2019年05月07日

ファンだとしてもやっていかん、店も対策練らないかん

超大型連休だった4/29に、愛知県北名古屋市にあるスーパーマーケットのゲームコーナーで、「太鼓の達人」の太鼓部分(コンシューマー版の感覚で言えば、タタコン)が盗まれるという事件がありました。結構大胆な手口で、周りを警戒しながら、1人はプレイし、もう1人が取り外せるかの確認をしながら外す作業を行い、人気が無いことを確認すると、2人掛かりで持ち去るというものでした。さすがに防犯カメラにバッチリ映っていたし、全国ニュースにもなったので、近々犯人は捕まるだろうと思っていました。

そうしたら、3人の高校生が5/3から5/4に掛けて警察に出頭(自首)してきたそうで、近々書類送検されるそうです。あれ3人でやってたのか!さすがに驚きましたね・・・。
警察で取り調べを受けた際、「太鼓の達人」が好きで盗んだという主旨の供述をしていたそうです。ちなみに、太鼓部分(タタコン)は店側に返却され、壊れた箇所などは無かったとのことです。


しかし、こんなもの盗んでどうすんだと思ってたら、2つの理由があるのだそうな。

1つは、遊ぶため
いわゆるアーケードでの臨場感が家でも欲しいという理由で盗んで設置するのだそうな。そう簡単に設置できるとは思えないけど、簡単な知識があればできるんでしょうね。昔に比べたらアーケードゲームの接続は難しくないでしょうし。もっと知識があれば、コンシューマー用に改造する輩もいることでしょう。まぁ、アーケードの筐体なんてべらぼうな価格するから、よほどのブルジョワジーじゃないとできんわ。なお、今回の犯人は、こちら側のようで。
もう1つは、転売目的
先程のような輩が多いということでから、(ネットオークションなどで)売れば一儲けできるんじゃないかという人達によって盗まれる事件は後を絶たなかったようです。いくらで売れるのかはわかりませんが、結構高額なんでしょうね。あんな労力を掛けているんですから。


いずれにしても戻ってきてよかったです。店側が返却されたことで被害届を取り下げて、犯人の高校生3人に『恩赦』するのかはわかりませんが、犯人の高校生3人は、しでかしたことに対してきちんと反省してほしいですね。


同様の事件が起こっているということなので、今後「太鼓の達人」を設置している店では防犯対策を施さないといけないでしょう。プラグが外れると防犯ブザーが鳴る仕組みを組み込むとか、防犯カメラを増設するとかなど。お金が掛かることばかりですけど、背に腹は代えられないでしょう。機器1つ盗まれるだけで、下手したら何ヶ月分のインカム(お客がプレイした際の収益)を持って行かれますから・・・。死活問題ですわ。


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Posted by alexey_calvanov at 23:57Comments(0)