2015年10月18日

名古屋が台湾じみている

先日「秘密のケンミンショー」で紹介されたからなのか、台湾ラーメンやその派生料理である台湾まぜそばが一気に東海地方のコンビニを席巻しております。
前々から台湾ラーメンは期間限定などで発売していたのですが、今回はそれが定番になるのではないかという勢いで展開されているので、それはそれでいいことではあります。地元の味として手軽に味わって頂けるのはいいことですし、地域外への訴求効果もあるし(さすがにお土産には苦しいが)。


というわけで、今回は台湾ラーメンが各コンビニで展開されているので、ここで紹介していこうと思います。

ちなみに、『台湾』と名を冠しておりますが、台湾には台湾ラーメンのモデルになった麺はあるものの、そのものズバリはないんですね(笑)。あれは味仙という中華料理店が作ったまかないがきっかけでできたものです。同じく台湾まぜそばも台湾にはなく、麺屋はなびという店が自分のところでも台湾ラーメンを出したいと思い悪戦苦闘中に、出来損ないの台湾ミンチを捨てようとした時、従業員に捨てずにゆでた麺に掛けたらと言われたのがきっかけとなっています。


SHL23_1892最初はセブンイレブンの「台湾ラーメン(辛口)」
見た目は非常にオーソドックスなものになっています。ちなみに、現在のパッケージは数週間なのにマイナーチェンジを果たしておりまして。巻いてるプラスチックがちょっと目立った感じになっております。



SHL23_1949こちらは、ローソンの「味仙監修台湾ラーメン」(左)
タイトルにある通り、元祖でもある味仙が監修した台湾ラーメンです。ちなみに、右は同じく味仙が監修した「台湾風肉そぼろおにぎり」という一品。ピリ辛で美味かったよ(ニヤニヤ)・



SHL23_1956最後は、ミニストップの「台湾ラーメン」
セブンイレブン同様、オーソドックスな作りになっております。



では、その味はというと・・・。


セブンイレブンとローソンに共通しているのは、辛い(爆)。そのものズバリ辛いのですが、辛さのステップの踏み方が違うんですね。
セブンイレブンのものは、カッと来る辛さの後にもスーッと引く後味のよさを感じられるんですね。ローソンもベースは同じなのですが、少々しょっぱい感があるかなと。ホントにわずかな違いながら、味仙の監修なくここまで再現してしまうセブンイレブンの商品開発力の高さに脱帽です。
この2つを食べてしまうと、ミニストップの台湾ラーメンが薄っぺらく感じてしまうのが残念なところ。確かに美味いのよ。でも、辛さは抑えめ味薄目で少々寝ぼけているのかなと感じてしまうほど。発想はよかったけど、そこからもう一歩踏み込んでほしかったわい・・・。


まだこの台湾ラーメンは販売中です。正直このまま定番化してほしいと思うのですが、商品サイクルの早い昨今のコンビニ業界、生き残れるのかしら?


なお、台湾まぜそばもサークルKサンクス・ファミリーマート・ミニストップで展開中なので、探してみてはいかがでしょうか。


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Posted by alexey_calvanov at 23:51Comments(0)TrackBack(0)