2016年06月16日

日本のイチローが世界のイチローになった日

大リーグのフロリダ・マーリンズに所属しているイチロー選手が、日本時間で今日の早朝に行われたデーゲームで、ピート・ローズさんの持つ大リーグ記録4256本安打を更新しました。とはいえ、この記録は日米通算安打数なので、公式上は参考記録となっています。


イチロー選手はサンディエゴ・パドレスとの試合でスタメン出場。その1打席目にボテボテのゴロ、見逃せばファウルになるような当たりを打ちながらも、持ち前の俊足と守備のもたつきで内野安打に。この安打でピート・ローズさんが持っている記録に並ぶことになります。
その後凡退で迎えた5打席目、見事なライト前ヒットを放ち、ピート・ローズさんの記録を抜きました


あくまで参考記録という点もあり、ピート・ローズさんをはじめ、一部の人は認めない傾向もあるとのことですが、ビジターだった球場をはじめ、大勢の観客・視聴者・ファンが彼の偉業を快く讃えていました
確かに通算記録なので、大リーグでだけで打っている記録を尊重するべきなのは認めますが、日本でも1278本の安打を重ねた記録は尋常ではないと思います。仮に日本に留まってプレーしていれば、30代半ばで2000本を迎えていたでしょうし、張本勲さんの持つ3085本もあっという間に抜かれていたかもしれません。ましてや野球技術がピート・ローズさんの頃とは大きく変わっている点を考慮すれば、この記録は偉大であることは不変となるでしょう。


まぁ否定派も、もう少しすれば黙らざるを得ないでしょうね。というのも、日本でいう2000本安打にあたる3000本安打の残りがあと21に迫っているからです。日本でいえば、現在横浜DeNAベイスターズで監督を務めているアレックス・ラミレスさんのようなペースで打っていると言っていいでしょう(ラミレス監督は13年で2000本安打を達成している)3000本打てば、イチロー選手の功績はさらに輝かしいものになるのではないかと思っております。


最後に、イチロー選手大リーグ記録更新おめでとうございます。3000本のその先もどんどん目指してもらいたいものです。できれば、50歳まで現役という記録を作ってもらいたいものです(笑)。


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Posted by alexey_calvanov at 23:55Comments(0)TrackBack(0)