2015年11月09日

早く動いて正解だったと思う

プロ野球・北海道日本ハムファイターズが、千歳市にある新千歳空港で掲載していた広告の一つに差別的な表現があったとして撤去することになりました。
その垂れ幕広告は、栗山監督の写真に「北海道は、開拓者の大地だ。」と書かれていたもので、球団側は「プロ野球界において常に先進的な取り組みをし、新たな領域を切り拓くチームであり続ける意図」として掲載したものの、先住民族でもあるアイヌ民族の団体から先住民の権利を侵害しており不適切であるとして撤去を求めていました。
この求めに球団側は即座に対応して、アイヌ民族の団体に謝罪と撤去を打ち出しました。
なお、今回問題になった広告以外にも「日本の四番は、北海道にいる」など計3枚も併せて撤去されました。確かに、プレミア12で中田選手は4番じゃなかったわな(苦笑)。


個人的には、かなり早く動いたと思います。なかなか掲載費だとか云々を持ち出してすぐに動かないことが多いのに、今回は地元の住民のセンシティブな部分の問題なので、これだけ早く動いたのではないかなと思っております。

日本史を学んだ人はわかるかと思いますが、北海道・東北の一部をはじめ現在の樺太やカムチャツカ半島のあたりまではアイヌ民族が住んでいたと言われています。今日の日本人の主たる構成体になっている大和民族(大和王朝)が北海道に進出した際、『開拓』と称してアイヌ民族を『駆逐』している経緯があるのです。江戸以前では武力で、明治以降は差別的な待遇で。
だからこそ、開拓と銘打ったこの広告に不適切なのではないかと抱くアイヌ民族の心境はわからなくないです。彼らも北海道の住民なのですから。同じように日本ハムを応援していたのでしょうから。


これを見て、北九州の人達は何か思うところがあるに違いない。そう信じております。「ぶちくらせ」問題は後日掲載します。


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2013年05月07日

北の国へ 再び⑦

いよいよ北海道を離れ、名古屋に帰ることになりました。


新千歳空港での所持品検査を終え、午後3時丁度のフライト時刻まで、待ち合いカウンターでのんびり待っていることに。少し前に機内で食べるためのナシゴレンと飲み物を用意しておりました。
ところが、受け付けが何だか慌ただしい。何かよからぬことが起こったのではないかと思ったわけです。外(奥の方)には整備中と思しき帰りの飛行機が止まっています。それでも、何もすることがないので、テレビを見ながら待っていることに。

すると、フライト開始直前(確か出発30分より前)に、整備不良(その時にバッテリーの不具合とはっきり言っていたような気がする)に伴う搭乗手続きの延期が伝えられ、仕方なくさらに待っていましたが、雲行きが怪しくなっているのは誰も気付きません。もちろん私も・・・。

フライト時刻の午後3時になっても、何もアナウンスがなく、テレビは競馬中継が流れていました。それを見て、ああ3時過ぎたんだなと思い、ふと外を見ると、飛行機がけん引されていくではないですか。
これは終わってフライトする準備をするんだな・・・と思っていたので、搭乗手続きをするところを見てみると、何か不穏な空気が流れているではありませんか。スタッフ達が集まって、何やらそわそわしている。これは、とてもフライト準備ができました的なものじゃなかったんだと後になってわかったわけですが、その時にはそんなことはこれっぽっちも思っていない


やがて、午後3時から数十分経とうとした頃、周囲の空気を切り裂くように、突如受付の人が話し出した
要旨を言うと、『整備不良のため今回の便はキャンセルになりました』というもの。キャンセルの言葉を聞くや否や、周囲の人達は、ええっという悲痛とも怒号とも取れる声が漏れていましたね。もちろんざわついてきました。
すぐにキャンセル等の対応策を練って提示してくれたのですが、丁度この便が名古屋への最終便ということで、キャンセル(つまりは払い戻し)して別の便を探した方がいいのか、ジェットスターが提示した方法(後日便の振り分けと宿泊費・交通費等の指定額までの受け持ち)で残るべきか、これで皆正直悩んだと思います。どうすればいいのかというので皆が職員に詰め寄っていたのを覚えています。中にはビジネスで来た(というふうには思えなかったが、そう言っていたのでたぶん間違いないだろう)というアジア系の外国の人が英語でまくしたてるという有様で、大混乱。しかも大型連休真っただ中、確実に明日の便が乗れるかも定かではないので、本当に悩んだと思います(ジェットスターの採った結論に関しては後述)。

私を含め一部の人達は、キャンセルを選び、自ら代行便を選ぶことを選びました。一応、日本航空・全日空、そして同じ格安航空便(LCC)のエアアジア・ジャパン(エアアジア)からチョイスすることになるのですが、この時期にフライトチケットが取れるのか正直不安でした。最悪のケースとして、成田や羽田で降りてそこから新幹線とかで帰るのか・・・とも思案しておりました。


その想いは見事に瓦解したわけですが、その瓦解の仕方が最悪とも・・・。
フライト時刻から45分後の午後3時45分に全日空から中部国際空港行きの便がフライトするとのことで、調べてもらうと座席はまだあるとのこと。本当ならそこで日本航空やエアアジアのフライト状況を調べてもよかったのですが、いかんせん席が取れないという事態になれば、キャンセルの意味がないというふうになりかねないので、わらをもつかむ思いでチケットの申し込みをしました
その金額、37,600円。以前に6倍と書いていますが、後日払い戻しを受けた時に金額を聞いたところ、7700円だったので、少々少ないものの、それでも約5倍(4.8倍強)の値段を払って乗るハメになったわけです・・・。
でも、LCCに比べ持ち物検査は厳しめながらも、席はゆったり、荷物も全部機内の席そばに置けたので、そういう点では悪くないんだなと。
まぁ、それでも無事に北海道を脱出。その日中に名古屋に帰ってこれました。

ちなみに、同じような考えの人が全日空でも見られ、私の隣の人もジェットスターのタグが付いていたので、もしかすると同じ便に乗る予定の人だったのかもしれません


で、当日乗る予定だった人達はどうなったのかというと、どうも私が調べた限りでは、日本航空の振り替えが行われたようです。ただ、その振り替えがいつのものなのかまでは書かれていませんでした
あくまで仮説ですが、私の乗る予定だった新千歳の最終便は、その後中部で乗せて戻る便でもあるので、その便を日本航空に出してもらい、空になった便を使って乗せたというものと、翌日の朝・昼の2便に振り替えたというものが考えられます。私が怖かったのは、ジェットスターが後者を選択していて、結局取りこぼしました、帰れません・・・というのがあるのではないかということでした。前者であれば、そちらの選択の方がベターだったので、早くそういう話はしてほしいとも思うわけです。

安くて便利なのはうれしいんですけど、こういった予見しないトラブル(玉突きで乗れなくなる事態も含む)が頻発するようなら、怖くて使えないですわね。あと、今回のように日本航空の便を振ってもらえるなら、長期休暇の際に2日くらい余裕が持てるようなら、1日を予備日に充てて、不測の事態に備えるということをしないといけなくなるでしょうね。1日の予備だけでは少々不安になります。次回以降も使うかもしれないですけど、様子見ですね。

それでも、フライトキャンセルが決まった直後に、メールでバウチャー(お詫びを兼ねて発行される割引券)を出し、かつキャンセル等の具体的な方法を知らせてくれたのはよかったですね。できれば、電話でやりとりして下さいというよりも、空港のジェットスターロビーで行えれば最高なんですけど・・・。


紆余曲折はありましたが、北海道旅行は無事に終わり、最終日は家でのんびりしていましたよ。


次回で、このシリーズも終わり。買ってきたお土産の紹介です。


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2013年05月06日

北の国へ 再び⑥

ISW11F_0415「ドラえもん わくわくスカイパーク」から急いで向かったのが4階にあるこの店。
そう、新千歳空港にはアニメイトがあるんです。恐らく空港にあるアニメイトはここくらいでしょう。
ホントは札幌市内のアニメイトに寄って行こうと思ったのですが、色々思ってここに行くことに。
小さい店ながらも、品揃えはそんなに悪くないと思います。



reunion(初回生産限定盤)(DVD付)そこで買って来たのが、ClariSの新曲♪reunion(DVD付初回生産限定盤)
4月から始まった「俺の妹がこんなに可愛いわけがない。」のオープニングとして使われています。今回もDVD付初回限定版以外に期間限定盤(アニメ盤)通常盤が発売されています。



3曲とも思春期特有の微妙な心境が色濃く出ている作風になっています。


1曲目の♪reunionはアップテンポでありながら2人の揺れ動く心境をクローズアップさせたものになっています。春らしいという表現もありますけれども、季節問わず聞けるいい曲なのではないのでしょうか。

2曲目の♪Tik TakはClariSを聞く上でポイントになるハモりの効いた曲になっています。こちらも2人の揺れ動く心境を描いたものなんでしょうけど、物悲しいメロディーがより聞いている人の心を締めつけるようなグッとくる曲になっていますね。

3曲目の♪ミントガムは曲名通り爽やかな印象の残るものになっています。この曲も思春期の心情を描いたもので、ティーンエイジの切ない恋心を描いたものです。爽やかな曲調で上手いことオブラートに包んだなとも。
この曲の最大の特徴は、ClariSのメロディーの中ではクセのないものになっている点でしょうか。ともすれば、ハモり時に独特のクセがあると捉えられてもおかしくないと思われる彼女達、久しぶりに穏やかで聞きやすい曲だなとも。


個人的には、ClariSの真骨頂はカップリングになるんじゃないかと思える部分があり、実際ClariSの曲はカップリングの方が完成度が高いと感じています。今回の曲も2曲目と3曲目の曲は実に素晴らしいと思っています。


ちなみに、この新千歳空港4階には、北海道のFM局の一つ、エフエム・ノースウェーブの公開スペースがあるとのこと。ここで生番組を放送したり、公開収録を行ったりしているとのこと。
何で放送局の公開スペースが・・・と思う人もいるのでしょうけど、実はエフエム・ノースウェーブの出資先が、新千歳空港の施設を運営している会社だからというもの。ゆえに、スペースを出資してくれたのではないかなと思います。


さて、そろそろフライト時間が迫って来たので、所持品検査を済ませて、機内で食べるナシゴレンを買って・・・と準備万端で待っていたところ、雲行きが怪しい
次回はそのあたりを書いていこうかと思います。


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Posted by alexey_calvanov at 23:42Comments(0)TrackBack(0)

2013年05月05日

北の国へ 再び⑤

今回は、先回に引き続き、新千歳空港ターミナル内(3階)スマイルロードにある「ドラえもん わくわくスカイパーク」の模様をお届けします。今回は中の様子です。こんなものがあるよということで見て頂ければと。

前回書いていませんでしたが、わくわくスカイパークのパークゾーンは、のび太の部屋・いつもの空き地・ふしぎなのび太の街・22世紀の未来エリア・ドラえもんフレンドリーエリアの5つで構成されています。じっくり見ていけば正味1時間くらいかなと思います。


ISW11F_0404パークゾーンの「不思議なのび太の街」で最初に出迎えてくれるキャラがスネ夫。
写真向こうにあるラジコンを操っているという設定で登場します。



ISW11F_0405その先にある空き地(22世紀の未来エリア)で出てくるのはしずかちゃん。
とあるひみつ道具が置いてあるがために、驚いているのですが・・・。何で驚いているのかに関しては、実際の場所でお確かめ下さい(笑)。<単純に撮り忘れただけだろう。



ISW11F_0406わくわくスカイパークにはマネキンやイラスト以外にもこういった絵画チックなものもあります。
こちらは、その一つ。エッシャーのだまし絵のような中にいるドラえもん。



ISW11F_0407こちらは重力ペンキをもってご登場のドラミちゃん
この先にある重力ペンキエリアは、建物を傾斜させて、いかにも重力ペンキに塗られたかのような世界を体験できるようになっています。

ちなみに、これと似たような体験が岐阜県養老町にある養老天命反転地でもできます。まるでドラえもんの世界のような体験ができるので、東海地方の方やその近郊を訪れる際に是非とも。



ISW11F_0408意外に知られていない、ドラえもんとドラミちゃんが持っているひみつ道具のデザインの違い
ドラミちゃんの方がファンシーなんですよね。



ISW11F_0409最後になってやっと登場ののび太くん。さすが主人公(笑)。
何で驚いているのかは(以下略)。



ISW11F_0410こちらは入りこみかがみの前に座ってドラ焼きを食べているドラえもん
この入りこみかがみの部分は通り抜けられるようになっていて、隣り、つまりは鏡の世界に入ったような感覚に入れ、まるでひみつ道具を体感したような感じに浸れますよ。
ちなみに、カレンダーが札幌の時計台になっているところが北海道テイスト



最後は、ドラえもんと写真撮影できるところになっているのですけど、この写真撮影を行わないと基本的に脱出できないという仕組みに。おい、ぼっち泣かせやないかい(大泣)。
最後にこんなトラップがあったなんて知らなんだわい。
・・・まぁ、フライト時間が迫っていたので、その主旨を伝えて脱出しましたけど。実際そういう理由で脱出する人もちらほらいました。


ISW11F_0413出口にいるドラえもんとドラミちゃん。
後ろにはなぜかドラえもんのぬいぐるみが・・・。忘れ物か?



この後、どうしても行きたかったところがあったので、新千歳空港の4階に。次回はどうしても行きたいところの紹介をば。


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Posted by alexey_calvanov at 22:55Comments(0)

2013年05月02日

北の国へ 再び④

札幌駅から快速エアポートで34分。千歳市にある新千歳空港に戻ってきました。

新千歳空港は、単純に飛行機のフライトを待つだけでは飽きてしまうだろうと思い、様々なブースが設けられています。美味しい物が食べられる・お土産が買えるというのはもちろんのこと、展示物を鑑賞する・遊ぶ・風呂に入るといったこともできるようになっています。


ISW11F_0397今回はその中の一つ、新千歳空港ターミナル内(3階)スマイルロードにある「ドラえもん わくわくスカイパーク」に行ってきました。
写真のように、大勢の人が来ていて、1時過ぎから並んでいたのに30分待ち・・・orz



ISW11F_0411待ってる間に、以下のドラえもんでお楽しみ下さい。
まずはショップ前にあるドラえもん。オーソドックスなタイプですな。



ISW11F_0412こちらはアミューズメントゾーンにあるドラえもん
タイムマシンに乗っております。ここは記念写真撮影ができるようになっており、キーホルダー・缶バッチ・マグカップにしてくれます。



ISW11F_0396こちらは、カフェにいるドラえもんへいらっしゃいという声が聞こえてきそうですね。
ちなみに、ドラ焼き持ってますけど、単品メニューでは登場しません(ギャハ)。



この他、キッズフリーゾーンにもドラ焼きを食べているドラえもんがいますけど、子供達の羨望の的になっております(笑)。


ISW11F_0399では、スカイパークの中に入りましょう。


最初に登場するのが、のび太の部屋。
ドラえもんと昼寝中ののび太くん、そして未来から来たドラミちゃんがお出迎え。
なお、季節ごとにこの部屋は変わるのだそうな



ISW11F_0401野比家見取り図。
木造モルタル2階建ての家というのはよく知られていますが、アニメやコミックで部屋の構成が若干異なるのは意外に知られていません。のび太の部屋の隣が描かれていないのは、そのメディアごとに違うということを配慮しているのかもしれません。
ちなみに、隣の部屋はごくまれに登場します(例:「ドラえもんだらけ」)



ISW11F_0398こちらはひみつ道具の数々。
ドラえもんがネズミに追われる過程でひみつ道具を出しっぱなしにしたという設定なので、こんなにたくさんあるんですよ(ニヤニヤ)。
おなじみのものからマイナーなものまで盛りだくさん。正直太郎なんてマイナーすぎるものも(笑)。



ISW11F_0402入口すぐにあるビックライトを浴びたどらえもんとビックライトでいたずらするジャイアン。



ISW11F_0403ドラえもんでおなじみの5人組。
ちょっと写真にノイズが入ってます。申し訳ない。



次回は中の紹介です。ドラえもんのキャラがいっぱいいますよ。


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Posted by alexey_calvanov at 23:59Comments(0)TrackBack(0)