2016年05月16日

ガッツ復活!?

昨年、惜しまれながら中日を引退した小笠原道大さん現在は中日の2軍監督として活動していますが、なぜか現役選手として復活したとかしないとか


昨日行われた「ドラ番報道陣親睦試合」(新聞チーム×放送チーム)の1回1・2塁のチャンスに現役当時の登場曲だった♪全力少年 / スキマスイッチで登場し、往年の代名詞だったフルスイングで双方のチームを沸かせました結果はいい当たりだったものの、ファーストライナーだったということです。


・・・と書いたものの、実は打席に立った人はガッツはガッツでも小笠原道大さんのそっくりさんで名を売る小笠原ミニ大こと比嘉速人さん。あっぱれなのは、東京からノーギャラで駆け付けて、この試合に挑んだのだそうな。その功績を讃えてなのか、試合後に両チームの選手から胴上げで迎えられました。ミニ大さんは、「野球人冥利に尽きる。気持ちの火、野球への情熱は消えない」と瞳を潤ませながら感想を述べていました


このミニ大さん、本物の小笠原2軍監督にも何度か会っており、引退後のディナーショーに自腹で行ったり、今年2月のキャンプも自腹で訪問。そして5/6のウェスタンリーグの中日×阪神では金本知憲監督のそっくりさんであるマネモトこと福嶋宗樹さんとの始球式対決をするにまで(こちらは球団からの計らいで実現)


これだけすごく売り込みを掛けて、自分のものにしているのだから、一芸に秀でることも決して悪いことではないのね。しかも皆から愛されているのがひしひしと感じましたよ。
機会があれば一度見てみたいと思わせますね。小笠原2軍監督から「似てるけど違う」とか言われてるのが気になるなぁ(ニヤニヤ)。


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Posted by alexey_calvanov at 23:07Comments(0)TrackBack(0)

2015年09月13日

中日のベテラン選手に忍び寄る『引退』の二文字

先日、中日ドラゴンズの和田一浩選手が引退を表明しました。
和田選手は今シーズンに関しては、膝を痛めた影響で開幕に遅れ、若手の台頭もあって代打要員で過ごすことが夏あたりから多くなってきました。それでも3割近い(.283。9/13現在)打率を規定打席に達していない中でも残しているのは驚異的で、まだ引退するのは早いのではと個人的には思っています。思うに、主力で出られなくなったら引き際だと感じていたからでしょうね。


この和田選手の引退報道を皮切りに、中日のベテラン選手の去就(特に引退や戦力外通告)が取り沙汰されるようになりました

まず、小笠原道大(みちひろ)選手ですが、彼にも引退するのではないかと言われています(既に中日スポーツが引退と報じている)
今シーズン、春先はこれまた驚異的と言われた代打成功率を誇っていましたけれども、当たりの止まった6月以降2軍落ちになっていましたつい先日再昇格し、安打を放っていますが、その試合後のインタビューでは煮え切らない(答え辛い)反応を示していたのが印象的でした。特に今シーズンは大きなケガも無く、和田選手と同じく規定打席に達していないとはいえ、3割以上の成績(.326。9/13現在)を残しているので、まだ引退したくないと思う部分になっているのでしょう。
少なくともあと1年はやれると思ってます。地元でやらせてあげられないものでしょうか?

この他にも、川上憲伸選手や岩瀬仁紀選手も引退(戦力外通告)ではないかと言われています両者共に今シーズンケガで1軍登板ができなかったので、さもありなんと思っていましたが、思った以上に早かったなぁと。同様に今シーズン1回登板して以降2軍にいる山本昌選手も去就が問われています。さらに選手兼任でプレーしている谷繁元信選手兼任監督も選手としてプレーできるのかとも言われています。かつて、ヤクルトで同様の形態でプレーしていた古田敦也さんも監督2年目で選手としての戦力外通告を受けているだけに、その可能性がないとも言い切れません。下手をしたら監督としての契約も(4年契約とはいえ)打ち切られる可能性もはらんでいるだけに、クローズアップされた場合、一気に注目されることでしょう。


まだまだ当落選上にいるベテラン選手は何人かいるのでしょうけど、ここまで引退が取り沙汰されるのは、2006年のヤクルト以来だったと思います。そうなったのは、ひとえにカネの問題もあったのでしょうけど、元々中日がベテラン選手を多く抱えていたという問題点もあったのだと思います。


今回の一件で、中日は一気に若返りが図れるのか、それとも更なる『リストラ』を繰り出すのか、来シーズンはいずれにしても注目されそうです。


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Posted by alexey_calvanov at 16:20Comments(0)TrackBack(0)

2013年11月26日

落合GMは小笠原に何を授けるのか

フリーエージェントの結果が決まり始めている昨今、この人の去就も決まりました。
巨人からフリーエージェント(FA)宣言をしていた小笠原道大(みちひろ)選手を今日、中日が獲得したと発表しました。


小笠原選手はドラフト3位で日本ハムに入団。スタメンを掴んだ当初は攻撃的な2番バッターとして活躍。2002年以降はクリーンナップの一人としてさらに活躍し、打率3割を超えることが当たり前とも言えるくらい(巨人移籍前までなら3度、レギュラー時だけなら1度のみ)素晴らしいアベレージヒッターでした。

2006年にFA宣言をして、巨人に移籍。地元が千葉にあるため、家族と離れて過ごしていたことが宣言のきっかけとされています。
巨人移籍後も素晴らしいアベレージヒッターとして活躍。2007年~2009年の優勝に大きく貢献しました。しかし、2011年以降は、内野手争いの激化・統一球の影響・若手の起用などで出場機会が減少。特に2012年は不振・2013年はケガで出場できず、2軍のベンチを温める状態が続きました。1軍に上がっても出場機会が少ないのは相変わらずだったものの、ここぞというところで決めるあたりはかつての勝負強さを垣間見せてくれたのではと思っています。

それでも、2013年オフに事実上の戦力外通告同じFAで巨人入りした元オリックス出身の谷選手とは違い、功労者ということで直接肩叩きに遭うということはありませんでしたが、ファンでさえもクビ確実とさえ言われていました。しかしながら、この年ゼネラルマネージャー(GM)に就任した落合博満さんの鶴の一声で中日が獲得に乗り出し、今日に至ったわけです。


小笠原選手の去就が伝えられ、落合さんがGMに就任した頃から、落合さんの活躍できる宣言が飛び交うようになり、中日が獲得に乗り出すとよく言われていました。
実は落合さんの選手生活の終点は他ならぬ日本ハムであり、小笠原選手がまだ若手と言われていた頃に共にベンチにいたという時期がありました。その頃に落合さんが小笠原選手の本質や打撃センスの良さを見ているだけあって、これだと思っているのでしょう。もちろん、評論家時代や中日の監督時代に小笠原選手を生で見る機会が多かったでしょうから、くすぶってしまった小笠原選手に何かしらの思いもあるのでしょう。また偶然ながら落合選手が会得した神主打法を採用している点も落合さんが何とかモノにしたい一因になったのかもしれません。


落合さんは、谷繁監督を通じて何を伝え、どう扱いたいのか。年齢の面から考えれば代打の切り札を想定しているのでしょうが、あわよくば指名打者で交流戦に出場させたり、固定されていない一塁のスタメンも想定されます。
さて、落合マジックが見事に決まるか、見ものですな。


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Posted by alexey_calvanov at 23:34Comments(0)TrackBack(0)

2013年06月06日

ガッツお目覚め

小笠原道大(みちひろ)選手、巨人ではもうベテランの領域に位置付けられる選手で、愛称はガッツフルスイングにこだわるプレーからこう呼ばれています。
元々は日本ハムで捕手をメインにこなしていた選手で、後に内野手として登場する機会が多くなりました(一時期は外野手でのプレー経験がある)。2006年オフに巨人へフリーエージェントで移籍し今に至るのですが、統一球が導入された2011年以降、極度の不振とケガが重なり、見るも無残な成績になってしまっていました。それでも2000本安打を達成し、その後でもまだ選手としての灯は消さなかったジャイアンツ球場(2軍選手が練習する球場。よみうりランドの中にある)で若手と一緒に腐らずに新しい打撃フォームを作っていました

そして今年、ケガで2軍スタートだったものの、徐々に調子を取り戻し、交流戦に入ってしばらくして1軍に昇格。再び代打をメインに登場することとなりました。


そんな状況の中で迎えた昨日(6/5)の試合、相手は古巣の日本ハム戦試合は陽選手のソロアーチで日本ハムが先制。その後は調子のよかった吉川選手を打ちあぐねいていた状態でした。

ところが、8回に吉川選手を捕らえ、迎えた延長11回に坂本・阿部選手が繋いだところで、小笠原選手にチャンスが巡って来たのです。
相手投手は増井選手。彼は小笠原選手をあっという間に追い詰めましたが、小笠原選手はカットして粘ります。そして8球目、149km/hのストレートをフルスイング打球はあっという間にライトスタンド、巨人ファンの歓喜する中にボールが埋もれました。野球人生の中で何度も打っていたサヨナラホームランだったと思いますが、今回のような劇的でかつ復活ののろしとも言えるこのホームランには今後特別な思い入れができてくるのかもしれませんね。


小笠原選手の実に2年ぶりのホームランで劇的勝利を飾った巨人。衰え掛けたチームの勢いを再び付ける勝利になったと思います。
対して日本ハムは好調の吉川選手を見殺しにしてしまった、ともすればあまり調子のよくなかった澤村選手を攻略できなかった打線に全ての原因があると思うのですけど、水物ともいう打線ばかりを責めるわけにもいかないのも事実繋がる野球の再確認と継投の再考を求めたいところです。個人的には、打者を出した時点で動くべきだったのではないかなと思います。

ともあれ、小笠原選手で負けたのなら、同じ負けでもまだ納得がいきます必死になってもがいた中で掴んだ勝利がたまたま古巣だっただけのことなんです。悔しいことは悔しいですが、ここは打った小笠原選手を褒めるべきだと思います


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Posted by alexey_calvanov at 23:54Comments(0)TrackBack(0)