2024年04月23日

やっぱり混セだ

プロ野球が開幕して、20試合ほどになるのですけど、パリーグは福岡ソフトバンクホークスがやや飛び出し気味なのに対し、セリーグは混戦模様になっているようです。
唯一混セの波に乗り切れていない東京ヤクルトスワローズ以外は、首位を窺ったり、首位に立ったりという状況で、1位~5位のゲーム差が各0.5というふう(5位と6位のゲーム差は2.0)。つまり、直接対決で下の順位のチームが勝とうものなら、ひっくり返ってしまう状況なのです。
そんな混セの中で、一時中日ドラゴンズが8年ぶりの首位ということで、色めき立っていましたけど、あっという間に5連敗で3位。ああ、いつもの中日だ(ニヤニヤ)。<この人、アンチ中日だった(爆)。

その他、一時は5位に落ちていた読売ジャイアンツも2位に上がっているし、最下位付近にいた阪神タイガースは1位に、広島東洋カープも4位まで上がってきた序盤好調だと思っていた横浜DeNAベイスターズは5位に落ちてしまい、このまま低空飛行するのか心配ですけど、中日があの調子なら、上に上がれますよ(ニヤニヤ)。<この人(以下略)。


野球に関して言えば、混戦になればなるほど面白いと思っている節があるので、昨今パリーグ人気を取られてしまっていることを考えれば、セリーグは常に混戦で、どこか抜け出るのか最後までわからない試合をやってくれた方が面白いと思いますよ。まぁ、中日は今年も<こ(以下略)。


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2017年09月14日

セ・パ両リーグのアベック優勝、ワンチャンあるで(白目)!

今日マツダスタジアムで行われた広島東洋カープ×横浜DeNAベイスターズの一戦と阪神甲子園球場で行われた阪神タイガース×読売ジャイアンツの一戦。広島が勝ち、阪神が負けると、広島の優勝が決まるという一戦になりました。


マツダスタジアムの試合は、広島が勝ち、マジックは1に減ったものの、阪神×巨人の試合がなかなか終わらない土壇場で巨人が追い付き、延長戦に入ったからです。
ファンはマツダスタジアムでその瞬間を待ったものの、残念ながら延長12回まで至っても巨人の攻撃がふがいないため、2-2のまま試合終了9回表でドリス選手を打ち崩せていれば、巨人勝てたのになぁ・・・。

もう阪神空気読め(ギャハ)!そう心の声がねじり出そうになりましたけど、実は、9/16からの東京ヤクルトスワローズとの2連戦はマツダスタジアムで開催とのことなので、少しは溜飲が・・・と思ったら、台風襲来する言うとるやんけ!その後は、甲子園で阪神との試合もしヤクルトの2連戦が中止になったら、甲子園で決まることになるでしょう。やっぱり阪神空気読め!久方ぶりの優勝の時はビジターだったんだから、ホームで優勝させてあげたいのよ・・・。


対してパリーグは福岡ソフトバンクホークスで決定でしょう。今日の試合(オリックスバファローズ戦)も勝ち、対象になる東北楽天ゴールデンイーグルスが負けたので、マジックは1。こちらも9/16からの埼玉西武ライオンズとの3連戦で決まるでしょう。ただし、ソフトバンクはビジター優勝になるのは確実ですが。


ということは、上手く行けば9/16以降にアベック優勝になる可能性も秘めています。アベック優勝は中々できないので、面白い歴史の1ページを残してあげたいですわ。


台風が何とかならんかなぁ・・・。速度は遅いので雨風が酷くて中止というふうにはならなさそうですけど、雨は降りそうだもんなぁ・・・。


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Posted by alexey_calvanov at 23:53Comments(0)

2016年10月29日

最後は大逆転で日本ハム日本一

プロ野球日本シリーズ第6戦、広島東洋カープ×北海道日本ハムファイターズがマツダZoom-Zoomスタジアムで行われました


試合は、1回表にいきなり西川遥輝選手の目の覚める3塁打で始まり、その後岡大海選手のショート強襲の内野安打(ちょっと捕り損ねているようにも見えるんだよねぇ・・・)で先制します。
しかし、この試合はシーソーゲームの様相を呈し、2回裏に広島逆転、4回表に日本ハムが再度逆転。そこから5回表と6回表に広島が追加点を重ね、勝負は五分五分になっていました

そして、8回表に広島はジャクソン選手を登板させ、杉谷拳士・市川友也両選手を抑え、盤石の投手リレー・・・と思ったところで落とし穴が待っていました。
西川・中島卓也・岡3選手の連打の後、中田翔選手にはストレートの四球で押し出し。ここに来て、日本シリーズ全試合登板していたジャクソン選手の疲れが一気に出たんだなと思わされましたね。その後はネクストバッターズサークルに立っていた大谷翔平選手を引っ込めて投手のバース選手がそのままバッターボックスに立ったのですが、ジャクソン選手は投手ということで3球棒球でも抑えられるだろうと高をくくっていたのでしょう見透かされたのか、きれいなセンター前ヒットで追加点。そして、とどめはレアード選手の満塁弾。ここで勝負あり。日本ハムが10年ぶり3度目の日本一を勝ち取りました。


広島はジャクソン選手が全てでしたね。普通の登板なら試合をぶち壊したと非難轟々だったんでしょうけど、今日で5試合連続登板でしたからね。移動日を挟んでいたとはいえ、疲労はピークになっていたと思いますわ。正直ジャクソン選手以上もしくはジャクソン選手クラスの投手がいればなと思わされたことでしょう。一岡竜司選手とかもいただろうに・・・。

そして日本ハムは個人的には西川選手にMVPをあげたかったですね。第5戦のサヨナラ満塁本塁打に今日の猛打賞は得点に繋がっていたのもあるのにね。美味しいところをレアード選手が持っていたように感じるもの(苦笑)。


最後に、広島は本当に強かった来年も戦うことになったら、相当苦労させられるだろうなぁ。来年も是非優勝の狙えるチームになって下さい。
そして日本ハム日本一おめでとうございます。よく戦ったと思います。福岡ソフトバンクホークスから神懸った優勝劇もすごかったですけれども、2連敗の後に4連勝とよくチームを立て直したなと思います。素晴らしかったです。


・・・さ、明日はシャウエッセン買ってくるか(ニヤニヤ)。


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2016年10月27日

いや、その勝ち方はおかしい。

のび太「陽がフライアウトだろ。そしたら賢介が四球だろ。」
のび太「次が市川だから送りバントだろ。」
のび太「中島卓也が粘るだろ。」
のび太「岡に死球を出す頃には、相手ががっくりして打たせてもらえるだろ。」
のび太「これじゃ、西川がサヨナラを打つのもあたりまえだ。」
実況「打球はスタンドまで伸びたー!サヨナラ満塁ホームラーン!!」
ドラえもん「いや、その勝ち方はおかしい。」


・・・こんなの絶対おかしいよ→だがちょっと待って欲しい→逆に考えるんだ、とも取れそうな試合だったわ(爆)。


プロ野球日本シリーズ第5戦、北海道日本ハムファイターズ×広島東洋カープは、いつもと違い、18:00(シーズンのナイター開始時間と同じ)に始まりました。

試合は、広島が先制し、第1戦で好投したジョンソン選手が再び好投するという流れで進んでいきました第3戦・第4戦で、サヨナラ・逆転といった負け方をしても、広島はめげないんだ強いんだと思っておりました。この試合で勝てば王手になるというのも影響しているのでしょうね。

ジョンソン選手は6回まで無失点で投げ切り、さあ今度は継投陣の番だ・・・となった時、日本ハムは変わりっ鼻を待ってましたとばかりに攻め込みます7回裏に中島卓也選手のヒットと岡大海選手の犠牲フライで同点に追い付きます。

日本ハムは先発の加藤貴之選手がダメだったのに、後続で切り抜けた感がありましたね。特にシーズン不安定だったメンドーサ選手が抜群のキレで5回1/3を投げ抜いたのが大きかった栗山英樹監督が三顧の礼で待っただけの選手だと思ったけど、いつもこのピッチングをやってくれよと言いたくもなった(苦笑)。

そして9回裏、ドラえもんもおかしいと思った(笑)西川遥輝選手の逆転サヨナラ満塁ホームランに繋がるわけです。
だって、西川選手ってホームランバッターじゃないのよ(苦笑)。ここは粘って四球待ちか内野の頭を越えるシングルヒットでもいいわけよ。それができる選手ですからね。もしかしたら、その前の岡選手への死球にナイン全員が飛び出したことも関係しているのかもしれないですね。あれで火が付いたのかもしれないですわ。でも、だからってサヨナラ満塁ホームランはおかしい(ギャハ)。でも逆に考えれば、あの死球がなければ、どうなってたんだろうな。あそこまでヒートアップするようなことになっていたのだろうかなぁ。逆に岡選手が決めていたかもしれないね。ここまで好調な感じだったし。


しかし、日本ハムは劇的と言うにはあまりにも陳腐な言葉で勝ったと言わないといけないのが申し訳ないと思えるくらいの最高の勝ち方で広島に向かいますマツダZoom-Zoomスタジアムなため、広島ファンの猛烈な声援に再び悩まされることでしょう。
土曜日の天候次第ですが、第1戦のように雨交じりの天候でなければ、大谷選手で勝てると思いたいです。その時の相手が黒田博樹選手になれば、最高の決戦になるんですけどねぇ。予告先発が楽しみだわ。いや、双方が示し合わせたようなふうになってもいいから、そうなってくれ(ニヤニヤ)。


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2016年10月25日

死闘・激闘・いい試合

プロ野球日本シリーズ第3戦、北海道日本ハムファイターズ×広島東洋カープは札幌ドームに舞台を移して3連戦となります。ただ、マツダZoom-Zoomスタジアム(広島市民球場。以下マツダスタジアム)で広島が2連勝しているだけに、今日の試合で3勝目となれば、一気に決められて3連目を迎えずに終戦となるかもしれません。
というのも、今日の広島の先発は黒田博樹選手先日引退発表を行い、この試合が事実上の最終登板になるかもしれないからです。自身初の日本シリーズでの登板でもあるので、思うところもあるでしょう。


試合は1回裏に日本ハムが先制したものの、2回表にすぐ広島が逆転黒田選手もいいピッチングをしていたものの、6回2アウトで身体の不調を訴え降板となりました。
その後、このまま広島が逃げ切るのかと思っていたら、8回裏に中田翔選手が逆転のタイムリーを放ち逆転。日本ハム、このまま逃げ切れると誰もが思っていたら、谷元圭介選手が乱調という誤算が発生し、再び逆転にされてしまいます。2アウトまで抑えていただけに残念&もったいない・・・。

再び振り出しに戻されたので、もしかしたら引き分けになるんじゃないかと思って食い入るようにテレビを見ていると、10回裏に作ったチャンスを大谷翔平選手がインコース低め、見逃したらボールだったと思しき球を打ち返し、ライト前のタイムリーに。こちらも推測ですが、ギャンブルスタートをしていたと思われる西川遥輝選手が帰ってきて、サヨナラ勝ちとなりました。


やっぱりホームゲームになると違うわ。今回の日本シリーズほど、ホームの声援が重要になるとは思ってもみなかった。だって、マツダスタジアムの時でも約3万の広島ファンが取り囲むように応援しているんだもの。これは広島の選手の大きな力になるはずですわ。そして今回の札幌ドーム、約4万の日本ハムファンがほぼ360゚取り囲むようにいるわけですから、これで勝てないわけがない。
しかも今回サヨナラで勝ったのも大きいし、あの黒田選手から勝てたのも大きい広島の精神的支柱を打ち倒し、かつ延長で勝ったというふうだから、勢いが結構付く勝ち方だと思います。


明日以降、広島優勢だった流れがどう変わるのかも気にしながら見ていこうと思います


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2016年10月17日

広島はどーんとチャーター、日本ハムはいつもの定期便

日本シリーズ進出を決めた広島東洋カープと北海道日本ハムファイターズ、2球団の選手達の待遇の違いがちょっとした話題になっています


25年ぶりに日本シリーズ進出を決めた広島は、1日2本しかない札幌(新千歳空港)への定期便のことを考慮して、ファンが寄付してくれた、いわゆる樽募金を元手にして、チャーター便を確保したとのこと。その金額は1000万円(往復)
カネが無いと言われていた広島にしては本当に大盤振る舞いといえる金額です。マツダスタジアムに変わってから、いい意味で儲かる球団になったんでしょうね。ドジャースに行った前田健太選手の移籍金もあるのでしょうけれども。

いずれにしても、この好循環は維持したいですし、使うべきところに使うのが本当大切だとも思います。あとは還元するのも大事だけど、いざという時のためにも貯金もしておくんやで(ニヤニヤ)。


で、今回チャーター便にしたのは、選手の疲労軽減のため。また選手やスタッフ達だけで独占して使えるというメリットもあります。特にガタイのいい選手はシート1席では狭く感じることもあるそうなので、2席使えるのは選手としても楽でしょうね。


対して、日本ハムは定期便を使っての移動になるとのこと。カネを絞りたいのか、2回しか移動しないと踏んでいるのか、真相は不明ですけれども、この待遇の差が後々どう響くのかも気にしながら、日本シリーズを見るのも面白いかもしれないですね。


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2016年10月15日

広島「ごめん、お先に」

プロ野球、クライマックスシリーズ・セの第4戦、広島東洋カープ×横浜DeNAベイスターズが行われ、広島が8-7で勝ち、通算成績を4勝1敗(うち1勝は優勝アドバンテージによるもの)とし、広島が日本シリーズ進出を決めました
実は、テレビ中継は全国的にパリーグの方に目が向かってしまっており、あのNHKのBS放送でさえサブチャンネルでも行わず・・・というふうでした。なので、地元民(広島に住んでいる人だけが全戦観戦可能だったらしい)以外はなかなか見られず、ラジオ中継かCS(J・SPORTS)だけというふうだったので、詳細はあまりわからないのですが、スポーツ中継を見ている限り、最終戦になった今日の試合は乱打戦の末勝ちを収めたそうです。

最後はDeNAが一矢報いた感じでしたね。第3戦もDeNAの打線が少し奮起して勝ちをもぎ取っています。黒田博樹選手から取っただけに、勢いになったんでしょうね。
広島としては、勝てる投手で落とすことだけは避けたいでしょう。特に投手をけん引してきた黒田選手で起こったものですから、ショックはデカいでしょう。でも、これが勝ち星を稼いでいたジョンソン・野村祐樹両選手だとしたら、想像を絶することになるんでしょうね・・・。パリーグは少しでももろさを見せると、そこを突いてくるので、気を付けた方がいいですよ。
打線に関しては、あまり落ちている印象がないので、今後引っ張るとしたら打線がカギになるでしょう。


ともあれ、広島が日本シリーズ進出したのは、めでたいことです。本当におめでとうございます。


なお、クライマックスシリーズ・パはというと、今日決めると気色ばんでいた北海道日本ハムファイターズが福岡ソフトバンクホークスに負ける結果(2-5)となり、あの勢いはどこへ・・・という有様(泣)。できれば明日で決めて、明後日先発とされる大谷翔平選手への負担を減らしたいところですけれども、土壇場でのソフトバンクに強さは侮れないので、投打が一体になって挑まないと足元をすくわれるような予感(汗)。


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2016年09月10日

広島、四半世紀ぶりの優勝

12球団で最も遠くにあった優勝をやっとつかみ取った広島東洋カープ。試合も苦難の歴史とそれを打ち破ろうとする選手達の躍動を感じ取れるものになっていました。


序盤は黒田博樹選手の失投で坂本勇人選手にスタンドギリギリのところにホームランを打たれ、嫌なムードが流れたものの、3回表に菊池涼介選手が放ったショートゴロの当たりがイレギュラーバウンドしたのか、坂本選手の膝直撃のエラーを誘い、それを見逃さなかった田中広輔選手は一気にホームにまで帰還。反撃ののろしを上げると、広島打線の粘りの打撃に肉体的にも精神的にもダメージを蓄積されたマイルズ・マイコラス選手は徐々に投球リズムを崩され、4回表に鈴木誠也・松山竜平両選手にホームランを浴びせられ、逆転を許す結果になります。
その後マイコラス選手は5回表に鈴木誠也選手に再びホームランを浴び、この回まで144球も投げされられることとなり、その裏に代打(堂上剛裕選手)を送られることでマウンドを去る格好になりました広島の戦術にハマった格好で足元をすくわれ、最終的には自滅したとも取れる内容でした。

巨人もホームグラウンドで優勝シーンという屈辱を味わいたくないと追いすがるものの、黒田選手の粘投とナインの頑張り、そして6回・8回の追加点によって徐々に突き放し、継投策も1失点はありながらも無事機能して、4-6で逆転勝ち今年の広島を象徴する形で優勝を成し遂げました。


マジックの出てからの広島は、まさに「神ってる」強さでその数を減らしていきました。マジック対象だった巨人の失策によって減らした側面もあるものの、それでも広島は自力で急速に減らしていきました。2週間くらいで優勝まで突き進んだのは、これまでにない強さだったと思います。

優勝の際の黒田・新井貴浩両選手のベテランが感極まって涙を流している姿にもらい泣きをしそうになりましたよ。それだけ苦難だったことも野球を知っている人ならよーくわかります。


ちなみにパリーグは、昨日(9/9)に北海道日本ハムファイターズが再度首位を奪取。今日の試合でも東北楽天ゴールデンイーグルスに勝ち、福岡ソフトバンクホークスが埼玉西武ライオンズに負けたため、ゲーム差が一気に1.5にまで広がりました。恐らく今日日本ハムが勝ち、ソフトバンクが負ければマジック点灯となるはずです。
盤石だった戦力にほころびの見え始めているソフトバンクが逃げ切るのか、日本ハムが北海道からメークドラマを再び見せるのか、こちらも目が離せない展開になってきました。


まぁ、セリーグはクライマックスシリーズが控えているものの、広島で確定でしょう。巨人と横浜DeNAベイスターズないしは東京ヤクルトスワローズには逆転の芽は薄いと思います。


最後に広島の皆様、四半世紀ぶりの優勝おめでとうございます。このまま、セリーグ完全優勝まで突き進んで下さい。


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2016年08月25日

ひっくり返したぞ!

白熱中のパリーグ、遂に大きな動きがありました。


福岡ソフトバンクホークス×東北楽天ゴールデンイーグルスは1点を争う攻防で推移。楽天が先制してもソフトバンクが逆転して盛り返すという展開になっていました。
ところが9回表に、前日足をひねってメンバーから外れたサファテ選手の変わりに抑えを任されたスアレス選手が、楽天の新人茂木栄五郎選手にランニングホームランを決められてしまい、競り負けてしまいました
同じ日に行われていた北海道日本ハムファイターズ×千葉ロッテマリーンズでは、日本ハムは増井浩俊選手がロッテを圧倒して勝ちました。
これにより、ソフトバンクが4/19から守っていた首位から遂に陥落11.5ゲーム差あった日本ハムは、遂に首位に躍り出たのです。

しかし、気は抜けません。サファテ選手のケガの具合は思った以上に軽傷とのことなので、数日中には戻って来られるとのこと。投げてみないとわからないのですが、恐らく本来のピッチングをすることでしょう。とにかくリードを与えない・させない事が最重要です。ますます投手陣の踏ん張りが重要、そして大谷翔平選手の投手としての復帰が急がれるわけです。

なお、この11.5ゲーム差というのは、1996年に巨人が「メークドラマ」と言っていた逆転優勝以来となるゲーム差なのだそうです。奇しくも「メークドラマ」が始まったのは北海道札幌市にある円山球場の一戦。同じ北海道で奇跡が起こるのかも注目です。


そして、マジックの灯ったセリーグも面白くなってきました。
巨人×広島は巨人優勢で動いていた試合、7回以降徐々に広島が押す展開になってきました。そして9回表に菊池涼介選手のヘッドスライディングで得た内野安打で同点に追い付くと、丸佳浩選手が3塁打を放ち逆転。マジックを2減らし18にしています。


圧倒的な力をひっくり返しての勝利はすごいなと思うと同時に格別ですね(ニヤニヤ)。


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2016年08月24日

ソフトバンク「えっ?広島いつの間に」

今日行われたプロ野球、巨人×広島の一戦で広島が勝ったため、広島に優勝へのマジックナンバー(M20)が点灯しました。何事もなければ、9月の半ば前あたりで優勝が決まることになります。


今日の試合に関して言えば、巨人に先制されながらも、先発の福井優也選手が粘り、自ら同点に繋がる2塁打を放ち、まさに投打で活躍したと言えます。打線も終盤になってから息を吹き返し、巨人を圧倒したとも。

広島は若い選手が多いので、勢いが付けば、このまま何の障害もなく優勝へ突き進むことでしょう。しかし、プレッシャーなどでまごまごしてしまうことがあろうものなら、あっという間に窮地に陥ることでしょう。


広島のマジック点灯は実に25年ぶり。四半世紀掛かって優勝への挑戦となりました。もちろん、当時活躍した選手は1人もいません。前にも書きましたが、そこでベテランの力が必要になると思います。広島では優勝経験のない黒田博樹・新井貴浩両選手ですが、他で優勝ないしはそれに近い経験をしていますから、彼ら2人が優勝に向かって頑張りどころになるんでしょうね。
残り26試合、広島の四半世紀ぶりの優勝へ、注目したいところです。


しかし、あれほど優勢だったソフトバンクよりも早くマジックが付いてしまうセリーグ・・・。今年の日本シリーズまでの道のりは面白くなりそうだぞ。


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2016年04月26日

辛い時期を乗り越えて、2000本安打達成

広島東洋カープの新井貴浩選手が、今日行われたヤクルト×広島で2塁打を放ち、通算2000本安打を達成しました。


新井選手は1998年にドラフト6位で入団。新人だった1999年から試合に出場するようになり、2002年にはオールスターに初出場を果たしています。成績には波があったものの、2005年には本塁打王を獲得し、広島の主力として活躍しました。


転機となったのはFA宣言を行った時。
かつて同僚だった金本知憲阪神タイガース監督が同球団にFA宣言して移籍したことを受けて自身もFA宣言をし、阪神に移籍することになりました。記者会見の際に涙ながらに広島への思いを述べてたのが印象的だった人も多いことでしょう。この時述べた「辛いです」がきっかけで、新井選手のことを『辛いさん』と呼ぶネットスラングが定着し、スポーツ紙なども使用する彼を差す代名詞と化しています(苦笑)。
阪神時代には、相次ぐケガでスタメンから外れることも多かったものの、2010年からは中日ドラゴンズにいた弟の新井良太選手と共にプレーすることになりました。そのことが刺激になったのか、2011年には打点王に輝いています。『飛ばないボール』と揶揄された年の打点王ですから、非常に価値のあるものだと私は思っています。しかしながら、先述のケガの影響で思った活躍ができず、世代交代や新外国人選手とのスタメン争いに押し出される格好で2014年には自由契約になりました。


その新井選手を欲しいと手を挙げたのが、古巣の広島。右の長距離打を打てる選手獲得に動いていた中で獲得することになるのですが、年俸が阪神の提示額より低かったにも関わらず即決で入団を決めたようです。色々あったけれども、故郷の球団である広島に、阪神にいた時でも愛着があったと述べているくらいですから、この機会を逃さまいと思ったのかもしれません。
広島に復帰した当初は、スタメンは確約されていなかったものの、徐々に存在感を表し、開幕前にスタメンを内定(ケガで立ち消えにはなった)され、その後も4番に座る時期もあって、若手の多い広島には無くてはならない存在になりました。彼の復帰が呼び水になり、黒田博樹選手も広島に帰ってきています
そして、残り29本になっていた安打数を少しずつ積み上げ、今日2000本安打を達成。今日は2安打だったということで、通算安打数は2001本(今シーズンの安打数は30本)となりました。実は現役選手では2位(1位は楽天イーグルスの松井稼頭央選手の2044本(4/25現在))の新井選手、長距離ヒッターではあるものの、ケガもせず安打を放つことに集中すれば、松井選手の安打数を抜いてトップに立てるのではないかと思います。しかしながら、まずは先輩で監督としてもお世話になった野村謙二郎さんの通算安打数(2020本)を超えることが最初の目標なのではないのでしょうか。それを越えたら、幾度のケガを乗り越え活躍した前田智徳さんの通算安打数(2119本)を目標にして、今シーズン頑張ってほしいものです。


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2015年07月03日

まさにセ界 NO OWARI(笑)

プロ野球は交流戦が終わり、既に中盤戦に突入しております。もうすぐオールスターも始まりますけれども、これが終わると、いよいよ後半戦ペナントレースは佳境を迎え、いよいよ激しさを増すわけです。
そのペナントレースの中でセリーグがおかしなことになってきたのです。


実は、遂にというのか、いよいよというのか、セリーグ6球団すべてが借金生活に陥ってしまったのです。1位になっているヤクルト・阪神でさえも借金1の状態。そこに0.5ゲーム差で巨人・DeNA・広島がひしめき合っているという大混戦でもあります。そう、借金を全て抱えたという珍事もさることながら、1位から5位までのゲーム差が0.5に収まっているというのもまた珍事なのです。しかも70試合以上経過してこの状態なのですから、その異常具合をわかって頂けるのではないのでしょうか。

このような状況下に陥る前、6/24の段階で貯金が消えるという状況にまで陥っていたのですが、その後何とか踏ん張って貯金を作っていたんですけど、今日の試合で貯金を抱えていたヤクルトと阪神が負けたためこうなったというふうなんです。


しかし、なぜこうなったのかというと、最初にちらっと話した交流戦の影響でもあるのです。
交流戦は各チーム全18試合行われたのですが、この一戦でセリーグの各チームが軒並み惨敗唯一貯金を残せたのは巨人のみだったのです(でも、その貯金もわずか1)。特にDeNAの凋落っぷりが酷く、交流戦を3勝14敗1分で終えているのです。これもセリーグの混乱に拍車をかけました。
・・・まぁ、DeNAに関しては、筒香(つつごう)選手のケガもあって大変な状況下で飛び込んでしまったのもあるのですけど、まぁこれはひどいわね。


今後、セリーグ6球団による星の潰し合い、通称『セ界大戦』に突入するのは避けられない情勢になってきました。


しかしそんな中でも、3位から3.5ゲーム(1位からなら4ゲーム)も離されている中日って(苦笑)。もう既にセリーグの混沌からも蚊帳の外に置かれて、正にカオスの渦にいる感じですね。
今後『セ界大戦』に突入した際、5球団の草刈り場になることは明白でしょう。うん、地元でも中日ドラゴンズ嫌いの私にとっては、メシが非常に美味い(ギャハ)。


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2014年08月07日

カープ応援できる平和に感謝

昨日(8/6)は69回目の広島原爆慰霊の日。もう70年にならんとしている中、当時を経験した人達の高齢化も進み、だんだん貴重な証言が聞けなくなろうとしていますし、それに伴って原爆投下の惨事というのが徐々に風化していくのではないかという懸念、そして日本が集団的自衛権を認め、それがどういうふうに行使されることになるのか皆が不安に思っていることでしょう。あの日の出来事が語り継がれることこそが、平和への礎になることを忘れてほしくないものです。


ゆえに、広島県でTBS系のテレビ局とJRN/NRN系のラジオ局の放送を行っている中国放送(RCC)が行ったテレビ欄の紹介が粋でかつ平和への尊びを忘れてはならないなと思わせるわけです。
その日、広島県を中心に中国地方で購読できる中国新聞に掲載された紹介文は、普通に読めば広島の選手の活躍を期待するものなんですが、文章の左端から縦に読む、いわゆる縦読みを行うと、「カープが応援できる平和に感謝」というふうになるのです(ちなみに、L字読みという読み方も可能で、その場合は、「カープ応援できる平和に感謝胸に8・6野球中継」となります)。
この文章を考えたのは中国放送のディレクターなのだそうですホントにすごいわ。


この縦読みは時々新聞などのメディア展開をする際にお遊びで行われることがあり、同じスポーツ中継なら、北海道放送(HBC)の北海道日本ハムファイターズの中継紹介文を同じように縦読みさせて楽しませるということをしばしば行っているようです(主に北海道新聞で行っている)。

ちなみに、中国放送サイドは中国新聞以外では文字数の違いがあって上手く表示できないことを考慮し、もう1種類用意していたそうで、実際読売新聞(と思しき紙面)で同じ紹介文を縦読みした場合、「野球ができる平和に感謝(胸に8・6野球中継)」(カッコ書きの部分は同じくL字読みさせた場合)となっているそうです。


広島というチームが戦後復興のさなかに結成され、県民市民と共に歩んできたからこそ、そして広島県に住む住民が平和の尊さを知っているので、この想いに至ったのだと思います。
だからこそ、できることなら毎年でなくてもいいので、8/6だけは広島でホームゲームをやって平和の尊さを野球を通じて広めてほしいなと思います。


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2014年06月15日

セが制した!

珍事だな(爆)。<そんなこと言うたらあきまへん!


世間がサッカーのワールドカップで盛り上がる中、終盤を迎えた交流戦。
中でも今日の試合、セリーグ6球団が全て勝利するというふうになりました。詳細をスポーツニュースでしか見ていないので、何とも言えない部分もありますけれども、全てが逆転勝ちという薄氷の勝利だったことを窺い知れる感じでしたなぁ・・・。

中でも広島が連敗を止めたのが大きかったですね。ここまで広島は8連敗中。ホント、このままズルズル行ってしまおうものなら、阪神とのゲーム差も詰まってきた中だけに暗黒面に引きずられるんじゃないかとも思ったわけで、この試合で持ち直せるきっかけになればいいかなと思っております。


対して、パリーグは全て逆転負けということで、投手陣がふがいない・・・と全ては言い切れないわけで。
中でも楽天の則本選手は、点を取ってもらって取られてしまうという「僕の悪い癖が出た」(本人談)ということですが、よく抑えたと思いますよ。これは終盤投手交代を怠った監督代行の責任でしょう。エースの責を負わせるという点はわかりますけど、このまま引きずりそうでかつ勝つ勝利目前ならば、ここは抑えを投入してもよかったはず。勝ちをみすみす逃したふうになりましたね。


さて、現在の交流戦トップは巨人今年の戦力を考えれば、下手すりゃこのまま独走でしょうなぁ・・・。ゆえに、2位に付けている今シーズン好調のオリックス、3位に付けているソフトバンクがどこまで勝ちを積めるかが今後の展開において重要になるのですが、実は最後の最後で巨人戦を残しているんですね(6/17・18にオリックスが、6/22・23にソフトバンクが巨人戦を控えている)。ここで巨人が1試合ずつでも落とすと面白い展開になりそうです。
ちなみに、6/15現在のセ・パの勝利数は、セが54勝、パが59勝若干パリーグが勝っているというふうです。今後の日程を見ると、若干パリーグ優勢かなと思いますね。
とりあえず、優勝はかっさらわれても、リーグ勝利数はパリーグの勝ちで終わってくれればいいなぁと思っております。


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2014年05月19日

2014年交流戦の展望

今年も交流戦の季節がやって来ました。


今年は交流戦が始まって10年目の記念すべき年。近鉄の消滅と楽天の誕生というプロ野球再編の渦中より生み出されたと言っても過言ではないこのシリーズ。近年では少なくなった試合をさらに少なくしようとか無くそうとかいう動きがちらほらしていますけれども、そんなのセリーグが勝てないから言ってるだけなんじゃないのかと思えてなりません。この交流戦によって、各リーグの順位動向がそう簡単に動かなくなり、一生懸命戦っているチームがいつの間にか上位に上がって来るという面白さここで持ち直して上位に食い込んでくるチームが出てくるという意外性が楽しめるんじゃないですか、と。それにこの時期じゃないとセとパのチームが争わないので、各チームの状態を伺い知れるいい機会でもあります。毎年見ても新発見のあるこのシリーズをみすみす減らそう・辞めようというのは何とももったいない。


さて、今年の交流戦は、セの本拠地で指名打者制、パの本拠地で投手が打席に立つという異例の設定が施行されます。まぁ、普段投手が打席に立つことのないパの本拠地にはいいのかもしれないですけど、何のメリットがあるのかなと。雰囲気が変わるわけでもなし、戦術面に大きな影響があるわけでもなし。はっきり言ってこの企画は無いわ(苦笑)。


そんな今年の交流戦、セは広島、パはオリックスが好調な中迎えます


広島の場合は、鯉のぼりの時期まで・・・と言われ続け、最後のAクラスから遠ざかってからはそんなこともほとんどなく低空飛行を続けているとも言える状況でした。ところが、今季は打線好調・投手陣も充実して隙のない、絶好調とも言える状態を保っています
個人的には、巨人から大竹選手の人的補償で入団した一岡選手が好調の理由とも言えますね。それまで手薄だった中継ぎ陣に若手が一枚食い込んだことで厚みが増して、フル回転が利くようになりました。まだまだ中継ぎ陣は不安ではあるものの、かつてのように誰もいないというふうにはなっておらず、確実に勝ち星を拾えるようになったのではないかと思います。
打線は小粒ながらも全体で繋ごうとする意識が確実に点を生み出しているんじゃないかと思っています。主軸はキラ選手とエルドレッド選手になってくるとは思いますが、先述のようにチーム全体で点を取ろうとする意識が残れば、交流戦でも十分戦えると思います。特に投手力の高いパの投手でこれができれば、中盤・後半戦でもしかしたら独走できる可能性もありますね。

対してパ首位のオリックス。これがまた勝てる要素がまるでわからない(爆)。評論家も首をひねる展開になっているようです。
個人的には、それほど変わってないんですよね。イ・デホ選手が出て行った代わりにペーニャ選手が入った(事実上ソフトバンクとの間のトレード)とか、バルディリス選手がDeNAに出てった代わりにヘルマン選手が西武から入った・・・そのくらいのレベルですわね。投手陣に関してはまるで変わってない(爆)。
でも、個々の勝つという意欲でここまで回っている感があります。恐らく今年オリックスが創業50周年という節目の年だからと言われていますし、オリックスのオーナーでもある宮内さんが引退するからとか言われていますけれども、動機としてそこまで躍進させるものか、と(汗)。でも、少なからず何かしらの影響を与えているのは間違いないでしょう。
現状投手陣が好調で、この投手陣が交流戦で回しやすくなるので、勝ち星は稼ぎやすくなるでしょうね。打線はヘルマン選手が引っかき回し、糸井選手かペーニャ選手で返すという定石ができれば大丈夫だと思います。

その他の球団も巻き返しのチャンスです。指名打者制で打線に厚みを出せる巨人、投打で存在感のあるソフトバンクはここで首位に肉薄ないしは奪還できれば、中盤戦以降も優位に戦えると思います。


さて、今季の交流戦はどうなるのでしょう。意外なチームが躍進するのか、首位のチームがそのまま勢いに乗れるのか。気になるところです。


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2013年11月25日

お 前 も 巨 人 か

先日、元中日の井端選手が巨人に拾われる形で入団することが決まった舌の根も乾かぬうちに、今度はフリーエージェント宣言をしていた広島の大竹選手が巨人に入団することが決まりました


大竹選手は2001年にドラフト1位で広島入り。ところが、初年度(2002年)はケガで棒に振り、翌々年(2004年)は主に中継ぎと抑えで活躍することになったものの、2005年以降は先発で活躍しました。とはいっても、2ケタ勝利は4度、うち勝ち越したのは2度だけでした(通算でも2004年の6勝5敗17セーブの時を合わせて3度のみ)通算で見ても74勝78敗と少し負け越しており、ローテーションに立っても貯金を作れない投手・・・という評価なのにもかかわらずです。

恐らく、巨人としては先発のコマが足りない(杉内・菅野・内海・澤村・宮國・ホールトン等々名だたる先発陣がいるにもかかわらず『足りない』と言えるのだから、すごいね(棒読み))というのもあるのでしょうけど、こんな勝ちの作りにくい投手でも打線でカバーするから負けの数を減らせるのだろう・・・と皮算用をしているのではないのかなと思っています。


ところが、よーく考えて下さい。過去に似たような経緯の選手が入団して、どうなったか。ネットの記事を見てはっとしましたよ。
過去に似たような成績を上げていた野口茂樹さんは巨人に2年間在籍してわずかに1勝。野口さんは巨人入団前に2ケタ勝利は3度で全て勝ち越してはいるものの、大負けないしは五分五分になっている時期も多く、ばくち打ちな投手でもあったのにもかかわらずです。
同じく似たような成績を上げていた門倉健さんは同じく巨人に2年在籍してやっぱり1勝巨人入団前までの2ケタ勝利は4度でうち3度勝ち越してはいるものの、大負けする時が多く、調子を崩しやすい投手ではありました。


大竹選手もこの悪しきリストの中に入ってしまうのか、それとも地元(埼玉県出身)関東の球団ということで一皮むけるのか、じっくり見てやろうじゃありませんか、ねぇ広島ファンの方々(ニヤニヤ)。


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2013年10月13日

♪それ行けカープの名のごとく、広島が一次突破!一方ロッテは・・・

クライマックスシリーズ・ファーストステージ、セリーグではその名のごとくクライマックスを迎えていました


阪神×広島は、第1戦にルーキーの藤浪選手を打線の力で打ち破った勢いそのままに進めていったかのように見えました。
序盤こそ西岡選手のソロアーチで先制されたものの、先発バリントン選手が粘りのピッチングで後続を断っていきました

そして6回表、広島の打線が火を噴きます
菊池選手の2塁打を皮切りに、梵(そよぎ)選手の送りバントでランナーを3塁まで進めたところで、キラ選手のタイムリー2塁打で同点に。その後エルドレッド選手のタイムリーで逆転します。

キラ選手の同点安打で緊張の糸が切れたのか、阪神はミスが相次ぎます。
エルドレッド選手の逆転タイムリーも元々メッセンジャー選手の暴投でランナーを3塁に進めたのがきっかけになりましたし、この先も拙守が目立ってしまっていました
8回表にはランナー1塁で木村選手がバントで送った際に、阪神の加藤選手が処理にもたついたために傷口を広げてしまい、それが小窪選手の前進守備を突くタイムリーでさらに点差を広げる結果になりましたし、9回表には梵選手が打った当たりをライトの柴田選手がファンブルして2塁まで進めてしまい、迎(むかえ)選手の時には福原選手の暴投でダメ押し点を与えてしまっています

こんな体たらくを見せていたので、普段なら、いえ今日の試合は確実にファンは怒り狂ってメガホンが舞うところだったのでしょう。しかし、その溜飲を下げたのは意地の一発にもなったとも言える桧山選手の2ランホームラン(これが現役最終打席になった)でしょう。
それでも、広島の勢いを止めることはできず、初のクライマックス進出だけでなく、初のクライマックスシリーズ・ファーストステージ突破をもぎ取ったのでした。
ちなみに、桧山選手を見送った際、レフトスタンドの広島ファンも桧山選手に声援を送っていたのにはジーンと来ましたね。当たり前なんでしょうけど、ビジターのチームがここまで声援を送り、「代打の神様 桧山」というメッセージボードを掲げてくれたのですから、桧山選手はうれしかったでしょうね。
時に敵のチームでも、称賛に値するプレーをした、または現役生活の中で送った選手には経緯を払うべきだと思っているので、こういうことはもっと広がってほしいですね。


そして広島はいよいよ東京ドームで巨人戦。東京ドームは広島にとってはビジターなものの、実は今年に関して言えば一番の観客動員を誇っているとのこと。
それも含めたNHKの「ニュースウオッチ9」の動画をどうぞ。何事にも負けない広島ファンのエピソードと終始ウッキウキな井上あさひアナウンサーとのコントラストがすごいです(爆)。
しかし、これはすごいカープファンですね(汗)。





テレビ朝日(ANN)系まで取り上げてやがる(汗)。しかも、熱狂的カープ女子代表の女子大生がここにも出演(爆)。パクリだろ、このネタ(ギャハ)。





一方、パリーグ。
第1試合でバカ試合(笑)を繰り広げた西武×ロッテの第2戦、倍返しとはいかなかったものの、今度は西武がバカ試合を繰り広げ、15-0と快勝。テニスで言うところのラブゲーム(フィフティー・ラブ)ですよ(爆)。


ISW11F_0084そんな、千葉ロッテマリーンズの親会社ロッテの関連会社ロッテリアでは、クライマックスシリーズ進出時にはおなじみのイベントが行われています。2010年以来3年ぶりになるのか・・・。

クライマックスシリーズ開催中、ロッテリアで販売しているシェーキが半額になるとのことだそうです。
せっかくだから、俺は隣の「魔法少女まどか☆マギカ」キャンペーンより、シェーキ半額を選ぶぜ(ギャハ)!シェーキハンズ(ゲラゲラゲラ)!<もう、わけがわからないよ。
ちなみに、ファイナル進出の際には、更なるサプライズが起こるということなので、西武ファンじゃない方はロッテの応援をするといいことがありますよ(ニヤニヤ)。<食い物で釣るな。



まぁ、パリーグの方は、明日(10/14)が泣いても笑っても最終決戦なので、悔いのないような試合をやってほしいですね、バカ試合じゃなくて(苦笑)。


球場ラヴァーズ~だって野球が好きじゃけ 1 (ヤングキングコミックス)球場ラヴァーズ~だって野球が好きじゃけ 1
広島の熱狂的ファンである基町勝子さんが主人公の物語。ええ、熱狂的なカープ女子の「鯉もいいけど、やっぱり私恋がしたい」的な話(ニヤニヤ)。<たぶん違う。



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2013年09月27日

イチロー・落合でさえも一目置いた大打者が遂に引退へ

今年は偉大な選手が引退する年になりそうですが、また一人一時代を作った偉大な選手が引退することになりました。
広島で約四半世紀(24年)プレーした前田智徳選手が引退をすると発表しました。


前田選手は1989年にドラフト4位で入団。ルーキーイヤーから類稀なるバッティングセンスをいかんなく発揮し、スタメンを獲得。1994年までクリーンナップの一翼を担いながらも3割を維持(得点圏打率も3割以上)する脅威的な成績を持った選手でした。

ところが、前田選手に大きなアクシデントが襲いかかってきました。
1995年のシーズン初め、右足のアキレス腱断絶によりその年のシーズンを棒に振ってからは、ケガとの戦い・以降古傷になるアキレス腱のご機嫌取りをしながら試合を進めるという精神的にも厳しい中でのシーズンを迎えることになります。
しかしながら、類稀なるバッティングセンスだけはケガに泣かされた後も健在で、ケガで棒に振った2000年・2001年、そして2003年を除いて常に3割を維持しています。
ただ、年齢による衰え・若手育成のチーム方針、そして2000年に代表される左アキレス腱の悪化などケガが多発したことによって特に2007年以降スタメンを外れることが多くなり、以降は代打の切り札として出場することが多くなりました

現役生活を終えるきっかけになったのは、今年4月にヤクルトの江村選手からの死球。これにより左手首が折れ、リハビリ生活になったものの、上手く回復しなかったため引退を決意したと言っていました。今シーズンの体調は万全だったと本人が言っていただけに悔いの残る引退になった・・・のかと思いきや、「引き際はとっくに失っていた」と早い段階での引退をしたかったことを示唆する発言をしているので、もしかすると辞め時を探していたのかもしれません。


ちなみに、ストイックな選手としても有名で、高校時代には理想の打撃ができなくて、試合中でも練習中でも泣きじゃくって動かない・自身のふがいなさに突然怒り出す、逃げのピッチングをしている相手に対して怒号を投げるといったことをやっていたと言われています。プロ時代にも、前述のケース以外にもアキレス腱断絶後に放った自虐的な一言(「(あのケガで)前田智徳という打者は死にました」・「あれは高校生が打っているんです」など)からもわかるように、あの大ケガ以降理想的なバッティングができなくなっていることに対し悲観的なっているのがわかります。
それでもなお、努力型でかつケガに相次いで見舞いながらも常に練習を欠かさなかったことから多くの選手に慕われ、打撃センスに関しては落合博満さんも「彼のバッティングはマネした方がいい」と、イチロー選手でさえも「理想は前田さん」と一目置いているほどでした。


まぁ、ホントに前田選手というのはスタメンでも代打でもすごい選手で、約四半世紀プレーして生涯打率が3割越えで終わるというのはあり得ない数字ですね。そしてファンにとっても選手にとっても広島の精神的支柱になっていたことが様々な証言や一言、また近年の広島を扱う書籍から見ても明らかです。だって、前田健太選手が来るまでは、広島で『前田』と言えば彼のことでしたもの・・・。


残り少ない中、試合に出られるのかが不安ですけど、最後の雄姿をファンの前に焼きつけてほしいと思っています。本当にお疲れ様でした。


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2013年09月25日

苦節16年



ねんがんのAクラスにはいったぞ!



そんな雄叫びが広島県中および広島出身の人達の中で飛び交っていることでしょう。


今日ナゴヤドームで行われた中日×広島の一戦で、広島が中日を破ったため、実に16年ぶりのAクラス入りが確定。それと同時に初のクライマックスシリーズ出場権を確実にしました
これまで投手がよくても打線がダメだったり、打線がいい時は投手陣にケガ人続出・・・と上手いこと実力を発揮できなかった広島。Bクラスに落ちていた間には主力選手(主に共に阪神に行った金本さんや新井貴浩選手など)が出ていったり、世代交代が上手くいかなかったり、監督が数年ごとに変わったりということが頻発していました。まぁ、さすがに最下位があのチーム(笑)のおかげでそう目立たなかったのですが、事態が深刻だったことには変わりありませんでした

しかし、旧広島市民球場からマツダスタジアム(現在の広島市民球場)に変わってから徐々に変化が起こっていたようにも感じます。
前田健太選手や野村祐輔選手をはじめとする若手投手陣の活躍、同じく堂林選手・菊池選手をはじめとした若手野手陣の活躍で徐々に改善の兆しが現れてきました懸念された得点力不足も今年途中から入団したキラ選手の活躍で解消され、かつ既に所属していた外国人選手にも相乗効果を与えるなどいい流れになって行きました
そして、長い間Aクラスに位置していた中日の精度疲労と内紛劇で弱体化したのも大きな要因だったでしょう。高木ジョイナス監督になってからちぐはぐでしたものね。中でも象徴的なのは浅尾選手。いやぁ、昨日も今日もまるで判を押したかのような失点劇。これはかつてのセットアッパーの輝きはもうないわ。


ともあれ、広島のファンも選手も監督・コーチ陣もこれで終わりとは思ってないでしょう
今後は初となるポストシーズンの戦いをいかに切り抜けるかに掛かっています。
まずは阪神をいかに攻略するかでしょう。少々酷な扱いをすることになりますが、前田健太選手を5試合いつでも投げられるような体制にして、要所を押さえられるようにしなけば、まず勝てないというくらい阪神打線は案外強力です。ただ、逆に投手陣は一部を除いてそれほどでもないと思う節も見られるので、打線の繋がりを重んじていけば十分に互角以上の勝負をやっていけると思います。


最後に、中日を倒してくれてありがとうございます(ギャハ)!是非とも下剋上を果たして下さい!


球場ラヴァーズ~私を野球につれてって~ 1 (ヤングキングコミックス)
球場ラヴァーズ~私を野球につれてって~ 1巻



球場ラヴァーズ~私を野球につれてって 2巻 (ヤングキングコミックス)
球場ラヴァーズ~私を野球につれてって~ 2巻
9/30発売の最新巻です。
広島ファンでまだの方、クライマックスシリーズ進出記念に1巻とセットで(ニヤニヤ)!



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2013年06月18日

本格的に二刀流デビュー

今日で交流戦が終わりになりますけれども、最後の最後に注目の試合がやってきました
今日の広島×日本ハム、日本ハムの先発は大谷選手投手ながらも5番での登場となりました。高校野球ではよくあるパターンですけれども、プロでスタメン5番というのはそうそうないでしょう。仮にあっても、偵察メンバーという投手が誰になるかわからないから敢えて置くというふうで使うことがあるくらいで、予告先発が一般的になった今、こういう使い方もそうはなくなりました

その大谷選手、投手としての成績は4回81球となり、残念ながら5回までは投げられませんでした(そのため勝ち星付かず)。どうも80球以上は彼にとっての『規定投球数』のようで、これを超えると基本的に投げさせない、ともすれば100球以下に抑えるというのが大谷選手に課せられた育成方針のようですね。今回の一件である程度見えてきた気がします。少なくとも1軍で100球はまだ投げさせない、身体ができるまでは双方使いながら慣らすという位置付けになっているようです。
その大谷選手は5回以降は外野手(ライト)で登場し、9回の打席でアブレイユ選手が送られたことでお役御免という形になりました。


で、投手としてどうだったのかというと、あまりよくなかったのかもしれないなというふうに映りましたね。ただ悪いなら悪いなりに緩急付けて抑えるということができるのは高評価。相手が広島だからできたとかそういう見方ではなく、しっかりと相手を研究していると取れるわけです。
相変わらず2回が鬼門になっているようで、運もここで一旦悪くなるとも言えます。過去2回は守備陣が引っ張ったことで少し崩れていますけれども、今回は自身が出塁したことで投球練習ができない(とどのつまり、後続の選手が打てなかったことに起因する)ので、投球が乱れて少し崩れた・・・と。その後上手いこと軌道修正しているので、あっぱれなんですけどね。
ちなみに、エルドレッド選手に死球を出した後、不運な2点を献上してしまいましたが、そこで崩れずかつ交代になっても腐らず試合を進めたのは立派だと思います。非常にメンタリティは強いですね。

それが打者としての勝負強さとして生きているのだなと改めて感じています。パッとした部分は今日ありませんでした。運のよかった2塁打と一生懸命さで得た内野ゴロの間の1打点くらいだったので。しかしながら、球はよく見ている印象はありますし、何より投手として登場してへたばっている可能性もある中、きちんと仕事をしているのですから、本当に立派だと思います。


今後、こういった使い方というのはパリーグという立場上、なかなか実現しないと思います(打撃が好調なら可能性はあるものの、指名打者制が使えなくなっているため、仮に替えてしまうと、その後投手に代打をつぎ込む可能性があることから、延長になった場合非常に厳しい)。それでもなお、少なくとも数年は投手と打者双方でやっていくのだと思います。今回の件を見るにつけ、上手いことやっていけなくはないと思っています。あとはケガをさせないように球団のサポートが必要だと感じています。それが上手くいけば、今後同じような選手が飛躍できる可能性を生み出せると思っています。


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