2013年01月27日

刀匠とヱヴァンゲリヲン⑥

引き続き、岡崎城に展示されている刀剣類の紹介です。とはいえ、私自身刀剣類に疎いので、詳細は下記に掲載しているガイドブックを買ってね(ギャハ)。


ISW11F_20130113_161312507メイン展示を紹介する前に、同じところにある手鉾<プログレッシブナイフより>。赤松伸咲作。
正倉院に5振りのみある手鉾を再現したもの。通称鯰尾槍(なまずのおやり)。この鉾、先端部分は両刃なものの、途中から片刃になっているという珍しい作りになっています。



ISW11F_20130113_161201226そして、いよいよ岡崎城のメイン展示になるロンギヌスの槍です。三上貞直・橋本庄市共作。
作中でも大きなキーアイテムになったロンギヌスの槍。元々はキリスト教に出てくるもので、イエス・キリストを刺したローマ兵の名前から来たとされます。全長は332cm、重量は22,000g(22kg)で、ダマスカス鋼と呼ばれる複数の金属を層状に重ねた技法で作られた鋼で製作されています。
日本刀に見られる刃文はうっすらとしか見られないとのこと。一見するとこれが日本刀なのかと疑いたくなるのも納得。



ISW11F_20130113_162000362最大の特徴は、このらせん
DNAを模したものになっています。最初に2本の刀身を作り、その後柄に合わせて、ねじったという力技。



この岡崎城には、エヴァンゲリオン製作までの過程が紹介されています滅多に見られないテレビアニメ版の企画書も紹介されていましたよ。これを見るだけでも十分に価値があると思います。


ISW11F_20130113_162736623岡崎城の最上階にあった各キャラ揃い踏みPOP。
ここから眺める岡崎市内の景色は広々としていていいですよ。



ISW11F_20130127_212830368最後はエヴァショップからポストカード10種類入り
エヴァショップは家康館に2ヶ所、岡崎城に1ヶ所あります。そこでしか売っていない限定品もあるので、できれば3ヶ所全てを回ってもらってもいいかなと。会場に入る形ではないので、無料で入ることができるはずです(少なくとも岡崎城はOK)。



ISW11F_20130113_16542393おまけ。
岡崎公園前駅・中岡崎駅に帰る途中にあったビジネスホテルの広告。
・・・ペットな彼女がここにはいるんですか(ギャハ)!?<さくら荘違い。



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Posted by alexey_calvanov at 22:27Comments(0)TrackBack(0)

2013年01月25日

刀匠とヱヴァンゲリヲン⑤

ISW11F_20130113_160046768家康館から歩いて数分、岡崎城にやって来ました。
岡崎城は「ヱヴァンゲリヲンと日本刀展」の第二会場として、様々な展示がされています。葛城ミサト役の三石琴乃さんがしゃべるICレコーダーもここで借りられます。
岡崎城そばには、ヱヴァパイロットの立て看板が(笑)。



では、岡崎城に展示されている刀剣類の紹介です。とはいえ、私自身刀剣類に疎いので、詳細は下記に掲載しているガイドブックを買ってね(ギャハ)。


ISW11F_20130113_160744868まずは、プログレッシブナイフの中から、ごく一般的な剣型
渋いながらも鋭い刀身が光る一品です。



ISW11F_20130113_16082910同じくプログレッシブナイフ剣型<丸>。石田國壽作。山下いくとさんデザインのプログレッシブナイフを具現化したもので、作中では登場しなかったもの。



ISW11F_20130113_160811761こちらは、プログレッシブナイフ<角>。石田國壽作。梅花という名称が付けられています。
先程紹介した<丸>と同じデザインながらも、持ち手(柄)の違いで、こうも印象が違うとは・・・と感心しきりです。



ISW11F_20130113_161028188こちらは、隕鉄から鍛えた脇指。安藤広康作。
この剣は、約4億5000万年前にアフリカ南部に落ちてきたとされるギベオン隕鉄を使用したもの。元々鉄器はこういった隕鉄から作られたとも言われています。
ただ、日本刀製作においては、模様を生み出すための炭素が含まれていないので、製作には不向きなのだそうです。なお、今回は隕鉄を30%含有させているのだそうな。



ISW11F_20130113_160946464そして、ここから面・兜類の紹介をば。
こちらは、覚醒烈勢面。エヴァ覚醒のイメージに使用したもの。角以外は赤銅(しゃくどう)と言われる硬いながらももろい素材1枚で製作されています。



ISW11F_20130113_161017963そのイメージでできたのが、エヴァンゲリオン初号機 兜。赤松伸咲作。戦国武将化した初号機みたいだ(笑)。
なお、兜鉢は通常2~十数枚金属板を使うところをたった1枚で済ませたとのこと。



次回は、いよいよ岡崎城でのメイン展示の紹介です。


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Posted by alexey_calvanov at 23:48Comments(0)TrackBack(0)

2013年01月19日

刀匠とヱヴァンゲリヲン①

先日の3連休に、愛知県岡崎市にある三河武士のやかた家康館と岡崎城(共に岡崎公園内)で行われている「ヱヴァンゲリヲンと日本刀展」に行って来ました
この展示会は、『人気アニメと伝統の技の融合』をテーマにしたもので、同作品で登場するマゴロクソードなどの刀剣類を実際の世界で作ったらどうなるか・・・というのをやってみたといえばいいのでしょうか。
この主催の中には、岡山と香川をエリアにするテレビせとうちも入っているのですが、何でだろうと思って調べてみると、どうもこの刀鍛冶達が岡山の方々らしい。それゆえに、主催の中にテレビせとうちが入っているわけで、最初の展示もテレビせとうちのエリアである岡山で行われているわけです。


ISW11F_20130113_165910418会場となる岡崎公園の最寄りの駅になる名鉄名古屋本線の岡崎公園駅および愛知環状鉄道の中岡崎駅の前。
ここは、かつて放送されていた朝の連続テレビ小説(いわゆる朝ドラ)「純情きらり」の舞台になった味噌蔵があります(ちなみに、その看板の後ろが愛知環状鉄道の中岡崎駅)。



ISW11F_20130113_144018430岡崎公園駅・中岡崎駅から歩いて10分ほどで、第1会場になる三河武士のやかた家康館に到着します。
・・・実は、駅前の交差点を直進したら、岡崎城のそばに向かえるというのは、帰った時にわかった話(苦笑)。



ISW11F_20130113_143926186家康館の壁には、着物姿の女性キャラが小刀を持った姿の描かれたタペストリーでお出迎え恐ろ・・・いえいえ勇ましい(ニヤニヤ)。バックには今回のメイン展示とも言えるロンギヌスの槍が。



ISW11F_20130113_143904377ヱヴァシリーズ3機が岡崎公園にご登場。
園内や会場内にはこんなボードがいくつもありましたよ。



ISW11F_20130113_144058329この岡崎公園には、本多平八郎(本多忠勝)の銅像があります。
徳川四天王の一人として戦国時代に徳川家康の家臣として活躍しています。
なお、この本多平八郎の銅像は、三重県桑名市にもあり、本廟もそこにあります(岡崎公園には龍城神社というのがあり、そこでは祭神として祀られています)



ISW11F_20130113_15305245では、家康館の中に入ってみましょう。
入って正面には、ヱヴァ初号機が構えております。



ISW11F_20130113_155035980その隣には、タペストリーをバックにレイとアスカの等身大フィギュアが。
正直デキはイマイチ(ギャハ)。



この家康館と後に紹介します岡崎城で案内マイクの貸し出しが行われています。ナビゲーションは葛城ミサト役の三石琴乃さんで、貸出料は500円。ただし、一度家康館から出て岡崎城に向かう際(その逆もあり)には返却が必要ですが、貸出を証明する番号札をもらえますから、大切に持って行きましょう。
刀剣類の説明以外にも、ヱヴァンゲリヲンシリーズの説明なども行っています。あのセリフも入ってますよ(笑)。


次回は、いよいよ刀剣類の紹介です。


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Posted by alexey_calvanov at 23:40Comments(0)TrackBack(0)