FC岐阜、今日は長良川競技場でジェフユナイテッド千葉との一戦を迎えました。
ここに来て、岐阜は最も正念場とも言える試合を迎えることになりました。というのも、前回のホームである徳島戦に逆転負けを喫した後、アウェイ2連戦の京都サンガとは引き分け、Vファーレン長崎とは2-1の逆転負けを喫し、状況としては最悪な中、2012年以降勝ちに恵まれていない、裏を返せばラモス体制下では1回も勝っていない千葉との対戦になるわけです。しかも、守備で活躍を見せていた富士祐樹選手と青木翼選手がともに累積警告で出場停止と選手繰りにも苦しいと思われる中でのこの試合、正直勝てないかもしれないと思っていた試合でもありました。
この日、関東圏では木枯らし1号になったせいか、朝から少し寒い1日になりました。名古屋も岐阜もどちらも肌寒いどころか上着1枚羽織らないと寒いほどでした。屋台村には温かい飲み物がホットコーヒーしかないので、この時期温かい飲み物を常備してほしいものです。近くにあるセブンイレブンが無能すぎるので(泣)。
さて、会場に着いた時に目に付いたのは、プレハブや仮設トイレ。どうやらプレハブは更衣室関係のものらしく、仮設トイレはトイレ関係のメンテナンスで使用するようです。
競技場も何かしらの改修を行うのですかね、席以外にも。確かトイレはJ1基準に達していないというのを見たような・・・。まぁ、早いこと対策は練っておいた方がいいわね。
今日の試合は、中津川市のホームタウンデーということで、リニア新幹線の模型が登場。中津川は岐阜で唯一の停車駅で、名古屋の次の駅になります。
ここでちょっとしたものを買ったのですが、それはまた後日。
こちらは、アウェイ席のジェフサポーターの皆様。そこには、「岐阜 恩田社長 負けるな!」という激励の横断幕が。
病気の中でも社長業に奮闘している恩田社長への激励、本当にありがとうございます。ただ、欲を言えば、恩田社長の見る前で掲げて頂ければ、とも。それでも、これだけのことをして頂けただけでも感謝しなければ。
ちなみに、その後ここには、「勇気!400試合出場おめでとう」というジェフ所属の佐藤勇気選手への横断幕に代わりました(試合前には引っ込められる)。
ピッチ前にやって来た恩田社長。
この日はハロウィン前ということもあり、仮装パレードが行われたのですが、その前にはホーム応援席をじっと見ていました。応援席を見て彼は何を思ったのでしょう。近くにはテレビカメラがあったので、恐らくスカパーで中継されていたのではないのかと。
そして、肝心要の試合ですが、今年の岐阜の試合の中では積極的に攻め、1点を獲るんだという気迫あふれるプレーが見られました。ほとんど枠外のシュートで終わるか、最終防衛ラインを突破できないという結果ではあったものの、とにかく積極的に動けば、「待てば海路の日和あり」という慣用句のように、いい結果が待っているのではと信じ見ておりました。
後半もジェフに押されながらも、岐阜は攻撃の意識を切らさず前へ前へと攻め立てました。そうしたら、後半37(82)分にディフェンダーの岡根選手が突っ込んで貴重な得点をゲット!引き分けでも上等と思っていた私の弱気を戒めるように、弾丸シュートが決まったのです。
得点後、残り約10分を危ないシーンはあったものの死守し、1-0で貴重な勝ち点を3年間勝てなかったジェフからもぎ取ったのです。この勝利は非常に貴重な3点になります。何せ、他会場では残留を掛けて勝ち点を積み上げた、中でも降格圏内にいる大分が札幌に勝ち、3点を積み上げていただけに、なおのことです。
・・・しかし、岡根選手の試合後インタビュー、マネージャー2人(この日の試合にはFC岐阜マネージャーの伊藤寧々さんとJリーグ女子マネージャーの佐藤美希さんが来場していた)にいいところを見せられた?モウ、オカネサンスケベネ(ギャハ)!
これで、岐阜は連敗を2で止め、残り試合にJ2残留を掛けることになりました。
次はアウェイで愛媛FC戦。その次はホームでファジアーノ岡山戦になります。双方とも昇格プレーオフに残るために死に物狂いで挑んでくるものと思われます。少なくとも勝ち点を積み上げられる試合運びをしてほしいものです。
あとは、ラモス監督が述べていましたが、何とか長良川を1万人の観客で埋めてあげたいものです。
ナイトマッチは今日の試合で終わり、次回の岡山戦は薄暮マッチ(16時開始)で、最終戦のアビスパ福岡戦は14時開始になります。寒くはなるでしょうけど、夜の寒い試合ではないので、チケット半額という後押しもあることですから、岐阜県内の方、それ以外でも岐阜ファン・サポーターの皆様、よろしければラモス監督の願いを少しでも叶えてあげましょう。
J2残り試合あと4。最下位との勝ち点差は9。入れ替え戦順位との勝ち点差は4。