2022年07月30日

日本の歴史に欠かせないワンシーンをフィギュアで再現

日本史を習うと、第1次世界大戦後に出てきた成金の話が紹介されますけれども、その風刺画はあまりにも有名じゃないのかなと。芸者遊びの帰り、ある芸者さんが「暗くてお靴が分からないわ」と言ったらば、男が百円札を燃やして「どうだ明るくなったろう」と述べるあの絵です。あの絵は1928年に描かれたもの(てっきり第1次世界大戦直後かと思ってたけど、世界恐慌の少し前だった)で、和田邦坊さんの「成金栄華時代」と言います。

その成金おじさんがフィギュアになったというのだから、こりゃ一大事(笑)。しかもフルカラー3Dプリンターで製造したというのですから、成金おじさんも安くなったものです(ニヤニヤ)。<それはちょっと違うぞ。
このフィギュア、製造したのは吉本アートファクトリーで、7/24にワンダーフェスティバルで販売もされたのだとか。香川県善通寺市にある灸まん美術館と和田邦坊画業館の監修の下で作られているので、ホンモノのデキとも言えます。百円札の燃えるシーンはクリアでリアリティあふれるし、後ろ姿という3Dプリンターだから再現できるレアシーンも拝め、さらに百円おじさんのセリフはアクリルスタンドになっております女中は今後作成予定らしい。


このフィギュア、通販のみらしい。一応灸まん美術館では検討中(公式ブログでは予約受付中と掲載)とのことなので、やって、お願いやって(ニヤニヤ)。善通寺市なら行こうと思えば行けるから。<コイツおかしい。


なお、この百円おじさんが出ている「成金栄華時代」、作者の死後30年しか経っていないので、著作権が切れていない(著作権は原則死後50年で切れる)んですね。それなのに、作成OKを出してくれたことに対し、灸まん美術館と和田邦坊画業館の方々に感謝しかないですね。


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Posted by alexey_calvanov at 21:43Comments(0)