑静な場所です。



SOG03_182724遠くから見えるのは、旧気仙沼向洋高校現在は気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館になっています。ここも訪れたい場所です。



SOG03_182801海の殉難者慰霊塔となっている場所は、昔は石碑だったと思います。あそこに犬の骨と思しきものが置いてあったんだよな・・・。



SOG03_182854そして、2度目の来訪となった杉ノ下地区 東日本大震災慰霊碑
あの時と向きが変わっていました。南北を向いていた石碑は東西に変えられておりました。どうしてこうなったのかはわかりません。
あとは、近くに避難場所が設置されていました。あの時の教訓から据えられたのだと思います。



SOG03_183001そのそばには、霊松 ~唐崎の松~が植えられていました
滋賀県大津市にある唐崎神社から分けられたもので、NHK大津放送局の記者が震災直後取材に赴いた時、植えられていた松の木が無くなったことに心を痛め、唐崎神社に相談したのだそうな。神社側・遺族側の双方から快諾を受けたので、ここに植えられたとのこと。



SOG03_184425そして、ここで唯一変わっていなかったものは、この看板。
陸中海岸国営公園気仙沼湾から三陸復興国立公園・海域公園に変わっていた以外は、全く変わっていなかった。何だかホッとしたのは、おかしな気分だったのだろうか。



SOG03_192219無事に定刻のバスに乗れた。ここから気仙沼駅に到着もできた。
ここは、「カムカムエヴリバディ」の前にやっていたNHKの連続テレビ小説「おかえりモネ」の舞台になったところ。まだまだホットなところですね。



SOG03_200611気仙沼駅~盛(さかり)駅まで行く大船渡線、その途中の陸前高田駅が今回の最終目的地ホントは奇跡の一本松にも行きたかったのですが、真っ暗で何も見えず
それゆえに約2時間夜行バスを待たないといけないのですが・・・十分に潰せた。その模様はまた別回で。
その間に、何人か人が出入りしたのですけど、中に今期のアニメはどうか前期のアニメがどうとか話している人達がいたなぁ。一瞬混ざろうかと思ったけど、ヤバい人だと思われるのも癪だったので・・・。



で、定刻通りに東京・池袋駅行きの夜行バスが来たのはいいけど、あろうことかコンセント無しだったよ!ゆえに、次の目的地の藤枝市と家路に帰る時に散々苦労するのだった。新幹線課金してまで充電せざるを得なかったよ!


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Posted by alexey_calvanov at 23:21Comments(0)