2024年06月13日

【天皇杯】学生チームに負けたんだって!?【ニヤリ】

サッカー天皇杯2回戦が各地で行われました。この2回戦からJ1・J2のチームが参戦するふうになり、本格的な戦いが始まったと思えますね。
順当にJ1・J2のチームが勝ったところもあった中、今年もあったよ、ジャイアントキリング。しかもでっかいの(ニヤニヤ)。


一つは、名古屋グランパス×JAPANサッカーカレッジ。このJAPANサッカーカレッジというのは、新潟県にあるチームで、今回参加したトップチームは地域リーグの一つになる北信越リーグ1部に所属しています(セカンドチームは北信越リーグ2部、サードチームは新潟県リーグ1部にそれぞれ所属)。なお、アルビレックス新潟の育成組織としても機能しています。
2002年に設立され、サッカー選手になるためのコースになるサッカー専攻科が有名です(セレクションによる試験で選ばれるそうな)。ただ、そこを卒業してもプロになれるのは10人程度とのこと。

試合は後半に動き、後半6(51)分に得たJAPANサッカーカレッジのコーナーキックから名古屋のゴールを攻めていたんです。ただ名古屋が守備を堅め、割らせないように奮闘していたものの、名古屋の選手がボールをロストしたのをJAPANサッカーカレッジの選手が見逃さず、インターセプトした後は一気に攻め込み、クロスもドンピシャに合わされて点を取られるという流れだったようです。その後は名古屋の選手がJAPANサッカーカレッジの選手達の守備を割れず、そのままタイムアップとなりました。


もう一つは、FC町田ゼルビア×筑波大学筑波大学蹴球部は、1896年に設立された老舗サッカー部で、関東大学サッカーリーグ1部に所属しています。
試合は町田が先制したものの、筑波大学のプレーがきっかけで4人がケガによる途中交代という荒れた展開に。最終盤に筑波大学に追い付かれ、最終的にはPKにまでもつれ込み、4-2で筑波大学が勝利しました。
ただ、この荒れた展開に黒田剛監督がお怒りになり、審判のジャッジに苦言を呈したり、節操の無いプレーをし、リスペクトのかけらもない(と黒田監督は思っている)筑波大学の選手を恫喝しそうな顔つきでにらみつけるなど『問題行動』を起こしていたようです。今日になって日本サッカー協会に質問書も出したとのことなので、今後の動向も気になるところです。
ケガ人が出た事実は遺憾ではあるものの、町田自身もかなりのラフプレーで名を馳せてしまっただけに、黒田監督には鏡をプレゼントして自身をご覧下さいと言いたくなりますわ(苦笑)。それだけのことを程度の大小はあるとはいえ、やってきている事実を率直に認め、今後の指導に生かしてほしいですわ。


さて、勝ち進んだJAPANサッカーカレッジと筑波大学ですが、JAPANサッカーカレッジはJ2のレノファ山口FCと、筑波大学はJ1の柏レイソルとそれぞれ対戦します。それぞれ大変な相手ではありますけど、ベストを尽くして戦ってほしいですね。


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Posted by alexey_calvanov at 22:51Comments(0)

2024年02月11日

FC岐阜観戦記2024 特別編 プレシーズンマッチは名岐ダービー

2024年シーズンがあと2週間ほどで始まります。そんな中で、現状の戦力の状況確認を兼ねたプレシーズンマッチが久しぶりに行われます。しかも名岐ダービーというオマケ付公式戦ではないけれども、実に7年ぶりになるので、嫌でも盛り上がりますよ。
これができたのは、FC岐阜にも名古屋グランパスにもスポンサードしているホットスタッフ様のおかげでございます。誠にありがとうございました。今後も両チームのサポートをよろしくお願い致します。


岐阜に関して言えば、1月下旬からキャンプを宮崎で行ったのは、例年通り。キャンプ前に行われる予定だったFC. ISE-SHIMA(東海1部)とのトレーニングマッチは、雪のために中止となり、上野優作監督も「いきなり実戦が(キャンプ中に行われる予定の)ヴァンフォーレ甲府とのトレーニングマッチになるのは不安だった」と述べているほど、仕上がりといきなりの格上対戦に不安を感じていましたけれども、甲府戦のトレーニングマッチのハイライトを見ている限りでは、悪くない仕上がりではあったのかなと。
ただ、甲府戦とほぼ同格(JFL)のヴェルスパ大分戦でも勝てなかった(甲府戦は逆転負け、V大分戦は引き分け)だったのが気掛かりいい結果をもたらしていて、希望を持てたとしても、その希望が持てているうちに勝てないと、待っているのは大きな絶望なんですよ・・・。


ということで、オフィシャルで見られる最初の試合が、ホットスタッフ名岐カップになるわけです。双方とも選手の仕上がり、スタメンに起用したい・試してみたい選手を出してくると思われますから、重要視してくるはずです。


SOG03_102353プレシーズンマッチとはいえ、名岐ダービー。今回JR岐阜駅では最後尾の列を示す看板が出ておりました。臨時バスも出されていたので、昨年の名古屋が長良川競技場で開催したの時のような体制で挑んできたわけです。



SOG03_110129長良川競技場に着きました。
とはいえ、まだまだ開幕の雰囲気は全く感じられない。岐阜の選手達と監督ののぼりが立ってないからなんでしょうね。
唯一試合をやるんだなと感じたのが、名古屋の用具類を積んでくるトラックが停まっているのを見掛けたことくらいか。



SOG03_120624今回の試合は、弾幕の掲示できる試合だったので、チラホラですが掲出されておりました。
そんな中で新加入選手の弾幕も。これはギラヴァンツ北九州から移籍した後藤大輝選手のものですね。



SOG03_125907プレシーズンマッチとはいえ、イベントは充実していました(ただし、CCN主催のかさなるステージは開催されず)。
その中の一つ、マスコットPK対決が行われました。



SOG03_125357最初はギッフィーとグランパスくんのPK対決
やはり可動域の広いギッフィーに分があるのは、至極当然なわけで(爆)。<可動域などない!



SOG03_125439点を決めたことで、すっかり天狗になってしまったギッフィー。寝ても防げるというポーズを取って舐めて掛かっておりました(笑)。
結果、グランパスくんの卑怯とも言える奇襲を食らって点を入れられる(爆)。
・・・ギッフィー、オマエは罰として味スタの悲劇視聴30回の刑に処す(ギャハ)!



SOG03_125626そしてマスコットPK対決なのに、最後はスタジアムDJ同士の対決に至る
最初は岐阜のスタジアムDJであるひらともこと平松友康さん彼に対峙するのは、グランパスファミリー全員かよ!
YO!YO!YOSUKEさん曰く、「ウチは4人揃って1つのマスコットですから」だってよ!



SOG03_125742その洗礼は、YO!YO!YOSUKEさんに振り掛かる。ええ、見事に造反されました(ギャハ)。YO!YO!YOSUKEさん、彼らに何か酷い仕打ちしてないですか(ニヤニヤ)?
しかし、ヤツらはさらに造反した!ただの突っ立てるだけの壁じゃねーか(爆)!もしかしたら新手の連係プレーだったのか(苦笑)?だとしたら、YO!YO!YOSUKEさんは、かなりの策士かもしれない・・・。






プレシーズンマッチのハイライトが見られるのはFC岐阜公式動画サイトだけ!<グランパス様側のハイライト動画は会員コンテンツなんだよなぁ・・・。

SOG03_155516さぁ、試合でございます。プレシーズンマッチということで、交代枠は無制限だったようです。
思った以上に岐阜の仕上がりがよく、前半に関しては積極的に前に出るプレーが見られて、よかったと思います。いい意味で掴みはOKと言いたくなりましたね。実際名古屋の守備陣が動揺していたように感じられましたし。
積極的に点を獲る姿勢が結果として出たのが、前半14分。柏木陽介さんの後を引き継いだ北龍磨選手がっコーナーキックを務め、ゴール前の混戦から出てきたこぼれ球を河波櫻士選手が見逃さなかった。文字通り叩き込んだシュートはゴールラインを割ってマウスの中に入った判定がなされましたサガン鳥栖から移籍後、トレーニングマッチでも3点叩き出している彼が、このプレシーズンマッチでも結果を出してきました。これはもうレギュラー確実でしょう。今年一番の注目選手だと思っているだけに、ますます期待をして見てしまいますわ。
しかし、もっと驚かされたのが、左サイドバックに据えられた文仁柱(ムン・インジュ)選手あわや失点となりそうなところに身体を張って守っておりました。守備に関しては、非常に素晴らしいものを感じ取れました。宇賀神友弥選手の後を引き継げると思いましたけど、川上竜選手と共に、何でウチの監督は、ミッドフィルダーをディフェンダーを魔改造したがるんだろう。
ただ、名古屋もいつまでも浮足立っていなかったですね。長谷川健太監督が『懲罰交代』を施したら、徐々に落ち着いてきて、ウチの守備の隙を突いたシュートで同点に追い付きましたもの。あれはここしかないラインを見抜いた中山克広選手がお見事としか言えない。

後半になると、すっかり名古屋はペースを掴み直し、逆転劇に持ち込みました。ここから岐阜は後手後手になり掛かっていましたし、前に出ようとすると名古屋の選手が抑え込むシーンも増えました。それでも、終盤では積極性を取り戻し、交代枠を利用してフレッシュになったことで、攻め込めるシーンも増えてきたのはよかったと思います。あとはそこから点が決められるか・・・というのは、去年もそうだったなぁ(苦笑)。
結果的には、逆転負け。ただ課題もあったけど、いい結果もたくさん掘り起こせたと思います。



岐阜は、2/24に福島ユナイテッドFCとの開幕戦をホームで迎えます。過去4年間福島戦のホームは勝ったことが無いので、ここで勝っていつもと違う年だと印象付けたいものです。
名古屋は、2/23に鹿島アントラーズとの開幕戦を、続けて3/2にFC町田ゼルビアもホームで開催することが決まっています。実はホーム開幕戦からの連戦になるのは、Jリーグ30年以上の歴史の中で初めてらしい。これは盛り上がるわな。


残り数週間で、出てきた課題を解決してほしいですね。丁度今日はFCマルヤス岡崎とのトレーニングマッチになるので、今回出場しなかった選手は、そこでスタメンやベンチ入りを目指してアピールしてほしいものです。そして勝って自信を付けてほしいですね。


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Posted by alexey_calvanov at 10:52Comments(0)

2023年12月04日

【散々】名古屋グランパス最終節、長良川での開催【大変】

SOG03_085856昨日、岐阜メモリアルセンター長良川競技場で名古屋グランパス×柏レイソルとのホーム最終戦を見に行きました。
慣れている長良川競技場ではあるものの、名古屋の運営だと勝手が違う。それに最終節ということで、大勢の客が来るのではないかということもあって、朝早く家を出て、岐阜県岐阜市に向かいました。
やはり、朝早くだからなのか、臨時バスはまだ出ていなかった。お客さんもそう大勢いなかった。午前10時半から列整理の予定になっていたからなのか、かなりのんびりしたものになっていました。前回のサガン鳥栖戦のとぐろを巻いた列のことを忘れているのか、知らないだけなのか(汗)。あれを見たら、否が応でも早く行かなきゃと思っちゃったぞ・・・。
ただ、資材を運ぶトラックを停める場所は同じようで、既に柏と名古屋のトラックが停まっておりました選手バスの停まる場所もほぼ同じでしたね。



SOG03_092228前日のFC岐阜×ギラヴァンツ北九州戦のハーフタイムから準備が始まっていた待機列作り。いつでも迎え入れられるようになっていたのですが、入っていいのかわからず待機状態。スタッフに伺ったら、もう入って待っててもいいとのこと。ただこの時は、まだ時間があったので、コンビニで時間潰しと温かい飲み物を買うために一旦離れることにした。



SOG03_092240その待機列の並び順が示されていました。
ホーム自由エリアの南北エリアの人達の待機場所になっており、手前側が南側、奥側が北側になっていました。



SOG03_101128それをパイロンで50~150ずつ区切るというざっくりとしたものでした。岐阜の場合なら、1000くらいまでは、ちゃんと1区画ずつ数字を振って並ばせるようにするんですけど、作り慣れていないのか、あまりにスカスカになるので、大雑把な作りにしているのか・・・。
さらに言うと、整理順が3000番で打ち切られており、それ以降は、さらにざっくりとしたものになっていました岐阜でもそうだったことで少しトラブった経緯があることを思うと、たくさんの観客の来る名古屋で、これをやってしまったら暴動が起こるんじゃないかと思わせるレベル(汗)。



10時過ぎにコンビニから戻ってきて、定刻の10時半より少し遅い10時40分頃から列整理を始めていたものの、なかなか列整理が終わらない一番人数が多く、トラブルの起こる可能性の高い3000番以降の列整理を、他の列整理の番号帯(他は500単位での区切りだったと思う)と同じ1人で捌かせていたのです。だから、列整理の時間になっても、ちょろちょろと帰ってきた人が通されるという有様。さらに遅々として進まないので、待っていた人が半ばイラつき始める始末。遂には、他の人間を呼んで捌かせろと進言までする(苦笑)。確かに、3000番以上の番号帯にリソースを割けとは思っていたけど・・・。まぁグダグダですわ。
しかし、列整理の途中で不穏な案内が・・・。施設内でのトラブルにより、開場時間が未定になったという案内が。しかし、この時でも、列から離れていいけど、アナウンスがあり次第戻って来て下さいとか言えなかったのかねぇ・・・。雨が途中で降り、風も冷たい中、じっと待ってなきゃいかんとは。
結果、午後1時まで列移動がなされず、キックオフも45分遅れてとなりました。入場ゲートも北ゲートからではなく、再入場ゲートになっていた第3ゲートからの入場になりました。


この施設内のトラブルとは何だったのか。
結局岐阜新聞でしか報じられなかったようですけど、長良川競技場の大型ビジョン裏で50~60代女性の首吊り死体が発見され、その現場検証などで遅れたようです。DAZNのカメラ設置時に発見されたとのことなのですが、前日は岐阜×北九州の試合なので、その時より前は考えられないはず。ただ、J3とJ1の試合では、DAZNのカメラの設置数が違うし、岐阜の試合では北ゲートを使っての入出場は無いので、もしかするとそれより以前からあった可能性も捨てきれない全ては、死亡推定時刻の結果次第ですけど、そこまでは報じられないだろうなぁ・・・。いずれにしても、このトラブルは名古屋に対して責任を負わされるのかどうか、そこもわからないまま終わるだろうなぁ・・・。


SOG03_144501何とかして入って来れたスタジアム。先述の影響で、一般入場と同じになってしまった。何のために先行入場の権利を買ったのかと文句を言いたくもなったけど、今回ばかりは仕方ないのかなぁ・・・。

この頃には、晴れてきてはいたものの、開場までの間、天気は猫の目のようにコロコロ変わって、ホントに嫌になるものでした。






SOG03_164533試合に関しては、実質降格を回避している柏が優勢だったように思えます。もちろん要所要所で見れば互角な部分もありました。点への意欲という面で見れば柏が優勢のように見えましたし、ボールの奪取やテクニック面で見れば、名古屋の方が上だったように思えます。
ただ、J1とJ3では試合のスピーディーさが違うし、何より応援の蜜が違うアウェイの柏サイドも、ただの一角なのに、岐阜のホーム並の声が出ているように思えました。伝統というべきものの違いなのかなと思うと同時に、岐阜も歴史を積んでいけば、ここまでなれるのか・・・。いや、その前に強くならなければ、J2へJ1へ行かなければ、名岐ダービーのような特別な時以外でもスタジアムを満員にすることは叶わないのでは。


そんな試合は、後半に動き出します。
後半26(71)分に、名古屋のバックパスを柏がインターセプトしたかと思ったら、一気に前線にボールを運ばれ、最後はマテウス サヴィオ選手が駆け抜けた先で放ったシュートが名古屋のランゲラック選手の足先に当たって跳ねてしまい、ゴールマウスに転がって先制点に。ちょっとしたミスなんですけど、そのミスを見逃さなかった柏のイレブンにあっぱれです。

このまま試合が進み終わるかと思っていたら、最終盤に大きな展開が待っていました。
後半45(90)分にコーナーキックから端を発したゴール間際の攻防は、柏の死守によって再び名古屋のコーナーキックになるかと思われました。しかし、ここでVARが入り、結果柏のジエゴ選手にハンドの判定が下され、レッドカードに。柏は10人になっただけでなく、PKまで与える結果になりました。このPKを名古屋のキャスパー・ユンカー選手が決め、何とか追い付きました。
その後、VARの影響で結果10分まで時計の針が進んだものの、お互い猛攻叶わずに1-1で試合終了
この結果、柏は自力での残留を決め、名古屋はホームで無敗の記録を達成したとのこと。しかし、ホーム無敗というのに、6位で終わったということは、それだけ勝てた試合を逃してしまっているという意味なんでしょうね。先日見に行った鳥栖戦なんかは、その象徴なのかもしれません。



SOG03_164748試合後、柏の選手達にサポーターが弾幕を出しておりました
柏は12/9に川崎フロンターレとの決勝を国立競技場で控えており、彼らを鼓舞するために出したんでしょうね。恐らくジエゴ選手が出場停止になるであろう決勝戦、一応レギュラーの選手が出てなかった(控えで登場した)ので、そこまで大きな影響が出るのかとは思っていますけど、やはりいるものといないものでは大きく違いますから、最終盤のVARは柏にとっては痛かったのだなぁと。



この試合で一番印象的だったのは、トラブルがあったとはいえ、名古屋の運営はグダグダだった点か。慣れていないは通じない。なぜなら鳥栖戦である程度のフィードバックができたはず。しかも人数は8000人くらいしか変わらない8000人は大きいかもしれないけど、鳥栖戦で浮かび上がってきた課題をある程度潰せれれば、グダグダな運営にはならなかったはず。特に車で来た人達が、かなり困惑する結果になったようなので、臨時駐車場の案内は、出来る限り早急にリリースすべきだったのではと思う。今後WRC(ラリージャパン)を豊田スタジアムで行うことは確定事項のようなので、今回のようなことが起こらないように、日程調整を図ってほしいものです。また長良川で行うふうになると、岐阜だけでなく、来場するサポーターにも迷惑が掛かりかねない。サポーターの中には、もう御免被りたいという人も出てくるでしょうし・・・。


で、スタメシの紹介がまだなのは、前回の岐阜×北九州戦のスタメシと一緒に紹介してやろうという目論見だったりする(ニヤニヤ)。


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Posted by alexey_calvanov at 23:58Comments(0)

2023年11月01日

FC岐阜観戦記2023 番外編 かつての岐阜戦士を追い掛けて 長沼洋一

SOG03_19000310/27(金)、名古屋グランパス×サガン鳥栖の試合を見に行きました。この日の試合は、FRIDAY NIGHT J.LEAGUE(通称「金J」)週末にサッカー観戦に費やせない人達のために、金曜の夜にJリーグを楽しんでもらおうという試みで2018年から始まったもので、J1メインで開催しているものです。夜は少々肌寒くなってきた中、名古屋でも開催されることになったのです・・・が、会場はどこかで見たことのある場所だ(ニヤニヤ)。
そうです、雰囲気は違うものの、長良川競技場なぜか名古屋の試合なのに岐阜で開催となったのです。



どうしてこうなったのか。その話をしていきましょう。


名古屋は、パロマ瑞穂陸上競技場と豊田スタジアムの二面攻勢ができるホーム体制になっています。
ところが、瑞穂は現在2026年に開催されるアジア大会のために絶賛改築中なので使えない。だったら豊田スタジアムでいいんじゃないのと思った方、実は豊田スタジアムは、親会社のトヨタ自動車主催のラリー大会の会場として使うことになってしまったので、準備のために使えなくなってしまったのです。何でも芝をひっぺがさないといけないので、それを戻すのにも時間が掛かることから、今シーズンはもうアウトとのこと。
そうなると、どこでやれるのか・・・という話になってしまい、愛知県内なら、CSアセット港サッカー場やウェーブスタジアム刈谷があるものの、J1ライセンスの開催基準を満たしていないので無理。じゃあJ1ライセンスを満たしているエコパスタジアムとかヤマハスタジアムとかがあるのですけど、アクセス面で厳しい(名古屋から1時間以上掛かる)。そのため、J1ライセンスの基準を満たし、アクセス面でも良好な長良川競技場になったわけです。普段はFC岐阜が利用しているのも影響したのでしょう。


SOG03_181008ということで、仕事帰りに大急ぎでJR岐阜駅にやって来た
来る前から不安はあった。特にたくさん来るだろうから、バスは大丈夫なのかというのが一番気掛かりだったのです。

実際に来てみると、半分不安が的中し、半分不安は杞憂に終わりました。
杞憂に終わった部分は、岐阜バスがちゃんと臨時バスを出してくれたこと。これに乗って行けば、ノンストップで長良川競技場まで運んでくれるようです。
不安が的中した部分は、とぐろを巻くように作られた待機列です。岐阜の試合では滅多にお目に掛かれない(苦笑)ものすごく長い待機列を見せつけられ、茫然自失。これは乗れないと思って、行列の短かった長良八代公園行きのバスに乗ったのです。たぶん地元民とか岐阜サポの中でもごく一部しか知らない『隠れルート』なのよね(ニヤニヤ)。本数が少ないというのと名鉄岐阜発というので知らない人が多いのだと思う。



そのバスに乗って長良川競技場に向かったものの、途中渋滞に巻き込まれ、かなり遅れる。キックオフの時間が迫る中、少し道路も空いてきたなぁ、途中下車で行くべきか最寄りのバス停まで乗り通すべきか迷っていた時にトラブルは起こった

最寄りのバス停1個前になる早田東町で降りようとしていた名古屋のサポーターが、両替でつまづいたのです。230円×2、つまり460円払うために両替をしたのはいいが、何回も両替を重ねてしまい、両手にあふれんばかりの小銭を抱え、困惑と途方に暮れる姿を見せる女性旦那さんも呆れ果てて460円払えばいいと言っているのに、もうどうすればいいのかわからない姿を晒す。これを見て、このままじゃ間に合わないと察知し、一言降りると言って、早田東町で降りて、小走りで長良川競技場に向かったのです。ここだったら、10分も掛からないからね。ホントもっと前じゃなくてよかったよ(汗)。


SOG03_185025何とかキックオフ前に長良川競技場に着いたものの、スタメシを買おうと思っていたらまま行列ができていて、やっぱりキックオフには間に合わん(泣)。今回はアウェイ席でチケットを買ったため、スタジアムの真裏に回ることになったのですよ。岐阜の試合なら、メインゲートから入れる仕様になっていて、今回のような事態は松本山雅FC戦のような大勢のアウェイサポーターが押し寄せる時くらい
だから、行列はできていても、回転率の高いここならと思って寄ったのが、岐阜の試合でもお馴染み、今回スポット参戦になったひだコロッケ本舗既に「プレミアムコロッケ」は売り切れになっていたものの、普通のコロッケならある。オヤジさんに挨拶をしてから買っていきました。雨の中、いつもと違う場所でお店を開いて、ホントご苦労様です。



SOG03_190415そして、キックオフより1分後ではあったものの、何とか間に合った
普段とは違う場所で、いつも通っているスタジアムを見るというのは、何とも新鮮である。しかもアウェイ席というこれまた普段行かないところですからね。行った甲斐があったというのは、今回のようなことを言うのでしょう。

なお、金曜になのにもかかわらず、思っていた以上に鳥栖のサポーターは多かったです。地元から来たのか、はたまた佐賀県出身で東海地方に住んでいる方々が応援に来たのか、詳細は不明です。私のように、元岐阜所属の長沼洋一選手を見に来たという人は、少数派なのかもしれないが(ニヤニヤ)。






SOG03_210209試合は、VARが稼働する激しいものになりました。
前半10分にロングボールを受け取った長沼選手のクロスがハマり、堀米勇輝選手を経由して小野裕二選手(元岐阜の小野悠斗選手の弟)がシュートを放ち先制・・・となったものの、VARによって長沼選手のハンドが発覚して取り消しに。
前半41分には、鳥栖のキーパーが飛び出して取ったボールを取り損ねたところに永井謙佑選手が詰め寄って無人のゴールに放り込んだ・・・のですけど、VARによって永井選手のハンドが発覚して取り消しに。

名古屋の激しい攻撃を鳥栖が何とか防ぐという展開の中で前半が終わり、後半へ流れていったものの、何とか防いでいた鳥栖は守備陣のファウルでレッドカードが出てしまい、残り約40分を10人で戦う事態に陥ってしまいました。
そうなると、名古屋は攻めやすくなる。後半20(65)分にキャスパー・ユンカー選手がワンツーからの押し込みで先制点を挙げます。もうVARは無かった(爆)。

その後も10人になった鳥栖は、なかなか活路を見い出せず、選手交代で活路を見い出そうとしたものの、名古屋の壁は破れないままでした。唯一の救いは、10人でセンターバックのいない鳥栖に苦心している点か。追加点を奪えない名古屋の焦りをよそに、鳥栖は数少ないチャンスをモノにする機会を得ました。
後半44(89)分、アディショナルタイムに差し掛からんとする中、左サイドから攻めた鳥栖は、横山歩夢選手がクロスを上げてきました。そこに飛び込んできた途中交代の富樫敬真(けいまん)選手がジャストタイミングのヘディングシュートでランゲラック選手の鉄壁を破り、同点に追い付きます
その後は、双方決め手に欠き、1-1の引き分けのまま試合終了となりました。


10人で守備にも攻撃にも不利な中、最後まであきらめず・腐らず戦い抜いた鳥栖の選手達に大きく感動しました。こんな動きを岐阜の選手達はできるのかとその時は思っていましたけど、お前ら見ていたのかと言わんがばかりにカターレ富山とのアウェイ戦でやってのけたのだから、やればできるじゃねぇか!



この試合の結果によって、鳥栖はJ1残留を決定させ、名古屋は優勝戦線から脱落となりました。名古屋の長谷川健太監督は、試合直後のコメントでお怒りの様子だったので、勝てた試合だと思ってたんだろうなぁ・・・。ここで名古屋は阪神タイガースが味わった死のロードを味わうことになろうとは・・・(ニヤニヤ)。


SOG03_210630試合後にやって来たグランパスポンタ。
ぐらほーとかいかず、無念(ニヤニヤ)。



SOG03_210342こちらは、長沼選手ですな。
先制点のアシストになるはずだった前半のクロスのようなプレーができれば、鳥栖での活路はあると思う。あと1点入れれば2ケタとのことなので、残り試合は少ないですけど、是非とも達成して頂きたいです。



SOG03_210654そして、同点弾を挙げた富樫選手。
痺れるヘディングシュートでした。感動しました。



SOG03_211840帰りの臨時バスを収めてきた。
行き同様、結構な行列になっており、大勢の客が乗っている。
これはと思って、いつものバスに乗って行こうと思ったら、ひだコロッケ本舗のオヤジさんと長話してしまったがために、1本乗り損ねる(ギャハ)。結局21時台最後のバスに乗って、22時台のJR(まぁまぁ名古屋や鳥栖のサポで混んでいた)に乗って、家路に着いたのは午前様少し前(23時)だった(泣)。



実は、長良川競技場での試合は、あと1つある最終戦になる柏レイソル戦です。しかも、岐阜の最終節が行われる次の日、12/3なんですよ。さすがに昼の開催ですけど、最終節だからもっと混むぞ・・・。


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Posted by alexey_calvanov at 23:56Comments(2)

2023年08月04日

愚行・蛮行・奇行

こちらもサッカー天皇杯4回戦(ラウンド16)の話。
CS港アセットサッカー場(名古屋市港サッカー場)で行われた名古屋グランパス×浦和レッズの試合。試合そのものは、名古屋が3-0で浦和に完勝し、準々決勝(ラウンド8)に進出したのですけど、試合後に後味の悪い出来事が起こるのでした。
名古屋側から帰れコールやまたねコールを煽りと受け取った一部の浦和のサポーター(たいていコアサポ)が激高し、緩衝帯の破壊・フィールドへの侵入・名古屋側への移動と威嚇・名古屋の横断幕の破損行為・名古屋サポーターだけでなく双方チームのスタッフや警備員へ暴行を振るったのです。
この一件で、会場がパニック状態になり、観客が出口に殺到したことに加え、過呼吸を訴える観客もいたそうです。最終的には、パトカーが20台ほど会場に集結し、沈静化が図られたとのこと。

名古屋側が煽ったのが悪いという一部意見もありますけど、これに関しては、浦和サポーターが激高したのが、実はマテウス選手の退団セレモニーの直後だったこともあって、マテウス選手が退場する際に名古屋サポーターが掛けた言葉を聞き間違えたのではないかと思われます。例えば、「またね」が「マテウス」と呼んでいたのが、そう聞こえたのではないかと。また、帰れコールも試合直後に居残りをしていた浦和サポーターに対して、早く帰りなさいの意味合いで述べている可能性もあり、煽りにしては不十分なのに、居残りでヒートアップしていたせいで沸点が低くなっていたのではとも。


理由はともあれ、やってはいけないことをやってしまっている。日本のサッカー観戦の安全神話を完全に崩壊させたと言っても過言ではない。日本のサッカーは家族で行っても安心安全な場所だったのが、今回の行為で全てフイになりかねない。ヨーロッパと変わらないくらい治安レベルが低いと判断されれば、今後の観客動員だけでなく、外国人選手の獲得にまで影響が出るのではないかと心配になります。

そして、今回の浦和の件への制裁は、きちんと行うべきです。
運営側が行った対象サポーターへの処罰は、対象試合の入場禁止と厳重注意で終わったようです。罰金とか永久追放とか一切ない時点で、運営側の自浄作用が働いていないとしか思えない。
来週に日本サッカー協会が浦和に対しての処罰を行うそうですが、天皇杯でやらかした事象はJリーグで裁けないから暴れたというふうならば、今回の浦和サポーターは、かなり悪質です。それ以前にFC東京のサポーターが天皇杯の試合で行ったことも、Jリーグで処罰されないからとやっている節もあるので、この例を持ち出されないことを願うばかりです。
で、今回の一件はJリーグも連名で処罰を出すべきです。天皇杯はJリーグも主催に名を連ねているので、今回の処罰をリーグ戦に持ち込んでも構わないと思います。それだけ今回の行為が酷いものであるということを(特に運営に)わからせるべきです。

天皇杯に対しては、少なくとも来年の参加禁止、状況によっては数年以上の参加禁止ないしは県予選からの参加の処分は下すべきでしょう。罰金は当然です。
Jリーグとしては、罰金・勝ち点没収・無観客試合(アウェイの来場禁止含む)をセットで行っても足りるかどうか。仮にもライセンスはく奪の強制降格ないしはJリーグ追放もアリと言えばアリですが、数年で戻って来られる可能性もあるため、罪として重いのかどうかわかりかねるので、何とも言えないですね・・・。


全ては、来週発表される日本サッカー協会の処分を待つとしましょう。ここでも大甘な処分が下されるようなことがあろうものなら、他のチームのサポーターから非難轟々になるのは間違いないでしょうし、リーグ戦にも影響を与える(観戦ボイコットなどが起こる)かもしれないですね。そんなことにならなければいいのですが・・・。


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Posted by alexey_calvanov at 23:39Comments(0)

2021年04月18日

FC岐阜観戦記2021 番外編 かつての岐阜戦士を追い掛けて 田代雅也

今日、豊田スタジアムで行われた名古屋グランパス×サガン鳥栖の試合を見に行きました丁度FC岐阜の試合がなかった(J3はJFLと共に天皇杯予選の影響で、この週に試合が組まれていない)というのもある。ただ、一番に見に行きたかったのは、田代雅也選手が鳥栖に今シーズンから在籍しているからです。


田代選手は2016年に岐阜に入団。初年度から大きなけがに遭ったものの、スタメンを張る活躍を見せていました。
ところが、2017年に飲酒運転で事故を起こし、契約解除処分を受けます。2018年に栃木SCに入団しますが、その間は社会人の試合に飛び入り参加しながら工事現場でアルバイトをしていたそうです。タイに行って入団テストを受けてもいたんですね。日本での復帰は厳しいだろうと当時思ってましたから。

その栃木で田代選手はチャンスを掴み、2019年、岐阜がJ3に落ちることになったその年、V・ファーレン長崎戦で値千金のゴールを決め、栃木のJ2残留に貢献しました。

そして今年、J1の鳥栖に移籍し、ステップアップを図ったのです。これまでにシーズンで5試合・ルヴァンカップで2試合に出場し、ルヴァンカップで1得点を挙げています。まだメインと控えをさまよう中ではありますが、着実に頑張っているのは感じられます。


SHV47_1067そんな豊田スタジアムのアウェイ席入り口には、豊田北高校の書道部が書いた歓迎ボードが飾られていました。



SHV47_1070アウェイの席は、かなり狭かった。横断幕もちょっとしか飾れないわ。
なお、チケットはそれなりに売れていて、アウェイ席の2/3程は、ひいき目に見ても埋まっていたかなと。



SHV47_1075アウェイ席にやって来たグランパスファミリー。律儀にご挨拶。



SHV47_1066ここからは試合前に頂いたスタメシでも。


最初は、ハイヤーワークスの「アウェイピザフリッター」今回は「とりこどん」というものに。
鳥栖市の町おこしグルメ「とりこどん」を鶏つくねにして卵黄ソースで絡めたのだそうな。



味としては、鶏肉はナゲットのような食感で、モチモチ。同じくモチモチな生地にもマッチしておりました。そこにチーズの濃いコクが合わさると、絶妙な味わいに。卵黄ソース、何それ美味しいの(ギャハ)?


SHV47_10742番目は、ハッピーからあげ178(イナバ)の「178だれ」
甘辛のたれで、一番オーソドックスな商品らしい。



うむ、甘辛のたれがジューシーな唐揚げに実にマッチしている。冷めても美味いんだろうけど、やはりアツアツにベストマッチだろう。実は、この時レッドアイというビールを買っており、そいつのアテにしていたのだ(爆)。明日休み取ったし(ニヤニヤ)。


SHV47_1071最後は、松浦商店の「おにぎり餅弁当」
2種類の「おにぎり餅」(明太マヨとツナマヨ)がメインのお弁当で、色々なおかずが入っております。



おかずは結構色々入っているけど、どれもメインを張れるほど美味かったです。エビフライが入っているあたり、名古屋らしいなぁ。
で、メインの「おにぎり餅」は、まんじゅうに使っている餅のように伸びのいいものでしたけど、もっと中身は詰めてもよかったかな。少々ケチり過ぎだったかも。あと餅そのものは甘く仕上がっている感があり、そこは普通の味わいのものでよかったのかなとも。ただ、中身は美味しいです。普通の餅(できれば、つきたてのヤツ)で作ってみたいとは思わせてくれます。


SHV47_1068そして、この松浦商店ではアイツが売っていた。何かと話題になった「チョコバナナ」ですよ。
この試合でもキモかわいい姿で並べられておりました。一応グランパスファミリーをかたどったものらしい(笑)。この子とか言って店の人が愛おしんでるのが何ともシュール(爆)。



SHV47_1069ねんがんの「チョコバナナ」をてにいれたぞ!<食べてほしくなさそうに、瞳を潤ませながらこちらを見ている(ギャハ)!



味は普通のチョコバナナですけど、チョコはそんなに甘くないので、バナナの味が生きていました。


SHV47_1078試合は、9戦無敗で失点はオウンゴールのみの名古屋と名古屋同様堅守で勝ちを拾っている鳥栖との硬い争いになると思われていました。
しかし、前半6分にスローインからダイレクトクロスが上がったと思ったら、それをダイレクトにシュートを放ち、そいつがゴールの右隅にきれいに決まって、鳥栖が棚ぼたの先制点をゲット。意外な形で名古屋の守備が破られた!動けなかった半分、守備の隙を突かれた半分といったところでしょうか。
その後は名古屋が攻撃の態勢を作り出そうとするものの、鳥栖のハードワークで最終防衛ラインを破れない状況が続きました。一方鳥栖も名古屋の守備を一度破ったとはいえ、その後は名古屋が主導権を握っていたため、なかなかチャンスを得られませんでした
それでも、前半終了間際に鳥栖はフリーキックを得て攻め込みます。その際、名古屋の守備ミスからシュートを決めて2点目をゲット。鳥栖は少ないチャンスをモノにして、0-2で折り返しました。

後半は終盤に名古屋がやっと1点は返したものの、時既に遅し。鳥栖の組織的な守備を最後まで打ち破れず、1-2で鳥栖の勝ちとなりました。


で、田代選手は、この日控えで登録され、最終盤に出場しました。1失点した後という難しい展開の中での出場でしたけど、冷静にプレーしていたと思います。見せ場はあまりなかったけど、よく動いていたと思います。


まぁ、後半早々にゴールラインを割らんとするボールを名古屋の選手が割れると思って追い掛けなかったのに対して、鳥栖の酒井宣福(のりよし)選手が必死になって追い付いて、クロスを上げていました。最終的には得点にはならなかったけど、このプレーを見て、鳥栖は勝てるなと思いましたよ。名古屋は無敗と無失点の驕りみたいなものが無かったか、反省すべきだと思いますよ。



SHV47_1081試合後の田代選手。
酒井選手との熱い抱擁を交わし、エドゥアルド選手とも何かしらのコミュニケーションを交わしておりました。鳥栖というチームに上手く溶け込んでいるようです。



これで鳥栖は3位に浮上まだ1/3程とはいえ、大健闘ですね。去年はコロナ禍での収入減に加え、元社長の件で揉めたし、企業としても大赤字で選手を切り売りしないといけないほどだったんですよね。それでも健気に育てたユースが今の鳥栖を支えているのかなとも。もちろんいい選手を少ない資金で集めて来れたというのも大きいのですが。
上手くいけば、鳥栖は今年台風の目になれるでしょう。ただ、この先のJ1は過密日程になり、暑さもあるので疲労も大きくなるはず。そこのリカバリーとターンオーバーで間違いがないことを願うのみです。田代選手は監督の信頼を早く掴んで、スタメンを張れるように頑張ってほしいものです。


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Posted by alexey_calvanov at 23:21Comments(0)

2020年06月20日

FC岐阜観戦記2020 特別編 その3 名岐ダービー、再び

FC岐阜、今日は長良川競技場で名古屋グランパスとの練習試合(45分3本勝負)が行われました。
J1が7/4に再開、J3が6/27に開幕が決まった中で、恐らく岐阜サイドは最終調整、名古屋サイドはコロナ禍に巻き込まれた中での途中評価という位置付けになったのではないのでしょうか。いずれにしても、この試合が重要なのは変わりありません。特に岐阜はジュビロ磐田戦で練習試合とはいえボロ負けの中での試合になり、あまつさえ中2日という厳しい日程、まるで今年のスケジュールを実践しているかのようにこなしている中です。

今日は名古屋では30°Cという気温ながらも、思った以上に涼しく感じられるほどだった中で、夕方の開催となったことから、少々蒸し暑いピッチ内というふうでもプレイするのに不快というふうではなかったのではないかと思われます。


今回の配信は、岐阜・名古屋双方で配信が行われていたようで、共にYouTubeで行われていたものの、コメントを開放されていたのは岐阜側のみ(名古屋側もPLAYER!というサイトでコメントは開放されていた)ということもあってか、名古屋のサポーターも一部見ていたようです。まぁ、名古屋側の解説が・・・という理由で来ている面もあるようで(苦笑)。ケーブルテレビが協力している(名古屋側の情報)ということもあって、画質や試合の見せ方は地上波や配信でのそれと変わらないクオリティでした。CCN(岐阜にあるケーブルテレビ局)と交渉してくれた岐阜の運営には感謝しています。画質改善に紳士的に取り組んでくれたのですから。


さて、その試合。総じて見ていて、まだまだ未完成な名古屋を翻弄させるだけの力を見せていました。実戦が近いということもあって、各選手の仕上がりは高めで、中でもケガからの復帰になる富樫佑太選手は最初の試合で華麗なプレーを見せるなど元気でしたね。あとは橋口拓哉選手は守備の要として健闘していましたし、やはり川西翔太選手は出てくると試合の雰囲気が変わるほどいい動きをしていました。
しかし課題も見えてきました。守備はそれなりに安定してきていた、相手がJ1のチームということを思えば健闘しているとも言えました。ただ、攻撃の面と合わせると少々ちぐはぐなところもあり、繋がりの悪さは少々気になるところです。3試合目に見られたコミュニケーションの悪さは早急に改善しないと致命傷になりかねないぞ・・・。

そして何よりもったいないのは、2試合目の最終盤での失点
名古屋の相馬勇紀選手へのファウルがペナルティエリア内だったため、PKとなってしまったのが決まったもので、試合終了間際だったことから、去年の嫌な展開を思い出しかねないものになってしまいました。それまで課題はありながらもいいプレーをそこかしこで見せていただけに、非常にもったいないプレーになってしまいました。ペナルティエリア内で見せた相馬選手のファウルを誘ういやらしいプレーも評価すべき部分ではあるのですが、このいやらしいプレーを上手くスルーして対応することも重要だと思います。あれは避けられたプレーです。


改めての開幕戦がFC今治とアマチュア上がりのチームになりました。今の実力から考えれば、十分対処できると思いますが、十分できると舐めて掛かれば、のされてしまう結果も見えてきました1年でのJ2復帰を考えているのなら、もったいないプレーを少しでも減らし、毎試合毎試合で最善を尽くす緊迫感を持って挑んでもらいたいものです。もちろんそのつもりでプレーしているのでしょうけど、試合の中で体現できれば意味がないと思っています。ほとんどの選手がそれを見せている今は大丈夫でしょうが、過密日程の中でその緊張を保てるのか、ここも課題になってくるでしょうね。今年のスローガンである『ICHIGAN』を選手一人一人が噛み締めて練習や実戦に挑んでほしいものです。


さぁ、来週開幕になりました。リモートマッチになる中ですけど、私達もモニター越しから選手を盛り上げていきましょう!


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Posted by alexey_calvanov at 23:30Comments(0)

2020年06月08日

コロナ禍に巻き込まれたグランパス

7/4にJ1リーグ再開が決まった中、あるチームだけ7/4再開に間に合うのか心配になってきました名古屋グランパスです。


というのも、6/2には金崎夢生(むう)選手が新型コロナウイルスに感染したことが確認され、6/7にはミッチェル・ランゲラック選手が新型コロナウイルスに感染したことが確認されたからです。しかも現状、お互いの接触は無かったとのことなので、感染ルートの不透明さも問題視されています。

金崎選手の感染に関しては、5/29の練習後に頭痛と倦怠感および発熱を訴えたため、体温測定をしたところ、38.5°Cが出たとのこと。その後3日間熱が出ていたため、6/1にPCR検査を受けたところ、翌日陽性反応が出たため、この日から全体練習を休止することになりました。
この処置を行ってから濃厚接触者とみられる19人の選手・スタッフにもPCR検査を受けたところ、全員が陰性だったことから一安心・・・と思った矢先の他の選手からの陽性検出だったわけです。

その2人目の感染者となったランゲラック選手は、PCR検査で陽性と出るまで平熱だったことから、無症状患者だったと思われます。今後発熱などの症状が出るのか、何もないまま経過するのか、まだ予断を許さない状況になっております。ただ、ランゲラック選手は愛知県外から出ることもなく、外出時にもマスク・手袋などの完全防備を行っていたということから、感染したのが信じられないと本人だけでなく、他の選手も驚いていたとのこと。
実は、金崎選手の場合は、神奈川県に親族に会うために車で移動していたということがあったのです。親族に会うということは、不幸など不測の事態があったからだと思うのですけど、そうでなければ、不要不急の外出を控えるべき状況下で、車だからと安心してしまった拙速な判断と思えてなりません。


ちなみに、名古屋以外で感染者が出たというケースは無く、名古屋だけが開幕までにコンディションを整えられるのか不安な状況になってきました。しかし、今シーズンに関しては、J2への降格は無いというふうになっているので、主力が揃わなくとも何とかやっていけるのが不幸中の幸いと言えるでしょう。


早く回復することを祈ると同時に、感染ルートの解明を一刻も早く行うべきだと思います。クラブだけでなく、県や保健所など官民一体で行うことが、感染者拡散を抑止できると思います。


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Posted by alexey_calvanov at 23:26Comments(0)

2020年03月21日

FC岐阜観戦記2020 特別編 その1 まさかの名岐ダービー

今日、FC岐阜ファンクラブ・シーズンシートオーナー限定で練習試合の配信が行われました。その相手は名古屋グランパス相手のホームであるパロマ瑞穂陸上競技場で45分×2本という形で行われたのです。そのため、名古屋の公式から配信したものを見るという格好になり、閲覧者数も圧倒的に同じような理由で見ている名古屋のサポーターだったね。ああ、肩身が狭い(泣)。
・・・いやはや、瑞穂だったら行けるとか思ってしまった(苦笑)。でも、非公開で行っているのに、行ってはいかんわね。


さて、現状なら実現しないカードなのは、サッカーファンなら明々白々でしょう。なぜなら、名古屋はJ1、岐阜はJ3ですから。しかもJ1はJ2同様に開幕戦だけは行っており、試合勘というものはまだある。対して、岐阜は練習試合をこなしているだけで、公式戦はいまだ未開催その点では試合勘というものが養われていない中で格上の対戦になるのですから、やり辛いわね。
そんな中で開催された試合は、やはり名古屋の動きがよかったのに対して、岐阜の動きは結構鈍いその鈍さで先制点を許してしまいます。その中でも名古屋の疲れが出てきた前半終盤から動きがよくなり、高崎寛之選手の目の覚めるシュートで同点に追い付きます名古屋のサポーターからもエグいといわれるくらいすごいシュートだったわ(笑)。
ただ動きはよくなっても、守備がザルっぽいなという課題があるようで、後半に入ってから失点2つ。J1相手で3点に抑えたのはいい話題かもしれないけど、やはり守備は課題になるわな。見ている限り、前半は立ち上がりも遅い。まるで死んだふりのような呈でしたけど、本当に死んでたんじゃないのかと言いたくなるくらい悪い。あとはゼムノビッチ・ズドラブコ監督の戦略が、北野誠元監督の塹壕戦を敷きたかったのか、大木武元監督のポゼッションサッカーなのか、いずれにしても中途半端になっている感じだった。もしかしたら堅守速攻にしようとしているのかなとも思っているのですが、とにかく現状の材料では全くもって判断できない。やはり公式戦を見ないとわからないねぇ。
選手の中では、会津雄生選手がいい動きを見せていましたし、先述の高崎選手もよかったです。橋本和(わたる)選手も悪くなかったかな。一方で、3失点だった松本拓也選手はレギュラー厳しいかな・・・。パク・ソンス選手などの他3選手を見ていないので何とも言えませんけど、厳しいところを突かれて防げないのは気になります。


色々な課題は今後の練習及び練習試合で潰していくしかないでしょう。ただ、実践ほどその感覚を潰せるものはないとも思っているので、早く開幕してほしいものです。

その『開幕戦』は、早ければ4/4のアウェイになるブラウブリッツ秋田戦になります。しかし、大規模なイベントを自粛してほしいという政府の方針がまだ生きているようなので、4月中の開催も危うくなってきましたこの先の試合も延期となると、試合日程の編成も大きな影響を与えかねず、平日開催も増える可能性があります。照明のない会場では平日開催は運営にも致命傷になりかねないので、早い開催をお願いしたいところです。
また今年のリーグ戦が最悪ノーコンテストになる可能性もあります。
今のところ、今年のJリーグ(J1・J2)は降格無しとなりました。そうなると、2021年のJリーグは、J1で20チーム、J2で24チームの編成になり、降格枠が4になるという異常事態になるのです。J1は入れ替え戦もあるでしょうから、そのあたりで1増える可能性もあるわけで・・・。
ただ、この試合編成も4月中に開催できればの話今後75%ほどしか試合を消化できなければ、昇格もなければ降格もなしというふうになり、事実上試合がノーコンテスト(無効試合)のような、ただ試合を消化するだけの展開になってしまいます。面白味の無い展開になるので、これも収入減に繋がりかねないですね・・・。


本当に早く再開してほしい。J3の場合は開幕だけど、このまま見られずにおしまいなんてことにはならないでほしいなぁと練習試合を見ていて思ったのでした。


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Posted by alexey_calvanov at 22:51Comments(0)

2019年09月24日

革命は終わるのか、これからなのか

サッカーJ1に所属する名古屋グランパスの風間八宏監督が解任され、後任にマキシモ・フィッカデンティさんが就任することになります。既に練習に参加し、監督としての活動を開始しているとのことです。


まぁ、唐突でしたね。ファン感謝デーだった9/21に合わせたかのように一部スポーツ紙などで風間監督解任報道が出され、地元紙でも報じられることに。それに対して公式サイトは声明は出したものの、ノーコメントとも取れるものになりました。もちろんファン感謝デーでは、そのことは全くスルーされていました
ところが、三洋堂書店で開催予定だった風間監督のサイン会が急遽中止になったことから、解任報道は事実なのではと思われ始め、今日遂に解任を認めた格好になります。


風間監督は2017年に就任。奇しくもこの年はFC岐阜の大木武元監督が就任した年でもありますが、同じJ2で戦うことになりましたそのシーズンは3位だったものの、決勝プレーオフで勝ち抜き、何とかJJ1昇格を果たしました
その後、去年・今年とJ1を戦うために多額の強化費をトヨタからせがんで、戦力を強化するものの、去年はギリギリのところで残留、今年は5月までは調子がよかった(首位にまで立った)ものの、そこから失速現状11位ではありますが、それも調子のよかった頃の貯金があって今がある・・・というふうなんですね。原因としては、攻撃的サッカーが仇になり、一度引かれてしまうとそれを突破できないからと言われています。相変わらず守備はザルだったので、失点だけが積み重なり、攻撃はなかなか復活できないという悪循環。夏の強化時期まではフロントも我慢してくれましたが、ここにきて退場宣告されたわけです。


風間監督から代わって監督になるフィッカデンティさんは、イタリアで10年以上の監督歴があり、日本では2014年と2015年にFC東京、2016年~2018年まではサガン鳥栖の監督を務めてきました
守備に定評のある監督とは言われていますが、成績面では(日本時代はおろか、イタリア時代も)パッとせず、正直この監督で大丈夫なのかと疑いたくなるものです。それでも名古屋は、この監督でやっていくと決めたのですから、サポーターはそれを信じてやっていくしかないんでしょう。


恐らく今年は乗り越えられるのではないかと思います。下があまりに悪いから。ただ、このまま負け続ければヤバい状況なのは変わらない。名古屋の気分次第で・・・というふうになるでしょうから五分五分ですね。むしろ心配なのは来年以降オフシーズンにきちんと処置を施さなければ、再びJ2降格が目前に広がってくるのかもしれません。


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Posted by alexey_calvanov at 23:34Comments(0)

2019年08月24日

グランパスくん、プリン化

SHV39_5483先日、近所のイオンで売っていた「名古屋グランパスプリン」なるたる商品
松浦商品というところが企画監修し、トーラクという神戸にある会社が製造しています。販売はベルシャポーという、愛知県と三重県の7店舗で展開する大須に本店のある洋菓子店シャポーブランを運営する会社が行っています。シャポープランって、「名古屋なごやかプリン」を作ってる会社か。
今回はイオンで買っていますが、名古屋グランパスのオフィシャルショップであるクラブグランパスでも販売しています。



SHV39_5492中はこんなふう。
4個入りのプリンになっており、スプーンは付いていますが、カラメルソースは付いていませんプリンの蓋は、荒ぶるグランパスくんのポーズになっています(笑)。<コロンビア(AA略)!



どうせ価格のほとんどをグランパスくんのライセンス料で持って行かれているんだろうと実も蓋もないことを言ってしまいそうですが、どうなんでしょうねぇ・・・。

プリンにはカラメルソースが練り込んであるのか、少し茶色っぽい黄色になっており、食べてみるとメタクソ甘いんですわ(笑)。カラメルソース入ってるんだよね?と言いたくなるくらいに。
でも、まろやかなのよ。玉子のコクと甘さがメタクソ甘くても嫌なものになっていない最大の要因なんでしょう。


しかし、4個で1200円(税別)なのは、名古屋の関連グッズ扱いだからか、いい値段するのよね・・・。やはり1000円くらいグランパスくんへの(以下略)

ちなみに、松浦商店の企画商品には、「がんばれグランパス弁当」や「がんばれドラゴンズ弁当」があり、一部のイオンで販売しています。そして松浦商品は「グランパスくんチョコバナナ」というゲテ・・・いや、何でもありません(爆)。


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Posted by alexey_calvanov at 23:20Comments(0)

2019年07月22日

鹿児島を見て死ね!①

やったら物騒なタイトルだな・・・と思うかもしれませんが、このタイトルの意味は、もう少し先に紹介していこうかなと。それまでしばらくは、今回の模様でお茶を濁していこうかなと(爆)。


SHV39_5315先日鹿児島に初めて行って来ました。
鹿児島までは新幹線でも行けますけど、べらぼうに掛かるので、あらかじめ予約をしておいた飛行機での移動に。だって、1月の半ばに決まったんだもの早く予約しておけば、格安で乗れるもんね。

というわけで、国内線搭乗口に向かう途中、国際線搭乗口の前には名古屋グランパスの「鯱の大祭典」の告知が。
・・・天井に忍者がいるのは、ギャグだよね(ニヤニヤ)?



SHV39_5316今回は、朝早く出たということもあったので、かねてからジェットスターの機内食をオプションで採ってみた
中身は、ハンバーグカレーのようです。ホットミール(温かい食事)とは書いてあったのですが、実際にはホットミール(熱い食事)だった(爆)。舌が焼ける熱さまではいかないけど、結構熱い部類。
なお、帰りの便も同じ内容だった(ギャハ)。



その味は、温かいからなのか、結構美味しかったカレーはスパイシーではないけどカレーの風味がきちんと出ているし、ハンバーグも小ぶりだけど食べ応え満点スプーンですくいにくい部分は、ナイフやフォークを使ってすくってやりましょう(ニヤニヤ)。


SHV39_5317中部国際空港から飛行機で約1時間半。さらにバスで約50分で、鹿児島市にある歓楽街の天文館に。



SHV39_5323ここに向かったのは、あるお店なのですが、それは後日紹介。

で、何で天文館という地名なのか調べるために向かっていたら、天文館公園に着いた
天文館の跡の碑がそこにあるのかと思いきや、最初に向かったところあった(苦笑)。実は、セブンイレブンに向かうためにそっちの方向には進んでいたのだ(泣)。



SHV39_5326で、セブンイレブンの角にあるのが、島津重豪(しげひで)と水間良実(よしざね)が星の観測を行っているワンシーン。後でわかったのですが、相当ノイズが酷いので申し訳ない
当時は、きちんと星を眺めていたんでしょうけど・・・。



SHV39_5328今は、恐らくこの催しの吊るし看板を指差していたかもしれない(笑)。
かごしま県民交流センターにて、「西元祐貴 龍のキセキ」、9/1まで開催中です(爆)。



SHV39_5330ところで、天文館の跡はどこにあるんだとウロウロしていて、やっと見つけたよ(汗)。なんと、ドラッグストアの隣に埋もれるように跡の碑が立っていた(泣)。ホントにわかりにくいので気を付けて下さい。


天文館という地名は、その名の通り天文観測をする館があったことから由来していますけれども、その館の名前は本当は明時館と呼ばれていました天文館は別名だったのです。しかし別名で有名になり、今に至るというパターン重豪さんもビックリ案件ですが、よくあるよね(ニヤニヤ)。
で、この明時館(天文館)は何が行われていたのかというと、天体観測から暦を作っていたのです。薩摩暦と呼ばれたこの暦は、非常に正確だったとも言われ、藩内で重宝されたそうです。



さて、ここからどこに行こうと思案して、迷った挙句、城山に行ってみようとなったわけですよ。せっかく鹿児島に来たのだから、桜島だけでも見ておかないと。曇ってたけどな(ギャハ)!


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Posted by alexey_calvanov at 23:17Comments(0)

2019年07月15日

FC岐阜観戦記2019 おまけ もう一つの名岐ダービー

SHV39_5297今日は、名古屋・栄にあるオアシス21にて開催された「CNCi(コミュニティネットワークセンター)グループ フットサルフェスタ in オアシス21」に行って来ました
栄のド真ん中にフットサルのコートを作成し、そこで老若男女のプレイヤーが試合を披露するというものです。
通称ミニサッカーと称されることもありますが、フィールドはそれなりにデカい

フットサルというのは、攻守のメリハリが利いていて、敵がボールを奪うとそこから一気にカウンターになるということがあるんですね。同時にミスが許されない緊迫感もあり、一つでもミスを犯すと、そこから攻め込まれて最悪失点に繋がるという側面もあります。
なお、サッカーでは手でスローインしますが、フットサルでは足でキックインするというのも大きく違うところですね。



SHV39_5300この日は、女子のリーグ(総当たり)戦とオーバー40のトーナメントが行われていました。私が見ていたのは、女子リーグ戦。丁度佳境に入った頃ですね。
小雨の降るあいにくのコンディションでしたけど、フットサルのフィールドはあまり雨が降り込んでいないようでした。観客席は雨が降り込んでいましたけどね(苦笑)。



SHV39_5301今日来た理由は、ただ一つ。
FC岐阜の難波宏明アンバサダー来場、それのみ(笑)。と思ったら、ギッフィーも来場するとのこと。これはサプライズ。さらに名古屋グランパスと名古屋オーシャンズの選手も来るとのことだったので、ちょっとした名岐ダービーになりますな。

こちらは、地元スポーツチーム応援ブースCNCiグループの一つ、CCNの方と岐阜のスタッフが、岐阜の日程表やクリアファイル・うちわなどを配っておりました。



SHV39_5302イベント開始前からギッフィー来襲。
名古屋という完全アウェイな中でも、来場者に愛嬌を振りまいておりました。
これで岐阜というチームを知ってもらえたらうれしいものです。

写真は、フットサルコートにあったボードと一緒に記念撮影しているシーン。



SHV39_5303そして、女子リーグで優勝した名古屋オーシャンズレディースの優勝の歓喜の中にちゃっかり混ざる(笑)。
・・・ウチのギッフィーが申し訳ございません。いちサポーターとして 厳 し く 指 導 しておきます(ニヤニヤ)。



SHV39_5304正午過ぎから中間イベントとして難波アンバサダーとギッフィーによるチーム紹介を行っていました。
ギッフィーは、いつものキレキレダンスを披露しておりました。できれば側転を見せてほしかったなぁ。驚きの度合いが違ったと思う。
この中で、サプライズとして平松伴康さんのメッセージが紹介されました。ええ人やね、平松さん。
・・・カズ(三浦知良選手)だと思ったとか言わない、ナンちゃん(ギャハ)。



SHV39_5307この後サッカーの名古屋グランパスから榎本大輝選手(右)、フットサルの名古屋オーシャンズから水谷颯真選手(左)が登場サッカーとフットサルの違いをメインのクロストークとなりました。
榎本選手は、岐阜に半年だけですが、特別指定選手として入団した経緯があるので、実質かつての岐阜の選手を追い掛ける格好になりました。



やはり選手を呼べるサッカーとフットサルの名古屋は何とも余裕があるねぇ。フットサルは何連覇もしているフットサルリーグの強豪なのでわかるけど、サッカーの方は4連敗中だよね。試合に出ていないとはいえ、選手を出せるんだ、ほうほう。
ちょっとした嫌味を思いながら、オアシス21をあとにするのでした。今シーズンの名古屋グランパスに期待するか(ニヤニヤ)。


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Posted by alexey_calvanov at 23:57Comments(0)

2018年12月01日

【2018年】運命の最終節【J1】

今日、J1が最終節を迎えました。例年以上に過酷なシーズンになった2018年のJ1。特に残留争いが過酷で、勝ち点40あっても生き残れないという壮絶さ。順位を見てみたら一目瞭然です。


12位 横 浜(41) +1
13位 磐 田(41) -12
14位 湘 南(40) -5
15位 鳥 栖(40) -5
--- プレーオフライン ---
16位 名古屋(40) -7
--- 降格ライン ---
※17・18位は決定したので略。


既にV・ファーレン長崎と柏レイソルが降格決定。特に柏は、まさかの降格とも言われるほどの急降下。だって去年はACL(アジア・チャンピオンズリーグ)に出られる順位(4位)だったんだよ。こんなの絶対おかしいよ。

そして、最終節まで残ってしまったのは、横浜・F・マリノス、ジュビロ磐田、湘南ベルマーレ、サガン鳥栖、名古屋グランパス。中でも名古屋は同じ勝ち点40の中でも失点が2つ多い。しかも相手は上にいる湘南名古屋のみ基本的に勝たなければ残留できないという厳しいミッションに置かれていました。
一方で横浜FMだけは勝ち点をプラスにしているため、大敗しない限り残留ということなので、事実上残留争いは横浜FM以外の4チームと言えるでしょう。
その他3チームは相手次第ですが、中でも鳥栖はACL出場権を掛けていた鹿島アントラーズとの一戦になったため、勝てるのかないしは引き分けに持ち込めるのか心配する声も挙がっていました磐田も川崎フロンターレとの一戦。川崎のホームなので、勝って終焉したいと思っているでしょう。ゆえに、気さえ抜かなければ大丈夫なんでしょうけど、最終節という独特の雰囲気に呑まれなければいいのですが・・・。


運命の最終節は、14時すぎにほぼ同時にキックオフ。鹿島×鳥栖がNHK総合、名古屋×湘南がNHK BS1で中継されました。私もアクティブGで行われたFC岐阜のクリスマスイベントが終わったら急いで名古屋に帰ってBSの生中継を見ておりました(見えない時のためにダ・ゾーンもあったけどね)。
名古屋×湘南の試合は、徐々に湘南がペースを掴み、前半で0-2に。よっしゃ名古屋プレーオフじゃ・・・と思ってはいたものの、『2-0は危険なスコア』と言われるほど追い付かれたり大逆転の可能性があるので、何とかこのまま行ってほしいと思っておりました。

後半、定期的に入ってくる途中経過とNHK総合の試合をザッピングしながら試合観戦後半も湘南はいい動きをしていると思ったら、少しずつ『危険なスコア』が顔を出す。何と名古屋に2つのファウル(PK)を与える結果になってしまい、追い付かれてしまうのだ。アカンやん、アカンたれやん、湘南・・・。
でも、湘南は残留をほぼ手中。あとは湘南が1点を入れてくれれば確実なのですが、無情にも時間は過ぎていき、タイムアップ。それでも2-2の引き分けで終わってくれた。たぶん、名古屋はプレーオフ行きだ、そうに違いない。
スタジアムの雰囲気も引き分けでよかったではなく、引き分けに終わったという悲しい雰囲気。いわゆる『お通夜』と呼ばれるものですね。


各地の試合終了の報が入ってくる。鹿島×鳥栖は何とドロー。よしよし最大の関門だと思われた鳥栖が残留してくれた。まぁ、鳥栖がJ2に来ても歓迎したんだけどね(ニヤニヤ)。岐阜とアニ×サカできるもんね(爆)。でも、鳥栖はJ1で1年でも長く奮闘してほしいよ。おカネが無くともやっていけることを示してくれた地方クラブの希望であり星なんだからさ(今はサイゲマネーで潤ってるから、サガン鳥栖を許さない(ギャハ))

そして、残ったのは川崎×磐田磐田が先制して逃げ切っているようだったのですが、何と終盤に追い付かれた。でも、磐田さんだから・・・。


・・・


・・・・・・


・・・・・・・・・


実況「何と磐田、逆転されました!」



・・・


・・・・・・


・・・・・・・・・


バカー!!!



まるで、「チコちゃんに叱られる」に出てくる江戸川の黒い鳥であるキョエちゃんばりに叫んじゃったよ!磐田のバカー!!!BS劇場ここに極まれり!
思ったよ、確かに磐田も東海地方のチームだけど、オイラが望んでいるのは、東海地方は東海地方でも東海3県にあるチームがプレーオフに行くことだから。青じゃなくて赤のチーム!


バーデンバーデンでオリンピックを逃した名古屋の人達のような呆然とした姿でテレビを見続けてた私ですが、現実をきちんと見つめ直さなければ来年同じことになったら困る(苦笑)。


12位 横 浜(41) ±0
13位 湘 南(41) -5
14位 鳥 栖(41) -5
15位 名古屋(41) -7
--- プレーオフライン ---
16位 磐 田(41) -13
--- 降格ライン ---
※17・18位は決定したので略。


どうしてこうなったのかというと、鳥栖・湘南・名古屋は引き分けたけど横浜FMと磐田は負けた。これにより、得失点差での順位争いになった。
既に残留を決めたような横浜FMは1-2で負けたため、得失点差0で終了のため残留決定湘南・鳥栖は引き分けのため-5のままで残留決定。で、名古屋も引き分けたため-7のままで残留決定。一方で41の勝ち点を持っていて絶対的に有利だったはずの磐田はオウンゴールでするりと勝ち点を逃してしまい、かつ元々-12と大量の得失点差も足かせとなって、プレーオフ行きになってしまったという悪夢の積み重ね。どうしてこうなった!<説明のところまで戻ります(ニヤニヤ)。
ともあれ、磐田は急転直下と想定外の展開で明日行われる横浜FCと東京ヴェルディとの勝者とのプレーオフ(12/8)に回ることになります。一応J1チームにアドバンテージを持っているのだから、まだ残留のチャンスはある。でもJ2に落ちて来たら・・・。湘南のように無双するようなチームのイメージは無いけど、強いからね。でも、お客が呼べるチームだったっけ?確かに岐阜の時は集客トップ5に入る試合だったんですけど、うーむ。


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2018年06月24日

FC岐阜観戦記2018 特別編 【残念だが】2018年も名岐ダービー開催です【練習試合】

昨日の試合でレノファ山口FCに引き分けになったFC岐阜、翌日の今日、名古屋グランパスとの練習試合が組まれました
知ったきっかけは、公式サイトのプレスリリース。まさかこんな時に名古屋と対戦なんて・・・(汗)。
普段岐阜、しかも交通の便が悪い場所ばかりなので、今回アウェイながら他の選手を見に行ける絶好のチャンスだったので、午前11時という時間ながらも行くことにしました
ところが、目が覚めたのが午前9時半少し前。このままだと間に合わないと思い、急いで支度して、会場のトヨタスポーツセンターに向かうことにしました。


SHV39_3398家から約40分。トヨタスポーツセンター最寄り駅になる三好ヶ丘駅に到着。
今回訪れた三好ヶ丘駅はみよし市にある駅で、みよし市は名古屋市・豊田市と並ぶ名古屋のホームタウンの一つになります(愛知県全域も対象)。
その最寄り駅なので、駅は名古屋一色。自動販売機もグランパスファミリーがお出迎え。



SHV39_3399こちらはグランパスカラーのベンチコカ・コーラと名古屋鉄道(名鉄)の協力で据えられたようです。



SHV39_3400三好ヶ丘駅には順位表が置かれています。東海学園大学との協力で取り組まれているとのこと。
・・・堂々の最下位だわ(苦笑)。あと、次回の試合は奈良クラブとのやり直しPK戦だぞ(ニヤニヤ)。



SHV39_3401三好ヶ丘駅にはトヨタスポーツセンターへの案内図も掲載されています。
しかし、この案内図が結構なトラップ(笑)。



SHV39_3402このまっすぐという案内をどう見るかで、あなたもトラップに掛かるか否かがわかる(ニヤニヤ)。



SHV39_3405というわけで、トラップに掛からないために案内をば。

駅から出たら線路の高架沿いを歩いて下さい。すぐに交番のある信号のない交差点にぶつかります。交番の前なので気が引けますけど、思い切って渡った方がいいでしょう。高架南側の信号を渡って戻るというふうで行くというふうでもいいかなと。
その後もしばらくは道なりかつ高架沿いに進むと、大きな歩道橋が現れますので、それを渡ります。
その後は県道を道すがらに進むと、トヨタスポーツセンターの西口に到着します。



SHV39_3403こちらがトヨタスポーツセンターの西口サポーターの駐車場は西口入口そばにあります。
トヨタスポーツセンターは、トヨタ自動車のスポーツ施設で、社員も使用可能なレクリエーション施設でもあります。名古屋グランパスの練習場だけでなく、アルバルク東京(男子バスケットボールで、Bリーグ1部のチーム。東京都府中市にホームを置く)・トヨタ自動車アンテロープス(女子バスケットボールで、Wリーグ所属。名古屋市にホームを置く)以外に、ラグビーのヴェルブリッツ、女子ソフトボールのレッドテリアーズの練習場にもなっています。地域リーグ(東海1部)のトヨタ蹴球会も練習することがあります。



SHV39_3418会場に着いたら、東海東京証券がうちわを配っておりました。暑かったからね。
あと、人が無茶苦茶いた名古屋側のサポーターが長い中断期間に入っているので、試合に飢えていたというのもあったんだろうね。あとなぜか岐阜の宮田社長もいらっしゃいました。名古屋の関係者がいたのかね。



練習試合は前後半45分、計90分で行われ、アディショナルタイムもきちんと付くものに審判も第4審判がいない以外は全く同じです。

岐阜はスタメンメンバー以外、つまりサブメンバーと試合に出ていないメンバーの構成だったのに対し、名古屋はほぼスタメンダブルヘッダーだった関係で全員がスタメンではないものの、ほぼベストメンバーにしている名古屋が圧倒的に有利じゃないかと思ってたのよ。
ところがどっこい。岐阜はすごく動きがよかった。的確に相手の動きを封じ、ボールを奪って、きちんと回す。試合の時のように短いパスを折り混ぜてというふうではなかったものの、いいサッカーをしていました。

前半の中でよかったのは、全山海(チョン・サネ)選手若干19歳ながら巧みにボールを捌き、同じ日に出ていた試合出場経験のある禹相皓(ウ・サンホ)選手より動きがよかった。まだまだ粗削りなところもあるものの、あの動きができれば、リザーブに置いてすぐに出せるようにしてあげたいね。
あとは難波宏明選手試合に少しでも出ていたとはいえ、とても今年36歳になる選手の動きじゃなかった(苦笑)。
そして、後半素晴らしかったのが、背番号42を背負った謎の練習生的確なボール回しもさることながら、かなり小さい(かつて岐阜にいて、今は名古屋の特別指定選手になっている榎本大輝選手よりも小さい)ながら当たり負けしていないタフさ。そして、見事な連携からのシュートポジション的にはミッドフィルダーなんだろうけど、十分素質のある選手だったよ。見事練習試合ながらもMOM(マン・オブ・ザ・マッチ)になりました。・・・すぐにメンバーに迎え入れましょう(爆)。下手したらスタメン行けるぞ。


試合は、その謎の練習生のシュートが終盤決まり、0-1の勝ち。こんな試合、普通の試合でもなかなかできんのに(汗)。しかし、練習生が決めただけなのは少々困りもの。前の山口戦でも感じてたけど、古橋亨梧選手に頼り過ぎの感があるので、他の選手も自分で決められると思ったら、思い切って打ってほしい。実際やってる選手もいるけど、敢えて。もちろん決められるようにもしてほしいけど、早々上手くはいかないことも分かっております。
なお、この試合からライアン・デ・フリース選手が途中ながらも出場まだ動きはもっさり(いつもそうだとか言わない(苦笑))しているものの、調整型フォワードの特徴はいい意味で戻っていましたね。次のモンテディオ山形戦はメンバー入りしているかもしれませんね。
あとは、阿部正紀選手の代わりになるであろう長沼洋一・北谷史孝両選手もいい仕上がりを見せていました長沼選手は粗いプレーが減り、北谷選手は名古屋の選手をほぼ封じていました。山形戦でどちらかがスタメンを張ることになると思うので、期待したいですね。

ちなみに、引き分け扱いにされたのか、元々組まれていたのか、PK練習も行われました最終的には引き分けになりましたけど、ABBA方式の中、名古屋の選手達はいい雰囲気を掴んだんですかねぇ。あと、名古屋のキーパーであるミッチェル・ランゲラック選手のシュートが見られた(笑)。


SHV39_3404おまけ。
TOYOTA GAZOO RACING仕様の「ポカリスエット」。恐らくトヨタ関係のところじゃないと買えないものだろうね。



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2017年12月04日

【J3】天国と地獄が一緒に来た日【J2】

昨日、サッカーのJ3最終節とJ2のJ1昇格プレーオフが行われました
まず前座試合的な扱いで、各地でJ3最終節が行われました。特に注目されたのが、優勝とJ2昇格(ただ、今回は栃木のみが対象で、過去J2に所属していたことがあるので、正確には復帰)の掛かった試合沼津で行われたアスルクラロ沼津×栃木SC、鳥取で行われたガイナーレ鳥取×ブラウブリッツ秋田の2試合です。以前にもお話しした通り、3チームが拮抗しており、条件次第ではJ2ライセンスの持たない秋田と沼津がワンツーフィニッシュとなり、その成績がJ2の降格にも影響する事態になったのです。


その試合は13時にキックオフ。
沼津×栃木は、前半7分に沼津が先制し、秋田はまだ得点を挙げていなかったことから、このまま進めば、沼津優勝、栃木2位、秋田3位になるので、栃木はJ2復帰になるのではないかと思われました。
ところが、後半16(61)分・後半22(67)分・後半29(74)分に秋田が相次いで得点を挙げたため、得失点差で上の沼津は変わらないものの、秋田が2位に躍り出て、栃木は3位転落となり、沼津・秋田でのワンツーフィニッシュが現実味を帯びてきました
そんな中、点が是が非でも欲しかった栃木が、後半32(77)分粘って粘って遂にゴールマウスをこじ開けます。この値千金の1点を栃木は守り抜き、逆に沼津はこれ以上点を加えられずに、1-1で試合終了鳥取×秋田は、0-3で終わり、この結果、秋田が3位からの逆転優勝を飾り、沼津は惜しくも3位に終わりました。そして、栃木が2位に滑り込み、2年ぶりのJ2復帰を果たしました。一方で、J2最下位だったザスパクサツ群馬のJ3降格が決まりました。


秋田は夏場以降少し息切れしたものの、1試合目~4試合目、6試合目~16試合目まで負け無しだったのが大きかったですね。あそこで大きく稼いでいたから後半の息切れでも大きく落とさなかったんだと思います。
沼津は大健闘ですね。最後の最後で初参入初優勝を逃してしまいましたけど、最後までトップ争いをしていたことは素晴らしいですよ。JFLから上がってくるチームが怖いことを裏付けましたし、あそこでもまれているから、Jリーグに入っても違和感や緊張感を味合わずに戦えたのかなと思います。そう思うと、『門番』のHonda FCやソニー仙台の存在は大きいんだなぁ・・・。来年は優勝を十分狙えるチームだと思います。ホームスタジアムのJ2規格化署名運動が盛り上がるといいですね。
そして栃木J2復帰おめでとうございます攻撃的なチームの印象があるので、一度攻め込まれると怖いなぁと思っています。栃木行ってみたいねぇ。一枚岩チキンが有名なんだって?食ってみたいわ(ギャハ)。


午後4時からは、J1昇格プレーオフが開催されました。決勝戦は名古屋グランパス×アビスパ福岡となり、名古屋の本拠地である豊田スタジアムで開催されました。観客動員数が約38,000人だってよ(汗)。オアシス21のパブリックビューイングも250人ほど集まったのだそうな。

試合は、引き分けてもいい名古屋が終始優勢に進め、勝たなければいけない福岡のお株を奪うような堅守で翻弄最終的にはスコアレスドローになったものの、規定により名古屋のJ1復帰が決まりました。まぁ、魔境豊スタとかアウェイ豊スタとか言われていますけど、今年は2勝2分4敗だもの。負け数は多いけれども、引き分けでもよければ五分五分になるもんね。そりゃ有利だわ。
何より、ジェフユナイテッド市原・千葉線の内容を見ている限り、上がっちゃいけないチームだと何度も思った結果復帰になったのなら、頑張ってほしいけども、悪運だけで上がったチームは来年苦労するよ。現状ならよくてもかつての中庸のチームまで止まりなのかな。風間八宏監督の真価が問われます。
同時に移籍の噂が出た川崎フロンターレ所属のたエドゥアルドネット選手の移籍への道筋も付いたのかなと。恐らく移籍への条件は名古屋のJ1復帰だったでしょうし。

とにかく名古屋は戦力の再構築と戦術の確立が最優先課題になるでしょう。変幻自在の戦術が機能するようになれば、J1でも上位にいられるようになるかもしれませんけど、風間監督がそこまで柔軟になれるのか気になるところ。上がるために柔軟になっただけなら、ダメでしょう。常に柔軟になることが求められるでしょう。選手も付いて来られるかが同時に課題になります。J1に運だけで上がってきたと言われない、言わせないようにするためにも、実力をもっと付けてほしいものです。


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2017年12月02日

【Jリーグ】いよいよ最終決戦が幕を開ける【最終節】

今日と明日でJリーグ(J1・J3)は最終節を迎えます。既に試合の終わったJ2ではJ1昇格プレーオフの決勝戦が行われます。


まずJ1ですが、ここに来て優勝争いがアツくなってきましたただの優勝だからそんな面白くないと思ったんですけど、今年は稀に見る激戦のようで、一騎打ちでもここまでヒートアップするとは(笑)。
その一騎打ちは鹿島アントラーズと川崎フロンターレここ数試合で川崎が勢いを付け始め、川崎は直近5試合では4勝1分なのに対し、鹿島は3勝1分1敗と少々部が悪いです。

そんな試合は全て14時(正確には14:03)キックオフで、鹿島はアウェイでジュビロ磐田と、川崎はホームで大宮アルディージャと対戦します。後述しますが、既にJ2降格の決まった大宮と優勝目指す川崎の間ではモチベーションなり気迫というのがかなり違ってくるのとホームで戦うというアドバンテージから、川崎が有利なんでしょうね。鹿島はアウェイで戦うだけでなくホームで磐田に負けていることと磐田そのものが守備の硬いチームなんですね。という面で鹿島が厳しい状況ではあります。
ただ、試合結果の展開で見るとさにあらず鹿島も川崎も勝たなければならない試合なものの、鹿島は川崎の試合展開次第で優勝できるのです。仮に引き分けでも川崎が負けたり引き分けになれば、優勝が転がり込んでくるという算段。そんなことから少しだけ鹿島有利なんですね。勝つという意味では、川崎の方がプレッシャーになるでしょう。
しかし、実は日程で苦しいのは川崎1週間丸々休めた鹿島に対し、川崎は浦和レッズと水曜日(11/29)に戦っています短い日程で戦うことは勝負勘が残っているメリットがある反面、選手の疲労が抜け切っていないデメリットも抱えます。この差が優勝争いに出なければいいのですが・・・。


一方で残留争いも一騎打ち。既にアルビレックス新潟と大宮のJ2降格が決まり、残るは清水エスパルスとヴァンフォーレ甲府のどちらかとなりました。どちらも2分3敗と絶不調。ただ、残留が決められるところで負けないしは引き分けている清水の分が悪そうに見えるのは気のせいでしょうか(汗)?
清水はアウェイでヴィッセル神戸と、甲府はホームでベガルタ仙台と戦います。清水が勝てば残留確定なものの、相手は直近5試合で1勝1分3敗なもののアウェイなので、厳しい戦いになるでしょう。一方で甲府はホームで戦えるのが大きいですね。相手は直近5試合で1勝3分1敗なので強いですが、地の利を生かせば勝てる試合になるでしょう。
ただ、こちらも鹿島と川崎の関係と同じく双方勝たなければいけない試合なものの、清水は甲府の結果次第で残留できるので、引き分けてしまっても負けてしまっても、残留が転がり込んできます。そのため少し清水有利。地の利を甲府が生かせなかった場合のことを思うと、プレッシャーが掛かってくるでしょうねぇ(汗)。


で、J3の最終節も明日(12/3)迎えます全て13時キックオフになります。以前からお伝えしていますように、激しい争いとなっており、J2ライセンスのある栃木SCとJ2ライセンスの無いブラウブリッツ秋田とアスルクラロ沼津との三つ巴になっています。
1位の栃木と3位の沼津は沼津のホームで直接対決となり、3位の秋田はアウェイでガイナーレ鳥取と戦います。ちなみに、鳥取のホームは、2015年・2016年と優勝チームを導き出している(2015年はレノファ山口FC、2016年は大分トリニータ)ありがたいスタジアムだそうで(苦笑)。

少し複雑になるので、以下にまとめています。
チーム名の後にある数字が現在の勝ち点で、矢印から先は3チームの勝ち・引き分け・負けになった場合の勝ち点、括弧書きは得失点差になります。


栃木 59→62 / 60 / 59(+20)
沼津 58→61 / 59 / 58(+33)
秋田 58→61 / 59 / 58(+19)



栃木○、沼津×の場合
栃木62・沼津58になり、秋田の動向関係なく栃木優勝&J2復帰

栃木・沼津△の場合
栃木60・沼津59になり、秋田の動向が絡んでくる
秋田○なら61となり、秋田優勝となるものの、栃木は2位(60)になりJ2復帰可能秋田×なら58、同じく△なら59となるため、栃木優勝&J2復帰

沼津○、栃木×の場合
栃木59・沼津61となり、秋田の動向が絡んでくる
秋田○なら61となり、沼津と同じ勝ち点になるものの、大量得点ないしは大量失点にならない限り、得失点差の関係で沼津優勝・秋田2位となり、栃木のJ3残留が決定秋田×なら58になり、沼津優勝となるものの、栃木は2位(59)になりJ2復帰可能秋田△なら59となり、沼津優勝は秋田×の時と変わらないものの、栃木は秋田と同じ勝ち点になるため、得失点差の関係で2位になるのか3位になるのかは当日の結果次第になります。


・・・まぁ、じつにややこしい(爆)。とにかく栃木にとっては勝たない限り安心は無いということですわ。
そして、この栃木の復帰の可否によって、J2最下位のザスパクサツ群馬のJ3降格かJ2残留も決まってきます今回群馬残留となるとボトムズ戦線は血を見ることのない平和な世界になるわけですけど、群馬のチーム事情が結構アレなことが露見されたため、昇降格関係なくJ3に行った方がいいという意見もちらほら。まぁ、この件は私は何とも言えないですのでコメントしません。


同じ日にはJ1昇格プレーオフが行われ、名古屋グランパスとアビスパ福岡との一戦になります。
こちらは豊田スタジアムで行われ、3位に付けている名古屋が若干有利になります。
ただ、豊田スタジアムと名古屋の相性はあまりよくなく、勝てる試合で負ける事態も散見されました。さらに名古屋と福岡の対戦は1勝1敗の五分五分豊田スタジアムとの相性次第では福岡の昇格もあり得るでしょう。しかしながら、名古屋は引き分けでもJ1復帰可能なため、引き分けの試合も多かった豊田スタジアムなら、それ狙いで戦ってもいいというふうにも考えられます負けなければいいという名古屋、かたなければいけない福岡という図式で考えると、豊田スタジアムの相性の悪さも名古屋にとってはポジティブな判断材料になるのかもしれませんね・・・。
まぁ、個人的には名古屋より福岡に上がってほしいですが。だってJ2のチームにとって大切なカ<文章はここで途切れている(ギャハ)。


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Posted by alexey_calvanov at 13:28Comments(0)

2017年11月26日

J1昇格プレーオフ2017を見に行った

今日は、熊本県熊本市にあるえがお健康スタジアムでアビスパ福岡×東京ヴェルディ、そしてパロマ瑞穂スタジアムで名古屋グランパス×ジェフユナイテッド市原・千葉との一戦となるJ1昇格プレーオフが開催されました。
今回見に行った名古屋×千葉、下馬評としては、ホーム・アウェイ双方で勝っている千葉が有利と思われていましたが、瑞穂でほとんど負けていない名古屋が優勢なのではないかという見方もありました。個人的には、前者の見立てで見ておりましたけどね。経験値の豊富かつ終盤7連勝でシーズンを終えた千葉の方が俄然有利だと思っていましたから。


さて、家から最寄り駅まで向かい、その最寄り駅にあるバス停から瑞穂に向かうことにしました。ところが、瑞穂グランドで降りるつもりが、系統を間違え瑞穂運動場東で降りる有様。おまけに道も間違え、もう少しで明後日の方向に行っちゃうところだった(苦笑)。これなら素直に地下鉄で行けばよかったわい・・・。

着いたら着いたで、人の列が入り口前のうっそうとした森みたいな公園でとぐろを巻いていた(爆)。まだまだ伸びるという感じなのに、午後2時できちんと開場したとうふうらしい。いくらシーチケ組の先行入場(プレーオフなので先行入場はできないものの、特典で先行購入できたチケットは先行入場扱いだった模様)を先に入れてあげたいとはいえ、早くしてあげた方がよかったんじゃないの?おまけに、バックスタンドの入場が、アウェイ席とカテゴリ4(バック席)・5(アウェイ席側の一部)と一緒というのもおかしな話普通なら、メイン入場とホーム側入場口で対応してあげるべきなんだけどね。今回は4000人入場を想定していたのならなおのこと。
先に運営の話をしておきます。はっきり言ってお粗末。スタ飯が少ないのもおかしな話ですが、それは瑞穂だから仕方ない。でもね、瑞穂だからって通路観戦を認めすぎでしょう。人物の往来に苦労するような観戦はさせるべきじゃないし、席詰めをアナウンスする前に通路観戦禁止も徹底させるべきじゃないのかと。ハーフタイムで人がごった返した時に困るじゃないの。名岐ダービーの長良川競技場でもここまで酷くなかった。
つくづく来年名岐ダービーが行われるなら、不便でも豊田スタジアムでいいと思っちゃうよ。


ちなみに、並んでいた列の人の中には、ちらほらFC岐阜のサポーターと思しき人の姿が・・・。入場するまでの間に白鳥士郎先生にお会いしましたよ。たぶん間違いない。先生何やってんの(笑)!?


SHV32_1622そんなアウェイ側。千葉にとっては、勝たないといけない状況で、かつ次の決勝に進んでもホームでは開催できない立ち位置。ゆえに、ホームに帰ることはJ1昇格を意味するわけですね。意気込みの強さともう繰り返さないという意思の強さを感じます。



SHV32_1624先程書いたように、スタ飯が少ないなと思わされた中でも、きしめんや味噌串カツというような定番は頂いております(地雷也という天むすで有名な店ですね)
今回はそれに加え、京風たこ焼の「福篭(ふくろう)」の店名にもなっている「福篭」も頂いております。
九条ねぎと七味の掛かったマヨ醤油たこ焼きになっています。



醤油の味は薄めで、メインはマヨネーズと七味もう少し醤油の味わいがあってもいいのかなと思うけど、強すぎればしょっぱくなるだけだもんねぇ・・・。逆にソースマヨネーズで七味掛けだったら美味しいのかねぇ・・・。


SHV32_1627さぁ、運命の試合です。


試合運びは、ホームの地の利を生かした名古屋が優勢に感じました。風間八宏監督は相手から教訓を学ばない監督と揶揄されることがあるのですけど、今回はかなり研究しているというのか、わかってるのかなと。もしかしたら選手が必死に研究してやっているのかもしれないけど(苦笑)。
対して千葉は、必死さは伝わるけど、緊張から来ているのかミスが多いパスミス・キックミス・取りこぼし・硬い動き様々目立っていました。名古屋が優勢になったのは、この部分もあるかもしれませんね。特にキーパーの佐藤優也選手のキックミスは勝っても反省材料になったと思う。キックミスからえらい目に遭うのは定番だからね。今年の岐阜はキックミスが少なかったので、正確性の重要さはよーく知っております(苦笑)。
それでも、前半終了間際に決めたラリベイ選手の先制点で、千葉は波に乗れるだろうと思っていました。そう、あのプレーが出るまでは・・・。


そのプレーは61(後半16)分に出ました。
シモビッチ選手から回ったボールを田口泰士選手に回る過程で、千葉の近藤直也選手に当たって回っているのですが、その田口選手には手に当たり、ハンドじゃないのかと千葉の選手達はプレイ中に訴えていたものの、主審が流して、そのまま田口選手がゴールを決めるというふうになりました。その時は単なる同点弾だったのですけど、名古屋にとっては引き分けでも決勝進出できるので、俄然有利になる1点でもありました。エスナイデル監督も、このプレーが運命の分かれ目のような発言をしていただけに、非常に大きな1点だったのでしょう。


これを機に、千葉の選手達のモチベーションが一気に失われるような格好になりました。懸命なんでしょうけど、それが気持ちと繋がらない、空回りする感じになりました。
その象徴が名古屋の2点目。キーパーの佐藤選手が必死にクリアしようと飛び出したものの、それが裏目に出てしまい、クリアもミスするゴールはガラ空きという最悪の結末になりました。あの時の1点が無ければ、このプレーも生まれず、佐藤選手はガッチリとゴールマウスを守っていたと考えられます。ちなみに、この得点を決めたのがシモビッチ選手。以降『シモビッチ劇場』の幕開けになるとは誰が想像していたでしょう
シモビッチ選手は、手薄になった千葉の守備を突いて自身2点目(チームとしては3点目)を獲得。そして終了間際に得たPKでキッカーとなり、それを冷静に決めて見事ハットトリックを達成しました。


結果的には、名古屋が千葉をお釈迦様の掌に乗せていたかのような試合運びを見せて圧勝シモビッチ選手の反則級なプレーをまざまざと見せつけたものになりました。


この試合、主審が思い切りぶっ壊した感じでしょうね。お釈迦様は主審の村上さんなんだ、そうに違いない。そう言い聞かせよう。



これにより、名古屋は決勝進出の一方、千葉は再びJ2を繰り返す格好になりました。
もう10年やぞ・・・。この前、ソフマップ名古屋にあるPerfumeの♪ポリリズムのオリコン5位ランクイン記念ボード見て思ったわ(汗)。あれだけ後半躍進したのに、また繰り返すのか。運の無さも手伝って、千葉を悲壮な感じでしか見られない・・・
既にこの試合開始前に福岡が東京Vを破っている一報が入っているので、決勝は豊田スタジアムで行われることになりました。どちらが上がっても1年で復帰になります。地の利でいけば名古屋なんですけど、豊田スタジアムで行われることを差っ引いても福岡にはワンチャンあるのよ。いや確実にそのワンチャンを掴まないといけないの。だって、来年名古屋はJ2でやりなさいよ(苦笑)。大事なカ・・・じゃなかった仲間じゃないのよ(ニヤニヤ)。
とにかく、福岡がJ1昇格プレーオフの厳しさを教えてやってくれ、頼むわ。


ポリリズム
♪ポリリズム / Perfume



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Posted by alexey_calvanov at 22:35Comments(0)

2017年11月19日

【2017】J1昇格最後のイスに向けた戦いの火ぶたが切られる【J2】

今日、J2は最終節を迎え、試合開始前に行われたJ3の試合で、鹿児島ユナイテッドのJ2昇格が消えたため、カマタマーレ讃岐・レノファ山口・ロアッソ熊本のJ2残留が決まりました現状ではJ3ライセンスを持たないブラウブリッツ秋田とアスルクラロ沼津が昇格圏内に留まっているため、残り2試合次第でJ2最下位のザスパクサツ群馬のJ3降格が決まるか否かが決まります


さて、J1昇格プレーオフの争いは混とんを極めていたのは、既にお話しした通り。この試合を迎える前に3位のアビスパ福岡と4位の名古屋グランパスのJ1昇格プレーオフ(ホーム開催権)を得たため、この試合で5位・6位がどうなるかが注目されました。その5位には徳島ヴォルティス、6位には東京ヴェルディが控え、その地位を狙おうと、7位に松本山雅FC、8位にジェフユナイテッド市原・千葉が控えていたのです。


その最終節は16時に全ての試合がキックオフ。周りの状況を確認しながらの試合運びになったと思うので、毎度のことながら、双方のチーム関係者やファン・サポーターはやきもきしたことでしょう。

この日の試合は、NHK-BS1で東京V×徳島の一戦が放送されました。お互い勝てばJ1プレーオフに進出。しかし引き分けないし負けの場合、下位にいる松本と千葉の動向次第でJ2に残ることになります。そのため、双方激しい試合展開になったものの、前半に東京Vが先制し、逃げ切りを図ろうとします。
ところが、後半早々に徳島が追い付き、再びこう着状態に。お互いチャンスを掴みながらも最後には相手の守備陣に阻まれる展開になっていました。
それでも意地を見せたのは東京V終盤(88(後半43)分)にゴール前の揉み合いを制し逆転。そのまま逃げ切りました。それとほぼ同時に8位の千葉が後半アディショナルタイム(90+1(後半45+1)分)に逆転し勝ったため、これで徳島のプレーオフ進出が消滅することになりました。

その他、3位だった福岡はファジアーノ岡山に引き分けで終わり、4位の名古屋は讃岐に2-0で勝利したため、順位が入れ替わり、以下のようになりました。


3位 福岡
4位 名古屋
5位 東京V
6位 千葉



これにより、3位の福岡は5位の東京V、4位の名古屋は6位の千葉との対戦となりました。


・・・って、名古屋勝ち損じゃん(爆)!潔く負け狙いでもよかったんじゃないかと言いたくなりましたよ。
というのも、今年の名古屋は千葉に全く勝てていない(3月のアウェイでは2-0、先日行われたホームでは0-3)。つまり相性の悪い千葉をホームで迎えなければならないわけです。しかも千葉は昇格プレーオフには慣れているので、初挑戦の名古屋よりも経験値もある千葉はプレーオフからの昇格経験はないのですが、戦い方は知っている。しかも名古屋との相性は抜群かつイケドンとなれば、瑞穂で戦う部分で読めないこと以外は、圧倒的に千葉有利なんですね。徳島や東京Vだったら、名古屋有利ないしは互角だったかもしれないだけに、名古屋の関係者は戦々恐々としているのではないかと内心思っていますわ。

対して福岡は東京Vとはほぼ互角。気になるのは福岡ではなく熊本での開催になる点。この点さえ乗り切れば、決勝の相手が千葉でも名古屋でも問題ないと思います。


最後のイスを掛けたJ1昇格プレーオフは、来週(11/26)から始まります。


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Posted by alexey_calvanov at 18:46Comments(0)

2017年08月02日

FC岐阜観戦記2017 番外編 かつての岐阜戦士を追い掛けて(野垣内俊)

今日、天皇杯3回戦を見に行って来ました先日行われた名古屋グランパス×ヴァンラーレ八戸の一戦が、名古屋を襲ったゲリラ豪雨の影響で途中中断となり、中止→順延が決定。今日19時より、後半20分からのプレーで再開になりました。

試合開始ギリギリで飛び込んだので、詳細はよくわかっていない部分はありますが、1-0で始まった直後、八戸の村上聖弥選手がシュートを決め、あっという間に同点に。ここからイケイケムードになるかと思ったものの、名古屋は特例で認められたシモビッチ選手を投入し、その後押谷祐樹選手のコーナーキックから、同じく特例で出場が認められたワシントン選手との連携が決まり逆転(得点を決めたのはワシントン選手)。そのまま名古屋が力でねじ伏せるような形で逃げ切りました


正直、八戸には厳しい試合でした。動きもスピードも全く違うと思わせる部分があったし、ボールへ向かっていく姿も違う。厳しいプレーも当たり前のようにやっていた名古屋に対し、八戸はまだまだ甘いところがあったようにも。悪く言えば、お嬢様サッカー的になってぶつかっていかないところもありました。ここは取らないとというシーンで躊躇してしまっていたんですね。ケガしたくないとか当たり負けしそうだからやらないという気持ちはわかります。でも、ここで厳しいプレーができないと、この先Jリーグに上がった時に苦労すると思います。いいものは持っていますし、一生懸命さはすごく伝わっているので、あとは厳しく当たれるかどうかだけだと思いますよ。積極的に動けば、同点劇のようなプレーもできるし、それがいつもできるようにもなるのではと。

で、このチームには、昨年までFC岐阜に所属していた野垣内(のがいと)俊選手が在籍しています。随所にいいプレーができていたと思います。八戸の核として頑張っている姿を見て、ジーンと来ましたね。惜しむらくは、何で写真撮らなかったんだろう(爆)。近くに来てたのに(汗)。


それにしても、再開試合にもかかわらず1600人以上の来客があり、アウェイサイドの八戸にはJリーグのチームだけでなくJFLや地域リーグのユニフォームを着たサポーターの方々がいて、色とりどりの模様を見せていました。これもアマチュアサッカーの醍醐味でしょうし、天皇杯ならではのものなのかもしれません。それを体験できたのは、いい経験になったかなと。私が確認できた限りでは、FC岐阜・松本山雅・北海道コンサドーレ札幌(半被を着ていた)・マルヤス岡崎・鈴鹿アンリミテッドあたりでしょうか。


八戸の席を見て、名古屋のサポーターは何を思ったのか。もしかして、ただアマチュアチームが・・・というふうにしか見ていないのなら、天皇杯の重みやサッカーの奥深さを知らないと、ずぶの素人な私が言うのもなんですけど、そう思ってしまいますね。それだけの重みを八戸は背負ってやって来ているんです。皆が頑張ってほしい(悪い言い方をすれば、ジャイアントキリングをしてほしい(笑))と思ってわざわざ応援に来ているのです。自分達のチームは負けているにもかかわらずです。名古屋は、負けたチームの人達が応援してやると思ってくれるようなチームになっているのでしょうか。正直Jリーグまで来ると、その割合が減る(下手したら皆無になる)んですよねぇ・・・。


これでベスト16が出揃いました。この中で台風の目になりそうなのがAC長野パルセイロ(J3)と筑波大学(関東大学1部リーグ)ですね。特に筑波大学はJ1のベガルタ仙台とJ2のアビスパ福岡を倒しているだけに、どこと当たってもいい勝負するんじゃないかと思ってしまうんですよ(笑)。しかもNHK様の『ご加護』がある(爆)。ここと当たるチームは『BS劇場』という名の『洗礼』に気を付けたまえ(ニヤニヤ)。


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Posted by alexey_calvanov at 23:59Comments(0)