2011年09月27日

これからは一宮もゲーム機製造の拠点の一つになるのか

愛知県一宮市。モーニングサービスの発祥の地とも言われていますが、有名なところでは、繊維業。古くからここで作られた糸が一宮を含めた全国で着物や衣服になったりしていました
ところが、外国から安い糸や衣服が作られたことから衰退していきました

その窮地を救ったのがソニー。ソニーは1970年代から入れ替わるような形で、旧木曽川町沿いに工場を建て、ソニー一宮(後にソニーEMCSの一つソニー一宮テックに業態変更)として稼働しカラーテレビの生産を開始しました。
しかしながら、テレビの安売り競争などによるソニーの業績の悪化で、徐々に縮小され、2009年には閉鎖。一宮テックの業務は隣にある稲沢市の稲沢テックに集約されました。

その後、大きな土地だったことからしばらく放置状態が続き、一時は一宮市が購入するという話さえも出ていたといいます


そんな中、ゲームメーカーのコナミ(コナミグループ)が、同所跡地を取得したことが明らかになりました
現在コナミは東日本(神奈川県座間市)と西日本(兵庫県神戸市)に製造工場及び流通拠点を持っていますが、今年3月に起こった東日本大震災とそれに伴う福島第一原子力発電所事故による計画停電の危機や節電対策によって、双方の稼働に不安が持たれたため、バックアップ的な意味を持たせるために、今回偶然にも空いていた旧一宮テックに目を付け、買収したというわけです。

これにより、コナミは東名阪の3地域に工場を抱えることになり、仮に今回のような地震が起こっても、いずれかの工場でバックアップが取れ稼働できるようになるとのことだそうです。


個人的にはうれしいですね。ゲーム機やPS3などのソフトがもしかすると一宮から生産されたんだと思うと、ちょっとばかり胸熱ですねぇ。是非とも末永く一宮のために貢献して頂けたらと思います。


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Posted by alexey_calvanov at 22:49Comments(0)TrackBack(0)