2018年11月04日

FC岐阜観戦記2018 第20節 3度目は正直か3度あるなのか

FC岐阜、今日はモンテディオ山形との一戦を迎えました。
今年の山形に岐阜は一度も勝てていない。しかも調子を崩すきっかけになったのが山形だと個人的には思っています。
まずは初戦になった天皇杯2回戦。ここではバクチを打ってほぼベストメンバーで挑んだのが仇になったのか、PKまでもつれた末に敗戦という手痛い負け方をしています。あまつさえ、ライアン・デ・フリース選手がケガをしてしばらく出られなかったふうにもなり、夏場の停滞の原因の一つとなりました。逆に山形は快進撃を続け、遂にはJ1首位の川崎フロンターレを撃破。ベガルタ仙台とのみちのくダービーになりました。
その後6月末に前半戦最終戦として山形とは戦っています。キックオフの時間が遅れるのではないかという激しい雨の後に行われた試合は、山形の一方的とも言える試合展開で敗戦この後起こる悪夢の14戦勝ち無しの予告状になっていたのではないかと今となっては思うのでした。
そして今回が3戦目。相手もかなりの疲労がたまっているからこそ、今度こそ勝ってほしいですね。


SHV39_4083さて今日の試合は、「りゅうおうのおしごと!」のコラボマッチ
・・・作者の白鳥士郎さんの涙ぐましい努力(笑)で営業をしておりました。こんな姿を見られるのは、FC岐阜だけですよ(ニヤニヤ)!



SHV39_4089そんなこともあって、記念チケットも販売していました。
「りゅうおうのおしごと!」仕様のチケットは、メイン自由席で、主人公とヒロインの2種類。そして、アニサカ仕様のものは、ホームのゴール裏自由席と次の試合になる水戸ホーリーホック戦のアウェイ自由席とのセットになった券が発売されました。コンビニやぴあなどで前売りを購入し、当日交換という形を採っていました。
今回ホーム側のチケットは、いつも来ている人に・・・と思っていたのですが、かねてから痛めていた足を悪化させてしまい、来られなくなったとのこと。次の水戸戦も怪しい雰囲気なので、とにかくお大事にと申し上げます。



SHV39_4090今日は海津市のコラボデーでもあるので、そこから「鬼まんじゅう」さつまいもは徳島の鳴門金時を使ってるのだそうな。
愛知県の名物というふうですが、東海3県は一蓮托生と思っているので、岐阜県でも有名なのは、至極当然(笑)。
ちなみに、店の名前を失念。1個しかないのは、食べてから写真を撮るのを思い出したため(苦笑)。



コイツは、私の好きな衣も甘いタイプのアレだ。黄色い色をしたタイプのヤツは美味いんだよ。いももほくほくしていたからなおのこと美味しい。


SHV39_4086もう一つは、たこちゅうの「大垣赤みそたこ焼き」第2回OG-1グランプリという大垣市の食の祭典で準グランプリを獲得したのだそうです。
大垣市の木戸屋醸造の赤味噌と醤油を使用しています。



こちら、一緒にからしマヨネーズを付けてくれたのですが、正直これは無い方がいい。赤味噌と醤油の風味のたれで十分美味しい。一緒に降り掛かっているごまとねぎがいいアクセントになっていて、ますます赤味噌と醤油のたれの味を引き立ててくれます。


SHV39_4087最後は、岐阜農林高校のアイス。毎年恒例の商品ですが、よりによって秋の終わりに出てくるのは・・・。
いつもなら、「まくわうりアイス」を選ぶところを、「ギッフィーアイス」にしてしまった(笑)。
こちらは、ギッフィーがレンゲをモチーフ(はい、忘れてた言わない(ギャハ))にしているということで、レンゲのはちみつが入ったアイスです。



バニラアイスがベースなんでしょうけど、その中にほのかにレンゲのはちみつの風味がしてきて、これはこれで美味しいですな。夏場だったら、「まくわうりアイス」も買っていただろうけど、惜しいことをした。


SHV39_4092今日は、本来ならば晴れだった。しかし、金曜日の夕方あたりから日曜は天気が悪くなるかもしれないと言い出して、土曜には雨が降るかもしれない、そして今日は少々ながらも雨が降るぞとなって、実際はざざ降り(泣)。
そんなわけで、山形のサポーターは皆屋根に逃げて声援を送る中、ディーオは彼らの下に駆け付け旗振りしているではないか。おいおい来ていたのかよ。ちっとも見掛けなかったぞ(苦笑)。



SHV39_4093そんな試合は、雨の影響をあまり受けずに進行しました。普通なら田サッカーと言われるくらい酷い有様なのに、運営陣の成長ぶりが窺い知れます。
ペースはやはり山形。相変わらずの硬い守備と岐阜の隙を的確に突く攻撃に翻弄されておりましたが、相手も蓄積疲労が来ているのか、決定機をもらっても決めきれない。まぁ、ビクトル選手が神懸っていたのと守備陣が踏ん張っていたところにも要因はあるのでしょう。
数少ない攻撃シーンもあった。後半6(51)分の決定機をライアン選手か田中パウロ淳一選手が決めていたらなぁ・・・。

試合は意外な展開で終わります。後半34(79)分に右サイドから放たれたクロスがビクトル選手の右足に当たってしまい、それが後ろに跳ねてゴールの中に。相手選手も突っ込んで来てるんですけど、DAZNのハイライトで見る限りだと、ビクトル選手がしっかり受け止められなかったようにも。ウンゴルさんで決まってしまう、もったいない負けになりました。それでも選手は責められないですよ。90分よく守ってくれました。あの得点はディーオが流し込んだ1点だと思って諦めます(苦笑)。
守備がよすぎて負けた試合は、今年だと6/17のFC町田ゼルビア戦、今はヴィッセル神戸に移籍した古橋亨梧選手の7試合連続ゴールが掛かった中でのオウンゴールというのがそれに当たるでしょう。



悔しい試合展開でしたが、順位を見てみよう。左から順位・チーム名・勝ち点(カッコ書き)・得失点差となります。


19位 京 都(40) -17
20位 岐 阜(40) -18
--- 降格ライン ---
21位 熊 本(31) -31 ★
22位 讃 岐(31) -41 ★


この日に行われたカマタマーレ讃岐×栃木SCの試合で栃木が勝ったことにより、讃岐は残り2試合で勝ち点37となり、同40を稼いでいる京都サンガF.C.と岐阜を上回ることができないため、讃岐が事実上の降格になりました。これに伴い、岐阜の残留が決まりました敵の得失で決まるのは、いくらなんでもわびしいねぇ・・・。
なお、順位がまだ確定していないのとロアッソ熊本と同様にJ3の2位(ガンバ大阪U23が2位の場合は3位)にアスルクラロ沼津が飛び込むと、21位のチームは降格圏を脱する形になるので、まだ諦めてはいけません。恐らくヤマになるのは最終節の讃岐×京都になるでしょう。京都が岐阜との差を突き放すなら、これがラストチャンスになるでしょうし、讃岐としても勝てる上位とすると京都くらいになるでしょう。ホームの地の利も生かせます。人事を尽くして天命を待つとしたら、この試合でしょうね。
ただ、その前に第41節が残っています。ここで讃岐か熊本が番狂わせをできたら、そのチームが21位になるでしょうね。両方起こしたらもうわからんけど(爆)。


さて、岐阜は次の水戸戦でアウェイの全日程が終了その次はアビスパ福岡との最終戦になります。調子のいい水戸を打ち下して、福岡との決戦を挑みたいですね。


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Posted by alexey_calvanov at 23:21Comments(0)

2017年07月30日

FC岐阜観戦記2017 第13節 この状況を変えるのは自分達次第

SHV32_1199FC岐阜、今回は、ザスパクサツ群馬との一戦でした。
写真はアウェイ側の様子。ご存じの通り、岐阜は2連敗中ですが、群馬は7連敗中先日行われたロアッソ熊本戦でやっと引き分けたものの、まだ連敗を止めただけ今日の試合で勝たなければ、引き分けを挟んで再び連敗になります。今年の群馬は総じて調子が悪く、J3への降格筆頭候補とさえ言われてしまっています。
それゆえに出された横断幕「この状況を変えるのは自分達次第」奇しくも今の岐阜にも言えることで。

今日の試合は、先日の試合、庄司悦大選手のチョンボでレッドカードをもらってしまい、出場停止という非常事態。しかも今日のメンバーの中には難波宏明選手も連ねていません。大丈夫なのか・・・と思ったら、庄司選手の位置に小野悠斗選手、難波選手の位置にクリスチャン選手、そして先日横浜F・マリノスから期限付き移籍してきた中島賢星選手が初めてベンチ入りしていました。
この3人が、試合で躍動したなんて、この時には思ってもいませんでしたよ。



SHV32_1196最初に向かったのは、岐阜農林高等学校ブース。岐農林ですね。
ここでは、毎年恒例の「岐農林アイス」が売り出されておりました。今年もあの「まくわうりアイス」が頂けるのか・・・。
と思ったら、こちらも売っていた。その名は「まくわうり大福」(左)。なぜか凍らせて販売していたらしく、解凍してから頂いて下さいとのこと。とはいうものの、この暑さなら、このまま頂いても何の問題も無い(笑)。



「まくわうり大福」の味はと言うと、中にクリームチーズが入っているので、まくわうりのあっさりとした甘みにチーズの濃厚さが加わり、意外にもバランスのいいものに。これがメロンならこうもいかんだろうね。


SHV32_1198続いては、「たくみのフランクフルト」
たくみやという店で売っている1本1本手間暇かけて作ったという触れ込みの商品です。



ケチャップとかが無いので大丈夫なのかなと思ったら、ちゃんと塩味が付いているではないか。程よい塩味が付いているので、食べやすい。程よいとはいえ、お酒のつまみにイケそうなレベルの味と言えば、どのくらいの濃さなのかわかるのではないのでしょうか(ニヤニヤ)。


SHV32_1200さて、気になる試合は、最初から岐阜が押している展開に。相手の群馬は精彩を欠いた動きになっていたとも。
そんな中に生まれたのが、前半6分のクリスチャン選手の先制ゴール小野選手が相手のトラップミスを見逃さず奪い、滑りながらもクリスチャン選手にパスを回し、そのボールを最後まで大事にゴール前まで持って行って決めたものでした。

その後は、この虎の子の1点を守る格好に岐阜はなり、前半戦の終わりに投入された群馬のカン・スイル選手が徐々に機能し始めてきました岐阜も追加点を挙げようと奮闘したものの、最後にゴールポストに当たったり、敵の選手に阻まれたりと散々。特に風間宏矢選手は久しぶりのスタメンだったので奮闘したのにもかかわらず、せっかくのJ2での200試合出場セレモニーまで行われたのに、先述の結果で、ある意味かわいそうだったなと。

そんな苦しい状況下の中、やっと追加点をもぎ取ることができたのは、後半の終わり、後半27(72)分のコーナーキックからでした。小野選手の蹴った球が吸い込まれるようにゴールの中に。キーパーがかき出そうとしたものの、時既に遅し。最初見た時、オウンゴールなんじゃないかと思ったのですが、小野選手のゴールになったようです。

この1点で、群馬の戦意は削がれたのか、決定打も出ず、試合終盤には♪アイーダ(岐阜の勝利の際に歌われるチャント)が流れるほどの余裕を持って、岐阜が2-0で勝利を収めました



今日の岐阜は、確かに良かったものの、相手が群馬だからとも言えるわけで。とにかく群馬のプレーは粗かった(かつ荒かった)。アウェイ戦の時よりかまとまりのあるプレーになったかなと思ったら、あまり変わってないどころか、さらに酷くなったとも。まとまりのある時間が少ない群馬は、昔の岐阜よりも酷いチームになってしまったなと。このままでは群馬はまずいなぁ・・・。
対して岐阜は、もっと点を取れたはず。少なくとも後半のクリスチャン選手が掴んだ大チャンス(シュートはキーパー正面に飛んだあのシーン)そのクリスチャン選手に代わって出場した中島選手の、終盤の小野選手のパスからのチャンス(最終的にスルーしてしまった)の2つは決めてほしかった。中島選手は動きがよかっただけになおのこと。恐らくクリスチャン選手の後釜に据えられるのは間違いないでしょう。そうなれば、外国人枠を上手く生かせるのではないかとも。ただ、今回クリスチャン選手が決めたので、しばらくはクリスチャン・シシーニョ・ビクトルの3人体制を維持することになるのでしょうね。早いこと中島選手は岐阜の選手との連携に慣れてほしいです。


SHV32_1203そんな複雑な思いで勝利を噛み締める中、これか(笑)。
やられた、実にやられた(爆)。新しいアニメゲーフラ誕生の瞬間に立ち会ったのかもしれない。
ちなみに、こちらは「ガーリッシュナンバー」の主人公烏丸千歳のセリフから。確かにクリーンシート(無失点)での勝利という意味なら合うね(苦笑)。



岐阜は、次回長崎でV・ファーレン長崎との一戦になります。今度は群馬戦のように上手くは行かないでしょう。今回の結果は、まぐれと偶然と相手のコンディションが奇跡的に重なって勝てたのだと思って戦わないと、また足をすくわれるでしょう。庄司選手も難波選手も出てくることでしょう。彼らがいなくても勝てるというおごりは持たず、彼らがいれば勝ちを手繰り寄せれるんだという意気込みで挑んでほしいものです。


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Posted by alexey_calvanov at 23:40Comments(0)

2016年08月07日

FC岐阜観戦記2016 第12節 満足はできない、でも希望はある

FC岐阜、今日はカマタマーレ讃岐を迎えての一戦になりました。以前は3-2で逆転負け、4連勝を止めた相手だけに、そのお返しをしてやりたいところ。


SHV32_2740とはいえ、現在7連敗中の岐阜は全くと言っていいほど元気のない状況。そんな岐阜を奮い立たせるかのように、新しいのぼりが立っておりました。
ここまでやってくれたんだから、頑張ってほしいよねぇ・・・。



SHV32_2741そして今日は35゚Cという猛暑日。暑い(汗)。だから買ったのだよ、岐阜農林高校プロデュースの「岐農林アイス」まくわうり味
アウェイの人達に言いたい。岐阜で食べておきたい3大名物、それは「飛騨牛串」・「鶏ちゃん唐揚げ」、そして期間限定の「岐農林アイス」のまくわうり味だ!



SHV32_2747さて試合はというと、やっと吉田体制が浸透し始めてきたのかなと。清水エスパルス戦の時よりもチーム内の連携ができていたと思いますし、前に攻める動きもできていたと思います。ただ、後半に息切れが目立ったのと安易にパスを出して取られるパターン、最終防衛ラインが相変わらず破れない点は気になったものの、最終防衛ラインの突破に関しては、少しずつ改善されていると思います。
それでも先制点を終盤の84(後半39)分に取られてしまうのが今の岐阜。守備もままよかっただけに90分フルで守れないのは困ったものです。このまままた負けを重ねるのかと思った92(後半45+2分)にエヴァンドロ選手の同点弾が決まって、ホームの敗戦を食い止めてくれました

1-1の引き分け。まだまだ改善しないといけないところは多々あるのかもしれない。しかし、ここで負けず引き分けに持ち込めたのは大きいし、何よりここで勝ち点を積み上げられた、これだけでも十分評価したい。



しかし、まだ勝ったわけではない連敗を一旦止めただけで、次の試合に負ければ、再び連敗記録は更新されてしまうのです。そして、次の相手は松本山雅8/11と短い期間での戦いになります。今回阿部正紀選手とレオミネイロ選手を外していたのは、これによるものと思いますが、その点を踏まえてもよく粘ったなぁ・・・。
1年でのJ1復帰を是としている松本は絶対勝ちたいと思っていることでしょう。楽勝だったと思われる無様な試合運びだけは行わないでほしいものです。しかもアウェイで、ほぼ360゚松本サポーターなことを考えれば、勝利を得るには苦しい相手。でも今日の試合運びができれば、引き分けには持ち込めるはずです。

次のホームは8/14の徳島ヴォルティス戦。かつてのJ1チームとはいえ、今は13位と中庸レベル。気を抜かなければ勝てる相手だと思います。コミケで東京にいますが、何とかして駆け付けたい・・・。


ちなみに、今日下位のチームのうち、ザスパクサツ群馬が勝ったため、岐阜は引き分けながらも1つ順位を落とす格好になり、『降格』・『入れ替え』という地獄の底が見えてきました
そのJ3は首位の栃木SCがほぼ独走状態2位は大分トリニータと岐阜が最も苦手としている相手が付いております。とはいえ、3位にいる鹿児島ユナイテッドFC、4位のAC長野パルセイロとの差も詰まっているので、大分も気は抜けない状況です。2位から見ると少し下になりますが、5位のブラウブリッツ秋田、6位のカターレ富山、7位の藤枝MYFC、8位のSC相模原も控えているだけに、混戦の模様。
できることなら、J2ライセンスを取れなかった秋田・藤枝・相模原(鹿児島は申請結果によって決まる)あたりが2位に来ると少し安心できるのですが、そんなこと言ってたら真っ逆さまになっちゃうわいな(苦笑)。


J2残り試合あと15。最下位との勝ち点差は2。入れ替え戦順位との勝ち点差は1。


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Posted by alexey_calvanov at 23:29Comments(0)TrackBack(0)