2015年10月25日

FC岐阜観戦記2015 第18節 3年ぶりの勝利

FC岐阜、今日は長良川競技場でジェフユナイテッド千葉との一戦を迎えました
ここに来て、岐阜は最も正念場とも言える試合を迎えることになりました。というのも、前回のホームである徳島戦に逆転負けを喫した後、アウェイ2連戦の京都サンガとは引き分け、Vファーレン長崎とは2-1の逆転負けを喫し、状況としては最悪な中、2012年以降勝ちに恵まれていない、裏を返せばラモス体制下では1回も勝っていない千葉との対戦になるわけです。しかも、守備で活躍を見せていた富士祐樹選手と青木翼選手がともに累積警告で出場停止と選手繰りにも苦しいと思われる中でのこの試合、正直勝てないかもしれないと思っていた試合でもありました。

この日、関東圏では木枯らし1号になったせいか、朝から少し寒い1日になりました名古屋も岐阜もどちらも肌寒いどころか上着1枚羽織らないと寒いほどでした。屋台村には温かい飲み物がホットコーヒーしかないので、この時期温かい飲み物を常備してほしいものです。近くにあるセブンイレブンが無能すぎるので(泣)。


SHL23_1999さて、会場に着いた時に目に付いたのは、プレハブや仮設トイレ。どうやらプレハブは更衣室関係のものらしく、仮設トイレはトイレ関係のメンテナンスで使用するようです。
競技場も何かしらの改修を行うのですかね、席以外にも。確かトイレはJ1基準に達していないというのを見たような・・・。まぁ、早いこと対策は練っておいた方がいいわね。



SHL23_2000今日の試合は、中津川市のホームタウンデーということで、リニア新幹線の模型が登場中津川は岐阜で唯一の停車駅で、名古屋の次の駅になります。
ここでちょっとしたものを買ったのですが、それはまた後日。



SHL23_2001こちらは、アウェイ席のジェフサポーターの皆様。そこには、「岐阜 恩田社長 負けるな!」という激励の横断幕が。
病気の中でも社長業に奮闘している恩田社長への激励、本当にありがとうございます。ただ、欲を言えば、恩田社長の見る前で掲げて頂ければ、とも。それでも、これだけのことをして頂けただけでも感謝しなければ。
ちなみに、その後ここには、「勇気!400試合出場おめでとう」というジェフ所属の佐藤勇気選手への横断幕に代わりました(試合前には引っ込められる)。



SHL23_2002ピッチ前にやって来た恩田社長。
この日はハロウィン前ということもあり、仮装パレードが行われたのですが、その前にはホーム応援席をじっと見ていました。応援席を見て彼は何を思ったのでしょう。近くにはテレビカメラがあったので、恐らくスカパーで中継されていたのではないのかと。



SHL23_2004そして、肝心要の試合ですが、今年の岐阜の試合の中では積極的に攻め、1点を獲るんだという気迫あふれるプレーが見られましたほとんど枠外のシュートで終わるか、最終防衛ラインを突破できないという結果ではあったものの、とにかく積極的に動けば、「待てば海路の日和あり」という慣用句のように、いい結果が待っているのではと信じ見ておりました

後半もジェフに押されながらも、岐阜は攻撃の意識を切らさず前へ前へと攻め立てました。そうしたら、後半37(82)分にディフェンダーの岡根選手が突っ込んで貴重な得点をゲット!引き分けでも上等と思っていた私の弱気を戒めるように、弾丸シュートが決まったのです。
得点後、残り約10分を危ないシーンはあったものの死守し、1-0で貴重な勝ち点を3年間勝てなかったジェフからもぎ取ったのです。この勝利は非常に貴重な3点になります。何せ、他会場では残留を掛けて勝ち点を積み上げた、中でも降格圏内にいる大分が札幌に勝ち、3点を積み上げていただけに、なおのことです。


・・・しかし、岡根選手の試合後インタビュー、マネージャー2人(この日の試合にはFC岐阜マネージャーの伊藤寧々さんとJリーグ女子マネージャーの佐藤美希さんが来場していた)にいいところを見せられた?モウ、オカネサンスケベネ(ギャハ)!



これで、岐阜は連敗を2で止め、残り試合にJ2残留を掛けることになりました
次はアウェイで愛媛FC戦。その次はホームでファジアーノ岡山戦になります。双方とも昇格プレーオフに残るために死に物狂いで挑んでくるものと思われます。少なくとも勝ち点を積み上げられる試合運びをしてほしいものです。
あとは、ラモス監督が述べていましたが、何とか長良川を1万人の観客で埋めてあげたいものです。
ナイトマッチは今日の試合で終わり、次回の岡山戦は薄暮マッチ(16時開始)で、最終戦のアビスパ福岡戦は14時開始になります。寒くはなるでしょうけど、夜の寒い試合ではないので、チケット半額という後押しもあることですから、岐阜県内の方、それ以外でも岐阜ファン・サポーターの皆様、よろしければラモス監督の願いを少しでも叶えてあげましょう。


J2残り試合あと4。最下位との勝ち点差は9。入れ替え戦順位との勝ち点差は4。


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Posted by alexey_calvanov at 23:57Comments(0)TrackBack(0)

2015年04月26日

FC岐阜観戦記2015 アウェイ編 その2 晴れ渡った空は近くて遠い

今日、FC岐阜はアウェイでアビスパ福岡と対戦しました。
岐阜は現在悪夢の6連敗中。東京ヴェルディ戦・栃木SC戦で不運な負け方をしているだけに、今回の戦いが正念場何とかして相性の悪い福岡戦で反転攻勢のきっかけをつかみたいところです。


SHL23_1369そんなわけで、私は朝も早よから家を出て、県営名古屋空港から福岡空港へ。そこから出ているシャトルバスに乗り込んで、レベルファイブスタジアム(東平尾公園博多の森球技場)にまでやって来ました。
このスタジアムはレベルファイブが2008年に命名権を取得。以後3年ごとに更新をしており、現在は3期目になります。
・・・しかし、それにしても思った以上にデカい
なお、シャトルバスの停車場はもう少し先のところにある。丁度アウェイサポーターの入場口前あたり。



SHL23_1370前の写真にある階段を上ってすぐのところにある「PIM PAM POOM(ピン パン プーン)」。サッカープレー中の動きと試合運びの様子を表現したものだそうな。
作者はフェデリカ・マッタさん(フランスの芸術家だそうで)で1997年に設置されました。



SHL23_1374スポンサーがレベルファイブということで、やはりいました「妖怪ウォッチ」スタジアム内のトイレにもいますよ(汗)。
・・・サッカーなんだから「イナズマイレブン」じゃないのかと言いたくなるけれども、流行りに乗った方がいいに決まってる(笑)。



SHL23_1368アウェイ側に行くと、遥か遠くから来た私達に泣かせるのぼりが・・・。
岐阜もこれくらいやろう。



SHL23_1375そしてアウェイの私達にここまでするのか、その2
・・・ただ、最後の一言だけが余計だ(爆)。



SHL23_1376ピッチは、きれいです。うん、きれい。
まぁ、ことわざにもありますからね。『隣の芝は青く見える』と(苦笑)。



SHL23_1384こちら、アウェイサイドの岐阜サポーターの面々
屋根側の福岡サポーターとファンのいる席(Aホーム自由席。ほとんどがバックに集中)はほぼ満席だったのに対して、岐阜はアウェイ席の1/4も埋められなかったのではないのかと。まぁ、仕方がない。岐阜ないし名古屋から来るのは大変ですから。カネもかかるし時間もかかる。おまけに日曜の昼なのですから。



SHL23_1388サポーター達の応援風景。これは試合前のウォームアップあたりだったかと。



SHL23_1392その試合はというと、双方攻撃的な面を見せていた中、やはり福岡が主導権を握りかかったようにも見えていました
ところが、前半27分に数少ないチャンスをレオミネイロ選手がJ初ゴール、しかも難波宏明選手以外で初めてのゴールとなりました。

でも、ただで福岡は終わってくれません前半41分に城後寿(ひさし)選手に決められ追い付かれることに。

それでも、岐阜はあきらめませんでした。後半15(60)分に岡根直哉選手が決めて逆転。イケると思った後半22(67)分に中原貴之選手に再度決められ、そのまま試合終了。惜しい引き分けになりました。



SHL23_1393この日の福岡は快晴。この晴れ渡る青空のように暗いトンネルを抜け出せたかと思ったのですが、その青空は福岡と分け合うことになりました。



総じて一時期の悪い雰囲気は脱したと思います。特に難波選手がダメな時でも点を取れるようになったのはいいきっかけになると思います。まずほめるべきはレオミネイロ選手。前の試合から少しずついい動きを見せるようになりました。今日の試合では積極的に点に絡もうとする姿が印象的で、かつフォワードでありながら守備もよかったと思います。
その守備面ではほんの一瞬の隙を突かれることがまだあり、最終ラインを越えられることがしばしば正直な話、全員守備でもいいと思います。一時期のザル守備ではなくなったものの、個人で守備の意識を高める時期に差し掛かっていると思います。ただ、ヘニキ選手がいなかった前半でも1点に抑えられたのは収穫。だからこそ、後半のヘニキ選手がいたのに1点を取られたのが非常にもったいなく感じました


とはいえ、ようやく攻守の軸が噛み合いだした感のある岐阜。連敗を止めたとはいえ、まだ引き分けの状態なので、まだ負けると球団記録になりかねません
次(4/29)のホーム(長良川競技場)となるV・ファーレン長崎戦でさらなる飛躍を遂げるだけでなく、勝ちを得てほしいと思います。しばらく連戦でホームに戻った後は再び北九州(福岡)で戦うという何とも無駄な動きを伴う移動を経なければならないけれども、ここで踏ん張れば、活路はあるのではないかと感じています


もう一息、活路はあるぞ、FC岐阜。


さて、スタ飯の話題が全く取り上げられていないのではと察したあなたは鋭い(笑)。次回スタ飯紹介をしていきたいと思います。結構美味しいものが揃っていたよ(ニヤニヤ)。


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Posted by alexey_calvanov at 23:59Comments(0)TrackBack(0)