FC岐阜、昨日はギラヴァンツ北九州と戦いました。
岐阜はアウェイになったSC相模原戦以降勝ちが全くなく、勝てると思っても最後逆転されるという全くよくない状況が続いています。もちろん最終盤で失点という展開は、勝ってる時も引き分けになっている時も起こる現象で、それが治る気配もなく1年が進んでいったのです。
そんなわけで、現在の順位は14位。負け越しも決まって、J2時代の悪い時の岐阜がJ3でも見受けられるという結果になっています。銀河系集団と騒がれ、今年の昇格候補として名を馳せた岐阜は、まさかどころかやっぱりねと言われるほどの体たらくになったのでした。
こちら、岐阜サポのキイロメガネザルが銀河系集団がピッチ上で躍動する姿を描こうと必死になっているものの、彼の絵画センスが最悪なのは、ご存じの通り。
それを川崎フロンターレ兼カターレ富山サポの青ダヌキが、あきらめるんじゃないと叱るのですけれども、絵を見て納得したのか、「なるほど、無理だ」とゲラゲラ笑ってやがる!
・・・まぁ、そうだよね。夏に動けないロートル集団ばっかりだったもの(泣)。ということで、この一場面は、今年の岐阜を象徴しているとも言えるでしょう・・・と思ってセレクトした(ニヤニヤ)。
ちなみに、この後、先端部分を描けと言われ、「つづきスプレー」をプシューと掛けることで、立派な絵が出来上がるのですけど、チームがそんなふうに出来上がったら、苦労しないわい。
シリーズ最終戦ということで、いつもの店に立ち寄った中で、グーテライゼから「名古屋やきそば」なる商品が・・・。
おい、ここ岐阜だそ。岐阜なのに名古屋の名を名乗っていいのか。だいいち、ワイは名古屋から来ている人間だぞ。名古屋の味を再現で来ていないのなら、看板に偽りありと訴えて・・・。
うん、味は薄いけど、名古屋の味だわ(ニヤニヤ)。ウスターソースとあるけど、カゴメかな?それともコーミかな?ウチはコーミ派だから、カゴメは信仰上の理由でトマトジュースしか受け付けないんだよ(ニヤニヤ)。<そんな話聞いたこと無いぞ。
試合は、『今季を象徴するような試合』(藤谷匠選手)と言わしめるものになりました。
前半21分に、相手選手の蹴った球を庄司悦大選手が必死のカット。その球を窪田稜選手が合わせ、センタリングした球を藤岡浩介選手がドンピシャのヘディングシュートで先制!そう、先制をしているんです。藤岡選手が得点王にあと1点と迫る16点目の得点を挙げたんです。
ところが、後半に北九州が猛攻。あっという間に同点からの逆転劇を喰らい、見事な逆転負けになりましたとさ。もう様式美レベルだった(泣)。
実に9人の満了と2人の引退を表明した計11人の選手の中から7人が出てる試合だったというのもあるのでしょうけど、そんなことは関係ない。むしろ、11人全員をスタメンなり控えなりで出した方が、まだマシな試合展開になったんじゃないのとか思ったのは、私だけなのでしょうか。
試合後は、サンクスセレモニーが開催され、小松裕志社長をはじめとするフロントと後援会の方々のコメント、そして引退する舩津徹也選手と本田拓也選手のコメントが寄せられました。
とりあえず、社長のコメントは、小難しいことを言っておけば、サポーター達を納得できるでしょうという小賢しいものに聞こえて、大変不快でした。社長就任当初は何か変えてくれるだろうと期待していましたけど、今は絶望と不満しかないです。お気持ち弾幕も出てましたけど、明確なビジョンが無いのに、フィロソフィー(哲学)を語っても、釈迦に説法のような感じになってしまっているとしか思えない。このままだとJリーグにいられるかも心配です(そうなる理由は後述)。
そして、舩津選手と本田選手には、こんなどうしようもない、最後の試合にも勝てないチームに2年いてくれたことに感謝しかありません。若手の手本になれたでしょうか。いい若手を伸ばすことができたでしょうか。
・・・しかし、舩津選手の感動的なメッセージの後に、本田選手よ、長くなったので手短にって、もらい泣きしそうになったその心を返せ(ギャハ)!あと、久世さんも乗っかるんじゃない(ニヤニヤ)!
前途は多難どころか苦難しかない現状の岐阜。同じ日に行われたJFLの最終節で、FC大阪がMIOびわこ滋賀との一戦で観客動員数を12,182人とし、全ての条件をクリア。60番目のJリーグチームとして来年J3に参入します。
これに伴い、Jリーグの定員が満員となり、状況によってはJFLとの入れ替え戦が再び始まることになると思われます。詳細はJリーグの発表後、わかる範囲で詳しく書いていこうと思われますが、過去の経緯から考えると、最下位は強制入れ替え、ブービーはJFL2位のチームとの入れ替え戦になると思われます。
特に後半戦の成績が非常に悪かった岐阜、来年もこの後半の成績が続くことになれば、残留争いに巻き込まれることになるでしょう。J2で辛酸をなめたあの争いをJ3で繰り返すのか。で、フロントは、この事実を理解したうえで、フィロソフィーを語っているのですよね?海外クラブとの連携も結構ですけど、今は勝つことが最高のパフォーマンスであることを是として、必ずJ2への昇格争いの一角に入り、J2昇格を成し遂げてほしいのです。
そんな不安を残しつつ、また来年ホーム&アウェイのどこかでお会いしましょう。そして、来年がJリーグに所属する最後の年にならぬことを祈らずにはいられません。