2022年03月17日

こりゃ失格紋だぁ

現在テレビアニメで放送中のライトノベルが原作になっている「失格紋の最強賢者」。元々最強だった賢者が、さらに能力の高い魔術師になるため転生して活躍する話なのですけど、いわゆる俺TUEE系の話ではあるんですね。
アニメ作品としては終盤に差し掛かっている中、ゲームアプリが登場することになりました。「失格紋の最強賢者 ~導刻の冒険譚~The Ultimate Reincarnation」という作品で、3/16からサービス開始・・・となるはずだったのです。
この作品はAndroid版とiOS版の同時配信だったのですけど、iOS版の方でインストールしてから起動すると、別の作品(「マリオネットエデン」)が起動してしまう事態に。しかも今月末でサービス終了する作品が起動するため、一部ユーザーからは呪いだとか言われる始末。この事態に、公式はiOS版でインストールしたものは一旦アンインストールするよう呼びかけると共に翌日(つまり今日)まで配信延期となりました。Android版は通常通りの配信になったのかは不明ですけど、延期になった可能性はあります。なお、今日の17時より再配信開始になったようです。


どうしてこうなったんだろうというのが今回思ったこと。というのも、今回の作品の制作会社と別の作品の制作会社は全く違う(会社名も違えば所在地も違う)。にもかかわらず、タグ付けされて配信されてしまったのだから、性質が悪いよね。しかも別の作品は、DMM GAMESとFANZA GAMES(つまり18禁版が存在する)での配信。ますますわからない。


作品がすり替わった原因は、しっかり調べた方がいいと思うの。昨今ウクライナ侵攻に伴いサイバー攻撃が話題になっているので、そのあたりの疑いもしっかり見ておいた方がいい。またユーザーの個人情報に何かしらアクセスされていないかとかいろいろと調べておいた方がいいんじゃないのかとも。課金が始まると、その情報を元手に何かしら抜かれてもおかしくないから、早いこと策を練り、安全であることを確かめたうえで、情報公開してほしいものですね。


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Posted by alexey_calvanov at 23:02Comments(0)

2022年01月30日

冬の新アニメ2022 ワースト

冬の新アニメ、今回はワースト作品の紹介です。
今期も、いい作品が多く、ワースト作品を選ぶのに難儀しました。いわゆる突き抜けて悪い作品が無く、初回が酷かったけど、2話以降で立て直した・・・という作品が多かったんです。だから、状況によっては、ちょっとワーストにするのは忍びないなぁというのもあるにはあるんです。でも、今回は少々心を鬼にしてワースト作品の選定をしていきましょう。
その前に、今回はワースト作品だった候補を並べることにします。そして、いかにワーストを逃れたのかを語ってから本編に向かいましょう<珍しい構成だな。
・・・そうしないと、今期はそのラインが曖昧になりかねなかったからだよ。


ワースト3作品以外で候補に残っていたのが、「錆喰いビスコ」と「CUE!」でした。


正直「CUE!」は見る前から「SELECTION PROJECT」のような末路をたどるのではないかと思っていたほど。実際初回は16人の登場人物(それと運営事務所の関係者)がこれでもかと出てきて、それ見たことか・・・と思いましたけど、2話以降はメインビジュアルで出てきた4人組を中心とした物語構成になっており、二の舞を踏んでなるものかという雰囲気は出していましたね。3話はアイドルグループに挑戦する別の4人組が登場しましたし。ただ、2クールありますから、今後ダレないかとキャストの演技が心配という声があったので、そのあたりですかね・・・。16人がまた一斉に出るという暴挙もあるかもしれないけど。

一方「錆食いビスコ」は、1話と2話で過去と現在の目線が行ったり来たりしているので、話の展開をわかりにくくさせていたなと。右往左往していたので、頭が追い付かなくなりそうな展開にも。しかし、3話になって初めてその展開の意味が、いい意味で崩れてくれて、理解できるようになったかなと。ただ、そこまで引っ張らないといけないのかというと、そうでもない気がするんですよね・・・。だったら、1話で関所越えをする主人公が街に向かうまでのシーンを描けばよかったし、2話は町医者である主人公が関所越えをして来た主人公に会うまでのシーンを描けばよかった。で、3話で一気に描く・・・でもよかったかなと。


では、本編に行きましょう。


今期のワーストは、「リアデイルの大地にて」。いわゆるなろう系の初期作品という位置付けです。
正直昔の作品ということもあって、古臭さが否めず、かつ話の単調さに参ってしまうことこの上ない。ただ、これが原作の出ていた10年位前にアニメ化されていたら、「ソードアートオンライン」に匹敵するくらいいい作品として評価されていたのかもしれないですね。作り手の失敗と時代の流れで失敗した作品となってしまっただけに、残念至極です。

2番目は、「賢者の弟子を名乗る賢者」。またなろう系の賢者作品(「リアデイルの大地にて」も主人公がスキルマスターという賢者的な位置付け)なのか・・・。
この作品は、1話が演出面で失敗だったとも。特に後半のシーンは、イメージビデオ風に作られていたのが仇になって、最後までしゃべらないという演出が主人公のあざとい雰囲気を醸し出してしまって、いい印象を持てないんですね・・・。あと3話まで見てえげつない下ネタ絡めすぎ(苦笑)。1話で野小便、2話でトイレシーン、3話に至っては自分のお小水を『聖水』として運んでくる・・・ってどんだけやねん!

3番目は、「失格紋の最強賢者」。まーたなろう系の賢者作品だよ(苦笑)。
この作品は、1話で急展開過ぎて、視聴者置いてけぼりになった点でしょうか。そこまで早く見せなくても・・・と思いましたね。ちなみに、原作3巻分を一気に吐き出したそうです。それだけ見どころが少ないと判断されたのか・・・。2話以降は、原作のストックをどこまで吐き出したのかはわかりませんが、普通の展開になっていたと思います。ただ3話は少し駆け足的に見えたなぁ・・・。ともあれ、視聴者のペースに合わせられなかったらアカンわなぁ。


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Posted by alexey_calvanov at 20:49Comments(0)

2022年01月10日

冬の新アニメ2022 その6 失格紋の最強賢者

冬の新アニメ2022、6回目は投稿小説サイトの小説家になろうが原作で、後にSBクリエイティブのレーベルであるGA文庫から刊行されている「失格紋の最強賢者」です。
この作品も、なろう系原作。ある意味トレンドなので仕方ないのでしょうけどね。どうしてもチート能力というワンパターンな展開が待っているので、いかにそれを匂わせないかがカギになってくると思っています。話が面白ければ、ワンパターンそうでも何とかなるんですよ。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


世界最強の魔法使いと謳(うた)われながらも、己の持つ紋章に限界を感じていた主人公が出した結論は、転生して最適な紋章を得ることだった
やがて、主人公は優秀な魔法使いに転生することになったのだが、彼の持つ紋章は失格紋と呼ばれ、蔑まれるものになっていた。


12歳になったある日、彼は魔法学園に入学することになるものの、あまりの低レベルな魔法理論に大きな疑念すら浮かべることになり・・・。



というふう。


初回ですが、恐ろしく淡々と進んでたな(苦笑)。つまらないわけじゃない。なのに、恐ろしく淡々と進んでいて、話も右から左に抜けかねない有様。そこになろう系特有のチート能力(俗に言う、主人公くんってすごーい(爆))があるもんだから、下手したら途中切りされても恨みっこ無しとなりそうではある(汗)。


話の題材としては、面白そうではあるんだけど、上手く調理できていないから面白味に欠ける雰囲気が漂うという悪循環が出てしまってるかなと。私は、しばらく見て行こうと思いますけど、雰囲気に耐えられない人は、脱落が相次ぐのかな・・・。


放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。


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Posted by alexey_calvanov at 23:24Comments(0)