2016年04月16日

NHKの報道特番を見て思うこと

熊本地震発生以降、NHKにチャンネルを合わせっぱなしになることが多くなりました。別に家族の中に九州出身者がいるわけでもないのですけれども、熊本およびその周辺で起こっている出来事に戦々恐々としながら、明日は我が身と思いながら見ているところもあります。


その特番を見ていて思うのが、視聴者へのメッセージを頻繁に挟むようになった感があるのです。この事象は東日本大震災の時にはあまり感じられない事象のように思っております。
隣近所に声を掛けてあげてほしい・お年寄りなどに声を掛けてほしい・子供がいることで外で避難している人に配慮してあげてほしい・お互いに一声掛けてあげましょう、などなど。定期的とも言えるのか、何かしらの時にアナウンサーが視聴者(被災者)に声を掛けているのです。
そのアナウンスを聞くたびに、私自身涙腺が緩みがちになっています。というのも、すごく大変な事象になってきていることが手に取るようにわかってくるからです。また感傷的になっているのではないのかなとも思っています。
恐らく、災害時にはこのようにアナウンスして視聴者の心をほぐすように決められたことなのかもしれないですけれども、ルーティンワークにもロボットボイス的にもなっておらず、アナウンスの真摯でかつとにかく無事でいてほしいという訴えとも取れる彼らの行動に、時に感動をもしております


東日本大震災でNHKのあるアナウンサーが涙ながらに視聴者と被災者に訴えた一言が、今この地震で応用されているのではないのでしょうか。


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Posted by alexey_calvanov at 23:44Comments(0)TrackBack(0)