とハガキ愛好家から不満の声が漏れてきそうだわ。今年亡くなった永六輔さんなら、激昂していてもおかしくないだろうね・・・。
来年6月から、普通はがきが現行の52円から10円値上がりし、62円になります。定形外郵便も郵便局が定める規格(長辺34cm以内・短辺25cm以内・厚さ3cm以内、および重さ1kg以内)外のものは値上がりし、80~150円上がるそうです。ゆうメールも規格(定形外郵便の規格と同じ)外のものは85~100円値上がりになるそうです。
ただし、年賀はがきに関しては、来年12/15~再来年1/7までに「年賀」と書いて送ったものは、52円で据え置かれるとのこと(恐らく年賀はがきそのものも52円になるのではと思われ)。封書に関しては、定形の82~92円は、そのまま維持されるそうです。
どうしてここまで値上げラッシュになったのかというと、早い話が誰もハガキを送らなくなってきたから。かつ人件費の上昇が合わさったのも引き金になっています。
郵便事業の黒字維持を図るために、消費税増税以外での値上げを23年ぶりに断行することになったそうです。ちなみに、一番の赤字が、他ならぬ普通はがきだったりする。
郵便局は人件費カットのために、来年から1/2の配達を13年ぶりに取りやめるなど、黒字確保に余念がありません。そうしないと、来年度には赤字に転落し、郵便業務そのものが窮地に陥るからとも。
サービス安定のためとはいえ、この上がり具合は厳しいねぇ。ゆうメールやゆうパックのような宅配事業(およびそれに近いもの)は、今後も減ることはないのでしょうけど、ハガキに関しては、電子メールに需要を奪われるのではないのかなと思います。年賀はがきも減ったと言いますから、いずれ無くなるのかねぇ・・・。