2020年09月23日

リニューアルしたテレビ塔に行ってきた

SHV47_0378さすがに人が多かったので、登ったりはしなかったけど。


先日の4連休に、テレビ塔に行ってきました。正式名称は名古屋テレビ塔というそうで。昨年から耐震装置取り付けのために休業しており、今年の冬には取り付け完了に伴う一般公開まで行われていたものの、新型コロナウイルスの影響で7月にリニューアルオープンの予定が遅れに遅れ、4連休前の9/18にオープンとなりました。
最初の写真は、リニューアル前から置かれていた、かつてのテレビ塔の栄周辺を撮った写真を掲載している立て看板です。
いつもならこのサイズでお届けしているんですけど、今回はブツがブツなだけに、いつもより小さいサイズでお届けしております。大きいサイズを載せてもいいんだけど、無制限とはいえ何かあったら怖いので(汗)。



SHV47_0379今回リニューアルされたのはテレビ塔だけではありません。
周辺の久屋大通公園も大きくリニューアルが図られ、テレビ塔周辺の北側部分は、Hisaya-odori Parkとなりました。市役所・県庁方面(北)側からケヤキヒロバ・シバフヒロバ・テレビトヒロバ・ミズベヒロバ・メディアヒロバという5つのエリアに分かれました。
なお、公園内には飲食店やグッズショップなどが展開され、新たな賑わい作りに貢献するのではないかと思われます。既にリニューアルされたミツコシマエ ヒロバスやイベントが常に行われているエディオン広場と共に、栄の中心地として名前の通りに栄えてほしいものと思います。



SHV47_0381こちらは、ミズベヒロバ。ミツコシマエ ヒロバス方向から撮ったもの。
やけに人が群がっている場所がありますねぇ・・・と思って反対側に回ってみたら。



SHV47_0382おお、テレビ塔の撮影スポットになるのか。絶景だねぇ・・・。
そりゃ群がるわ(苦笑)。このご時世アカンと思えど仕方ない。
何かアメリカのワシントンD.C.にあるワシントン記念塔のような雰囲気ですよね。

なお、水辺はミストが出ており、まだまだ暑かった時期だったこともあり、気持ちよかったです。来年の夏場は涼感スポットになるのかもしれないですねぇ。



飲食店も結構あるのですが、いつか行くと言っておくだけにしておく(爆)。


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Posted by alexey_calvanov at 23:03Comments(0)

2015年11月27日

NOTTV終了のお知らせ

ドコモが全面的に押していたスマートフォン向けマルチメディア放送「NOTTV」が2016年6月末で終了することになりました。ジャパン・モバイルキャスティングが運営する「モバキャス」(V-High放送)も同じ日に終了することになり、該当周波数は国(総務省)に返還されるそうです。


「NOTTV」はドコモがアナログテレビ終了後に空いた周波数を利用して行ったスマートフォン向けマルチメディア放送で、400円/月(税抜)で基本料金が見られ、かつ追加料金を支払えば、ペイ・パー・ビュー方式の有料番組(プレミアム番組)も見られるというふうになっていました。この頃、「オールナイトニッポン0(ZERO)」がNOTTVで見られることでも話題になっていましたね。
しかし、目標1000万(後に600万に修正)を掲げていた会員数は超低空飛行状態で推移し、ピーク時は175万がやっとNOTTVを運営する会社もいろいろ策を講じた(無料放送の開始→1年持たずに終了、CS・BS放送の開始)ものの、ジリ貧状態にまでなってしまい、結局は今回のような事態になったわけです。
原因としては、ドコモでしか見られないことによって生じた対応機種の問題、放送エリアの問題などが挙げられます。


まぁね、わかっちゃいたけどね(苦笑)。
だからこそ最初は利益度外視で見られるようにすべきだったわね。特にスマートフォンでしか見られないという制約を受けている以上、無料で見られるくらいの覚悟を最初から仕掛けておいて、低レベルの機種でも見られる配慮も欲しかったですね。
放送エリアの問題も、格安で建てられるアンテナ設備を用意すべきだったと思います。少なくとも放送開始当初には全国の県庁所在地で見られるような体制にしておけば、ちょっとは変わったのではないのかなと思います。


しかし、この収益を当てにしていた名古屋のテレビ塔はどうなっちゃうんだろう。またテレビの電波塔ではないのにテレビ塔に戻っちゃったよ・・・。そしてまた存廃問題がクローズアップされるのね。


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Posted by alexey_calvanov at 23:58Comments(0)TrackBack(0)

2011年06月27日

岐路に立つテレビ塔

名古屋市中区にある栄地区。言わずと知れた名古屋市の中心地のひとつであり、市内有数の繁華街でもあります。
その中心に建っているのが名古屋テレビ塔(以下テレビ塔)。国の登録有形登録文化財として、栄地区の象徴や観光スポットとしてだけでなく、東海3県のアナログ放送(NHK総合および教育・CBCテレビ・東海テレビ・名古屋テレビ)の電波を放出する電波塔としての役割も持っています。
電波塔としての役割は今年の7月24日、つまりアナログ放送の終了をもって終わることになります。
既にポスト電波塔として、観光スポットの面としてのテレビ塔を強化しており、かつて30mからの展望が見えるエリアだった3階と4階はレストランとギャラリーになり、新たな観光客や市民の取り込みを図っています


ところが、思わぬところで岐路に立たされようとしています
アナログ放送の電波塔としての役割を終えるため、その施設が置いてあった部分を飲食・物販スペースとして改築を予定し、2013年のリニューアルに向けた基本計画を策定するとしていました。ところが、耐震改修費の15億円がテレビ塔を運営する会社がねん出できないということで、出資者の一つである愛知県と名古屋市に泣き付いてきたわけです。
当初は、「名古屋市(ここで言う名古屋市とは職員や議員・市長という意味)だけでは決められないので、市民の合意が必要」として回答を保留し、今年夏(つまりは地デジ移行以降)の着工の延期と規模の見直しを求めてきました
もし、名古屋市・愛知県からの支援が得られなければ、収入(3億円)のうち、3割(約1/3)にあたり、アナログ放送機器設置料にあたる1億円が吹っ飛んでしまった後では、観光業だけでの収益だけでは耐震改修費をねん出できないため、最悪の場合、テレビ塔解体にまで至ってしまうとしているわけです。

そういった危機感からか、出資者の長でもある河村名古屋市長が、「国の有形登録文化財なので壊すということはないだろう。個人的な意見ではあるが、解体は絶対にない。名古屋のシンボルとして残したい」と発言広く市民に意見を求める意向を明らかにしています。


確かに、名駅の超高層ビル群が立ち並ぶ中、名古屋城と並び名古屋のシンボルとして残ってほしいのが本音です。
ただ、テレビ塔を残すためにいくら使うのかは気になるところでもあります単に15億円で終わるのか、それともさらに増大するのか・・・?この点が解消されない限り、難しいでしょう。
国の登録有形文化財であるので、河村市長の言うように、そうやすやすと壊されるとは思っていません。私自身は、市民が名古屋の象徴として残そうとする動きが残っている限りには、壊さまいと思いたいです。

税金をつぎ込むのは最後の手段として残しておいて、当面は募金活動から初めていくべきではないかと思います個人だけでなく、産業界からも積極的な活動を行っていけば、時間はかかれど必要とされる15億円は達成できるものと思います。


ぼくらの名古屋テレビ塔 (名タイ昭和文庫)ぼくらの名古屋テレビ塔 (名タイ昭和文庫)



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Posted by alexey_calvanov at 22:44Comments(0)TrackBack(0)