2021年12月02日

【2021】最後の1枠は、どこになる?【J1】

J1は12/4に最終節を迎えます。J2の時のようにJ3がJ2ライセンスを持っていないチームが飛び込むので降格枠が1つ減る・・・ということは全くなく、正真正銘の4枠降格となります。
とりあえず、順位を見てみましょう(左から、順位・チーム名・勝ち点・得失点差。★は降格確定)。なお、ここで出てくる『横浜』は横浜FCになります。


15位 清 水(39) -18
16位 湘 南(36) -5
=== 残 留 ラ イ ン ===
17位 徳 島(36) -19
18位 大 分(32) -25 ★
19位 仙 台(28) -30 ★
20位 横 浜(27) -44 ★


既に3チームが降格決定になった中、最後の1枠がどこになるのかがクローズアップされています。
とりあえず残留圏内で最も有利に立っているのが清水エスパルス前節、浦和レッズに実に8年ぶりの勝利を果たしたことで勢いが増しているのではないかと思います。最終節の相手はセレッソ大阪で、直近の5試合もほぼ互角(清水が2勝1分2敗、C大阪が3勝2敗)引き分け以上なら残留確定なので、是が非でも勝ちを狙ってくるでしょう。


気になるのが、同じ勝ち点で得失点差勝負となっている湘南ベルマーレと徳島ヴォルティス直接対決で徳島が勝ち、負けた湘南はギリギリ踏ん張っている状況です。

徳島は、この勢いを持って、最終節ではサンフレッチェ広島と戦います。相手は絶不調なので、ホームの地の利を合わせれば、勝てる可能性もありますもし勝てば、勝ち点39となり、清水が負けた場合、15位か16位に立って残留を確定させます。引き分けでも湘南次第で残留を決められます。徳島は湘南よりも不利な状況は変わらないのに、何とも言えない余裕を持っている感じがするのはなぜだろう。
ただ、このチームの不確定要素になるのが、湘南戦でのサポーターが起こした騒動。何でもその前の週でも起こしていたらしいので、ホーム最終戦にも噴き出さないか不安でもあります。それがネガティブな方向に動くと、一番ヤバいのが徳島でしょう。まぁ、残留が決まった時に(ネット上で)ブーイングが起こらなきゃいいけど・・・

その湘南は、得失点差で優勢なものの、徳島に負けたため、一番気持ちに余裕がない状況になっています。最終戦の相手はガンバ大阪で、直近では2連敗中です。イケない相手ではないけど、気持ちに余裕のない湘南が戦い抜けるのかが気掛かりです。ただ、湘南は勝てば何とかなるので、とにかく気持ちだけは負けないように頑張ってほしいものです。


運命の最終節は、12/4の14時から始まります。16時頃決まる結果は、どのようになるのでしょうか。


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Posted by alexey_calvanov at 23:54Comments(0)

2021年11月26日

最終展開に差し掛かったJリーグ J1編

J1はJ2・J3と違い、残留争いはほぼ決定となりました。残る枠はあと1つ。このあと1つも今節には決まるかもしれません。早速順位を見てみましょう(左から、順位・チーム名・勝ち点・得失点差。★は降格確定)。なお、ここで出てくる『横浜』は横浜FCになります。


15位 湘 南(36) -4
16位 清 水(33) -19
=== 残 留 ラ イ ン ===
17位 徳 島(33) -20
18位 大 分(29) -27 ★
19位 仙 台(27) -30 ★
20位 横 浜(27) -42 ★


前節の試合で、大分トリニータ・ベガルタ仙台・横浜FCの3チームが降格決定。残るは、徳島ヴォルティスか残留枠に留まっている湘南ベルマーレないしは清水エスパルスになるところまで来ました。


湘南が若干リードしているとはいえ、次が残留を賭けている徳島との直接対決になり、徳島にとっては、ここで負ければ降格決定になってしまうため、是が非でも負けられない試合として挑んでくるでしょう。ただ、湘南は引き分けに持ち込んでも得失点差で残留圏に留まれるため、最終節のガンバ大阪に勝てば何とかなるのでしょう。それでもG大阪に勝つのは至難の業になりそうですが・・・。

徳島は前述の通り、負けたら終了なんですが、清水の試合次第で首の皮が一枚繋がりそうです。というのも、清水は引き分け・負けなら、最終節で徳島の逆転残留も可能だからです。ただ清水が負けても、徳島が3点以上の大差で負けると、かなり厳しくなるでしょう。もちろん2点でも苦しいでしょうね・・・。仮に負けてしまうのなら、1点差のロースコアは必至でしょう。それなら得失点差で何とかなるのかなと。あとは清水の負けた時のスコア次第でしょう。この部分も徳島のそれと同じです。なお、徳島の最終節の相手はサンフレッチェ広島です。

清水は、湘南と徳島の試合状況を見ながら試合をしていくため、コントロールの難しい展開になるでしょう。しかも相手がホーム最終戦になる浦和レッズこの試合がただのホーム最終戦ではなく、浦和の若返りが計られ、その象徴とも言えるベテラン3選手の退団や引退セレモニーの行われるであろう異様な雰囲気の中で行われるからです。最終節はセレッソ大阪とやりにくい相手が続きます。こちらもレジェンドの引退試合ですからね・・・。ともかく言えるのは、平常心を保ってプレーするしかないんだなと。どちらも相手の圧の強い応援に晒されることになるでしょうから、苦しくなっても前を向いてプレーしていくしかないでしょう。精神論になっちゃっていますが、これしかないのよ、この2チームに対しては(苦笑)。


直近5試合・残り2節の相手とかを見ると、湘南が残留に圧倒的に有利でしょう。あとはプレッシャーのかかる試合を乗り切れば、清水かなと。それを清水が乗り切れない場合、徳島にワンチャンあるかもしれませんけど、圧倒的に苦しいのは言わずもがなでしょう。


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Posted by alexey_calvanov at 23:56Comments(0)

2021年11月18日

【J1】一気に決まるのか?【残留争い】

J1は残り3試合になりました。例年より2チーム多いJ1ももうすぐ終わりです。今年は昨年の降格無しが響いたサバイバルレースとなりましたけど、ここに来て一気に決まりそうな予感がしてなりません。


その順位表を見てみましょう(左から、順位・チーム名・勝ち点・得失点差)。なお、ここで出てくる『横浜』は横浜FCになります。


15位 湘 南(33) -6
16位 清 水(33) -20
=== 残 留 ラ イ ン ===
17位 徳 島(30) -22
18位 大 分(28) -27
19位 仙 台(27) -28
20位 横 浜(27) -40


日本代表戦があって、試合進行が遅いのも手伝い、あまり順位は変わっていない。唯一湘南ベルマーレと清水エスパルスの順位が変わっただけか・・・。

そんな中で、崖っぷちが3チームもいる。18位の大分トリニータ、19位のベガルタ仙台、最下位の横浜FCです。このうち仙台と横浜FCは、負けてしまうと残留圏にいる清水エスパルスの33に追い付けても、得失点差で負けてしまうため、降格決定になります(仙台は大勝すれば追い越せる望みはあるが・・・)。また清水が勝っても終戦という厳しい立ち位置です。ただ、前にも話した通り、ここで勝っても崖っぷちが続く状況で、何なら全勝しないといけないレベルです。
大分だけは少々特殊で、湘南が仙台に勝つか引き分けるか、そして清水と徳島が勝たない限りは終戦になりません。ただ、片野坂知宏監督のガンバ大阪監督への就任が決まったとの報もあるため、これが追い打ちになってしまわないか心配でもあります。
残留に大きな望みがあるのは徳島ヴォルティスで、残留圏のチームに勝ち点差3で追いすがっています直近の成績と対戦相手(第36節がFC東京・第37節が湘南・最終節がサンフレッチェ広島)が気掛かりですけど、残留圏争いを繰り広げる湘南に勝てると一気に残留の糸を手繰り寄せられるのではと思います。
ちなみに、残留争いで一番有利と思われるのが湘南で、先述の徳島と仙台と残留争いの相手と戦え、ここに2つ共勝てば残留確定でしょう(逆に徳島と仙台の降格が決まってしまうが)


例年以上にアツいJ1の残留争い、まだこの時期に決定していないのは、サポの皆様にはやきもきしていることでしょう。人事を尽くして天命を待つじゃないですけど、最後は神頼みでしょうね・・・。


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Posted by alexey_calvanov at 23:58Comments(0)

2021年10月27日

2年ぶりのJ1残留争い

Jリーグは、いよいよ佳境に入ってきました。J1が残り5試合、J2が残り7試合、J3が残り5ないし6試合になりました。
ここまで来ると、気になるのが残留争いや昇格争い。去年は昇格争いはあったものの、残留争いは新型コロナウイルスの影響で無くなったんですよね。ゆえに、少々気の抜けた戦い方になったのではないかという部分も垣間見えました。ところが、今年はそのツケを支払わせるかのように、J1・J2では4チーム降格という憂き目に遭います一昨年以上に苛酷になったJ1の残留争いを見ていきましょう。なぜなら、優勝争いは川崎フロンターレでほぼ決定でしょうし、ACL(アジアチャンピオンズリーグ)争いも、個人的ではありますが、そんなに興味は無いので、割愛します(苦笑)。


では、改めて残留争いを見ていきましょう(左から、順位・チーム名・勝ち点・得失点差)。なお、ここで出てくる『横浜』は横浜FCになります。


15位 清 水(32) -16
16位 湘 南(31) -6
=== 残 留 ラ イ ン ===
17位 徳 島(30) -20
18位 大 分(28) -25
19位 仙 台(26) -26
20位 横 浜(25) -40


・・・湘南ベルマーレ以外は、かなりの得失点差(汗)。これは勝ち点と得失点差両方で注意しないと。
まず、ベガルタ仙台と横浜FCの残留は、かなり厳しいものと思います。正直波に乗り切れていない1年だったかなと。特に仙台は債務超過が見られているとのことで、経営陣の入れ替えも行ったようで。横浜FCに関しては、何をやってもダメな雰囲気が漂っていましたね・・・。言いたくはないけど、あの選手が原因なのかな・・・。

徳島ヴォルティスと大分トリニータは、頑張れば残留ラインを越えられると思うのですが、残留ラインより上の清水エスパルスや湘南は、正直そこまで悪いとは思ってないんですよ。ただ気掛かりなのは、清水のここ直近5試合の負けの混みよう残留争いの中では一番上なんですけど、足をすくわれかねない事態になってはいますね。ちなみに、一番団結力がありそうなのは、大分だと思います。片野坂知宏監督の去就が騒がれていますけど、この人が今年最後まで指揮するならば、大分は残留できる可能性は高いと個人的には見ています。そうなると、先述の清水の負けの混みようが・・・となるわけですね。要は、清水は残留できそうなんだけど、足をすくわれると、大分が首根っこを押さえに来るかもという状況です。


結論から言うと、仙台と横浜FCは危険、徳島と湘南は五分五分、清水は注意、大分はもしかすると・・・というふうでしょう。最後まであきらめず、頑張ってほしいものです。


なお、この上には、柏レイソル(14位)とガンバ大阪(13位)がいますけれども、よっぽどヘマをしない限り、大丈夫だと思います。


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Posted by alexey_calvanov at 23:34Comments(0)

2020年12月23日

【天皇杯】特殊な運営ながらも結局は順当だった【準決勝】

今日、100回記念の天皇杯の準々決勝が行われました。そのうちNHK-BS1では、J3で優勝を決めたブラウブリッツ秋田と広島県社会人リーグ1部から出場している広島県代表の福山シティFCとの一戦が放送されていました。


今年は100回記念大会ながらも、新型コロナウイルスの影響で特殊な運営になっていました。
各都道府県代表の選び方は、これまで通りトーナメント、そしてアマチュアシードが選出されるところまでは同じだったものの、いつもなら無条件で登場しているJ1・J2のチームが、今回はJ1は1位と2位、J2は優勝チームのみになりました。一方で、各都道府県代表として出場していたJ3のチームは、優勝したチームだけですが、準々決勝から出場できるようになりました。


さて秋田×福山の試合、残雪が残っていたユアテックスタジアム仙台で開催されました。雪かきした跡が生々しかった。
試合は前半から動いており、秋田が先制を果たしたものの、いい動きをし始めていた福山が相手の隙を突いて同点にします。さぁ面白くなってきた・・・と思ったら、前半アディショナルタイムで秋田が突き放し、後半に入ってさらにダメ押し点を入れて、秋田が快勝同点に追い付かれてギアを入れてきた秋田ですけど、次はJ1王者の川崎フロンターレということを考えると、早いうちにギアを入れないと・・・

そしてもう1試合、激戦のJ2を制した徳島ヴォルティスとアマチュアシードで上がってきたHonda FCとの一戦がノエビアスタジアム神戸で行われ、終始リードしてた徳島が、Honda FCをひねり倒してしまいました。ハイライトでしか見てないけど、ほぼ圧倒ですね。こちらは、J1で2位だったガンバ大阪との一戦になります。J1昇格を決めた徳島は、胸を借りるつもりで挑めば、番狂わせもあるかもしれません。


この結果、アマチュアチームが全て姿を消し、Jリーグ勢のみになりました。やっぱりJチームは強いんだね。


準決勝は、中3日挟んだ12/27に開催されます。どちらの試合もシード側のホーム(川崎×秋田なら等々力陸上競技場、ガンバ大阪×徳島ならパナソニックスタジアム吹田)になるので、勝ち上がってきた秋田や徳島にはやりにくいでしょうね・・・。


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Posted by alexey_calvanov at 22:40Comments(0)

2020年12月07日

2020年のJ2も大混戦

サッカーJ2も結構アツい戦いをしており、終盤になった昨日(第39節)になってもまだ決まりません
首位に立っている徳島ヴォルティスが水戸ホーリーホックに負け、2位のアビスパ福岡はホームでツエーゲン金沢を迎えたものの、何とか引き分けに持って行くのがやっと。3位で踏ん張っているV・ファーレン長崎はモンテディオ山形に勝っています。


そこで順位を見てみると、以下の通りになります。


1位 徳 島(80) +34
2位 福 岡(75) +17
=== 昇 格 ラ イ ン ===
3位 長 崎(73) +23


今年は昇格プレーオフは行われず、上位2チームのみが昇格対象になります。この下には1試合多く残しているヴァンフォーレ甲府がいるのですけど、勝ち点は61なので、逆転は不可能になりました。


残り3試合、勝ち点の推移がどうなるか見てみましょう。左から、勝ち・引き分け・負けの順です。


 徳 島    福 岡    長 崎
3-0-0 89  3-0-0 84  3-0-0 82
2-1-0 87  2-1-0 82  2-1-0 80
2-0-1 86  2-0-1 81  2-0-1 79
1-2-0 85  1-2-0 80  1-2-0 78
1-1-1 84  1-1-1 79  1-1-1 77
1-0-2 83  1-0-2 78  1-0-2 76
0-3-0 83  0-3-0 78  0-3-0 76
0-2-1 82  0-2-1 77  0-2-1 75
0-1-2 81  0-1-2 76  0-1-2 74
0-0-3 80  0-0-3 75  0-0-3 73


こう見ると、徳島は残り3試合のうち、1勝1分以上すれば優勝確定、3連敗になっても長崎が2勝1分以下なら昇格を掴める格好になります(ただし2勝1分の場合は得失点差で変わる可能性あり)

福岡は残り3試合のうち、徳島が1勝2敗以下になった場合、3連勝から2勝1敗までなら優勝確定で、3連敗しても長崎が1分2敗すれば昇格は掴めそうです。

長崎は残り3試合のうち、優勝のためには3連勝は必須ですが、福岡が3連勝、徳島が2分1敗以上になると2位が決定になります。その2位も1分2敗以下になれば、福岡が3連敗しても掴めない格好になります。


残りの対戦相手も見てみましょう。Hがホーム、Aがアウェイです。


徳島 H千葉 → H大宮 → A福岡
福岡 H京都 → A愛媛 → H徳島
長崎 A東京 → H甲府 → H金沢


・・・最後の最後で徳島と福岡が直接対決を残しているのか。ここまでの間に徳島は決めてしまいたいわね。幸いジェフユナイテッド千葉と大宮アルディージャと精彩を欠いている相手なので、ここで決めきれれば。

福岡は京都サンガF.C.をどう乗り切るかかな。ピーター・ウタカ選手頼みなので、そこを抑えられれば、愛媛FCのアウェイも楽に戦えるでしょう。

長崎は東京ヴェルディと甲府と嫌な相手を残しています。正念場ですね。何とか勝ってホームの金沢戦で望みを賭けたい。


第40節は、12/13に開催されます。徳島がここでもコケると、いよいよわからなくなってきますよ・・・。


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Posted by alexey_calvanov at 23:59Comments(0)

2020年11月03日

【昇格】コロナ禍でも何とか試合が成立しそうな中で(J2編)【争い】

佳境に入ったJリーグの昇格争い。今回はJ2の状況を見ていきましょう。・・・といっても、今年はFC岐阜がJ3に入る関係上、あまりJ2を見ていないんですよね(苦笑)。これまで伝わってきた情報だと、九州のJ2チームに勢いがあるとのことですが、はてさて。


1位 徳 島(59) +24
2位 福 岡(59) +13
=== 昇 格 ラ イ ン ===
3位 長 崎(54) +13
4位 北九州(50) +10
5位 新 潟(46) +10
6位 甲 府(46) +5
7位 磐 田(44) +8
8位 京 都(44) +3


・・・確かに九州勢が強いけど、一番すごいのが徳島ヴォルティスだな。
6年ぶりのJ1復帰に向けて開幕からほぼ上位をキープしてるんだよね。リカルド・ロドリゲス監督の采配が浸透してきたとも言えるわけで、成績が悪くともそう簡単に切ってはいけないという例ですよ・・・と、どこかのチームに向けて言っておく(ニヤニヤ)。

で、九州勢の強さを際立させているのが、アビスパ福岡とギラヴァンツ北九州だろうね。もちろんV・ファーレン長崎も快進撃を続けているんでしょうけど、福岡の強化(夏に山岸祐也選手をモンテディオ山形から獲得している)と北九州のJ2復帰1年目の快進撃が目覚ましいんだよね。
福岡の2チームは、どちらも下位からの快進撃なので、九州勢の勢いの凄さを感じさせる一因になっているのでしょう。対して、長崎は序盤の勢いはよかったものの、徐々に陰りが見えてきたのかなというふうですが、安定はしています北九州と長崎は監督の采配が浸透している、福岡は強化が機能し始めているというところでしょうか。

5位のアルビレックス新潟は、去年・一昨年に比べると健闘しており、コロナ禍で秋(つまり今頃)にはキャッシュが底を尽きるとまで言われていた中でも選手はよく頑張っていたのですけど、その選手が不祥事を起こしてしまったのは痛い主力選手になると思われるので、今後選手のやり繰りとモチベーションで悩まされることになるでしょう。

6位のヴァンフォーレ甲府は、伊藤彰監督の粘り強い戦い方が今年も健在なんだろうなぁと。例年ならプレーオフに行ける順位ではあるものの、今年は厳しいのかな。ただ、この粘り強い戦いが継続できれば、上位もまだまだイケると思います。

7位のジュビロ磐田は、監督の交代劇もあったものの、まだこの順位1年のJ1復帰は厳しい展開になってきました。ガンバ大阪から遠藤保仁選手を加入させたものの、その効果はイマイチです。今年は上がっても厳しいと割り切って、来年にチャンスを賭けてもいいかもしれません。

8位の京都サンガF.C.は新しいスタジアムで挑んだ1年目は必ずと言っていいほど降格になるという『スタジアムの呪い』を見事に払しょくしました。ここの躍進はピーター・ウタカ選手の大活躍に尽きるでしょう。彼が元気なら上位も窺えますし、逆に彼が抑えられると、この順位も厳しくなるかもしれません。


正直、まだこの下の順位、中でも今年健闘しているとも言える栃木SCも含めて、ワンチャンあると言えるのですが、今挙げた上位を破れない(破っていない)と厳しいのかなと思います。逆に言えば、今挙げた上位陣がモンテディオ山形・栃木SC・東京ヴェルディ・ファジアーノ岡山・水戸ホーリーホック・ツエーゲン金沢を破れない(破っていない)と、足をすくわれるかもしれません。


そして、Jリーグ以外では、アマチュアリーグの動向も気になるところです。特にJFLの上位にいるチームは、Jリーグの参入権を得られるため、俄然注目をされるのですが、どうなっているのでしょうか。次回見ていきましょうか。


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Posted by alexey_calvanov at 23:32Comments(0)

2019年12月14日

最後の最後で湘南滑り込み

J1昇格ないしは残留を掛けたJ1昇格プレーオフの最終戦である湘南ベルマーレ×徳島ヴォルティスの一戦が、湘南のホームになるBMWスタジアムで行われました。


前半は徳島が先制して、このまま逃げ切るんじゃないかなと思っていましたが、後半になって選手交代が功を奏したのか、もしくはJ1チームの意地を見せて、何とか同点に追い付き、そのままレギュレーションで逃げ切ったという試合になりました。


徳島サイドから見たら、ご愁傷様でしたとしか言えないですわ。リカルドロドリゲス監督は不公平だと不満を漏らしていましたけど、プレーオフで上がってきたチームが、過去ふがいない成績(1年でJ2に出戻る)を見せていたため、このレギュレーションになったのは妥当なわけで。
湘南サイドから見たら、チヨウ・ギジェ元監督のパワハラ騒動の一件でチーム状況がガタガタだったけど、最後の力を振り絞って残留を勝ち取ったのでしょう。この先の補強などオフシーズンの過ごし方次第で、来年生き残れるか否かが決まってきますので、とにかく早めに動けと。


これにより、J1は降格したのが、ジュビロ磐田と松本山雅FCのみ。逆にJ2は昇格したのが柏レイソルと横浜FCのみになりました。そして、この昇降格劇に伴って、神奈川県にあるJリーグチームはJ1とJ3にくっきり分かれることになりました。J1は川崎フロンターレ、横浜F・マリノス、横浜FC、湘南ベルマーレに。J3はY.S.C.C.横浜とSC相模原に。


来年は、J2も大変なシーズンになるでしょう。実力のあるチームが残ってしまったことに加え、磐田・松本といったチームも加わってくる。また水戸ホーリーホックのような、近年実力をめきめきと付けてきたチームもあり、星稼ぎと舐めて掛かれなくなってきた。ゆえに確実に星を取る・星を取りこぼさないチーム作りがますます重要視されるようになってくるでしょう。


Jリーグが全日程を終えたことにより、今後はオフシーズンの動向が気になるところ。既に一部実力者の移籍が報じられていますけど、今年もあっと言うような移籍劇が見られるのかねぇ・・・。


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Posted by alexey_calvanov at 22:26Comments(0)

2019年11月30日

【磐田】毎度のことながら、無慈悲な降格劇【松本】

サッカーJ1は、今日第33節が全ての試合を同時刻開催にて行われ、結果降格枠が決定となりました。
優勝に関しては、2位のFC東京が粘って引き分けに持ち込んだため、最終節にまでもつれ込んだものの、首位に立っている横浜F・マリノスが4-1で川崎フロンターレを下したため、FC東京が得失点差7(横浜FMが+67、FC東京が+60)を追い掛ける格好となり、事実上横浜FMの15年ぶりの優勝が確実になりました。ただ、先日の柏レイソル×京都サンガF.C.の試合のような展開もあるので、気は抜けませんけど、カテゴリが違うので、そこまでにはならんだろうと。


一方で残留争いは、先述の通り降格枠が決定しました。順位表を見てみましょう。


12位 名古屋 (37) -4
13位 浦 和 (37) -15
14位 鳥 栖 (36) -20
15位 清 水 (36) -25
--- 降格プレーオフ圏 ---
16位 湘 南 (35) -23
--- 降 格 圏 ---
17位 磐 田 (31) -29 ×
18位 松 本 (30) -29 ×


最下位で迎えたジュビロ磐田は、ホームで名古屋グランパスとの決戦に勝ったものの、16位の湘南ベルマーレがホームで迎えたサンフレッチェ広島戦に勝ったため、最終戦に磐田が勝っても降格圏を脱出できないため、J2降格が決定松本山雅FCはアウェイでガンバ大阪に負けたことで、湘南に追い付けなくなったため、J2降格決定となりました。磐田は2013年に降格が決まって以来6年ぶり、松本は再び1年でJ2に戻ることになりました。しかもJ2優勝チームが1年で落ちるのが11年ぶりの珍事という屈辱的な記録も付いて。


これに伴い、残留争いは、降格プレーオフ圏内に残ってしまうチームを決める争いになります。しかし、この争いも事実上3チームになってしまいました。
今節名古屋が負けたものの、湘南が最終節勝って名古屋が負けたとしても、玉突きで1つ順位を落とすだけなので、実質残留決定浦和レッズもほぼ同様の理由で事実上残留になります。
問題なのは、サガン鳥栖と清水エスパルス
湘南が勝った場合、得失点差で清水不利。引き分けでも得失点差の絡みで清水不利。ゆえに、引き分け以上にならなければならないのですが、運悪く鳥栖と清水は直接対決湘南の展開を見ながら試合を運ばないといけないといけなる、とてつもなく苦しく残酷なものになります。
少なくとも鳥栖・清水両方生き残りたかったら、湘南負けろと祈るしかない(汗)。しかも同時刻開催なので、インターネットがあるとはいえ状況はわかりにくい(汗)。あまつさえ清水は大量得点での失点が響いて下の順位にいるので、できることなら勝たないといけない。双方調子が悪い中で、どういう戦いを仕掛けてくるのでしょうか。


ちなみに、J2の昇格プレーオフ(J1サイドから見た場合、降格プレーオフ)は明日(12/1)から開催となります。1戦目は3位に終わった大宮アルディージャと6位のモンテディオ山形、4位に終わった徳島ヴォルティスと5位のヴァンフォーレ甲府となります。
順当に見たら、上位にいる大宮と徳島になるのでしょうけど、過去プレーオフで奇跡を起こした山形が不気味ですよね。奇しくも山岸という名字の選手(山岸祐也選手)がいるので(苦笑)。甲府はプレーオフ初体験。しかも昇格プレーオフ優勝経験のある徳島相手なので、苦しい展開になるのではないかと思います。


J1最終節、そしてJ2の昇格プレーオフ。運命の決戦を迎える中で、生き残れるチームは、どこになるのでしょうか。


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Posted by alexey_calvanov at 23:57Comments(0)

2019年11月02日

FC岐阜観戦記2019 第20節 なさけむよう

FC岐阜、今日は徳島ヴォルティスとの一戦になりました。
10/30の衝撃的な敗戦から2日、まだ気持ちを立て直せない中で、この日を迎えた人もいるのではないのでしょうか。私もショックを少し引きずっています。こりゃダメだろうなという気持ちも頭をもたげ始めてきております。選手達は、大丈夫なのかな・・・。

しかし相手が悪い。相手は現在5位。しかも14試合負け無しの中での一戦イケドンの中で昇格をいっちょ狙ったろうと思いながらやって来たことでしょう。その気合の入り方は、バスツアー4台でサポーターがやって来たことからもわかるでしょう。いくら日帰りでも行ける場所とはいえ、4台はすごい。100人以上は確実にこのバスで来てるわけですよ・・・。


SHV39_5844そんな長良川競技場、今日はイベント目白押しでした。
この試合もさることながら、「ねんりんピック岐阜2020 1年前イベント ・ぎふの木フェスタ」という2020年に岐阜県で開催されるねんりんピック(全国健康福祉祭)という60歳以上の方々が参加できるスポーツ・文化・健康・福祉の総合的なイベントの1年前を記念して、大会の成功と普及を担うイベントが行われていました。
それに併せて、日本生命が「日本生命みんなの2020全国キャラバン」という東京オリンピックの聖火リレーを盛り上げるイベントも行われていました。ちなみに、今日の試合は明治安田生命のサンクスマッチ日本の2大生命保険会社が同じ会場でイベントを行うなんて、そうそうないですよ。

で、その聖火リレーに使われるトーチが置かれていました。レプリカのようですが、思った以上に軽い。そこに火を点けるので重くはなるとのことですけど・・・。

聖火リレー、岐阜県は4/4・4/5にやって来ます。その後、愛知県(4/6・4/7)と三重県(4/8・4/9)を抜けていきます



SHV39_5845なお、聖火リレーの時に着るユニフォームも展示されていました。



SHV39_5846一方、明治安田生命は、先日行われた横浜FC戦の写真を掲載し、明治安田生命がチームと共に行うことをまとめた冊子を配布していました。
・・・これは、ミシャエル選手が服脱いでる、アカンヤツや(ギャハ)!



SHV39_5847そして、今日はNHKが中継してくれました。NHK岐阜放送局のみの中継でしたけれども、過酷な残留争いを見届けたい人は多かったことでしょう。
ちなみに、うちのおかんが岐阜局だけしかやらないのに、チャンネルを合わせてしまった模様(爆)。そんなんだったら試合来いっちゅーの!



SHV39_5848今日のアウェーキッチンは、「フィッシュカツ」が売られていました。徳島を代表する食べ物ですね。
・・・しかし、1枚200円て。徳島のスーパーなら間違いなく2枚買える。お土産でもお釣りが来るというのに・・・。



SHV39_5849今日は郡上市のホームタウンデーということもあり、「奥美濃カレー」も販売していました



前にも食べたことがあって、郡上味噌が入っているのが条件だそうですけど、味噌の味はあまりしないのよね。もしくはわかってないか(苦笑)。で、カレーそのものは、よく煮込まれているからか結構サラサラしていて、かつ最初はあまり辛くないなと思っていたら、徐々にピリッと来るように。中辛でこれなのか。素晴らしい。


SHV39_5850試合もこうあってほしかったのですが、惨憺たるもので・・・。


前半の始まったあたりは、中2日の疲れを感じさせない動きを見せており、徳島のイレブンも想定外だったのか、かなり慎重にボールを回している印象がありました。そして、岐阜がボールを奪うと、一気呵成に攻め上がって、ゴールマウスを脅かすのですが、入らないんだよね・・・(泣)。タフすぎてソンはないのですけどね・・・。

そうこうしていたら、前半25分、ペナルティエリア前で不用意なプレーがあったようで、ハンドを取られてフリーキックを与えてしまいますだいたい30mあったかと思います。
普通なら決まらないよね・・・と思っていたら、徳島のヨルディ・バイス選手がその距離を見事なシュートで決めやがった(大泣)。この一発が、岐阜にとって、なさけむようとも言える悲劇の始まりになったなんて、だーれも思って無かったよ。そして、徳島は、この1点で勢いが付いてしまうんです。正しく、パワードラッグでキメちゃったがごとく。
2点目は、岐阜の守備陣を巧みに抜くシュートで挙げ、3・4点目はPK3点目のPKは明らかな『ハンドリング』ハンドとはハンドリングの意味で、肩より下の部分にボールが当たったら、原則PKになってしまうのだ)だったけど、4点目が解せん

1点目で全てが決まってしまった(実際そうなった)かのように、岐阜というチームは崩壊してしまったのです。そのことは、後半立て直そうとする中で、明確にわかってしまうのです。
後半になってもギアを上げっ放しの徳島。この試合に点を重ねれば重ねた分だけ残虐行為手当でも出るんかいなと思ったほど。
岐阜のイレブンを左右に前後に揺さぶって5点目・6点目を重ね、最後の押谷祐樹選手が放ったシュートによる7点目は1点目の繰り返し、振り出しに戻ってまたループするのではないのかと嘆きたくなるほど。エンドレスエイトならぬエンドレスセブンなのか・・・。

「どりょくせずにむくわれることはない」とは言ったものの、今日の試合は全て労せず徳島が持って行ってしまったかのよう。日程・シュートで運を持っていたし、審判も味方に付けていた。対して岐阜は、最初のシュートが入っていたら、前半25分のシュートが決まってなかったら、こんな結末にはならなかっただろう。この試合も選手は責められない。全くもって持っていなかったのだ。そんな中でもよく奮闘したものだ。拍手は送れないが、奮闘の跡は見られたことは認めねばならないです。



以上テンゲンの迷作「ピットファイター」の迷言に乗せて、試合の状況をお届けしました(爆)。あ、一部「涼宮ハルヒの憂鬱」が混ざってるけど、気にしない(ニヤニヤ)。


・・・笑ってられんわ(泣)。これで、J3降格にリーチが掛かった1時間後に行われた鹿児島ユナイテッドFC×ファジアーノ岡山の試合が引き分けに終わったので、さらに勝ち点差が広がってしまった。まだ栃木SCの試合が明日なのですが、結果次第では、いよいよ窮地です。
次の試合はアウェイでアルビレックス新潟戦。デンカビッグスワンスタジアムが介錯の地になるのか、まだ首が繋がってホームに戻れるのか。全ては、11/9に決まる。


J2残り試合あと3。降格圏脱出までの勝ち点差は7。


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2019年03月05日

徳島戦での小ネタ集2019

SHV39_4479ここからは、徳島ヴォルティス戦の前後を小ネタ集的に紹介


最初は、徳島駅から。
実は、3/9と3/16は「ブラタモリ」で徳島県が特集されるそうな。やっと来ると宣伝しているあたり、待ちに待っていたんでしょうねぇ。
なお、3/9は阿波踊り、3/16は鳴門が紹介されるそうです。鳴門は渦潮なのかなぁ。



SHV39_4477そして、今年も行って来ましたよ、弁天山に。
日本の自然の山では一番低い山頂は、こんなふう。うん、木々が生い茂り過ぎて下の市場がまるで見えない(爆)。



SHV39_4478この山頂には、神社があります。
その昔、このあたりは遠浅の海だったのですが、時代の流れで陸地になり、小島だった弁天山は小高い山として残ったのです。そのため山頂の神社は、元々海の安全を祈願するものだったのです。
もちろん、今年もお参りしてきました。去年1円で済ませてしまったので、今年はきちんとおさい銭を用意。しかも去年払えなかった分も一緒に払ったにもかかわらず、KONOZAMAだったんだよ(大泣)!



SHV39_4485そんなKONOZMAだった徳島戦で出たスタグルの紹介です。


最初は、THE NARUTO BASEの「苦渋の決断丼」徳島の岩尾憲選手プロデュース商品で、いろいろ紹介された料理の中から散々迷った末に、これにしたという意味で、苦渋なのだそうな。少し横線ノイズが入っているのは申し訳ない。まさかまさかね・・・。
こちら、和田島のしらすをたっぷりと使い、ねぎをふんだんに掛けたものです。



塩気の利いたしらすが温かいご飯に合うんだよね。醤油とかも掛かっているんだろうけど、無くても十分に美味いと思うよ。文句ないです。美味いです。だからホントは勝ち点1でも欲しかった(泣)。


SHV39_4489もう一つ、小腹が空いたのでハーフタイム中に買ったのが、必勝うどんの「超激辛カレーうどん」
現在世界3位の辛さを持つとされるフードジョロキアという赤唐辛子を使用しています。
見た感じはそうそう辛そうには見えないんだけどねぇ・・・。



でも、これがホントに辛かったのどが焼けるような辛さと言うとわかるのかねぇ・・・。2/3ほど残っていたお茶があっという間に無くなり、辛いからとサービスでもらったあめを舐めてもなかなか収まらない。あまつさえ、あめを舐め続けて先端が鋭くなり、誤って唇を切ってしまう始末。散々やなぁ、おい。


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Posted by alexey_calvanov at 23:57Comments(0)

2019年03月04日

FC岐阜観戦記2019 アウェイ編 その1 ポカスタの悲劇、三度

FC岐阜、3/3にアウェイのポカリスエットスタジアムにて徳島ヴォルティスと対戦しました。
開幕戦になったモンテディオ山形戦で、実に5年ぶりの開幕戦勝利を遂げ、最高のスタートを切りました。この勢いを何とか維持できれば・・・そう思って会場にやって来たのです。
何せ相性が悪い。前にも書いてますけど、過去大木武監督の下では2分2敗。ことアウェイでは2年連続終盤でうっちゃられるという苦々しい思い出しかありません(2017年は引き分け、2018年は逆転負け)。
今年こそ、今年こそ・・・と思って、弁天山にも行ってきたのですが、それは後日。


SHV39_4481徳島にとっては、この日がホーム開幕戦。
初戦になった鹿児島ユナイテッドFCとは撃ち合いの末に負けているため、非常にショックな中での一戦になったことでしょう。何せ相手は昇格したて。『先輩』として格の違いを見せたかったことでしょう。逆に相手に自信を与えてしまったからねぇ・・・。
だからこそ、何としてもホームでは勝ちたい。徳島の監督・スタッフ・選手達はそう思っていたことでしょう。嫌な時に当たってしまったものです。



SHV39_4481この日は、ギッフィー来場ヴォルタくんとのPK対決を行いました。
結果はヴォルタくんの勝ちこの時は、単なるお膳立てだったんだよね・・・とギッフィーを見ておりましたよ。まさかまさかね・・・。



SHV39_4483同じく来場していたすだちくん。本物を見るのは初めてかもしれない。ポカスタに像はあるんだけどね。
先程のPK対決では双方のキーパーを務めていました。とりあえずヴォルタくんへの忖度はなかった(苦笑)。



SHV39_4491試合はというと、岐阜は総じて動きが硬かった気がする。前回の試合の勢いはどこへやら・・・。たぶん、寒いというのも響いていたのでしょうけど、それは言い訳にしかならない。だって相手は動きが悪くなかったもの
硬いだけじゃない。パス回しがよくもまぁ失敗している。まぁ、ボールが上手く回っていないのは、水を撒き過ぎているなど色々あるんだろうけど、そのあたりの傾向と対策は試合の中で修正していかなきゃいけないよね・・・。
それでも何とか踏ん張っていたとは思いましたね。守備に関しては、今年に限っては大崩れしないだろうと確信しています。まだ2試合なので言い切るのも怖いけど(苦笑)。ルーキーの柳澤亘・長倉颯(はやて)両選手が頑張っています。途中交代の会津雄生選手も同じくルーキーながら健闘しています。
誤算だったのは、後半早々の交代劇北谷史孝選手が接触プレーで動けなくなり、竹田忠嗣選手と交代せざるを得なかった点でしょうか。本来なら、会津・富樫・小野or前田(敬称略)と考えていたでしょう。ところが竹田選手を出したことで、小野悠斗選手か前田遼一選手を出す機会を失ってしまったとも。

この交代が岐阜の戦略に響いたのか、守備にほころびができてしまったのか、最終盤(後半45+5(90+5)分)に徳島に攻め込まれ、最後は清武功暉選手の出来損ないのオーバーヘッドキックが決まってしまい、勝負あり
・・・まーた試合終了直前で負けたよ!おさい銭の効果まるでなしじゃん(泣)!


見てて思ったのは、岐阜の押谷祐樹選手へのプレーがきっかけで、審判の態度がまるで変ったこと(だと思う)。それ以降は、徳島は何をやってもお咎めなしなのに、岐阜は同じようなプレーをやってもカードカードカード押谷選手は怒りをあらわにしてスパイクを投げつけた不遜なプレーを行ったのに、それの処分もない。全くもってアンフェアかつフラストレーションの溜まる試合だったとも。徳島は左鎖に日本アンチ・ドーピング機構のスポンサーが付いており、それには「FAIR PRIDE 勝利を超える価値がある」とあるのですが、この試合を見る限り、そのスポンサーを付ける資格は無いと言いたい。(ドーピングじゃないけど)フェアじゃないジャッジを受けたことを傘にして、ラフプレイをすることがフェアプライドなのか。試合を壊してしまった主審は大いに反省してほしい。同じ負けなら、PK取られて負けたほうがすっきりするわ。



これで一進一退な感じになってしまいました。まだ1試合負けただけ。試合内容は悪いけど、試合終了間際までは踏ん張ってた。悪い時には悪いなりに、少なくとも引き分けに持ち込める内容にしたかったけど、仕方がない。次のファジアーノ岡山戦で勝利を目指そう。


徳島のその他の出来事は、次回紹介予定。


大木監督の目標である勝ち点70まであと67。


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Posted by alexey_calvanov at 23:55Comments(0)

2019年03月03日

ぐふぁ(吐血)

何だろう、信じられない。3年連続アウェイで同じようなパターンで敗戦。ポカスタの悲劇が呪いに変わりつつあるわ・・・。


ポカリスエットスタジアムで行われた徳島ヴォルティス×FC岐阜の一戦は最終盤に出来損ないのオーバーヘッドが無情にも決まり、1-0の惜敗。
はっきり言おう。徳島に勝たせたい気持ちがひしひしと伝わった。レフェリーがフェアじゃないもの。徳島の選手も基本やりたい放題。同じようなラフプレーをしても、徳島にはお咎め無しなのに対し、岐阜にはしっかりカードが出される始末。ケガ人が出てもこうなのだからやってらんない。徳島は右鎖のスポンサーを付ける資格は無いわ!


この悔しさは、次のファジアーノ岡山戦で晴らしてほしいが、北谷史孝選手は大丈夫なんだろうか・・・。


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Posted by alexey_calvanov at 17:27Comments(0)

2019年03月02日

いよいよ2019年シーズン最初のアウェイ

先週のモンテディオ山形戦に快勝したFC岐阜、3/3はアウェイ(ポカリスエットスタジアム)にて徳島ヴォルティスとの一戦になります。


同じく先週の試合で、昇格組の鹿児島ユナイテッドFCに打ち合いの末破れているだけに、ホーム開幕戦となる3/3の試合は是が非でも勝ちたいと思って挑んでくることでしょう。
一方で、岐阜にとっても勝ちたい試合目標の6試合で勝ち点10、シーズンの勝ち点70を成し遂げるには強敵なんです。試合前レビューを見て、徳島とは大木武監督体制下で2分2敗という山形並の苦手っぷり。しかもアウェイでは、試合終了間際に追い付かれたり逆転弾を放たれるという無類の相性の悪さ。そんなポカリスエットスタジアムで勝てれば、今年の岐阜は違うということを相手に刷り込める絶好の機会にもなるし、選手も自信に繋がると思うんです。

だからこそ勝ちたい。何とかして勝ち点3を持ち帰りたい。そう思えてなりません。


当日は、雨の予報になってますが、何とか持ちこたえてくれんかなぁ・・・。


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Posted by alexey_calvanov at 22:56Comments(0)

2018年09月17日

FC岐阜観戦記2018 アウェイ編 その17 悲劇は繰り返す

SHV39_3821FC岐阜、先日徳島ヴォルティスとポカリスエットスタジアムで戦いました
来るところまで来た9連敗。今まで様々なスポーツ観戦をライブなりテレビなりラジオなり動画配信なりで見て来た人だと自負していますが、ここまで負けるのは相撲の元気のない力士くらいですよ(苦笑)。それでも場所だけで見れば15連敗で一旦幕引きができる。しかし、J2は今回の試合を入れて10試合残っている負けっ放しになってしまえば、19連敗になり、J2の記録に並ぶのだそうな(記録を持っているのは、ヴァンフォーレ甲府)。
さすがにここまで来れば・・・と思いたいが、この試合から先は前半戦で勝っていないチーム。今回の徳島も引き分けで終わったチームです。
ましてや、ポカリスエットスタジアムは鬼門、いや相性の悪いスタジアムとして個人的には記憶しています。
そう、去年は試合終了間際に岩尾憲選手が同点ゴールを叩き出し、勝てる試合が引き分けに終わるという悪夢のよう(第三者から見たらドラマチック)な展開になりました。しかもライブで見ているので、嫌ってほど印象に残ってる(泣)。
ましてや徳島は抜群の攻撃力、対して岐阜は夢スコア(5-0)の後で福村貴幸選手が『おつとめ』(イエローカード累積4枚による出場停止)でいないぽっかり穴の開いた中にガンガン叩き込まれるんじゃないかと心配と不安と落胆の中でやって来たのです。

なお、写真は徳島のマスコットであるティスちゃん後ろにある屋台の店の名前をメモ代わりに撮ろう(いわゆる「資料撮り」と個人的には思っている)としたら、視界に入ってきた(爆)。じゃあ撮ろうと思ったら、近寄ってくるの(ニヤニヤ)。おいおい、そこはヴォルタくんのマネしちゃいかんよ(ギャハ)。
というわけで、ヴォルタくんは写っておりません(ニヤニヤ)。でも、私のところにやって来て、ノベルティでもらったうちわを強奪していったのはいい思い出(苦笑)。



SHV39_3820その「資料撮り」をしてまで紹介したかったのは、この日の試合の主催になった美馬市から来た大滝山麓食堂のそば。いわゆる田舎そばで、十割なんでしょうね、短い麺になっております。これも田舎そばの特徴だと個人的には思っております。
ちなみに、この食堂は美馬市の中でも香川県境そばになり、4・5人しか座れない小さな店だそうで。おまけに日曜日のみの営業採算って何だろうと思わせる店です。



味は素朴だけど、心の温まる味というのが正しいのかな。父親の田舎である愛知県東栄町に行く途中にドライブインがあるのですけど、そこで出されるそばは、まさしくこんな感じのそばなので、懐かしさも感じるんですよ。
一緒にあった「みまから」も辛いながらもいいアクセントになって美味しい。買って帰りたかったけど、ビン類はスタジアムへ持ち込めないからね・・・。通販なら袋入りもあるのにね・・・。


SHV39_3823この日の試合は、いつもと違った。
ビクトル選手がウォームアップ前にスタジアムの様子を見に行くかのように来るのだが、いつもなら手を振るだけなのに、お辞儀をして最大限の謝意を見せてくれた
そして、まだ選手も出てきていないのに、大木武監督がわざわざアウェイ側にやって来て一言挨拶してきたのだ。

普通なら監督呼べだのフロントは責任取れだの大荒れの展開になりかねず、既に監督が交代したりフロント総辞職というところだってある
ところが岐阜は違う。もちろん荒れそうになったことはあったけど、サポーターは我慢強くその日、勝ち点を上げる日を待っているのだ。そんな気持ちに監督は応えてくれたんだね。監督もまた苦しんでいるのだ。



SHV39_3825だからこそ感じた。今日の試合はいつもと違う。
とにかく選手達が奮闘し、よく動いた何とかしたいという気迫もよく伝わった。相手選手には蝮のようにしつこく絡みついて、プレーをよく止めてくれた。粉骨砕身と言うには、あまりにも切ない懸命さを見せて。

それでも、運は悪い
審判が少々の倒れるプレーを取ってくれない。逆にそれに救われることもあったが、言い換えれば相手にもチャンスを与えることになる。徳島の先制点もそんな感じ。警戒しなければいけなかったピーター・ウタカ選手のパワープレーにディフェンスがやられ、その隙をバラル選手が打ちこむコンビネーション。普通なら笛を吹かれてもおかしくないプレーだけど、他で吹いていないからスルーされても仕方ない。

それでも、試合の主導権は岐阜が握っていたように思える。諦めない心で挑んだこの一戦、その気持ちとは裏腹に中々点が決まらない。いつものことながらも、このもどかしさに振り回されてもいる。
このままダメになるのかなと思ったら、魅せてくれたのが、散々ダメ出しされていた山岸祐也選手。
実は後半早々に過激な接触プレーで倒れ、しばらく動けなくなっていたのだ。しかし、その体を張った姿を見て、いつもの後ろ向きな決定力のない軟弱な姿を思い浮かべることは無かった散々期待を裏切って、一時はメンバーからも干された山岸選手が、この試合で『本来の姿』を見せてくれたのだ。そして、後半35(80)分に結実する。
風間宏矢選手のコーナーキックからヘディングシュートがドンピシャ。あの調子のいい徳島から追い付いたのですよ!やっと勝ち点を掴んで長良川競技場に帰れる。皆が安心して心躍っているのが手に取るように分かったのです。

しかし、運命は残酷、そして悲劇は繰り返すのかと絶望に浸ることとなる。あまりにもいいプレーが出ていたから。
試合終了間際、岐阜の守備陣が一瞬乱れ、相手にボールが回ると、必死になったがためにボールに振り回された守備陣をあざ笑うかのように打たれた表原玄太選手の一閃。去年観た者にとっては、まさか起こらまいと思っていた出来事がまた起こるという悲劇。相手側にとっては奇跡とも言えるだろう、徳島ホーム8連勝を決める一閃。様々なフラグがあったのだろうけど、最後は徳島の選手がフラグを立てたのだ。そのフラグを折れなかった岐阜の選手の負け。何とも残酷で、何とも悔しい。そして絶望をもたらす闇は、私達を掴んで離さないという事実・・・


それでも、この日の試合は選手も監督も責めることはできない。やるだけのことをやったのだ。だから笑って帰ろう。皆にそう思いを訴え、スタジアムを後にした。
ちなみに、北谷史孝選手がうなだれて下を向きっぱなしだった。もう下を向くな北谷。お前さんはいなかった福村選手の代わりを十分に果たしてくれたよ。この気持ちを忘れなければ、次もきっとメンバーに残してくれるよ・・・。



ただ、残酷な現実に目を背けてはいけない。


18位 新 潟(36)
19位 岐 阜(32)
20位 京 都(28)※
---- 降格ライン ----
21位 熊 本(27)
22位 讃 岐(25)※


注目は括弧書きの勝ち点。
アルビレックス新潟はウチの試合から連勝を果たし、残留争いから片足抜け出したかなという印象。ロアッソ熊本はプレーオフないしは直接昇格を窺う東京ヴェルディに引き分け貴重な勝ち点をゲット。京都サンガF.C.もここ5試合で負け一つ。調子が悪いというカマタマーレ讃岐でさえ、ここ5試合で引き分けを一つ付けている。つまり岐阜だけが負けっ放しのだ。前半、厳しい言い方をすれば、古橋亨梧選手の『貯金』だけで生き延びている、そんなチームなのだ。
さらに、京都と讃岐は1試合順延になった試合を残している(※で示したもの)試合の展開次第では、京都はいつでも岐阜を追い抜け、讃岐は最下位を抜け出せる。ゆえに、いつまでももどかしい試合をやっていると、下位のチームに追い上げられ、潰されてしまうのだ・・・。


J2残り試合あと9。降格圏チーム(21位)との勝ち点差は5。


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Posted by alexey_calvanov at 10:56Comments(0)

2018年09月15日

下を向かず、笑って帰ろう

選手達はよくやった。福村貴幸選手が累積4枚で出られない中、守備は奮闘し、攻撃でも田中パウロ淳一選手を中心に組み当ててくれました。何より、執念・しつこさ・粘り、そして諦めない心で挑んでくれたことに感謝したいです。

これ以上下を向くのは止めよう。悔しい、確かに悔しいけど、徳島ヴォルティスをここまで苦しめれたんです。この試合でできるなら、次も絶対できます。練習でよかったところをより研鑽し、悪かったところを見直して改善していきましょう。
だからもう下を向かず、悔しさを堪えて、笑って帰りましょう。


まだ先はあります。まだ大丈夫・・・。


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Posted by alexey_calvanov at 21:56Comments(0)

2018年04月16日

あの日の決戦に備えてボンカレー

SHV39_3008先日、スーパーで買ってきたのは大塚食品のボンカレーシリーズ
左は現在のスタンダートといえる「ボンカレーゴールド」、真ん中が今回メインにするつもりで買ってきた「ボンカレー50」、右は比較用で買ってきた「ボンカレーNEO」。
現在のボンカレーシリーズは、国産の野菜(玉ねぎ・にんじん・じゃがいも)を使っているとのこと。スパイスも3種類(欧風・オリジナル・インド風)あるとのこと。比較なので、味は全て中辛で揃えてます。

ちなみに、沖縄県では創業当時の味のボンカレーが売られているそうですが、今回の「ボンカレー50」も創業当時の味に近いものになっているそうです。



というわけで、頂いてみましょう。


まず「ボンカレーゴールド」
掛けた時のルゥの粘りはそれなり。少しさらっとした感じなのかな。色はやや黄色み掛かった感じで、今日のような濃い色合いのカレーを思い浮かべる人にとって、この黄色み掛かった色は、薄そうに思うかも。
実際、味はやや薄い一昔前のカレー粉で溶かしたカレーを思い浮かべる人が多いのかな、世代によっては。私はギリギリカレー粉で作ったカレーのテイストを知っている世代なので、さもありなんな味と思っておりました。

お次は「ボンカレー50」
掛けた時に驚いたのが、ルゥに粘りが少しあるいわゆるカレーのとろーっとした感じのものが無く、ぼてっぼてっと落ちる感じですわ。小麦粉の比率が少し少ないのかなとか思ったりしましたけど、実際のところどうなんざんしょ?
その点もあってか、味は「ボンカレーゴールド」よりも薄い元々大塚食品が大塚製薬の関連会社なので、すわ病院食かと思ってしまったほど。
思い出は思い出で取っておきましょう(苦笑)。まぁ、美味しくないわけじゃ無いから、食べたくなることもあるわね。

最後は「ボンカレーNEO」
ルゥはいつも食べるレトルトカレーのさらっとした感じのそれなりの粘り。他の2つのカレーと大きく違うのは、色が濃いめの茶色という普段私達が食べ慣れているであろうカレーの色になっています。
そして味ですが、スパイシーでコク深い、これもまた今私達が食べ慣れているであろう味わいですね。正直、このカレーが一番美味い(爆)。


やっぱり「ボンカレーNEO」が一番美味かった今や「ボンカレー」や「ボンカレーゴールド」は思い出補正の味になりつつあるのね。でも、同じ中辛でも万人が食べやすい味という点では、この2つは捨てがたいです。


ところで、何でそこまでボンカレーにこだわったのか?
そう、このカレーを食べたのは、先週の土曜から日曜に掛けて。つまり、日曜に開催された徳島ヴォルティス戦に勝つために、相手チームの食材を食らうというゲン担ぎでやったわけですよ。まぁ、結果は引き分けだったので、効果はイマイチだったんだろうけどね(ニヤニヤ)。


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Posted by alexey_calvanov at 23:57Comments(0)

2018年04月15日

FC岐阜観戦記2018 第4節 連続長良川劇場 半分、青い

「NHKの朝ドラ(連続テレビ小説)じゃねーか!」
・・・そういう人もいらっしゃるかもしれない。でも、長良川競技場で行われる試合の中には、時折スぺクタブルな展開を見せることがあり、長良川劇場とも言われることもあるのよ。
で、「半分、青い」というわけだ。確かに今回の朝ドラは岐阜県の東濃地方を舞台にした「半分、青い」という作品で、今日ホームタウンデーで来ていたのも多治見市という東濃地方の中心地。そして、今日の相手である徳島ヴォルティスも偶然ながら青。半分じゃないけど、スタジアムのほぼ半分が青いわけですよ。
その徳島は、昇格候補と期待されながらも、ここ最近は東京ヴェルディにフルボッコにされ、栃木SCには引き分ける内容で、思った以上にいばらの道を歩んでいたわけです。
しかも、東京V戦で元FC岐阜の選手だったシシーニョ選手が2枚イエローカードをもらって退場処分となり、翌試合の栃木戦は出場停止という有様。ちぐはぐな印象が否めないですね。

対して岐阜は、愛媛FC戦に勝った後、勝ち星には恵まれず、ヴァンフォーレ甲府戦では接戦の末敗退(フルボッコになってしまいかねなかった)。その後の東京V戦では守備に重点に置いたのが功を奏し、調子の良い東京Vをスコアレスドローで抑え込むことに成功しています。
勝ち星には恵まれていないけど、攻撃一辺倒なチームに少しずつ守備の意識が植え付けられ始めているのかなという印象が。ただ、守備がいいと攻撃が忘れられる、つまり精度が悪くなるいうふうになってしまうのが、昔も今も岐阜の『伝統』であるわけでして・・・。そこの部分の改善を今日の試合できればいいのかなと思って見ておりました。


SHV39_3013今日は昨日まで降った雨が少し残り、あまつさえ風が強かった。
岐阜に着いた頃には雨は止んだものの、写真のように風は収まらず。ところが、この後すごく晴れてきて、風もほぼ収まるんだよね。強い時もあったものの、試合前の強さは何だったんだろうという感じにまで収まってしまうのだから、長良川劇場は時に恐ろしい・・・。



SHV39_3024今日の対戦相手徳島は、何と徳島県からバス移動。デイマッチだからできたのかなと思う。ナイトマッチならそのまま一泊かもね。
名古屋からバスで徳島に行った(去年のアウェイ戦参照)時、5時間ほど掛かった気がするので、まぁまぁ大変な移動だったと思うぞ。
・・・でも、最近バス移動ってトレンドなのかしら(ニヤニヤ)?



SHV39_3010そして今日は多治見市・揖斐川町のホームタウンデーだけでなく、FC岐阜ガールズフェスタ、ナガラジェンヌデーなのよね。
ゆえに、いつも飛騨牛コロッケを出している店が、色気を出してハート形の飛騨牛コロッケを揚げていた
ちなみに、女性限定の物だったのだが、すぐ揚げますと言っていた中、いいよ今あるのでと言ったら、これだった(汗)。限定の物もらうのは悪いから、つまり事情を知らなかったので、揚がるの待つよと言ったものの、いいよいいよということでもらったのだ(代金は支払っているぞ(ギャハ))。
・・・すいません、無理言ってしまいまして悪気は無かったのよ。そして、無理強いしたわけじゃ無いからね!<疑われるぞ。



SHV39_3015今日の試合、岐阜にとっては特別な試合になったのは、言うまでもありません
元岐阜の選手、シシーニョ選手と大本祐槻選手がスタメンで登場することになりました。双方共岐阜の中核を担っていた選手だったので、移籍の話が出た時、とても驚いたものです。特に大本選手の移籍が決まった時には、まだルーキーだろうという選手でさえ、徳島は歯牙に掛けるのかとさえ思うと、怒りさえ感じる。それに結果的に付いていく格好になった大本選手への怒りは一定数あったようで、メンバー紹介で唯一ブーイングが起こったんですね。同じ移籍したはずのシシーニョ選手には拍手、FC岐阜の所属経験の無い岐阜(多治見市)出身の杉本太郎選手にも万雷の拍手だったのに。

なお、大本選手は今日が初スタメン。しかも岐阜時代にはあまり就くことのなかったポジション(大本選手がミッドフィルダー、シシーニョ選手がフォワード)だなんてリカルド・ロドリゲス監督は一体何を考えているのだ・・・。



そんな異様な雰囲気が漂い始めた試合、ええ嫌な予感が的中しました。
試合中、大本選手にボールが回っただけで、かなりのブーイング。ホントにボールが回ってくるだけでブーイングが起こるなんて、過去のFC岐阜出身の選手の中ではあり得なかったことですよ。私の知っている限り。
それでも大本選手は気持ちを切らさずにプレーしていました。その気持ちに応えていたのか、岐阜対策をバッチリ組んでいたのか、はたまたフィジカル面で上回っていたからなのか、前半は徳島ペースで事が運んでいきます
とはいえ、前節スコアレスドローに持ち込んだ岐阜の守備力は落ちていなかった阿部正紀選手をはじめとする守備陣の奮闘もさることながら、田中パウロ淳一選手など攻撃陣も守備の役割をこなしていたあたり、大木武監督が述べていた守備の意識は確かに高まっているようです(じゃあ何で練習試合で東海リーグ1部の鈴鹿アンリミテッドFCに負けたんだと(以下略))
そうなると攻撃が疎かにならんかね・・・と思ったら、やっぱり攻撃力が落ちてしまってるのかなと思わずにはいられない精度が落ちているんですね。決めてほしいシーンはあったけど、今回徳島はかなり堅い守備を敷いていたので、今回の精度の悪さは目をつぶってもいいかもしれないですわ。ただ、精度を上げていく練習は怠るなよと言っておきましょう。


SHV39_3018後半もこう着状態に陥っていた中、徐々に岐阜が息を吹き返し、徳島が焦りの色を見せ始めた64(後半19)分、突然スプリンクラーが大暴走。まさに試合に水差す格好になりました。それでも愚直に右(メインスタンド側)を攻めてる岐阜イレブンは、アカンたれやないかい(汗)。滑るっちゅーねん。



SHV39_3020焦りの色を見せていた徳島は、この一件以降、徐々に落ち着きを取り戻し、岐阜のゴールマウスを狙うものの、ビクトル選手の神掛かっているセーブを決め死守し、精度の悪いシュートにも助けられ0点に。岐阜も少ないチャンスを生かそうとするものの、相手守備陣の奮闘と精度の悪いシュートで0点のまま。前節と同じくスコアレスドローになりました。



SHV39_3023試合後、シシーニョ選手と大本選手がやって来てくれました
本当に大本選手にはブーイングが酷すぎて申し訳ないと思いました。それでもなお、大人の対応をしてくれた大本選手には感謝したい連れてきてくれたシシーニョ選手には、まだ若い大本選手を支えてあげてほしい。


この場を借りて言いたい。
悔しい・裏切り者と感じるのはわかる。だからといって、あそこまでブーイングするべきなのか。だったら同じ移籍組のシシーニョ選手には何もなかったのはなぜだ?彼は出ていくことは至極当然だったから、あきらめていたからしなかったのか?そうだとしたら、それは弱い者いじめの論理と同じなんじゃないかと。
大本選手の移籍は、止めなかったないしは止められなかった岐阜のフロント、強奪なのか否かは置いておいて、彼を意地でも獲ろうとした徳島のフロント双方が悪いわけで、大本選手は恐らく罪は無い。ステップアップしたくて移籍を決めたのなら、それを尊重すればいい。嫌な環境だったなら、サポーターも含め、どう改善すべきか考えるきっかけにすればいい。彼がわがままを言わない限り、繰り返しますが、彼に罪は無いのです。

私も2人の移籍には怒りを覚えています。そして埋められない穴に苦しんでいるとも感じています。
しかし、ここ最近は一筋の光明が射しているではありませんか。大きな損失があっても、岐阜は10年以上J2に生き残っているではありませんか。運に助けられている部分はあれど、選手が一丸に頑張っているから今があるんですよ。それを大本選手に執拗なブーイングを行っていた人達は忘れていないか?5年しか応援していない(つまりは最も苦しい時代を記録の中でしか知らない)私でもそれを思ったのに・・・。
だからこそ、怒りを覚えても、過ぎたこととしてもう受け止めるしかない、そう考えるしかないでしょう。今は彼らが徳島で活躍することを願うのが本当のサポーターなんだろうと。もちろん、何らかの形で岐阜に戻ってきてくれたら大歓迎ですよ。
まだ、岐阜のサポーターは『半分、青い』。そう感じました。



SHV39_3021ちなみに、次のホームの試合は白山ダービー、そうツエーゲン金沢との一戦になります。
佐藤洸一選手が取り返すとか煽るもんだから、岐阜サポからブーイングが起こるのは、ある意味お約束(笑)。こんなブーイングは、悪いことじゃないのよ。ブーイングの意味を履き違えるなということですわ・・・。



その前にファジアーノ岡山とのアウェイ戦が待っています。
ファジフーズも楽しみ・・・ですけど(笑)、首位を維持している岡山にどう挑むのかが楽しみですよ。何とか岡山の暴走を止めて他のチームを阿鼻叫喚に陥れてやりたいですな(ニヤニヤ)。それだけのことはできるんだよ。やれる、絶対やれるから!この2試合で得た自信と反省(対策)両方生かせるようにしよう。


SHV39_3012おまけ
CCNのステージ観客席にまだ誰もいないから、ギッフィー客席に座る(笑)。サボるんじゃねー(爆)。



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Posted by alexey_calvanov at 23:55Comments(0)

2018年02月21日

漣さん、もうすぐJ2開幕だってのに・・・

夜になって訃報が入ってきました。俳優の大杉漣さんが急性心不全で亡くなったそうです。まだ66歳、これからなのに逝ってしまいましたよ・・・。


大杉さんは北野武監督の「ソラチネ」で見出され、以降彼の監督には常連のように出演していました。それがきっかけで、怖い役どころからコミカルな役まで、味のある役者としての地位を確立していきました。
それ以外にもバラエティに出演するなどコミカルな面を見せており、怖い役どころとのギャップでも話題になったことも。
そして、徳島県出身ということもあり、地元のサッカーチーム、J2の徳島ヴォルティスのサポーターとしても話題になっていました大杉さんは、まだ徳島がアマチュア時代の大塚製薬サッカー部時代からの筋金入りのサポーターだったとも言われています。去年はそれを称えてか、ホームでのイベントに出演したほどでした。大杉さんはホームだけでなく、アウェイでも顔を出せれば顔を出すほどでしたから、今年の補強には大満足だったんじゃないのでしょうか。そんな開幕直前での訃報。サポーターじゃなくともやりきれないですよ。

現在出演中のテレビ東京系のドラマ「バイプレイヤーズ」にも出演しているとのことで、今回は遺族や所属事務所などの意向で放送されるとのことですが、最終回までの2話をどうするのかは不明とのこと。できることなら、遺作になるので、全編放送してほしいですね・・・。
個人的には、去年末~今年初めに放送していた「ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん」のお父さん役が大好きでしたね。朴訥(ぼくとつ)としているけど、芯は強く、時折見せるあどけないというのか厳格そうな父とは程遠い姿に、すごく面白さと親近感を感じました。だからこそ、惜しい・・・。


ご冥福をお祈り致します。そして、徳島の1年を天高いところから見守っていて下さい。


ファイナルファンタジー XIV 光のお父さん DVD-BOX
ファイナルファンタジー XIV 光のお父さん DVD-BOX
Blu-ray BOX(豪華版)もあり



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Posted by alexey_calvanov at 22:17Comments(0)

2017年12月26日

大木監督、来年大丈夫なの!?

個人的にはすごく動揺しています(泣)。
FC岐阜の2選手、シシーニョ選手と大本祐槻選手、が徳島ヴォルティスへと移籍することになりました。シシーニョ選手はある程度の覚悟は決めていたものの、大本選手は無かったわ・・・。移籍マーケットで候補には挙がっていたものの、入団初年度の選手が引っこ抜かれるのはまずないと言われていただけに、この不文律を破った徳島、絶対ぶっ飛ばす!<そう言っている時は、たいていできない(苦笑)。


で、現状はどうなのかというと・・・(この部分は敬称略。◎は契約更新、★は期限付き移籍、☆は新入団(移籍含む)、未は契約未更新)。


GK
ビクトル(◎)
原田祐輔(☆)
岡本享也(☆)

DF
阿部正紀(◎)
甲斐健太郎(未)
福村貴幸(★・未)
竹田忠嗣(☆)
藤谷匠(☆)

MF
青木翼(DF出場多し・◎)
田中パウロ淳一(FW出場多し・未)
庄司悦大(未)
風間宏矢(FW出場多し・未)
田森大己(DF出場多し・未)
小野悠斗(◎)
永島悠史(★・◎)
三島頌平(☆)
島村拓弥(☆・★)

FW
古橋亨梧(◎)
薮内健人(◎)
難波宏明(未)
石川大地(☆)


まぁ、GKはビクトル選手で決定でしょう。

DFはファジアーノ岡山から移籍した竹田選手が軸になって、阿部選手と福村選手がその次に来ると思います。まだ福村選手の去就が決まっていないので何とも言えないのですが、最後のマスは田森選手となり、ポジション的に決定なのではないかなと。
ただ福村選手がレンタルバックとなると、青木・甲斐・藤谷の3選手で争う感じになるのでしょう。
大本選手が抜けたので、福村選手の重要性が高まったのですけど、大本選手が抜けることを見越して竹田選手を入れたのならば、大木監督と編成の勘は冴えているなとも。

MFは大混戦になるでしょう。シシーニョ選手という核がいなくなるので、必然的に庄司選手と小野選手が核にならざるを得ないでしょう。ただ、庄司選手・シシーニョ選手がいなかった時に小野選手は上手く立ち回っていたので、問題ないのではと思います。
個人的には、ポストシシーニョは田中パウロ淳一選手だと思っています。元々MFの選手。かつ屈指のドリブラー。ドリブルで選手を抜く点ではピカイチの能力を持っています。そして今年1年FWをやってきたことで、得点力も増したと思っています。中距離からのシュートの正確性が増せば、彼は怖いMFになれると思いますよ。
ということで、庄司・小野・パウロの3選手でいかがでしょうか。

FWは古橋・風間両選手で左右を固め、中央は誰にするか。
たぶん現状のメンツなら難波選手なんでしょうけど、ここまで外国人が抜けてしまうのであれば、今年韓国に行ったレオミネイロ選手を呼び戻してもいいのではないかと思います。シシーニョ選手の代わり・・・というわけにはいかないものの、スピードがあり、2年の期限付き移籍の間に得点を決める力は徐々に養われていったと思っています。韓国に渡ってもKリーグで7点獲っている(その後Kリーグの下部に期限付き移籍)のは、それなりにいい動きをしている証左だと思います。得点源として中央にレオミネイロ選手、またはそのような選手を据えられないかと感じています。


ただ、まだ年内の営業はありますからね。あと1日で決まっていない選手が決まるのか、また大きな移籍の話が出てくるのか、戦々恐々で待つことにしよう(汗)。


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Posted by alexey_calvanov at 22:36Comments(0)