2024年06月13日

【天皇杯】学生チームに負けたんだって!?【ニヤリ】

サッカー天皇杯2回戦が各地で行われました。この2回戦からJ1・J2のチームが参戦するふうになり、本格的な戦いが始まったと思えますね。
順当にJ1・J2のチームが勝ったところもあった中、今年もあったよ、ジャイアントキリング。しかもでっかいの(ニヤニヤ)。


一つは、名古屋グランパス×JAPANサッカーカレッジ。このJAPANサッカーカレッジというのは、新潟県にあるチームで、今回参加したトップチームは地域リーグの一つになる北信越リーグ1部に所属しています(セカンドチームは北信越リーグ2部、サードチームは新潟県リーグ1部にそれぞれ所属)。なお、アルビレックス新潟の育成組織としても機能しています。
2002年に設立され、サッカー選手になるためのコースになるサッカー専攻科が有名です(セレクションによる試験で選ばれるそうな)。ただ、そこを卒業してもプロになれるのは10人程度とのこと。

試合は後半に動き、後半6(51)分に得たJAPANサッカーカレッジのコーナーキックから名古屋のゴールを攻めていたんです。ただ名古屋が守備を堅め、割らせないように奮闘していたものの、名古屋の選手がボールをロストしたのをJAPANサッカーカレッジの選手が見逃さず、インターセプトした後は一気に攻め込み、クロスもドンピシャに合わされて点を取られるという流れだったようです。その後は名古屋の選手がJAPANサッカーカレッジの選手達の守備を割れず、そのままタイムアップとなりました。


もう一つは、FC町田ゼルビア×筑波大学筑波大学蹴球部は、1896年に設立された老舗サッカー部で、関東大学サッカーリーグ1部に所属しています。
試合は町田が先制したものの、筑波大学のプレーがきっかけで4人がケガによる途中交代という荒れた展開に。最終盤に筑波大学に追い付かれ、最終的にはPKにまでもつれ込み、4-2で筑波大学が勝利しました。
ただ、この荒れた展開に黒田剛監督がお怒りになり、審判のジャッジに苦言を呈したり、節操の無いプレーをし、リスペクトのかけらもない(と黒田監督は思っている)筑波大学の選手を恫喝しそうな顔つきでにらみつけるなど『問題行動』を起こしていたようです。今日になって日本サッカー協会に質問書も出したとのことなので、今後の動向も気になるところです。
ケガ人が出た事実は遺憾ではあるものの、町田自身もかなりのラフプレーで名を馳せてしまっただけに、黒田監督には鏡をプレゼントして自身をご覧下さいと言いたくなりますわ(苦笑)。それだけのことを程度の大小はあるとはいえ、やってきている事実を率直に認め、今後の指導に生かしてほしいですわ。


さて、勝ち進んだJAPANサッカーカレッジと筑波大学ですが、JAPANサッカーカレッジはJ2のレノファ山口FCと、筑波大学はJ1の柏レイソルとそれぞれ対戦します。それぞれ大変な相手ではありますけど、ベストを尽くして戦ってほしいですね。


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2024年05月12日

三者三様の東海3県の天皇杯決勝

昨日から今日にかけて、第104回天皇杯の決勝が行われました。


愛知県は、JFLのFCマルヤス岡崎と大学代表の中京大学が対戦し、2-3で中京大学が勝ちました
試合の得点結果を見ると、どうやらシーソーゲームだったようで、岡崎が先制したものの、後半になって中京大学がギアを上げた格好になって、中盤に岡崎が追い付いたにもかかわらず、終盤に中京大学に逆転を許した感じになっていますね。これで、中京大学は社会人代表(東海1部)のFC刈谷を破っているので、ジャイアントキリングを2度やってのけたことになります。
1回戦は、滋賀県代表のびわこ成蹊スポーツ大学と戦うことになっています。こちらもなかなか強いチームなので、2度ジャイアントキリングをした勢いで破れるかどうか。

岐阜県は、J3のFC岐阜と社会人代表(岐阜県リーグ1部)のFC.Bomboneraと対戦し、5-0で岐阜が勝ちました
・・・というか、かなり格下のチームと戦ったので、これに勝てなければ、相当な問題ですよ。一方的なワンサイドゲームになったようですけど、選手や監督のコメントから、まだまだこんなもんじゃない的なものをひしひしと感じ取りました。まだ気掛かりな点があるのかねぇ・・・。
1回戦は、J3のアスルクラロ沼津と戦います。6月・7月に行われるリーグ戦の前哨戦となる位置付けになりますが、ここで負けるようならリーグ戦も厳しい相手も同じ気持ちで挑んでくるので、同カテ同士の戦いは何とも難しい(汗)。

三重県は、JFL同士の戦いとなり、ヴィアティン三重とアトレチコ鈴鹿が対戦し、3-1で三重が勝ちました
この日の試合は、三重テレビで生放送されていたので、見ていたのですけど、鈴鹿が三重を翻弄していたかなと思いきや、後半になって三重が気合いを入れ直したのか、後半に入ってから勢いが増していましたね。雨脚が強くなっていたので、そこに乗じてのカウンターアタックとも言えなくはないのですが。
1回戦は、J3のFC今治と戦います。こちらは『格上』になる格好ですね。攻撃的なチームなので、恐らく同じように攻撃的なチームに対し、どう挑むのか気になるところです。


と、このように、格下・同格・格上と三者三様な試合結果になりました。東海3県に限ってみれば、実に面白い結果になったと思います。
なお、愛知県代表のみアウェイ、岐阜県代表と三重県代表はホームで戦います。これだけでも少しは違ってくると思いますから、特に中京大学は頑張ってほしいですね。


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Posted by alexey_calvanov at 23:58Comments(0)

2023年08月04日

愚行・蛮行・奇行

こちらもサッカー天皇杯4回戦(ラウンド16)の話。
CS港アセットサッカー場(名古屋市港サッカー場)で行われた名古屋グランパス×浦和レッズの試合。試合そのものは、名古屋が3-0で浦和に完勝し、準々決勝(ラウンド8)に進出したのですけど、試合後に後味の悪い出来事が起こるのでした。
名古屋側から帰れコールやまたねコールを煽りと受け取った一部の浦和のサポーター(たいていコアサポ)が激高し、緩衝帯の破壊・フィールドへの侵入・名古屋側への移動と威嚇・名古屋の横断幕の破損行為・名古屋サポーターだけでなく双方チームのスタッフや警備員へ暴行を振るったのです。
この一件で、会場がパニック状態になり、観客が出口に殺到したことに加え、過呼吸を訴える観客もいたそうです。最終的には、パトカーが20台ほど会場に集結し、沈静化が図られたとのこと。

名古屋側が煽ったのが悪いという一部意見もありますけど、これに関しては、浦和サポーターが激高したのが、実はマテウス選手の退団セレモニーの直後だったこともあって、マテウス選手が退場する際に名古屋サポーターが掛けた言葉を聞き間違えたのではないかと思われます。例えば、「またね」が「マテウス」と呼んでいたのが、そう聞こえたのではないかと。また、帰れコールも試合直後に居残りをしていた浦和サポーターに対して、早く帰りなさいの意味合いで述べている可能性もあり、煽りにしては不十分なのに、居残りでヒートアップしていたせいで沸点が低くなっていたのではとも。


理由はともあれ、やってはいけないことをやってしまっている。日本のサッカー観戦の安全神話を完全に崩壊させたと言っても過言ではない。日本のサッカーは家族で行っても安心安全な場所だったのが、今回の行為で全てフイになりかねない。ヨーロッパと変わらないくらい治安レベルが低いと判断されれば、今後の観客動員だけでなく、外国人選手の獲得にまで影響が出るのではないかと心配になります。

そして、今回の浦和の件への制裁は、きちんと行うべきです。
運営側が行った対象サポーターへの処罰は、対象試合の入場禁止と厳重注意で終わったようです。罰金とか永久追放とか一切ない時点で、運営側の自浄作用が働いていないとしか思えない。
来週に日本サッカー協会が浦和に対しての処罰を行うそうですが、天皇杯でやらかした事象はJリーグで裁けないから暴れたというふうならば、今回の浦和サポーターは、かなり悪質です。それ以前にFC東京のサポーターが天皇杯の試合で行ったことも、Jリーグで処罰されないからとやっている節もあるので、この例を持ち出されないことを願うばかりです。
で、今回の一件はJリーグも連名で処罰を出すべきです。天皇杯はJリーグも主催に名を連ねているので、今回の処罰をリーグ戦に持ち込んでも構わないと思います。それだけ今回の行為が酷いものであるということを(特に運営に)わからせるべきです。

天皇杯に対しては、少なくとも来年の参加禁止、状況によっては数年以上の参加禁止ないしは県予選からの参加の処分は下すべきでしょう。罰金は当然です。
Jリーグとしては、罰金・勝ち点没収・無観客試合(アウェイの来場禁止含む)をセットで行っても足りるかどうか。仮にもライセンスはく奪の強制降格ないしはJリーグ追放もアリと言えばアリですが、数年で戻って来られる可能性もあるため、罪として重いのかどうかわかりかねるので、何とも言えないですね・・・。


全ては、来週発表される日本サッカー協会の処分を待つとしましょう。ここでも大甘な処分が下されるようなことがあろうものなら、他のチームのサポーターから非難轟々になるのは間違いないでしょうし、リーグ戦にも影響を与える(観戦ボイコットなどが起こる)かもしれないですね。そんなことにならなければいいのですが・・・。


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Posted by alexey_calvanov at 23:39Comments(0)

感動さえ覚えた試合

8/2に行われたサッカー天皇杯4回戦(ラウンド16)。8試合行われた中で、唯一アマチュアリーグから参加していたJFLの高知ユナイテッドSCがJ1の川崎フロンターレと戦いました


高知のホームで行われたこの試合には、7000人以上の観客が押し寄せ、大変な熱狂に包まれていたとのこと。公共交通機関があまり無い会場だったにもかかわらず、この入場者数だったのは、それだけ前回の横浜FC戦の熱狂が残っていたことと高知への応援が一過性のものではなかったということを示すと同時に、交通アクセスの脆弱さ・クルマ社会を如実に示すという課題も浮き彫りにしました。
試合に関しては、後半に川崎の波状攻撃が功を奏し、そこで上げた1点を守り切って、川崎が勝利。準々決勝(ラウンド8)にコマを進めることになりました。
しかしながら、高知の完敗ではなく、むしろ高知が非常に攻めていた内容だったように思いました。主導権は川崎が握っていたとはいえ、高い位置からボールが奪えていたし、早い駆け上がりで川崎を翻弄し、あわよくば・・・というところまではいったものの、ゴールを割ることができなかったんですね。最終盤で川崎の守備が奮闘したシーンも見られました。繰り返しますけれども、主導権を川崎に握られていたとはいえ、紙一重で高知が勝っていたとも思いました。それだけ惜しいシーンがたくさんあったんですね。
この日の試合は、NHK BS1で見ていましたけど、目頭が熱くなりそうなくらいにいい試合をやっていました何度でも何度でもゴールを目指す高知の姿に、思わず頑張れと思うほどに感激し、川崎の波状攻撃で失点した時には、我が事のように悔しがっておりました試合終了の瞬間には、本当に残念でならないと高知のイレブンに思ったほどです。


これから高知はリーグ戦に集中することになるのでしょうけど、今回の勢いを大事にして、高知のJ3参入に繋げてほしいものです。ただ、現状(7/30現在)の順位が11位と今シーズンの参入は厳しいものになるかもしれないので、長期戦で挑んでいってほしいです。


感動的な試合の一方で、酷い有様を見せた試合もありました。それは次回以降書いていこうかと。


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Posted by alexey_calvanov at 22:32Comments(0)

2023年07月19日

激戦だった第103回天皇杯3回戦

先週水曜日に行われた天皇杯3回戦。何で今日の今になって書いているのかは、後でお話しします。

その天皇杯3回戦は、激闘の言葉がふさわしいものになっていました。下カテゴリーのチームが、あと一歩で・・・という試合もあったようなので、今年に限って言えば、下カテゴリーだからといって舐めて掛かってはいけないということなんでしょうかね。<いやいや、毎年そうだって(ニヤニヤ)。


まずは、FC岐阜から見ていきましょう。今年は3回戦まで残り、J1のアビスパ福岡と戦いました。
メンツを見て大丈夫かなと思ってましたが、なんのなんの。大善戦でした。普段スタメンに出られない、下手したら控えにも入れないメンツが、各上相手に激闘を繰り広げました。
前半39分にルーキーの羽田一平選手が先制点を挙げ、このまま逃げ切れるかと思ったのですけど、さすがはJ1、入れ替える選手がスタメン級なので、もはや反則とも言えるくらい。すると、徐々に福岡に押し切られ、終盤に同点。そして延長戦で逆転負け(2-1)となってしまいました。
力尽きたという雰囲気で終わった岐阜。しかしよくやってくれました。競り負けたのは、色々な部分で差が出てしまったのかなと思っています。ぜひこの経験を次に生かしてほしいです。


さて、J3やJFLなど予選を勝ち抜いたチームがどうなったのかというと・・・。
一番のサプライズが、高知県代表であるJFLの高知ユナイテッドSCJ1に昇格した横浜FCを1-0で破りました。恐らく高知はJFLの試合が無い(第16節が休み)こともあって、普段のメンツを揃えて戦ったと思われます。そしてホームで戦えたのもアドバンテージになったのではないかと。思い切って全力で戦ってきたことで、ベストメンバーではないものの、圧倒的ではあったはずの横浜FCに勝ったのかなと思っています。

その他、同じJFLから勝ち上がったヴェルスパ大分は北海道コンサドーレ札幌に敗れています


激闘という面では、J2のチームがJ1のチームを破る事態も散見されました。昨年優勝した横浜・F・マリノスがFC町田ゼルビアFCに1-4で破れる事態になりました。こちらは相手のホームでコテンパンにやられる事態。奇襲をされたというのはNHKのスポーツでの表現。開始早々に入れられ、前半で0-2。横浜FMが点を入れたのは、最終盤という有様。下手したらクリーンシートでやられるという屈辱を味わうところでした。


そして、激闘を通り越し、死闘を繰り広げたチームもありました。

鹿島アントラーズ×ヴァンフォーレ甲府の試合は、延長戦でも決着が付かず、PK戦に。そのPK戦も相手がPKストップしたと思ったら、返す刀でPKストップになるという持久戦の様相を呈していました。結果11人目で甲府が決めるという死闘となりました。

その次にすごかったのが、FC東京×東京ヴェルディの東京ダービー同じカテゴリーでの対戦は2011年、カップ戦で見れば2016年以来のダービーマッチ。長い時を経て行われた試合は、前半にFC東京が先制したものの、終盤に東京Vが追い付き、延長戦に。そこでも決着が付かずにPK戦となり、9人目で決着が付き、FC東京が死闘を制しました
ただ、このダービーマッチは因縁を通り越して陰険なものになり、東京Vのスポンサーに貼り紙を貼ったり、生卵を投げつける行為や試合開始直後にFC東京ゴール裏から花火が上がるという行為が見られました非常に残念な行為であると同時に、器物損壊や危険行為といった犯罪になる部分もあるので、犯人が名乗り出て、入場禁止の処分を下したとはいえ、これで終わりにせず、しっかりと反省してほしいと思います。やった相手だけでなく、クラブとしても(対策書など事後報告は必ず出さないといけない)。

さらに日を越えての死闘になったのは、カターレ富山×アルビレックス新潟の一戦
こちらは、7/12に試合が行われたのですけど、折しも線状降水帯が富山県を襲っており、激しい雨と雷の中で3度試合が中断し、4度目の中断で試合中止が決まったというものになりました。
試合そのものも新潟が先制すると富山が追い付いて逆転。富山逃げ切り・・・と思っていたら、終盤に新潟が追い付いて、延長戦に入った前半で新潟が逆転というシーソーゲームにもなっていました。そこで中断→中止になったのですから、特に富山は心が折れる展開だったと思うんですよ。それなのに、再開試合の延長戦後半、新潟がさらに点を重ねた中でも最後の最後で1点入れてるんですよ・・・。最後は新潟がペナルティエリアで犯したファウル(PK)が認められなかったという不運もあっての新潟逃げ切りになってしまったんでしょうけど、どちらも雨の中の試合で、双方ホントによく頑張ったと思います。延長後半の15分だけのためにやって来た2256人の観客の皆様は、本当にご苦労様でした。それ以前に大雨の中だったのに3837人の観客を動員したのもすごかったんですけどね・・・。


さて、ラウンド16(4回戦)になる天皇杯、最大の注目は、高知の対戦相手。何と、J1の川崎フロンターレと当たります。優勝経験のある強豪とどう戦うのか。8/2の試合が楽しみです。恐らくNHKでやるだろうな(ニヤニヤ)。


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Posted by alexey_calvanov at 23:59Comments(0)

2023年05月06日

FC岐阜観戦記2023 特別編 天皇杯を見に行ってきた 後編

SOG03_121327FC岐阜、今回は長良川球技メドウで天皇杯岐阜県予選決勝戦に挑みます。相手は岐阜聖徳学園大学。そう、アンバサダーでもある難波宏明監督が率いるチームです。
岐阜聖徳学園大学側は、準決勝の時は何も無かったのですが、決勝になるとさすがにそれではまずいと思ったのか、大学の弾幕が張られました



SOG03_123007ウォームアップの時から、きめ細やかなチェックをする難波監督。
・・・まだ監督と書くのに慣れない(ギャハ)。



SOG03_121347一方、こちらは胸を貸す側になる岐阜はというと、このように数多くの弾幕が有志によって張られました。無料だったこともあり、雨が降るかもしれないという天候だったにもかかわらず、バックスタンドにも多くの方々が来場しておりました。



SOG03_122341先日行われたY.S.C.C.横浜戦では実質ボロ負けの状況となり、サポーターが居残るほどの緊急事態の中ですけど、雰囲気は悪くないらしい。見ていて非常に楽しそうである。
ちなみに、ここで写っている選手達は控え組宇賀神・窪田・藤岡・川上・三國・田口(敬称略)とそうそうたるメンツである。



SOG03_133951この試合では上野優作監督と共に本田拓也コーチがテクニカルエリアに登場していました。恐らく指揮を出すのは初めてじゃないかなと。噂によると天野賢一ヘッドコーチが不在とのことで、このようなことになったのでしょう。



SOG03_145203試合は、まさかの結末。勝たなきゃいけない試合だったんだけど、ここまでの残虐ショーになるとは思わなんだ山道守彦強化部長がいたら、「これが、ファン・サポーターの君達に贈る成功体験や」と言わんがばかりのものになりました(苦笑)。もしかしたら、将来『岐阜スコア』とか語られるのかもしれない、11-0でFC岐阜の圧勝となりました。


スタメンは、横山智也選手と久保田和音選手が今季初スタメンおよび初出場になりました。久保田選手はY.S.C.C.戦に控えでは入っていたものの、最後まで出場機会を得られなかったので、やってやろうぞと燃えてたでしょうね。
得点シーンに関しては、どんなふうに入ったとかもう書ききれないので、得点者だけ書いていきます。
この試合で、スタメン出場した山内寛史選手と途中出場の田口裕也選手がハットトリックを達成し、萩野滉大・山内彰両選手が初ゴールとなりました(リーグ戦ではないので、プロ初ゴールとはならないのが残念なところ)

岐阜聖徳学園大学は序盤はいい動きをしていましたけど、失点を重ねるごとに覇気が無くなっていき、後半早々の失点以降は足が止まっているかのような感じでしたね。終盤気持ちを戻して何とかしようとしていたものの、選手交代で再びフレッシュになった岐阜の動きを止められなかったですね・・・。もうプロの動きについていけずヘトヘトな感じでしたし。前半0点でしのげてたら、後半にチャンスが巡って来たかもと思うと、これから頑張れば、もっと大きく成長できると思いますよ。ナンチャンよく頑張ったよ・・・。



SOG03_150820選手・監督・コーチ・スタッフらの集合写真。優勝記念で取られたものですね。恐らく公式サイトとかで挙がることでしょう。



これで岐阜は、5/8に決まる新潟県代表チームと5/20に長良川球技メドウで戦います恐らく大学チームになるのではないかと言われていますが、相手が誰であろうと、今日のように無慈悲と言われても全力で90分走り抜くチームであってほしいと思います。
そして、勘違いしてはいけないのは、今日は勝って当たり前な試合今日勝ったからといってファン・サポーターの溜飲が下がったとは思っていません。それゆえに、次の試合になるリーグ戦、カマタマーレ讃岐との一戦に勝たなければ、再び怒りが爆発することでしょう。アウェイなので居残りに至るのかはわかりませんが、彼らのことでしょう、監督を呼べとなるでしょうな・・・。


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Posted by alexey_calvanov at 22:58Comments(0)

2023年04月29日

FC岐阜観戦記2023 特別編 天皇杯を見に行ってきた 前編

今回は4/29に開催した岐阜県の天皇杯の準決勝の話です。
岐阜県予選は、社会人代表として勝ち上がってきたFC岐阜SECOND(以下セカンド)と大学・高専代表として勝ち上がってきた岐阜聖徳学園大学が戦うこととなりました。
SOG03_120826セカンドは言わずもがなFC岐阜のもう一つのチームで、東海リーグ1部に所属しています。昨年2部から昇格を果たし、これまで全国社会人サッカー選手権の代表も掴んでいます。他の大会も含め、ほぼ負け無しで来ており、勢いはあります。



SOG03_120840一方で、岐阜聖徳学園大学は、ここ最近勢いが付いてきたチームです。現在は東海学生サッカーリーグ2部に所属しています。社会人チームの中にはいないようです。破竹の勢いで実績を上げているのですが、その理由は、かつて岐阜に所属していた難波宏明さんが監督を務めているから。強い強いとは伺っていたものの、ナンチャンだからなぁ・・・とか思っていたんですよ(苦笑)。本当に実力があるのか。それを占える試合になったということで、楽しみではあったのです。



ということで、セカンドが勝てば、トップチームとの兄弟対決に。岐阜聖徳学園大学が勝てば、岐阜OBであるナンチャン率いるチームとトップチームがぶつかるというこれまた楽しみな試合になるのです。ゆえに、どっちが勝っても決勝は見に行く(ギャハ)。


SOG03_122001試合前にスタンドに向けてあいさつするセカンドのメンバーと監督・コーチ。



SOG03_130123戦況を見つめる難波宏明監督。いろいろと的確に指示を出していたり、叱咤激励していたのが印象的でした。
なお、図らずも柵越しになってしまった(笑)。悪いことをやってしまったわけではない(爆)。



SOG03_145019正直セカンド有利じゃないかと思われたこの試合、岐阜聖徳学園大学が健闘を見せるどころか食って掛からんとしておりました。すると前半早々に左サイドからの泥臭い攻撃が実って先制点を取ります。その後前半半ばに正面突破しての鋭いシュートで追加点を挙げ、前半は岐阜聖徳学園大学がリードするというセカンドにとっては悪夢のような展開になりました。
後半になり、焦燥感を見せるセカンドに対し、流れるようなプレーを見せるところもあった岐阜聖徳学園大学。ここまでコントラストが利いてしまうのかと思いながら見ておりまたよ。セカンドの猛攻を若さとタフさでしのいでいたものの、最終盤にセカンドの猛攻により1点取り返されました。ナンチャンの言うところの変なプレーが散見され始めたのでしょう。
しかし、その後岐阜聖徳学園大学は落ち着いていて、冷静にセカンドの攻撃を抑え込み、2-1で逃げ切りました



SOG03_145236試合後審判団にやって来たナンチャン。
試合中のジャッジメントに不満があったのか、身振り手振りで説明しておりました。あそこで敵が足を掛けているのに何でウチのファウルなのといった感じ。



いやはや、ここまで組織立って、かつ攻守の切り替えの早いチームとは思わなんだ。しかも社会人チームを翻弄できるレベル一度社会人リーグに出てもいいんじゃないのかと思ってますね。部員数の問題などで叶わないのでしょうけど、東海リーグまでは確実にイケると思う実力でした。
次はトップチームとの戦いになります。かつての所属チームとの戦いになる、ナンチャンは何を思うのでしょうか。その試合は5/6に行われます。当日雨という予報なので、激しい試合になりそうだ・・・。


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Posted by alexey_calvanov at 23:11Comments(0)

2022年05月23日

天皇杯の詐欺に注意

ジャイアントキリングが多発していることで、1回戦や2回戦は注目度の上がる天皇杯。それを見越してなのか、ここ数年現れているのが、天皇杯に関する詐欺天皇杯の試合を無料で見られると案内してサイトに誘導し、そこから氏名・電話番号・メールアドレス・クレジットカード情報を入力させる手口が横行しているそうです。得た情報は、様々な業者によって経由されて不正利用されるとのこと。


まず、天皇杯の試合は公式サイトによりテレビ中継やネット配信がなされる試合は必ず案内されます。またクラブの公式サイトで案内される場合・放送先や配信先での案内もあるので、そちらも注視した方がいいかもしれません。とにかく、それら以外で案内が無い場合は、絶対に中継はありません
また、天皇杯の運営を行っている日本サッカー協会は、クレジットカードの情報を求めることもありません。それゆえに、クレジットカードの情報など個人情報を求めてきた場合は、明らかに詐欺だと思い、警戒しましょう


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Posted by alexey_calvanov at 22:55Comments(0)

2022年05月21日

FC岐阜観戦記2022 番外編 久しぶりに天皇杯を見に行ってきた

SOG03_105202FC岐阜、今日は天皇杯1回戦の試合を迎え、その試合を見に行くことにしました。
その相手は、愛知県代表の中京大学正確には中京大学体育会サッカー部になります。
中京大学は、3つの体制になっており、中京大学FCとChukyo univ.FCは共に東海社会人リーグ1部に所属しています。今回は社会人リーグに出ている2クラブからの出場は無いものの、実力だけは折り紙付き。何せJFLトップを走るFCマルヤス岡崎を破っているだけあって、意気揚々かつ虎視眈々と上を狙ってくると思われます。
なお、写真はJRの岐阜駅にて。普段は横断幕掲げることは無いのにね。天皇杯だからかしら。



SOG03_113149今回はバスで向かったのは一緒ですが、場所は長良川競技場ではなく、長良川球技メドウ岐阜メモリアルセンター北の停留所でもいいのですけど、その左隣になる北消防署前で下車しました。そこからでもほぼ同じくらいの距離なので、差し障りが無いのですよ。
その道すがらにあった道三塚
長良川の戦いという斎藤道三とその息子である斎藤義龍が争う、THE戦国時代とも言える戦(戦国時代は親子・兄弟で争うこともざらにあった)の一つが行われ、その戦に敗れた道三の墓です。元々は長良川河畔、今の岐阜メモリアルセンターのあるあたりにあったそうですが、度重なる氾濫(洪水)で流されてしまったため、1837年に常在寺の住職によって今の地に移されたそうです。



SOG03_114732さてやって来た長良川球技メドウ。昔来た時はアナログのボードだったのに、電光掲示板に変わったのね。相変わらずスタメン表が出せるようなものにはなっていないものの、アマチュアの試合をやる分には十分な設備とも言えます。なお、観客の上限は3500人ほどなので、魔改造を施せばJ3レベルの競技場にはなる(はず(ニヤニヤ))
ちなみに、今日の試合は902人来場でしたけど、チケット完売という話を聞いた。天皇杯1回戦ってレベルじゃねーぞ(ギャハ)!



SOG03_125904今日来た理由は、ただ一つ。中京大学の川地功起選手を見に行きたかったから。先述の岡崎戦で逆転のゴールを挙げています。
さらに彼は岐阜県多治見市出身、つまり地元出身の選手なのです。ディフェンダーでもあるので、岐阜の補強ポイントに見事に合致する(苦笑)。ここで頑張りを見せれば、来年新入団選手としてやって来る、上手くいけば今年のうちに特別指定で囲い込みもできる・・・と思って見ていたのですわ(笑)。地元入団にも前向き(のよう)ですし。



ちなみに、この日はいつも来ている人達にも会ったのですけど、まさか山口から吉濱遼平選手の個サポの方(この先『個』と表現)が見えてるとは思わなんだ(笑)。


私 : 「何でおんの?」
個 : 「おっちゃ悪いけ!」


何てやり取りを行っておりましたとさ(ニヤニヤ)。まぁ名古屋から来ている私もある意味五十歩百歩なのかもしれないが(ギャハ)。

そして天皇杯で注意すべき点が一つ。スタグルは無いぞ(泣)。2回戦とか設備の整ったスタジアムとかならあったかもしれないですけど、普段Jリーグの試合を行わないような会場の場合、屋台も出ていないので、あらかじめ買い込んでおくことをオススメします。
あと、長良川球技メドウは近隣が住宅地になるため、鳴り物応援は禁止です。ハリセンの類もNGなので十分に気を付けましょう。このあたりは名古屋市港サッカー場(今はCSアセット港サッカー場と呼ばれているらしい)と同じですね。


SOG03_120744ここからは天皇杯らしい一コマを。
ウォームアップの前に(右から時計回りに)山内寛史選手・石津大介選手・村田透馬選手・舩津徹也選手が蹴鞠的なアップをやってました。テニスボールくらいの大きさの球を器用に蹴るなんて、さすがプロですな。



SOG03_121130ウォームアップ前の円陣。
この日のキャプテンになった本田拓也選手は、いい試合はいいアップから始まると述べていたらしい。ピッチの息遣いが聞こえるのは、専スタならではの部分もあるねぇ。



SOG03_145345ただ試合は、終盤までお世辞にもプロと言えるレベルとは言い難いものになっていました。終盤までプロだと感じたのは、石津選手だけだと思って見てましたよ。八面六臂とはこのことを言うんだなと思うほど動いていました。中京大学に先制され、焦りの見える中で見事に同点に追い付くフリーキックを決めてたし、再び離されながらもまた追い付くためのヘディングシュートを決めてたり、攻守にわたって貢献してたかと思えば、コーナーキックもやっていた
逆に言えば、それだけ中京大学の動きがよく、特にフィジカルの面では強かったように思えました。当たりも激しいし倒れることも少ない。そして何より終盤になってもスタミナが落ちてる感じを見せなかった点も怖いところ。伊達に岡崎を倒しただけのことはある。
このあたりは、今後Jリーグでも苦しめられるでしょう。そうです、アマチュア上がりのあのチーム、いわきFCの特徴に非常に似ているんですね。この試合は是非とも対策に使えよ・・・。

そして、大きく潮目が変わったのは、終盤に起こった幻のゴール相手の選手がゴールマウスの中にいて、そこから弾いたように見えたんですけど、審判団は最終的にノーゴールの判定を下しました。それにサポーターが激高するのはわからんでもないのですけど、まさかチーム側で激高するばかりか入ってるだろうと威圧するかのような言動が出たのは頂けない
気持ちはわかるし、お怒りもごもっとも。しかしあくまでアマチュアの大会で、アマチュア相手にプロチームがVAR的な要求をしたり、観客席を煽ったりするのは、ちょっと情けないなぁ・・・。J3で無慈悲なジャッジをされていることを考えれば、天皇杯でも当然起こり得る事象なわけで。後から意見書なり苦言なりを岐阜県サッカー協会に出せばいいのよ。プロなら毅然として対応すべきだったと思いますね。ホント、J3のジャッジから何も学んでいない・・・

ただ、この後メンバー全員が本当の意味でプロになったと思いました。プレーの質が全く変わり、圧倒していましたね。だったら最初から(以下略(苦笑))。
結果は藤岡浩介選手のゴールが決勝点となり、3-2の逆転勝ち。実はこのゴール、当初はンドカ・チャールス選手と見られていました。なので、チャールス選手がゴールパフォーマンスで十字を切って神よと祈った後に、本田拓也選手が何で(オマエ)やねんと言うがごとくに(文字通り)ツッコみ倒していた(笑)ので、もしかしたら本田選手はわかっていた・・・のか(爆)。



SOG03_145513敗れた中京大学の選手達が、岐阜側の席に挨拶に来ました。これまた天皇杯らしい光景です。
注目してた川地選手はというと、ディフェンダーなのであまりパッとしたふうじゃないなとは思ったものの、要所で素晴らしい守備を見せていたのは実際感じました。何度岐阜のゴールシーンを阻まれたことか・・・。



この結果により、岐阜は6/1にパナソニックスタジアム吹田で開催されるガンバ大阪との2回戦に進出します。たぶんベストメンバーで挑まないと勝てるのかも怪しい試合になるかと思います。一方でG大阪は若手主体のメンバーで挑んでくると思います。2020年に戦ったガンバ大阪U-23のような試合になると思われるので、中京大学戦の戦い方を反省と課題探しの材料にして挑んでほしいと思います。


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Posted by alexey_calvanov at 23:01Comments(0)

2022年05月08日

【天皇杯】信州ダービーの前哨戦【決勝戦】

今日、天皇杯長野県予選決勝戦(AC長野パルセイロ×松本山雅FC)が配信でやっているとのことだったので、見てみることにしました。とはいっても、長野朝日放送のアプリを落とさないと見られないとか(苦笑)。配信そのものはYouTubeを利用しているのにね・・・。頑張りゃPCで見られたじゃん。


そんな試合は、松本山雅のホームになるサンプロ アルウィンで開催されていました。アルウィンなら頑張って行けばよかったかな・・・とか思ったものの、天皇杯なのでそこまで頑張らなくともとか思ったワイを軽くぶん殴りたくなる展開になりました(爆)。
どちらもダービーマッチという意識はあまりないとか言ってますけど、バチバチにダービーマッチを意識しているんじゃないかという展開になり、お互い一歩も引かないものになりました。シュートまで迫っても、守備陣がしっかり守っていましたし、打たれてもお互いのキーパーが踏ん張ってくれました。特に松本山雅に関しては、ビクトル選手じゃなく村山智彦選手という控えキーパーが奮闘していました。これはいい経験になっただろうなぁ。

で、試合そのものは、後半34(79)分に松本山雅ユース出身の高校生(17歳)の田中想来(そら)選手が値千金のゴールを決めて、スーパーシードの貫禄を見せた格好になりました。どうも最近登録されたらしく、ウィキペディアにも載ってない(爆)。実況も(スタメンやリザーブ登録さえもなされていなかった)田中パウロ淳一選手と間違えたほど(苦笑)。
しかし、まだ17歳の若手が出てくるあたり、松本山雅は底深いチームだし、ますますJ3に来た理由がわからない。そして、今後この選手がJリーグの舞台にやって来るかもしれないと思うと不気味だ・・・。J3は若手が映えるリーグになってしまったからなぁ。
一方の長野は、十分に戦っていたと思います。ホームじゃないのにホームのノリになっていたのが、長野にとっては不利になったのかなぁ・・・。この悔しさは、来週長野のホームになる長野Uスタジアムで開催されるダービーマッチにぶつけましょう。


ちなみに、8000人以上の人数が入っていたそうな。それでも長野側には空席が目立っていたのは意外でした。満員だと思ってたからなおのこと。


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Posted by alexey_calvanov at 23:59Comments(0)

2022年04月26日

見に来た・プレイした・指揮した

一体何なんだ・・・と思われるかもしれないけど、実際そうなのだから仕方がない。


4/24のこと。この日は一部地域で天皇杯の準決勝や決勝が行われており、三重県では準決勝が行われておりました。
スポーツの杜鈴鹿で開催されていた天皇杯準決勝を観戦しに来ていたのが、何と北海道コンサドーレ札幌の小野伸二選手。まさか現役選手でありながらスカウトに来たのか・・・とか思いましたけど、どうやらある選手を見に来たようです。


三重県といったら、たぶん勘のいい方ならわかると思いますが、鈴鹿ポイントゲッターズに所属する三浦知良選手に会いに来たというわけですね。
しかし、それだけで終わらないのが三重県での天皇杯小野選手は三浦泰年さんや小倉隆文さんにも会ってきたのです。

・・・どういうことだってばよとなるかと思いますが、確かにそうですよね(ニヤニヤ)。
まず三浦泰年さんは、三浦知良選手のお兄さんで、鈴鹿の監督でもありGMでもある方です。このあたりは以前から紹介しているのでわかるかと思います。
じゃあ小倉隆文さんが何でいるんだよ・・・となるわけですな。小倉さんは東海リーグ1部に所属するFC.ISE-SHIMAの監督兼理事長なんですね。これはJFLと地域リーグの入れ替え戦の時にちょろっと話したかなぁ・・・。
そう、鈴鹿とFC.ISE-SHIMAは準決勝にコマを進めていたのです。しかし、直接対決ではなく、鈴鹿は四日市大学と、FC.ISE-SHIMAはJFLに所属するヴィアティン三重とそれぞれ戦い、鈴鹿と三重が勝ち抜いたわけです。まぁ、これも順当だよね・・・。
そんなこともあって、元日本代表4人が一堂に会したというショットが小野選手のインスタグラムに掲載されたというわけです。何だかんだですごいなぁ・・・。

なお、小野選手はいい刺激を受けたとのことです。いや、これは会った皆が何かしらの刺激を受けていると思いますよ。見ている人間もすごいと思わされるのですから。


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Posted by alexey_calvanov at 23:29Comments(0)

2021年06月17日

皆さんボコボコですCAR?

あ、これ日産の車だった(ギャハ)。<もう横浜F・マリノスの傷はえぐってあげないで!
・・・とまぁ、日産・セフィーロのCMで井上陽水さんが「皆さんお元気ですか?」と言って走り去るシーンを思い出して、この表題にしたんだけど、偶然やられた相手はマツダだった(爆)。


昨日行われた天皇杯2回戦の残りが開催され、心配していたガンバ大阪は関西学院大学に3-1で勝って一安心・・・と思ったら、横浜FCがヴァンラーレ八戸に1-2で負けるという結果になりました。ああ、やってしまいましたなぁ・・・。
と思っていたら、この試合が霞んでしまいそうなところ、いや負けるはずが無いと思っていたチームが、ボロ負けしてしまったからです。そう、マツダ・・・じゃなかったサンフレッチェ広島です。


エディオンスタジアム広島で行われたサンフレッチェ広島×おこしやす京都の一戦は、関西リーグ所属のお京都がJ1の広島を下すという大きな番狂わせを演じたのです。
それでも当初は広島優勢でした。ところが、前半28分にお京都に先制されてからは、もうお京都のペース広島は事態立て直しのため、控えに回っていた主力組を戻したものの、一向に得点ができず、それどころか悪化するばかり最終的にはお京都に5点決められるという屈辱的な結果になったのです。

原因は、かつてFC岐阜に所属していた長沼洋一選手が慣れていないディフェンダーでプレーしたからだと言われていますけれども、広島の試合運びが下手くそという見方もできます。一部では城福浩監督の退任を求める事態にまでなってますから、さもありなんになりかねない。
ちなみに、お京都は中2日、広島は中2週間という違いも影響していたのではないかと思われます。広島はJ1開幕から17試合連続で試合を消化しなければならなかったという事情もあり、この2週間の中断期間でミニキャンプを開き、試合再開まで備えようと思っており、その仕上げでこの試合だったそう。仕方ない部分もあるけど、それはただ言い訳になりかねない事態になるほどの惨敗だったのです。


やってはいけない番狂わせを広島がやらかしたのは衝撃的でした。そう思うと、サッカーはわからないスポーツなんだと思いました。


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Posted by alexey_calvanov at 23:00Comments(0)

2021年06月09日

ここですCARよりもすごい試合があったのか・・・

今日は天皇杯の2回戦が行われました。


まずはFC岐阜を破ったHonda FCは横浜F・マリノスと戦いました相手はJ1のチームで今年はリーグ3位に付けている強豪です。さすがにベストメンバーではないでしょうけど、気は絶対抜いてこないはず・・・と誰もが思っていましたよ。
試合はHonda FCがセットプレーからのPKで先制するという意外な展開に。後半に横浜FMも意地を見せて同点に追い付き、延長前半で逆転を図り、誰もがアマチュアなのによく頑張ってるよな・・・で終わると思われました。
そしたら、延長後半早々にHonda FCが追い付いてしまい、遂にPK戦になりました。
そのPK戦、横浜FM最初のキッカーがHonda FCのキーパーに阻まれ失敗一方でHonda FCは全員が成功となり、2-2(PK3-5)でHonda FCのジャイアントキリングが成し遂げられてしまいました
普通なら、ここですCAR・・・となるはずが、これよりすごい試合(相手側から見れば酷い試合(苦笑))を見せられてしまったため、この試合さえ霞んでしまうことに(汗)。

その試合が、FC東京×順天堂大学の試合今年はリーグ12位とはいえ、長年J1に所属しているチームで、相手は社会人ではなく学生チーム失礼ながら、流通経済大学や筑波大学のように学生チームの中でも強いというふうでもないと思っていました。
実際序盤にFC東京が先制点を挙げ、試合終了間際まで何とか抑えていたんですよ。
ところが、最終盤で逃げ切りに失敗同点に追い付かれて迎えた延長戦では順天堂大学のペースに落ちてしまったようで、延長前半に順天堂大学の選手に決勝点を決められて万事休す1-2でFC東京は逆転負けを喫しました。

この他、J1のベガルタ仙台がJ3のいわてグルージャ盛岡に0-1で敗戦するなど、J1の3チームが敗れる波乱となりました。

実は、J2のチームの中でもジャイアントキリングをやられており、モンテディオ山形がJFLのヴェルスパ大分に、ヴァンフォーレ甲府が地域リーグ(北信越)の福井ユナイテッドFCにそれぞれ敗戦しています。


なお、天皇杯2回戦は6試合残しており、来週水曜日(6/16)に開催されます。J1リーグ下位に沈んでいるガンバ大阪や横浜FCは大丈夫か・・・。


今いるメンバーで「大金星」を挙げるチームの法則――『ジャイアントキリング』の流儀
今いるメンバーで「大金星」を挙げるチームの法則――『ジャイアントキリング』の流儀



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Posted by alexey_calvanov at 23:47Comments(0)

2021年05月09日

やっぱり相手はHonda FCだ(大泣)

やっぱり「ここですCAR」の餌食になることになるのか(泣)。


天皇杯の県予選が全て終了し、J1・J2・アマチュアシード(今年はヴェルスパ大分)以外の都道府県代表チームが決定しました。

岐阜県予選の決勝は、FC岐阜とFC岐阜セカンドの兄弟対決になりました。この模様はNHKで放送されたのですけど、NHKはNHKでもNHK岐阜局のみだったのよね(大泣)。ちなみに、名古屋局では15時に名古屋グランパスの試合、津局では全国放送(15時から北海道日本ハムファイターズ×東北楽天ゴールデンイーグルスの試合)でした。「NHKプラス」の意味って・・・。
ハイライトを見た限りですと、前半にレレウ選手が一人で抜けて得点、後半に富樫佑太選手のダイビングヘッドで得点というふうでしたか。フォワード陣が事実上のワントップで、その枠を村田透馬選手重用のために冷や飯を食わされる格好になり、レレウ選手は最近の試合で途中交代出場を果たしているけど、富樫選手は今年いいところなしだった気が・・・。この他にも今年まだ出場を果たしていない選手もいましたけど、誰が出場したとかの経緯は出てないのよね。


これで15回目の出場を果たした岐阜(トップチーム)なのですが、相手悪過ぎ(大泣)。
相手は、あのアマチュア王者であるHonda FC。その昔、岐阜もアマチュア時代に戦ったことがあり、その時は1勝1敗の五分。しかし天皇杯では2016年に敗退している経緯もあり、岐阜も「ここですCAR」の脅威はまざまざと感じております(苦笑)。
アマチュア時代はJFL、天皇杯はJ2というふうだったので、今のJ3で戦うことでのダメージというのは、それほどでもないという見方もできるんですけど、嫌なものは嫌だ(爆)。いわきFCと同様に戦いたくない相手ですわ・・・。


天皇杯1回戦は、5/22・5/23に行われるのですが、岐阜×Honda FCは5/22に組まれています。幸いなことに、場所は岐阜側にあり、長良川は長良川でも長良川メドウで行われるとのこと。メドウにはいい思い出が無いような(汗)。関西学院大学との試合をここで見たことがあって、その時はギリギリの勝利だったんだよ(泣)。でも、この試合が観客動員OKになるのなら、見に行きたいものですよね・・・。いいや、「ここですCAR」を味わいたいんじゃないぞ(苦笑)!


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Posted by alexey_calvanov at 22:54Comments(0)

2021年04月29日

ちょっとだけFC岐阜の小ネタ

何でこんなことをば・・・と思った方、色々あるからですよ。


まずは久しぶりの限定(サマー)ユニフォーム。J3でも一部のチームがやってるんですね。ただ、去年は新型コロナウイルスの影響でJ3の開幕が6月末になり、限定とかサマーとか言ってる場合じゃなかったんですよ(泣)。
そして今年、ユニフォームサプライヤーがラッツォーリに変わり、そこに限定ユニフォームときたのだから、高揚感が半端ない
その限定ユニフォーム、表は夜空に浮かぶ岐阜城と三日月が金色であしらわれており、裏は同じく金色で表した鵜飼いのワンシーンになっています。どちらも岐阜県在住の写真家である小林淳さんの撮影したものが使われています
注目すべきはスポンサー部分。今回全てのスポンサーが金色に統一されています。金色で統一されるのは初めてのことです。もちろん、岐阜のエンブレムもラッツォーリのエンブレムも同じく金色です。
カラーは、フィールドユニフォームが黒、キーパーユニフォームが赤になっています。
また、今回はオーセンティックユニフォーム以外にもレプリカユニフォームも登場します。要望が多かったことから2種類の製作に至ったようで、前者はカッティングシート、後者はシルクスクリーンでそれぞれ印刷したのだそうな。
今回の限定ユニフォームは5/1より予約開始。5/1・5/3・5/4にマーサ21にある「ギッフィーのおうち」で、5/2のロアッソ熊本戦・5/5のアスルクラロ沼津戦・5/30のY.S.C.C.横浜戦では会場のオフィシャルグッズショップで行われ、5/8からはオンラインショップでも受け付け開始されます(〆切は5月末までで、発送は8月下旬予定)
なお、着用試合は8/28の福島ユナイテッドFC戦と9/11のガイナーレ鳥取戦(どちらもホーム)になります。


もう一つは、天皇杯の話題。
現在岐阜はJ3にいるため、県予選を戦い抜いたうえで本戦に進むこととなります。その県予選では弟分になるFC岐阜SECOND(以下セカンド)も戦っています。ただし、セカンドは1回戦から戦うのに対し、トップチームはスーパーシード扱いで決勝戦で待っている状況になります。
そのセカンド、1回戦で岐阜協立大学をPK戦の末で辛くも破り、決勝戦に進出することになりました。
この勝利により、決勝戦はトップチーム×セカンドという兄弟対決が実現することになりました・・・が、残念なことに新型コロナウイルスの影響で、今年の天皇杯も無観客試合となることに(泣)。
練習試合くらいでしか拝むことのできなかった兄弟対決が、天皇杯ながらも公式戦で拝めれたのに、無観客になるとは・・・。天皇杯なので中継も難しいんだろうなぁ。


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Posted by alexey_calvanov at 23:58Comments(0)

2020年12月23日

【天皇杯】特殊な運営ながらも結局は順当だった【準決勝】

今日、100回記念の天皇杯の準々決勝が行われました。そのうちNHK-BS1では、J3で優勝を決めたブラウブリッツ秋田と広島県社会人リーグ1部から出場している広島県代表の福山シティFCとの一戦が放送されていました。


今年は100回記念大会ながらも、新型コロナウイルスの影響で特殊な運営になっていました。
各都道府県代表の選び方は、これまで通りトーナメント、そしてアマチュアシードが選出されるところまでは同じだったものの、いつもなら無条件で登場しているJ1・J2のチームが、今回はJ1は1位と2位、J2は優勝チームのみになりました。一方で、各都道府県代表として出場していたJ3のチームは、優勝したチームだけですが、準々決勝から出場できるようになりました。


さて秋田×福山の試合、残雪が残っていたユアテックスタジアム仙台で開催されました。雪かきした跡が生々しかった。
試合は前半から動いており、秋田が先制を果たしたものの、いい動きをし始めていた福山が相手の隙を突いて同点にします。さぁ面白くなってきた・・・と思ったら、前半アディショナルタイムで秋田が突き放し、後半に入ってさらにダメ押し点を入れて、秋田が快勝同点に追い付かれてギアを入れてきた秋田ですけど、次はJ1王者の川崎フロンターレということを考えると、早いうちにギアを入れないと・・・

そしてもう1試合、激戦のJ2を制した徳島ヴォルティスとアマチュアシードで上がってきたHonda FCとの一戦がノエビアスタジアム神戸で行われ、終始リードしてた徳島が、Honda FCをひねり倒してしまいました。ハイライトでしか見てないけど、ほぼ圧倒ですね。こちらは、J1で2位だったガンバ大阪との一戦になります。J1昇格を決めた徳島は、胸を借りるつもりで挑めば、番狂わせもあるかもしれません。


この結果、アマチュアチームが全て姿を消し、Jリーグ勢のみになりました。やっぱりJチームは強いんだね。


準決勝は、中3日挟んだ12/27に開催されます。どちらの試合もシード側のホーム(川崎×秋田なら等々力陸上競技場、ガンバ大阪×徳島ならパナソニックスタジアム吹田)になるので、勝ち上がってきた秋田や徳島にはやりにくいでしょうね・・・。


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Posted by alexey_calvanov at 22:40Comments(0)

2019年09月25日

【やっちまった】浦和、アマチュアに惨敗【ここですCar】

まぁ、浦和レッズの名誉のために言っておこう。相手はアマチュアだけど、最強のアマチュアだったんだよ。


天皇杯4回戦、AFCチャンピオンズリーグ出場のため、この日までずれ込んだ試合、埼玉スタジアム2002で浦和×Honda FCが戦うことになりました。
この試合の後もAFCチャンピオンズリーグが控えていることもあって、スタメンをユースの選手など10人(つまりゴールキーパー以外全て)入れ替えて臨んだ浦和。しかし、この策が裏目に出てしまいます連携が上手くいかず、逆にHonda FCの攻めを受けることになったようです。
それでも前半は0-0でしのぎ、後半にチャンスを窺おうと思っていたものの、終盤に相次いでHonda FCにゴールを決められてしまい、0-2で敗戦という結果になったのです。延長に持ち込めなかったんですよ、あのJ1チームが。


まぁ、アマチュアとはいえ、相手がHonda FCならスタメンクラスを何人か入れておくべきだったかなと。何せ相手は最強のアマチュアJFLで3連覇していて、今年も春先調子が悪かったものの、その後立て直して首位をひた走っているチーム天皇杯でもJリーグのチームをカテゴリー関係なく破ってきたところなんですよ。いくらAFCチャンピオンズリーグが優先とはいえ、舐められたものですね、Honda FCにとっては。
不運だったといえば、出ると言っていたであろう槙野智章選手を不適切発言で出場停止という形で欠いたことかな。彼がいれば少しは展開が変わっていたかもしれません。
いずれにせよ、最強のアマチュアという冠を頂いたHonda FCは伊達じゃなかったということです。


これにより、準々決勝に残ったのは、ヴィッセル神戸、大分トリニータ、サガン鳥栖、清水エスパルス、V・ファーレン長崎、ヴァンフォーレ甲府、鹿島アントラーズ、Honda FCとなりました。このうち、Honda FCのみがアマチュアで、長崎と甲府はJ2になります。
組み合わせは、ヴィッセル神戸×大分トリニータ、サガン鳥栖×清水エスパルス、鹿島アントラーズ×Honda FC、V・ファーレン長崎×ヴァンフォーレ甲府となります。Honda FCの快進撃がどこまで進むのかがポイントになるでしょうね。ちなみに、Honda FCは鹿島に勝つとJ2のチームとの対戦になるので、恐らくこの鹿島戦が大きなヤマになるかと思います。もちろん、その後がJ2だからと気を抜けば負けてしまうのは、Honda FCだから勝てると思ったチームと同じこと。気を抜かずに最後まで戦い抜いてほしいものですし、新しくなった国立競技場のピッチにアマチュアチームがいたら最高じゃありませんか。


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Posted by alexey_calvanov at 23:55Comments(0)

2019年05月14日

99回目の天皇杯、全て出揃う

先日、天皇杯の全チームが決定しました。


今年の天皇杯も順当に決まったところもあれば、波乱含みのところもありとなかなか大変ですなぁ・・・。
その都道府県チームは、J3が10、JFLが8、地域リーグ13、大学16となっています。JFLがやや苦戦気味・・・いや、星の潰し合いをやっている地域(三重・宮崎)が出たからかねぇ。愛知のように下剋上を起こされているところもありますし、福島・静岡のように下剋上が半ば当たり前の地域もありますから何とも言えません(苦笑)。

有力どころでは、福島のいわきFC、茨城の流通経済大学、静岡のHonda FC、沖縄の沖縄SV(エスファウ)あたりですかね。中でも沖縄SVはFC琉球がJ2昇格によって空いた出場枠に滑り込み、悲願の天皇杯進出、そして今回唯一の初出場となりました。琉球がJ2にいる限りは沖縄SVがメインになってくると思うので、恥ずかしい戦いだけはしないでほしいです。
J3では、好調のギラヴァンツ北九州・カマタマーレ讃岐が出場した中で、現状いい戦いをしていた藤枝MYFCは今年もHonda FCを破れませんでしたアスルクラロ沼津も決勝までは進んだんですけどね・・・。あとは、大学勢に出場枠を手放してしまった神奈川のSC相模原とY.S.C.C.横浜、地域リーグにやられっ放しの福島ユナイテッドFCはJリーグ(プロ)チームとしての意地を見せてほしいです。


天皇杯は、これら都道府県代表に加え、J1とJ2の計40チーム(2回戦以降に登場)と第67回全日本大学サッカー選手権大会で優勝した法政大学がシード枠で出場し、計88チームで争われます
都道府県代表同士+シードが争う1回戦は5/25・5/26に行われます。リーグ戦などをこなす中で戦うのは、Jリーグのチーム同様結構大変ですけど、名前を売るチャンスでもあるので、1つでも多く上に昇ってほしいですね。


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Posted by alexey_calvanov at 23:25Comments(0)

2018年05月24日

J1とJ3は中断期間があったんだよね・・・

J2にいると忘れがちですが、今年J1はワールドカップの関係で中断期間に入ります。7月半ばまでの約1ヶ月の間に、下位に沈むあのチームは立て直しができるんでしょうかねぇ(ニヤニヤ)?詳細は今度のアルビレックス新潟戦の話に絡めて書いていければと思います。


で、J3やアマチュアリーグの最高峰JFL(日本フットボールリーグ)は度々中断期間に入るのですが、これは天皇杯絡み。先日各都道府県の決勝が行われ、出場クラブが出揃いました
各都道府県+シードの計48チームの内訳は、J3が9、JFLが10、学生(大学)が13となり、それ以外は地域リーグや各都道府県リーグのクラブになります。

その勝ち上がりも、順当だったところもあれば、波乱含みのところもありました。
基本的にJ3やJFLのチームが上がってきたところは順当だったと思いますが、神奈川県や静岡県のようにJ3が複数あるところでは、他なら行けそうなチームでもつまづいちゃうんですよね。神奈川県だとSC相模原とか。静岡県の場合は、JFLに所属するHonda FCという最強のアマチュアチームがあるので、他のJ3チーム(アスルクラロ沼津・藤枝MYFC)は爪弾きになっちゃうんですよね・・・。
しかし、いわきFCのように予選の段階からJリーグのチームを食ってしまうチームもあるんですよね。
いわきFCは初出場だった昨年も筑波大学と同じく台風の目としてひっかき回しましたから。いわきFCはソニー仙台FC(宮城・JFL)と対戦し、勝ち上がった場合、川崎フロンターレ(J1)との対戦が控えています。去年のように、2クラブをジャイアントキリングできるかがポイントになるでしょうね。
逆に福島ユナイテッドやギラヴァンツ北九州のように、下のカテゴリーに負けるようなチームは正直情けない連戦の疲れなどもあるのでしょうけど、それは他のチームにも言えること。サッカーは様々な要素が絡むスポーツでもあり、天皇杯で優勝すれば昇格ができるというわけでもないので、無理して勝つ必要はないけれども、下のカテゴリーには必ず勝たないといけないと思いますよ。何のためにそこにいるんだと言われかねないですよ。


そんな中、FC岐阜は今年もJ2同士の一戦を挟んでの対戦(相手はモンテディオ山形)になります。恐らくそこを勝ち上がると、相手は順当に上がれば柏レイソル(J1)になるでしょう。恐らく下カテゴリー優先(基本的にJリーグ同士の場合。まれに県のサッカー協会が動いて融通を利かす場合あり)になるでしょうから、試合会場は長良川競技場になるでしょう。


天皇杯はJ3・JFL中断期間に1回戦を、J1(シード持ち以外)・J2勢の参加する2回戦は6月に入ってから行われます1回戦のみ週末開催、2回戦以降は月1回の水曜開催になります。3回戦が終わった後、4回戦(ベスト16)の対戦相手のくじ引きを行い、その試合を経てベスト8が決まります。
基本的に私は天皇杯否定派(先述のように、優勝しても昇格するわけではなく、メリットが少ない)なので、そこそこやってくれればいいかなと思っています。ケガだけは気を付けておくれよ・・・。


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Posted by alexey_calvanov at 23:54Comments(0)

2017年08月02日

FC岐阜観戦記2017 番外編 かつての岐阜戦士を追い掛けて(野垣内俊)

今日、天皇杯3回戦を見に行って来ました先日行われた名古屋グランパス×ヴァンラーレ八戸の一戦が、名古屋を襲ったゲリラ豪雨の影響で途中中断となり、中止→順延が決定。今日19時より、後半20分からのプレーで再開になりました。

試合開始ギリギリで飛び込んだので、詳細はよくわかっていない部分はありますが、1-0で始まった直後、八戸の村上聖弥選手がシュートを決め、あっという間に同点に。ここからイケイケムードになるかと思ったものの、名古屋は特例で認められたシモビッチ選手を投入し、その後押谷祐樹選手のコーナーキックから、同じく特例で出場が認められたワシントン選手との連携が決まり逆転(得点を決めたのはワシントン選手)。そのまま名古屋が力でねじ伏せるような形で逃げ切りました


正直、八戸には厳しい試合でした。動きもスピードも全く違うと思わせる部分があったし、ボールへ向かっていく姿も違う。厳しいプレーも当たり前のようにやっていた名古屋に対し、八戸はまだまだ甘いところがあったようにも。悪く言えば、お嬢様サッカー的になってぶつかっていかないところもありました。ここは取らないとというシーンで躊躇してしまっていたんですね。ケガしたくないとか当たり負けしそうだからやらないという気持ちはわかります。でも、ここで厳しいプレーができないと、この先Jリーグに上がった時に苦労すると思います。いいものは持っていますし、一生懸命さはすごく伝わっているので、あとは厳しく当たれるかどうかだけだと思いますよ。積極的に動けば、同点劇のようなプレーもできるし、それがいつもできるようにもなるのではと。

で、このチームには、昨年までFC岐阜に所属していた野垣内(のがいと)俊選手が在籍しています。随所にいいプレーができていたと思います。八戸の核として頑張っている姿を見て、ジーンと来ましたね。惜しむらくは、何で写真撮らなかったんだろう(爆)。近くに来てたのに(汗)。


それにしても、再開試合にもかかわらず1600人以上の来客があり、アウェイサイドの八戸にはJリーグのチームだけでなくJFLや地域リーグのユニフォームを着たサポーターの方々がいて、色とりどりの模様を見せていました。これもアマチュアサッカーの醍醐味でしょうし、天皇杯ならではのものなのかもしれません。それを体験できたのは、いい経験になったかなと。私が確認できた限りでは、FC岐阜・松本山雅・北海道コンサドーレ札幌(半被を着ていた)・マルヤス岡崎・鈴鹿アンリミテッドあたりでしょうか。


八戸の席を見て、名古屋のサポーターは何を思ったのか。もしかして、ただアマチュアチームが・・・というふうにしか見ていないのなら、天皇杯の重みやサッカーの奥深さを知らないと、ずぶの素人な私が言うのもなんですけど、そう思ってしまいますね。それだけの重みを八戸は背負ってやって来ているんです。皆が頑張ってほしい(悪い言い方をすれば、ジャイアントキリングをしてほしい(笑))と思ってわざわざ応援に来ているのです。自分達のチームは負けているにもかかわらずです。名古屋は、負けたチームの人達が応援してやると思ってくれるようなチームになっているのでしょうか。正直Jリーグまで来ると、その割合が減る(下手したら皆無になる)んですよねぇ・・・。


これでベスト16が出揃いました。この中で台風の目になりそうなのがAC長野パルセイロ(J3)と筑波大学(関東大学1部リーグ)ですね。特に筑波大学はJ1のベガルタ仙台とJ2のアビスパ福岡を倒しているだけに、どこと当たってもいい勝負するんじゃないかと思ってしまうんですよ(笑)。しかもNHK様の『ご加護』がある(爆)。ここと当たるチームは『BS劇場』という名の『洗礼』に気を付けたまえ(ニヤニヤ)。


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Posted by alexey_calvanov at 23:59Comments(0)