なので、この日オープンになったPRECIOUS DELI&GIFT KANAYAMAに行くことにした。
このお店は、こだわりの食をテーマにした飲食系を揃えたコーナーと全国のお土産を揃えたコーナーで構成されたところで、東京・京都・静岡に次ぐ4店舗目になり、東海地区では2店舗目・名古屋地区では初めての店舗になります。しかも名古屋駅を差し置いてできたのだから、鼻高々である(ニヤニヤ)。
場所は、JR金山駅の一角、JR全線きっぷうりば(いわゆるみどりの窓口)の隣で、以前はJR東海ツアーズの敷地があったところです。
店舗としては、松浦商店とその系列がメインになっており、松浦商店・寿屋・ゆきこおばさんの台所・マツウラベーカリーと「大あん巻」でお馴染みの藤田屋が入っています。特に藤田屋は、名鉄のコンコース(改札口前)でスポット参戦はしていたものの、常設コーナーが設けられるのは金山駅では初めてのことになります。しかもJR側に寝返った(爆)。

今回オープン記念ということで、「ぴよりんおでかけセット」と称し、「ぴよりん」の定番とチョコ味が売られるとのことだったのです。これは当日来たときに初めて知った。プレスリリースでは打ってはいたらしいが、午前6時の時点では誰もいなかった(笑)。ちなみにオープンは午前7時で、営業時間は午前7時~午後9時になっております。
今回は整理券を配って、午前10時~午後3時の間に購入して下さいという流れだったので、さすがに午前10時は沼津に向かわないといけない時間帯なので、母親に頼んで買ってもらうことにする。整理券を渡して、家を出ることとなったのです。

「ぴよりん」は、中にプリンとババロアをスポンジ生地(クラム)で覆ったものなのですけど、中のプリンが甘さ控えめながらも存在感はあり、冷えているとプリンの冷たさが際立って存在感が増すんですよ。ババロアも冷えると甘さがグッときて美味しいし、スポンジ生地はフカフカで溶けるような舌触りになっています(スポンジ生地がチョコの場合は、少しビターなテイストも加わる)。
これは噂に違(たが)わず美味いわ。名古屋駅で並んでいる姿をよく見ているので、その理由がよくわかった。皆必死に並んで買うわけだ。

今回の目的である松浦商店・寿屋・ゆきこおばさんの台所で売られているおにぎりを買ってきました。今回オープン特価ということで30円値引きされていたんですね。
左上から時計回りに、「天むす(たれ・わさび)」・「手握りおにぎり わさびのり」・「ゆきこの手作りおにぎり 松阪牛」・「ゆきこの手作りおにぎり 鶏五目」になります。
「天むす(たれ・わさび)」は、たれの甘辛な味わいが印象深くて、海老天の味はそれなりだったりする。海老の風味を楽しむなら、わさびの方がいいかな。ちょっとピリッとするレベルだけなのが惜しいけど。
「手握りおにぎり わさびのり」は、わさびのピリッとする風味が強めで、かつのりの佃煮の濃厚な味わいも楽しめることから、辛い物好きなら結構オススメしたい部類。見えてる緑色で察しろとも(ニヤニヤ)。
「ゆきこの手作りおにぎり 松阪牛」は、今回オープン限定品で、一番狙っていたものでしたけど、味は思っていた以上に薄い。逆に言えば、肉の味わいが楽しめたのでいいのかなと思った。ただ個人的には、もう少し味が濃くてもいいかなと。しぐれ煮風にするならばの話ですけど。
「ゆきこの手作りおにぎり 鶏五目」は、鶏肉の味の濃さが全て。それがほんのりとご飯に映っているので、鶏の味わいをこれでもかと楽しめる一品です。油揚げ・にんじんなどの具も細やかに入っているので、そのあたりの味わいも楽しめます。

この商品は、オープン限定商品となっており、坂角総本舗とのコラボ商品とも言えるものです。
坂角総本舗の「ゆかり」を砕いて、さらにあおさと昆布だしの粉末を加えたものになっています。
コイツは、一番は「ゆかり」の味わいだと思います。あの海老せんべいの香ばしい味わいがお茶漬けでも楽しめるのかと感心しきり。そこにのりと昆布だしの風味のよさが合わさって、ますます「ゆかり」の味が引き立ちます。ゆずの風味はアクセントになるのだろうけど、柑橘類の苦手なワイには厳しい(苦笑)。でも、美味いよ。
家を出たのは、朝ご飯を食べてすぐだったと思う。金山駅から浜松行の列車に乗って、浜松駅で一気に熱海行きの列車で沼津駅まで。沼津駅に着いたのは正午頃となったところで、次回に続く(爆)。

