・・・いやいや違うのだよ。正確には、『連勝のチャンスがあるチームがいる』けど、連勝しているチームは現状いないだと思うの(笑)。その『連勝のチャンスがあるチーム』の一つが、今回FC岐阜が対戦するギラヴァンツ北九州なのです。
北九州は、なぜか開幕戦が第2節からになったのですが、その対戦相手だったAC長野パルセイロに2-0で勝利。キャスティングボートを終始握っての快勝だったとのこと。某サッカーブログの北九州サポのコメントによると、増本浩平監督のチームのデキは6割ほどだそうで。これで6割なら、ウチとの対戦の時には何割で挑んでくるのかしら・・・とガクブルもので試合の日を迎えました。だって、これまででも5勝しかしてないし、J3での対戦は未だに勝っていないんだもの。ましてや増本監督。そりゃ震えて待つわな(爆)。

とはいえ、最初に紹介する中華料理しょうりゅうの「チキン南蛮丼」は、チキンを使っているとはいえ、今回のチキングルメとは関係ないものです(爆)。店員さんには「海老チリ炒飯」を勧められましたけど、前に食べたと前置きして、コイツを買っている(ニヤニヤ)。
味は、カリッとした食感の唐揚げが美味いのは当然のことながら、そこに掛かった甘酢だれが、食欲をそそる旨さ。さらにタルタルソースが、甘酢だれをさっぱりとさせてくれるので、全体の味のバランスもいいのよ。ここってホントにハズレが無い。

台湾のデカい唐揚げで、ブームの時には、大須で売ってて、何回か食べたなぁ・・・。ちなみに、鶏むね肉なら、これの2倍の大きさにできるという店の人の声が漏れてきた(汗)。
・・・これで十分です(ニヤニヤ)。もも肉なんだろうと思うけど、ジューシーさがすごいもの。むね肉だとジューシーさは少なくなるんだろうけど、ジューシーさを欲するとしたら、これで十分なんですわ。あまり大き過ぎるとクドくなるんじゃないかと心配になるもの。

その策は前半に関しては実らず、北九州に先制点をもらいます。
先程も書きましたけど、動きが悪い。特に距離感の掴めていない選手が何人かいて、パスを回した時に回したい相手に届いていないため、敵に奪われるというシーンが散見されました。ちゃんと試合前練習の時にピッチコンディションを確認しているのかと疑いたくなるくらい。さらに、ちゃんと詰めれていない・連携できないのも気になりました。その中で一人気を吐いていたのが、この日初スタメンだった中村仁郎選手。スタメンに出る気持ちを持ってシーズン前から挑んでいた中でも結果は(これまで2試合)サブメンだったので悔しいと漏らしていたので、賭ける思いはあったと思います。実際に熱い想いを一番に感じられました。
その想いが通じたのか、後半から岐阜は息を吹き返します。パスが繋がるようになってきたからです。
後半5(50)分、萩野滉大選手の左へ展開した球を前に上がって来ていた外山凌選手がスルー。その先にいた泉澤仁選手が受け取り、ペナルティエリアに蹴り込んだものの、相手の選手に受け取られてしまいます。しかし、相手のパス回しのミスを中村選手が見逃さず、苦しみながらも身体で受け止めたものの、誰もいないところに転がしてしまった・・・と思ったら、そこにさっきスルーして前に上がっていた外山選手がスルスルっと入ってきた!鋭く蹴り出した球は相手キーパーをかわしてゴールマウスの中に吸い込まれていきました。今シーズンのホーム初得点は、劇的なものとなりました。
この勢いを大事にしてきた岐阜は、後半14(59)分、再びチャンスを作ります。
野澤陸選手の蹴り出したロングボールが中村選手に回り、相手陣営を翻弄しながらペナルティエリア中央に蹴り込むと、西谷亮選手がボレー気味に食い込んできた!その蹴られた球は、キーパーの左側をすり抜けて、ゴールマウスの中へ。再び劇的なものになった1点は、勝利を呼び込む逆転弾となりました。
その後は、守勢に回るシーンが増えるものの、守備陣の奮闘などで乗り切って、試合終了。2-1で逃げ切りました。

後ろには、緊張した面持ち(?)の西谷選手が。

そして、マジっすかって顔の西谷選手(爆)。

・・・俺のことを悪く言うんじゃないぞというプレッシャーを与えているのかもしれない(ニヤニヤ)。

さて、この日の試合のMOM(Man Of The Match)は西谷選手なんでしょうけど、個人的にはMOMは中村選手だと思います。
途中交代まで全力で挑んでいた中、展開力・推進力・突破力を存分に見せてくれましたね。相手を翻弄するドリブルとボール捌き。そして見事なクロスは、まるで若い頃、ウチにいた頃の田中パウロ淳一選手の再来なのかと思ってしまったほど。それだけオーバーラップするものが、この日の試合にはありました。奇しくも右ウィングというポジションまで一緒。今年パウロ選手は栃木シティFCに在籍しているので、もしかすると2人のマッチアップが見られるかもしれませんなぁ・・・。あとはシュートが決まれば完璧なんでしょうけど、さぁどうなるのかな。
何とか今シーズン初勝利を掴み、挑む次の相手は、アウェイで挑む福島ユナイテッドFC。順位も岐阜10位・福島11位と6ポイントマッチに。昨年で郡山から続いた勝ちっ放しの記録が途絶えただけに、再び連勝の記録を作る礎に、そして連勝するための足掛かりにしたいところ。3月初戦になった北九州に勝ったのですから、3月は快進撃の月にしていきたいものです。

