中日ドラゴンズの岩瀬仁紀選手が前人未到の記録となる1000試合登板を達成しました。999試合が中継ぎなどのリリーフ登板ではあるものの、ほぼ毎日投げ続けることがいかに大変なのかは見ている誰もが疑わないでしょう。
先日引退を表明し、残りも今回の試合を入れても4試合。しかも最後のホーム3連戦ということで、恐らく引退を表明した浅尾拓也選手も荒木雅博選手も登場するものと思われました。
実際、この日の試合の決め手になったのは、代打で登場した荒木選手でしたし、試合を〆たのも抑えで登板した岩瀬選手、かつての全盛期の中日の野球が垣間見えたと思います。この野球を見た若手選手は、今の自身の戦いに対しどう思ったんでしょうかね。ふがいないと思えば及第点、何とかしよう絶対優勝するための柱になると思って明日以降戦えば合格点でしょうかねぇ・・・。
土日にホームの最後の試合が控えています。もうクライマックスシリーズ進出が厳しい状況であるとはいえ、今年はもつれているので、まだ一縷の望みがあると感じたのではないのでしょうか。
最後に、前人未到の記録達成おめでとうございます。最後に若手選手に生き様を見せられたのではないかと思います。まだ試合はあります。まだ投げるチャンスはあるはずです。これで終わりではなく、最後まで若手選手の見本であって下さい。