2023年09月06日

【8チーム目の】遂に本丸の一角が崩れた【監督交代劇!】

サッカーJ3のギラヴァンツ北九州は、田坂和昭監督が辞任すると発表しました。
田坂監督は、今年就任した監督ですが、監督としての経験は豊富で、大分トリニータ・清水エスパルス・福島ユナイテッドFC・栃木SCで務めています。ただ、目立った実績はというと、大分のJ1昇格くらい。あとは栃木の奇跡のJ2残留と言われた2019年の残留劇くらいで、それ以外は・・・と辛口なサッカーファンからはモノ申されていたようです。
その田坂監督は、今年から指揮を執っていたものの、第2節で勝利して以降はなかなか勝てず、第9節で最下位に落ちます。その後も一向に這いあがれず11試合勝ち星から遠ざかっていました一旦順位は19位に上がりますけど、夏の補強でSC相模原が調子を取り戻し始めたと思われるあたりから再び最下位に転落し、再び勝てない時期を迎えたことで、今回の事態になったようです。一部では、サポーターに対する対応の悪さから、サポーターがそっぽを向いていたとのこと。これではダメだわ・・・。

今年からJFLへの入れ替え制度が始まり、北九州が最下位になれば、JFL1位のチームだけがJ参入の条件を満たしていた場合、即入れ替え同じく2位のチームだけがJ参入の条件を満たしていた場合、そのチームとの入れ替え戦(ホーム&アウェイ戦)に突入します。願わくば19位に上がりたいところですけど、19位に上がっても、JFL1位と2位のチームがJ参入の条件を満たしていた場合、入れ替え戦になります

遂に辞めろ辞めろと言われていた監督が辞めますな。ただ、遅きに失したと思います。何でここまで引っ張って辞めたのか。辞めるタイミングは必ずどこかにあったはずです。個人的には、一度目の最下位になって11試合勝てなかった時に解任でもよかったのではないかと思います。あとはサポーターの心が離れていっているとフロントが掴んだ段階で手を打ってもよかったはずです。


そして、後任は小林伸二スポーツダイレクターが就任することになりました。小林スポーツダイレクターは北九州の『台所事情』をよく知っているともいえ、2019年より3年間監督と兼任しており、去年からはスポーツダイレクターを専任することとなりました。監督としての経歴も大分・セレッソ大阪・モンテディオ山形・徳島ヴォルティス・清水と豊富です。ただ、過去に北九州をJ2に復帰させた経緯のある人間でも、今の状況を打開できるのかというと未知数で、残留させるのも大変なんじゃないかなと思っております。18位にいるFC琉球の勝ち点8差を13試合で埋めるのは至難の業だと思います。相手が負けが込む事態を待ち望むことになり、あまりに消極的だからです。勝ち進む力があるかもわかりません。一度波に乗ってしまえば・・・とも言えましょうが、沈んでいる時期の多いシーズンだっただけに、かなり苦しいと言えるでしょう。


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Posted by alexey_calvanov at 23:56Comments(0)