ここからは携帯ゲーム機編になります。
最初に書いた通り、3DSの値下げが8/10より実施されます。これにより本体価格が1万円下がり、買いやすくなる・・・はずですが、その肝心の時期にソフトが揃えられていない(泣)。
任天堂サイドは年末商戦に向けての措置としていますが、それなら発売前月(丁度アメリカの感謝祭あたりが年末商戦の始まりとされている)あたりにドカンと打った方がいいんじゃないかと。そして既存のハード(DSやWii)で注力していくのがシンプルながらも確実にな戦略だと思います。
そのためにはサードパーティの協力が欠かせません。この際、任天堂はサードパーティに頭を地面にこすりつけてでも協力をお願いするべきではないかと思いますが・・・。
閑話休題。
そういうわけで、任天堂の勢いの無さが相変わらず目立ち、逆にPSPがこの世の春を謳歌する・・・というふうな展開になっています。この展開は、年末に出るとされているPS Vitaにとっては追い風になると思います。そのためにはPSPからいかに移籍してもらうかという点に尽きると思いますが・・・。
閑話休題(笑)。
こんなこと喋るために書いてたんじゃなかった(爆)。ここからは今月の注目作の紹介です。前編はPSPの作品、後編はPSPと唯一ラインナップしたDSの作品の紹介になります。
しかしPSP、今月はどのジャンルにも隙がない。
シミュレーションでいけば、「機動戦士ガンダム 新ギレンの野望」と「J.LEAGUE プロサッカークラブをつくろう!7 EURO PLUS」(★)。
前者はご存知ギレンシリーズの最新作。PSPでは4本目になります。
ポイントとしては、まずより緻密(ちみつ)になったコマンド。
各キャラに攻撃・防御以外にも狙撃・けん制・総攻撃などといったコマンドが選択できるようになった他、最大3種類のスキルを持つことができます。
また最大6体を1コマに置くことができます。しかし、量産機の概念(1コマに3~5体置かれるという概念)はなくなり、逆にモビルアーマーを1体としてカウントできるようになりました(そのため、ガンダムの中では有名なシャア専用ゲルググとエルメスのコンビやガンダム・ガンタンク・ガンキャノンのトリオも可能に)。
なお、モードはパイロット・司令官・総帥の3種類。ダウンロードコンテンツとしてZ・ZZのキャラやモビルスーツが使えるようになるとのこと。
後者もご存知サカつくシリーズ最新作。シリーズとしては20作目という記念すべき作品。
そのサカつく7の新要素としては、秘蔵っ子システム。これは、特に注力して育てたい選手をセレクトし、優先して指導するというもの。監督の能力が上がれば、最大3人まで指定可能で、彼らがチームの要になってくれるものと思います。
秘蔵っ子になった選手は、練習効果がアップしたり成長スタイルが変わったり、さらにはプレースタイル・特徴を獲得することなどもあります。
それ以外の新要素としては、移籍に対する2要素(フリー移籍・移籍オファー指定(自クラブの選手を任意に移籍させることができるもの))が追加されています。
ちなみに、イメージキャラはドラガン・ストイコビッチ名古屋グランパス監督。時折ゲーム中にも出演しますし、彼のエピソードも作品を彩ってくれます。それ以外にもサッカーフリーク御用達の方々が登場します。
RPGでは、「モンハン日記 ぽかぽかアイルー村G」(★)と「勇者30 SECOND」(★)。
前者は昨年8月に出た同作品のアップグレード版。個性的なアイルーが登場する他、G級探検クエストという高難度のクエストを受けられるようになっています。
また「モンスターハンターポータブル3rd」との連動ができるのはこれまで通り。恐らく今月発売の同HD.Verとも連動可能だと思います(少々操作がややこしくなるのかもしれないが)。
後者は2009年にPSPで、今年の6月にはX様(ダウンロードコンテンツ)にて「HALF-MINUTE HERO -Super Mega Neo Climax-」として発売された作品の続編。
基本的には前作と流れは同じ。新要素として、スキルの追加。
そして様々な施設がある(時には要塞にもなる)「勇者城」・クラスチェンジ・カジノ・武器合成・クォータービューの洞窟探検など。女神様から時を借りる要素も「女神ローン」という形でバージョンアップしています。
なお、今回は奇をてらった(リアルタイムシミュレーションやシューティング)要はなく、オーソドックスなRPGになるらしい。
とりあえず今回はここまで。次回後編となります。