2024年06月30日

FC岐阜観戦記2024 第9節 ブーストじゃなくて逆噴射?

KYG03_20240629_181323307FC岐阜、昨日はヴァンラーレ八戸と戦いました。この試合で、前半戦最後。以降は後半戦に突入します。
その試合前に、上野優作元監督が辞任しました。辞任後もフロント入りしているので、すぐに岐阜を去ることは無いのだけれども、何とも不可解な辞めさせ方ではあります。そのあたりは、こちらで確認をば。監督辞任後も、このように弾幕が張られていることを考えると、フロントに入っている(岐阜に残っている)からというのもあるのでしょうけど、『支持者』はいるということなんでしょうね。



KYG03_20240629_171240589この日の試合は、岐阜市民総力戦ということで様々なイベントが行われていましたけど、かさなるステージには、CCNのマスコットであるナガラーがやって来ていました
ナガラーは、ある日長良川の河原で見付けた変な形の石を長良川の水に浸して置いたら生まれたという「ホラー」(難波宏明アンバサダー談(笑))な設定があるんですけど、実はコイツ、ステージに登壇している市橋大輔さんが、広報関係にいた時に生み出したキャラなのだそうな。

当時ゆるキャラブーム真っ盛りということで、その流れに乗ろうと生み出したんだってさ。
途中ギッフィーのステージがあったんですけど、そこに入りたそうにしていたのが印象的。でも、そこに入ったら、生みの親に怒られると思ったのか、やや悲しそうな感じでウロウロしていたのを見逃さなかったぞ(ギャハ)。



KYG03_20240629_175132677そのかさなるステージで行われる選手トークショーには、庄司悦大選手(左)と山内寛史選手(右)が登壇
庄司選手は右大腿二頭筋肉離れで6/8のアスルクラロ沼津戦から外れていたんですよ。ただ、そのケガで、今回初登壇になったそうな。そういえば、J2時代にも復帰してからも一度もこのステージに来たこと無かったなぁ。難波アンバサダーが庄ちゃんと呼んでいたあたり、かなり親近感を持っているんだなと。昔の同僚が今でも選手をやっている(当時の庄司選手は若手から中堅になり、難波アンバサダーはベテランの域に入る選手になっていた)というあたりからもその思いが強いんでしょうね。
・・・というより、山内選手は、またケガしたんかい!せっかくこの前のガイナーレ鳥取戦で点を決めているのに、もったいない。山内選手の方が、安心して試合が見られる(理由は後述)のに・・・。






KYG03_20240629_205510709岐阜市民総力戦になったこの試合は、7503人と大入りだったものの、古橋亨梧選手がやって来た7805人には届かなかったのは、現在の岐阜の状況を見透かされているようで、将来が不安になる観客動員となりました。


その不安を煽るかのように、開始早々野澤陸選手が蹴り出そうとするところの隙を突かれ、なだれ込むような失点となりました。開始30秒で失点なんて今まで見たこと無かったぞ・・・。正直目を話していた隙に起こって、何が起こったかわかっておらず、今回ハイライトを見返して、驚愕するほどの状況だったんですわ(汗)。思えば、この1点が、この試合の結果となって現れてしまったのかなと思うと、野澤選手には大いに反省してもらいたいです。
それでも前半18分にその野澤選手が縦にパスを入れて田口裕也選手に繋ぎ、結果八戸の選手に崩されて球を奪われるものの、セカンドボールを荒木大吾選手が奪い、冷静に相手をかわして打ち込んで、同点に持ち込んでくれました。荒木選手は、ここまで5得点とミッドフィルダーながらも田口・藤岡浩介両選手に次ぐポイントゲッターとなっています。実は、ジュビロ磐田・京都サンガF.C.時代には(カテゴリーの違いはあれど)1点ずつしかゴールを決めておらず、去年京都での活躍を見ているサポーターからは、決定機を決められなかったのに、どうしてこんなに決めているのと言われているほど。これが昨年J1で活躍した選手なんだと思うと、やっぱりJ3だと化け物クラスの選手なんだね・・・。来年はJ2かJ1のチームに引っこ抜かれるかなぁ(汗)。

ただ、その後がいけない。積極的に前に出てシュートは放つものの、ゴールマウスに入らない。そうこうしていたら、少ないチャンスを八戸に決められてしまい逆転されることに。そしてそのままゲームセット。
あの30秒が無ければ、勝ち点は拾えただけに、何とも後味の悪い試合となりました。そして、やはり岐阜市民総力戦は勝てない試合の一つだった・・・。ウチは、大入りと岐阜市民総力戦と御前試合(いわゆるトップスポンサーがVIPで来る試合)では全くダメなんだよね。勝つという意味で、辞めようや、この企画(ギャハ)。



ということで、前向きになって、前に前に攻めることができるようになってはいるものの、それで入らないという状況とそこを見透かされた時に対策を打たれた場合、それを打破するためのいわゆるプランBが練られていないことが気掛かりになってきました。天野賢一暫定監督に変えてくれるようとしていると言って頼るのではなく、選手自身が自主的に何か変えたいと思い、それを監督に進言して互いにディスカッションしながら作り上げていくような雰囲気を作らないといかんわね・・・。
現状は、攻守のメリハリをしっかりと付けて、組織立った守備を展開するのが一番じゃないのかなとも。攻撃は元々今シーズンに関しては悪くなかったので、後は精度の問題。その象徴が、イ・ヨンジェ選手なんだよね・・・。全く決まらない。何度もシュートチャンスが巡って来ても、面白いくらいに決まらないのよ(苦笑)。
もうここまで来ると、他の選手に変えてほしい。実際鳥取戦では山内選手が久しぶりに控えに入って活躍しているんだから。そう思えば、山内選手がケガで出られないなら、他の若手フォワード選手、例えば上野輝人選手とか河波櫻士選手とか横山智也選手とかが出てきてほしいわけですよ。彼らが脅かせないから、(仕方なく)イ選手を出すという流れなら、それを断ち切らないと、自分達の手で。


これで、再び一からやり直しと賽の河原で石を積み上げているような展開になる岐阜一つ積んでは父のため・・・とか言いながら、鬼に崩される状況を打破するためにも、またアウェイになりますが、テゲバジャーロ宮崎戦で勝たないといけません。先程も言いましたけど、この試合から後半戦。この先を失うと、昇格争いもプレーオフ争いも厳しい展開になります。

正直天野暫定監督では昇格争いよりも残留争いになるんじゃないかなと思っていましたけど、そうなりそうで怖い。だからこそ、早く新しい監督を決めてほしいけど、フロントは天野さんをそのまま監督に据えそうで、もっと怖い・・・。


え、スタメシ?忘れてたので次回(ギャハ)。


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Posted by alexey_calvanov at 23:58Comments(0)

2024年06月23日

FC岐阜観戦記2024 アウェイ編 その9 雨も嵐も踏み越えて

FC岐阜、昨日は鳥取県鳥取市にあるAxisバードスタジアムでガイナーレ鳥取と戦いました。
前節Y.S.C.C.横浜戦で、内容が悪い中でも何とか勝利を掴んだ岐阜。ここで波に乗ってさらに上へ目指せるのか。その見極めも兼ねて今回鳥取と戦っていきます。
一方で、鳥取はFC琉球戦の勝利を最後に、引き分けを挟んで5連敗中(1分5敗)天皇杯も地域リーグ(中国リーグ)のFCバレイン下関にPK戦の末に負けているので、勝利への渇望が半端ないはず。ただ、攻守に乱れが見られるとのことなので、勝利までの道程は一筋縄ではいかないと思われます。岐阜はそこを叩けるか、鳥取はそこを出さないように戦い抜けるかがカギになるんでしょうな。
この日は、試合会場に着いた時から雨脚が強くなっていました。この日に山陰地方は梅雨入りとなったようで、平年より24日、昨年よりも12日遅くなったそうです。





KYG03_20240622_205627711そんな中で行われた試合、前半は雨の強い中で行われたものの、徐々に雨脚は弱まり、後半開始前はほぼ止んでいたので、このままいくかな・・・と思ったら、今度は風が強くなり、横断幕が吹き飛ばされそうになったほど後半が進むにつれ、再び雨脚が強くなり、雨がオーロラのような流れる状況になっておりました。とても梅雨の走りとは思えない雨でしたよ・・・。


前半に関しては、勝つことにベクトルを置いていた鳥取ペース。それでも岐阜は守備で何とか奮闘し、そこから派生した少ないチャンスをモノにしようとシュートを打つんだけど、今度は鳥取のキーパーが冴えていた。ことごとくパンチングされてしまったんですわ。


ところが後半に入ってから一変。鳥取の守備が乱れ始めたんです。
まずは後半7(52)分、相手からのパスを奪った野澤陸選手が一気に田口裕也選手にパス。それをすぐさま前方にいた藤岡浩介選手に回します。ところが、前方に2選手がいて動けなかった藤岡選手は、再び走り込んできた田口選手に横流し。すると田口選手は間髪入れずに一閃を放つと、それが見事に飛び込んだキーパーをすり抜け、ゴールマウスに刺さりました途中鳥取の選手が滑り込んで止めようとしたけど、届かなかったんですね・・・。

続いて後半11(56)分、今度は鳥取の守備の乱れを突いた新垣貴之選手が一気に駆け抜け、鳥取の守備陣をかいくぐり、一発で決めた!鳥取の守備をたった1人でかく乱して、たった1人で点を入れてしまった。今季のゴールの中で、一番とんでもないものになりそうです(苦笑)。

さらに後半16(61)分、高い位置で北龍磨選手が奪った後、後方の川上竜選手に預けさせて、前方にいた田口選手にパス田口選手は、さらに前方にいた荒木大吾選手に回す。すると、ペナルティエリア直前でシュートを選択。これが入ってしまった!ホントは、もしかすると横にいた藤岡選手に回す算段だったのを潰してしまったんでしょうね。悔しそうにボールを蹴り込む藤岡選手が印象的でした(泣)。

しかし、ここから鳥取が意地を見せます。後半36(81)分・同じく40(85)分に立て続けに失点を許します。最初の失点は岐阜の守備が上がれなくなってるし、2点目はクリアミスも絡んでいるなぁ・・・。ただ、風上に立っていた鳥取の選手達が上手く立ち回ったとも言え、これ以上やられてはいけないと悟ったのか、2点目の後に円陣が組まれていましたね。

それが功を奏したのか、アディショナルタイム直前の後半45(90)分、上田智樹選手が蹴り出した球は、逆風にも負けず相手陣地内に。相手選手の妨害に遭いながらも粟飯原尚平選手が奪い取り、サイドにいた松本歩夢選手に回すと、再び粟飯原選手に回すワンツーと展開。ペナルティエリアまで走り込んだ粟飯原選手は、同じく侵入した、この日からリーグ戦では復帰になった山内寛史選手に回す山内選手はその流れる球にタイミングよく合わせて一閃を放った!入った!そして、山内選手の復帰弾(かつ今季初ゴール)が決勝点になりました。


今回も途中危ないシーンがあったものの、そこから何とか立て直せたことは大きな収穫だったかなと。これで岐阜は2連勝となりました。一方で鳥取は引き分けを挟んで6連敗となり、向こうの監督交代が現実味を帯びてきてしまったのかなと。そういえば、去年もウチの試合の後で監督交代だった気が・・・。ウチは、おくりびとなのか(汗)?



KYG03_20240622_205852786個人的には、3点目を叩き込んだ荒木選手(右)にMOMをとも、2点目を華麗に決めた新垣選手にMOMとも思ったのですが・・・。



KYG03_20240622_210103440公式は先制点を挙げた田口選手になったようです。
その田口選手から、昇格争いに再び加わっていくという趣旨の発言をしてくれました。皆が同じ方向に向かって走って行ける土台が、この試合でできたのなら、あれだけ負けたことが教訓として生きてくれたのかなと。



KYG03_20240622_210549895そして、鳥取に在籍していた甲斐健太郎選手・田口選手・文仁柱選手と入れ替わるように、富樫選手がやって来ました。苦しい時を進んでいる中でも、これだけ明るい顔をして来てくれました。この笑顔を勝利の時に向けられるように願って止みません(ウチの試合では勘弁な(ニヤニヤ))。



アウェイ2連戦を最高の形で終えられたことで、一気に10位まで戻りました。プレーオフ圏まで勝ち点1、昇格圏まで同じく5とまだまだチャンスがあります。
この勢いを持って、前半戦最後の試合になるヴァンラーレ八戸戦、岐阜市民総力戦になるホームの試合で勝利を迎えたいところです。相手も勢いが乗ってきており、難しい相手ではあるのですが、この難しい相手から勝ち点3を奪えれば、一気に本格的に昇格争いになだれ込めると思います。だからこそ負けられない試合になるでしょう。岐阜市民総力戦は、なかなか勝てない試合だからこそ、そう思ってならないのです。


・・・これだけ試合でアツくなったので、スタメシの紹介は次回に回します(ギャハ)。


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Posted by alexey_calvanov at 23:55Comments(0)

2023年11月05日

FC岐阜観戦記2023 第15節 柏木陽介の柏木陽介による柏木陽介のための試合

FC岐阜、昨日はヴァンラーレ八戸と戦いました。


SOG03_111201今回は、何をおいても最初は、この話をしないといけないですね・・・。
先日、柏木陽介選手が現役引退を発表しました。岐阜に来て3年。彼の成し遂げたかったことは、終ぞ叶わないまま迎えそうです。色々と思うところもあったでしょう。それでも岐阜に来てくれて、岐阜のために尽くしてくれたことに感謝しかありません
・・・もっといろいろと言いたいことがあるんですけど、今はその時じゃないな(苦笑)。全ての試合が終わってから、その思いを書くことになると思います。



SOG03_112124しかし、(全てではないでしょうけど)コアサポの面々は違っていたようです。
「引退反対!!まだまだ見たいぞ陽介」と彼自身に引退撤回を求めているようだったのです。
彼らの思いもわからなくはないので、邪険にはできない。ただ、プレスリリースを見た限りでは、確かにまだやれるんじゃないのとは思っていたものの、彼自身が決めたことですし、色々と思う中で決断したわけですから、残念ですけど快く送り出してあげたいと思いました。そう、この時までは・・・。



SOG03_112535この日は、わくわく受注会という今シーズン在籍した全選手・マスコット・GGG(トリプルジー)の記念グッズの販売会が行われていました。
今回受注会で展開された商品は、アクリルスタンド・ペナント・メタルグラフィの3種類。中でもメタルグラフィに関しては、限定ユニフォームを着用した選手が対象とのことなので、16人だけとのこと。見た時は、茂木秀選手がカッコいいなぁと思ったんですけど、やはり柏木選手になっちゃうんだよなぁ・・・。もう引退記念グッズ化しているわい(苦笑)。<そう言ってると、引退記念グッズを出すぞ、あのクラブのことだから(ニヤニヤ)。

なお、こちらはアクリルスタンド。



SOG03_112540そして、こちらはペナント。
メタルグラフィは購入することになったので、後日(12月下旬頃発送らしい)紹介予定。

なお、わくわく受注会は次節のカマタマーレ讃岐戦でも行われますので、迷った方は、是非11/12にお越し下さい!



SOG03_130723この日のかさなるステージ、久しぶりに登壇した難波宏明アンバサダーの「今日の見どころ」をやっておりました
ナンチャンが監督として率いている岐阜聖徳学園大学は、大学リーグの昇格を僅差で逃したとのことなので、少し悔しさをにじませながら話をしておりました。
なお、ホワイトボードに書かれた「型」ですが、今一度原点を見つめ直したらどうかという話の中で出てきたもの。確かに縦に破るサッカーができていないですからねぇ・・・。



SOG03_134836そして、選手トークショーには、茂木秀選手(中央)と松本歩夢選手(左)という贅沢な組み合わせになりました。松本歩夢選手はわかりませんけど、茂木選手は奈良クラブ戦でケガして、今シーズン終了のかなぁ・・・。
・・・あまりにイケメンでカッコよ過ぎたのが悔しいのか、最後っ屁のような発言をして、会場を沸かせていましたけど、そんなことを言ってはアカン(笑)。



SOG03_131903この日は、3連休の中日。
森本工房で「森のハムセット」と「プレミアムモルツ」(ビール)を買って、試合に備えておりました。こんな時じゃないと飲めんわい(ニヤニヤ)。






SOG03_165454試合は、例によってなのか、岐阜の足取りは重かったように思えました。ただ、今までと違ったのは、全員が何とかしようとしていた点と柏木選手が一人気を吐いているところでしょうか。引退会見で身がすっきりしたのか、往年の動きとも思えるような動きを見せていたのです。
それでも、八戸のペースに押し切られ、前半30分に見事なシュートで先制されることなってしまい、このまま意気消沈して試合が終わるのかと思いました。


恐らく、このまま終わっていいのかと上野優作監督か柏木選手に檄を飛ばされたのかもしれません後半になってから、かなり動きがよくなったように思えました。これなら今シーズン初の逆転勝利も叶うかも・・・と思ったら、早速その鏑矢を放ったのです。

後半3(48)分、柏木選手がキープしていた球を左サイドにいた村田透馬選手に回す。しかし八戸の守備陣を破るのは難しいと判断した村田選手は、再び柏木選手に預けます。ならば、と柏木選手が中央にクロスを上げると、ダイビングヘッドで飛び込んできたのが、ルーキーの萩野滉大選手!引退するベテランの思いが、若手を奮起させ、彼のクロスをモノにしようと必死さを見せたのではないのでしょうか。今までならあまり見られなかった動きでもありました。ルーキーの決死の思いのこもったゴールは、自身プロ初のゴールになり、恐らく一生残るものになるでしょう。

同点に戻した岐阜の攻撃は止まらない。後半25(60)分には、村田→山内寛史→村田→生地充慶と中央で回し続けて前に押し進め、最後に生地選手は右にいた柏木選手に展開。そこから再び生地選手に戻し、中央やや右にいた村田選手に再度回す。すると山内寛史選手に回ったパスは即座に前方に飛び出していた生地選手に展開スライディングしたかのような崩れた体制の中から放ったパスを高校で待機していた山内寛史選手は見逃さなかった。まるで生地選手がキーパーを誘ったのを確認したかのように振り抜いたシュートは無人のゴールに転がり込みました。これで逆転!11月になって初めての逆転劇になったのです。
さらに畳み掛ける岐阜。後半30(65)分には左サイドにいた柏木選手がスペースにいた村田選手に流し込む。トラップして受け取った村田選手は、硬い八戸の守備陣の隙を探すため、左から中央に走る。恐らく前方中央にいた田中順也選手に回そうと思ったクロスがシュートになったのか、隙を見付けてシュートを放ったのか、事の仔細はわからないものの、とにかく入ってくれと願って振ったと思う右足は、相手ディフェンダーの足に当たったようにも見えるけれども、村田選手のゴールとして認められ、これがダメ押しになりました。

その後も八戸の猛攻があったものの、冷静に対処し、3-1の逆転勝ちで逃げ切りました。



SOG03_170344こちらはJ初ゴールになった萩野選手。MOM級の活躍だったと思いますし、慣れない守備の中で点を叩き込んだことが、今後大きな糧になってくれれば幸いです。羽田一平・和田侑樹両選手とのルーキー争いの中で一歩でも二歩でもリードできる活躍を願っています。



SOG03_170513そして試合のMOMとしてやって来た柏木選手と本当なら逆転勝ちを演出したMOMのはずの山内寛史選手(苦笑)。
引退撤回を求めるサポーターの声に対し、苦笑いしながらも、もう決めた・引退撤回ほどカッコ悪いものはないなどと述べておりました。
当初は仕方ないかなと思っていた引退の件ですが、今日の試合を見て考えを改めないといかんとさえ思ったよ(笑)。是非とも引退撤回して続けて下さい(ギャハ)!
でもね、このように引退を惜しまれる声を掛けてくれるというのは、選手冥利に尽きる部分もあるんじゃないのでしょうか。それだけ偉大な選手に成長していたということなんですよ。そのことを柏木選手は噛みしめて、残りの試合を全力でぶつかってほしいです。まだまだやれるぞと思わせる動きを見せている限り、大丈夫。全ての試合に勝てるかもしれない。



この試合に勝ったことで、岐阜は昇格戦線に首の皮一枚の状況のまま生き残っています。試合前には今シーズンは終戦と言う雰囲気が漂っていたものの、柏木選手一人の力で、まだやれると思わせるのですから、まさに彼は岐阜の太陽だったと改めて感じさせました。絶望的な可能性なのは変わらないけど、最後まで抗っていきましょう!


次回も、わくわく受注会で書きましたが、ホームで讃岐戦になります。この試合はダブルの掛かった試合。今回のような逆転劇が仕掛けられれば、例え先制されても勝てるはずです。蹂躙することが一番ですが、今回のように追い込まれてからでも策無しなんてことは無いんだということを皆に示して下さい。やれるはずですし、やればできるじゃねぇか!と言われるように(ニヤニヤ)。


SOG03_113929おまけ その1
エコステーションにあった囚われのヴァン太。ヴァン太は、八戸のマスコットです。
わざわざ網で捕まえるあたり、スルメイカをモチーフにしただけある(ニヤニヤ)。しかし、これは、この日の試合を暗示していた(苦笑)?



SOG03_125357おまけ その2
ミナモダンスに興じるギッフィー。
写真を撮ったタイミングを見て、阿波踊りみたいだと言うなかれ(笑)。






残り試合4。J2昇格への勝ち点差は10。


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Posted by alexey_calvanov at 22:37Comments(0)

2023年10月23日

FC岐阜観戦記2023 第14節 ふたりのケンセイ

FC岐阜、昨日は奈良クラブと戦いました。
先週もアウェイながら関西のチームとの対戦でしたが、1-1で引き分け。なぜか関西圏のスタジアムでは勝てないというジンクスがあり、今回もそれを引きずる格好になりました。ただ、これは悪く言えば想定内で、むしろ負けないでよかったという試合になりました。
一方の奈良も、アウェイの福島ユナイテッドFC戦となり、こちらも1-1の引き分け。いわきFCに続く1年でのJ2昇格を目指し奮闘している中、少々足踏み状態ながらも、他のJ3チームを引っ掻き回しているあたり、同じ状況のFC大阪と同じく大健闘といえるでしょう。
ただ、どちらにしても昇格に向けて負けられない試合になりました。この試合に勝たないと、昇格レースに残れない、事実上の終戦を迎えることになります。しかも唯一のナイトマッチであり、全てがわかった状態で戦う試合にもなります。そのプレッシャーにも打ち勝てるかが焦点にもなるでしょう。


そんなこともあって、この日はFC岐阜セカンドの試合を見に行ってからやって来たのですが、セカンドの試合に関しては、また後日に。


SOG03_211649さて、奈良の皆様が乗ってきたバスが、何と2階建てバスだった。
自前でバスを用意できるクラブって、それなりに資金力やバス会社にスポンサーを掴んでいるとは思っていたけど、奈良のホームに行った時はマイクロバスだったので、その差にビックリ。しかも2階建てバスって、相当カネ掛かってるぞ。
シックな黒のバスで、何ともカッコいい・・・。何であの日はマイクロバスだったんや(苦笑)。まぁ、颯爽と登場するフリアン監督が拝めたのでよいのですけど(ニヤニヤ)。






SOG03_190422どちらにとっても負けられない一戦は、開始早々に動きました。
写真にある中島賢星選手のコーナーキックが混戦の中にいる奈良の選手に見事に飛び込み、先制点となったのです。開始2分のことでした。
以前のアスルクラロ沼津戦で、キックオフの笛が鳴ったら2分で勝利を確信したと書きましたけど、今回はその逆。キックオフの笛が鳴ったら2分で敗戦を確信してしまいました・・・(泣)。絶対そう思ってはいけないのですよ。でも、奈良の動きを見ていると、付け入るスキがほとんど無かった



SOG03_205918この日の試合は、奈良にいる元岐阜の選手である中島賢星選手と今シーズンから岐阜に入った浮田健誠選手の2人が顔を合わせる試合だったのですけど、2人のケンセイのデキでも明暗が分かれたように思えます。

中島選手に関しては、前述の件以外にも、攻撃にもよく絡んで、チームに馴染んでいるなと思えました。
一方の浮田選手は、第三者の情報によるものなので、過大な部分もあるのですが、どうも利き足(右利きなので、左に攻める)での攻撃しかできておらず、そこを奈良に読まれていたらしい。それ以前に、奈良の速い攻撃と暴力的とも言えるアタックに翻弄されていたようにも思えたのよね・・・。そして、運の悪いことに、前半終盤に生地慶充選手が後方へのチャージを取られてレッドカードになるというふうにも。あれは、引っ張ってるようには見えず、ただ引っ掛けただけなのに、さすがに厳しいなぁ・・・。

一人少ない中迎えた後半、岐阜はやっとギアを上げて攻撃に転じれるチャンスが増えてきました。そして後半13(58)分、川上竜選手から回ったパスを庄司悦大選手が右に展開。そこにいたのは、後半早々から投入された窪田稜選手一気に右隅まで持って行くと、ペナルティエリア内にいた山内寛史選手が頭で合わせて、1点を加えました。
さぁここで勢いが増す・・・かと思ったら、さらに奈良が守備を固め、岐阜は一向に打ち破れない中、奈良が終盤に決定的な得点を積み重ね、万事休す結局奈良の掌(てのひら)で踊らされた岐阜は、3-1で敗戦となりました。



正直、奈良には怪しいプレーがいくつもあり、見逃されているのではないかと思われる部分もあったんですけど、それを乗り越えられなかったのが全てなのかもしれないですね、現状の岐阜では・・・。それ以前に開始早々の失点劇でアカンと思ってたら、生地選手の退場で確信に変わり、さらに10人で戦って疲れ果ててきた終盤にさらに失点を重ね・・・という今シーズン最悪の展開になってしまいました。これでは昇格なんて夢物語ですわ・・・。


SOG03_211053試合後にやって来た中島選手。皆からの声援に満面の笑みで応えてくれました。
また一緒に戦いたいけど、その日は来るのだろうか。



この試合で、事実上の終戦となるでしょう。まだあきらめてはいけないことは十分わかっているし、残り試合を考えると、まだ何とかなるんだと思いたいのですけど、2位との勝ち点差が10に開いてしまったことを考えると、かなり厳しいものになるでしょう。
絶望の中に叩き込まれた岐阜が、最後のあがきで戦ってほしい。そのためにも、アウェイで戦うカターレ富山戦を落としてはならないと言いたい。ダブルの掛かったチャンスでもあります。ダブルを取られてしまった傷は、ダブルを取ることで癒すしかない。そして、富山にとってもウチからダブルを取られるのは、かなりショッキングな出来事になるはずです。生き残るためにも、次に繋ぐためにも、富山戦は負けられない。


残り試合6。J2昇格への勝ち点差は10。


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Posted by alexey_calvanov at 23:27Comments(0)

2023年10月09日

FC岐阜観戦記2023 第13節 笛が鳴ったら2分で勝利(を確信)

と、思ってたんだけど、徐々に追い詰められていく姿を見て、ホントに確信をもって勝利だと言っていいのかしらと悩んだのは、内緒だ(爆)。


ということで、FC岐阜、昨日はアスルクラロ沼津と戦いました。8/26のガイナーレ鳥取戦以降、勝利から遠ざかっている岐阜。先週は勝たなければいけない福島ユナイテッドFCとの試合を落とし、終戦の雰囲気が漂い始めてきています。しかし、例年福島をホームに迎える時は勝てないと考えれば、少しだけ気が楽になります。そうです、今回の沼津は例年ホームに迎える時は勝っているのですから・・・。
そう思って気持ちを震わせていますけど、相手の方が上位に就け、相手の方が昇格争いに望みを残しています沼津はJ2ライセンスは申請していないので、今年の昇格の可能性は無いとはいえ、昇格の望みを持たせることができれば、来年以降ライセンス取得のために動いてくる可能性は十分あります。だからこそ、この試合に勝って望みを繋がないといけないのです。終戦の雰囲気が確信に変わらないように。

・・・え、タイトルで勝ったのがわかったって?君のような勘のいいガキは嫌いだよ!<オマエが悪い。


SOG03_102027今回もJR岐阜駅から。3連休の中日ということもあってか、酒を試飲・販売する催しも行われていたようです。それを横目にバス停に向かうと、岐阜のラッピングバスがやって来ました。



SOG03_102053運転席側も乗車側も同じ作りになってたんですけど、それが逆にシンプルでよかったです。



SOG03_170339先週撮った「みんなのFC岐阜」の垂れ幕の裏には、終盤戦の試合日程が描かれていたんですね。もう一方のは、同じ作りだったので、一つしかないのはちょっと残念。



SOG03_125251ところ変わって、こちらはアウェイ側の応援席を捉えたもの。
向こうも必死です。お気持ち弾幕を用意して、決意を固めています。声も滅茶苦茶出ていましたね。恐らく沼津にとっては、Y.S.C.C.横浜・SC相模原に次いで近いアウェイになりますからね。



SOG03_131732そして、大旗の一つが、「ラブライブ!サンシャイン!!」のキャラ(だと思う(苦笑))。






SOG03_155643試合は、キックオフ直前から雨が降り、それが徐々に強まる中で行われました岐阜に関しては、先週とメンツとポジションが変わっていましたね。試合前コメントでコンディションはバッチリと自信たっぷりに言っていた窪田稜選手がスタメンから外されてベンチ入りだったのに対し、先週はベンチに入っていた山内寛史選手と浮田健誠選手がスタメンに名を連ねていました。同時に、これまでトップ下に位置していた藤岡浩介選手が昨年までいたトップポジションに据えられていましたあれだけ自信たっぷりの窪田選手を外してまで山内寛史選手を使うのは、上野優作監督のヤキが回ったんじゃないかとか心配になりましたけど、キックオフから2分で、そんなことを思った私はジャンピング土下座しないといけないほどですわ(ニヤニヤ)。

藤谷匠選手が回収した球を生地慶充選手に回し、その球を浮田選手が受け取り、一気に右サイドを駆け抜ける。そして、敵のスペースを突いて、中央にいた山内寛史選手→藤岡選手に回し、一旦庄司悦大選手に下げても、すぐに前方に位置付けていた山内寛史選手に再び回します。これが敵の隙間を上手く抜けたいいパスで、山内寛史選手選手は流し込むだけでいいという省エネかつ速攻の利いた先制パンチになりました。沼津の守備陣は思い切り引っ掻き回されただけになっただけでなく、早いパス回しとスピードあふれるプレイで沼津を翻弄させたことも大きかったこのプレイを見て、勝ったなと思ったのは、時期尚早だったかもしれないけど、結果的に勝ったからいいのだ(ギャハ)!
その急襲が効果てきめんで、岐阜は久しぶりにペースを掴みます積極的なプレーが目立ち、点が入らなかったものの、確実に沼津のゴールを脅かし、守備陣を打ち破っていました。
そして、前半24分。沼津のパスミスを村田透馬選手が見逃しませんでした。一気に中央突破で相手のペナルティエリアまで進み、相手を翻弄するかのようなステップを踏んでチャンスを待ち、出来たと思ったら思いっ切り振り抜いて、ゴールマウス左隅に叩き込みました4バックの守備の中、冷静にチャンスを待ち、冷静に振り抜けたことは、特別指定選手としてデビューしてから6年、大きく成長した証のような得点シーンになったことでしょう。仲間も最後まで村田選手を信じて任せられるほどに。


前半は、いろんな意味で完璧な流れで、勝ったことを確信できたのですけど、後半になって沼津は大物を流し込んできます元日本代表で数々のチームで活躍した川又堅碁選手です。彼が入ってから、沼津の流れが一気によくなり、攻撃に鋭さも増して、メリハリも付いて来ました。その川又選手に後半20分に決められ、沼津の勢いが増してきて、岐阜は窮地に陥ります。しかしながら、全員で守り抜き、2-1で逃げ切り。実に1ヶ月以上掛かって勝利を掴んだのです。



SOG03_160334MOMは華麗なプレーで2点目を決めた村田選手(左から2番目)のようですけど、個人的には同じくらい華麗な先制点を挙げた山内寛史選手だと思うんだけどねぇ・・・。あの裏抜けからのシュートは、なかなかできない。他の選手達との連携を見ても、先日行われた杭州アジア大会の日本×香港戦の得点シーンを見ているかのようでしたよ。



この結果、岐阜は8位にまで順位を回復し、先日引き分けた松本山雅FCが、いわてグルージャ盛岡に大敗したこともあって、同じ勝ち点ながらも上に就くことができました。しかし、2位との勝ち点差は未だ8のまま正直なところ、残り全ての試合を勝つ意気込みで挑まないといけないのは変わりません。残りの相手も手ごわいところばかりです。それでもなお勝ちにこだわってプレーしていけば、J2昇格に近付けるのではないかと思っております。


次の相手は、FC大阪になります。未だ勝てない関西圏でのアウェイマッチになります。ここを乗り越えられるか否かで、岐阜の昇格が決まると思います。そして、この試合に勝てば、一気に5位まで上がれるチャンスでもあります。少なくともFC大阪の勝ち点を上回ることはでき、昇格のチャンスは維持できると思います。まずは、関西圏で勝てないジンクスを断ち切ること。これができれば、岐阜は大きく前進できる。必ずや必ずや・・・。

次のホームは、10/22の奈良クラブとの対戦になります。陸上の大会の関係で、10月のやや肌寒い中でのナイトマッチになりそうです。そして、これが最後のナイトマッチ9月にロートフィールドならで味わった辛酸を彼らにぶつけてやりましょうぞ!


残り試合8。J2昇格への勝ち点差は8。


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2023年08月20日

FC岐阜観戦記2023 アウェイ編 その12 残虐ショーは遅れて始まる

FC岐阜、昨日は長野県長野市にある長野UスタジアムでAC長野パルセイロと戦いました。
先週のFC今治戦では、最終盤に1失点を招いたものの、前半に取った2点が利いて逃げ切った岐阜この勝利で6戦勝ち無しが止まり、世間が盆休みなのに夏休みが明けたのかなと思って見ておりました。その時にも述べましたけど、この長野戦を勝たないと、本当に夏休みが明けたのかを図れないので、どのような形でもいいので、連勝になってほしいと思ったのでした。


そんな長野市内は、かなり暑かった山間部でこの暑さなら、平野部の名古屋や岐阜とかはもっと暑く感じるだろうな・・・とキックオフ後のコンディションを心配するほどでしたが、その後思いもよらぬ事態になったのです。


SOG03_161406さて、マスコットのライオーがスタジアムを巡回しておりました。パトロールご苦労様です(ニヤニヤ)。



SOG03_165104来場時は、うだるような暑さだったのが、入場開始時になると一転、南東の山の方で稲光を見せており、雨柱もあったほどあの方向は、中信の上田や千曲の方だなぁ・・・と思って眺めていたら、スタジアム周辺も曇り出し、スタジアムに入って1時間後ほどで、この有様



SOG03_165139まるで滝のような雨。雷も鳴り出したので、キックオフの時間が午後6時から午後7時に変更となりました。皆えーとは言っていたものの、仕方ないわなぁ・・・。



SOG03_174034そんな中、柏木陽介選手がスタジアムに出てきた。よく見ると裸足じゃないか。芝生の感触を確かめるように出てきたのかしら。
いや、これはキックオフが近い証拠だ。午後7時から始まるのよね・・・。



SOG03_183508どっこい、またキックオフ延期のお知らせが下されるのであった(泣)。
もう晴れてるじゃん!晴れてるじゃん!<ウソ付け、まだ雨は酷かったぞ。雷は鳴ってなかったけどな。






SOG03_212743ということで、90分遅れの午後7時半からキックオフになったこの試合、かなり待たされて始まったこともあり、双方足取りが重く、動きも鈍かったように感じました。ウォームアップはちゃんとやっているんだけど、そう思えるのよね。しかし、この日の試合は、岐阜の選手達が次第に本来の動き、いや本来の動き以上のものを見せていたように思えました。湿気はあるものの暑さが薄まり、風が吹けば涼しささえ感じられるコンディションが、そうさせたのでしょうか。


それを印象付けたのが、先制点を挙げた前半25分。飲水タイム明けの茂木秀選手からのキックオフでした。大きく蹴られたボールは、相手陣地奥にいたンドカ・チャールス選手に飛び、ヘディングで繋ぐ。それを藤岡浩介選手が合わせた!落ちる前に右足ハイキックで蹴り込んだ球は、弧を描くように跳び、相手キーパーも反応に遅れるほど。これぞフォワードと言わしめる点は、何と4/1のFC琉球戦以来のものに。これまでいいシュートを放っても、相手に防がれてたり、ふかしたりして枠外に飛ばしたりというふうだったのが、この時は見事なものになっていました。これは昨年見せたチーム得点王の藤岡だ!

しかし喜びもつかの間、長野の三田尚希選手にまたしても得点を奪われ、同点に追い付かれます先月のホームの時もヤツが決めて、膠着状態に陥って引き分けに持ち込まれたんだっけ・・・。ウチも守っていたんだけど、遠藤元一選手の股を抜くシュートは、さすがにウチらにおみそれしましたと言わせたかったんだろうなぁ。ちょっと浮足立ってたウチのイレブンは反省すべきだなぁ。

ただ、この日は本当に違った。取られてもそのまま浮足立たず、冷静に処理した。上手く気持ちを切り替えられたんだろうな。
失点直後の前半32分、生地充慶選手からのセットプレーでした。チャールス・藤岡両選手で仕留められない中で、思わぬ伏兵が逆転弾を放ったのです。それが、先程の失点劇に絡んでいた遠藤選手汚名返上とも言える逆転弾が、今シーズン初ゴール、そしてデビューから4年間いた古巣への恩返し弾になりました。


後半になっても、岐阜の勢いが止まりません。

後半22(67)分には、チャールス選手が受け取った球を藤岡選手が繋いで運びながら、縦抜きで前方にいた村田透馬選手へパス村田選手は相手キーパーとのデュエルを落ち着いて処理し、浮かせたシュートでゴールマウス真っ正面に打ち込みました。アイツ、これだけお膳立てしてくれたのに、ふかさないだろうなぁとか一抹の心配を抱いていた私がバカでした(ニヤニヤ)。6/24の福島ユナイテッドFC戦以来の得点になりました。

後半33(78)分には、途中出場の柏木選手が放ったコーナーキックから生まれました。一度は相手選手に跳ね返されたものの、フォローに入った宇賀神友弥選手が鋭いシュートで応戦。再び相手キーパーに阻まれますが、運よく近くに転がってきた球を藤岡選手が見逃さず、ガラ空きのゴールマウス右隅に叩き込む!これは昨年(以下略)。なかなか出なかった次の得点が、何と90分の試合内に出るというふうになってくれました。眠れる獅子がやっと覚醒してくれました。長野の横断幕に、「獅子よ、千尋の谷を駆け上がれ」とありますが、「獅子よ、千尋の谷に叩き落せ」となりましたな。

そして最後は、藤岡選手から交代した山内寛史選手が見せてくれました。後半38(83)分、これまた途中交代の三國ステヴィアエブス選手がクリアした球を同じく田口裕也選手が受け止め流し、村田選手が一気にペナルティエリア前まで持ち込みます。すると村田選手は、敵がいなかった右隅にパスを回し、そこにいた山内寛史選手がもらったすぐに一閃!相手キーパーも反応するのに精一杯なように見えた弾丸のような一閃は、見事にゴールマウス左隅に突き刺さってくれました。昨年は21試合出場しながらも今年はくすぶっていた山内寛史選手の今年のリーグ初得点となりました。天皇杯で活躍していただけに、この1点がスタメンやサブで生き残れるものになったことは間違いないでしょう。


そして、このままタイムアップ。久しぶりに♪アイーダの流れる中で、1-5の完勝となりました。
まぁ、長野は3点目を取られたあたりから、かなり戦意が喪失していたようにも思い、見るに堪えない状況だったものなぁ・・・。シュタルフ・悠紀・リヒャルト監督も結構堪えたのではないのでしょうか。ホントに長野は信州ダービーで松本山雅FCを下して首位に立ったのがピークになってしまったのね(汗)。



SOG03_213146MOMは逆転弾の遠藤選手なんでしょうけど、個人的には眠れる獅子が目覚めてほしいと思って、今日2得点の藤岡選手にMOMをば。



そして今日行われたFC大阪×奈良クラブの試合で奈良が勝ったことにより、岐阜は4位を確定させました。さらに昨日行われた福島×カターレ富山の試合で富山が負けたことにより、2位との差を6に縮めました


次の試合はホームでガイナーレ鳥取になります。やっと夏休みが終わったと確信できるどころか、出来過ぎじゃないのかと思える試合になり、反動も心配ですけど、天皇杯予選以来の残虐ショーが見られただけでもよしとしましょうここで勝っても差を詰めることができるだけで、上位に上がれるわけではないですけど、詰めておくことも大事です。そうすることでさらに上に上がれるのですから、この先も一戦一戦を大事にして、確実に1勝をもぎ取れるように挑んで下さい夏前に2ヶ月負け無しの実績があるんです。やれないことはない。


あ、たくさん得点シーンが見られてお腹いっぱいなので、スタメシの話は次回に回します(ギャハ)。


残り試合15。J2昇格への勝ち点差は6。


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2023年05月06日

FC岐阜観戦記2023 特別編 天皇杯を見に行ってきた 後編

SOG03_121327FC岐阜、今回は長良川球技メドウで天皇杯岐阜県予選決勝戦に挑みます。相手は岐阜聖徳学園大学。そう、アンバサダーでもある難波宏明監督が率いるチームです。
岐阜聖徳学園大学側は、準決勝の時は何も無かったのですが、決勝になるとさすがにそれではまずいと思ったのか、大学の弾幕が張られました



SOG03_123007ウォームアップの時から、きめ細やかなチェックをする難波監督。
・・・まだ監督と書くのに慣れない(ギャハ)。



SOG03_121347一方、こちらは胸を貸す側になる岐阜はというと、このように数多くの弾幕が有志によって張られました。無料だったこともあり、雨が降るかもしれないという天候だったにもかかわらず、バックスタンドにも多くの方々が来場しておりました。



SOG03_122341先日行われたY.S.C.C.横浜戦では実質ボロ負けの状況となり、サポーターが居残るほどの緊急事態の中ですけど、雰囲気は悪くないらしい。見ていて非常に楽しそうである。
ちなみに、ここで写っている選手達は控え組宇賀神・窪田・藤岡・川上・三國・田口(敬称略)とそうそうたるメンツである。



SOG03_133951この試合では上野優作監督と共に本田拓也コーチがテクニカルエリアに登場していました。恐らく指揮を出すのは初めてじゃないかなと。噂によると天野賢一ヘッドコーチが不在とのことで、このようなことになったのでしょう。



SOG03_145203試合は、まさかの結末。勝たなきゃいけない試合だったんだけど、ここまでの残虐ショーになるとは思わなんだ山道守彦強化部長がいたら、「これが、ファン・サポーターの君達に贈る成功体験や」と言わんがばかりのものになりました(苦笑)。もしかしたら、将来『岐阜スコア』とか語られるのかもしれない、11-0でFC岐阜の圧勝となりました。


スタメンは、横山智也選手と久保田和音選手が今季初スタメンおよび初出場になりました。久保田選手はY.S.C.C.戦に控えでは入っていたものの、最後まで出場機会を得られなかったので、やってやろうぞと燃えてたでしょうね。
得点シーンに関しては、どんなふうに入ったとかもう書ききれないので、得点者だけ書いていきます。
この試合で、スタメン出場した山内寛史選手と途中出場の田口裕也選手がハットトリックを達成し、萩野滉大・山内彰両選手が初ゴールとなりました(リーグ戦ではないので、プロ初ゴールとはならないのが残念なところ)

岐阜聖徳学園大学は序盤はいい動きをしていましたけど、失点を重ねるごとに覇気が無くなっていき、後半早々の失点以降は足が止まっているかのような感じでしたね。終盤気持ちを戻して何とかしようとしていたものの、選手交代で再びフレッシュになった岐阜の動きを止められなかったですね・・・。もうプロの動きについていけずヘトヘトな感じでしたし。前半0点でしのげてたら、後半にチャンスが巡って来たかもと思うと、これから頑張れば、もっと大きく成長できると思いますよ。ナンチャンよく頑張ったよ・・・。



SOG03_150820選手・監督・コーチ・スタッフらの集合写真。優勝記念で取られたものですね。恐らく公式サイトとかで挙がることでしょう。



これで岐阜は、5/8に決まる新潟県代表チームと5/20に長良川球技メドウで戦います恐らく大学チームになるのではないかと言われていますが、相手が誰であろうと、今日のように無慈悲と言われても全力で90分走り抜くチームであってほしいと思います。
そして、勘違いしてはいけないのは、今日は勝って当たり前な試合今日勝ったからといってファン・サポーターの溜飲が下がったとは思っていません。それゆえに、次の試合になるリーグ戦、カマタマーレ讃岐との一戦に勝たなければ、再び怒りが爆発することでしょう。アウェイなので居残りに至るのかはわかりませんが、彼らのことでしょう、監督を呼べとなるでしょうな・・・。


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Posted by alexey_calvanov at 22:58Comments(0)

2022年07月23日

FC岐阜観戦記2022 第9節 うん!?う~ん、う~ん!

FC岐阜、今日はカマタマーレ讃岐との戦いになりました。
まず表題がふざけてるのかと思われかねないので、一言。あれは試合展開を一言で表したものなんですよ。というのも、最近テレビアニメで放送している「咲う アルスノトリア すんっ!」という作品の中で、主人公が嗅覚の優れている人物がいて、その鼻の利き具合を言葉以上に表現しているんですよ。すんすんすーんと言いながら匂いの意味合いを嗅ぎ分けているようですが、私はそこまで匂いの機微はわからないので、この日の試合を見て感じたことをうなり声で表したというわけ(苦笑)。<トイレに行きたいのかと思った(ニヤニヤ)。

ところで今日の試合は、難波宏明アンバサダーがお休みでした。選手じゃないじゃんとは言うものの、表向きはハワイに行ったとか言ってるけど、恐らく本人がコロナ感染ないしは親類の中で濃厚接触者が出たというふうに取っていいんでしょうね。岐阜県内でも第7波と言われるピークが来て、2000人以上の感染者が出ているそうですから・・・。他のチームでは感染者が出て試合中止という事態も散見されていますから、一層気を付けてほしいものです。
そして、相手の讃岐には2-1の逆転負けを喫したことを忘れてはいけない三浦俊也元監督のツケが今の順位になっているということを身に覚えておき、勝つことだけを考えて挑んでほしいと思い、スタジアムに向かったのです。


SOG03_164507そういえば、スタジアムの入り口前に水うちわが置かれていましたこちらは選手が作ったもので、以前公式サイトでも載っていたものですね。



SOG03_164512左から敬称略で、石坂亮人・山内彰・小山新の3選手。



SOG03_164516同じく敬称略で、本石捺・生地慶充・松本歩夢の3選手。



SOG03_205855土曜夏のナイトマッチ。少々暑いかなと思ってたのですが、夏の終わりのような涼しい風が舞う中で行われました。
岐阜が少し押している勢いの中で前半早々に先制点が入ります。
前半5分にゴールラインギリギリのところに跳んだ球を宇賀神友弥選手が何とかかき出し、後ろにいた久しぶりにスタメンになるヘニキ選手が受け取って、すかさずクロス。ほぼダイレクトに跳んだ球を山内寛史選手が片足を上げてからのジャンピングキックで飛び込むように蹴り入れる技ありのシュート。文字で表現するのが難しい(爆)けど、見たら非常に驚く、まさに「うん!?」とうなるようなシュートでした。

しかし、ここから上手くいかないのが今の岐阜段々讃岐の優勢な展開になっていきます。そして前半24分に讃岐のエースになった松本孝平選手に三度決められます。そう、アウェイの2点は彼が叩き込んだものなんですよ。去年JFLに昇格したばかりのFCティアモ枚方から移籍してきたストライカーの本領がまた発揮されたのですよ・・・。あれは岐阜の守備がひと段落着くのを狙ったかのようなシュートだったなぁ・・・。立て直しの利かないタイミングで狙われたらどうしようもならん。まさに「う~ん」とうならざるを得ない展開

後半に入り、得点の匂いの無いまま、讃岐が相変わらず押しているなぁ・・・と思っていた後半9(54)分に、思わぬところで転がってきたとも言える展開に。
自陣から宇賀神選手が相手陣地内に蹴り込むロングキックを見せるも相手に阻まれ戻されるかと思ったら、そこを田中順也選手がすかさずフォロー。すぐさま中央にいた藤岡浩介選手に回し、相手の守備を振り切りながらの難しい姿勢で蹴り込んだのが、ゴールマウス右サイド側面にイン!4試合ぶりの得点は逆転弾となり、J3の得点ランキングも首位に立つものとなりました。うん、「う~ん!」と歓喜に浸りそうな展開(笑)。

しかし、その後は相変わらず讃岐優勢の展開若い選手が中心なので、スタミナも力もある。だからこそ終盤でもあまりバテないから怖い監督のチョイスと試合運びが上手くなれば、上位に食い込んでもおかしくない。そんなチームに変わってきたと思えてなりません。ほんの数年前は勝てないとダメな相手と見くびっていたのがウソのように互角な争いをしていました。逆に今のウチが不甲斐無いとも言えるのですが・・・。
それでも2-1で何とか逃げ切った最後に残ってた意地とプライドで何とか勝利を手繰り寄せたのでしょう。



SOG03_210822個人的なMOMは、逆転弾の藤岡選手だと思ったのですが、まーたヒーローインタビューはお預け(泣)。まぁ、元所属のテゲバジャーロ宮崎戦のアウェイでヒーローインタビューを受けられたので、またダメだったのか感は無かったですけど、つくづく運の無い人だな・・・とかわいそうにもなってくる(苦笑)。



SOG03_211026で、誰がMOMになったのかというと、先制弾を叩き込んだ山内寛史選手なのね。まぁ、あの芸術的なシュートをやられたら、呼びたくもなる(苦笑)。



ちなみに、この日の試合のアディショナルタイム、前半が5分だったのに対し、後半が4分という珍しいものになりました。こんなアディショナルタイム、滅多に無いんだからね!<シェリル・ノームさんお久しぶりです(ニヤニヤ)!


やっと勝ったよ。でも残り全勝しないと昇格できるか怪しい絶望的な展開あきらめ悪く上位陣を引っ掻き回せば、何か掴めるんじゃないかと今でも思っておりまして、ホントに全勝する勢いでやっていきましょうよ。失うものは何もない。その気持ちで挑みましょう。


次の試合はアウェイのガイナーレ鳥取戦ですが、都合で行けなくなりそうです(泣)。実は、この試合がホントの意味での前半戦最後と言いたくなるようなものになり、この試合を終えると、次の試合は8/14までお休みになります。いわゆるサマーブレイクですね。この措置もスタジアムに照明設置が義務化されたり、チーム数が20になれば無くなるものになるでしょう。J3の風物詩が一つ消えるのか。惜しい・・・ことなんて一つもない(ギャハ)!
8/14もFC今治のアウェイ戦になるので、ホームに帰ってくるのは8/20の藤枝MYFC戦まで無しこちらも悔しい負け方をしているので、0-5の夢のスコアでぶん殴られた今治同様にノックアウトしたいものです。


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2022年04月11日

FC岐阜観戦記2022 アウェイ編 その3 何とか立て直した?

FC岐阜、昨日は富山県富山市にある富山県総合運動公園陸上競技場でカターレ富山と対戦しました。
岐阜は、アスルクラロ沼津に完敗し、次のガイナーレ鳥取戦で立て直し・・・といきたかったところ、新型コロナウイルスの感染者が発生したことで、4/3まで活動停止。その後最大7人までまん延したものの、4/4には活動再開。何とか試合まで漕ぎ着けました。しかし、2週間近く実践感覚が無い中での試合になるので、上手くやっていけるのか、立ち直れるのかが気になるところです。
一方で富山は初戦を逆転勝ちして以降、勝ちがありません(2連敗の後、引き分け)ホームで何とか勝ちたいという思いも手伝って、いつも以上に勝ちにこだわる試合を展開してくるものと思われます。


SOG03_124242二度と感染者を出さないように・・・というためか、今回バスでの遠征は2台運行。いつものバスと名阪近鉄バスに依頼したバスがやって来ました。たぶん背番号の順番(柏木陽介選手が2代目の依頼してきたバスに乗っていたため)で分けたのしょう。



SOG03_121323富山戦最大のポイントは、やはりこの男、川西翔太選手でしょう。
今年から富山に完全移籍となり、既にスタメン出場を果たしていますマテウス・レイリア選手がメインになっているためか、フォワードとしての活躍は薄く、未だ無得点ではあるものの、3アシストを記録しているばかりでなく、若手にシュート技術を継承しているあたり、富山での貢献度は高いようです。弾幕はなかったけど、ゲーフラはあったようですから、サポーターにも浸透しているのかな。



SOG03_124447今回も高速バスで来たのですけど、そこからの乗り継ぎがあまりよくなく、結果1時間近く待たされる格好になったため、前回の教訓から、さすがにバスで来たものの、スタメシの時間は大幅に削られる(泣)。
それでも、これはと思うものを紹介。最初は串道楽 潤の「とりめし弁当」(右)と「えだ豆ポテトサラダ」(左)です。



SOG03_124511中は、こんな感じ。とりめしと称していますけど、薄くスライスした鶏肉を焼いたもののようです。



「とりめし弁当」は、たれは案外薄味。それでも鶏肉の旨味がしっかりしているのもあって、ご飯が進む進む(笑)。なお、香の物の味が濃いのは内緒だ(ギャハ)。

「えだ豆ポテトサラダ」は、スパイシーな味わいがメインで、じゃがいもと枝豆の甘さが引き立ちますね。これは結構美味しかった。


SOG03_125521もう一つは、ナカムラフードサービスの「ノブリンのお好み焼き」石﨑信弘監督が広島県出身ということで、お好み焼きなのですな。何と安直な(ニヤニヤ)!



コイツは、結構ボリューミー中に焼きそばの麺が入っているからというのもあるのでしょうけど、単体が結構デカいんじゃないかという錯覚に似た感覚を味わいましたね。ただ、麺のあるせいで箸が通りにくかったのは頂けなかった


SOG03_153113この日の試合は、飲水タイムが設けられました。富山市の最高気温が28°Cと夏日を記録していたからですね。JFLでは開幕戦から行われていたものの、Jリーグは恐らく今節ないしは前節から行われていたのでしょう。



SOG03_155505試合そのものは、ともすれば非常に危ないものになりました。ターニングポイントは、恐らく前半終了間際、アディショナルタイムの1点でしょう。
この日の試合は、コロナの影響なのか6人のメンバーが入れ替わり。藤谷匠、ヘニキ、藤岡浩介、田中順也、畑潤基、ンドカ・チャールスの計6選手が抜け、舩津徹也、小山新、本石捺、本田拓也、村田透馬の5選手がメンバー入り(うち舩津選手がスタメン)しました。


前半は、岐阜はまだコロナ明けということもあるのか、何かチグハグ。動きが少々硬めなのか、富山の動きがよかったのか、ちょっとヤバい雰囲気を醸し出していましたね。何とか耐え忍んでいたんですけど、前半34分にサイドからペナルティエリア前にいた姫野宥弥選手にしてやられます
このしてやられた点は、岐阜にとって一番いやなやられ方だったので、悪影響が出かねんなぁ。このままズルズルいっちゃうんじゃないかと思っていた前半アディショナルタイム(45+1分)、つまり前半終了間際にターニングポイントがやって来ましたこの日入れ替わり選手の中で、唯一メンバー外からスタメン入りを果たした舩津選手が前に大きなクロスを上げると、山内寛史選手が無理やり合わせたシュートがキーパーの頭の上を越え、ゴールマウスの中に吸い込まれる奇跡的なシュートで同点に追い付きました。これは運がいいシュートこれが入ってなかったら・・・と思うとゾッとしましたね。

このシュートで息を吹き返した岐阜は攻守が冴えてきます。
後半7(52)分には再び山内寛史選手が柏木選手のコーナーキックを今度は見事に合わせ、逆転!これは完璧なセットプレーの点の取り方。お手本にしてもいいくらいのものですよ。
その後も後半15(60)分にも村田選手のクロスに山内寛史選手が合わせ、その横にいた窪田稜選手が蹴り込み、ダメ押し!素晴らしい、実に素晴らしい攻撃の形でした。
その後は、何としてもホームで勝つと息巻く富山の猛攻を何とか耐えしのぎ、1-3で逆転勝利。川西選手をはじめとした攻撃陣を後半は見事に抑え込みましたね。



SOG03_160210【悲報】試合終了後に川西選手がやって来るものの、メイン席辺りまで来て帰ってしまう(泣)。
まぁ、いつもの川西選手だね(ニヤニヤ)。



これでコロナ禍のアクシデント後初の試合をいい形で乗り越えた岐阜前半のデキもあるので、最高ではないけど、最悪の形で迎えそうになったところをギリギリのところで盛り返したことで、勢いが付いたのは事実。この勢いを次の試合、大一番になるであろう松本山雅FC戦に活かしたいものです。


なお、富山での話は、後日お話していきましょう。

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Posted by alexey_calvanov at 23:59Comments(0)