FC岐阜、昨日は福島県福島市にあるとうほう・みんなのスタジアム(福島県営あづま陸上競技場)で福島ユナイテッドFCと戦いました。
横山雄次監督になってから天皇杯以外は負けていない岐阜。さらに言うと、先日首位だった鹿児島ユナイテッドFCを破り、ノリに乗っているとも言えます。
そして福島のアウェイは非常に相性がいい。ホームで福島と戦うと惨敗なのにね(苦笑)。
郡山との試合(前半終了時に雨天中止の後、後半は福島で開催)で快勝したのを皮切りに、昨年は逆転勝ち。ここまで来たら、今年も勝ちたい。その勢いで上位を戦慄させたいですね。
とうほう・みんなのスタジアムの隣には福島県営あづま球場があります。そこには東京オリンピックのレガシーになるモニュメントが置かれていました。
ここには、ソフトボール・野球の予選ラウンドが行われたことが記されていました。日本の快進撃は大きな話題になりましたね。
とうほう・みんなのスタジアムで大きく変わったことといえば、こちら。
スタジアム外ではあるのですが、4基の大型照明が設置されたのです。こちらが設置されたことで、ナイトマッチが開催できるようになり、Jリーグのライセンス基準も満たしたことになります。
この照明、ゴールなどを決めると演出できるという裏技があるようなのですけど、見たくないねぇ、ウチとの試合では(ニヤニヤ)。
ちなみに、この日の試合のキックオフは17時。薄暮とはいえ、福島としては初めてのナイトマッチになりました。
こちら、福島の掲げているのぼり。
何と、福島のスポンサーには名鉄観光サービスが付いているんですね。こんなところで名古屋との繋がりがまた一つ見付けたよ。福島県とのかかわりといえば、国見サービスエリアの運営は名鉄グループの名鉄レストランがやっているんですよね。
こちらは、福島毎年恒例の桃ユニ。福島県の全農がスポンサーになっている夏季限定ユニフォームですね。
クレーンで吊り下げられているのは、8月に開催する福島わらじまつりで飾られる大わらじ。商売繁盛と健脚祈願に加え、中止になっている期間は新型コロナウイルスに対する疫病退散も加えられました。2月に開催される信夫三山暁まいりで編まれる大わらじで一対(一足)になり、更なる健脚祈願となるとのことです。
大わらじを掲げて開催されるのが、先述の福島わらじまつりで、福島駅東口周辺で開催されます。当日は大わらじと金のわらじを担いで練り歩くとのこと。わらじおどりも披露されました。
なお、福島わらじまつりは、東北六大祭りの一つとして数えられるものの、始まったのは1970年と結構最近だったりします。
飲食ブースには、商品を運んできた軽自動車がいました。「いもくり佐太郎」でお馴染みのダイオーの車ですね。
・・・おや、福島のマスコットの虎百(こはく)と赤兵衛さんじゃありませんか。ダイオーさんわかってらっしゃる。
もちろん左側には、メインマスコットの福嶋火之助もおります。後ろ姿も背面に描かれていて、遊び心たっぷりですな。サッタオさんにもこれくらいやってあげて(泣)。
さてスタメシ。
別の記事で紹介しますけど、お昼ご飯を福島駅西口にあるイトーヨーカドーで食べてしまったので、そんなに食べていない。でも、去年はペットボトルのソフトドリンクが販売していなかったのが、今年は十分に確保できるほどありましたし、自動販売機も稼働していました。よかった、この日も夏日とはいえ暑かったからね・・・。
そんな中で頂いたのが、チャーミーの「しまん豚串」。高知県のしまん豚を使ったものになっています。何で福島なのに高知のものが・・・と思うのは無粋なのかな(汗)。
こちら、肉そのものも柔らかいですし、何かしらの味が付いているなと思いましたね。恐らく味噌味かなと思ったのですが、いかに。
こちらは、トミーフードの「とり皮チップ」。もやしが入ったおつまみとしての一品です。でも酒は飲んでいない(ギャハ)。
・・・うん、しょっぱい(爆)!あまりのしょっぱさに目を白黒させてしまった。正しくお酒のアテですわ・・・。おせんべいのようにパリパリしてて美味いんだけどね。
試合は、対照的な入り方をしていると思いましたね。早いパス回しで速攻してくる福島に対し、後ろでパスを回してじっくり攻める岐阜というふうでしたが、福島も岐阜も攻め切れないでいたように思います。
お互いもどかしい中で、意外なところから意外な点が入ります。
前半33分、岐阜のコーナーキックになった場面、庄司悦大選手が選んだのは、何とショートコーナー。近くにいた柏木陽介選手にパスしたのです。走り込んできた柏木選手が大きくクロスを上げると、丁度落下点にいた大西遼太郎選手が左足で合わせて蹴っただけ。それだけなのに、相手キーパーが取れなかった!まるでエアポケットに吸い込まれるように入った点が決勝点になったのです。先に結論言っちゃうわ(ギャハ)。
大西選手にとっても、福島は思い出深い場所でしょう。プロ初ゴールを決めたのも福島・郡山。そして福島の服部年宏監督は大西選手がユース(ジュビロ磐田ユース)時代を過ごした時の監督。これまた恩返し弾とも言えるでしょう。そして、大西選手が福島で見つかってしまいかねない恐怖(ニヤニヤ)。
・・・しかし柏木選手よ、大西選手にドロップキックするんじゃないの(ニヤニヤ)。
後半は、暑さの中もあってか、双方交代選手が出た中でスタートしました。ここで岐阜は前のめりになって追加点を奪いたいという算段だったのでしょう。しかし、現実はそう上手くいかず、逆に福島に攻められる格好になってしまいました。敢えて厳しく言えば、攻めの展開は失敗だったでしょう。しかし、ここで普段なら崩れてしまう岐阜は何とか踏ん張り、フレイレ選手の交代まで耐えきりましたね。ホント、後半35(80)分のシュートがバーに嫌われてよかった・・・。
なお、スコアの撮影に失敗したので、この日の試合(福島県スペシャルマッチ)の写真をパチリ(泣)。
MOMの大西選手も撮影失敗で後ろ姿になったとさ(大泣)。
それでも勝ったことが非常によかった。この勝利と日曜日の結果で、岐阜は5位まで浮上しました。
1位の鹿児島との差は8、2位のいわきFCとの差は7、3位の松本山雅FCと4位のカターレ富山との差は4と次節で上位に上がることは不可能なれど差は縮められます。上に上がれるという明確なモチベーションが与えられないのですけど、差を縮めることで確実に上位を射程圏に収めるんだという気概を持てば、この先苦しい時に助けてくれるはずです。めげずに勝つことだけを意識しましょう。
その次の試合もアウェイ、テゲバジャーロ宮崎戦になります。遠方のアウェイ・もうすぐ夏なので疲れが溜まると思いますが、ここを乗り切れば、先程述べた上位陣の射程圏に収められるだけに、踏ん張りどころです。やれると思って、やれると信じて、1日の練習をこなしてほしいです。