2014年09月02日

夏の終わりに大阪と神戸に行って来た①

先日(8/30)、金券ショップで買った「青春18きっぷ」を使って大阪と神戸に行ってきました。以前にも書いた通り、関西圏は概ね晴れていました(ただし、後述(次回話)しますが、天気が酷いこともあった)


さて、まず向かったのは大阪港。
朝一番の電車で大垣に向かい、そこから米原行きに乗り継いで、米原駅で大阪方面の新快速が来るのを10分待つのはいつもの通り。大阪駅から先は大阪環状線に乗って弁天町駅まで向かい、そこからは「青春18きっぷ」の使えない地下鉄中央線に乗って大阪港駅に着きました。ここまで約4時間弱。やはり在来線の乗り継ぎは長旅になるねぇ(ニヤニヤ)。


SHL23_0639目的地の開場までまだ時間があったので、せっかく大阪港に来たのだから、あそこに行かねばと。
・・・ええ、日本で2番目に低い山、天保山でございます(爆)。
でも、以前に来た時よりバージョンアップしてやがるなぁ。立て看板立ってやがる。
ちなみに、何で日本で2番目になってしまったのかはこちらの記事を参照



SHL23_0640実は、跡という名称ながらもちゃんとした碑文も立ってるんですよねぇ・・・。



SHL23_0641まぁ、天保山登りは軽いジャブのようなもので(笑)。
本来の目的は、大阪文化館・天保山(旧サントリーミュージアム)で開催されていた「機動戦士ガンダム展 THE ART OF GUNDAM」を見に行くためでありまして。

こちらの展示会は、初代ガンダムの企画書やイラスト、アニメの絵コンテなどが展示されていました。前から様々な場所でやってはいるのですが、何度見てもこの展示物のすごさに舌を巻くわけです。
そして、改めてエポックメイキングになる作品というのは、それなりの覚悟と練り込み、妥協を許さない徹底的なディティールを追求しなければならないんだなと痛感。仮にちょっとした矛盾が発生すれば、そこから作品がほころんでしまって、いい作品ができないんだなと改めて思わされましたね。
将来シナリオライター・クリエイター・小説家やマンガ家を含めた作家になりたい人は、こういうエポックメイキングになった作品の資料はよく見ておくべきでしょうね。それくらい貴重なものなのですよ、これ。
なお、ここで展示されていたホワイトベースの映像(初めて大気圏の突入するワンシーンが上映された)がすごくよくできていました。横顔だけでしたが、セイラさんきれいなんだよね・・・。



SHL23_0643この展示会では、ガンダムカフェも一緒にやって来ていて、様々なメニューが用意されていました
ガンダムカフェは4店舗あるものの、全て関東圏にしかないので、関西圏の人達には貴重な体験ができましたわね。



SHL23_0642今回ここでは、シャアザクパスタ(アマトリチャーナ)とハロソーダ(メロンソーダ)のセットを購入。
タバスコは残ってる分全部掛けたった(爆)。



味はタバスコの味しかしねぇ(ギャハ)。・・・いやいや、トマトの風味が利いて美味しかったですよ(笑)。
ハロソーダはメロン味の味付けがなされたソーダだと思って下さい(ニヤニヤ)。


SHL23_0644次に向かう前に、駅前のファミリーマートで気になったものを購入
恐らく関西圏限定の「但馬の味どり 手羽元焼」というおにぎり。



味に関しては、唐辛子を使っているとは書いてあったものの、辛くはなく、タレの甘辛の風味の方が強かったですね。焼き鳥のおにぎりを食ってる感じでした。


この後、私は神戸に行くのですが、思わぬ事態に巻き込まれるのでした。


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Posted by alexey_calvanov at 23:59Comments(0)TrackBack(0)

2014年08月30日

大阪・神戸に行って来た

今日は、朝イチで大阪と神戸に行って来ました。何だかんだあってズルズルと滞在することとなり、ついさっき帰って来たところです(笑)。
詳細は後日話しますが、大阪は天保山と阿倍野に、兵庫は神戸のハーバーランドとは反対の方(山側)に行って来ております。


関西は概ね天気がよかった・・・ホントにごく一部を除いて(苦笑)。そんな話もできたらいいなと。
とにかく今日は疲れたし、明日も早いので、詳細は明日きちんと書きます(ギャハ)!


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Posted by alexey_calvanov at 23:30Comments(0)TrackBack(0)

2014年05月30日

そして、山は残った

宮城県仙台市宮城野区、太平洋を望む平地にポツンとあった小高い丘のようなところ、それが元祖日本一低い山(築山という人工的に作られた山)である日和山標高は最高で6.05m、そばには神社もあり、地元の人の憩いの場であっただけでなく、初日の出の絶好なスポットとして人気があったと言います。

この日和山は、明治時代(とはいっても20世紀の初め)に漁業関係者が天候を確認したいために盛り土をしたのが始まりで、仙台港ができたことで本来の目的が失われた後も、先述の通り、地元住民やレジャーに来た観光客の憩いの場となっていきました。


さて、なぜこの山が『元祖日本一低い山』という名称なのかということですが、当初(1991年)国土地理院が測定の結果、日本一低いと認定されたことから『日本一低い山』という看板を立てました。ところが、1996年に地元住民の要請により、大阪府大阪市港区にある天保山が4.53mで日本一低い山と認定されたことから日和山は日本一低いという屋号を名乗れなくなり、慌てて『元祖』という名称を付けることになりました


そんな経緯をたどった日和山は、2011年に起こった東日本大震災による津波で、近くにあった神社と共に消滅したと言われていました。しかしながら、今年4月の調査で3mの標高があることが確認され、18年ぶりに日本一低い山として認定される運びとなりました。


とはいえ、この日本一低い山というのは定義があいまいで、天保山のようにきちんと山としての基準(二等三角点以上の設置)があるため、山の形を成していないながらも日本一低いとされていました
これ以外にも『日本一低い山』を自称する山はいくつかあり、大阪府堺市堺区にある蘇鉄山(6.84m)は一等三角点のある山の中では最も低く、徳島県徳島市にある弁天山(6.1m)は自然に存在する山の中では最も低い山になります。対して、秋田県大潟村にある大潟富士は標高0mながら、海抜ゼロメートル地帯にあるためにそうなっており、実際は富士山の1/1000、3.776mあります(しかも、標高が0mになるように調整されている)。


いずれにしても、日和山が震災の津波にも耐え、周りが無くなってしまった中でも、山の高さを残し、地元の人達へ共に頑張ろうと無言のエールを送っていた事実は変わらないでしょう。これはたとえ日本一低い山としての認定が無くなったとしても、いつまでも残るかけがえのない事実なのですから。


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Posted by alexey_calvanov at 23:08Comments(0)TrackBack(0)