J1は12/4に最終節を迎えます。J2の時のようにJ3がJ2ライセンスを持っていないチームが飛び込むので降格枠が1つ減る・・・ということは全くなく、正真正銘の4枠降格となります。
とりあえず、順位を見てみましょう(左から、順位・チーム名・勝ち点・得失点差。★は降格確定)。なお、ここで出てくる『横浜』は横浜FCになります。
15位 清 水(39) -18
16位 湘 南(36) -5
=== 残 留 ラ イ ン ===
17位 徳 島(36) -19
18位 大 分(32) -25 ★
19位 仙 台(28) -30 ★
20位 横 浜(27) -44 ★
既に3チームが降格決定になった中、最後の1枠がどこになるのかがクローズアップされています。
とりあえず残留圏内で最も有利に立っているのが清水エスパルス。前節、浦和レッズに実に8年ぶりの勝利を果たしたことで勢いが増しているのではないかと思います。最終節の相手はセレッソ大阪で、直近の5試合もほぼ互角(清水が2勝1分2敗、C大阪が3勝2敗)。引き分け以上なら残留確定なので、是が非でも勝ちを狙ってくるでしょう。
気になるのが、同じ勝ち点で得失点差勝負となっている湘南ベルマーレと徳島ヴォルティス。直接対決で徳島が勝ち、負けた湘南はギリギリ踏ん張っている状況です。
徳島は、この勢いを持って、最終節ではサンフレッチェ広島と戦います。相手は絶不調なので、ホームの地の利を合わせれば、勝てる可能性もあります。もし勝てば、勝ち点39となり、清水が負けた場合、15位か16位に立って残留を確定させます。引き分けでも湘南次第で残留を決められます。徳島は湘南よりも不利な状況は変わらないのに、何とも言えない余裕を持っている感じがするのはなぜだろう。
ただ、このチームの不確定要素になるのが、湘南戦でのサポーターが起こした騒動。何でもその前の週でも起こしていたらしいので、ホーム最終戦にも噴き出さないか不安でもあります。それがネガティブな方向に動くと、一番ヤバいのが徳島でしょう。まぁ、残留が決まった時に(ネット上で)ブーイングが起こらなきゃいいけど・・・。
その湘南は、得失点差で優勢なものの、徳島に負けたため、一番気持ちに余裕がない状況になっています。最終戦の相手はガンバ大阪で、直近では2連敗中です。イケない相手ではないけど、気持ちに余裕のない湘南が戦い抜けるのかが気掛かりです。ただ、湘南は勝てば何とかなるので、とにかく気持ちだけは負けないように頑張ってほしいものです。
運命の最終節は、12/4の14時から始まります。16時頃決まる結果は、どのようになるのでしょうか。