今期は、何と言うのか小粒な作品が多かったですね。どんぐりの背比べのような感じになってしまっていると言えばいいんでしょうか。よく言えばハイレベルですけど・・・。
では、早速行きましょう。例によって例のごとく、ベスト3・ワースト3で紹介していきましょう。
今期のトップは、「月がきれい」。
タイトルで恋愛モノだと思っていたのですが、わかっていても面白い。思春期の恋愛模様が丁寧に描かれていて、主人公とヒロインのもどかしい関係は見ていてほっこりするねぇ。サブキャラは目立たない、というよりもいなくてもいいんじゃないのと思う部分はあるものの、まぁそのあたりは評価の上では無視してもいいのかな(苦笑)。
まだ見ていない人は、一挙放送が行われたら見てほしいですね。それだけオススメできる作品です。
2位は、「Re:CREATORS」。
テンポはまぁまぁながらも、各キャラが見せるディティール(背景)が凝ってるんですよね。もう一つの作品が、この作品の中で動いているかのような展開を見せてくれることもあり、目が離せないんですよ。アクションもなかなかです。
まだ全てのキャラの背景が出揃ったわけではないものの、彼らの世界が、主人公の生きている世界にどう影響を与え、他のキャラの世界にどう影響を与えるのかが今後の見どころになるんでしょう。
3位は、「恋愛暴君」。
常にハイテンション。出落ちになるのではという不安を見事に払拭していると思います。主人公も含め、総じてバカばっか(ホメ言葉)。それでいて、きちんとシリアスもやりのけているあたり、緩急の付け方もバッチリじゃないのかなと。放送時間帯に恵まれないのが残念。
次点は、「エロマンガ先生」。
作りは丁寧で、主人公とヒロインの関係も面白い。特に「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」を見ている人には、実にわかりやすいのではないかと。
強いてケチをつけるなら、その「俺妹」を見ている人には、既視感で見られないかという不安と委員長のキャラがどうも生理的に苦手なタイプな部分だけかなぁ。これは人によって違うので、何とも言えないですけど、これはマイナスポイントになりかねないわ。
次回はワースト作品の紹介です。

