2021年11月07日

FC岐阜観戦記2021 第13節 明暗を分けた両チームの背番号4

FC岐阜、今日はカターレ富山との一戦になりました。
富山は現在4位。上位争いで優勢ではあるものの、後半は調子を落としている状況。岐阜戦には、これ以上負けてしまうと窮地に陥るため、何とかして勝ちを得たいところ。応援フラッグにケチを付けられていることもあって、なおのこと負けられないと思います。
一方で岐阜も6位とはいえ、1つでも負けたらおしまい引き分け1つでもヤバい状況なものですから、この先はデスマッチとも言える状況に。去年もこんな展開で勝てなかっただけに、この富山戦で弾みをつけたいところです。

この試合は、双方の4番がポイントになるでしょう。どちらもディフェンダーで、岐阜は甲斐健太郎選手今年はキャプテンとしてチームを引っ張る存在です。アグレッシブでありながら献身的な守備で岐阜の失点を抑え、かつ守備陣の軸になってくれています。
一方の富山は、戸根一誓選手早い動きと堅い守備がポイントの選手で、J2に行っても十分通用するという点では、甲斐選手と同じと言えるでしょう。アウェイの時には、してやられていますからね。


SHV47_1748今日の試合、臨時でバス待ちが組まれました禁止行為ではあるのですけど、球団の計らいで特別に許可されたのです。
恐らく次の試合も行われることでしょう。次の試合は、大旗が舞う中でのバス待ちになるのかなと思っています。また一つ、日常が戻ったようです。



SHV47_1746こちらは、130年前に起こった濃尾地震を紹介するパネル日本最大の直下型地震で、マグニチュード8.0と言われています。同じ直下型地震だった阪神淡路大震災(兵庫県南部地震)もマグニチュード換算なら7.3なので、いかにすごかったかがわかります。



SHV47_1749さて、かさなるステージでは、ぎふチャンで毎週金曜の20時から放送している「生放送 ぎふナビ!」の司会である宮本忠博さんと國生千代アナウンサーが、ご登壇
ナンチャン、番組名は覚えよう(ニヤニヤ)。あとは久しぶりに生で宮もっちゃん見たなぁ。



SHV47_1743今回はボートレースチケットショップ養老の宣伝も行っていたので、去年ここでデビューしたアイツがやって来た。そうです、よーたんです。
相変わらずの台車芸(ニヤニヤ)。たぶん足下を汚さないために大事にされているんだろうけど、歩け(ギャハ)!



SHV47_1751そして、ホームも今日を入れて残り2試合になったからか、2022年のオーセンティックユニフォームが発表されました。来年もRAZZOLI(ラッツォーリ)が手掛けるとのこと。着ている選手は甲斐選手・柏木陽介選手・川西翔太選手の3名。よかった、残ってくれるぞ(ニヤニヤ)!<確定じゃないから!
来年のユニフォーム、ベースデザインは美濃和紙を、たすき掛けのように斜めに伸びるのは清流の登り龍を表しているそうで、未来への飛躍を表しているそうです。色は真ん中に青を使っていることから、ゴールキーパーユニフォームの1stが赤、同じく2ndが黄色になりました。
ちなみに、来年はレプリカユニフォーム(右端)もあります。そして、今年のユニフォームが発表されたのは、ほぼ1年前で、同じ富山戦だったという何の因果かと思わせる事態



SHV47_1750こちらは、富山のサポーターの皆様。
ここ最近連敗中で、今日の試合で負けると3連敗になり、昇格争いに黄色信号が灯りかねないからか、大勢のサポーターがやって来ていたようです。恐らく200人くらいは来ていたかなぁ・・・。
右下には、でっかい昇格弾幕が掲げられていました。



SHV47_1752試合に関しては、個人的に気になった双方の背番号4が躍動していました。共に献身的な守備を発揮していましたね。それでも、優勢だったのは岐阜。相手のゴールマウスに近付けたものの、なかなか決まらないのが歯がゆかった・・・。

前半をスコアレスで終え、このまま膠着状態になるのかと思っていた後半。少しずつではありますけど、富山の動きがよくなってきた。ヤバいプレーもちらほら。正直マズイなぁ・・・と思いながらも、甲斐選手を中心とした守備陣が軸になって守り抜いてくれました。相手も相手で戸根選手がしっかりセーブしてくる。アウェイの時ほどではないにしろ、相変わらず怖い存在であることに変わりなしですよ。
しかし、安間貴義監督が送り出した2選手が、この膠着状態を打破し、富山にとどめを刺したのです。
後半40(85)分、富樫佑太選手がドリブルでペナルティエリアに持ってきたボールを交差するように前に出た川西選手にパス。もらった川西選手は自分がおとりになるかのように相手を引き付け、ペナルティエリアの空いたところに流し込むように戻す。そこにいたのは、後半29(74)分に交代した舩津徹也選手右サイドから蹴り込んだシュートは、見事にゴールマウスの左隅に。お手本のようなシュートを決めて先制します。これには戸根選手も動けなかったし、悔しさのあまりゴールマウスのバーをたたくかのような仕草を見せていましたね。
そしてアディショナルタイムに入った後半45(90)+2分には、独走した富樫選手が相手陣地まで運び入れ、川西選手が相手守備陣を引き付けて再びおとりになったら、再びフリーになったスペースへ富樫選手経由で、これまた舩津選手と同じ時間に交代枠で出場した粟飯原尚平選手に回す粟飯原選手が冷静にはたいたシュートは、舩津選手と同じくお手本になりそうなものに。お得意の左足でダメ押しを富山に叩き付けました。これには、おとりにされた戸根選手、愕然としてましたね。まぁ、その後富樫選手だったと思うんですけど、ちょっとラフっぽいプレーをしているあたり、かなり焦燥感を持っていたんだろうと。


結果は、見ての通り。2-0で勝利。ただの勝利ではありません。上位に付けている富山、アウェイでPKでやられた富山に勝っただけでなく、2試合ぶりに勝ったのです。ちなみに、6試合負け無しということだそうで。



SHV47_1754試合後、舩津選手が、ちょっとお怒りのご様子(笑)。どうやら、川西選手か窪田稜選手に水をぶっ掛けられたらしい。
その後、舩津選手にゴリゴリやられていましたけど、アカン!パワハラになりかねん(ニヤニヤ)!



いやはや、一時はどうなるかと思ってたけど、難敵の富山に何とか勝ったアウェイの借りは返したぞ!
しかし、今月はアウェイ2連戦が待っている。しかも南の端(ただし、ホントの南の端にある鹿児島ユナイテッドFC戦は試合済み)から一旦岐阜に帰って北の端に向かうという半端ない日程を組まれることに。南はテゲバジャーロ宮崎、北はヴァンラーレ八戸になります。
宮崎は2位に付けているので、勝っておけば昇格争いに大きく前進するであろうと思います。しかも今シーズンまだ取れていないダブルを取れるとあって、是が非でも勝ちたい
八戸は開幕戦で引き分けた相手。あの時と随分事態は変わっているのでしょうけど、ウチは十分に勝てると思います。気を抜かないこと・下位だからと侮らないこと・下位に勝てない事態を十分理解して挑むことができれば、勝ちは確実に得られることでしょう。あとは寒くなってくると思うので、コンディションは万全にして挑んでほしいものです。


次回のホームが、今年最後になります。11月を実りあるもので終わらせるためにも、初勝利を挙げた藤枝MYFCを抑え込みたいものです。その後に控える大一番、ロアッソ熊本戦のために・・・。


残り4試合、自動昇格までの勝ち点差は7。


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Posted by alexey_calvanov at 23:25Comments(0)