2022年01月13日

冬の新アニメ2022 その12 天才王子の赤字国家再生術

冬の新アニメ2022、12回目はSBクリエイティブのレーベルであるGA文庫で展開されているライトノベル「天才王子の赤字国家再生術〜そうだ、売国しよう〜」が原作の「天才王子の赤字国家再生術」です。
この作品と同じ時期に、国家再建という部分で同じな「現実主義勇者の王国再建記」(の2期)がスタートしていますけど、この作品は差別化ができるかどうかがカギでしょうね。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


主人公は、国王である父親の病気に伴い、急遽執政を代行することになった王子。彼の住むところは、覇権国家に囲まれた小国、しかも特別な資源もなく、かつ国土は狭いだけでなく山がち。あまつさえ国内は非常に貧しいときており、八方塞がりの状態だったのだ。そんなこともあり、主人公は国政に全く興味が無く、隙あらば国を売って逃げ出そうとさえ考えていたほどだった。


ある日、隣国が攻めてきたこの国の軍事力を舐めて掛かっていたのだ。しかし、国の価値を高めるために、東隣の帝国に軍事技術と資金の提供を受けていたため、(ある程度ではあるが)軍事力は隣国に匹敵していたのだ。虚を突いたことで隣国の侵攻を打ち破った主人公は、講和に導くために無謀な策を提案するのだが・・・。



というふう。


何より言えるのは、主人公の建前と本音(笑)。臣下達の前では威厳ある為政者の風に見せているものの、心許せる者の前では、もうグダグダの駄々っ子のような振る舞い(ニヤニヤ)。この落差を見ていると、実際に政治を動かす段の有能さが際立っているのですよ。だから、一見無謀な策でも通ってしまうのかなと。


今後は、この建前と本音が嫌らしくならないように、もっと言えば出オチにならないようにコントラストを付ければ、なおのこといいのかなと。為政者としては有能だと思うので、その部分は面白いのかなと思っています。


放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。


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Posted by alexey_calvanov at 22:08Comments(0)