この作品は、秋から始まったテレビ東京の深夜アニメ枠の一つで、唯一TXN全局+BSテレ東で放送されています。AT-Xも含めると、テレビ東京系の会社が抑えていると言ってもいいでしょう。ただ、広井王子さんが関わっているのが気掛かり。昔は泣く子も黙る有名クリエイターだったんですけど、最近は老害になっているというのかコーラの飲み過ぎだろうと思わせる部分が強くなっておりまして、不安でなりません。
あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。
空から黒い隕石が落ちてきてから、人間は音楽を奏でることができなくなった。というのも、異形の怪物がその調べと好反応を示し、惹かれてしまうからだ。
しかし、音楽を力とする少女達とその少女達を指揮し導く者とが連携することで、畏敬の怪物に立ち向かうことができるようになってきた。
時は2047年のアメリカ。異形の生物との抗争で荒廃したこの国に、ニューヨーク目指す一行がいた。その一行に待ち受ける運命とは・・・。
というふう。
初回は、音楽を奏でると異形の生物が襲い掛かってくるとかそれを打ち砕く音楽が存在するとかが短い時間の中で丁寧に説明されていたのと、それを行っている一行が、言うことを聞かないガキんちょを引率する先生のような格好になり、それが滑稽でなりませんわ(戦闘時はピカイチなのに(苦笑))。中でもムジカートと呼ばれる音楽によって戦闘力を高める少女が、人間のようで人間でないからか、人間の行動そのものに無駄があるように思っているらしい。そんな内面もしっかり描かれていたので、広井さんは今回頑張ったのかなと。
見せる部分も設定の部分もよくできていたので、この作品は今後期待が持てそうです。なお、字幕放送なので、物語を追い掛けやすいのも好評価ですね。
放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。

