2018年11月03日

FC岐阜観戦記2018 番外編 かつての岐阜戦士を追い掛けて 古橋亨梧 その2

今日、名古屋グランパスエイト×ヴィッセル神戸の一戦を観に行きました。普通は、ルーカス・ポドルスキ選手やアンドレス・イニエスタ選手目当てなんでしょうけど、FC岐阜のサポは古橋亨梧選手目当てではなかろうかと。神戸に来てもうすぐ半年。日々成長しているものと思いながら、今日の試合を観に来たわけですけど、神戸は残留争いに巻き込まれかねない状況。かつて所属していた岐阜の状況を思い出しながらプレーしていると思うと心苦しい気も。
一方で名古屋はズブズブの降格圏までもう少しのところで何とか踏ん張っている有様。16位(J1参入プレーオフ圏内)のサガン鳥栖とは勝ち点1差。今日の試合を名古屋が落とし、明日の試合で鳥栖が引き分けても、得失点差では2差、総得点で鳥栖は26点しか挙げていない(名古屋は45点)ので、すぐにヤバいというわけではないものの、鳥栖が明日勝とうものなら、名古屋は一気に降格圏まで落ちてしまうんじゃないかと(一応(苦笑))心配しております<本心を言え!
・・・いいの(ニヤニヤ)?
名古屋が落ちてくれば、2019年に所属するJ2チームは興業面でウッハウハだがね(ギャハ)!あわよくば、J3まで直行して頂きましょうか(爆)。<また無茶を言う。


SHV39_4073さて、この日はグランパスくんとグランパコちゃん(相変わらずアカンネーミングセンスや(苦笑))のチョコバナナが欲しかったものの、開場してすぐに売り切れていた(泣)。ほんのちょっとのタイミングやんけ!ハーフタイムまでに作って販売せいや、松浦商店!

・・・という怒りを沸々と煮立てながら、東側にやって来る。「秋のまんぷくフェスタ」やってるんだって。
で、最初はハイヤーワークスの「アウェイピザフリッター」。アウェイ名物をフリッターにしてしまう名物料理ですね。
今回は神戸名物の「ぼっかけそば」をチーズと一緒に包んで揚げました。揚げたてなので、ホッカホカですよ。



ぼっかけそばの甘めの味わいとチーズが、こんなに合うなんて!そう言いたくなるほど美味い。一番はチーズのコクがそばの甘さとマッチして、味に深みが増すんです。スパゲティに粉チーズな感じですわ。ぼっかけ(牛すじ)があまり入ってなかったのは残念なものの、美味いから許す(笑)。


SHV39_4074そして、もう一つのメインに据えていた郭政良 味仙の「台湾ラーメン」。『元祖』とはうたっていますが、元祖の台湾ラーメンは今池の味仙だと思うの。
今回はイタリアンにしました。激辛のアレです。だから真っ赤(汗)。ミンチの中に唐辛子を練り込んでるんですかねぇ・・・。



感想。あ、辛い(笑)。
すごく辛いというのが正直な感想。でも、スープとかが飲めないという酷さではない。そう思うと、味仙の辛さは基本的に大丈夫なのかもしれない。ただし、麺をすする時などでむせることはあったので、やはり辛さのレベルは高い。気を付けよう、気を付けよう。
あ、そうそう肉ミンチやネギが結構甘く感じられるわ。それだけ辛いということ。細麺は相変わらず辛さによく絡む。やっぱり美味いわ。


SHV39_4076そして、先日「秘密のケンミンショー」で話題になっていた地雷屋の「天むす」。小海老天には醤油味の衣が付けられていたんだね。



思ったより醤油の味わいは薄め。やはり千寿の塩味が美味いかな。


SHV39_4075さて、今回追加販売分を何とか手に入れて、今日の試合を観戦しております。
その席は4階メインの訳あり席。何で訳ありなのかというと、観戦時に柵があって、それが観戦の妨げになるのではということで。この写真は立った時のものなので、座ると目線の半分が柵というふうになります。

正直、高層階の席は選手が豆粒になっちゃうんかないかというのをナゴヤドームのパノラマ席で経験しているだけに、ちょっと構えていたのですが、いやいや、選手の背番号もはっきりと見え、俯瞰で見られるので、思った以上に見やすい。そしてわかりやすい。これで2,300円なら安いですわ。
惜しむらくは、エレベーターが使えないので、席に向かうまでが大変なところかな。試合が終わるまでカンヅメになるようですし(別に降りる場所があるのかもしれないが)。



SHV39_4078今日の試合は41,044人と満員御礼。ゆえに名古屋サポーターの大音量が、いつも以上に響いていたように感じましたわ。
一方、写真は撮っていないものの、神戸のサポーターもギッシリ名古屋の紙コレオに対し、ユニフォーム型の布コレオで対抗していました。



SHV39_4079さて試合。


終始神戸が試合のイニシアチブを握っていたようでした。パスも上手いし、相手へのアタックも積極的。何より今日の試合はポドルスキ選手が大活躍
1点目なんてイニエスタ選手のループパスもすごかったけど、ポドルスキ選手がそれに合わせてボレーシュートだよ。さすが元代表同士だわ。即興でここまでできるんだもの。
ただ課題は無くはない今日の試合ワントップだった古橋選手は、もう少し頑張ってほしかったねぇ(いいところもあった)。それでもまだまだこれからという部分もあるのだろうけど、やはり岐阜時代は田中パウロ淳一選手やライアン・デ・フリース選手がいたから映えたという部分もあったからねぇ。今日の調子なら、ポドルスキ・イニエスタとの3トップでもよかった気がする。<個人的感想です。

一方で名古屋は酷い
風間八宏監督が掲げるパスサッカーがまるでできていない。敵に読まれてるし、簡単に奪われるし、パス回しがなってないし、感情的になってプレーが雑だし、マナーも悪い。いいところは後半早々の速攻だけ。あれは神戸の隙を突いていたね。逆に最終盤にポドルスキ選手の個人プレーでひっかき回されて、ナローな隙間から点を獲られる復讐劇を味わったんだけど。



これで名古屋は北海道コンサドーレ札幌戦 に続いて痛い敗戦。落としてはいかん試合を落としちゃった(苦笑)。これにより順位は・・・。


15位 名古屋(34)
--- プレーオフライン ---
16位 鳥 栖(33)【※】
--- 降格ライン ---
17位  柏 (33)
18位 長 崎(29)【※】


名古屋、まだ首の皮一枚で繋がってるわ。最初に話した通り、鳥栖は明日の試合に勝てばプレーオフ圏内から脱出できます。一方でV・ファーレン長崎は鳥栖に負けると残留に黄色信号が灯ることになります。ただ勝っても最下位から抜け出せないもどかしさがあるので、モチベーションをどういい方向に持って行くかがカギになるでしょう。幸いダービーマッチ。双方負けられない戦いになるでしょうね。

名古屋は1試合少ないアドバンテージがまだあるため、頑張れば残留できる。でも、一筋縄にはいかない相手との戦い。早めに引導をもらうのか、残りの試合に注目です。


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Posted by alexey_calvanov at 23:21Comments(0)

2017年11月26日

J1昇格プレーオフ2017を見に行った

今日は、熊本県熊本市にあるえがお健康スタジアムでアビスパ福岡×東京ヴェルディ、そしてパロマ瑞穂スタジアムで名古屋グランパス×ジェフユナイテッド市原・千葉との一戦となるJ1昇格プレーオフが開催されました。
今回見に行った名古屋×千葉、下馬評としては、ホーム・アウェイ双方で勝っている千葉が有利と思われていましたが、瑞穂でほとんど負けていない名古屋が優勢なのではないかという見方もありました。個人的には、前者の見立てで見ておりましたけどね。経験値の豊富かつ終盤7連勝でシーズンを終えた千葉の方が俄然有利だと思っていましたから。


さて、家から最寄り駅まで向かい、その最寄り駅にあるバス停から瑞穂に向かうことにしました。ところが、瑞穂グランドで降りるつもりが、系統を間違え瑞穂運動場東で降りる有様。おまけに道も間違え、もう少しで明後日の方向に行っちゃうところだった(苦笑)。これなら素直に地下鉄で行けばよかったわい・・・。

着いたら着いたで、人の列が入り口前のうっそうとした森みたいな公園でとぐろを巻いていた(爆)。まだまだ伸びるという感じなのに、午後2時できちんと開場したとうふうらしい。いくらシーチケ組の先行入場(プレーオフなので先行入場はできないものの、特典で先行購入できたチケットは先行入場扱いだった模様)を先に入れてあげたいとはいえ、早くしてあげた方がよかったんじゃないの?おまけに、バックスタンドの入場が、アウェイ席とカテゴリ4(バック席)・5(アウェイ席側の一部)と一緒というのもおかしな話普通なら、メイン入場とホーム側入場口で対応してあげるべきなんだけどね。今回は4000人入場を想定していたのならなおのこと。
先に運営の話をしておきます。はっきり言ってお粗末。スタ飯が少ないのもおかしな話ですが、それは瑞穂だから仕方ない。でもね、瑞穂だからって通路観戦を認めすぎでしょう。人物の往来に苦労するような観戦はさせるべきじゃないし、席詰めをアナウンスする前に通路観戦禁止も徹底させるべきじゃないのかと。ハーフタイムで人がごった返した時に困るじゃないの。名岐ダービーの長良川競技場でもここまで酷くなかった。
つくづく来年名岐ダービーが行われるなら、不便でも豊田スタジアムでいいと思っちゃうよ。


ちなみに、並んでいた列の人の中には、ちらほらFC岐阜のサポーターと思しき人の姿が・・・。入場するまでの間に白鳥士郎先生にお会いしましたよ。たぶん間違いない。先生何やってんの(笑)!?


SHV32_1622そんなアウェイ側。千葉にとっては、勝たないといけない状況で、かつ次の決勝に進んでもホームでは開催できない立ち位置。ゆえに、ホームに帰ることはJ1昇格を意味するわけですね。意気込みの強さともう繰り返さないという意思の強さを感じます。



SHV32_1624先程書いたように、スタ飯が少ないなと思わされた中でも、きしめんや味噌串カツというような定番は頂いております(地雷也という天むすで有名な店ですね)
今回はそれに加え、京風たこ焼の「福篭(ふくろう)」の店名にもなっている「福篭」も頂いております。
九条ねぎと七味の掛かったマヨ醤油たこ焼きになっています。



醤油の味は薄めで、メインはマヨネーズと七味もう少し醤油の味わいがあってもいいのかなと思うけど、強すぎればしょっぱくなるだけだもんねぇ・・・。逆にソースマヨネーズで七味掛けだったら美味しいのかねぇ・・・。


SHV32_1627さぁ、運命の試合です。


試合運びは、ホームの地の利を生かした名古屋が優勢に感じました。風間八宏監督は相手から教訓を学ばない監督と揶揄されることがあるのですけど、今回はかなり研究しているというのか、わかってるのかなと。もしかしたら選手が必死に研究してやっているのかもしれないけど(苦笑)。
対して千葉は、必死さは伝わるけど、緊張から来ているのかミスが多いパスミス・キックミス・取りこぼし・硬い動き様々目立っていました。名古屋が優勢になったのは、この部分もあるかもしれませんね。特にキーパーの佐藤優也選手のキックミスは勝っても反省材料になったと思う。キックミスからえらい目に遭うのは定番だからね。今年の岐阜はキックミスが少なかったので、正確性の重要さはよーく知っております(苦笑)。
それでも、前半終了間際に決めたラリベイ選手の先制点で、千葉は波に乗れるだろうと思っていました。そう、あのプレーが出るまでは・・・。


そのプレーは61(後半16)分に出ました。
シモビッチ選手から回ったボールを田口泰士選手に回る過程で、千葉の近藤直也選手に当たって回っているのですが、その田口選手には手に当たり、ハンドじゃないのかと千葉の選手達はプレイ中に訴えていたものの、主審が流して、そのまま田口選手がゴールを決めるというふうになりました。その時は単なる同点弾だったのですけど、名古屋にとっては引き分けでも決勝進出できるので、俄然有利になる1点でもありました。エスナイデル監督も、このプレーが運命の分かれ目のような発言をしていただけに、非常に大きな1点だったのでしょう。


これを機に、千葉の選手達のモチベーションが一気に失われるような格好になりました。懸命なんでしょうけど、それが気持ちと繋がらない、空回りする感じになりました。
その象徴が名古屋の2点目。キーパーの佐藤選手が必死にクリアしようと飛び出したものの、それが裏目に出てしまい、クリアもミスするゴールはガラ空きという最悪の結末になりました。あの時の1点が無ければ、このプレーも生まれず、佐藤選手はガッチリとゴールマウスを守っていたと考えられます。ちなみに、この得点を決めたのがシモビッチ選手。以降『シモビッチ劇場』の幕開けになるとは誰が想像していたでしょう
シモビッチ選手は、手薄になった千葉の守備を突いて自身2点目(チームとしては3点目)を獲得。そして終了間際に得たPKでキッカーとなり、それを冷静に決めて見事ハットトリックを達成しました。


結果的には、名古屋が千葉をお釈迦様の掌に乗せていたかのような試合運びを見せて圧勝シモビッチ選手の反則級なプレーをまざまざと見せつけたものになりました。


この試合、主審が思い切りぶっ壊した感じでしょうね。お釈迦様は主審の村上さんなんだ、そうに違いない。そう言い聞かせよう。



これにより、名古屋は決勝進出の一方、千葉は再びJ2を繰り返す格好になりました。
もう10年やぞ・・・。この前、ソフマップ名古屋にあるPerfumeの♪ポリリズムのオリコン5位ランクイン記念ボード見て思ったわ(汗)。あれだけ後半躍進したのに、また繰り返すのか。運の無さも手伝って、千葉を悲壮な感じでしか見られない・・・
既にこの試合開始前に福岡が東京Vを破っている一報が入っているので、決勝は豊田スタジアムで行われることになりました。どちらが上がっても1年で復帰になります。地の利でいけば名古屋なんですけど、豊田スタジアムで行われることを差っ引いても福岡にはワンチャンあるのよ。いや確実にそのワンチャンを掴まないといけないの。だって、来年名古屋はJ2でやりなさいよ(苦笑)。大事なカ・・・じゃなかった仲間じゃないのよ(ニヤニヤ)。
とにかく、福岡がJ1昇格プレーオフの厳しさを教えてやってくれ、頼むわ。


ポリリズム
♪ポリリズム / Perfume



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Posted by alexey_calvanov at 22:35Comments(0)

2017年10月01日

FC岐阜観戦記2017 第18節 個と密

FC岐阜、今日は名古屋グランパスエイトとの一戦を迎えました。
名岐ダービーの決戦となるこの試合、プレシーズンマッチを除けば、初の岐阜県での開催になりました。
さすがに混むだろうと思って、朝一番の電車に乗って岐阜に向かったのですが、早く来たと思ったのに、いつものあたりで待たされることになりました(苦笑)。しかもイベントも同時開催になったので、無茶苦茶人が来るんだろうなぁ・・・。


で、名古屋に関しては、ドン底からは抜け出した模様先週の東京ヴェルディ戦では快勝しているだけに、気分良く乗り込んでくることでしょう。何せ長良川競技場は岐阜が結成される前にはホームグラウンドとして試合を行っていたこともあったのですから。
対して岐阜は、5連勝を掛けたアビスパ福岡戦に惜敗。とはいえ、勢いは無くなった中で戦うことになったので、この敗戦が選手に影響しないか心配ではあります。


SHV32_1488先程も書きましたけど、イベントが同時開催なため、屋台村+αでたくさん並んでいました
その中で、今回は満開堂の「おにまんじゅう」を紹介。オーソドックスなサツマイモを頂きました。
名古屋の人間にも岐阜の人間にも、「おにまんじゅう」はポピュラーな食べ物ですね。



個人的には、モッチモチな方が好きなんですね。少しボソボソ気味のは、美味いことは美味いんだけどね、飲み物が欲しくなる(爆)。でも、イモの甘みを感じられました。久しぶりに食べたけど、美味かったわ。


SHV32_1490今日は名岐ダービーということで、マスコット対決が行われました。
そのクライマックスに行われたのが、PK対決
実は、キック2種の対決は、グランパスくんが一念発起して勝利をもぎ取り、このPK対決で勝てば、名古屋の快勝に終わってしまうという状況。何としても避けようとミナモは頑張ったのですが、キックしようとしたら、足を痛めた!すごく茶番臭がする(ギャハ)!



SHV32_1491その窮地にやって来たのは、新マスコットで、今日立体化を果たしたギッフィー!
初登場の時と同じく、スケボーに乗って登場!しかし、ピッチへは駆け足(ギャハ)!
・・・まぁ仕方ないね。ピッチにスケボーでは入れないですから。
ギッフィーの奮闘もあり、何とか引き分けに持ち込みました。ありがとう、ギッフィー。



SHV32_1493ギッフィーの正面図は、こんな感じ。
可愛くないとか言われているけど、皆のハートは今日の活躍でガッチリ掴んだと思うよ。



SHV32_1492こちら、アウェイサイドの名古屋の皆様。
3000人が来たということらしい。メイン席の中にも名古屋のお客さんがいたので、実際は4000人弱はいたんじゃないかなと。いずれにしても、もう真っ赤っ赤だった。



SHV32_1494チケット完売が既に出ていた今日の試合、観客動員数の更新は達成だと思っていました
そして後半半ばに発表された数を見て、度肝を抜いた。17,027人だって!
今日の試合を観て、次また来てみようとなってくれればいいのですが・・・。



SHV32_1496その試合は大荒れの展開になりました。


当初は岐阜のイレブンは緊張からか動きは硬かったものの、徐々に自分達の動きを取り戻したかのように思いました。そして前半22分に大本祐槻選手が先制点を決めます

しかしよかったのは、ここまで。これ以降は名古屋が目覚めたとも言える動きを見せます。10分後に追い付いたかと思ったら、個の動き(個人技)メインだった名古屋は徐々に密の動き、パスワークを絡めて逆転を狙う岐阜を振り払おうとします。特に同点に追い付かれたあたりの個人技の応酬は見ごたえはありましたね。
それでも、個の力が強かったのは名古屋。その中でも7月に加入したガブリエル・シャビエル選手がすごかった。前々からすごいすごいと思ってたけど、まさかハットトリックを取るとは思わなかった。このシャビエル選手が点を取ったあたりは、個の力と密の力のバランスが絶妙で噛み合っているし、とてもじゃないけど敵わない

ハットトリックを取られた岐阜は、ゲームプランも崩壊してしまったのかもしれない。何をやっても名古屋の個の力が勝っているので、どうすることもできない。だから、名古屋は蜜の力を緩めて、個の力で押しに押すシモビッチ選手や永井龍選手が交代枠で登場したのは、その表れ。
名古屋はまさにタレント集団を垣間見せ、岐阜はますます何もできなくなった。それでも途中出場の難波宏明選手が押し込んだ2点目は、よくやったと言えるでしょう。経験値のなせる業でしょう。


試合は、2-6で完敗。ただ、完膚なきまでに叩き潰されても、やれるだけのことをやったと実感できたので、選手にはご苦労様でしたと申し上げたいです。これでブーイングは、かわいそうだ。



とにかく岐阜の選手には、個の力も密の力も全く足りなかった約半年すごく成長しているとは思うのですが、名古屋はそれ以上に伸びていただけのこと。春のまだ戦術が浸透していない時の名古屋は、岐阜に苦労して当然だったのでしょうけど、それ以降は身を削ぎ落としているとはいえ、個の力はブラッシュアップされ、密の力も養っていたのだと思う。
じゃあ岐阜はどうすべきか?個の力はあるとは思うが、名古屋のような力はまずない。だったら密の力を養うことに注力すべき個人技ではなくパスワークをさらに磨きを掛けて、パスやシュートをより正確にミスを減らして確実性を付けていくべきです。個人技はそれからでも遅くはないかなと。密の力が強まり、連携がハマって来れば、個人技も生きてきます。だから、今は名古屋になるのではなく、岐阜のオリジナリティをもっと伸ばしていきましょう!


SHV32_1480今回の公式戦での名岐ダービー初開催を記念して、アクティブGで展示会を行っていました。
ちなみに、アクティブGには、こんなものが。写真の選手がシシーニョ選手ではなくて風間宏矢選手なのね。



SHV32_1481その中には、今年限りの引退を表明した高木義成選手のスパイクと手袋が展示されていました。



SHV32_1482選手のサインが入った公式球も。



この催しは10/2まで行われます。過去の選手が名岐ダービー(プレシーズンマッチ)で戦った時の写真や今年春の試合の写真もありますよ。


SHV32_1489おまけ
移動のために台車に乗せられたグランパスくん(写真なのでわからないかもしれないが、手を振って愛想を振りまいている)。スタッフが一生懸命引いています。
・・・師匠何やってんの(笑)!



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Posted by alexey_calvanov at 22:58Comments(0)

いよいよ決戦の日

現在長良川競技場に来ております。FC岐阜×名古屋グランパスエイトの一戦が、あと8時間ほどに迫って参りました。
早く行かないと多くの人でごった返すだろうと思ったら、案の定、いつも来るときとあまり変わんない勢いだよ(泣)!


NHKが第2ラウンドになるこの試合を大きく取り上げなかった(むしろ9/30に開幕したBリーグの話題に注力していた)、地元の新聞でさえも扱いが大きくなかったので、盛り上がらないのかなと思ったら、なんのなんの。チケットは既に完売。し、アウェイ席は松本山雅FCの時より大きく取られるほどの勢い。ほぼ確実に最多観客動員数を達成することでしょう。


既に長良川競技場周辺は『臨戦態勢』が整いつつある状況です。車で来る方は、指定された駐車場以外での駐車をしないようお願いします。そして、これから来るぞという方は、できる限り公共交通機関でお越し下さい。なお列整理等が早まる可能性がございます。余裕を持ってお越し頂く、余裕を持った行動を心掛けて下さいませ。


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Posted by alexey_calvanov at 07:44Comments(0)

2017年09月24日

【敵情】名古屋の仕上がりを見に行った【視察】

FC岐阜×アビスパ福岡の試合が終わってすぐに、きびすを返す感じで名古屋に帰りました。向かった場所は、パロマ瑞穂スタジアム17時に行われる名古屋グランパスエイト×東京ヴェルディとの一戦を見たかったからです。


さすがに試合開始には間に合わないと思っていたので、そう慌てることは無かったものの、帰りのバスは遅いねぇ・・・。渋滞というのかノロノロ運転に巻き込まれるというのか、とにかく進まない。少なからず名古屋の基幹バスのように、バス専用レーンを岐阜市内の道路の広いところで作れないのかねぇ・・・(嘆)。
長良川競技場から岐阜駅までバス、そしてそこから金山駅までJRで向かい、そこから先は地下鉄で最寄り駅である瑞穂競技場東駅までおよそ1時間ほど。さらに10分弱歩いてスタジアムに到着。やっぱり時間が掛かるわ(汗)。


SHV32_1473既に試合が始まっていて、しかも名古屋が1点入れてる。その後も東京Vは少し名古屋に押される格好になっていて、失点を繰り返す
後半に東京Vも意地を見せ1点取り返すものの、その後が続かない絶好のチャンスもあったのに、フイにしてしまったあたり、運も無かったのかなぁ。それとも実力から来ているものなのかなぁ・・・。
これで名古屋の火が付いたのか、ギアをもう1段階上げ、終盤に2点加えらえれる始末。今日の東京Vは岐阜以上にいいところなしだった。4-1で名古屋が逃げ切ってます。



この試合を観て、名古屋はパスワークで・・・というふうかと思ったら、思った以上に個の意識が強いチームに変わっていたなという印象
ツエーゲン金沢戦や天皇杯のセレッソ大阪戦に負けているというのもあったんでしょうけど、ここまでパスサッカーではなく個人の力で押し切るプレーに切り替えているのは、ある意味怖かった風間八宏監督がパスサッカーを捨てたわけではないのでしょうけど、個人の能力でプレーさせるのかと。過密日程だったからというのもあったのかねぇ。楢崎正剛選手が出ていなかったし。

ただ、相手が東京Vだったからなのか、今日みたいなプレーでも勝てたのかもしれない岐阜のようなパスサッカーや相手を翻弄するようなプレーを得意とするチームに当たったら、個人の能力だけでは勝てないと思うよ。
個人的には、集団プレーと個人プレーの切り替えが上手くできるようになれば、名古屋はかなり怖いチームになると感じています。普段はパスサッカーでもいいんです。しかし1対1や時間帯によっては選手の個のプレーを軸にして回していくことができるようになれば、J2では無双できる可能性を秘めているでしょうね。

選手の入れ替えが激しかった名古屋ですが、個のプレーのできる選手は残っています。また個人の能力は他のチームより高いので、連係が上手く行った時は抜群の力を発揮できます。残念ながら、それは東京V戦ではなかったですが。岐阜と戦ったあの試合の後半は、点を取られながらも私が思うプレーをできていたと思います。


繰り返しますが、あの時と選手は大きく変わっています。でもできる選手はそのまま残っている感があります。その選手達がパスサッカーという連係が上手く行き、ここぞという時に個人の能力を発揮できたら・・・。第1戦のような結果では終わらないでしょう。
ゆえに、岐阜の選手にはパスサッカーを磨くだけでなく、様々な攻撃の引き出しを用意しておくこと、特に能力の高い選手を厳しくマークすることを行えるようにしてほしいと思います。あとは名古屋の連携を絶つ動きができるようになれば、勝機はあります


絶対勝とう!何が何でも勝とう!倒れてでもボールを奪う気合で!


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Posted by alexey_calvanov at 23:36Comments(0)

2017年09月21日

決戦の日は近い

SHV32_1451JRに乗って名駅(名古屋駅)に向かった時の一コマ。


最寄りの駅に貼ってあったポスターが、FC岐阜×名古屋グランパスエイトの試合告知ポスター(10/1に長良川競技場にて開催)だった。そうか、試合開催まで2週間を切ったんだな。
写真は、岐阜サイドは、ゴールキーパーのビクトル選手とミッドフィルダーのシシーニョ・庄司悦大(よしひろ)両選手名古屋サイドは、ゴールキーパーの楢崎正剛選手とフォワードの佐藤寿人・玉田圭司両選手。実は、楢崎選手以外は皆新加入(玉田選手のみ今年新加入ではあるものの、過去に名古屋に在籍していたので、再加入)なのよね(苦笑)。



いわゆる名岐ダービーの第2戦舞台を長良川競技場に移して行われます。
どちらも、あの時とは随分立ち位置も変わっています。もちろん選手達の成長も感じられることでしょう。どういう結果になるのか楽しみですね。


チケットはまだ販売中ですが、一部券種に関しては完売になっているとのこと。よい席はお早めに・・・じゃないですけど、早いうちに券を買っておかないと、あっという間に無くなるぞ。何せキャパは15000人相当なんだから(ギャハ)。


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Posted by alexey_calvanov at 23:33Comments(0)

2017年03月04日

FC岐阜観戦記2017 アウェイ編 その1 ホームから最も近いアウェイ

FC岐阜、今日は名古屋グランパスエイトとの一戦を迎えました。いわゆる「名岐ダービー」の前半戦です。


見どころはこちらを見て頂いて、まずは名古屋の紹介から。
名古屋は1991年のJリーグ開始と同じ年に加盟したオリジナル10の一つです。日本リーグ時代はトヨタ自動車のチームとして活動していました。当初はJリーグ参入に消極的だったものの、Jリーグ側の熱心なラブコールに応える形で参入したと言われています。
またトヨタ自動車が事実上の親会社(2016年に名実ともに親会社になった)だったこともあり、大物外国人選手が数多く招へいされました。Jリーグ草創期に活躍したゲーリー・リネカーさんや1990年代後半に名古屋で活躍し、後に監督になったドラガン・ストイコビッチさんがその最たる例でしょう。
しかしながら、大物タレントが揃っていても優勝したのは天皇杯2回(1995年・1999年)とリーグ1回(2010年)の計3回のみそれ以外はJ1の中位をさまよっていたことが多いので、中庸クラブとか強気を助け弱気をくじくと揶揄されることもありました。
そして、2016年に約四半世紀守ってきたJ1の座から陥落一時はチームが再建できるのかファンやサポーターは心配していたものの、楢崎正剛選手など一部主力が残留佐藤寿人選手や玉田圭司選手などといった新戦力が加入・復帰しました。
今回も金満クラブと言われかねないくらいに補強してるんですよね。下手したら即昇格可能じゃないのと言うほどの戦力らしいし(汗)。ゆえに昇格候補の最有力なんですよ、ホント。


SHV32_0448そんな名岐ダービーの舞台は、豊田スタジアム。豊田市にあるワールドカップにも対応できる開閉式の屋根(現在は使用不可)が付いたサッカー専用スタジアムです。ちなみに、左隣にあるのが豊田大橋。矢作川に掛かる橋の一つです。

しかし、ここまで来るのに1時間20分ほど岐阜のホームに行くのとほとんど変わらないじゃん(爆)!
岐阜の場合、電車で25分、バスで20分、徒歩15分くらいですよ。今回の場合は、電車で50分、徒歩で30分(家から駅・駅からスタジアム併せて)。少し岐阜に行く方が早いのだが、待ち時間を考えるとどっこいどっこい。
行くまでのお金なんかまったく同じだよ(泣)!具体的には書かないですけど、同じ金額なのにはビックリした(苦笑)。

・・・で、実は、このスタジアムに訪れるのは2度目です(爆)。というのも、ここで紹介しようとして結局忘れてしまったのですが、2015年の開幕戦、松本山雅戦を見に行ったのです(笑)。



SHV32_0449今回はテレビ中継も来ておりました。
当日中継するNHK名古屋放送局と中京テレビが来てました。恐らく中京テレビは日曜夕方に放送する「スポーツスタジアム」で紹介するためなんでしょうね。



SHV32_0462今日の試合は、散々言ってますが、「名岐ダービー~木曽川の合戦~」。スタジアム中にポスターが貼ってありました。
記念グッズも買ってきましたよ。後日紹介できれば。



SHV32_0474名岐ダービーは試合開始前から注目されていたということもあり、写真にある中日新聞の3/2付夕刊や今日(3/4)の同紙朝刊の両監督インタビューのように、大きく取り上げていました。特に岐阜サイドは感慨深く思う人が多くいました
ただ、ダービーはクラブサイドが作り上げるのではなく、大木武監督が述べていたように、発生するもの・魂を見るものとなるくらいに大きく盛り上げていきたいものです。



SHV32_0460スタジアムに掲げられた名古屋と岐阜の旗。
これだけ見ても感慨深い。試合開始前の密集応援と♪誇り胸にのチャントを歌った後は、感極まりそうになりましたよ。



SHV32_0465そして、豊田まで駆け付けた岐阜サポーターやファンの人達。
2000人くらいの人達が来たそうです(観客動員数は21,878人)。アウェイ戦では最大の観客動員だったそうな。



SHV32_0450今日はトヨタ自動車から各種自動車が登場。グランパスカラーの赤い色をしておりました。
なお、岐阜も岐阜トヨタがスポンサーの関係で、緑色のクラウンが登場。・・・ごめん、クラウンなのに、ちょっと安っぽく見えた(汗)。



SHV32_0453スタジアムに着いて、思ったのは、よく歩いたから(あまり朝ご飯を食べずに行ったのもあり)お腹が空いたー(笑)。
というわけで、ここからはスタグル紹介。いやね、名古屋は規模が大きいから、多くの屋台が来てたのよ。岐阜もすごいって言うけど、名古屋様にはかないませんわ(ニヤニヤ)。


最初は、ネバーランドの「信州そば」。かけそばですね。
こちらの方々、長野県下伊那郡根羽村から来ているとのこと。確かに隣は愛知県とはいえ、大変だべ。
ちなみに、松本山雅のホームでも販売しているそうですが、ライバル多しとのこと。



こちら、そばもコシがあって美味いし、つゆもかつお中心のいいだしでした。中でも大きな揚げの味わいが絶品ほのかな甘みのある味わいなので、そば全体になじんでますわ。濃い味の揚げもいいけど、ほのかながらもちゃんと自己主張する味わいもいいですね。だから、松本の皆様、食べてあげて(ギャハ)!


SHV32_0455続いては、森イチノの「どて串」。「どて丼」もあったけど、今回はこちらで。



味はド定番。渋いながらも甘みのある味噌なので、もつ美味い(笑)。


SHV32_04593番目は、もんじゃやの「赤味噌どて串カツ」。岐阜の千代保稲荷神社にも出店しているそうな。
八丁味噌を使った味噌カツ串ですが、ソース味もあった模様。



こちらは、同じ味噌串なのに、甘みの強い味味噌の渋さが薄めなので、赤味噌苦手・・・という人も安心です。


SHV32_0464最後は、豊田五平餅学会の「五平餅」(右下)と「だん平」(左上)
中馬街道足助宿もみじ堂という店が今回来ておりました。



味はどちらもタレの濃厚な味とコメの旨味が最高です。食べやすさなら「だん平」、食べ応えなら「五平餅」ですね。


SHV32_0468さて、注目の試合は、何と岐阜のペースで試合が進み、驚いた!

レノファ山口戦の時のように、細やかながらも確実に繋げるパスサッカーが機能し、名古屋側が翻弄される有様名古屋の攻撃は前半だけ見ていると、まるで去年のウチらだ(爆)。最後点を獲るというところまでが上手くいかないだけで、全体的に見たら、敵のチャンスをことごとく潰して、自分達のサッカーができていました。前半は危なっかしいシーンはほとんどなし。いい滑り出しをしてました。

後半は、名古屋が軌道修正を上手く図ってきました前半途中に入ったワシントン選手が後半機能し始めましたね。荒っぽいプレーで岐阜の流れを断ち切って来ましたよ。まるで去年のウ(以下略)。
しかし、それが徐々にボディーブローのように効いてきたのが、名古屋の恐ろしいところ名古屋のペースになってきつつあり、岐阜は防戦一方となりました。
ところが、その後半防戦一方の中で数少ないチャンスが生まれたのです。後半34(79)分にシシーニョ選手からのロングパスを上手くキャッチしてドリブルで名古屋の2選手を切り返した田中パウロ淳一選手がゴール右端を狙いすましたようにシュート!かつての日本代表で、鉄壁とも称される楢崎選手の隙を突いて先制したのです。
パウロ選手はJ2初ゴール。ドリブラーとして相手を翻弄する姿は有名ですが、得点シーンは絡むことはあっても、成功することはなかったんですね。実は、個人的な感想として、パウロ選手の弱点はロングパスとシュートだったと思っていたんです。過去にフォワードで出場した時も、大丈夫なのかと思っていたのは、決定打が打てないことだったんです。
でも、今年はキャンプの時にハットトリックを決めるなど決定力を養ってきたと言われていました。それが遂に実を結んだのです。もうシュートのできないドリブラーとは言わせない!パウロは早いショートパスとドリブルと縦横無尽な動きで敵を翻弄し、決定機になったらちゃんと決める選手だと言ってやりますよ!

パウロのために勝利を・・・と思ってはいたものの、シモビッチ選手が登場したことでそちらにマークが集中したのが仇になり、後半45(90)分に追い付かれて引き分け。あと5分我慢すれば・・・。ああ、悔しい。ゴールが決まるのは仕方ないとはいえ、マークが分散してれば、無かったのかなぁ・・・。



これで、岐阜は2引き分け。負けもしていないが勝ってもいないというふうですわ。でも、去年の今なら、何で・・・とほぞをかんでいたところですが、今年はこのサッカーをやっていれば大丈夫と安心して見られるようになりました。後半は名古屋に押され気味だったとはいえ、元J1に十分な、いや勝ったプレーをしたと思います。
山口戦と変わらない敵の動きがよく見えていたプレーができており、かつ繋がりのいいパスサッカーをやっておりました。90分気持ちも切れていなかったし、追い付かれた後も気持ちが切れなかったのもよかった。無駄な動きはほとんどない感じかなぁ。
今後の課題は、今日の名古屋のように、後半に軌道修正を計れるチームとどう戦うかでしょう。相手の動きが変わっても対応できる、いやそれ以上の動きができるプレーができるようになってほしいものです。
この動きが、次の試合である松本山雅戦でもできるかが、勝利のカギになるでしょう。まだ松本は試合を終えていないので、何とも言えませんが、2試合目も負けると死に物狂いで挑んでくるでしょう。それを冷静にいなして点を獲れるか。これに尽きますね。
一方で相手が勝っていれば、岐阜が勝利求めて焦るようなプレーを起こさないようにしたいものです。今のプレーなら負けることはありません。だからこそ、地に足を付けて、しっかりと着実に、かつ愚直なプレーを貫いてほしいです。


SHV32_0469帰りの豊田大橋周辺。
人大杉(ギャハ)!



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いよいよ名岐ダービー

遂にこの日がやって来ました。
J2残留が決まってから4ヶ月弱、ほぼいきなりの状態ながらも、FC岐阜悲願の名岐ダービーが開催されます。


今回の試合と長良川競技場で行われる試合は、「名岐ダービー~木曽川の合戦~」と題して開催されます。来年はどうなるかわかりませんか、記念グッズも作ったことだし、末永く盛り上がるものとしましょう(ニヤニヤ)。


しかし、今回は名岐ダービーだけが見どころではありません。他にもいくつかあるんです!

まずは新監督対決
岐阜の大木武監督と名古屋グランパスの風間八宏監督は、今年から指揮を執る新監督同士。共にパスサッカーを信条とするチームなので、ボール(球際)の攻防が注目されることでしょう。逆に言えば、どちらが大胆に攻め上がれるかもカギになるでしょう。
また、大木・風間両監督とも同年齢。しかも中学校が同じで、お互いの実家が2kmも離れてるかどうかという近さ互いを知り尽しているとも言え、非常にやりにくい相手なんでしょうね。

さらに、もう一つ注目すべきポイントとして、親子対決が挙げられます。
岐阜に所属する風間宏矢選手は、風間監督の息子(次男)。かつては川崎フロンターレで一緒にいたこともあり、(真相はともあれ)『追い出される』形で出ていった彼にとっては、目にものを見せるチャンス到来でもあるわけです。
なお、田中パウロ淳一選手がプロとしてのキャリアをスタートさせたのも川崎彼も風間宏矢選手と似た感じで出ているので、風間八宏監督には一過言あることでしょう


この試合は、愛知・岐阜・三重の方々なら、NHK総合テレビで見られますが、時間のある方は、是非とも豊田スタジアムに訪れて頂いて、盛り上げていきましょう!まだチケットは大丈夫なハズ(ギャハ)。


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2017年02月23日

名岐ダービーで決まり?

昨年ギリギリのところでJ2残留を決めたFC岐阜、そして昨年初のJ2降格を味わった名古屋グランパスエイト。双方にとって複雑な味わいを持った1年がまもなく始まろうとしています。
名古屋はパロマ瑞穂陸上競技場でファジアーノ岡山と、岐阜は長良川競技場でレノファ山口と開幕戦を戦います。ちなみに、名古屋×岡山のチケットは完売とのこと。うらやましい。

その次の試合が、何と名古屋×岐阜のダービーマッチになったのです。場所は豊田スタジアムで、名古屋にとっては第2の開幕になりました。
その名古屋と岐阜のダービーマッチの名称が、「名岐ダービー~木曽川の合戦~」となりました。元々天皇杯で試合があった時にも名岐ダービーと言われていたことが多かったので、クラブ側が公式にしたと言ってもいいのかもしれません。

ところが、一部のサポーターなどから『名岐』という名に違和感を持ち、少なくとも岐阜のホームの時だけでも『岐名』にすべきだというふうに言うのです。
うーん、『名岐』という言葉は一般名詞化していると思うんだけどねぇ。パソコンの変換機能でもほぼ一発で『名岐』で変換できますし。『岐名』では『偽名』でしか出てこないんですわ。自分で変換するように仕向ければ別ですけれども。 
私自身も名古屋に住んでいるからかもしれませんが、『名岐』でいいんじゃないのと思っております。違和感もないですし、わかりやすい。あるとすれば、グランパスのホームタウンは名古屋ではなく愛知なのに・・・という人もいるので、変えるとしたら『名』を『愛』にして『愛岐』にするとかね。そのくらいのレベルだと思うわ。「濃尾ダービー」も悪くないけど、美濃は岐阜県を表す意味にならないし、尾張も愛知県を表す意味ではない「濃尾ダービー」にしたら、飛騨と三河の人が違和感を覚えて怒っちゃいますわ。
地域名を載せるのが・・・というなら、愛知・岐阜にゆかりのある武将である織田信長の名を冠して、「信長ダービー」というふうにしてもいいのかもしれませんね。


いずれにしても、盛り上がればそれでよしどちらの試合もいつも以上の観客動員を上げられれば、しめしめ・・・というふうになるでしょう。


このダービーマッチでは、オリジナルグッズ(限定商品)も用意されるそうなので、もしよさげなものがあったら、ここでも紹介していきますよ。


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2016年11月18日

普通は朗報

だが、今回の話はJ2名古屋グランパスエイトだ(汗)。
未だ監督やGMが決まっていない名古屋、ここに来て監督が決まりそうです。


各スポーツ紙や大手新聞社の報道によれば、名古屋の新監督に元川崎フロンターレ監督の風間八宏(やひろ)さんに固まったと伝えています。

風間さんは、大学卒業後はごく初期を除いてドイツ(当時は西ドイツ)のサッカークラブを転戦し、1989年からマツダSC(後のサンフレッチェ広島)に所属していました。Jリーグに広島が加入した後も数年間プレーしていましたが、最終的には再びドイツのクラブに移籍、その年に引退しました。
引退後は、大学のサッカー監督として長いこと過ごしていたため、アマチュアサッカーの底上げを図ったとも言えます。その風間さんが初めて指揮を執ったのが、今回辞めた川崎だったのです(2012年~2016年)
そこで風間さんは、川崎のチーム力を安定化させ、強豪が跋扈(ばっこ)するJ1で存在感を示していましたアマチュア上がりの監督でJ1残留を果たしている(時折優勝争いにも絡む)のですから、卓越した指導力を発揮したのだと思いますわ、傍から見たら。


ところで、名古屋はボシュコ・ジュロブスキー元監督を解任してから迷走状態が際立っています。中でも監督は外国人にするという報道が当初挙がっており、フランス人のル・グエンさんを据えるという話まで出ていました。そこから一転して日本人監督に打診ですから、ル・グエンさんと折り合いが付かなかったのか、名古屋にある派閥、つまりは相手をけん制するためだったんでしょうか。

これで選手の不満が治まって、選手残留→戦力強化→1年でJ1復帰といけばいいんですけどね。どっこい名古屋はそんな上手く行かないよと(苦笑)。


まぁ、普通のチームなら朗報・最強の補強などとほめちぎれたんでしょうけど、名古屋では『政争の具』扱いでしょうな。ちょっといたたまれないですわ。


あとは、名古屋のフロントが勘違いか気を利かせてかチームの盛り上げ(つまりは興業面)で彼の息子を移籍させかねないよ。
実は、息子もJリーガーで、長男の宏希選手はギラヴァンツ北九州、次男の宏矢選手はFC岐阜に所属しているのです。どっちもJ2残留争いを繰り広げているので、残った場合は親子対決と煽られ、どちらかがJ3行きになった場合、オファーを出してくるんじゃないのかなと思っているわけです。名古屋はバカフロントだからやりかねない(汗)。


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2016年11月07日

あまりにも悲しく酷い別れ

以前にも書きましたけれども、名古屋グランパスエイトのボスコ・ジュロブスキー監督の退任が決まり、田中マルクス闘莉王選手の退団が決定的と報じられましたが、名古屋の公式リリースで双方の退任と退団が決まりました
しかし、その双方の残したメッセージがあまりも辛く悲しいもので、田中選手に関しては、新聞の紙面上でのやり取りで明らかになったほどで、公式での発表もないほど酷い扱いでした。


ジュロブスキー監督は、メッセージ内にも随所にファン・サポーターへの感謝と名古屋へのチーム愛をあふれんばかりに出し、最後には、J2に落ちてもファン・サポーターは名古屋を愛し続けてほしいと訴えています。シーズン終了後のあいさつでも見せたように、来年も指揮を執るものと監督自身も思っていただけに、その扱いの落差はファンではない身の人間でも、名古屋のフロントに怒りを禁じえません。一体何を考えているのかと。

その怒りは、田中選手の扱いについても言えます。
いくらジュロブスキー監督の要請でやって来たとはいえ、フロントの選手ではなくアドバイザーで残れという非情な扱いは、J2降格になったことや選手としての能力を鑑みた結果とはいえ、来年以降のチームの立て直しは大丈夫なのかと思いたいほど。どちらも、J1昇格に向け必要だと思っている人は多かったでしょうから、金額面だけクリアできればと思っていました。もはやフロントは最初から切ることありきで動いていたんだなというのが、記事内にあった田中選手の一問一答でも窺い知れましたね。
田中選手は名古屋に残りたかっただけでなく、今後選手としてやっていくのかも悩んでいるようです。身重の奥さんを置いて日本に来たということもあるので、来年以降プレーできるのかも不透明ですからね。衰えが見え始めているという評もあるとはいえ、まだまだJリーグでやっていけれるだけの実力はあると見ています。家族の問題がいい方向に向かって、来年も日本でプレーできることを個人的には望んでいます。本人が納得できるまで、最後まで燃焼させてあげたいですわね。


そして名古屋のフロントはもっと選手やスタッフを人間として扱え。彼らはモノじゃないんだぞ。


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2016年11月05日

グランパスの闇は深まるのか

サッカー・J2降格が決まった名古屋グランパスエイト。今日になって色々と衝撃的な話題が続々と挙がっています。
今日付の朝刊では、ジュロブスキー監督が退任、かつ田中マルクス闘莉王選手の退団も決定的と報じられ、名古屋社長の久米一正さんも佐々木真一副会長に辞任を表明し受理されたと報じられました。その報道で話題をかっさらったと思ったら、同じ日の夕刊で、中林尚夫専務が辞任を表明久米社長の辞任を受理した佐々木副会長も一時的に社長職に就くものの、来期体制を整えた時点で辞任。そして、会長職に就いているトヨタ自動車社長の豊田章男さんも会長職は留まるものの、代表権を返上すると発表しました。


今回の一連の報道で、名古屋の体制を一から組み立て直して、1年でJ1に復帰するんだという明確な意思を改めて表現した・・・と思っているんでしょう。
しかし個人的には、現実それほど甘くないというのを他のチームから感じ取れなかったのかいと厳しい目で見ているわけです。

まず、名古屋にはトヨタ派と外様という勢力争いがあるとされています。私もそれほど詳しくなく、今回の一件で露呈された格好だと詳しい人が様々なまとめサイトで語っているコメントを見て知ったほどです。
いわく、喧嘩両成敗的にはなったものの、素人が口出ししてよくなるはずないと見ているようです。野球もそうですけど、その道のプロが関わらないと、上手く行くものも上手く行かないですわね。ましてや昇降格という制度があるJリーグでは、1つ1つの行動が致命傷になりかねないですからね。例えば監督の解任劇がそうです。
正直、久米社長の退任は、ブーイングされている場面とかを見たり、サポーターズミーティングの対応などを見ている限り、当然だろうと思っていたのですが、ここまで酷い有様だというのを知って、社長退任だけでは済まない、下手したら社長は少なくとも1年は残って体制を立て直してから辞めた方がいいというふうに思えてきましたわ・・・。でも、血の上ったファン・サポーターなら、二度と顔も見たくないと思うのも当然だし、辞めろコールが挙がるのも心情的には理解できますわ。これを後悔できるか否かですわ・・・。


早いうちに体制を固めないと、選手に動揺が広がって、名古屋が草刈り場になりかねないという指摘も受けています。高年俸の選手が多いというのもあるのですが、主力選手が揃っているというのもあるわけです。「選手は一流なのに成績は中流」と揶揄する人もいましたね。


トヨタはJ2に落ちたら支援を減らすと述べていたのですが、現実になりましたね。この経営陣総取り替えは、その一歩になりそうです。ジュロブスキー監督退任も、トヨタが打ったものと思います。トヨタ派も一掃されたものの、名古屋がトヨタの子会社である限り、トヨタが主導権を握り続けるでしょう。人事面でも経営面でも、サッカーマネジメントでも。


何も手を打てなければ、待っているのは最凶のシーズンでしょうね。
よくてジェフユナイテッド千葉・市原、セレッソ大阪、東京ヴェルディなどJ2の経歴が長くなって泥沼にハマるコース、悪くて大分トリニータのように即J3まで降格するコース、最悪は横浜フリューゲルスのようにチームそのものが無くなるコース私は最悪のコースに5年以内になりかねないと思っています(なるとは言ってないですし、言いたくないし、なってしまうようなことはないと信じたいです)。どう見ても、今のトヨタは興和のような感じに見えるのね。かつてRADIO-iを潰した経緯に似ている感が・・・。


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2016年11月03日

FC岐阜観戦記2016 第18節 名古屋グランパスエイトのJ2降格が決まったその日

FC岐阜、今日はザスパクサツ群馬との試合でした。


今日の試合を振り返る前に、J1が今日で終わったので、そこから話していきましょう。


既に湘南ベルマーレとアビスパ福岡のJ2降格が決まった中、最終節までに名古屋グランパスエイト・アルビレックス新潟・ヴァンフォーレ甲府・ジュビロ磐田の4チームが残留を賭けて争うという白熱したものとなっていました。中でも名古屋は約四半世紀守ってきたJ1に残れるかが焦点になり、去年の清水エスパルスに続いてオリジナル10の一角が落ちるのか否か、固唾を呑んで見守っていた人も多かったのではないのでしょうか(前売り券が完売だったので、当日はNHK名古屋かスカパーで試合を見た人が多かったのでは)。

試合は磐田はベガルタ仙台と戦い0-1で負け、新潟はサンフレッチェ広島と戦い0-1で負け、そして名古屋グランパスエイトは湘南ベルマーレと戦い1-3で負けました。この結果により、名古屋はJ2降格が決まりましたジョロブスキー監督の就任も田中マルクス闘莉王選手の復帰もJ1残留には結びつかなかったのは、残念であると同時に、皮肉なものだなと。いい選手がいても、いい監督が就いてもダメな時はダメなのだと。これは岐阜の現状にも当てはまりかねないので、気を引き締めて見てほしいものです。

しかし、逆を言えば、いいモチベーションができたとも。名古屋のファン・サポーターには申し訳ないのですけれども、名古屋がJ2降格になったことで、岐阜は頑張って戦い抜いて残留すれば、念願の名岐ダービーができるのです。先日行われたギラヴァンツ北九州に負け、最下位に落ち苦しい状況下にある中で、一筋の光明になってくれればいいのですが・・・。


さて、今日の試合は名古屋の試合が終わった約2時間半後の18:00に開始となりました。祝日なのにナイトマッチなのは、仕事や学校があるところが多かったためかと。しかし、観客は3920人今日の天気のようにお寒い動員になってしまっておりました。しかし、こんな時は何かをやるのが岐阜。過去の劇的勝利も観客動員数が少ない時に起こされるのが多いのです(いつも少ないじゃんというツッコミは無しよ(苦笑))
かくいう私も、仕事があったので、ハーフタイムの時に入場するほど。しかし、今日はラジオ中継がぎふチャンで行われておりました。しかも今日はぎふチャンがスタジアムでラジオの無料レンタルをしていたらしい。でも夜はエリアの岐阜でもぎふチャンが入りにくいのに大丈夫か?


SHV32_0123そんな試合は、前半31分に群馬がセットプレーで得た1点を守る形で後半を迎えました。不用意な失点はいつものことなので突っ込むのもバカバカしいのですが、前半25分に群馬の乾大知選手は2枚イエローを食らって退場処分になり、10人になったのに、追い付けないのはちょっとヤバいぞと思っていたわけですわ。その後群馬はガッチリ守備固めしていたし。

ところが、岐阜は後半から猛チャージを掛けます
半7(52)分にはレオミネイロ選手の芸術的なシュートで同点に追い付き、以降岐阜の押せ押せムードになりました。やっと数的有利を生かせるようになったとも言えますね。それでも群馬の固い守備を破れず悶々としていた中、遂に均衡を破る一発が後半42(87)分、一人の伏兵によって起こされたのです。
ゴール前でごちゃごちゃした中、放たれたゴロシュートがサイドバーに当たってゴールに吸い込まれたのです。それを放った伏兵が冨士祐樹選手。2015年に北九州からやって来たものの、1年以上ゴールから遠い存在でした。常にスタメンに出られない中で静かに闘志を燃やしてきた伏兵がやってくれたのです。
結果的に、この得点が響き、2-1で逆転勝ち。連敗を5で止めたのです。



SHV32_0126勝利をファンやサポーターと共にかみしめる岐阜の選手達。右端のオレンジのバンドを付けているのが、同点弾を放ったレオミネイロ選手。



SHV32_0127そして、逆転弾を放った冨士祐樹選手。インタビューを受けていたので、後から1人で登場。



SHV32_0128久しぶりのホーム勝利に沸くサポーター。私も次はここにいたい。



次の試合が11/6の横浜FC戦だったということもあり、2つの意味で大きいと思います。
一つは、中2日という苦しい日程になる中で勝てたということ。しかも終盤に逆転勝ちという劇的な勝ち方だったので、正直勢いが付いた厳しい言い方をすれば、10人になっている相手に、ここまで苦しめられるのはまずいんじゃないのかと思うけれども、勝てばよかろうなのだ)と思っています。
もう一つは相手の横浜FCが5連勝という中なので、互角にぶつかるには勝利が絶対条件だと思っていたからです。
田森大己・鈴木潤両選手のケガが痛いですけど、シーズン開始前から誰もがレギュラーになれると思っている選手層なので、誰かがフォローしてくれるものと思っています今日の試合であれば、田中パウロ淳一選手がそのいい例です。次の試合も鈴木選手の穴を埋めるディフェンダー(ではなくてもいいけど)が出てくれることを願っています。


その後はアウェーでロアッソ熊本、そしてホームで最終戦の東京ヴェルディが控えています。負けられない試合が続きますし、勝ち点で同じでも得失点差でかなり不利な状況下に置かれている岐阜にとって、勝ち点を積み上げること、強引かつ極端な言い方をすれば、絶対に負けられないかつ勝たないといけない状況下になっています。
そして、先述しましたが、岐阜にもモチベーションになる材料ができました北九州は新スタジアム落成・福岡ダービーというモチベーションで戦い抜いています。だからこそ北九州は残留圏に食い込めているのだと思います。岐阜も『最後の一枠』に勝ち抜くために全力でかつ負けない闘志をむき出しにして戦い抜きましょう。ホーム2試合は絶対に有利ではありません(今年のホームでの成績を見たら一目瞭然(泣))。


勝ち抜こう。そしてJ2にやって来る『新参者』の名古屋に『先輩』として一泡吹かせてやろう。ここがJ2という厳しいカテゴリーなのだと。


J2残り試合は3。最下位・入れ替え戦順位との勝ち点差は無いものの、得失点差次第でどちらかに落ちかねない厳しい状況。


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Posted by alexey_calvanov at 23:57Comments(0)TrackBack(0)

2016年08月23日

遂に『本命』が堕ちたか・・・

しかし、遅い。遅すぎる。


サッカーJ1の名古屋グランパスエイトは、小倉隆史監督兼ゼネラルマネージャー(GM)を休養させると発表しました。休養を決めたのはクラブサイドのようで、これにより小倉監督兼GMは事実上の解任になりました。監督に関しては、今月アシスタントコーチに就任していたボスコ・ジュロブスキーさんが監督に就任し、GMは社長の久米正一さんが兼任することになりました。


小倉監督は昨年からGM補佐としてグランパスのフロント入り。今年からはGM業と監督を兼任して就任することになりました。
しかし、結果は散々ビジョンが見えないために攻守が崩壊状態になり、5/4に横浜・F・マリノス戦に勝って以来17戦未勝利(6分11敗)になったことと、選手の間からも不満が噴出していた点、さらにフロント陣の内部抗争(トヨタの子会社になったため、トヨタに顔色を窺う派閥とそうでない派閥)で、この時期にの休養になったのではないのかと思われます。実は7/23のヴァンフォーレ甲府戦の敗戦が引き金になって一旦解任論が起こっていたものの、親会社がNOと受け流したため、ここまでずれたという話もあるために、本当に遅きに失しているとも。名古屋がオリジナル10として四半世紀J1に居続けたこともここまで解任(休養)できなかった理由なのかもしれません。


新しく就いたジュロブスキー監督は、記者会見の際、何と今年名古屋を退団した田中マルクス闘莉王(トゥーリオ)さんを復帰させることを発表しました。金銭問題で退団した(あるいは出ていった)とまで言われていたのに、この変わり様。恐らく金銭問題はブラフで、本当は小倉監督が気に入らなかった可能性が高いですね。それか(小倉監督以外の)フロントが気に入らなかったかでしょう。いずれにしても、彼らが無能の可能性が高くなってきました


しかし、FC岐阜のラモス瑠偉監督(当時。以降の監督記載も当時)解任から始まり、以降FC東京(城福浩監督)→ジェフユナイテッド千葉・市原(関塚隆監督)→FC東京U-23(安間貴義監督)→SC相模原(薩川了洋(のりひろ)監督)まで「解任ドミノ」が起こって、やっと『本丸』が堕ちた感じですね・・・。これは長かったと言っていいでしょう。そして、これ以降まだ「解任ドミノ」は起こるのでしょうか。まぁ、シーズン終了3試合前に解任したチームもありましたし(ニヤニヤ)。


さて、名古屋は残り8試合、既存戦力と闘莉王選手とでどう立て直すのかジュロブスキー監督の腕の見せ所ですが、どうやっても無理ゲーという見方もあります。
J1残留を賭けるなら、次のFC東京戦で勝たなければ無理だと思った方がいいでしょう。もし、FC東京に負けたないしは引き分けたとなるとJ2に落ちた時のビジョンも据えた戦いに素早く切り替えられるのかもポイントになってくるでしょう(その間に漁夫の利的にJ1残留がもらえたらいいのでしょうけど)。


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Posted by alexey_calvanov at 23:02Comments(0)TrackBack(0)

2015年10月15日

迷走、グランパス

サッカー・Jリーグの規定で、3年赤字になるとクラブライセンスがはく奪されてしまうため、戦々恐々としているクラブが多い中、このクラブだけは大丈夫だろうと思っていたあのクラブ、実はかなり窮地に陥っていたのねということを知りました。そのクラブは名古屋グランパス・・・って地元じゃねーか(ギャハ)!


前々から、赤字なので人件費を抑えますみたいなことを言ってはいました。でも、ちょっとした改善ですぐに黒字に戻せるような状態だと思っていたんですね。だって、近所には累積債務で首が回らなくなりそうになったFC岐阜の惨状を見てしまっているからね(汗)。
岐阜に関しては、昇格1年目の年末に ニュースで一気に15人解雇の報道がスッパ抜かれて以降、Jトラストの支援が決まるまでは、たいがい赤字関連か累積債務が貯まり過ぎていよいよチームが無くなるかもしれないから支援してくれよ的な話題しか上らなかったですからねぇ・・・。


話を戻しますが、これ以上赤字が増えると債務超過(資本金を食い潰す状態)に陥って3年連続の赤字を計上しかねない事態になるかもとのことに至ったため、それまでは資金面(いわゆるスポンサーとして)の援助をしていたトヨタ自動車が、グランパスの運営会社を子会社化することを発表しました。先述の岐阜の一件があったがゆえに、グランパスがここまで追い詰められていたとは知らなかったわけですよ。トヨタが支援するということは相当ですよ。

ここまでトヨタが首を突っ込んだということは、資金の面では十分にはなったものの、経営面では度重なるカイゼンを要求されることになるでしょうね。
選手の獲得面でもカネを出すところは出すものの、選手個々の査定はかなり厳しくなるものと思います。値段並の活躍のできなかった選手は容赦なく解雇されることでしょう。既にノバコビッチ選手や田中マルクス闘莉王選手など一線を戦った選手が成績不振を理由に解雇するのではないかという噂が流れています。今回のトヨタ体制も彼らに少なからず影響を与えることになるでしょう。

そして今日、さらにグランパスの迷走ぶりを印象付ける話題が流れ込んできました
今年からゼネラルマネージャー(GM)補佐を務めている小倉隆史さんがGM補佐のまま監督を務めるということになりました。既に西野朗監督が2年間の成績不振を理由に辞任することが決まった矢先でこの話題。監督のなり手がいなかったのではないかという見方もできますし、先述のトヨタが『カイゼン』の一つで人件費を抑えて、かつ赤字を脱したいという理由で、サッカー経験者でOBの人物を監督に据えることにしたのでしょう。
小倉新監督は、どうもヨーロッパサッカーにご執心とのことなので、個人技よりも集団行動体制をメインに据えたサッカーをしてくるのではないかと推測されます。ただ、指導経験は全くないとのことなので、これが仇にならないか心配ではあります。


グランパスは残り4チーム(グランパス以外では、清水エスパルス・横浜Fマリノス・鹿島アントラーズのみ)となったJ1降格経験のないオリジナル10の生き残りです。来シーズンの清水のJ1残留がほぼ絶望的なため、3チームになる可能性が高くなっています
来年J2降格という悲惨な結末に至らないように、現状の戦力を見極め、何が足らないかをあぶり出し、自身の『理想』とグランパスが行うべき『現実』に上手くすり寄せられるかがポイントとなるでしょう。合致すれば優勝争いも望めるでしょうし、かい離してしまえばJ2行きが待っています。
J2にいる岐阜と対戦したくない、もしかしたら清水と同じカテゴリーで汗をかく事態は避けたいと思うのであれば、危機的意識を持って挑んでほしいものです。


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Posted by alexey_calvanov at 23:56Comments(0)TrackBack(0)

2014年10月11日

今日天皇杯の試合があるのね

SHL23_0894今日色々回って行くつもりだったので、最初に金山に来た時のこと。
金山総合駅のバスターミナルになぜか清水エスパルスのバスが停まっていた。これって選手を送り届けるためのクラブバスというものだったかと。




何で停まってたのかなと思って、家で新聞のテレビ欄を見る機会があったので見てた時にわかった。そうか、今日天皇杯(天皇杯全日本サッカー選手権大会)があるのか。


今年の天皇杯は国立競技場の改修の関係で来年の正月には行わず、今年中に終わらせるんでしたね。その試合が今日名古屋市瑞穂陸上競技場で行われるんでしたっけ。

清水は今シーズンは最悪とも言える状況で、降格争いに巻き込まれていますJ1の場合は下位3チームが自動降格となるだけに、一つでも勝たないといけないわけで。この試合はリーグ戦とは直接関係はないものの、好調を維持しておくきっかけになればと。

その清水の対戦相手が名古屋グランパスエイトリーグ戦の調子はいま一つ(一時は降格争いに食い込んでいた状態)なのにもかかわらず、天皇杯は調子がいいんだよね。危なげなくというのか快進撃というのか運がいいというのか、いずれにしても調子のいい状態で準々決勝に勝ち上がってきました。


ちなみにキックオフは19:00で、NHK BS1でも放送されます。サッカーファンの方はたぶんチェックするんでしょうね。
私はどうしようかなと。サッカーはJリーグレベルは見るんですけど、天皇杯は数回しか見てないので何とも。ま、見ないわけではないんですけどね、国際試合とは違って。


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Posted by alexey_calvanov at 17:49Comments(0)TrackBack(0)

2012年05月28日

だからやめとけと

先日(5/25)より公開された「メン・イン・ブラック3」。ウィル・スミス、トミー・リー・ジョーンズ、ジョシュ・ブローリンが登場するポスターがそこら中に貼られているのを見ているんじゃないかと思います。


そんな中、これに便乗してしま・・・もとい、タイアップしたのが名古屋グランパス


ISW11F_20120527_145022写真のように、ケネディ・ダニエル・ダニルソンの3選手がサングラスをはめてニンヤリにしているというこのポスター奇しくも5/25に開かれたセレッソ大阪戦のPRで製作されたもので、丁度同じ公開日だった「メン・イン・ブラック3」とのタイアップが実現したわけです。



しかしながら、昨今の名古屋グランパスの成績は非常に芳しくなく、5/19に行われた仙台戦では4-0で惨敗したため、サポーターがバスで囲い込むという異常事態にまで発展した・・・とか言ってたら、その舌の根も乾かぬうちに、このセレッソ大阪戦でも0-1で負けてるわけですから、もうこんなパロディやってるとまた囲まれるんじゃないかと思いながら見ていたわけです。


まぁ、口の悪いサッカーファンは中庸復活とか(以下略)


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