2014年03月18日

優勝争いから一転負け越しの危機へ

大阪のボディメーカーコロシアム(大阪府立体育館)で行われている大相撲春場所(通称大阪場所)。
今場所も白鵬関の盤石な取り組みが光る中、同じ横綱で休場明けの日馬富士(はるまふじ)関の奮闘も目立ち、やはり相撲は横綱が双方いてこそ・・・思わせる日々が続いております。また綱取りを目指す鶴竜(かくりゅう)も1敗で、カド番脱出を願う稀勢の里関も2敗で続いており、こちらもなかなかの頑張りようではないかと思っております。春場所は『荒れる春場所』とは言いますが、今場所はいい具合に荒れてますね。

そんな中、前頭11枚目ながらも前半戦は無敗で絶好調だった大砂嵐関持ち前の力強い取り組みが今場所大きく発揮されており、もしかしたら上位の取り組みも見られるのではないかな・・・と期待しておりました。ところが、中日(なかび)である8日目(3/16)に行われた遠藤関の一番が、彼にとってどん底に突き落とされる取り組みになろうとは誰も思ってなかったですね。しかも勝ち越しの掛かった大一番だっただけに。
この取り組み、九分九厘大砂嵐関の勝ちだったものの、土俵際で遠藤関がうっちゃって逆転負けになってしまったのですが、その際に右脚の付け根を痛めてしまったのです。その影響か、昨日の取り組みも負けてしまい悪化、遂には右股関節痛で休場となってしまいました。
今後数日間は様子を見て復帰するか決めるそうですが、あと1勝と思えば出てほしいと思いますし、だからといって強行軍で出場して今後の土俵人生を縮める結果になってしまっては非常にもったいないことになってまう。今回の一件、若い大砂嵐関にとっては、今回の一件は私達が思う以上に大きなジレンマに陥っているのではないかと思っております。ここは親方が冷静になって本人の思いを慮りながらも、いいふうにアドバイスしてあげられればと思っています


どんな結論に至っても腐らず、神の思し召しと受け止めてほしいものです。まだ先は長いのですから。


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Posted by alexey_calvanov at 23:55Comments(0)TrackBack(0)