2012年11月07日

レコゲー2012 11月 携帯ゲーム機編 後編

レコゲー携帯ゲーム機編、最後はPS Vita・PSPの注目作の紹介です。


まずはPS Vita。新色が出るものの、紹介する作品は2本。


最初は、アサシン クリードⅢ レディ リバティ
同じ月に発売された「アサシン クリードⅢ」と同じ時間軸で描かれた別サイドの作品。
この作品では、ニューオリンズを舞台にフランス人と黒人のハーフである女性主人公を軸にして、アメリカ独立戦争の激動の時代を描いたものになっています。
PS Vitaの機能(タッチスクリーン・背面タッチパッド・カメラ・ジャイロスコープ)をフル活用して作られており、「アサシン クリードⅢ」の連携も行うことで設定が解除されるものもあります

続いて、トトリのアトリエ Plus ~アーランドの錬金術士2~
2010年にPS3で発売された同作品の移植版。
追加要素として、調合アイテム・服飾品・装備品の追加(服飾品は着替えも可能)、調合品からアクセサリーなども制作可能になっています。またダウンロードコンテンツのキャラを戦闘で使えたり、モンスターも追加されています
それ以外にも、やり込み要素も含めたマップや追加探索マップの追加・新規イラスト収録・操作性の向上が図られています。
PS3でじっくりやった人も、これからやる人も、手軽に遊びたい人にも薦められる作品です。


続いてPSP。
PSP一番の注目作は、サモンナイト4」(★)
シリーズ4作目で、2006年にPS2で発売された同作品の移植版。
新要素として、難易度設定・新シナリオやミニゲームの追加・戦闘シーンの改善および必殺技といった戦闘要素の追加・新規イラストの追加・既にPSPで発売しているサモンナイト3との連携要素(傀儡(くぐつ)ユニットシステム)・戦闘会話など多数あります
その中には、やり込み要素やミニゲームもあるので、過去に遊んだ人にも楽しめるものになっていますね。

続いては、ミッシングパーツ ザ・探偵ストーリーズ コンプリート」(★)
2002年にドリームキャスト、2003年にはPS2でフォグから発売された正統派アドベンチャーゲーム。
この作品、これまでは3部作(ドリームキャスト)ないしは前後編(PS2)で発売されていたものが、初めて一本のソフトとしてまとめられました。なお、今回は日本一ソフトウェアからの発売(フォグはこれまで通り開発としてサポート)になります。
今作の全編を収録しただけでなく、当時のスタッフによって作成された新シナリオを収録しています。
実に10年ぶりのリメイク。特にドリームキャスト撤退後に発表された中でも高評価を得ていたものなので、PS2で出ているとはいえ、再び日の目を見ることになるのはいいことでもあります。

最後は、君が主で執事が俺で ~お仕え日記~ ぽーたぶる
2007年にPCで、2008年にPS2で発売された同作品の移植版。
PSPに移植の際、新規イベントCGの追加・PSPの画面構成比に合わせたものに修正されています


携帯ゲーム機編 結論
3DSはWii Uの勢いを借りて作品を揃えてきた。それゆえかメガヒット級の作品が2本も登場年末商戦も見据えた長期的戦略を色濃くしたものになっている。

対してPS Vita・PSPは新色と値下げで対抗作品は多く、安価なものもあるため、手に取りやすく、過去の作品から引っ張られるという要素もあり、あらゆる層の取り込みを図っていると考えられる。


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Posted by alexey_calvanov at 23:33Comments(2)TrackBack(0)