ここに来てFC岐阜の選手の移籍の情報が飛び込んできました。
まずは完全移籍の選手から。
2018年から在籍していた山岸祐也選手がモンテディオ山形へ移籍することになりました。
山岸選手は2017年末に、この年J3に降格したザスパクサツ群馬から移籍。大木武元監督時代の目玉移籍としても話題になり、同体制下ではフォワードとして活躍していました。
・・・まぁ、そのフォワードとしての活躍というのは、試合数に見合わない成績(2018年は31試合で4得点)なのよね。今年は22試合で4得点とそれなりの活躍を見せているとはいえ、フォワードとして確実性の面から見ると、かなり厳しい評価をしないといけないのかな。外しちゃいけないところでポンポン外していた印象があるのよね。2018年までは古橋亨梧選手や田中パウロ淳一選手がいたので、そこまで大きく目立たなかったんだけど、ストライカーとなる選手がいなくなってしまった今年、この確実性という面で向上しなかったので、北野誠監督に見切られたのかなと厳しい見方をしてしまうわけです。
しかし、ミッドフィルダーとしてなら繋ぎの役どころやシュートを打てる攻撃的ミッドフィルダーとして躍動しているとも言え、必要戦力だったんですけど、馬場賢治選手が期限付き移籍してきたことで、その役割も限定的になってしまったんですよね・・・。それゆえに完全移籍なのでしょう。
もちろん、大木元監督が退任したというのも見逃せません。彼に見出され移籍を決めたのですから。
10月のアウェイでは必ず出てくることでしょう。その時どうなっているのでしょうか。
そして期限付き移籍の選手には、意外な選手が。
2016年途中から在籍していた風間宏矢選手がFC琉球へ期限付き移籍することになりました。
風間選手は2016年途中に出場機会を求めて大分トリニータから期限付き移籍。移籍後はミッドフィルダーやフォワードとして活躍し、2017年に就任した大木元監督の秘蔵っ子の1人としての側面も見せていました。
風間選手の活躍として見逃せないのはジェフユナイテッド市原・千葉戦でのハットトリック(2017年)。あの時の活躍は神懸っていましたし、翌年の途中出場で見せた逆転&決勝弾も素晴らしいミドルシュートでした。他のチームの試合でも活躍はしていたんですけど、なぜか千葉戦で光り輝く(爆)。
で、北野監督に代わってからは出場機会が減ってきたので、恐らく出場機会を求めての移籍なのでしょう。仕方のないこととはいえ、皮肉にも大分時代の出来事を繰り返す格好になったのね。しかもこの年大分はJ3に落ちている。このことが岐阜にも起こらなければいいのですが・・・。
ちなみに、琉球には兄の風間宏希選手が在籍しています。兄弟で襲来と思ったのですけど、今年に限っては対戦不可とのことなので、もしかしたらピッチ外で会えるかどうかになってしまうのね。
状況によっては、残る可能性もあるだろうね。兄がいるのは心強いし。話題性としても含めて完全移籍の交渉をしてくるでしょう。下手をしたら父親も連れて来かねん(苦笑)。琉球はラモス元監督が設立に関わったチームなんだけど、ラモスの入れ知恵なのか(ニヤニヤ)。
片道切符なコメントも気掛かりだけど、沖縄でリフレッシュしながら自分を見つめ直してきてほしい。まだまだ必要な選手だと私は思っています。中島賢生・永島悠史両選手ではまだまだ不安だし、期限付き移籍の選手も多い。だからこそ、百戦錬磨の経験を持つ風間選手には残ってほしいのよねぇ・・・。
先月ですが、もう一人、2018年に入団した石川大地選手もアスルクラロ沼津に期限付き移籍しています。彼も出場機会を失っていたので、残当なのかな。沼津で残り半年ですがステップアップして、成長した姿で帰って来てほしいものです。