
その理由はこの写真が示しています。
愛知選挙区は定員が3なのに対し、6/23現在10人の候補者を擁立する予定の激戦区になりそうで、既存政党でも自由民主党・民主党・日本維新の会・日本共産党・みんなの党・社会民主党・みどりの風の7政党、そこに現状は諸派扱いながらも地域政党として勢力を維持している減税日本も候補を出し、さらに諸派扱いである幸福実現党も候補者を擁立。無所属の1人も出馬ということで、当選ラインが30万票程になるのではないかと言われています。
実は公明党も候補者を出そうと画策していたのですが、昨年の衆議院議員選挙で比例票が伸び悩んだことで立候補を断念。自民党を支援する形に回ったのですが、今回それが裏目に出た格好になりました。まだまだ情勢いかんではわかりませんが、組織力を展開できたはずなのに・・・と党関係者はほぞを噛んでいるようです。
また日本維新の会もみんなの党と共同候補を立てたものの、橋下共同代表の従軍慰安婦を巡る発言でみんなの党が連携解消を要求。日本維新の会が候補者を急遽立てたというふうになりました。
情勢的には、地盤のある自民・民主が早々と当確を打つのではないかと思いますが、問題は3議席目。
知名度のある候補者を立て、その候補者が過去善戦をしているみんな、組織力のある共産、名古屋市長が抜群の知名度を誇る減税あたりが頭一つ抜け出すのではないかと思われるのですが、今後の情勢いかんではどう転ぶかわかりません。
ちなみに、東海地方では2増2減の対象になった岐阜選挙区も注目選挙区として抱えており、愛知選挙区と共にどういう展開になるのか非常に気になるところです。

