3月までタピック県総ひやごんスタジアムと名乗っていましたが、タピックとのネーミングライツ終了に伴い、元々の名称に戻ったんですね。6年前の写真を見るとわかりますけど、時計の左右に直書きだったんですよ。それがきれいに消えていました。直書きのメリットですな(苦笑)。
さて、これまでFC琉球とは未だ負け無しなんですね。2024年のホームで引き分けただけで、不敗記録は続いていました。今回、その記録を今年も続けられるかが大きな課題で、アウェイで調子の悪い今年のウチが、ここで勝つなり引き分けなりに持って来られれば、何とかチームとしての体は保てるのかと思います。しかし、負けようものなら、大島康明監督の采配に疑問符を付けざるを得ず、早急に体制の転換を求めざるを得なくなります。要は、この一戦が大島体制の分水嶺になるんですね。前々から言ってますが。

ジンベーニョがかわいいね。しかも琉球色があまり強くないので、土産にも最適です。

3人は、「九州スポーツキッズキャラバン Supported by ローソン」の一環で沖縄を訪問し、今回琉球のイベントに参加してくれたというわけです。

琉球側のゴール裏のアドボード、よーく見ると、右側に人の顔写真が。
実は、この写真はスポンサーになってくれた会社の社長さんで、この顔に当たると、琉球はスポンサー料を全額返却するというふうになるんです。実際、1回そうなったのですけど、その時はスポンサーさんのご厚意で、逆に応援資金を頂いたという事態に(笑)。棚からぼた餅ならぬ、アドボードから応援資金になったわけです。

その影響か、選手達の動きがやや散漫かつ緩慢。最低限の動きはできていたものの、守備も攻撃も精彩を欠いているはずの琉球に押し込まれているようにも感じました。ウチは、それでもシュートを決めていたんですよ。それがことごとく入らない。攻撃が冴えていないことが、この試合の仇となりました。
後半に入り、選手の交代により琉球は攻撃陣をフレッシュにしたことで、攻撃に勢いが付き始め、5バックで守っていたウチの守備陣は、まるで紙切れのように吹き飛ばしてしまったのです。微風だったんだけど、ウチの守備陣を吹き飛ばすには十分すぎる風だったのでしょう。ゴールシーン、途中琉球の選手が崩れかけていたのに、そこを攻められず、途中出場の選手に回ってしまい、万事休す。入っちまいましたよ・・・。
その後、何もできないままタイムアップ。2007年のJFLから足掛け18年築いてきた不敗記録が、この日の試合で途切れてしまったのです。なお、この琉球戦での敗戦に伴い、必ずどこかに負けているというふうにもなったので、この不敗記録がいかに大事な物、岐阜にとってのアイデンティティだったのか、選手・監督・スタッフ・フロントは、十分理解しているのか。そう問いたくなる試合にもなりました。いずれ記録というものは途切れるとはいえ、こんな試合をやってたら、途切れることの意味は、あまりわかってないだろうなぁ・・・。
この試合に敗れたことで、もう大島体制は終わってほしいです。これ以上積み上げることも進化することも無理でしょう。早く切り替えて、選手達のモチベーションと負け癖を改善してほしいです。もう遅いかもしれないけれども、少なくとも残留できるだけの勢いは残しておかないと・・・。来年は、さらに苦しくなることは明々白々でも、来年更なる地獄を味わうよりかはマシです。
この試合に敗れたことで、18位には踏み留まっていますけど、薄氷の差でしかありません。というのも、19位にいるカマタマーレ讃岐との差は、同率(4勝5分9敗・得失点差-7)。差が付いたのは、総得点数(岐阜が21点に対し、讃岐が15点)だけです。ウチは、あれだけ攻撃がヤバイと言ってたのに、讃岐がさらに上を行っていたとは・・・(汗)。
しれっと大島体制継続なら、次のSC相模原戦で雌雄を決してほしいです。さすがに3連敗になったら、フロントも動かざるを得ないでしょう。しかも前半戦最後の試合。ここで負けるようなら、もうJFL行きに片足突っ込んでもおかしくない状況になります。お気持ち表明でサポーターの憤りが収まればいいねレベルですよ、ホント。
そんな岐阜の下位争いを戦う讃岐は、アウェイでガイナーレ鳥取、アスルクラロ沼津はホームで高知ユナイテッドSCを迎えます。よりにもよって、ホームで調子のいい鳥取に讃岐は挑むのか・・・。沼津は高知と戦いますけど、ちょっと高知は体制が揺らいでいるんですよね・・・。このあたりは、別記事で触れますけど、高知はヤバい状況とも言える。
次回は、沖縄県総合運動公園陸上競技場でのスタメシ紹介です。

