2024年11月17日

FC岐阜観戦記2024 最終節 激動の1年

FC岐阜、昨日は大宮アルディージャと戦いました。
今年最後のホームゲーム。色々な思いがある中で、ここまでやって来ました。


KYG03_20241116_143320736こと大宮にとっては、題名の通り、激動の1年だったと思っています。
初めてのJ3を迎え、大分トリニータのように1年で復帰できるのか、あるいは松本山雅FCのように1年で復帰できず泥沼にハマるのか、不安にさいなまれた中でキャンプを迎え、開幕に至ったのではないのでしょうか。
しかし、蓋を開けてみれば、圧倒的な戦力を背景に連勝と勝ち点を重ね、第32節でJ2復帰、第33節でJ3優勝を決めました。どちらもホームで決めたということで、持ってる部分もあったねぇ・・・。



KYG03_20241116_143048262運営面では、2月にエナジードリンクの「レッドブル」を販売しているレッドブル社が買収を計画していることがリークされ、9月にNTT東日本(男子サッカーの大宮アルディージャ)とエヌ・ティ・ティ・スポーツコミュニティ(女子サッカーの大宮アルディージャVENTUS)から運営会社の全株式を譲渡してもらい、10月からRB大宮という会社を立ち上げています
チーム名にはアルディージャの名は残りますが、エンブレムはレッドブルのロゴに準じたものになります。チームカラーは当面オレンジとのことですけど、「レッドブル」のカラーであるネイビーもチームカラーに加わっているので、将来的に赤になるのかもしれません。そして、マスコットのアルディとミーヤの今後は不明です。
なので、このエンブレムも見納めになるんですね・・・。リスが語源なのに牛が描かれている不可思議なクラブになりそうです。



KYG03_20241116_105741220さて、ホーム最終戦なので、DAZNの年間パスを買ってきました。とはいえ、今回は品切れを恐れ、オンラインショップで先行買い。ただ、安くなっているとはいえ、3万円って高いよなぁ・・・(汗)。
まだプロ野球とか海外サッカーとかが見られるだけマシなんでしょうけど、Jリーグだけなら、他の配信にしてほしいとなってくるかもしれませんね。実際に来年からJ3のみですけど、Lemino(NTTドコモが運営する定額制動画配信サービス)で配信開始になるそうなので、そちらに切り替えるという人も出てきそうです。



KYG03_20241116_124546519この日は、スープ祭りとのことで、寒い日に温かいものを・・・というある意味粋な計らいなんですけど、このところの異常高温で、大丈夫かいなと思っていましたが、まぁまぁの天候になったので、よかったのかな(雨降ってたりしたから、よろしくないけど(苦笑))


最初は、中華料理しょうりゅうの「クリーミーコーンスープ」
普通中華料理屋の出すコーンスープって、鶏ガラだしなどの中華スープに溶き卵と粒々コーンが入った代物だったりするんですけど、この店のそれは、ガチの西洋風コーンスープだった。



味は、滑らかな舌触りに仕上がったコーンの風味たっぷりな味わいなんですが、粉を溶いて作ったそれに近い気もするのは、気のせいだろうか(ニヤニヤ)。


KYG03_20241116_125405916そして、キリンタスの「豚汁」こちらは、追加で150円払えば、うどん入り(500円)になりました。



根菜類から出る甘味が汁にも回ってきて、味に深みが出ていました。そして、こんにゃくなどの具もたっぷり入って、身体が温まりますね。ホント、晴れて暑い日にやらなくてよかった(ギャハ)。





KYG03_20241116_170153926先程もちょろっと書きましたけど、時折雨の降る曇り空のやや肌寒いかなと思わせるような天候の下で行われた試合。やはり大宮は強かった・・・。
展開が非常に素早く、こちらのミスがあろうものなら、その隙を突いて、ボールを奪ってきます。かつボール回しも早く、選手達は翻弄されていたようにも感じます。
それでも、前半9分にオリオラ・サンデー選手、同じく14分に杉本健勇選手のゴールが決まったかと思ったのですけど、どちらもオフサイドで助けられました。それでも、前半26分に先程決めれなかった恨み節のごとく、オリオラ・サンデー選手が決めてしまい、これでやられたな・・・と思っておりました。

しかし、後半に入って、岐阜は徐々に自分達のサッカーをやれるようになってきました。それでも大宮の屈強な攻守に阻まれ、なかなかチャンスが生まれなかった中、追い付けるチャンスを得ます
後半10(55)分、北龍磨選手のコーナーキックからのセットプレー。高く蹴り上げた球は、甲斐健太郎選手が頭で合わせたものの、後方にそれてしまい、大宮の選手に飛んで行ってしまいますが、クリアが小さかったことで幸いにも松本歩夢選手の下に落ちてきて、蹴り返します前方に飛んだ球は、藤岡浩介選手の下にやって来て、ダイレクトで蹴る!この球が見事にゴールイン!大宮の選手がほとんど動けないシュートが同点弾になりました。これで藤岡選手は17得点最近はマークが厳しいので、トップにいるFC今治のマルクス・ヴィシニウス選手をかわせるかどうか・・・。

その後は、膠着状態に陥っていた中で、また大きく動きそうな展開が起こりました。
後半25(70)分、寺阪尚悟選手が杉本選手をプッシング(押し出し)して倒してしまい、ファウルの判定。このままなら至って普通の事象ですけど、その時にキレた杉本選手が北選手にボールを投げつけるような格好でぶつけてしまい、報復行為によるレッドカードで退場となりました。どうやら、すぐにボールを返してくれなかったことに起因しているようですが、そんなふうには見えなかったですけどねぇ・・・。この件で大荒れに荒れる大宮の選手達ですけど、レッドは至極当然ですわな。むしろ大宮ボールになっただけありがたかったんじゃないの・・・と、その後の失点劇をハイライトで見て思いましたとさ(泣)。せっかくのチャンスをそこで不意にしたらアカンわ・・・とこの時は思いました。

しかし、岐阜はここで終わらなかった。いや、終わらせなかった岐阜の未来を背負う選手が、やっとプロ初得点を挙げてくれたのです。
後半37(82)分、北選手が大宮の選手をかわすパスを出し、何とか西谷亮選手が繋ぎます。このパスを後方にいた久しぶりの出場になった青木拓矢選手に回し、青木選手は早いパスで前方に蹴り出します。彼の古巣である大宮の守備をかいくぐった球は、前方にいた横山智也選手の足に収まり、振り向きざまに左足で蹴り出した!大宮の守備陣が急いで戻るも間に合わず、キーパーも動けない渾身のシュートは、試合を振り出しに戻しただけでなく、横山選手自身思い出に残るであろうプロ初ゴールとなりました。
ただ、この後追加点が加えられず、試合終了2-2のドローゲームとなりました。



この引き分けをもって、岐阜は6位以上の勝ち点を越えることができなくなったため、終戦となりました。つくづく、杉本選手の退場後のセットプレーで生じた失点劇が、重くのしかかってしまいました・・・。そして、昇格プレーオフの掛かっているチーム・JFL行きになるのか否かの瀬戸際に立っているチームの第37節の結果がどうなったのか、後程書いていきましょう。


試合後に行われたサンクスセレモニーでは、小松裕志社長のコメントに引っ掛かるものを感じました。
確かに売り上げ面でコロナ禍前に戻ったこと、配分金が少なくなった中で、営業による自前の資金調達の面では、評価に値するのかもしれません。しかし、それが選手の強化・育成に回ってくれたのか疑問に残ります。そして、夏の酷暑対策に関してどうするのか、もっと言えば、夏の時期あるいは敵に対策され始めた時の対策をどうするのかについて、社長自身どう思っているのかを触れてほしかったです。売り上げを作ることも大事だけど、もっと大事なのは、勝つこと(特にホームで勝つこと)が観客動員への最大のパフォーマンスであること、この日の試合や直近の試合のような心躍る『長良川劇場』と称されるような試合展開を皆にもっと見せるようにできることではないのかと問いたいです。
さらに感じたのは、やはり蜜(組織力)を重視するチームでなければならない点でしょう。大宮のような個で押し切れるチームには、逆立ちしても無理でしょうし、それをやろうとして失敗した過去は、戒めないといけません
人件費にお金を掛けられないのなら、有名どころやベテランを呼ぶのは、エッセンスレベルないしは選手達のために必要だと感じる最低限の人数に留め、基本的には将来性のある伸びしろの高い若い選手で固め、彼らに組織だったサッカーを叩き込むべきなのではないかと思います。成長して抜かれても、例えは悪いかもしれませんが、雑草のようにすぐに生え変わってくれば、抜かれても抜かれてもたちまち強いチームに変貌できるでしょう。伸びしろのある・向上心のある・技術などはイマイチで粗削りでも何か秘めたものを持つ選手をセレクションし、複数人で競わせれば、誰がやっても同じようなプレースタイルに持って来れ、夏の暑い時期やけが人が続出した時でも対処できるようになるかもしれません。できれば、複数のポジションをこなせるマルチプレイヤーができれば、なおのことよしですけれども・・・。果たして、そんな補強やチーム編成が、今のウチにできるのでしょうか。


KYG03_20241116_173413665サンクスセレモニーでは、庄司悦大選手の引退セレモニーも行われました。
過去に所属していたクラブの写真、若かりし頃の写真が、所狭しと並んでおりました。



KYG03_20241116_18071200613年間の思い出を涙ながらに語ってくれた庄司選手。パレードの途中で、ゴール裏席にやって来た際、拡声器をもらって、前に立ってくれました。特に印象的だったのは、7/28のホーム・ガイナーレ鳥取戦での出来事かなり気にしていたようで、あの時は申し訳ないと述べていました。
いやいや、あの時は、皆もう気が立っていておかしかったんだよ。庄司選手ももどかしい中で、お前が悪いと矢面に立たされてしまったがゆえに、怒るのも当然だと思います。チームがおかしい時は、皆そうなるのです。
その後、一部の選手に強制連行され、胴上げされることとなりました。改めて、13年間お疲れ様でした。
ちなみに、娘さんは、グリーンエンジェルスの一員になっていたんですね。ウチに一度所属してた時(2017年)に生まれた息子さんも、大きくなってたなぁ・・・。



KYG03_20241116_181611206もう見ることはない、庄司選手の弾幕の一つ。
俺達と共にどこにでも行ってくれた庄司選手、改めて改めてありがとう。

この庄司選手のチャント、製作サイドは非公開(恐らく著作権を気にしているのだと思う)ですけど、恐らくこのチャントのベースは、和田光司さんの♪Butter-Fly(テレビアニメ「デジモンアドベンチャー」のオープニング)じゃないかなと思っています。3年前、偶然「デジモンアドベンチャー」関連のテレビCMを見る機会があって、その時流れていたこの曲が、やたら庄司選手のチャントのメロディーに似てるなぁと思いながら見ていた記憶があるんですよ(ニヤニヤ)。



先程も触れましたけど、この試合を引き分けたことで、今年のJ2昇格は無くなり、終戦となりました。他のチームの動向がどうなったのか、触れていきましょう。

まずは昇格プレーオフを巡る戦い
11/15に行われたFC大阪×SC相模原の試合は、FC大阪が勝ちました。
岐阜の試合と同じ日に行われた松本山雅FC×FC琉球の試合は、松本山雅が勝ちました。
そして、今日行われたカターレ富山×ヴァンラーレ八戸の試合は、富山が勝ち、福島ユナイテッドFC×アスルクラロ沼津の試合は、福島が勝ちました。最終盤で、調子のよかった沼津が脱落となりました。
これに伴い、上位陣が全て勝った中、唯一プレーオフ進出の可能性を残しているギラヴァンツ北九州もAC長野パルセイロ戦を引き分けで終わりました。この結果、6位の福島との得失点差が11あるため、事実上の終戦となりました。よって、富山・松本山雅・FC大阪・福島の4チームによるプレーオフ進出が決まり、富山が3位を確定させました。松本山雅・FC大阪・福島は全てアウェイでの試合になるものの、最下位のいわてグルージャ盛岡戦になる福島がやや優勢なのではないかと思われます。

一方、JFL行きになるか否かの瀬戸際に追い込まれた残留争いですけど、北九州×長野の試合を除いて、J参入対象になるJFLの試合も含め、共に今日行われました。
奈良クラブ×盛岡の試合は、奈良が勝ち、テゲバジャーロ宮崎×Y.S.C.C.横浜の試合は、最終盤に宮崎に逆転を許して負けとなりました。
そして、JFL首位の栃木シティFC×アトレチコ鈴鹿の試合は、栃木Cの快勝で優勝を決めただけでなく、累計観客動員も3万人を超えたことにより、J参入が認められました。FCマルヤス岡崎×高知ユナイテッドSCの試合は、引き分けに終わっています。先制したまではよかったんですけど、岡崎の執念に押される格好になってしまいました。
これに伴い、栃木CのJ参入の一方で、盛岡のJ退会が決定となり、2位に終わった高知がY.S.C.C.との入れ替え戦に進みます。なお、1戦目が高知のホーム、2戦目がY.S.C.C.のホームになりますが、純粋に得点数の多いチームが勝ちとなり、それで勝負の付かない場合の延長戦とPKはJチーム側のホームで行われるので、Jリーグチーム優勢のように思えてなりません。


さて、終戦を迎えて目標を失ったかのように思える岐阜ですけど、まだ目標があります琉球のアウェイで勝って、負け無しの伝説を続けること。負け無しで終えること。しかも勝って一ケタ順位でフィニッシュすることです。他力本願とはいえ、上手くいけば最高7位にまで着けることができます。その時の勝ち点差は3と、あと1勝していたら・・・と悔やまれる順位にはなるのですけど、それを来季への糧にしていきたいですね。
日曜に沖縄での開催になるので、飛行機に乗れなかったら・・・ということもあって、DAZNでの観戦になりますけど、想いは一つだと思っています。最後まで全力で、最後まで走り抜け!


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Posted by alexey_calvanov at 21:20Comments(0)

2024年08月07日

いよいよ佳境に入ってきた2024年のJ3を見る 昇格争い編

現在夏季中断中のJ3ですが、残り試合は15となりました。ここで、どのチームが昇格争いの只中にあるのか、どのチームが残留争いの渦中にあるのかを見ていきましょう。今回は昇格争いを見ていきます。左から順位・チーム名・勝ち点・得失点差になります。


01位 大 宮(53)+25
02位 今 治(42)+7
=== 自 動 昇 格 ラ イ ン ===
03位 沼 津(40)+14
04位 富 山(39)+11
05位 金 沢(39)+6
06位 相模原(36)+6
=== 昇 格 プ レ ー オ フ ラ イ ン ===
07位 北九州(36)+5
08位 福 島(33)+10
09位 大 阪(33)+5
10位 松 本(32)+6
11位 岐 阜(30)+1
12位 八 戸(30) -1
13位 琉 球(30) -5


昨年同様かなりの混戦模様ではあるものの、一つだけ確実に言えるのは、大宮アルディージャの一人勝ち状態が続いていて、このままならJ2昇格は確実でしょう。これは昨年には無い展開ですね。
大宮は、このまま行けば、大分トリニータ以来の1年でのJ2復帰を決めることになります。ただ、大分の時と違うのは、最後までもつれた昇格劇だった大分に対し、大宮はほぼ危なげなく、ある意味蹂躙しているといってもいい展開です。ブラウブリッツ秋田やいわきFCのような強靭なチームと言っていいでしょうね。
何より、J3では反則級の戦力を持っていること、その中でも杉本健勇選手が中心となってチームを引っ張っている点が大宮快進撃の裏にあるのではないかと思っています。
今後の大宮は、ただ勝つのではなく、どうやって90分を戦って、何点差で勝てるかになってくるでしょう。このチームを止めるのは、相当難しいです。


自動昇格枠の2つ目が混戦になっているというふうに見ていいのですが、そこに飛び込むチームは、FC今治・アスルクラロ沼津・カターレ富山・ツエーゲン金沢に絞られるかなと思っています。
現状2位に今治がいますけど、個人的に2位に来てもおかしくないのは沼津だと思っています。とにかくホームで強く、中山雅史監督のやりたいサッカーが浸透していることと若い選手・活きのいい選手が多いところで、沼津が最終的に抜けてくると思っています。
今治も安定した実力を持っていますし、過去何度も昇格争いの中に入ってきている経験もあるので、怖い相手ですけど、ここ一番で勝てるかどうかだと思います。

その点は、富山でも同じ。J3の中では強豪なんですけど、ここ一番の勝負で弱く、そこから失速するんですよね・・・。特に秋以降の試合で落とす傾向が見受けられるので、秋(10月以降)に試合を勝ち越せるようになってくれば、自動昇格も夢ではないでしょう。

金沢は序盤大丈夫かと思われたものの、さすが長い間J2にいたチームだと思える実力を発揮していますね。ここも勝負どころで落とさないことと連敗しないことでしょうか。

相模原は、今回のプレーオフ圏内にいる6チームの中で唯一監督交代を行ったところ。リヒャルト・悠紀・シュタルフ監督の下で攻撃的なチームに切り替わっていけるのか心配でしたけど、逆にそれに飢えていたかのようで、かなりフィットをしており、着実に勝ち点を稼いでいます。ここはベテランと若手ががっちり融合しているので、侮れなくなりました。特に若手は戸田和幸元監督の下で大きく成長したのかなと感じています。


プレーオフ圏外の中で怖いのが北九州。こちらは、増本浩平監督が就任し、当初は不安定だったものの、徐々に戦略が浸透していくと、ウノゼロなどロースコアで勝てるようになってきました着実に勝ち点を積み上げているのは、結構怖く、守備も安定しているので、1点を取るのも難しいとなると、プレーオフに最も近いのは北九州だと思います。実際第12節以降負けていないんですね。


それ以外は、何かしらのきっかけでブレイクすれば・・・のレベル。
福島ユナイテッドFCとFC琉球は大勝ちと大負けを繰り返さなければ、FC大阪は連勝できれば、松本山雅FCは内部のゴタゴタがチームの士気に影響しなければ、FC岐阜は監督交代が裏目に出なければ・・・となるでしょう。まぁ、早い段階で振り落とされると思っていますから、それを覆すような粘りを見せてほしいです。


次回は残留争いを見ていきます。


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Posted by alexey_calvanov at 23:02Comments(0)

2024年04月22日

遂に出揃った2024年のJ3

先週末、延期になっていた試合(第3節の3試合と第9節の1試合)が行われたことで、2024年のJ3は全て10試合消化したことになります。
これまでは、暫定で順位が決まっていただけに、今回遂に勢いのあるチーム・ヤバいチームが白日の下にさらされるわけです。丁度4/27・4/28から試合が再開されるので、振り返る意味でも順位を見ていきましょう。
以下、左から順位・チーム名・勝ち点・得失点差となります。なお、ここでの大阪はFC大阪、同じく横浜はY.S.C.C.横浜になります。


01位 大 宮(24)+11
02位 沼 津(20)+10
=== 自 動 昇 格 ラ イ ン ===
03位 今 治(20) +5
04位 大 阪(19) +9
05位 岐 阜(18) +7
06位 琉 球(16) +2
=== 昇 格 プ レ ー オ フ ラ イ ン ===
07位 相模原(16) +2
08位 金 沢(14) +0
09位 富 山(14) +0
10位 鳥 取(13) -2
11位 松 本(13) -4
12位 北九州(11) +0
13位 長 野(11) -1
14位 横 浜(09) -5
15位 盛 岡(09) -7
16位 奈 良(08) -4
17位 宮 崎(08) -6
18位 福 島(08) -6
=== J 3 ・ J F L 入 れ 替 え 戦 ラ イ ン ===
19位 八 戸(07) -6
=== J F L 入 れ 替 え ラ イ ン ===
20位 讃 岐(06) -5


上位に関しては、やはり大宮アルディージャが頭一つ抜けた格好になったなぁ・・・。暫定の時でも負け無しだったんですけど、今回改めて負け無しで首位に立ったわけですから。
大宮をマラソンランナーに例えれば、東アフリカ(エチオピア・ケニア・タンザニア)あたりでトレーニングを積んでいる同地出身の選手のよう。前半からハイペースで進みながらも後半も落ちてこないし、並の相手なら歯が立たず、何とか互角に持ち込めるかどうかという格好になるというふうか。
この手の選手の弱点というと、暑さに弱いというところなんでしょうけど、これから暑くなる時期に負けが込んで来ればチャンスあり・・・となるのかも。ただ、それも望み薄で、大宮は選手層が今までと比べ物にならないくらい厚い替えの利く選手は十分いるようなので、稼働力の落ちる夏場に落ちないまま進んでいく可能性は十分高い
このまま進むようであれば、大分トリニータ以来の1年での復帰を果たすだけでなく、ブラウブリッツ秋田・いわきFCのような無双での優勝も掴む可能性があり、史上最強のJ3チームになる可能性も・・・。

そこに追いすがったのが、アスルクラロ沼津中山雅史監督の采配が冴えているといえるのでしょうね。
個人的にはドン引きサッカーの印象が強いのですけど、中山監督の元フォワードという特色を生かした攻撃的なサッカーで上位に上がっているようにも。

というか、今年の上位陣は攻撃力の高いチームが多いのよ・・・。
その攻撃的なサッカーを展開しているFC今治・FC大阪・FC岐阜は、ただ攻撃的ではなく、堅守も光るチームになっているんですね。特にFC大阪はトライアングルを組んで囲むようなプレーを行っており、攻守の転換が非常に早い岐阜に関してはディフェンダー陣の奮闘と全員が守備の意識を持って挑んでいる点が堅守に繋がっているのかなと。結構エネルギーを使うサッカーやってますわ(汗)。

序盤でボロ負けだったツエーゲン金沢は、ここに来て調子を上げてきています。やっと伊藤彰監督の戦術が浸透してきたのでしょうか。試合によっては大量得点で勝っているので、やはり攻撃的なサッカーなんでしょうね。

逆にイマイチ波に乗り切れないままのが、カターレ富山・松本山雅FC・AC長野パルセイロ・奈良クラブ
富山は特にアウェイで勝ち切れないことが多い。松本山雅は選手を揃えたのに、けが人が相次いでスタメンが揃わないふう。長野は浮田健誠選手が一人気を吐いているものの、チームにムラがあるのかなと。奈良は主力選手を引っこ抜かれたツケが出てきていますね。


そして、下位。
奈良よりは上にいるものの、上にいる感じではないいわてグルージャ盛岡と現状残留ギリギリのテゲバジャーロ宮崎・福島ユナイテッドFCは、序盤のスタートダッシュがダメだったのと選手が抜かれてガタガタなのもあるのかなと。
入れ替え圏に入ってしまっているヴァンラーレ八戸に関しては戦術面での浸透が悪いのが出てしまっているのかなと。カマタマーレ讃岐も同様の理由なのかもしれません。ただ、讃岐は未だ勝ち無し川西翔太選手が自由に動けるのは、決して悪い点ではないと思うのですけど、彼を十分に生かし切れていないのが原因なのか・・・。


全体の約1/4が終わっただけとはいえ、これだけ明暗の分かれる事態になるとは・・・。あと、今年は引き分けの試合が多いような気がするので、上位にいるチームでも、引き分けの引力に引きずり込まれないように、勝ち切る試合を心掛けてほしいとは思います。引き分けは最後の手段ですから。


一部のチームは2週間空きました。この間に戦術面での立て直しや更なる研磨ができたかどうか。かつ、現状の課題を見直すことができたか。全ては4/27・4/28に行われる試合でわかるのかなと。


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Posted by alexey_calvanov at 23:21Comments(0)

2024年03月05日

FC岐阜観戦記2024 アウェイ編 その1 おまけ 5年ぶりの大宮で、スタメシの充実っぷりに驚く

先日NACK5スタジアム大宮で開催された大宮アルディージャ×FC岐阜の試合で頂いたスタメシの紹介です。

NACK5スタジアム大宮には、2018年と2019年に訪れているのですけど、過去のNACK5スタジアム大宮はホーム側に行くことができず、アウェイ側のみだったんですよ。しかし、5年も経つと状況も変わるようで、今回行った時は、ホーム側にも行けるようになっていましたホーム側の写真も撮っておけばよかったかなと思ったんですけど、建設当時の資金集めで使ったと思われるメッセージボードがあるくらいだったので、正直面白味が無かったんですよね・・・。とか言いながらも、来年あたり撮ってるかもしれないが(ギャハ)。


SOG03_113506最初は、グリーンパルの「ナクスタカレー」グリーンパルはアウェイ側にある2店舗の一つで、売店運営なども行っているケータリングの会社ですね。
カレー粉を使っていないのにカレーと名の付いている商品で、実は、さいたま市や上尾市の中華料理店で提供されている(有名なのは、娘々(にゃんにゃん)という店と漫々亭という店)「スタミナラーメン」に掛けられているあんかけをご飯に掛けた「スタカレー」というものなのです。それをNACK5スタジアム大宮で販売しているから「ナクスタカレー」となったようです。
ちなみに、「スタミナラーメン」は、さいたま市のB級グルメ(ソウルフード)となっております。



これがなかなかスパイシー。カレー粉を使っていないのに、ピリッとした食感が食欲をそそります。「ナクスタカレー」そのものには、ニラと挽き肉が入っているのですけど、存在感がしっかりあって、にんにく風味のピリ辛あんかけともマッチしていて、あっという間に無くなった(爆)。


SOG03_120644グリーンパルでは、「もつ煮」も頂いています。
見た目は真っ赤で辛そうな雰囲気なのですが、いかに。



はい、真っ赤な見掛けは見掛け倒しでした(ギャハ)。たぶん味噌の色なんでしょうね。コク深い米味噌の赤だしの風味が、じっくり煮込まれたもつや大根にも染み込んで、一体感を感じる味わいに。ご飯の欲しくなる味ですね。寒かったこともあり、身体も温まりました。


SOG03_114844こちらは、宮木牧場の「ローストビーフ丼」(左)と「大宮ホルモン焼き」(右)
宮木牧場は狭山市にあるM.M.farmという会社が運営しているキッチンカーや売店なのですが、狭山市にある牧場の名前でもあります。精肉卸も手掛けているとのこと。



「ローストビーフ丼」は、やはり肉を扱っているお店なので、肉に妥協を感じられない。薄切り肉なのに旨味はしっかりあるし、何より柔らかい。甘酸っぱいたれの味わいによって肉の旨味と甘みを存分に引き出しているあたり、結構ニクいね、肉だけに(ギャハ)。
「大宮ホルモン焼き」は、硬くなりがちのホルモンが硬くない。それでいて肉の中にあるホルモンの旨味が噛むたびに楽しめるのは、うれしい。ただ、もっと肉欲しかったなぁ(ニヤニヤ)。ご飯があれば、あっという間に無くなりそうです(爆)。


SOG03_115601最後は、同じホーム側にある「Y.s KITCHIN」の「いも煮」をば。
ホントは、「ウィンナー盛り合わせ」にしたかったんですけど、寒かったのもあって、コイツになった。今思えば、「ウィンナー盛り合わせ」でケチャドバの儀を行わなかったから負けたんだ(泣)。<違う違うそうじゃない。



埼玉県なのに山形県にやって来たかのような感じにさせてくれる味でした(爆)。どういうことなのかというと、味のベースが醤油味なんですね。スッキリあっさりの醤油だしに仕上がっており、中の具も里芋・白菜・きのこ・ねぎなど野菜たっぷり。もちろん肉も程よく入っている具だくさんっぷり。これでワンコインなら、まぁまぁリーズナブルですわ。


店は常設7店、臨時出店3店とまぁまぁ。まだ行きたくても行けない店もあったので、また来年行きたいですね(ニヤニヤ)。<1年でJ2に帰るんじゃないぞという意味で言っているようですけど、そんなこと言って大丈夫なのか(汗)?


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Posted by alexey_calvanov at 23:06Comments(0)

2024年03月03日

FC岐阜観戦記2024 アウェイ編 その1 大宮は大きく立ちはだかる壁になるのか

FC岐阜、昨日は埼玉県さいたま市大宮区にあるNACK5スタジアム大宮で大宮アルディージャと戦いました。


共に開幕戦を4-1で勝ち、文字通り首位決戦となったこの試合ですけど、試合内容としては大宮の方が若干いいように感じられました。恐らく今年J3の中では大きく立ちはだかる壁になっていくのではないかと思うので、この勢いを少しでも削いでやりたいところです。


SOG03_061540今回は朝イチの新幹線で関東圏に乗り込むことにしました。夜行バスでも行けなくはなかったんですけど、着いても朝の5時ゆえに、何にもないさいたま新都心に放り込まれてしまうので、どうしようとなってしまうんですわ(苦笑)。
今思えば、條辺うどんを食いに埼玉県ふじみ野市上福岡に行ってもいいかなとか思ったりもするのですけど、たまには快適な移動もいいのかなと。

ということで、写真は本来はビジネス車両(S Works)の7号車です。この車両は、ひかりだったんですけど、ひかりにもあるんですね。
最近3列シートには衝立(ついたて)が設けられ、1.5人分の座席になりました。快適に作業ができるということで評判はいいようです。



SOG03_092227名古屋から東京経由で3時間ほど。途中宇都宮線の影響で上野東京ラインも遅れが発生したのですけど、無事に大宮駅に着きました。
J3に降格しても、大宮駅(JR東日本)でもすずらん通り商店街でも大宮を推してくれているのですから、ありがたいと思っておくれなさいよ(ニヤニヤ)。



SOG03_094717NACK5スタジアム大宮は、大宮駅からだと結構歩かされるのですけど、途中の氷川神社の参道には梅の花が咲いていました。もうすぐ春ですね。<ちょっと気取ってみませんか。



SOG03_095752実に5年ぶりのNACK5スタジアム大宮です。
この間にケータイの撮影技術も上がったので、全体の景色も撮れるようになりました。<それは、個人の腕の問題なのでは(ギャハ)?



SOG03_101604開場まで時間があったので、自販機で飲み物を買おうと思って探していると、丁度ホームゴール裏の入場ゲートあたりまで来てしまいました。
そこには、大宮サポーターの執念とも言える弾幕が掲載されていました。威勢がいいのぉ(ニヤニヤ)。

ちなみに、大宮でJ1・J2・J3の全てのリーグを経験するチームが4例目になります(J3降格での経験は、大分トリニータと松本山雅FC、そして今年初めてJ1昇格での経験チームが登場し、それがFC町田ゼルビアになります)。ただ、J1経験年数で見ると、松本が2年(2021年J3降格時の年数)、大分が累計10年(2015年J3降格時の年数)なのに対し、大宮は累計12年(2023年J3降格時の年数)と最も長いんですね。そう思うと、J3降格の重みが違ってくるのと同時に、何としても1年で復帰したくなるのもわかります。実際大分以外は1年での復帰は失敗していますから・・・。



SOG03_1143335年の間にスタジアム事情も大きく変わったようで、一番の変化はスタジアムを周回できるようになった点でしょうか。今まで行けなかったホームゴール裏に行ってスタメシを買うこともできるようになりました。スタメシの件は、次回ゆっくりお話ししましょう。

写真は、ホーム側から撮ったウチ。新しい弾幕はホーム限定のようで、アウェイの試合の場合は、基本的に昔から使っている弾幕を使うようです。ただ、広いスペースのあるスタジアムの場合、もしかすると新しい弾幕を持ってきて飾る可能性もゼロではなさそうです。個人的にそう思えるのは、花園ラグビー場・相模原ギオンスタジアム・Axisバードスタジアムとかのようなアウェイスペースが全面に利用可能なところとか。


・・・そういえば、右隅の方に写っているモノが気掛かりなんですけど(汗)。



SOG03_155428実は、大型ビジョンが改修中とのことで利用不可とのこと。ゆえに、選手紹介がボードとなっておりました。どこぞのJリーグ参入1年目のチームですか(苦笑)。
ちなみに、スコアボードも別所にあります。それは試合の流れの際に。



SOG03_113539アウェイスペースでは、今年1月に亡くなった横山知伸さんのコーナーが設けられていました。キャリアの最後(2019年)はウチだったんだよね・・・。大宮にも3年在籍(2014~2016年)していました。



SOG03_120250大宮といえば、仲のいい2人のマスコットが有名ですね。
こちらが、ミーヤ大宮の顔として活躍していますが、同時にかなりの魅力を振りまいているため、他チームのマスコットを骨抜きにするという話もちらほら(苦笑)。



SOG03_120318もう一人がアルディ。こちらが、本当の大宮の顔です(ギャハ)。なのに、人気の面ではミーヤにかっさらわれてしまっているようにも(苦笑)。



SOG03_131632大宮のサポーターが集まり出したぞ(ニヤニヤ)。そういえば、先日の開幕戦の来場者数は7183人だったとのこと。ウチの方が少し多く入っていたことで、長良川競技場がJ3で最も入った試合になったんですね。
ウチのゴール裏は、声が小さいだの聞こえないだの5年前の方が威勢がよかっただの言いたい放題(爆)。そんなに煽って大丈夫か?<大丈夫だ、問題無い(ギャハ)。






SOG03_155412試合は、風が強かったからなのか、大宮が東(アウェイ席)から西(ホーム席)へ、岐阜が西から東へと攻める格好になりました。

総じて見ると、双方決め手に欠けているふうでした。主導権は大宮が握ってはいたものの、ウチの守備陣が奮闘してシュートをそうそう打たせない流れに持って行くことができました。ただ、この試合は攻撃陣が機能しておらず、こうなった理由は大宮の守備陣がガッチリ固めているように思えました。あとは決定力とシュートを枠内へ飛ばせていないのが大きな要因でしたね。もう少し踏み込んでいたら、点も入っていたんじゃないのかと。

正直スコアレスドローで終わるんじゃないかと思っていた前半終了間際のアディショナルタイムにきれいなシュートが決まってしまい、それが決勝点になりました。守備陣も入るとは思ってなかったあたりが、福島ユナイテッドFC戦の時の失点劇と同じように感じましたけど、もう少し詰めていたら・・・とも思えましたかね。ただ、出合頭の事故っぽい失点劇なので、あまり深く気にしてはいません
むしろ気になったのは、アウェイというのもあるのでしょうけど、去年の病だった『決定力の無さ』だろうなと。シュートをたくさん打ち込んでも入らなければ意味が無い。かつ枠内に収まらなければ意味が無いのですよ。守備陣が奮闘しても、今回のような失点劇は防ぎようが無いので、早く点を取ることを心掛けてほしいですね。とはいえ、攻撃の形やシュートまで至る部分での、いわゆるプロセスに関しては悪くなかったので、細かい点でのブラッシュアップを図って、確実に点を決められるようにしてほしいです。


なお、スコアボードがアウェイ側の隅っこに置かれていて、写真を撮るのに難儀した。早く改修を終えて下さい。来年も戦うことになるのですから(ギャハ)!



実は、大宮とはすぐに対戦となります。次戦は3/13(水)のヤマザキルヴァンカップ1回戦になります。今年からJリーグの全てのチームが参戦する格好になり、トーナメント方式になるので負けたら終わりにもなります。
大宮はケガ人が続出しており、杉本健勇選手も足を痛めて途中交代になっているため、ルヴァンカップに出場できるかもわかりません野戦病院化している大宮は、どう選手をやり繰りするのか気になるところです。
岐阜に関しては、まだ試合に出られない選手の試験場と化すのは、去年の上野優作監督の采配を見て思うところ。練習試合と同じ感覚ながらも実戦経験を積ませるために、彼らを積極的に使っていくことでしょう。控えの戦力をレベルアップさせるためにも重要だと思うので、アピールの場だと思って奮闘してほしいですね。

リーグ戦は、3/10にホームでカマタマーレ讃岐戦となります。
昨年カターレ富山から期限付き移籍し、今年から完全移籍でプレーする川西翔太選手が在籍しています。今年からボランチでスタメン出場することとなり、かなり機能しているとのこと。彼がボールを持つとゴールまで持って行きたくなる性分なので、ボランチなのは意外ですけど、元々ミッドフィールダーの選手なので、彼自身がボールを回してチャンスを作るというのは、結構いい意味でハマっているのかもしれませんね。そして何でも順応する川西選手は怖い存在だわ。


次回は、NACK5スタジアム大宮のスタメシの紹介です。


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Posted by alexey_calvanov at 23:29Comments(0)

2024年03月02日

まだまだ細かい点での修正が必要だ

埼玉県さいたま市にあるNACK5スタジアム大宮で行われた大宮アルディージャ×FC岐阜の試合は、1-0で負けました。


内容としては悪くなく、双方互角のような振る舞いでした。前半終了間際の大宮が起こした出会い頭の事故のような得点シーンで点を得ただけで、運がいい・ホームの地の利で勝った感じなのかな。向こうは勝てばよかろうと思ってるのかも・・・。
ただ、ウチにも課題はある河波選手へのパスが読まれがちで、彼を十分活かしきれていない。ならば、一旦外してみるか我慢して使い続けるか、そろそろ見極めが必要でしょう。それでも動きは悪くないのが見極めを難しくさせるところ。うーむ・・・。
もう一つは、シュートを枠に捉えられるようにしてほしい厳しい状況だからこそ、止める・蹴るを大事にしてほしい。


この次は、ホームでカマタマーレ讃岐戦になります。ボランチで大暴れの川西翔太選手がいるので、そう簡単には勝たせてくれないけど、ここ2試合の内容なら何とかなるかも。


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Posted by alexey_calvanov at 18:01

2023年11月03日

【昇格争い】いよいよ最終盤になった2023年のJ2【残留争い】

まず冒頭にお詫びを。今日ヴァンフォーレ甲府×ロアッソ熊本の試合が組まれていたんですね(汗)。その結果が反映されてしまっているので、昇格争いがほぼ決定状態になったかもしれないので、あまり面白味の無いものになってしまっていることをお詫び致します(泣)。
そこをふまえ、上位陣の順位を見ていきましょう(左から、順位・チーム名・勝ち点・得失点差になります)。なお、★は昇格確定、※は残り試合数が少ないチームです。


1位 町 田(81)+40 ★
2位 清 水(70)+40
=== 昇 格 ラ イ ン ===
3位 磐 田(69)+24
4位 東京V(69)+23
5位 甲 府(64)+11
6位 千 葉(64) +9
=== 昇格プレーオフライン ===
7位 山 形(61) +7 ※
8位 長 崎(59)+11


・・・先述の通り、甲府×熊本の試合があり、その結果甲府が勝ったため、昇格プレーオフの掛かっていたファジアーノ岡山とザスパクサツ群馬は可能性が消滅となりました。この2チームは悲願のJ1入りを掛けて戦っていただけに、非常に残念ですね。群馬は中止(後日開催)の2試合を生かせなかったのが消滅に至った原因だと思います。群馬は今後大槻毅監督で采配を振るうことになると思いますので、苦しい時期のメンタルをどうするのかが課題なのかなぁ・・・。
9位には大分トリニータが控えているものの、勝ち点を64に積み上げられたとしても、得失点差が-3になっているため、大量得点をゲットしない限り無理になってしまったので、ここも事実上消滅なのかなと思っています。甲府が引き分けか負けならチャンスが残っていたんですけどね・・・。


自動昇格枠は、優勝したFC町田ゼルビアが1つ埋めた状態になっています。様々言われていますけど、これまでのサッカースタイルをブレイクスルーした采配は、素直に認めるべきだと思いますね。禁断の移籍とかに関しては、対象チームにとってはメンタル面でキツいですけど、ルール上問題無いところを見れば、そのルールが変わらない限りは認めざるを得ないのかなぁ。

となると、残った自動昇格枠をどこが狙うか。現状だと清水エスパルスが一歩リードなんですけど、ジュビロ磐田と東京ヴェルディが1差で迫っているので、気が抜けないどちらも1年の復帰と15年ぶりの昇格が掛かっているので、ラストスパートは前のめりの一言で片づけられるかという勢いになるでしょうね。特に磐田はプレーオフは嫌でしょうから(ニヤニヤ)。<スペシャルヒント : モンテディオ山岸(笑)。


そして、昇格プレーオフ枠。来年はJ1のレギュレーションが変わり、20チームに増えるため、プレーオフを勝ち抜いたチームが自動昇格になります。つまり、今シーズンの自動昇格枠は3なんですね。もちろん、今年だけの特例ですから、こんなチャンス放っておくほうが悪い(ニヤニヤ)。
今日の試合で甲府は生き残り、モンテディオ山形とV・ファーレン長崎は少し厳しくなったかなぁ。特に長崎は2連勝が必須なので、累積警告や一発退場に気を付けながらの試合運びになって来るでしょうね。調子も下り坂のようですし・・・。自動昇格を狙っている東京Vと甲府は負け無しなので、プレーオフに残れそうなのは、この2つでしょう。ただ、東京Vは自動昇格を目標にしていると思われるので、そうなると磐田との争いになるのかな。そして、チョンボさえ無ければ、ジェフユナイテッド千葉も大丈夫でしょう。もしかすると、昇格枠とプレーオフ枠は、今日の甲府の勝利でほぼ確定になったかもなぁ(泣)。


それでも、何が起こるかわからない。なので、町田を除いた今後の試合を見ていきましょう。既に試合が済んだ甲府の日程も2試合分載せます(泣)。青がホーム・赤がアウェイになります。


清 水 大 宮 水 戸
磐 田 水 戸 栃 木
東京V 栃 木 大 宮
甲 府 熊 本 山 形
千 葉 群 馬 長 崎
山 形 いわき 甲 府
長 崎 仙 台 千 葉


日程的に楽そうなのは、どこもない。どこかで直接対決ないしは残留争いが絡んでいる状況です。
清水は残留の掛かっている大宮アルディージャとの争いがあるのですけど、舐めて掛かると勝ち点を取りこぼしかねない例年ラインコントロールには定評のある大宮ですから、何が起こるかわからない。これは最終節に戦う東京Vにも言えることですね。清水戦で降格が決まると、東京Vは戦いやすくなるんでしょうけど、はてさて。
磐田も最終節に栃木SC戦が絡んでいますけど、残留争いが終結していれば、唯一どちらの争いにも絡まないチームになるので、昇格争いに俄然有利になる可能性があります
長崎はベガルタ仙台に負けるか引き分けになると終戦なので、次戦う千葉は有利な状況になることを願っているだろうなぁ・・・。千葉は自動昇格を狙えない以上、1つでも順位を上げたいですし、こちらも東京Vの次に昇格から遠ざかっているので、悲願の昇格となるか。同様に甲府は山形といわきFCの一戦に注視することになるでしょうね。ここで山形が勝てなければ、甲府も有利になるでしょうな。


一方で、残留争いは以下の通りになります(左から、順位・チーム名・勝ち点・得失点差になります)。なお、×は21位以下が確定になったチームになります。


18位 栃 木(44) -6
19位 いわき(44)-24
20位 山 口(44)-26
=== 降 格 ラ イ ン ===
21位 大 宮(39)-28
22位 金 沢(33)-29 ×


シンプルに大宮が2連勝しないと残留不可なのですけど、得失点差も大きな影響を与えかねない状況で、複数点を入れてかつ最悪クリーンシート狙いでいかないと、20位以上に入ることも不可能という有様。さらに上位陣が勝てば、その道のりはさらに険しくなるというふうなので、もう大宮は決定でいいんじゃないかなと残念ながら思っております。一方でツエーゲン金沢は、どうあがいても21位までしか上がれない。重症だったのが金沢だったのが意外。新スタジアムが来年落成とのことなので、これはギラヴァンツ北九州以来の新スタの呪いが発動なのか・・・。

なお、J3の動向次第では21位でも残留の可能性があります。というのも、FC大阪にJ2ライセンスが不交付になったためです。仮にFC大阪が2位以上に飛び込めば、21位のチームは残留になります。これは大宮の方が可能性が高いのかな。金沢も無くは無いですけど、得失点差を越えられるかが課題になります。どちらも守備が酷いので、前述のクリーンシート狙いも難しいんだよなぁ・・・(汗)。


残留争いチームの日程は以下の通り。青がホーム・赤がアウェイになります。


栃 木 東京V 磐 田
いわき 山 形 藤 枝
山 口 町 田 熊 本
大 宮 清 水 東京V
金 沢 大 分 岡 山
この日程を見ると、つくづく金沢はもったいないことをしているなと。ちゃんと勝ち点を積み上げていれば、残り2試合が共にホームなので、有利に戦えていただろうに。最下位の状況で最大6を積み上げられたとしても、ほぼほぼ降格確定の中での試合になるので、モチベーションが心配。頑張ってほしい。
大宮に関しては、先述の清水戦次第。相手が舐めて掛かってくれれば、残留の道がか細いながらも残る。次の東京V戦も苦しいでしょうけど、少しだけ気が楽になるかもしれません。
ただ、ほぼ残留を確定しているとも言える3チームは、栃木以外は頑張れば何とかなるかな。栃木は2019年の時の残留劇が描かければ・・・となるのかな。結構大変ですわ。


残り2試合(甲府と熊本は残り1試合)、悔いのない戦いをして下さい。サポーターの皆様は現地で最後の一押しをしてあげて下さい。


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Posted by alexey_calvanov at 21:37Comments(0)

2023年09月21日

あのチームがJ2からやって来るかもしれない 残留争い編

前回はJ2の昇格争いを見ていきましたが、今回はJ2の残留争いを見ていきましょう。昇格争いは、J1・J2・J3が各20チームに揃えられる関係上、合計3チームの昇格となるわけですけど、降格に関しては、これまで通り2チームになります。早速見ていきましょう(左から、順位・チーム名・勝ち点・得失点差になります)。なお、※は残り試合数が多いチームです。


18位 熊 本(37) -3
19位 いわき(36)-19
20位 山 口(36)-27
=== 降 格 ラ イ ン ===
21位 金 沢(32)-23 ※
22位 大 宮(27)-30


まぁ、これを見て、残念ながら・・・と申し上げないといけないのが、大宮アルディージャでしょうか。ここ数年チームを立て直せなかった中でも何とか残留を図って来ていたのですけど、今年遂にその神通力も通じなくなってしまいました監督の交代劇もあったのですが、チームそのものに漂う何とも言えない空気をこの時期まで振り払えなかったのは、この成績を見るに明らかでしょう。
しまいには、次の試合に負けたら辞めるとまで原崎政人監督が述べていますから、もう末期症状レベル。監督がさじを投げたらアカンわ・・・。
残り7試合あるので、頑張れば降格圏から抜け出せるのでしょうけど、このチーム状況ではダメだし、来年J3に行ってしまった場合、1年で抜け出せるのかと言われると、確実にNOと言えるでしょう。


となると、もう1枠がどこになってしまうのか何ですけど、特にヤバいのが、ロアッソ熊本とツエーゲン金沢でしょう。

熊本に関しては、昨年とあまり変わらない得失点差なのに、この順位。一番大きな原因は、大木サッカー特有の替えのいない中で戦わないといけない点でしょうか。特にゲームメーカーだった石川大地選手が今季絶望なのが、ここにきて利いています負け続けている時に意固地になってスタイルを変えないのは、代替策が無いという意味でもあるのかなと。柔軟にプレーできる、プランBを作っておいた方がいいとは、FC岐阜の頃から思っていたのですけどね・・・。
裏天王山になった大宮には勝ったものの、まだまだ気の抜けない戦いが続きます。再び連敗街道に陥れば、降格ラインに落ちてもおかしくないと思います。

金沢は、柳下正明監督の采配が限界に達しているのかなと。確か柳下監督は結構な長期政権なんですよね(2017年から指揮を執っている)。しかし成績面を見ると、そこまで伸びている感じが無いトータル順位で見ると下から数えた方が早く、上位に上がれても、それを維持できないふうだなと。ということは、采配の限界は見えていたわけで、なぜ途中解任されなかったのかが不思議采配が悪くなくて負けてるだけとフロントは判断しているのでしょうかねぇ・・・。
しかし、ここがもう一枠になるんじゃないかという一番の懸念材料が、新スタジアムの落成が控えている点来年から新しいスタジアムで試合が行われるのですけど、このあおりを受けたチームが過去にありました。そう、現在J3で最下位をさまよっているギラヴァンツ北九州です。2016年にJ2最下位になり、J3に落ちたのですが、その時もスタジアムの落成が迫っていた時期で、来年J3で新スタジアムを迎えるのかと話題になったほど。一時「新スタジアムの呪い」などと言われ、新スタジアムを落成するチームに対して、何かと言われたものです。
今回その呪いを金沢は喰らってしまうのではないかと思うと、その後も大きな影響を受けるんじゃないかとも思い、何とか振り切っては頂きたいものの、正直厳しいかなとも感じています。


ただ、今回の降格枠が1になる可能性もわずかにあります
実は、J3のチームの中でJ2ライセンスがもらえない事態になると、降格枠が1つ減ることになるのです。下手をすれば、降格無しという可能性もありますけど、愛媛FCが首位を走り出しそうなので、降格枠が1つできるのは確実でしょう。もう1枠に陥りそうなチームは、そこにお祈りするしかないのですけど、それが決まるのは10月以降。その時になったら、またJ3の昇格争いと絡めてお話していきましょう(ニヤニヤ)。


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Posted by alexey_calvanov at 23:15Comments(0)

2022年05月22日

何か、さいたま市でヤバいヤツらが・・・

昨日と今日とで何とも言えない出来事が・・・。


5/21に行われた浦和レッズ×鹿島アントラーズ(埼玉スタジアム)の試合で、浦和の球団認定でバス待ちを行った際、出迎え時にチャントを歌っていたとのこと。スタッフの制止も聞かなかったことから、確信犯(自分の行いが正しいという信念に基づいて行わる犯罪行為)的な物があったのではないかと思ってなりません。それかACLはいいのにJリーグは何でダメなんだよという反発から来ているのかもしれないとも。

翌日(5/22)には、大宮アルディージャ×ベガルタ仙台(NACK5スタジアム)の試合で、終了後に緩衝帯を乗り越えた大宮サポーターの一部が仙台サポーターに暴力を働いたとのこと。こちらは首位に立つ仙台に対し、昨年同様に下位に低迷している中で、うっ憤の溜まった大宮サポーターが腹いせに行ったのではないかと思われます。


どちらも、さいたま市の球団が起こした愚行と呼ぶのがふさわしい行為対象者には厳罰を加えないとダメです。特に浦和の一件は厳重注意で大丈夫なサポーターじゃないでしょう。過去にいろんな問題行動を起こして、その都度厳罰を処しても直らない。
今回も厳罰で挑んでしかるべきでしょう。新型コロナウイルスのガイドラインに十二分に違反しているのですし。このまま問題行為を続ければ、Jリーグも球団に対しての処分を検討した方がいいと思う。球団に処罰(特にチームの順位等に絡む処罰)が下れば、大人しくなるんじゃないかなとも・・・。
大宮もここまでひどい行動に至ったのは、成績面での問題しかないでしょう。このままだとJ3行きになりかねないだけに、チームがJ3に行かないために全力でてこ入れをするしかないでしょう。ただ、ここまで来たら、落ちるところまで落ちて、腐った部分を削ぎ落すでもいいんじゃないかとも。一度J3で自らを省みるのも悪くないでしょう。ただ、それですぐにJ2復帰できるほどJ3は甘くありませんが・・・。


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Posted by alexey_calvanov at 23:52Comments(0)

2021年11月25日

最終展開に差し掛かったJリーグ J2編

J3もまだ決まっていない状況ですけど、J2もまだまだの状況。
・・・といっても、J1への昇格争いはジュビロ磐田が決定京都サンガF.C.は前節引き分けに終わったものの、昇格はほぼ手中にあると思っています。なので、今回は残留争いをクローズアップしていきます。
この残留争い、まだ決まっていない状況なのですけど、遂に次節で決まるんじゃないのかというところまで来ました。しかもJ1の時と同じく3チームというふうだから、何か呪われているんじゃないのかと(汗)。ということで、見ていきましょう(左から、順位・チーム名・勝ち点・得失点差・残り試合になります)。


16位 群 馬(40) -19
17位 大 宮(38) -7
18位 相模原(37) -18
=== 降 格 ラ イ ン ===
19位 金 沢(37) -22
20位 北九州(35) -26
21位 愛 媛(34) -28
22位 松 本(33) -34


上にレノファ山口FC(14位・勝ち点42)と栃木SC(15位・勝ち点42)がいるんですけど、試合数分の勝ち点が取れれば残留できるという法則があるようなので、恐らく残留を手中に収めているというふうかもしれません。そうなると、それより下のチームが危険水域と言えるわけで。

この中で、最も危険なのが松本山雅FCでしょう。何度も言ってますけど、直近5試合で勝てない状況。さらに得失点差も-34とかなり積み上がっている状況で、残り2試合全て勝つしか残留の条件がないという有様。あまつさえ上位が勝ち進むとそこで終戦確定という大窮地。とりあえず直接対決のSC相模原には勝っておきたい
直近5試合で松本山雅よりもヤバいのが愛媛FC。こちらは直近5試合で1分4敗と、ここだけ切り取ったら松本山雅よりも酷い状況。これも何度も言ってますけど、ガス欠の予感が的中(汗)。ガンバ大阪のサポが出した「勝て勝て勝て勝てホームやぞ!!」の弾幕がニンジニアスタジアムで出てこないのが不思議。
ここも浮上のきっかけが掴めないズルズルと言ってしまわないか心配ではあります。というのも、松本山雅も愛媛もJ3に同じ県のチーム(それぞれAC長野パルセイロとFC今治)があり、ダービーマッチになってしまうからです。特に愛媛は南海放送の強力なサポートがあり、録画ながらも全試合放送までしてくれる関係。そう考えると、降格が決まった場合、来年もそのサポートが受けられるのか心配になってきます。

残り2チームがまだわからない。ギラヴァンツ北九州が少しずつ降格の深みにハマっているようですけど、直近5試合で愛媛と同じ状況に陥っている大宮アルディージャが俄然怪しくなってきた。しかも今後の相手が、引き分けを挟みながらも負けなしの町田ゼルビアFCに残留争いを競っているザスパクサツ群馬というやりにくい方々。ただ、町田に勝てば、残留をぐっと引き寄せられるでしょうね。

なお、この残留争いの中でヤバいにおいが漂い始めたのが、群馬。何と元社長の不正会計が明らかになって調査中とのこと。この手の不祥事が出るとチームの勢いに影響が出ますからね・・・。大宮同様、磐田というやりにくい相手の跡に前述の大宮ですから、40勝ち点を積み上げているとはいえ、相手の動向を気にしながら戦わないといけないのね・・・。


ただ、J3の動向が決まっていないので、J2の降格枠も決まらない残留争いをしているチームの関係者は、テゲバジャーロ宮崎のチーム名を念仏のように唱えているんじゃないのかと(苦笑)。ゆえに、私も危険なのは、松本山雅・愛媛・大宮とにらんでるんですけどね・・・。それでもあと1つが決められない(汗)。どうなることやら。


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Posted by alexey_calvanov at 22:01Comments(0)

2021年11月17日

混沌さに深みが出てきた2021年のJ2残留争い

J2の残留争い、以前に比べると混沌さが増して、カオスという表現も生易しくなるほど苛酷さを増してきました。今回はそんなJ2の残留争いを見ていきましょう。

なお昇格争いは、1枠目をジュビロ磐田が決めました。2枠目も京都サンガF.C.でほぼ確定でしょう。今年は、この2チームが強かった・・・。


順位は以下の通りです(左から、順位・チーム名・勝ち点・得失点差・残り試合になります)。


15位 栃 木(39) -15
16位 群 馬(39) -19
17位 大 宮(38) -5
18位 金 沢(37) -21
=== 降 格 ラ イ ン ===
19位 北九州(35) -24
20位 相模原(34) -19
21位 愛 媛(34) -27
22位 松 本(32) -34


前よりも対象チームが増えてる(汗)。実は、この上(14位)にレノファ山口FCも控えているのですが、必要な勝ち点が試合数(J2は42試合)とイコールとされる中、41稼いでいるので実質クリアでもいいのかなと思っているのですよ。ただ、もう落ちて来ないだろうと踏んでいた大宮アルディージャがやって来た(汗)。そうなると、山口も今後の展開次第ではうかうかできないのよね・・・。松本山雅FC(第40節)と愛媛FC(最終節)の試合を残しているから。

この中で次節に負けると降格確定になるのが松本山雅。しかも先程紹介した山口との試合で決まるんですよ・・・。松本山雅は監督交代が裏目に出たとも言われています。なかなか勝てないという評し方が、ここまでしっくりくるのかというふうに思えるくらい負けが込んでいて、来年J3に行った時、1年で帰れるのか心配になってしまうほど反町康治元監督の頃のような圧倒感が無いのがそもそもの原因なんでしょうけど、J3に行った時、その圧倒感を取り戻せるかが課題になるんでしょうね。しかし、J3にやって来ると、レンタルで来ているFC岐阜の三ツ田啓希選手は呼び戻されることが確定だろうなぁ・・・。

次に危険なのが愛媛でしょう。ここは予想通りガス切れを起こしている状況ですね。ホームで勝てないのが全ての原因。これもウチが経験してきたやつだ(苦笑)。SC相模原と山口の試合がホームになるのですけど、このどちらかで勝てないと、残留争いをしている相手という意味でもヤバい

で、また悩む残りの2枠(爆)。
普通に考えれば、ギラヴァンツ北九州とSC相模原なんですよ。ただ、北九州はこの降格枠の中では一番勝ち点を稼いでいる相模原は直近5試合で見ると、勝敗数が残留圏にいるザスパクサツ群馬やツエーゲン金沢と同じ(1勝2分2敗)なんですよね。
そんな中、勢いで見ると、北九州が山口に勝ってブーストを掛けようかという雰囲気(若干ぬけぬけ気味なのが気掛かり)なのに対して、相模原はイマイチ乗り切れない状況(こちらもぬけぬけ気味)。そうなると残留圏にいながら急転直下になってしまっている大宮が非常に危ない誰だよ、無事残留できるなんて言ったのは!<オマエやろ!
同時に直近5試合で2分けのみになってしまっている栃木SCも少々ムチを入れないと危険水域に没しかねないです。ただ、ここは守備の面に力を入れているとのことなので、そこが発揮されれば乗り切れると信じています。


・・・と、ここまで降格枠4で見てきましたけど、現在J3ではテゲバジャーロ宮崎が首位に立っています今後の展開次第では2位以内を確定させる可能性もあるので、降格枠が3になるかもしれないのです。そうなると、19位に飛び込んだチームは生き残れる可能性もあるのです。それが確定できる可能性があるのは、11/21の試合ないしは11/28の試合になると思われます。なお、宮崎は11/28の試合で最終節になるため、11/21で2位以内を決めるんじゃないかなと思います。実は、宮崎が引っ掻き回してくれないと岐阜は2位以内が難しくなるというジレンマも抱えていまして・・・。すまんな(苦笑)。


次回はJ1の残留争いを見て行く予定です。


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Posted by alexey_calvanov at 23:54Comments(0)

2019年11月30日

【磐田】毎度のことながら、無慈悲な降格劇【松本】

サッカーJ1は、今日第33節が全ての試合を同時刻開催にて行われ、結果降格枠が決定となりました。
優勝に関しては、2位のFC東京が粘って引き分けに持ち込んだため、最終節にまでもつれ込んだものの、首位に立っている横浜F・マリノスが4-1で川崎フロンターレを下したため、FC東京が得失点差7(横浜FMが+67、FC東京が+60)を追い掛ける格好となり、事実上横浜FMの15年ぶりの優勝が確実になりました。ただ、先日の柏レイソル×京都サンガF.C.の試合のような展開もあるので、気は抜けませんけど、カテゴリが違うので、そこまでにはならんだろうと。


一方で残留争いは、先述の通り降格枠が決定しました。順位表を見てみましょう。


12位 名古屋 (37) -4
13位 浦 和 (37) -15
14位 鳥 栖 (36) -20
15位 清 水 (36) -25
--- 降格プレーオフ圏 ---
16位 湘 南 (35) -23
--- 降 格 圏 ---
17位 磐 田 (31) -29 ×
18位 松 本 (30) -29 ×


最下位で迎えたジュビロ磐田は、ホームで名古屋グランパスとの決戦に勝ったものの、16位の湘南ベルマーレがホームで迎えたサンフレッチェ広島戦に勝ったため、最終戦に磐田が勝っても降格圏を脱出できないため、J2降格が決定松本山雅FCはアウェイでガンバ大阪に負けたことで、湘南に追い付けなくなったため、J2降格決定となりました。磐田は2013年に降格が決まって以来6年ぶり、松本は再び1年でJ2に戻ることになりました。しかもJ2優勝チームが1年で落ちるのが11年ぶりの珍事という屈辱的な記録も付いて。


これに伴い、残留争いは、降格プレーオフ圏内に残ってしまうチームを決める争いになります。しかし、この争いも事実上3チームになってしまいました。
今節名古屋が負けたものの、湘南が最終節勝って名古屋が負けたとしても、玉突きで1つ順位を落とすだけなので、実質残留決定浦和レッズもほぼ同様の理由で事実上残留になります。
問題なのは、サガン鳥栖と清水エスパルス
湘南が勝った場合、得失点差で清水不利。引き分けでも得失点差の絡みで清水不利。ゆえに、引き分け以上にならなければならないのですが、運悪く鳥栖と清水は直接対決湘南の展開を見ながら試合を運ばないといけないといけなる、とてつもなく苦しく残酷なものになります。
少なくとも鳥栖・清水両方生き残りたかったら、湘南負けろと祈るしかない(汗)。しかも同時刻開催なので、インターネットがあるとはいえ状況はわかりにくい(汗)。あまつさえ清水は大量得点での失点が響いて下の順位にいるので、できることなら勝たないといけない。双方調子が悪い中で、どういう戦いを仕掛けてくるのでしょうか。


ちなみに、J2の昇格プレーオフ(J1サイドから見た場合、降格プレーオフ)は明日(12/1)から開催となります。1戦目は3位に終わった大宮アルディージャと6位のモンテディオ山形、4位に終わった徳島ヴォルティスと5位のヴァンフォーレ甲府となります。
順当に見たら、上位にいる大宮と徳島になるのでしょうけど、過去プレーオフで奇跡を起こした山形が不気味ですよね。奇しくも山岸という名字の選手(山岸祐也選手)がいるので(苦笑)。甲府はプレーオフ初体験。しかも昇格プレーオフ優勝経験のある徳島相手なので、苦しい展開になるのではないかと思います。


J1最終節、そしてJ2の昇格プレーオフ。運命の決戦を迎える中で、生き残れるチームは、どこになるのでしょうか。


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Posted by alexey_calvanov at 23:57Comments(0)

2019年08月01日

FC岐阜観戦記2019 第13節 酷暑の中で希望をつかみ取れ

FC岐阜、昨日は大宮アルディージャとの一戦を迎えました。
先日の京都サンガF.C.とは惜敗となりましたが、手ごたえはあったとも言え、もったいないプレーだけはしないように心掛けるべきなのかなと思いながらスタジアムを後にしたものです。その反省を生かせるか、短い期間ではあるものの、結果が求められる試合になりました。


image2後半戦に既に入っていますけれども、一番やってはいけないのが、いわゆるダブルと呼ばれる2つの負け(なお、2つの勝ちの場合もダブルと言う)

そこで、改めて前半戦の成績をば。
ジェフユナイテッド市原・千葉、京都サンガF.C.との試合が終わり、7/20に行われるはずだった鹿児島ユナイテッドFCは中止になり、後日(詳細未定)代替試合が開催されます。
悪夢の8連敗に4月の4連敗と前半戦は厳しい戦いでした。その中で、アウェイで敗戦だった千葉では引き分け、ホームで引き分けだった京都では敗戦となりました。
そして今回大宮戦。アウェイで敗戦だったチームです。ここでダブルを取られることになると、一気に残留争いから取り残される可能性に陥ります。しかも大宮戦は大木元監督が引導を渡されることになった相手。終盤間際の逆転負けという雪辱を晴らすためにも、勝つことを重要視したいものです。



SHV39_5403さて、この日は自衛隊の方々がPR活動を行っておりました。さすがに戦車とかは来ませんでしたけど、自衛隊員がドラゴンの体内に入って飛行するというアニメ「ひそねとまそたん」のラッピングカーが来ておりました
去年の自衛隊の祭りの時も、まそたんのラッピングがなされた戦闘機がお披露目されていましたよね。今でも隊員募集に同作品が使われるなど、いい意味でのコラボが成立しております。



SHV39_5409この日は大垣市のコラボデーで話題になった升が再販されていました。その中で「ギッフィーます」(上)が新商品として発売していたので買ってきましたまーたベロンベロンになるまで飲め<ません!
もう一つは、「どこでもドラえもん」(下)。こちらは去年好評だった製品がリバイバルして登場したのかな。各クラブのユニフォームを着て販売中だと思うので、お気に入りのクラブがあったら是非とも。



SHV39_5404こちらは毎度おなじみのアウェーキッチン。今回は埼玉県本庄市にある高橋ソースから「カントリーハーヴェスト ウスターソース」が登場。多彩なソースがあるのですけど、今回は最もスタンダードなものらしい。



こちら、非常にさらりとしていながらも、味わいはシャープ。鋭い酸味が暑い夏に効果的に利いてきます。利いてるよ、利いてるよ(ニヤニヤ)!


SHV39_5405今回アウェーキッチンでは、秩父名物「みそポテト」が登場
ああ、三峯神社に行く時に食べたあの時を思い出す。



うむ、酸味と甘みのあるみそが、衣を付けて揚げたじゃがいものホクホク感と合わさって美味しい変わらないあの味から、あの日の思い出がリフレイン。もうやらかすんじゃないぞ(泣)。


SHV39_5406さて試合。
前半は大宮がいい動きをしていました。ここで勝って昇格争いに留まりたいというのもあったでしょうし、酷暑(試合開始前の気温が33.1゚C)とも言える気候だったので、早めに動いて勝機を得たいというのもあるかもしれません。その中で、岐阜は阿部正紀選手がいない守備陣が奮闘。大宮の攻撃を何とか食い止めました。大宮優勢とは言われていましたが、個人的には大健闘でしたよ。
攻撃陣も奮闘してくれていました。実は11人中6人が期限付き移籍選手で、その中で移籍ウィンドウの開いた時に獲得した塚川孝輝、馬場賢治、ジュニオール・バホスの3選手がスタメンに名を連ねていましたバホス選手は初登場になりましたね。

その馬場選手とバホス選手が特に動きがよかった馬場選手はミッドフィルダーで登場しており、恐らく山岸祐也選手の代わりでスタメンだったと思うんですけど、アクティブな動きと華麗なボールテクニックで相手を翻弄していました。川西翔太選手もそうですけど、大分トリニータから来た選手はボールの扱い方が上手い。
一方でバホス選手は速攻が猪突猛進となって現れ、これでもかとゴールマウスに向かう積極性と攻撃性が光っていましたシュートを積極的に放って、何とか先制点を・・・と思っていたのでしょう。攻撃全振りの姿勢は、時として問題ですが、岐阜の現状を考えると、今は目をつぶっていてもいいかなと。チームに慣れてきたら徐々に仕込みましょう(笑)。

写真は、真夏の長良川・・・じゃなくとも恒例になっているであろう飲水タイムの表示(前半23分頃と後半23(68)分頃に行われました)。毎度お馴染みの暑い夏がやって来たんですよ。
だって、まだ日が射している時に立って応援していると、クラクラしてくるもんね・・・(汗)。だから座ったり飲み物を含みながら応援しないとやってられんわ(爆)。
皆様、熱中症には十分気を付けましょういつもそばに飲み物を。ハンディタイプの扇風機を買ってきて浴びるとかうちわで扇ぐとかでもある程度改善はできますが、一番は水分補給ですよ。
いやぁ、J3になると、まだ照明設備の無いスタジアムもあるから、真夏の真昼間の開催なんて怖いぜ・・・。



SHV39_5407後半になり、岐阜が徐々に押し返すものの、折からの暑さのせいなのか、スタミナ切れを起こしているのか、シュート精度が悪い。惜しいシュートもあったんだけどねぇ・・・。大宮も徐々に体勢を立て直し、これでもかと攻めてくるものの、守備陣が集中力を切らさずに戦ってくれました。
双方決め手を欠いたまま試合終了。久しぶりのスコアレスドローとなりました。
でもよかった。守備陣が奮闘したおかげで失点を防げた。阿部選手がいない中での結果なのだから、守備陣は自信をもっていいです。



他のチームがギアを上げてきている中での引き分けではあったものの、最悪の状況は脱している。今はとにかく・・・、


  • ダブルを取られないこと。

  • 勝ち点を1点でもいいので稼ぐこと。

  • 直近の順位にいるアビスパ福岡・鹿児島ユナイテッドFC・栃木SCに負けないこと。

  • 前半戦で勝ったチームからはダブルを取ること。



このあたりを目標に頑張ってほしいものです。


次戦はアウェイでV・ファーレン長崎戦になります。日曜夜なのでDAZNだぞーん(ゲラゲラゲラ)。できればパブリックビューイングしてほしいよねぇ・・・。柳ヶ瀬商店街でも行くよ、名古屋から(笑)。

その次の試合は、ホームで福岡戦アウェイで勝っているので、ダブルを得るという点直近の順位を相手にするという点で、非常に重要な戦いになります。今シーズンの分水嶺になるなんて思ってもみなかったわい。
全ては次の長崎戦での行動に掛かっています。阿部選手のいない試合になりますが、大宮戦の動きならば大丈夫です。最悪の場合塹壕戦に打って出て、引き分け狙いでもいいと思います。状況的には厳しいものになるかもしれませんが、勝ち点を得ることこそ全てと思ってやっていってほしいです。今年は腹を括っています。中途半端にやるより、悔いの無い戦いをしてほしいです。


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Posted by alexey_calvanov at 23:33Comments(0)

2019年06月16日

FC岐阜観戦記2019 アウェイ編 その7 痛恨

FC岐阜、昨日はさいたま市大宮区にあるNACK5スタジアムで大宮アルディージャとの一戦を迎えました。
調子が上がらないでは済まされないレベルの大型連休突入中の岐阜。上がるきっかけは幾分かあるものの、次の試合でそれが霧散し、また悪くなるの繰り返し。このお家芸はジェフユナイテッド市原・千葉のものじゃないかと思ったが、さらに悪い繰り返しを起こしている岐阜は、もはや末期症状なのではと心配を通り越して、手の施しようがないんじゃないかとさえ思えるほど。
今年はあまりにひどい状況なので、NACK5スタジアムに行く前にとあるところへ行ってきたのですが、そのご利益はあるのでしょうか。降りしきる雨の中、願わくば勝ち点を持って次に挑みたいと祈っておりました。


SHV39_5153いたのが開門後、試合開始2時間前で、色んなところで飯を食らってきたのでスタメシはいいかなと。だって、アウェイのスタメシは基本的に2ヶ所だけだもの(苦笑)。


試合開始時は、関東圏で降った雨の影響が残っており、降りしきる中で開始となりました。双方雨の中ということで重たいプレーとなりましたが、大宮優勢だったのは火を見るよりも明らか。それでも岐阜は全体で抑え込みを図ってきました
が、ダメな時は何をやってもダメ。前半15分、北谷史孝選手のクリアがたまたま大宮の選手に当たり、それをフアンマ選手がカット。シュートを放ってビクトル選手がセーブしたまではよかったものの、それをパンチングというセレクトしたことが仇になり、スルスルと歩んでいた奥抜侃志(かんじ)選手が蹴り込んで先制されてしまいます。
これは大宮の位置取りが上手かったのと奥抜選手があっぱれだったなぁ・・・。あえて苦言を呈すなら、ビクトル選手にはパンチングじゃなくてキャッチングをセレクトすべきだったなぁ。もしかしたら、大宮の選手はビクトル選手の特徴を掴んでいたのかもしれない。だとするとますます悔しい。
その後、普通なら意気消沈するところなんでしょうけど、今日は粘った前半30分、北谷選手が奪ったボールを粟飯原尚平選手にパス。その後即座に山岸祐也選手にクロスで渡し、くるりと1回転した技ありのシュートで敵をかく乱した上で得点も挙げるという、今の岐阜で最も必要な、最高の形で同点に追い付きました

その後は双方もたついいたまま迎えた後半。降りしきっていた雨も小降りになり、やがて止んでいきました。それに呼応するかのように、大宮の動きがよくなってきます降りしきる雨のように大宮のシュートが飛んでくる。それを何とかしのいだり、運にも助けられて、このままなら何とかしのげる・・・そう思っていた我ら岐阜サポに痛恨の一撃がアディショナルタイムに降り注いできたのです。
ダヴィッド・バブンスキー選手がスルーした球を三門雄大選手が合わせたシュートは見事なくらいに右隅に。岐阜の守備が少々ほころんだところに放り込まれたのだから何とも言えない。死力を尽くした果ての出来事だとしたのなら、神は何とむごいことをなさるのでしょうか。


これで6連敗に突入。大型連休ならぬ大型連敗はまだまだ続きそうです。



今日に限って言えば、選手はよくやっていました。中でも愛媛FC戦・柏レイソル戦で全く機能していなかったタビナス・ジェファーソン選手が、柳澤亘選手が負傷によるスクランブル交代となった中で、十分な活躍を見せてくれました。サイドからの切り返しは見事だし、連携もバッチリでした。もう少しクロスの精度が上がれば・・・とも思ったのですけど、今日の試合でメドが立っただけでも十分次の試合でもいいプレーをしたと言われるだけのプレーをしてほしいです。今後柳澤選手が離脱となると、必然的にタビナス選手の登場が増えると思います。皆が期待を持てるようなプレーをしてほしいです。
咸泳俊(ハムヨンジュン)選手も厳しい台所事情の中のスタメンではあったものの、十分な評価をしたいです。繋ぎ役として立派でした。これからも前線の繋ぎ役、ディフェンダー陣の繋ぎ役として機能してほしいです。


次の試合もアウェイでレノファ山口FCとの一戦。去年は下関で苦杯を強いられ、この後チームが再浮上するきっかけになった試合ではありましたが、今年もみらいふ維新ではあるものの、苦杯を強いることになるのか。いずれにしても大きな連敗はこれ以上してはいけない。これ以上精神的なショックは避けないと・・・。


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Posted by alexey_calvanov at 18:34Comments(0)

2019年06月15日

今日ばかりは選手を責められない

NACK5スタジアムで行われた大宮アルディージャ×FC岐阜の一戦、選手は最後まで戦ったものの、アディショナルタイムの失点が致命傷となり、2-1の惜敗となりました。

もう何連敗してるのか忘れた(爆)。去年の10連敗に迫る大型連敗になるのは間違いないでしょう。


ただ、今日はよくやった。前半先制されても気持ちを立て直して追い付いた。後半は大宮の攻勢にも耐えられた。何かが欠けて負けてる。そんな気がする。


いい試合と悪い試合を繰り返す中で何かを掴んでほしいけど、手遅れにならないうちにとも思うのよね・・・。選手もサポーターもダメージが大きくなりすぎているので。


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Posted by alexey_calvanov at 20:54Comments(0)

2018年09月01日

FC岐阜観戦記2018 第16節 遠い夜明け

「遠い夜明け」、1987年にイギリス、1988年に日本で公開され、黒人解放家のスティーブ・ビコと主人公の新聞記者との交友から当時の南アフリカ共和国(白人政権)が行っていた人種隔離政策「アパルトヘイト」の悪辣さと主人公の当時の国家に対する考え方の変遷および自身が下した決断を丁寧に描いた傑作だと思っています。薦めたい映画を5本選べと言われたら、まず入ってくるでしょう。
この作品は、現在大ベテラン俳優のデンゼル・ワシントンの出世作と言っていいでしょう。まだ若い頃の彼の迫真の演技が光る作品でもあります。
・・・って、何で映画批評の話になってるの(汗)?今回はFC岐阜の観戦記じゃないのかね(ニヤニヤ)?
なお、「遠い夜明け」の英語名は「Cry Freedom」。まさに今の岐阜には「Cry Victory」、勝利への叫びを欲しているわけですが、タイトルで察して下さい(泣)。今日の対戦相手は、大宮アルディージャです。


SHV39_3651今日は、普段はJRで向かうところを名鉄で向かうことにしました
というのも、今日から「FC岐阜応援きっぷ」が販売されているからですね。今日の大宮戦から最終節になるアビスパ福岡戦までの6試合で販売される(購入可能なのは、試合開始1週間前から)もので、名鉄・岐阜バスの往復切符と特典のカードの引換券が付いてきます

ただ、乗車運賃が割引になるわけではないんですよね・・・。まぁ、特典分が事実上の割引なのかなと。
それに、場所にもよるけど、少なくとも名古屋から岐阜に行くにはJRの方がトク岐阜バスもJR岐阜駅は起点になるので、混むこともそうそう無い。かつ市内ループ線以外も岐阜メモリアルセンターに行けるバスがあるので、JRなんだよね・・・。
もっと言うと、岐阜県内を走る名鉄は2割あるかどうかなんだよね(苦笑)。愛知県メインの鉄道なので、費用対効果がどれだけあるのかも疑問だったりする・・・。
それでも、飛行機で来るチーム(モンテディオ山形など)は、中部国際空港駅から来ることになるため、切符などを買う手間が省けるので、オススメしたいですね。



SHV39_3661今日はNHKの連続テレビ小説(朝ドラ)「半分、青い。」のブースが展開されていました。



SHV39_3662主人公よりも幼馴染みの方が目立つこの存在感(笑)。



SHV39_3656今回は、中津川市から来ていると思しき屋台からご紹介。


最初は、飛騨牛串
飛騨牛串というと、「こもり」が有名ですけど、そちらより100円高いものの、肉は大きめだと。



肉は少し硬めだったものの、肉の味は悪くなかったですよ。たれも美味しかったし、また食べてみたいと思わせた、いやハーフタイムの時にもう一回買ってきた(ギャハ)。


SHV39_3658お次は、中津川市のホームタウンデーということもあってか、そして「半分、青い。」絡みか、五平餅が満を持して登場(ニヤニヤ)。「半分、青い。」の中では、後に主人公の師匠になる漫画家が「真実の食べ物」と絶賛しております。私も大好きでございます。

こちらの五平餅は、オーソドックスな小判型。こんがりと焼いて頂きます。



味は何度も述べているので、細かく言うことはないですが、外はカリっと、中はもっちりとしており、タレの香ばしさと甘さでアクセントを付けているわけです。


SHV39_3665しかし、今回は珍しいタイプの五平餅が来ていた(汗)。中津川市にあるお店の喜平にて。
何とこちらは団子型東濃地方では、こちらがメインになるんですわ。私が小学校時代、名古屋の教育関係の研修所が中津川にあるんですけど、そこで合宿した時のおやつで出たのが、この五平餅



こちらは、カリっとした風味が強いんです。香ばしさも増しやすい、くるみだれだからかアクセントも増しているので、個人的には、こちらがオススメです。小判型も美味しいんだけどね。


SHV39_3668試合に関しては、岐阜はよくやっていました
守備はFC町田ゼルビア戦よりも精度が上がっていたし、攻撃も前半に限って見たら、ポジティブさが見られました。やっぱりライアン・デ・フリース選手がいるといないでは違うんだね。ただ、欲を言えば、ライアン選手は真ん中だよね・・・。
しかし、攻撃面は後半に入ってから少しずつ成りを潜め始め、守備で堪えるという時間が続きました。そして終盤の後半43(88)分、相手ボールをクリアしようとした阿部正紀選手のヘディングが無情にもビクトル選手のいる方向に・・・痛恨と言うにはあまりにも不運なオウンゴールで、岐阜は引き分けさえも掴めない最悪の状況に陥ってしまいました

ただ、今回は選手も監督も責められないです。90分必死に戦っていたのは見てわかりました。それでも敢えて苦言を呈するなら、何度も言っている振り抜く勇気なんですよ。ゴール前に来たら、失敗してもいいし、相手のカウンターになってもいいので、とにかく点を入れるための行動、つまり足を振り抜くことだけ行えばいいんですよ。
あとは大木武監督が引いてしまったことでしょうか。田森大己選手を出して守備固めが裏目に出たんでしょうね。思えば、難波宏明選手やミシャエル選手でもよかった最後まで攻めるか攻守のバランスがいい選手を出すべきだったと思います。ただ、これはもうたられば論の話になるので、監督を責めるのはかわいそうなレベル



これで、クラブ記録の8連敗。もう真っ黒です(泣)。さらに下位にいるアルビレックス新潟は引き分けに持ち込んだので、相手は上昇の兆しを掴んでホームに戻ります。そして、さらに運の悪いことに、次節の相手がその新潟。相手のコンディションが上向きになっている中での対戦。ウチは上向きになっていこうと思ったら、自滅で終わってしまった。この差が次の試合に出ないことを祈ります。


だからこそ、最後は、かつてギラヴァンツ北九州がチャントで使っていた♪友よを流して終わろうと思います。





SHV39_3669おまけ
次のホームは東京ヴェルディ戦。だからか、「キャプテン翼」の新キャラが登場しておりました。彼の名は、葵新伍



J2残り試合あと11。降格圏チーム(21位)との勝ち点差は6。


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Posted by alexey_calvanov at 23:26Comments(0)

2018年05月20日

FC岐阜観戦記2018 アウェイ編 その9 その風に乗って、どこまでも行こう

FC岐阜、昨日はNACK5スタジアム大宮(さいたま市大宮公園サッカー場)で大宮アルディージャとの一戦になりました。
前節大分トリニータ戦を最後の最後に疑惑の判定で負けとなってしまい、選手達に悔しさが募る中での試合になりました。一方で大宮はジェフユナイテッド千葉に負け、モンテディオ山形に引き分けと苦しい展開連勝がストップした岐阜に何としても勝って、上位陣に食い下がろうと必死でしょう。
ちなみに、昨年・一昨年は大宮がJ1にいたため、3年ぶりの対戦。その2015年シーズンは2連敗。しかもどちらの試合も5-0という大惨敗で終わっています。さすがに5-0とかいう試合は無いんでしょうけど、無様な戦いにならないようにしてほしいですね。

で、何で名古屋グランパスの♪風チャントなんだといぶかしがる人もいらっしゃるでしょうけど、この日は風が結構強かったのよね。この風を浴びながら、戦国武将の伊達政宗のある戦いを思い出したのですよ。
その昔、伊達政宗が蘆名(あしな)家を討伐するために摺上原の戦いを起こすのですけど、当初は風が伊達軍に吹いていたため、形勢不利だったのです。しかし、風向きが変わった途端、伊達軍の奇策もあって蘆名軍は総崩れとなり、伊達軍の勝利となったのです。戦国時代、いや日本史はあまり詳しくないのに、伊達政宗は好きだったので、子供の頃に読んだ(丁度大河ドラマが伊達政宗だったこともある)彼の生涯をまとめた本で知ってたんですよね。そうならなきゃいいのだがとも思って観ておりました。


SHV39_3246大宮駅に着いて東口に見えてきたのは、大宮を応援するすずらん通り商店街のアーケード。
大宮の後援会と商店街の方々連名で歓迎横断幕が張られておりました。場所によっては岐阜のフラッグも大宮のフラッグと一緒に掲げられておりました。
アウェイサイドの人間から見てもすごくうれしいですよね。粋に感じます。



SHV39_3247NACK5スタジアムは、大宮駅からバスが出ているようなんですけど、行った時は既に出発後1時間に数本という都会の中ではなかなかお目に掛かれない時刻表だったので、仕方なく歩くことに。
大宮駅からNACK5スタジアム大宮までは歩いておよそ20分。結構な距離を歩きます。
その道中には、氷川神社に繋がる中山道の一部である氷川参道もあります。



SHV39_3248こちらは、氷川神社の二の鳥居。先程の氷川参道同様、うっそうとした木々が生え茂っております。



SHV39_3249そして着きましたよ。NACK5スタジアム大宮に。

スタジアムの命名権を獲得したNACK5ことFM NACK5とは、埼玉県にある県域FM局。どこのネットワークにも属さない独立局の一つですが、番組販売を積極的に行ってる放送局でもあります。昔は京都にあるα-Station(FM京都)とも関係が深かったですね。
ちなみに、NACK5は今でこそ会社名(会社名はエフエムナックファイブ)にもなりましたけど、昔はFM埼玉という名前が正式名称でした。そのNACK5というのは、周波数の79.5MHzから来ています

そして、NACK5スタジアム大宮は、日本に現存するサッカースタジアムとしては最古1964年の東京オリンピックの会場をはじめ、国内・国際サッカー大会の予選会場として活躍しました。Jリーグのスタジアムとしては、1992年から数年間は浦和レッズの準本拠地として、1999年からは大宮の本拠地として使われています(大宮は1996年のJFL時代からの付き合い)
2000年代に一旦スタジアム解体の方針がなされたものの、大宮サポーターの抵抗などにより、大宮市(現在はさいたま市)に運営が移管して、現在に至っています



SHV39_3250スタジアムの中はこんなふう。
ピッチの緑がまぶしい。
会場の席、東側と西側の席は、中通路より下は立ち見、それより上は座席(イス席)という変則的なものになっています。今回はアウェイサイドなのでよかったものの、基本的にはモノが置けないほどぎゅう詰めにするのだそうな。



SHV39_3252こちら、大宮のマスコットのミーヤ
メインマスコットのアルディをしのぐ人気を誇っている女子(メス)マスコットです。
・・・こっちに来ないどころか、「あら、いたの?」的な見方をされた(泣)。何とも冷たい扱い(大泣)。



SHV39_3251その冷たい扱いは会場にも表れておりました。
サポーター同士の接触によるトラブルを避けるために、緩衝帯が設けられ、指定席になっているバックスタンドは通り抜け不可になっており、ホーム側の売店に向かうのをブロックしています。なので、アウェイサイドの人間は、大宮公園の入口かアウェイサイドの売店しか利用できないんですね。完璧なJ1仕様とはよく見知った人の弁。
というわけで、2店舗しかない店のひとつ、さいたま市公園緑地協会の「氷川の豚スタ丼」を頂きました
埼玉県産の豚肉を使ったものです。



豚肉にまぁまぁの厚みがあって、美味い。中の味付けもあっさり味なので、豚の味の濃さとマッチしています。にんにくの芽が入ってて、それがシャキっとしてることからアクセントにもなったし。

なお、会場で飲み物を買うと、紙コップでくれるんですよね。過去清水エスパルスの会場もそうだったね。蓋は無いそうなので、ほこりとかが入る可能性もあることから、できることならペットボトルを持ち込んでおくといいでしょう(持ち込み不可にはなっていない)。


SHV39_3255さて、試合。


先程も書いたように、風の影響を受けた試合になったと思います。風は大宮サポーターの待つ方に向かって吹き、前半は岐阜が、後半は大宮がフォアになる展開になりました。
この日は、岐阜の動きが今まで以上にいいJ1にいたと思えないほど大宮を翻弄し、終始大宮の守備陣とゴールマウスを脅かしていました
それでも点が決まらない中に出た先制点が、前半24分、古橋享梧選手から飛び出しました
ゴール前の密集地帯からパスを回し、最後はライアン・デ・フリース選手のバックヒールパスが見事に繋がり、ゴール右サイドに跳ね返る形でのゴールになりました。
これは岐阜の真骨頂パスで相手を翻弄して、できた隙に蹴り込む悪く言うとこねくり回すだけで終わるのですが、きちんと振り抜くことさえできれば、それがメリットになるんですわ。それにしても、バックパスを放つ決断をしたライアン選手もさることながら、それを難なく受け取ってシュートに持ち込んだ古橋選手の連携にあっぱれですわ。あれができる時というのは、岐阜の調子がものすごくいいという証なんだと。
その後、岐阜のイケドンは止まらず、2度のフリーキックを作ったものの、いずれも失敗。特に前半終了間際の竹田忠嗣選手のシュート失敗はもったいなかった。でも、そのもったいない思いが、後半生きてくるのです。

エンドの変わる後半。風向きが変わらない中、大宮に有利になりそうな風向き。実際、大宮のチャージが利いてくる中での53(後半8)分、小野悠斗選手のフリーキックがゴール内に向かう中、飛び出した竹田選手の頭に当たり、キーパーの頭と伸ばした腕を越えて、これまた見事な追加点ただのドンピシャだけじゃなく、イケると思って決断した竹田選手のカンの良さも光る1点ですね。前半のミスを帳消しにする1点は、移籍後初ゴール、かつ今季初ゴールになりました。
しかし、後半選手交代をした大宮、元J1チームという意地もあり、猛攻を仕掛けてきます。特に途中に入ったマテウス選手が早い疲れ始める岐阜の選手を翻弄仕掛かってましたね。スタメンに出てたら、おかしなことになっていたでしょう。それでも岐阜の選手は冷静に対応し、2-0のクリーンシート達成守備が劇的によくなっていることをこの頃実感してはいたのですけど、松本山雅FCや大宮のような攻撃力もあるチームから決められたことは大きいですね。

ちなみに、この試合ではビクトル選手へのお気持ち弾幕が展開されました。
前節あまりの悔しさにグラブをピッチに叩き付けている姿を見せていました。皆気持ちはわかっていたので、とがめることは全くないのに、次の日に日本語で謝罪のツイートをしてくれていたのです。それに対して、コアサポの人達が、「ビクトルはデ・ヘアやカシージャスより優れている」というのを掲げてくれたら、ビクトル選手だって張り切るわな。いつもすごいけど、今回は気合いの入り方が違ってたわ。



SHV39_3256試合後、あいさつに来た古橋選手。謎ポーズになってますけど、写真撮影のタイミングなだけです(笑)。
その後ろは意気消沈の大宮の選手達。このコントラストはキツイ。大宮の選手達はサポーターからブーイングだもの。まだ引き分け挟んで2連敗だけど、ウチに負けたのが相当堪えたのね・・・。



これで5月の勝ち越しが確定次のホームであるアルビレックス新潟戦で再び連勝できるかが掛かってきました。今日の他会場の試合如何ですが、大きくジャンプアップできそうなのは間違いないです。だからこそ、次の試合勝って、夢の一ケタ順位に乗っけてやりましょう。幸い、今年のオレンジは甘くなっておりますからね(ニヤニヤ)。


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Posted by alexey_calvanov at 16:59Comments(0)

2018年05月19日

最高の形で13周年

今日で、このブログが開設して13周年になります。そんな日にNACK5スタジアムで行われた大宮アルディージャ×FC岐阜の一戦、0-2のクリーンシートで勝ちました前節の大分トリニータ戦の悔しさを全面にぶつけて挑んだ結果だと思います。
これほどまでに頼もしいチームなのは、久しく見ていないですね。攻守にわたって、昨年J1チームだった大宮を圧倒してました。逆に大宮は2試合勝てなかったこともあり、焦りの色が徐々に見えたんですねぇ。試合後に猛烈なブーイングが起こってしまうとは・・・。

強いと思われたチームにクリーンシートで勝ててよかった。今月難しい相手との相手が続く中で、何とか勝ち越しまで持ち込み、最後はホームでアルビレックス新潟。5月最後の試合、有終の美といきましょう。そうすれば、6月もいい雰囲気の中で進められると思っています。
負け戦になっても、相手から怖い・強いという意識を植え付けておけば、次の試合(2戦目)の時に繋がると思います。今はがむしゃらに立ち向かっていってほしいです。


最後に、このサイトにお越しいただいてありがとうございます。何度もくじけそうになりながら今でも何とかやっております。次の1年も頑張っていきたいですね。


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Posted by alexey_calvanov at 23:29Comments(0)

2015年11月14日

FC岐阜のJ2残留が決定

今日、J2の試合が行われていました。土曜日のJ2というのは結構珍しいのですけど、それもJ1の試合がない(天皇杯の4回戦が行われていたため)ことから来たもの。とはいえ、いよいよこの試合を含め2試合となり、優勝および昇格、そして残留および降格・入れ替え争いもクライマックスになってきたわけです。


そんな中、残留を決めていないFC岐阜は、残留を掛けてカマタマーレ讃岐と戦いましたこれまで1度も負けていない相手だったにもかかわらず結果は3-0と完敗。これまでのうっ憤を晴らされたとも取れる展開になったようです。まぁ、岐阜は前節でヘニキ選手が累積4枚で出場停止という状況だったので、こうなったとも言えるわけで・・・。

この試合で残留を決められなかった岐阜は、この後行われた大宮アルディージャと大分トリニータとの一戦に全てを賭けることになりました。ちなみに、同じ勝ち点で順位が上だった水戸ホーリーホックは、コンサドーレ札幌に2-1で勝ち、自力で残留を決めています
その大宮と大分の試合はテレビ放送しかなかった(地上波ではテレ玉(テレビ埼玉)で、それ以外はCSのスカパー)ので、非常にやきもきしながらネットの速報を見ておりました(このあたりは今日の岐阜×讃岐の試合と同じ)
前半は共に0-0となり、双方優勝と残留というプレッシャーの中で戦っていたのではないかと推測しています。
試合が動いたのは後半。大宮の起こしたオウンゴールから大分が先制し、その後も追加点を挙げ、一気に大分優勢と思える展開に。しかし試合終盤大宮が攻撃的になると、ムルジャ選手が2得点。その勢いを借りたのか、その勢いに押されたのか、後半43(87)分に大分がPKを取られ、これを決めたことで大宮の決勝点に。後半を制した大宮がJ2優勝と同時に1年でJ1復帰。また埼玉県にあるクラブが1年でJ1復帰を果たした瞬間でもありました(過去に浦和レッズがJ2降格の際、1年でJ1に復帰している)。これで大宮は一皮むけて強くなったんじゃないかなと思うのですが、これいかに。
そして、この試合で大分が敗戦したことで、勝ち点43だった岐阜を上回ることができなくなり、敵失ではあったものの、岐阜は何とかJ2残留を決めることができました。まーた残留力とか言われるのか(苦笑)。また、栃木SCも京都サンガに0-1で敗れたことで、残りの試合で栃木が勝ち点3を積み上げても得失点差で上回れない(大分は勝ち点-9、栃木は-22)ため、大分がJ3との入れ替え戦(レノファ山口・町田ゼルビア・長野パルセイロのいずれか)、栃木がJ3降格となりました。


正直残れるとは思ってなくて、最終節までもつれるんじゃないかと思っていたので、ここで(負けたとはいえ)決めてスッキリしましたわ。心置きなく最終節応援ができます。もちろん相手の福岡も勝っており、まだ昇格争いでキリキリしている状態なので、絶対に負けられないと思っているでしょうから。
それにしても、ここまで劇的な終わり方はなかったなぁ。それに加えて、J1には清水エスパルス・モンテディオ山形・松本山雅FCと強い相手ばかりJ3からの昇格組も強いでしょうから、来年は試練だ・・・。


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Posted by alexey_calvanov at 23:30Comments(2)TrackBack(0)

2015年05月24日

FC岐阜観戦記2015 第8節 圧倒的な差、ここに極まれり

今日、FC岐阜は大宮アルディージャと対戦しました。


SHL23_1562こちら、大宮のサポーターの皆様。明日仕事の人も多い中、ナイトマッチに来てくれるなんて、まさにサポーターの鏡ですね。まぁ、もしかすると有休もらってるかもしれないけれども(苦笑)。


そんな大宮アルディージャ、元々は電電公社の関東チームから端を発したクラブで、1999年にJ2に昇格し、2004年にJ1へ昇格しました。

しかし2005年にJ1入りして以来、10位以上に上がったことは一度もなく、常にJ2降格のギリギリのところで残留を決めるという苦しい展開を見せていました。また埼玉県にあるクラブということで、常に浦和レッズと比較され、そして常に浦和の人気の陰に隠れがちとなっていました。特にさいたま市になったことで同じ市に2つのJリーグクラブがあるということからも集客も苦しく、観客水増し事件で辛酸をなめたこともありました

そしてJ1に残って10年経った昨年、遂にJ2降格を喫することになりました。


ちなみに、先述の通り、元々電電公社から端を発したチームのため、運営会社・スポンサーはNTT東日本・NTTドコモなどからなるNTTグループ資本が入っており、スタジアムに関しては、埼玉唯一の民放ラジオ局でFMにおける首都圏聴取率ではトップリーダーを掴んでいるNACK5(エフエムナックファイブ)がスポンサードしております(そのため、試合のある日は、埼玉西武ライオンズ戦とバッティングしない限り、放送されることが多い)。結構すごいところがバックに付いているんですよ。浦和なんて基本三菱自動車だけだし、コミュニティFMでしか試合の放送は聞けないんだし(爆)。

そんなこともあり、1年でJ1に復帰するんだとばかり(これは浦和がJ2に落ちた際、1年で復帰したという経歴があるからかもしれない)、J2ではほとんど負けなしJ1昇格にもたついているジュビロ磐田・ジェフ千葉などを尻目に、上位をキープしております(恐らく、ツエーゲン金沢が健闘しているのが、大宮にとっては想定外なのかも)。前に書きましたけれども、J1では下位の常連でも、10年もの長きにわたりJ1に残った底力を舐めてかかれないわけで、今年の成績がその証拠でもあります。ただ、前回はジュビロ磐田戦で『J2先輩』の格を見せる試合となり、引き分けになりましたけれども、負けにはならなかったので、そういった点では大宮の底力は健在ですね。



対する岐阜はというと、前々回の愛媛FCで快勝し、アウェイで挑んだロアッソ熊本戦では先制されながらも、すぐに岡根選手のシュートで追い付き、難波選手のPKで逆転し、今季初の連勝となりました。そういった点では、いい形で大宮戦を迎えられることになりました。
ただ、連勝の『代償』は大きく、この試合はチームの要の一人であるヘニキ選手と守備の切り札である阿部選手がイエローカード累積4枚で出場停止となってしまいました。特にヘニキ選手がいないのは痛い縦横無尽に動き回る彼の存在は、大宮の攻撃を振り回せると思っていただけに、残念でならないと同時に大丈夫なのかと思っておりました。今思えば、彼がいないことは試合を決してしまう事態だったのかもしれません。


SHL23_1557ところで、ホーム第4節(栃木SC戦)で、餃子道のどて煮を紹介した際、「丼飯で欲しかった」と書いたのですが、ここ読んでるな(ニヤニヤ)。丼飯(どて丼)が売られておりました(ギャハ)。待ってたよ。
・・・これが美味くないわけないじゃん!ここでコメントしませんけど、書くとしたら美味かったとしか書きませんけど、これを食わずに長良川から帰るなと言ってやりたい(笑)。また売ってら買うかもしれないレベルなり。



SHL23_1564この日は、難波選手もお休みでしたが、完全休暇ではなくリザーブで残るというふうでした。試合に出るかなと思っていたものの、結局は完全休暇に近い形となりました。

しかし、ウォーミングアップを見ている限り、他の選手と動きが違う。ほとんど手を抜いていないですよ。こりゃ若手が見本にしないといけないとラモス監督が言うわけだ
動画にも収めていますが、さすがにどうかなと思って公開はしませんけど、写真だけでも見てすごいなとわかってもらえれば、これ幸いなりと。



SHL23_1570で、試合なんですが、スコアを見てわかる通り、0-5と実力の差がはっきりと出ました。ワンサイドと書いてしまえばそれまでなのかな。

岐阜はボールをためてパス回しでチャンスを伺うというプレイスタイルはできていた。相手をそれでかき回して、その隙を突いて点を取るという、どちらかというと堅守速攻型の展開にしたかったんだろうと思うんです。
ただ、敵もさる者で、岐阜の1枚も2枚も上だったんですわ。きっちりガードし、必ず複数人で囲んでボールを奪う奪ったボールは確実に味方のいるところに(オフサイドにならないよう細心の注意を払って)飛ばす。そして確実にシュートを打つ失敗したらフォロワーがいて、これでもかと打ち込む。サッカーの基本なのかもしれないですけど、それがちゃんとできている。個人技もチームプレーもちゃんとできているわけです。
しかも、岐阜は複数人いたのに、誰もボールを取りに行かないボールをなすがままに流して、相手のところに送ってしまっている感がありました。フォロワーの動きにも対応できていない、きめの粗いザル状態でした。ここにヘニキ選手がいれば、阿部選手がいれば・・・と思うシーンが何度あったことか。実力の差以上に何かが足りない、残念至極な試合でした。

ちなみに、この試合では鈴木潤選手(特別指定選手。中京大学在学)が初登場。まだまだな部分もあったものの、厳しい試合の中よくやったかなと。



SHL23_1558さぁ、これで連勝が止まった岐阜は、最悪の形の中で水戸ホーリーホックとの対戦を迎えることになりました
そして、この試合はアニサカ3戦目(岐阜の試合は2試合目)4/25の東京ヴェルディ戦のような無様な戦いはできません。勝てる相手だと思うので、引きずらずに前を向いて戦いましょう。幸いなことにまだ降格圏内には落ちていないのですから。



次戦から巻き返しだ!FC岐阜!


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Posted by alexey_calvanov at 23:56Comments(0)TrackBack(0)