2023年12月25日

朝ニュースで紹介された選手が・・・

朝、NHK総合テレビの「NHKニュースおはよう日本」を見ていたら、奈良クラブの浅川隼人選手が、今年の夏から移動式の子ども食堂を始めたという話題が報じられていました。


浅川選手は、クラウドファンディングを通じて、移動式子ども食堂の活動資金を工面し、8月から開始しました。浅川選手自身が、アマチュア上がり(Y.S.C.C.横浜からロアッソ熊本を経て、奈良クラブに入団しているが、入団当初の奈良はJFLに所属していたため)という点とY.S.C.C.横浜に入った時は、固定給の無い0円リーガーだったことを明かしています。また、奈良に入団した際に、お寺のお供え物を貧困家庭に寄付するNPO法人との出会いで、今回の取り組みを興そうと思ったそうです。
ただ、熊本時代にもアスリート食堂を立ち上げたり、地産地消の取り組みを行っていた他、フィリピンでボランティアサッカー教室を行ったりと、慈善事業は以前から活発に行っていたので、今回の取り組みは、その延長線上にあったとも言えます。


さて、そこで供される食事は、アスリートの食事に関する資格を持つ浅川選手の奥さんが考案しているのだそう。浅川選手は試食を通じてアドバイスを送っているとのこと。
この食堂では、食事の提供だけでなく、浅川選手とのふれあいもあるとのこと。晴れた日はサッカー・雨ならお寺の講堂で一緒に遊びながら共に過ごし、そこから奈良というチームや試合に興味を持ってもらって、いずれ試合に来てもらえればというふうに思っているそうです。


8月に始まった移動式子ども食堂は、11月にも行われ、今後2ヶ月に1回のペースで行われる予定と報じられていましたが、最後の文言に一抹の不安を思ったのです。

浅川選手は、Jリーガーは移籍などで同じクラブにずっといられるわけでは無いので、自身が奈良から移籍しても活動できるように会社を設立して、トレーラーを使って運営費を稼げるようにしています。また他の奈良の選手達にも参加を呼び掛けているとのこと。これは嫌な予感がする・・・。


・・・と思ったら、今日浅川選手が松本山雅FCへの完全移籍が決まったそうです。本人もこんなに早く移籍話が来るとは思ってなかったでしょう。まだ道半ばの中で移籍が決まってしまい、今後この活動に支障が出なければいいのですけど・・・。また浅川選手が松本市やその周辺(ホームタウン)で活動ができるのかも不透明です。できれば、彼の活動を後押ししてあげるようにクラブもスポンサーも働きかけてほしいのですけど、現状フロントのゴタゴタが続く松本にその余裕はあるのかねぇ


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Posted by alexey_calvanov at 23:55Comments(0)

2023年11月24日

【2023年】残りの椅子を譲り合う罠【J3リーグ】

残りが2試合になったJ3ですけど、まだ決まりません。いや、決めきれません愛媛FCが颯爽と優勝をかっさらったというのに(苦笑)。
全ては、あと1勝だけしてしまえば昇格確定の鹿児島ユナイテッドFCが勝てないのが原因なのであって、そこを突けばいいのに、他のチームも見事に転ぶという有様。それが現在の順位に現れています。

そこをふまえ、上位陣の順位を見ていきましょう(左から、順位・チーム名・勝ち点・得失点差になります)。なお、☆は昇格決定・×はJ2ライセンス不交付になります。また、ここでの大阪はFC大阪になります。


1位 愛 媛(70)+11 ☆
2位 鹿児島(58)+15
=== 昇 格 ラ イ ン ===
3位 富 山(56) +4
4位 奈 良(54)+13
5位 今 治(53) +9
6位 大 阪(53) +6 ×
7位 松 本(53) +5


前節で、いわてグルージャ盛岡に負けたFC岐阜とカマタマーレ讃岐に負けたアスルクラロ沼津が今シーズンのJ2昇格を失いました。そして、まだ勝ち点52ではあるものの、得失点差で2位の鹿児島を追い越せなくなった(可能性が高い)ガイナーレ鳥取とヴァンラーレ八戸もその資格を失いました。なお、この戦績によるものなのか、鳥取は増本浩平監督を契約満了としています。10月に暫定だったのが正式に監督として始動したばかりなのに、何とも残酷な振る舞い鹿児島並みの戦績を挙げた功績を考えると、満了にすべき監督じゃないのにね・・・。絶対他が欲します。下位に沈んでしまったチームがリサーチを掛けてもおかしくない。


さて、そんな状況下で、やはり昇格のチャンスが残っているのは、鹿児島・カターレ富山が第1走者、奈良クラブ以下が第2走者になるのでしょうけど、強烈なまくりを見せている奈良の存在が怖い

奈良は、他のチームが転んだり足踏みをしている中で、一人勝ち残っており、ここ5試合で見れば、3勝1分1敗とFC大阪(2勝2分1敗)と松本(2勝1分2敗)よりも勢いがあります。FC大阪と共に、JFLからの参入組として大きく引っ掻き回しています。いや当初の予測以上の引っ掻き回しっぷりでしょうな(汗)。
奈良が残している試合も、鳥取(H)と松本(A)と松本が昇格のチャンスを逸した時には、強いとはいえ非常に戦いやすい相手になることでしょう。逆に昇格のチャンスを残しているとかなり厄介な相手相手のホームなので、俄然サポーターが圧を掛けてくるでしょう。その中で戦い抜けるか。そして最終節のプレッシャーに勝てるか。そこが課題になるでしょう。

他は、どんぐりの背比べになるのですけど、J2ライセンス不交付になったFC大阪がどう戦うかに注目でしょう。昇格のチャンスを残している今治と既に昇格を決めた愛媛を潰せるか否かで来年の戦い方が見えてくるでしょう。

今回の昇格争いの中で、一番経験値があると思われるのが、松本。
実際奈良だけ気を付ければいいという有利さもあるのですが、最終戦をホームで迎えられるというのも有利な条件に。奈良にとっては怖い存在の松本のサポーターが、彼らの大きな追い風になるのは、サンプロアルウィンを知っている人間ならわかって頂けるのではと。


ということで、繰り返しますが、鹿児島本命で富山対抗穴は奈良・松本といった感じになるでしょうか。恐らく、明日・明後日の試合で大きく動くと思います。注目しましょう。


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Posted by alexey_calvanov at 23:39Comments(0)

2023年10月23日

FC岐阜観戦記2023 第14節 ふたりのケンセイ

FC岐阜、昨日は奈良クラブと戦いました。
先週もアウェイながら関西のチームとの対戦でしたが、1-1で引き分け。なぜか関西圏のスタジアムでは勝てないというジンクスがあり、今回もそれを引きずる格好になりました。ただ、これは悪く言えば想定内で、むしろ負けないでよかったという試合になりました。
一方の奈良も、アウェイの福島ユナイテッドFC戦となり、こちらも1-1の引き分け。いわきFCに続く1年でのJ2昇格を目指し奮闘している中、少々足踏み状態ながらも、他のJ3チームを引っ掻き回しているあたり、同じ状況のFC大阪と同じく大健闘といえるでしょう。
ただ、どちらにしても昇格に向けて負けられない試合になりました。この試合に勝たないと、昇格レースに残れない、事実上の終戦を迎えることになります。しかも唯一のナイトマッチであり、全てがわかった状態で戦う試合にもなります。そのプレッシャーにも打ち勝てるかが焦点にもなるでしょう。


そんなこともあって、この日はFC岐阜セカンドの試合を見に行ってからやって来たのですが、セカンドの試合に関しては、また後日に。


SOG03_211649さて、奈良の皆様が乗ってきたバスが、何と2階建てバスだった。
自前でバスを用意できるクラブって、それなりに資金力やバス会社にスポンサーを掴んでいるとは思っていたけど、奈良のホームに行った時はマイクロバスだったので、その差にビックリ。しかも2階建てバスって、相当カネ掛かってるぞ。
シックな黒のバスで、何ともカッコいい・・・。何であの日はマイクロバスだったんや(苦笑)。まぁ、颯爽と登場するフリアン監督が拝めたのでよいのですけど(ニヤニヤ)。






SOG03_190422どちらにとっても負けられない一戦は、開始早々に動きました。
写真にある中島賢星選手のコーナーキックが混戦の中にいる奈良の選手に見事に飛び込み、先制点となったのです。開始2分のことでした。
以前のアスルクラロ沼津戦で、キックオフの笛が鳴ったら2分で勝利を確信したと書きましたけど、今回はその逆。キックオフの笛が鳴ったら2分で敗戦を確信してしまいました・・・(泣)。絶対そう思ってはいけないのですよ。でも、奈良の動きを見ていると、付け入るスキがほとんど無かった



SOG03_205918この日の試合は、奈良にいる元岐阜の選手である中島賢星選手と今シーズンから岐阜に入った浮田健誠選手の2人が顔を合わせる試合だったのですけど、2人のケンセイのデキでも明暗が分かれたように思えます。

中島選手に関しては、前述の件以外にも、攻撃にもよく絡んで、チームに馴染んでいるなと思えました。
一方の浮田選手は、第三者の情報によるものなので、過大な部分もあるのですが、どうも利き足(右利きなので、左に攻める)での攻撃しかできておらず、そこを奈良に読まれていたらしい。それ以前に、奈良の速い攻撃と暴力的とも言えるアタックに翻弄されていたようにも思えたのよね・・・。そして、運の悪いことに、前半終盤に生地慶充選手が後方へのチャージを取られてレッドカードになるというふうにも。あれは、引っ張ってるようには見えず、ただ引っ掛けただけなのに、さすがに厳しいなぁ・・・。

一人少ない中迎えた後半、岐阜はやっとギアを上げて攻撃に転じれるチャンスが増えてきました。そして後半13(58)分、川上竜選手から回ったパスを庄司悦大選手が右に展開。そこにいたのは、後半早々から投入された窪田稜選手一気に右隅まで持って行くと、ペナルティエリア内にいた山内寛史選手が頭で合わせて、1点を加えました。
さぁここで勢いが増す・・・かと思ったら、さらに奈良が守備を固め、岐阜は一向に打ち破れない中、奈良が終盤に決定的な得点を積み重ね、万事休す結局奈良の掌(てのひら)で踊らされた岐阜は、3-1で敗戦となりました。



正直、奈良には怪しいプレーがいくつもあり、見逃されているのではないかと思われる部分もあったんですけど、それを乗り越えられなかったのが全てなのかもしれないですね、現状の岐阜では・・・。それ以前に開始早々の失点劇でアカンと思ってたら、生地選手の退場で確信に変わり、さらに10人で戦って疲れ果ててきた終盤にさらに失点を重ね・・・という今シーズン最悪の展開になってしまいました。これでは昇格なんて夢物語ですわ・・・。


SOG03_211053試合後にやって来た中島選手。皆からの声援に満面の笑みで応えてくれました。
また一緒に戦いたいけど、その日は来るのだろうか。



この試合で、事実上の終戦となるでしょう。まだあきらめてはいけないことは十分わかっているし、残り試合を考えると、まだ何とかなるんだと思いたいのですけど、2位との勝ち点差が10に開いてしまったことを考えると、かなり厳しいものになるでしょう。
絶望の中に叩き込まれた岐阜が、最後のあがきで戦ってほしい。そのためにも、アウェイで戦うカターレ富山戦を落としてはならないと言いたい。ダブルの掛かったチャンスでもあります。ダブルを取られてしまった傷は、ダブルを取ることで癒すしかない。そして、富山にとってもウチからダブルを取られるのは、かなりショッキングな出来事になるはずです。生き残るためにも、次に繋ぐためにも、富山戦は負けられない。


残り試合6。J2昇格への勝ち点差は10。


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Posted by alexey_calvanov at 23:27Comments(0)

2023年07月10日

FC岐阜観戦記2023 アウェイ編 その9 奈落

SOG03_130622FC岐阜、昨日は奈良県奈良市にあるロートフィールド奈良(奈良市鴻ノ池陸上競技場)で奈良クラブと対戦しました。
ここに出てくるロートとは、ロート製薬のこと。創業者の出生地が奈良だったそうで。このスタジアム以外にも鴻ノ池運動公園全体にある施設と公園名にネーミングライツを付けているそうな。



SOG03_130637そんな奈良のスタジアムには、リニア誘致の垂れ幕が。ほぼ決定だとは思いますけど、京都はいけずですからねぇ(ニヤニヤ)。



SOG03_134845スタジアムの中は、こんな感じ。まだ照明がJ基準を満たしていないため、夏でもデイマッチになるわけです。幸いなのか、雨だからクソ暑いことはなかったですけど・・・。
また大型ビジョンもありませんスタメン表示はメイン席からじゃないと見えない有様で、スコアボードは第3コーナー辺りに据えられていました
ピッチは、JFL時代にJリーグ規格を満たしていなかったということで改修が施されています。

ちなみに、奥に見える塔のある建物は、奈良テレビ放送という独立局



ここで、奈良の紹介をば。


奈良は1991年に奈良市立都南中学校のOBが設立した都南クラブが基になっており、2008年に現在の名に名称変更この名称変更をきっかけに躍進を遂げ、2009年に1年で関西リーグ2部を突破すると、2014年にJFLに昇格します。しかし、JFLからJ3への参入には成績面・経営面・施設面が上手く噛み合わず、長期滞在する原因になります。特に2019年に起こった観客数の水増し問題は、奈良迷走の象徴じゃないかと思っています。その後、組織再編が行われ、経営陣の刷新・クラブロゴの変更なども行われます
そして、コロナ禍を経て、2022年にJ3参入に向けての全ての条件をクリアして、FC大阪共々満を持しての参入となったのです。なお、JFL優勝とJ3参入の同時達成は、いわきFCに次ぐ2度目だそうです。


SOG03_130417今回バスツアーで奈良にやって来たのですけど、着いてしばらくすると、奈良のバスがやって来た
・・・え、マイクロバス!?と思ったら、そこから颯爽と現れたフリアン監督
・・・アカン、惚れてまうやろ(ニヤニヤ)!



SOG03_135632そして、この試合のもう一つの目的とも言える中島賢星選手が所属しています。控えでの出場が多いようですけど、奈良でも元気でやっているようです。



SOG03_130757今回は、初めての凱旋ということもあり、岐阜市がブースを出していました。枝豆配ってたから、当たりだよ(ギャハ)!あと、アウェイの人達に配る予定のものだから、地元民は参加しない(ニヤニヤ)!
また写真には無いですけど、ひだコロッケ本舗も出店していました。J3のチームには行かないって言ってたのに(ニヤニヤ)。<それは言ってやるな。



SOG03_131501そんなスタメシなんですが、色々あって、板前焼肉 一輪の「大和牛煮込み焼きそば」しか食べていない(泣)。実は、チケットの発券を忘れており、セブンイレブンでしか発券できなかったこともあって、直線距離なら1km弱(実際は1km以上歩いていると思う)にあるセブンイレブンまで発券しに行ったんです。往復40分くらい掛かったかなぁ・・・。



味は、味噌だれを使っているのですが、案外薄味。でも、大和肉が結構濃い味に仕上がっており、しかも柔らかいので、味噌の味の薄さを十分にフォローできるものに仕上がっていました肉の味が濃いのよ。あれを引き立てるために、わざと薄くしているんじゃないかと思うくらいに。





SOG03_165859さて試合ですが、先週のいわてグルージャ盛岡戦とは違い、足取りはそんなに重くなく、奈良の攻撃的な展開を捌けていたと思います。正直ウチが押している部分もあったんです。ただ、いかんせん火力不足と決定力不足が尾を引いてしまったなと。決められるシーンは散見していたんですけどね・・・。
あとは、ウチの攻撃の主軸になるサイド攻撃を今回も封じられていた。サイド攻撃が封じられると、ウチはプランBをほぼ持ち合わせていないと思うので、結構厳しい。縦抜けとかのテクニックもあるんだけど、疲れの溜まる夏場には多用したくないという思いもあるのかも。このサイド攻撃の面は、今後の課題ですね。磨きをかけるのか、改良を施すのか、プランBに切り替えるのか。上野優作監督の決断を見てみたいものです。

雨が激しくなったり、ピタリと止んでムシっとなったり冷たい風が吹いたりと忙しい天候な中で、試合そのものは膠着状態になり、このまま終わるかな・・・と思ったら、最終盤に恐ろしい展開が待っていました。
途中出場した田口裕也選手が2度シュートを放つも、共に入らず。地面を叩いて悔しがる彼の姿が印象的でした。特にキーパーとのデュエルだった2度目は、いつもなら決めてもおかしくないと思ったからね・・・。
その直後、奈良の攻撃に転じた中、蹴り出せば引き分けとなった中で、守備のミスが出てしまい、いわゆる高い位置で奈良にボールを取られてしまいます。最後は奈良のエース、昨年のJFL得点王・MVP・ベストイレブンとJFLのタイトルを総なめにした浅川隼人選手に決められてしまい、試合終了


最悪の形で試合を〆られてしまう格好となりました。何で製薬会社絡みの名前が付いたフィールドでは、最終盤で失点しちゃうんだろうねぇ・・・。ポカスタしかり、ロートフィールドしかり。



SOG03_170720試合後にやって来た中島選手。途中出場でシュートも放ったものの、恩返し弾は未達に終わる。練習しますとのことですが、恩返し弾は必要ございません(ニヤニヤ)!



どうも、この失点劇は庄司悦大・田中順也両選手のポカミスのようで、ベテランがこれをやってしまうと若手の示しが付かんのですよ。2人は猛省をしてほしいです。そうじゃないと、この悪い雰囲気は、いつまでも引きずるし、連敗のきっかけになる。だからこそ、タイトルは奈落なのだ、と。戒めんかな、戒めんかな・・・。


この悪い雰囲気を断ち切るためにも、次の試合が重要で、ともすればメンバー変更も辞さない格好で挑まないといけないのですが、それをやるには重すぎる試合が続く・・・

7/12には天皇杯3回戦が行われ、アビスパ福岡と対戦します。
J1なので気を抜けない。ターンオーバーをしたいところでしょうけど、清水エスパルスの時のようなメンツで挑んだら、ベスメンですかとニヤつかれながら蹂躙され、残虐ショーになりかねないそうじゃなくとも残虐ショーだと思っていますが(苦笑)。恐らく奈良戦とほぼ同じメンツで固めるでしょう。

7/15にはリーグ戦が行われ、FC今治と対戦します。
普段ならどうにかこうにかなりそうかなと思っていましたが、あいにく岐阜市民総力戦にぶつかった(汗)。この試合なかなか勝てんのよね・・・。去年の今頃、今治には0-5という屈辱的な負け方をしているだけに、こんな試合を見せてしまおうものなら、皆来なくなっちゃうぞ・・・と以前に書いて、そんな試合をやってのけた記憶があるような無いような(ニヤニヤ)。


で、バスツアーの話は、後日行います。いい経験ができました。


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Posted by alexey_calvanov at 23:08Comments(0)

2023年07月09日

明らかに6月の反動だ・・・

奈良県奈良市にあるロートフィールド奈良で行われた奈良クラブ×FC岐阜の試合は、1-0で奈良が勝ちました。
ウチは最終盤で気が抜けたのか、気を抜いたのか、はたまた奈良の気迫がすごかったのか、押し切られてしまいました。
そして、この試合で確信が持てました確実に6月の反動が来ている!いつか負けるものではあるが、あまりに嫌な負け方。そうなりかねなかった予兆もあった。この試合で凝縮されてしまったのです。

何とか気持ちを切り替えたい・立ち直らせたいけど、時期が悪過ぎる。
次が天皇杯3回戦でアビスパ福岡、その次がFC今治なんですけど、この期に及んで岐阜市民総力戦勝たないといけない試合なんですけど、岐阜市民総力戦はなかなか勝てない試合なのよね・・・。
選手を入れ替えて、リフレッシュしたいけど、こう大事な試合が続くとなぁ・・・天皇杯を捨てる覚悟ができるかどうか。いや、上野優作監督は絶対しないだろうなぁ・・・。
だからこそ、勝ってないしは引き分けで気持ちを落ち着けたかった。痛い、痛過ぎる・・・。


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Posted by alexey_calvanov at 17:37Comments(0)

2022年09月27日

2023年にJリーグの地に立っているチームは、どこか

今日、J1とJ3ライセンスの取得が発表されました。


J1ライセンスに関しては、新規取得がいわてグルージャ盛岡のみ。それ以外(45クラブ)は全て昨年取得したJ1ライセンスを維持することになりました。なお、盛岡・秋田・水戸・鹿児島・琉球に関しては、施設基準の例外適用を活用して取得となっています。規定年数内に改善をしない溶けないのですが、はてさて。


そして、JFLとの入れ替え戦の絡みがあるJ3ライセンスに関しては、既存クラブも含めて6クラブが認められることになりました(J3に所属しているクラブはJ2ライセンスを申請しているため、まだ未発表)。このうち新たに認められたのが高知ユナイテッドSCとヴェルスパ大分。V大分に関しては、念願のライセンスになったことでしょう。

ということで、JFLの順位表を見てみましょう。左から、順位・チーム名・勝ち点・得失点差・残り試合となります(◎はJ3ライセンス取得チーム、〇は百年構想取得チーム、それ以外は企業チームないしはJ参入の見通しが立ってないチーム)。


1位 HFC(45) +21 ⑧
2位 大 阪(45) +14 ⑧ ◎
3位 奈 良(39) +11 ⑧ ◎
4位 青 森(37) +9 ⑧ ◎
=== J 参 入 ラ イ ン ===
5位 V大分(37) +8 ⑧ ◎
6位 武蔵野(36) +10 ⑦
7位 岡 崎(36) +7 ⑦


やはり出てきたHonda FC。ここが優勝へのJへの門番になりそうですな。そうなると、FC大阪・奈良クラブ、そして新規取得した青森との三つ巴にJ参入ラインより下にいるV大分が絡めるかどうか。
実力の面で行けば、大阪と奈良が可能性が高く、V大分は過去に上位に食い込んでいるまたは優勝している経験があるので、その次になるかもしれません。青森は2017年以来の久しぶりな上位戦線なので、この3チームに食いつけるかどうか。
ただ、今回JFL上位にいる4チームに振り掛かってくる問題が、観客動員数問題2020年と2021年はコロナ禍ということで例外扱いになっておりましたが、今年はしっかり施行されるとのこと。今年はカズこと三浦知良選手が鈴鹿ポイントゲッターズに加入したことによる『カズ効果』が期待されていたものの、その『貯金』をほとんどのクラブが吐き出してしまったらしい。やはりコロナによって試合が平日開催になったり、他の試合が入らなかったり、入っても会場のキャパが小さいために十分に望める数にならなかったり・・・と複合的な要因があるようです。このあたりは、チーム内で頑張ってほしいけど、東京武蔵野ユナイテッドFCの件もあるからなぁ・・・。


まさかのJ参入チーム無しという不安を抱えながら、JFLは終盤戦に差し掛かります。これからの試合は、勝ち負け以外にも観客動員数を気に掛けてみた方がいいかもしれませんね。


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Posted by alexey_calvanov at 23:19Comments(0)

2021年09月29日

いよいよあのチームのJ参入が現実味を帯びて来たぞ

9/28、Jリーグはクラブライセンス判定を発表しました。J3ライセンスは、かねてからJ参入を表明していたいわきFCをはじめ、ラインメール青森・ヴィアティン三重・鈴鹿ポイントゲッターズ・奈良クラブ・F.C.大阪に新たに交付されました。


ここで現在のJFLの順位を見てみましょう(左からチーム名・勝ち点・得失点差になります)。なお、◎がJ3ライセンス取得、○は百年構想クラブです。


1位 いわき(48) +20 ◎
2位 HFC(44) +24
3位 枚 方(38) +7
4位 ソニー(36) +16
=== J 参 入 ラ イ ン ===
5位 大 分(34) +11 ○
6位 青 森(33) +2 ◎
7位 鈴 鹿(32) -2 ◎
8位 大 阪(31) ±0 ◎


現状いわきが頭一つ抜け出した状態で、あのHonda FCをかわしてるあたりでその強さを見せています2位のHonda FCと4位のソニー仙台は企業チームなのでJ参入の意思は無い。すると次の枠は3位になってくるのですが、残念ながらティアモ枚方は今年のライセンス取得は見送ったようです。今5位に付けているヴェルスパ大分といい、いい成績を収めているだけに少々残念ではあります。
そうなると、下位に付けているチームの状況が気になりますね。J参入の可能性があるチームは、6位の青森、7位の鈴鹿、8位のF.C.大阪になってくるでしょう。ただ、残りは10ないしは11試合なので、まだまだ流動的ではあります。

いわき参入が決定となると、J3にいる福島ユナイテッドFCとのダービーマッチが実現します(ただし福島は現在J2に上がる可能性を残している)。天皇杯での成績はいわきの方がいいため、実現した場合は結構苦しめられるのではないかと思われます。もちろん、他のJチームもこれまで以上に翻弄される可能性を秘めており、下手をすると1年でJ3通過なんて可能性もあります。
青森と鈴鹿に関しては悲願のJ参入になります。
青森はスタジアムで難儀した経緯があり、最近になってやっと解消されました。その間に南部地方にあるヴァンラーレ八戸に追い越されたこともあり、八戸にはJFL時代以来のダービーマッチ実現のために終盤巻き返しを図ってくることでしょう。
鈴鹿は三重県初のJチームという悲願があります。これまで三重に昇格争いで追い越されていただけに、何としてもJ参入だけは先んじたいと思っていることでしょう。何より今年7月に退任されたミラグロス・マルティネス・ドミンゲスさんに喜びの報告をしたいところでしょう。私自身も個人的に一番上がってほしいのは、鈴鹿かなと思っていますし。
そしてF.C.大阪は、大阪府で3番目のJ参入チームになるために、ここ数年大きく強化を図っていましたし、ホームとなる東大阪市との連携を深め、ラグビーで有名な花園ラグビー場第2グラウンドにホームグラウンドを確保しました。


・・・そういえば、J2から来るチーム次第、J2に上がるチーム次第になるんでしょうけど、来年のJ3は同じ地域間の対決がテーマになるのかもしれないのか。実現しそうな順に、福島・愛媛・長野・青森となりそうですけど、最大4地域でバチバチになるのか。特に追い付かれた身になるかもしれない愛媛FCと追い付いたFC今治、過去に激しいダービーマッチを繰り広げた経緯のある松本山雅FCとAC長野パルセイロおよび先述の青森と八戸は、実現したら濃いマッチになるだろうなぁ・・・。
クライマックスを迎えつつあるJ3とJFLに目が離せなくなってきました。特にJFLは地域リーグとの入れ替え戦も控えている(状況によっては入れ替え戦の数が2つになる)ので、ますます目が離せなくなりますね。


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Posted by alexey_calvanov at 23:01Comments(0)

2020年11月05日

【参入】コロナ禍でも何とか試合が成立しそうな中で(JFL編)【争い】

前回前々回とJリーグの昇格争いを見ていきましたが、アマチュアリーグにも昇格争いはあるのです。中でも、アマチュアリーグ最高峰のJFLは、Jリーグ参入という戦いを行っており、今年はコロナ禍で条件が緩和(特に最大のネックとされるホーム戦平均観客動員数2000人が削除されている)されていることから、ライセンスさえあれば参入可能というワンチャン狙いができる最初で最後のシーズンになるかもしれないからです(来年がどうなるかわからないものの、敢えて最初で最後と記載)。
そして、今年のJFLは全30試合のうち、第15節までを中止にし、第16節から最終節までという展開になっています(一部ホーム&アウェイを公平にするために相手のホームとアウェイを切り替えている)。半分ごっそり削るのは、結構勇気がいるわね。


それらのことを踏まえ、順位を見ていきましょう。☆がJ3ライセンスを取得しているクラブです。


1位 仙 台(22) +6
2位 大 分(22) +6
3位 宮 崎(21) +5 ☆
4位 HFC(20) +10
=== J 参 入 ラ イ ン ===
5位 滋 賀(17) +4
6位 鈴 鹿(17) +3
7位 松 江(16) - 4


今年、J3ライセンスを取得しているクラブは、ラインメール青森・いわきFC・ヴィアティン三重・奈良クラブ・FC大阪・テゲバジャーロ宮崎の6クラブですが、唯一J参入ラインに入っているのは、宮崎のみになりました。2位に付けているヴェルスパ大分もJ参入を希望しているクラブですが、条件で折り合わず、今年もライセンスは公布されていませんでした。同様に5位のMIOびわこ滋賀、6位の鈴鹿ポイントゲッターズ、7位の松江シティFCも公布されていません

1位に就いているソニー仙台FCとHonda FCは、いわゆる企業チームなので、J参入の意思は無いとされています。そのため、『門番』と言われています。
優勝で見れば、上位4チームでしょうが、経験の面で見れば、Honda FCが最も硬いと思います。ただ、不特定要素と不測の事態が重なった今年、同じ企業チームのソニー仙台が、過去に優勝の経験をしている点から対抗馬として挙げられるでしょう。
そして、J参入で見ると、宮崎が最も最有力でしょう。ただ、まだ4試合残っているため、気が抜けないのも事実優勝には難しいですが、同じ勝ち点14で並んでいるいわき・三重・奈良・大阪も十分に参入のチャンスが掴めそうです。個人的には、フィジカルを徹底的に鍛えているいわきが上がってくると面白いかなと思っていますが、はてさて。


正直、アマチュアサッカーをしっかり見ていないので、詳細は語れませんけど、過去の状況を聞くにつれ、Honda FCが硬いものの、他のチームにもまだチャンスはありそうです。もしかすると勢いで大分が・・・というのもあるでしょうね。


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Posted by alexey_calvanov at 23:59Comments(0)

2019年12月07日

これでは奈落ラブになってしまう

Jリーグに入会するには、百年構想クラブのライセンスを取得し、かつJ3ライセンスも取得しなければなりません。もちろん、J3ライセンスを一気に取得することもできるのでしょうけど、どちらにしても大変な労力を伴います。
Jリーグ入会のためには、様々な条件があるのですけれども、スタジアムに来場する観客の動員数も重要なポイントになってきます。入会の際には、平均2000人が入らないといけないのです。つまり、JFLは16チームあるので、15試合で3万人以上集めないといけないわけです。アマチュアリーグなので、この数字は結構大変。逆に言えば、これくらい集められないとプロサッカーはやっていけないんだよとも。お客の数は関係ないという人もいらっしゃいますが、客を捌く能力とも関係するので、多い観客動員は運営能力や危機管理能力などの経験を積むという面でも有益なんですよ。収入面以上に有益じゃないのかと。


そのあたりの能力を問われてもおかしくない事態を引き起こしたのが、今年JFL14位に終わった奈良クラブです。実は、ホームゲームでの入場者数で大規模な水増しを行っていたのです。

行われていたのが、今年を含めて過去5年のリーグ戦(2015年~2019年)。11/29に関係者がSNS上で挙げたものがきっかけでわかったとのこと。その後クラブが調べたところによれば、2015年と2016年は資料が残っておらず、2017年が498人、2018年が444人、今年(2019年)が567人の水増しが行われていました。この数を見て、そんなの誤差の範囲内じゃないのというあなた、これはホームゲーム全15試合ではなく、1試合あたりの平均水増し数なんですよ(汗)。JFLに昇格してから、この体たらく。前任者(現在の副社長)から行われていたというのは、組織的でもあり、運営能力にも難ありと思われてもおかしくないでしょう。
しかも今年は、その行為をやめようと思いながらも、開幕戦・2試合目で観客動員数がヤバいとわかると、きびすを返して再開してしまうのだから性質が悪い誰も止める人がいないというのは、危機管理面でもおかしいわけだよ。
あまつさえ、プレスリリースを出した時間が、丁度J1最終戦の真っ只中。そりゃ、アマチュアリーグであるJFLとJリーグは別の組織ですよ。でも、将来Jリーグに入って活動するんだというクラブのやる対応じゃないよね。ましてやこの時間にやるのは、注目度を薄くするための組織的隠ぺいと思われても何の疑問も無い。奈良のサポーターには悪いけど、恥を知れと。


観客の水増し行為で処分を下すのはJリーグはもちろん、JFLでも難しいとのこと。ただ、今回の件を鑑みて、水増し発覚の場合は、Jリーグ側はライセンスの即刻取り消し、上がる前なら改善が見受けられるまで再交付禁止、上がった後なら即刻取り消しかつ即刻Jリーグ追放(試合が残っている場合は、残りの試合は不戦敗扱い。残留できる順位でも降格扱い)にすべきでしょう。もちろん改善が見受けられるまで再交付禁止ですよ。


今回の件で反省と改善を甘く見定めているフロントは即刻辞任すべき。クラブを当面はJFLないしは日本サッカー協会の管理下に置いて、新体制を監視するしかないでしょう。開幕までに体制を整えられなければ、解散を視野に入れてもいいのではないかと思います。それだけ、水増しの罪は重いのです。


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2018年11月19日

2018年のJFL、悲喜こもごも

アマチュアサッカーのトップリーグであるJFL(日本フットボールリーグ)が11/18に全日程を終了しました。
注目は、Honda FCの3連覇とJリーグに上がれるクラブは登場するのかという点でした。
優勝は早々とHonda FCが決め、前後期とも優勝だったため、チャンピオンシップが行われないまま総合優勝も決まりました。

注目されたJリーグ入りは、ヴァンラーレ八戸・FC今治・奈良クラブの3チームがJ3ライセンスを取得し、東京武蔵野シティFCが百年構想クラブになりました。そのため、武蔵野より上に立たなければJ3参入ができないというふうになり、上位がHonda FCで埋められていることを考えると、苦しいかつ狭き門となっています
結果、前期を3位で折り返した八戸が後半も安定した強さを見せ、年間3位に付け、見事J3昇格条件(順位・年平均観客動員数・スタジアムなど)を揃えました
今治は後半追い上げたものの、終盤に息切れしたのと前期7位が響き、年間5位に陥落。惜しくもJ3参入を果たせませんでした。同じく奈良も終始奮わず年間8位で終わっています


一方残留争いは、コバルトーレ女川と流通経済大学ドラゴンズ龍ヶ崎との一騎打ちになりましたが、八戸の昇格により、辛くも流経大が残留。一方で女川は1年で地域リーグ(東北)への降格が決まりました
女川は後期に1勝もできなかったのが痛かった・・・。是非とももう1年と思ってはいたものの、今治が逃してしまったので、落ちることになってしまったのね。そして来年の東北リーグは全国地域サッカーチャンピオンズリーグで健闘したブランデュー弘前FCや東北2部から昇格するいわきFCも加わるので、今年の関東リーグ共々魔境と化すのかねぇ・・・。


八戸に関しては、近日中にJ3参入が決まる模様です。JFLに上がる2チームは11/21より始まる全国地域サッカーチャンピオンズリーグの決勝リーグで決まります。


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Posted by alexey_calvanov at 23:48Comments(0)