2020年07月19日

FC岐阜観戦記2020 第3節 かつての師との対決

FC岐阜、今日はロアッソ熊本との一戦になりました。ご存じの通り、同じ年にJリーグに参戦した同期対決になりますが、今年はそれだけではありませんでした。かつて岐阜の監督を2年半務めた大木武監督が帰ってきたのです。
師匠と弟子の対決というのは、否が応でも盛り上がります。「機動武闘伝Gガンダム」の東方不敗マスターアジアと主人公のドモン・カッシュとの対戦しかり、「スター・ウォーズ エピソード3 シスの復讐」でのオビ・ワン・ケノービと後のダースベイダーとなるアナキン・スカイウォーカーとの対決しかりで、今回は大木監督という元岐阜の監督とかつて大木監督を師と仰いだ選手達との対決でもあるのです。
その熊本は目下絶好調。開幕から4連勝という状況。一方で岐阜はカマタマーレ讃岐とは引き分け、セレッソ大阪U-23とは完敗という有様。10位といういつ下に落ちてもおかしくない中で、今回の一戦になったのです。
ちなみに、大木監督は選手には慕われていたようで、全員があいさつに行ったとか。しかも今年入団の選手、つまり大木監督の面識がない選手も行ったらしい(苦笑)。まぁ、元日本代表のコーチだしね・・・。


SHV47_0211今日の試合の一番の目的は、マスクを買ってくること(笑)。
数量限定でかなり入手は困難になるのではないかと思われる並び方でしたけど、1人1枚というのが功を奏し、無事購入できました。しかも目的のグレーだったよ。
これからホームないしはアウェイでは、このマスクがお供することになるでしょう。洗えるマスクですから、何回でも使えますし。



SHV47_0205さて今日の試合は、岐阜県のマスコットで、岐阜の応援マスコットでもあるミナモが来場。お久しぶりです。



SHV47_0206そして、同期対決ということで、オンラインでスガッシュさんとロアッソくんとのオンライン対決も行われました。
その際、ロアッソくんがギッフィー宛のお土産として「いきなり団子」をプレゼントしたものの、肝心のギッフィーは痩せないとダメということで食べられず(笑)。その結果、拗ねてしまうのだった(ニヤニヤ)。
ちなみにギッフィーが贈ったのは「飛騨牛コロッケ」で、スガッシュさんが美味しく頂いておりました



SHV47_0207今日の試合は、町田ブライト選手がリザーブ入り
フィジカルモンスターと言われ、他の選手達も何を考えているのかわからない的なコメントを残している中、『秘密兵器』が起動することになるのでしょうか。暴れ馬になって思いっきり暴れてほしいものです。



SHV47_0208そんな愛憎半ばで行われた試合は、やはり熊本がボール保持が高い中でのプレーになりました。岐阜でやっていたことと変わらないと言えばそれまでです。ただ、精度の面では当時の岐阜に比べてまだまだで、ボールを持っているだけとも言える展開もちらほら。それでも、熊本が詰めるような展開になり、前半29分には、あわや上村周平選手に決められたと思われましたけど、オフサイドで助かります
前半は熊本のペース。しかし、岐阜にとってはしてやったりなのです。そう、大木サッカーは前半で点が取れなければ、後半で焦りを見せて前のめりになる傾向があり、さらに前半走り回っているため、疲労度が高く、後半にバテる傾向があるのです。しかも、この日のスタメンはフォワードが3人いるものの、リザーブには誰も入ってない相変わらずのミッドフィルダー偏重に、ああ大木サッカーだわと思わされた次第(ニヤニヤ)。
前半0点に抑えられたことで、少なくとも引き分けには持ち込めると確信したのです。少なくとも大木サッカーを見て、勝てなさという苦汁を味わった岐阜サポは・・・。

後半に入り、想定通り前のめりできた熊本でしたが、前半ほどの圧力は感じられず、徐々にペースダウンしていきますその時を待っていたとばかりに岐阜は熊本の選手からボールを奪い去り、一気呵成の攻めを見せます。そう、大木サッカーは後半に弱い後半にボールを奪って走り回られると、追い付ける選手はほとんどいないのです。ただ、岐阜は凡ミスがやや目立ち気味だったので、ここを突かれていたら危なかったと思います。それもゼムノビッチ・ズドラブコ監督が早く切り替えてくれたから、何とかなりましたけどね・・・。
想像よりも熊本が粘っているなと思う中で迎えた後半44(89)分、ドラマが待っていました。
後方から飛んだ縦ポンのボールを川西翔太選手が持って一気に攻め上がり、シュート!ただそこは、キーパーに阻まれます。しかし、そこに待っていたのが、永島悠史選手冷静にキーパーのもたつきを判断し、流し込みました。それが決勝点となり、1-0で勝利実に9ヶ月ぶりのホームでの勝利となりました。
実は、正直永島選手のフィジカルが落ちていたので、そろそろ替えた方がいいのではと思っていた中で決めた得点よく粘って頑張ったと思います。同時に信じてあげられなくて申し訳ないとも。大木監督の秘蔵っ子として活躍し、同時期には慢性疲労症候群に罹って苦しい時期を過ごしてきましたまだ大変だろうと思う中で放たれた『恩返し弾』は、チームの展開をも変える一発になったのではないかと思います。少なくともC大阪U-23でのふがいない戦いを払拭できたかもしれないと。



SHV47_0210試合後、選手達がやって来ました。
社会的距離を保って下さいというアナウンスがあっても、勝ちに酔いしれている中ではなかなかそれも難しい。しかし、その中でもできる限りのことはやらないといけないのです。
私も前へ行きたかったですけど、今回は見ていた場所で待機しました。この日、WHO(世界保健機構)も「三密」を認めました日本が率先して行ってきたこの行動をJリーグやプロ野球をはじめとしたプロスポーツ観戦で示せるようにしたいものです。



大木サッカーは弱点さえわかれば十分に策が練られることを岐阜の選手達が証明してくれました。この試合を見た他の球団も熊本対策を練ってくることでしょう。この試合が熊本にとってターニングポイントになるかもしれません。この試合で一皮むけられなければ、熊本は失速すると思います。

実は、熊本で展開している大木サッカーで変わったところが1つありました
ペナルティエリアで誰が打つかけん制し合う行為、つまりこねることが無くなったのです。それこそペナルティエリアの外からガンガン打ってくることも変わった事例と言えるでしょう。それができるのも絶対的フォワードの谷口海斗選手がいるからだと思います。昔のウチで言えば、今はヴィッセル神戸にいる古橋亨梧選手がそれにあたるでしょう。彼が大きく成長すると非常に怖いと思います。もちろん、その取り巻きでいた選手達も狙えるタイプなので、彼らがシュートの正確性やポイントゲッターとして機能したら、手が付けられなくなります。もちろん、パスの精度も上がってくると、対策も無駄になる可能性を秘めています大木サッカーは90分走れるスタミナがあれば、十分に怖いサッカーになります。そして空中戦対策など立体的な展開を組めるようになれば、もう無敵なると思っています。

今回は、去年までのような地べたを這うサッカーだったので勝てたのです。そんな時は、相手を思うがままに走らせ、要所でカウンターアタックを繰り出したり守備固めを行い、あとは相手に取られないために、空中でパスを回すようにすればいいのです。


熊本に何とか勝った岐阜。次は再びホームでガンバ大阪U-23との対戦になります。過去の成績を見ても恐るるに足らないと見る人もいるでしょうけど、絶対に気を抜いてはいけません。まずは連勝が掛かっていること、そして勝ち点を積み上げJ2復帰への足掛かりにしなければいけないこと。このためにも勝たないといけない試合です。簡単なことではないでしょうけど、やらなければならないことだけは確かです。もう一回言いますが、気だけは絶対抜いてはいけません今回の勝利は今日までで納め、明日からは次の試合に勝つために研鑽(けんさん)していきましょう。


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Posted by alexey_calvanov at 23:57Comments(0)

2019年12月12日

そんな監督で大丈夫か?

同期ゆえか、うらやましいと思っていたのか。大丈夫だ、問題ないとでも言ってほしかったのか(ニヤニヤ)。


J3のロアッソ熊本、FC岐阜とは同じ年にJリーグに入会した同期の桜とも言えるチームが、今年のアウェイの大宮アルディージャ戦まで監督を務めていた大木武さんを監督に据えることを発表しました。この発表を見た時、ワイひっくり返ったで(汗)。

大木さんは、2017年に岐阜で監督を務める前からいくつものチームの監督やコーチを務め、その中でもヴァンフォーレ甲府はJ1昇格へ導き、京都サンガF.C.では昇格プレーオフまで押し上げた経緯があります。一方で、噛み合わないと徹底的に噛み合わず、岐阜の時には2018年に10連敗(最終的には13戦勝ち無し)、去年は6連敗になって解任となりました。

大木さんのサッカーは、いわゆるパスサッカーで、距離感を大事にする印象密に繋ぐことを重視し、とにかく回すことで打開するといったふうでした。逆にそこを付け狙われると、あっという間に失点ということもあり、守備のもろさもあって、しばしば見受けられる光景になっていました。
なので、個人技に頼らないと上手くいかない面もあるのですが、大木さんはそれをあまり好ましく思っていないんじゃないかと思えるところもあるのよ。個人技の高い選手による集団プレーができないと、J3でも厳しい結果が待っているよと熊本のサポーターには言いたいです。
あとイエスマンが重用され、ノーを言えば途端に干される傾向もあるようです。ただ、意固地になった時のストッパー(やんわりと批判できる人)がいないと、先述のような大型連敗が待っています。結構難しいチーム事情になるかと思うので、その点でも覚悟が必要です。そしてカネも掛かるぞ、大丈夫か(ギャハ)?
いいところを上げろと言われたら、人のいいところでしょうか。どんなに苦しい時でもサポーターの前できちんと挨拶をしてくれます。大きく負けている時でも、ウチのサポーターがブーたれなかったこともあってかもしれませんが・・・。


とにかく、大木さんになったら、人選で勝負の半分が決まることになるかもしれません。あとは1年目が勝負ここで昇格ができなければ、2年目以降は、いばらの道です。そうならないように、いい選手を引き抜かれるなよ(ニヤニヤ)。


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Posted by alexey_calvanov at 23:08Comments(0)

2019年06月18日

やっぱり3年目だった

今日、FC岐阜は大木武監督の退任を決めました。


このニュースを知ったのは、朝のNHKニュース「おはよう日本」の放送内でローカル枠になる時間帯があるのですがけど、朝7時前のローカル枠で知った次第です(恐らく6時半になる前のローカル枠が第一報になったのではなかろうかと)。しかもトップだったんだよね・・・(苦笑)。もう中日新聞の朝刊にはスポーツ欄で載っていたようですけど、1面しか見ずに会社へ行ってしまったので、それを知ったのは家に帰ってから。


大木監督は2017年から2年半チームを率いてきたんですけど、1年目が17位、2年目が20位想像していたよりも悪い順位で3年目を迎えました。特に2年目は夏から秋に掛けて10連敗という時期があり、晩秋に入るまでなかなか勝ち点が上がらない状況にも陥っていました。それでもフロントは大木監督の続投をお願いしたわけです。
その3年目は、これまでにない補強を行ったというふうで大々的にお披露目をしたものの、4月に入ってから勝てない状況が続き、5月はFC琉球戦で勝って以来、勝ちに見放されている状況(6連敗中)なわけです。


大木監督に関しては、愛憎半ばというふうです。
初めて大木サッカーを見せてくれたレノファ山口FCとの開幕戦(2017年)、パスサッカー・ポゼッションサッカーという新しい形を見せてくれて、華麗なパス回しは岐阜というチームの変わった姿を象徴しているかのようでした。当時J2に落ちてきた名古屋グランパスとも互角に戦い抜き、今年はやれると期待が高まったものです。魅力的なサッカーという点では、大木監督の功績は大きいですし、このサッカーが続けば・・・とも思ったものです。
しかし、現実はそれではダメだったということ。相手に読まれてしまう。そこで一回転ぶと、なかなか立ち直れない2年目まではターンオーバーをせず、使いっ放しの状態が続いてしまった。よく選手がケガしなかったなと思ったものの、2年目・3年目は主力にケガが出て、3年目はそれが相次いでいる状況。にもかかわらず、意固地とも取れる采配・運用で、使ってほしい選手は使われないまま干されるということもありました。岐阜から去っていった選手は、恐らく大木監督にノーと言った人や大木監督の采配・運用に納得がいかなかったのでしょう。結局残ったのは、イエスマンと大木監督を知らない若手(新戦力)だけという有様でしょう。

個人的には下関の試合(これも奇しくも山口戦)がターニングポイントになったのでしょう。選手に対して愚痴が出た珍しいインタビューだったのですけど、このあたりで彼の『独裁』が強まったと思っています。ここから出られなくなった選手が、ほぼほぼ岐阜からいなくなったのですから(そこで残った小野悠斗選手が活躍しているのが何とも皮肉)
正直なところ、2年目で大木監督を切っておくべきだったと思うのです。しかし、私達はペテンに掛けられてしまったと、厳しい言い方をすればできるかもしれません。悪く言えば、『大木信者』になったサポーターが、想像していた以上に多かった。かつフロントまでもが狂信的な信者になってしまっていたということです。あんだけ魅力的で攻撃的なサッカーができるのだから、いずれ花開くに違いない、いずれ強くなる、いずれ勝てる・・・その降り積もった無根拠な『信頼』だけで、彼は生き残れたのです。ジェフユナイテッド千葉・市原を解任されたファン・エスナイデル元監督の時のように、サポーターが強硬に反対を言わなければならなかったのです(実際はフロントが押し切って3年目も監督になったものの、水戸ホーリーホック戦後に解任)

面白いサッカーを見せてくれたことには感謝しています。ご自身が苦しい状況の中で采配をしてくれたことにも痛み入る部分があります。しかし、選手がやりたいこと・やっていきたいことを無視し、自身の理想ばかり追い掛けて現実を顧みなかったという事態には大変遺憾であり、チームの窮地を招いたことに関して早い段階で責任を取ってほしかったと思います。


この時期の交代は、遅きに失したとなりかねない状況。新しい監督次第ではそう思っておりました。で、決まった新しい監督が・・・というところで、そのあたりの話は、次回に書いていきましょう。


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Posted by alexey_calvanov at 23:12Comments(0)

2019年02月23日

2019シーズン開幕戦前日記者会見に行ってきた

何だか、今年からJ2とJ3では開幕前日に記者会見を開くことになったそうな。でも、J3って3月、しかも最初の試合が土曜日だったんじゃないかと思うのですけど・・・(汗)。
これが恒例行事になるのであれば、隔年でやって来るイベントになるのでしょう。そう思うと、大事なものになるのかな。ただ、毎年アウェイ開催になる雪国のクラブは、どうなるんだろうか


SHV39_4435それはさておき、その記者会見を観に、岐阜市にある、みんなの森 ぎふメディアコスモス(通称:メディアコスモス。以下メディアコスモス)に行って来ました今回は寄り道して行ったので、名古屋から1時間程掛かりました。何で寄り道になったのかは後日紹介できれば。


さて、メディアコスモスというのは、岐阜市の図書館が手狭になったため改修しようという流れになったため、じゃあ便利なところに・・・となって建てられたもの岐阜市図書館をメインにした複合施設という位置付けです。「今夜も生でさだまさし」の公開生放送の会場になったこともありましたね。
で、メディアコスモスの南側には岐阜市役所の新庁舎が建つ予定で、現在工事の真っ最中大きなクレーンが幅を利かせています。まだ基礎(1階)部分ができたばかり、いや鉄骨しかないからできたとは言わんか。そんな状況です。



SHV39_4443メディアコスモス内に、新庁舎の完成予想図の模型があります。写真奥にあるほぼ真ん中に突き出した丸みのある直方体のビルがそうですね。
ちなみに、手前の白い建物がメディアコスモスになります。



SHV39_4438その新庁舎の防音壁には、FC岐阜の応援ボードと化していた。メインの選手がビクトル選手とは、3年前には想像も付かんかったわ(汗)。すっかり岐阜の顔、岐阜の守護神となっております。



SHV39_4446会場は、1階にあるドキドキテラスというところ。着いた時には準備に大わらわでした。
何だか、開幕告知ポスターを意識した記者会見になりそう。



SHV39_4447記者会見開始前からギッフィーが現れた。今回は甲冑を着ての登場です。後に、スタッフ(その中には、元SKE48で新人アルバイト扱いの町音葉さんの姿も)より配られた兜の折り紙(自分で作るヤツ)をかぶりますけど、頭に凹凸が少ないからポロポロ落ちる(苦笑)。



SHV39_4451今回のメインイベントの一つ、Mr.マリックさん入場。
ハンドパワーで切れたひもを修復したり、紙に書かれた岐阜のロゴだけを残した(岐阜のロゴと『戦』と書かれた紙を折りに折って、はさみで切ったというもの)り、手に触れずにシャンパンを開けたり(大木武監督にカウントだあ運をお願いしたにもかかわらず、2秒前に開いた(爆)。本番の時は1は言わないとかテレビの収録かよ(笑)!)と素晴らしい超魔術を見せてくれました。



SHV39_4452そして今回のメインイベント、両チーム監督・選手の記者会見。質疑応答は記者のみで、一般の方々は無かったのが残念と言えば残念ですけど、まぁ仕方がない。
左から、今年のキャプテン阿部正紀選手、大木監督、対戦相手のモンテディオ山形の木山隆行監督、北川柊斗選手
岐阜の選手と監督は、甲冑姿での登場。様になってましたなぁ。阿部選手は思ったより軽いと言ってたけど、重いのはホントに重いんだぞ。

なお、NHK岐阜放送局で放送している夕方の番組「まるっと!ぎふ」の女性キャスターが大木監督にバッサリ斬られた模様(ニヤニヤ)。<アンタ質問下手的な主旨の言葉でやられてたな(ニヤニヤ)。



SHV39_4453記者会見が終わって、Mr.マリックさん再度入場した上での、記念撮影。
来てます来てます、ハンドパワーですな姿で。



SHV39_4454最後は出演者一同との記念撮影
山形の木山監督と北川選手、前日の大変な中にお越し頂いてありがとうございました。そして、大木監督と阿部選手、お忙しい中お越し頂いてありがとうございました。



会場は80人の席しか無かったものの、それ以上に立ち見・階段での座り見でごった返していました。お客が来ないと言っていた時期と比べたら、隔絶の感がありますね・・・。


いよいよ、明日開幕です。14時キックオフになります。
開幕戦なので大勢の来場が予想されますので、よい席はお早めに。基本的に自由席(指定席はスーパーシートだけだもんね)ですから、余計にそう思います。
いい試合になることを願います。そして、大勢の来場者がくることを願っています。目指せ、開幕1万人!


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Posted by alexey_calvanov at 23:26Comments(0)

2018年04月01日

FC岐阜観戦記2018 第3節 くっ!ガッツがたりない!

FC岐阜、今日はヴァンフォーレ甲府の一戦となりました。


前節は愛媛FCに勝利し、意気揚々とホームに帰ってきたはず。いまだホームでは勝っていない(去年の9月3日の愛媛戦までさかのぼる)状況なので、何とかしてでも勝利を得たいものです。


SHV39_2945今日はまずこの1枚から。
帰りのシャトルバスや行きのバスの一部で見受けられる方もいらっしゃるかと思いますが、長良川競技場に向かう途中にある畳屋に掲げられている横断幕。自作ないしは作ってもらったんだろうなぁ。昔からシーズン中は掲げられているので、何とか紹介したいと思ったものの、正面で撮れるチャンスが無く、今回初めて掲載。
こちら、行きのバスの場合、三田洞線・城田寺団地線に乗車の際に見られます(岐阜メモリアルセンターに向かう中では結構レアな路線になる。なお下車の際は、岐阜メモリアルセンター正門前よりも岐阜メモリアルセンター前の方が長良川競技場に若干近い)。



SHV39_2946岐阜も桜が満開になりました。奥の淡墨桜の壁画モニュメントのように、ホームで花開いてほしいものです。



SHV39_2953こちら、ヴァンフォーレ甲府のサポーターの皆さん。遠いところから来ているはずなのに、結構大勢来ている(汗)。チームも山梨交通のバスを使っていることから、甲府からバス移動だったのね。お疲れ様です。
そんな甲府サポのチャントの歌声が激しい(泣)。松本山雅FCのような怖さが・・・。


ヴァンフォーレ甲府は、元々山梨サッカークラブというチームからプロ化していき、1995年に現在の名前になっています。
1999年にJ2に参戦したJ2オリジナル10の1つですが、この頃から経営危機が深刻化し、チーム消滅の危機を迎えました。しかし、その時のサポーターの頑張りや営業面における小口スポンサーを多数獲得することで地域に根差した運営を図っていくことで、業績を回復2006年のJ1昇格元年の際に債務超過は解消されます。
その後も地道な努力により、今や山梨中銀スタジアムには所狭しとスポンサーボードが並ぶという状態にまで回復しています。2007年・2011年・2017年にJ2に落ちても、そのスポンサーの縁が切れることはほとんど無く、地域密着の成功例として紹介されるにまで至っています。
今指揮を執る大木武監督にとっても監督としてのキャリアのスタート、原点としてこのチームを挙げることができるでしょう。2003年と2005~2007年に監督として甲府を率いており、2005年にはJ1昇格を果たしています。

なお左側に見えるのは、甲府の象徴でもある♂(オス)マーク(ローマ神話に出てくる戦いの神マルスの記号から来ている)。記号が象徴的に扱われるのは、他のチームではなかなかありませんわ。



SHV39_2949おお、新選手ギッフィーの弾幕が張られているではないか!今日も決めろ、ネオギッフィーショット!
・・・って、今日はエイプリルフールか。そういえば、去年の初勝利は4/1だったな、ウソみたいなホントの話(笑)。



SHV39_2947今日はCCNという岐阜市内のケーブルテレビの主催試合なので、こんなクリアファイルをくれました。青いマスコットはCCNのマスコットナガラー。実は、この後実物が登場し、キックインセレモニーで壮大にやらかす(爆)。

このクリアファイルをもらう際、合言葉があると言われ、何なのかなと思ったら、「中日新聞を見ました」と言ってとのこと。
・・・ウチ、中日新聞だけど名古屋版(12版という最新版)なんだわ(ギャハ)。<コイツ一番もらっちゃいかんヤツ!



SHV39_2948そんなCCNの無料ガラガラ回したら、黄色のボールが出てきた黄色はロバのパンの引き換えらしい。
というわけで、レーズンパンを引き換えて参りました



パンがモチっとしてて甘みのある生地だわね。レーズンも程よい酸味と美味さがある。でも少し硬いかな(苦笑)。少し硬い時は、家でふかす(またはレンチンする)といいんだって。


祭り1QVGAそういえば、今日は祭nine.のFC岐阜アンバサダー就任式があったんだった。

祭nine.はBOYS AND MENの弟分で、同グループの研究生からなっています。7人のメンバー中3人が岐阜出身者という縁もあって抜擢されたんでしょう。
そんなこともあり、女子が大勢来ておりました(さながら、このアスキーアートかしら(笑))私はバスに乗っている時に、彼らが乗っていると思しき車(ワゴン)を見ましたけどね。



SHV39_2954そんな試合は、前半岐阜のペースとも甲府のペースとも言えないこう着状態。基本センターラインで一進一退、時折お互いのチームが相手のゴール前を脅かすというふうでしたが、徐々に岐阜のペースになっていって、前半35分に田中パウロ淳一選手が鮮やかなループシュートを決めて先制。一気に逃げ切りを図りたいと思いながら後半を迎えることになりました。

しかし、甲府は後半に入ってから目が覚めたのか、相手をお釈迦様の手の上に乗る孫悟空に見立てて泳がせていたのか、一気に反転攻勢を計ります
46(後半1)・51(後半6)分に速攻とカウンターが決まり一気に逆転。手を緩めない甲府は元J1の意地とばかりに更なる猛攻を仕掛け、66(後半21)分にはダメ押しの3点目を加えます。

ここで岐阜は、やっとチャージを掛け始めます。
取られた直後の68(後半23)分、福村貴幸選手からのパスを受け取った小野悠斗選手が、2人抜きをしてシュートを放ち、1点差に詰め寄ります

ただ、そこから甲府は強かった・・・。70(後半25)分にまた2点差に突き放され、勝負あったとも思っていました。

そんな中でもアディショナルタイムに風間宏矢選手が粘りを見せてくれました。ただそれも時既に遅し3-4で負けとなりました。スコア的に見れば惜敗ですけど、内容的には前半45分で終わっていればというくらい酷いものでした。


本当の意味で勝負ありとなったのは、2点一気に決められた時でしょう。この時、岐阜の選手の中にはスタミナの切れている選手がいたようにも(単純に「キャプテン翼」関係のスポンサーが付いたから、あんな表題になったんじゃないぞ(ニヤニヤ))。そう、ライアン、お前だよライアン南半球の環境の違いはあれど、この時期でスタミナ切れを露呈すると、夏のクソ暑い岐阜で対応できんぞ・・・。あと大木監督は1点取られた時点でライアン選手を山岸祐也選手に代えるべきだったんでしょうね(実際は69(後半24)分に交代)この試合は采配の一つ一つが遅かったのも敗因だったんじゃなかったのかなと。選手を信じるのもいいけど、時に非情にならないと勝つ試合も取りこぼしてしまうことに気付いてほしいなぁ・・・。

そんな中でもいい面もありました。
最初はパウロ選手が、この試合でキャリアハイタイの5点目。さらに上積みしていくことでしょうから、次節以降キャリアハイは確実になりました。まずは自分の背番号と同じ7点、そして2ケタ得点を目指していってほしいですね。
2番目は、風間選手が調子の悪いシーズンという中でも着実に得点を重ねている点今ジョーカー的に出場している難波宏明選手と共に切り札として使えるのなら大きいですし、もちろんスタメンに戻しても十分動けるのではないのかなと。ライアン選手がもどかしい調子なので、センターかレフトフォワードに戻してもいいんじゃないのかな。
3番目は小野選手が初得点キャプテンとして重責を担う中、マークの厳しさもあって思うような動きができない中での得点ゲット。自信に繋がればいいなぁ・・・。
最後は山岸選手の復帰。恐らくケガだったんでしょう。復帰早々いい動き(後ろ向きな動きが無かった)をしていたので、風間選手と共にセンターないしはレフトフォワードで使える見込みが立ちましたね。



希望と不安の入り混じる中、東京ヴェルディとアウェイで戦います。2016年の最終節以降、勝ちを得ていないこのチーム。去年はアラン・ピニェイロ選手やドウグラス・ヴィエイラ選手にやられているからなぁ・・・。動きの早いこの選手を止めなければ、勝てないと思うので、守備陣は一層引き締めていってほしい。4点は半分守備陣の怠慢さもあるからね・・・。


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Posted by alexey_calvanov at 23:52Comments(0)

2017年03月04日

いよいよ名岐ダービー

遂にこの日がやって来ました。
J2残留が決まってから4ヶ月弱、ほぼいきなりの状態ながらも、FC岐阜悲願の名岐ダービーが開催されます。


今回の試合と長良川競技場で行われる試合は、「名岐ダービー~木曽川の合戦~」と題して開催されます。来年はどうなるかわかりませんか、記念グッズも作ったことだし、末永く盛り上がるものとしましょう(ニヤニヤ)。


しかし、今回は名岐ダービーだけが見どころではありません。他にもいくつかあるんです!

まずは新監督対決
岐阜の大木武監督と名古屋グランパスの風間八宏監督は、今年から指揮を執る新監督同士。共にパスサッカーを信条とするチームなので、ボール(球際)の攻防が注目されることでしょう。逆に言えば、どちらが大胆に攻め上がれるかもカギになるでしょう。
また、大木・風間両監督とも同年齢。しかも中学校が同じで、お互いの実家が2kmも離れてるかどうかという近さ互いを知り尽しているとも言え、非常にやりにくい相手なんでしょうね。

さらに、もう一つ注目すべきポイントとして、親子対決が挙げられます。
岐阜に所属する風間宏矢選手は、風間監督の息子(次男)。かつては川崎フロンターレで一緒にいたこともあり、(真相はともあれ)『追い出される』形で出ていった彼にとっては、目にものを見せるチャンス到来でもあるわけです。
なお、田中パウロ淳一選手がプロとしてのキャリアをスタートさせたのも川崎彼も風間宏矢選手と似た感じで出ているので、風間八宏監督には一過言あることでしょう


この試合は、愛知・岐阜・三重の方々なら、NHK総合テレビで見られますが、時間のある方は、是非とも豊田スタジアムに訪れて頂いて、盛り上げていきましょう!まだチケットは大丈夫なハズ(ギャハ)。


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Posted by alexey_calvanov at 10:39Comments(0)TrackBack(0)

2016年11月29日

決まったからには、やってもらうしかない

先日吉田恵元監督を退任させたFC岐阜。新しい監督が今日発表されました。
新しい監督は、来年からJFLで活動する予定のFC今治のアドバイザーや女子サッカーのなでしこチャレンジリーグで活動しているバニーズ京都のスーパーアドバイザーを務めている大木武さんになるそうです。


大木監督は、1991年から清水エスパルスのコーチを務め、2002年からはヴァンフォーレ甲府、清水、川崎フロンターレ(ユース)、甲府の監督を務めてきました。
そして2007年には、日本代表コーチとして、2010年の南アフリカで行われたワールドカップまで岡田武史元日本代表監督(現今治オーナー)の右腕になって活躍しました。
代表コーチ満了後は、京都サンガFC・ジュビロ磐田(U-18)の監督を務めていました。
監督時代は輝かしい成績とまではいかないものの、天皇杯準優勝(2011年の京都時代)や3度のJ2で3位(それぞれ2005・2012・2013年。2005年は甲府でJ1昇格、2012・2013年は京都で、J1昇格は逃している)になっていますから実績は十分ではあります。
現状の岐阜の足りない部分をよく分析できる人であることを願いつつ、ここまで大胆な首のすげ替えを行ったので、何としてでも実績を出してほしいと思います。


ちなみに、監督としてのプレースタイルはパスサッカーということだそうなので、個人的にはミッドフィルダー陣が生きてくる編成になるのではないかと思います。今年でも後半の要所で活躍した田中パウロ淳一選手や風間宏矢選手が軸になってくれるのではと期待しています。もちろんそれ以外の若手もチャンスですね。もう一歩活躍が欲しかった青木翼選手やディフェンダーでこれからの成長が期待される鈴木潤選手も、大木監督の下でいい部分を吸収してほしいと思います。


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Posted by alexey_calvanov at 23:28Comments(0)TrackBack(0)