2012年11月08日

秋の新アニメ2012 ランキング ベスト

今回の秋の新アニメのランク付けをしていこうかと思います。今期は10本見ておりますが、今期もいい作品が揃っており、これまた豊作といってもいいでしょう今期は新作の比率が多く、かつ甲乙つけがたいものになっていて苦慮しましたが、今回上位に関しては差はないと思って下さい。なお、今回もベスト3・ワースト3で見ていこうかと。


というわけで、今回のベストは、「ひだまりスケッチ ハニカム」
これはね、続きモノだけど新規の人にも既存視聴者にもきちんと配慮された番組構成をしているに尽きる。だから4期も続いたんだと思うし、連載も長いんじゃないのかと。今期で初めて見た人が気に入って前のシリーズを見てくれる・・・といういい循環を生み出し、ますますシリーズ続行に貢献してくれるというふうになるんじゃないのでしょうか。
ある意味、こういった作品が理想の作品だと思います。

2位は、「中二病でも恋がしたい」
今期のオリジナルでは一番いいんじゃないかと思いますね。京アニだからという理由は実に単純で一種の危険な見方だと思われるといけないので、きちんと理由を挙げておくとします(苦笑)。
まずは、話の起承転結が同じふうでもクドくない主人公のツッコミが毎度ヒロインや他の人物に幾度となく入って来ても、「ご愁傷様」と言って笑って過ごせる(あるいは一緒に嘆く)ことができる、ある種の共感を持って見られるのがいいところなのではないのでしょうか。
あとは、妄想戦闘の妙なカッコよさと痛さ、そして現実とのギャップ、その全てをワンシーンや数分で見事に表現できているなと。
2話や3話の(妄想中の)戦闘なんかは、妄想にしてはひど過ぎるだろうと思わず大笑いしてしまいましたよ。
それでいて、ヒロインがかなりかわいく描かれているシーンもあったりと男を上手いこと掴んでやがると(笑)。

3位は、「好きっていいなよ。」
やっぱり女子向け作品はいい作品が多いと立証してくれました。
大きいヤマというのは、それほどないものの、起伏の少ない主人公が、段々人間らしさというのか女の子らしさを出していく過程がヤマのような役割を果たしているんですね。ヒーローに当たる男は、どこか抜けてる感じもあったりするものの、なかなかいいんじゃないのと。
そして、彼女にちょっかい出すヤツらも相当アクが強いストレートな文言はあまりないものの、主人公を見世物小屋にいる何かのような目で見ているようにも。


で、悩んだのが次点。悩みに悩んだ末に、「さくら荘のペットな彼女」をば。
コメディとシリアスのキレのよさが大きなポイントになりました。ただ、もう少し主人公とヒロインの関係が(仕方ない部分もあるんですけど)希薄というのか煮え切らないというのか・・・。他のキャラでも上井草の存在があまりにも際立ち過ぎてそっちに持って行かれてしまいそうな気も。サブキャラとのアンバランスが解消されれば、いいところまで行っていたので惜しいです。


次回はワースト3の作品を紹介していきます。


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Posted by alexey_calvanov at 23:09Comments(0)TrackBack(0)

2012年10月10日

秋の新アニメ2012 その6 好きっていいなよ。

秋の新アニメ、6回目の今回は講談社から出版されている女性向け雑誌デザートで連載中の「好きっていいなよ。」です。
女性向け雑誌の作品ということで、正直全くの無知ではありますが(苦笑)、過去女性向け作品には、意外なことに当たりが多い(過去の中では、「はいからさんが通る」・「魔法少女レイアース」・「ラブ★コン」・「君に届け」が挙げられる)ので、正直今回も・・・と思っています。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


主人公の橘めいは、小学校の頃のある出来事をきっかけに心を閉ざしてしまう。それ以来、友人という存在が信じられなくなり、当然ながら彼氏もいない状態で、一人でクラスの中にいることが常になっていた。そのことで、女子生徒陣からはつまはじきのような存在になり、男子生徒からは畏怖の念を持って接せられるようになっていく


ある日、スカートをめくられそうになっためいは、間違えて犯人ではない人間に回し蹴りを入れてしまう。しかし、その行動が妙に気になったその男は、徐々にめいに惹かれるようになっていく
その男の名前は黒沢大和女子生徒からはせん望の眼差しで常に見られている学校一のモテ男である。彼はめいにケータイの番号を渡すなどアプローチを掛けていくのだが・・・。



というふう。


主人公の女子の位置付け的には、「君に届け」のそれと近いものがあります。唯一違うのは、いじめの色合いが濃いか薄いかというふう。この作品の主人公はいじめの色合いが少々濃いのかなと思います。
そこからヒーローのアプローチがストレートすぎて、そこら辺が少々女性向けマンガ特有の部分(逆に男性向けマンガではそうそう見られない)なのかなとも。
でも、全体的に見て主人公とヒロインの位置付けがよくわかるし、展開がかなりドラスティックで見せどころをきちんと押さえていて、見ている側としては少々ドキッとさせられる部分もあり、面白いんですよね。毎回毎回こういった展開をされたらついつい見入ってしまうわ(笑)。

ちなみに、今作のオープニングは♪Friendshipという岡崎律子さんが生前作った曲が採用(この曲自身は「ラブひな」内で使用された曲)されており、今回この曲は生前岡崎さんが歌っていたものに編集を加えて製作されたものになっています。なお、この曲のみシングルカットはされず、同作品のサントラ&ドラマCD Vol.1に収録されます。個人的には、この曲が楽しみではあります。


放送局などの詳細は「続きを読む」にて。


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Posted by alexey_calvanov at 23:47Comments(0)TrackBack(0)