2022年06月29日

ヴィッセル神戸の闇は深い

6/28にヴィッセル神戸のミゲル・アンヘル・ロティーナ監督が解任されました。実はロティーナ監督は4月に三浦淳宏元監督の成績不振に伴う解任で就任したばかり。それでも立て直せずに解任となったのです。
今回3番手に就任するのは、3度目になる吉田孝行監督で、V・ファーレン長崎時代の監督歴も含めれば、4度目になります。シーズン当初から率いていたのは、神戸で最初の就任になった2018年(監督就任は2017年8月)と長崎での監督時代の2021年のみ。ただ、全て暫定的な指揮か成績不振で途中交代を余儀なくされているのです。よかったと思えたのは、2018年の一時期のみ。アンドレス・イニエスタ選手が加入してしばらくの時期だけです。

何度もコーチに配置転換される、外国人監督の尻拭いのような立ち位置でやって来る、長崎で心機一転と思ったら途中解任と全く印象の悪い監督なのに、何で神戸で何度も使われたのだろう。三木谷浩史オーナーのお気に入りなのか、安くともやってくれる人なのか、全くもってわからない。
全くもってわからないと言えば、今年4月にはロティーナ元監督招へいの際に、スポーツダイレクターとして永井秀樹さんが招かれた点でしょうか。監督だった東京ヴェルディ時代にパワーハラスメント発言を行ったとして問題になった経緯があり、まだほとぼりの冷めない中での就任だっただけに、ネット上で批判も相次ぎました永井さんは、その件で1年間のS級ライセンス停止処分となっているだけに、もしかすると、吉田監督は今回も繋ぎ(2023年3月に永井さんが就任?)となる可能性もあります。


ただ、現状では最下位の神戸。このままでは最速でJ2行きは免れません。永井さんに『禅譲』したいのなら、必死になって吉田体制での残留を目指さないといけないでしょう。ただし、その際には三木谷オーナーをはじめとするフロント陣も奮起することが必須だと思います。彼らが本当に風を起こす立ち位置になれるのか、それとも足を引っ張るだけなのか。今後の動向に注目していきましょう。


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Posted by alexey_calvanov at 23:24Comments(0)