2024年10月27日

FC岐阜観戦記2024 第17節 2位のチームとは思えない

FC岐阜、昨日はFC今治と戦いました。
ここに来て、急ピッチで駆け上がっているような感じの岐阜AC長野パルセイロに2-1、いわてグルージャ盛岡に0-6と久しぶりの連勝で、この日の試合を迎えることとなりました。
実のところ岐阜、この先は最終節のFC琉球戦を除いて、プレーオフ進出を狙うチームと自動昇格を狙う(ないしは昇格を果たした)チームとの戦いになります。この日戦った今治(2位)を始め、次のホームになるFC大阪(4位)、アウェイになるカターレ富山(3位)、ホーム最終戦になる大宮アルディージャ(1位でJ2昇格決定)ですね。いずれも難敵揃いで、特に大阪・富山は嫌らしいし、大宮に至っては別次元の戦力を持っている今治で何とか勝ち点を稼げるかというレベルなところを全て勝っていかないとプレーオフ進出もままならないというのが何とも厳しい。大きな試練を目の当たりにして、ウチの選手達は、どう立ち向かっていくのでしょうか。気になるところでもありますし、大いに注視したいところでもあります。

一方の今治は、ほぼJ2昇格を手中に納めてはいますが、富山の存在が不気味で、少しでも気を抜くと一気に差を詰められ、逆転されかねません。ただ、富山がここに来て毎度お馴染みの難病(原因不明の急失速病)を発症してしまっているので、今治に確変が訪れているのではと、戦う身としては不安ですよ・・・。


KYG03_20241026_140143276さて、この日のかさなるステージには、新垣貴之選手(左)と河波櫻士選手(右)が登壇しました。共に右サイドの選手ですけど、現状は新垣選手の方がよく起用されていましたね。この2人がメンバー外ということは、かねてより調子のいい西谷亮選手とこの頃起用され始めた生地慶充選手がメンツとして入っているからなんだろうなぁ。
・・・しかし、この2人は大人しいなぁ(苦笑)。着火役(爆)のナンチャンがいなかったのが悔やまれる。






KYG03_20241026_165600858試合は、やはり上位で自動昇格を狙っている今治が主導権を握って、迫力と自信あるプレーで岐阜を圧倒していました。だからこそ、序盤のシュートで決めたかっただろうなぁ・・・。運悪く入らなかったことで、キャスティングボートを岐阜に渡してしまう格好となりました。それでも、自動昇格を狙っている今治の圧は強く、いつひっくり返されてもおかしくない中で、連勝したことで洗練できた3バックと相手を翻弄するパスワークによって、何とか渡さまいと必死になっていたように感じられました。鬼気迫るものというヤツですな。


その気持ちを押し出した結果、前半36分に大きく動くこととなります。
ボールを保持していた藤岡浩介選手が前線突破のために右にいた松本歩夢選手に降って預けさせると、すかさず中央に陣取った藤岡選手にクロスを上げます。それを藤岡選手は右足で軽く振り抜いた!その振り抜かれた球は、今治のキーパーであるセランテス選手がピクリとも動けない左隅の方に飛び込んでいきました打ちも打ったりな華麗なテクニックを見せた藤岡選手の今季15得点目が先制点となりました。実は、今治のマルクス・ヴィニシウス選手と並ぶ得点王トップタイにもなった貴重な得点でもあります。

その後は、やや一進一退の攻防になっていたものの、キャスティングボートは岐阜が握ったまま岐阜のパスワークを今治が崩せず、翻弄されているのではと思えるような試合運びとなりました。


後半に入っても岐阜が優勢だったものの、ハーフタイム明けから横山智也選手から荒木大吾選手に代えてきましたここ最近はスタメンで出ずっぱりだったので、早めの交代というふうだったのか、荒木選手の調子のよさを天野賢一監督が見抜いていたのか。真相はわかりませんけれども、この交代が功を奏します。

後半11(56)分、文仁柱選手から回ったパスを萩野滉大選手が受け取ったら、右中央にいた藤岡選手に回そうとしたところ、相手選手が妨害。ところが弾かれた球が上手く自陣の選手に回ってきました北龍磨選手がその球を保持し、前方に向かっていた藤岡選手に回そうとしたものの、再び敵の選手に阻まれます。しかし、確保できず弾いてしまった球が荒木選手の目の前に転がっていき、待ってましたとばかりにカミソリのように振り抜かれたシュートは、セランテス選手の右側をあざ笑うかのように、水切りで飛んでいく石のようなホッピングでゴールマウスに飛んでいきました調子の上がらない今治を突き放つ2点目となり、さぁ後は・・・というところで、再会直後に今治のカウンターアタックを食らい、再び1点差になり、不穏な空気が流れ始めていました

今までなら、そこでガタガタと崩れていくのを何度も見てきましたけど、この日の試合は違った。
後半19(64)分、萩野→北→甲斐健太郎→萩野で敵の攻撃をかわしていき、前線に球を運ぶと、左側からスススッと上がってきた西谷選手に回します。すかさず西谷選手はシュートを選択。そうすると、見事にゴールマウス左隅に突き刺さった!もうセランテス選手も見送るだけになったシュートは、ホントに見事なゴラッソ!今季の中で5本の指に入るほどのものとなり、今治を叩き潰すものとなりました。

今治も後半28(73)分にシュートを放ち、ゴールマウスを揺らしたものの、シュートを放ったマルクス・ヴィニシウス選手のオフサイドでノーゴールとなったのも、ウチに追い風となりました。
そして、最終盤に入っていく後半32(77)分、ペナルティエリアで遠藤元一選手が倒されたことで、PKを獲得後半34(79)分にキッカーの藤岡選手が決めて、今治を叩き潰すダメ押し点となりました。この得点で、得点王単独トップに躍り出ました。一時干されたように思われるほど出番が無かった中で、ここまでやってのけたのは、素晴らしいの一言しかありません。



KYG03_20241026_170321748ヒーローインタビューは荒木選手になりましたけど、個人的にMOMは、藤岡選手(右から2番目)でしょう。



KYG03_20241026_170445055爽やかな笑顔でトラックを歩いていく藤岡選手。
現状得点王になっている藤岡選手、この先もゴールを決めてほしいものです。



4-1で勝利し、3連勝を果たした岐阜。今までホームで勝てなかったのがウソのように圧勝し、プレーオフ進出にひた走ることとなりました。しかし、まだ14位他のチームも勝ったりしているので、まだもがいているとも言えます。それでも少しずつプレーオフ進出への勝ち点差を詰めている事実は、しっかり受け止め、次の試合もホームで戦えることを生かしていかないといけないです。FC大阪との戦いは厳しいものとなるでしょう。アウェイで勝ち点を1つしか持ち帰れなかった口惜しさを思い出して、今度こそ勝ち点3をもらいましょう。


ところで、この日の試合が勝てたのは、「カレー祭り」だったからだと思っているのは、私だけなのだろうか(ニヤニヤ)。ということで、次回は勝ち点をもたらす「カレー祭り」の話をば。


残り試合は4。プレーオフ進出までの勝ち点差は4、JFL入れ替え戦に至る勝ち点差は14。


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Posted by alexey_calvanov at 20:33Comments(0)

2024年07月14日

FC岐阜観戦記2024 第10節 鹿(なら)の子のこのこ虎視眈々?

FC岐阜、昨日は奈良クラブと戦いました。
タイトルですが、昨今席巻しているアニメ「しかのこのこのここしたんたん」から採っています。舞台は東京なのに、エンディングで「鹿せんべい」作りのシーンが出てきたので、奈良県が反応したといういわくつきのギャグコメディです(笑)。この作品の評価に関しては、後日新アニメ紹介で行っていくので、こうご期待(ギャハ)。

岐阜から近いこともあって、奈良のサポーターが多くやって来ていましたね。前日に起こった奈良から名古屋まで向かう高速バス(名鉄バス)の事故でやって来た人もいるんじゃないかと思うと、大変な中来た人もいたのではないかと。被害に遭われた方には、ご自愛願いたく思っております。
例の左右にムーブする姿は見られなかったものの、太鼓も声援も結構響いており、観客動員数は少ないとはいえ、結束力は高いと見受けられるようにも思えます。

実は、奈良との対戦、未だ勝っていないんですね。今シーズンは奈良の成績がよろしくない(中でも稼ぎ頭の浅川隼人選手が松本山雅FCに移籍してしたため)ので、ウチで勝って勝ち点を稼ぎ、順位を一つでも上げたいんだろうなぁ。ウチもウチで、3ヶ月以上(3/24のいわてグルージャ盛岡戦以来)ホームで勝っていないとのことなので、アウェイのテゲバジャーロ宮崎戦で苦しみながらも勝ったのだから、ここで弾みを付けたい石田崚真選手が累積で、野澤陸選手が一発退場で出場停止処分の下った中での試合。それゆえに勝ちたいところです。


KYG03_20240713_152247966いつものJR岐阜駅にあるバスターミナルに来ると、8/10に開催予定のぎふ長良川花火大会ののぼりが。
2023年から全国選抜長良川中日花火大会と長良川全国花火大会が一つになって、この大会になったわけですけど、前の大会の時から、花火大会が来ると、岐阜の夏が来たんだなと実感します。



KYG03_20240713_170607106この日は3連休の初日。ゴールデンウィーク以降の連休となるのですけど、随分久しいから長く感じたよ、この日が(泣)。
ということで、3連休だから普段飲まないものを飲む(爆)。ナチュラルカフェという普段は「ガパオライス」や「ロコモコ」とかを売っているところで、「ハートランドビール」というビール(左)を買いました。
写真ではわかりにくいですけど、シカゴにある大樹を瓶に描いたもので、発売当時としては画期的なラベルレスなものになっています。海外ビールだとばかり思っていましたが、実は日本のビールで、キリンビールの製造になります。酒に詳しくない方は、私のように海外産だと思ってしまうそうな。
ちなみに、リターナブル瓶になっていて、デポジット(返却金)がもらえるのだそうな。あと、近所のイオンで売ってた(爆)。



味そのものは、日本のビールとは思えないくらいに、口あたりのすっきりとしたものになっていて、さわやかな味わい苦みもそれほどないので、飲みやすいと思います。また連休になったら考えよう(ニヤニヤ)。


KYG03_20240713_165413986この日は、1day出店になるまんぷく亭の「鶏ちゃんカレー」を買いました。酒のつまみ代わりというには、大げさか。
出店記念なのか、ステッカーをおまけでくれました。



味としては、チキンカレーだわ(苦笑)。鶏ちゃんとしての味は薄く、カレーのスパイスが利いたものになっていました。もちろん、チキンカレーだと思えば、美味しい部類になる。


KYG03_20240713_174030788もう酒が入ったことで、ギアが上がってしまい、森本工房で「森のハムセット」とハイボールをセットで買い、アウェイキッチンのぶんごやで「とり皮」を買い、そして久しぶりに食いたいなぁと思って、鮎の塩焼きまで買ってしまった(爆)。酒のおかげで、長良川のスタメシで散財したわい。



KYG03_20240713_172604572この日の試合は、読売ジャイアンツとのコラボデーだったこともあり、かさなるステージには、ジャイアンツアカデミーに所属している西村健太朗さん(右)が登壇してくれました。2013年にセーブ王を獲得した選手ですね。



KYG03_20240714_104455837今回は珍しくグッズを買ってきた。それが、「フェイスタオル」巨人とのコラボ商品ですね。バットを持ったギッフィーとピッチャー役のジャビット君が描かれています。


岐阜県は、意外と思われますが、巨人ファンの多い地域で、長良川球場で地方開催を行っているんですよ。同じ長良川球場で中日ドラゴンズも地方開催を行っているので、複数のチームが地方開催を行っているところは珍しいのではないのでしょうか(たまに静岡とか富山とかであるけど、毎年はなかなかない)
そうなっているのは、巨人の主催試合の放送をぎふチャン(岐阜放送)が担っているから。特にラジオの方は、独立局でありながら、RFラジオ日本との連携を図っていることもあり、ナイター中継は同局のネット受けをしています。逆にテレビの方で巨人戦を流すことは無く、むしろ中日戦を三重テレビと共々流していた時期がありましたね。今は野球中継そのものが珍しくなってきましたけど・・・。
まぁ、岐阜新聞が中日新聞と犬猿の仲だったことによる副産物なんだけどね(ギャハ)。
ちなみに、中日ファンも多い地域なので、アンチ巨人も一定数おり、ブー垂れたり中指立てたりしてた人もいたけど、ゲストなんだから、そんなことやっちゃダメ(苦笑)。



KYG03_20240713_174514981そして、同じ場所には、石田(左)・野澤(右)両選手の出場停止コンビが登壇(爆)。
お勤めご苦労様です(ニヤニヤ)!






KYG03_20240713_205559264試合は、雨の中で行われるんじゃないかと思われましたが、曇り空の中で行われることとなり、持ってくれたとも採れますわね。そんな中で、珍しくピッチの進行が逆になりました。普段なら後半にホームゴール裏に来るのがセオリーなんですが、今回は前半に来る格好となりました。内側が選んだのか、奈良側が選んだのか、どちらかはわかりませんけど、流れを変えたいという意識が見られたとも言えます。

先述の通り、石田・野澤両選手というディフェンスラインで重要な選手がいないにもかかわらず、代役の小川正輝選手や遠藤元一選手が奮闘してくれました。かつ前半から積極的なプレーで前に進むことを怠らず、押せ押せムードを漂わせていました。すると、前半25分に北龍磨選手のシュートを奈良の選手がカットするものの、浮いた球を近くにいた新垣貴之選手が見逃さなかった狙いを定めたボレーシュートを奈良のゴールマウスに叩き込んだんです。これでアウェイの時と同じく先制できたのですが、同時にこのまま維持できるのかという不安も生まれるんです(汗)。
そう、不安は的中した。後半に追加点が挙げられず、奈良の攻撃が苛烈になっていきます。それを何とかスタメン2試合目の後藤大輝選手が踏ん張ってくれていました。後半22(67)分にイ・ヨンジェ選手の決定的シーンがあったものの、相手の足に当たったこともあってか、入らなかった。思えば、これはホームで勝てない呪縛が招いたものになるのかなと。
結果、苛烈な攻撃に耐えきれず、虎視眈々としていた奈良イレブンに終盤に追い付かれ、ホームでの勝利・奈良からの勝利は雲の中に埋もれてしまいました・・・。ああ、してやられたなり。



KYG03_20240713_210613760試合後には、奈良の顔にもなっている中島賢星選手がやって来ました普通の選手ならゴール裏へあいさつに来るだけなのに、彼はわざわざバック席にいたファンにもあいさつに来てくれたんですね。お知り合いがいたからなのかしら(ニヤニヤ)。
なお、面白ポーズになったのは偶然だ(ギャハ)。



結局、また追い付かれて勝てませんでした。ホームで勝てないという「勝てない呪縛」と奈良に勝てないという「勝てない呪縛」のダブルパンチが結構利いてしまいましたよ・・・(泣)。いいところもあったのにそこで勝てないのと、いい部分が生かせないので勝ち切れなかったという惜しい試合にもなってしまって、早いことこの部分を何とかしないと、致命傷になるんじゃないかという不安にさいなまれています
それでも奈良から勝ち点1を取れたことを悪いことだと思わず、昇格に向けてのワンピースにしていきたいと思います。この1点で昇格が決まるというふうになるやもしれないですし・・・。


今年は外弁慶じゃないのかという思いに駆られ、次の試合を迎えます。
次の試合はアウェイでアスルクラロ沼津戦になります。5月・6月と短いスパンで戦ってきた相手との最終決戦になり、天皇杯だった5月での一戦は勝ち、ホームで迎えた6月のリーグ戦では大敗を喫しています。波乱含みの試合展開を見せた沼津戦、今度はどんな試合を見せてくれるのでしょうか。今年の沼津はホームでめっぽう強いので、アウェイで強いというのなら、その姿を是非とも愛鷹広域公園多目的競技場で見せてほしいものですわい。


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Posted by alexey_calvanov at 20:21Comments(0)

2024年06月23日

FC岐阜観戦記2024 アウェイ編 その10 雨も嵐も踏み越えて

FC岐阜、昨日は鳥取県鳥取市にあるAxisバードスタジアムでガイナーレ鳥取と戦いました。
前節Y.S.C.C.横浜戦で、内容が悪い中でも何とか勝利を掴んだ岐阜。ここで波に乗ってさらに上へ目指せるのか。その見極めも兼ねて今回鳥取と戦っていきます。
一方で、鳥取はFC琉球戦の勝利を最後に、引き分けを挟んで5連敗中(1分5敗)天皇杯も地域リーグ(中国リーグ)のFCバレイン下関にPK戦の末に負けているので、勝利への渇望が半端ないはず。ただ、攻守に乱れが見られるとのことなので、勝利までの道程は一筋縄ではいかないと思われます。岐阜はそこを叩けるか、鳥取はそこを出さないように戦い抜けるかがカギになるんでしょうな。
この日は、試合会場に着いた時から雨脚が強くなっていました。この日に山陰地方は梅雨入りとなったようで、平年より24日、昨年よりも12日遅くなったそうです。





KYG03_20240622_205627711そんな中で行われた試合、前半は雨の強い中で行われたものの、徐々に雨脚は弱まり、後半開始前はほぼ止んでいたので、このままいくかな・・・と思ったら、今度は風が強くなり、横断幕が吹き飛ばされそうになったほど後半が進むにつれ、再び雨脚が強くなり、雨がオーロラのような流れる状況になっておりました。とても梅雨の走りとは思えない雨でしたよ・・・。


前半に関しては、勝つことにベクトルを置いていた鳥取ペース。それでも岐阜は守備で何とか奮闘し、そこから派生した少ないチャンスをモノにしようとシュートを打つんだけど、今度は鳥取のキーパーが冴えていた。ことごとくパンチングされてしまったんですわ。


ところが後半に入ってから一変。鳥取の守備が乱れ始めたんです。
まずは後半7(52)分、相手からのパスを奪った野澤陸選手が一気に田口裕也選手にパス。それをすぐさま前方にいた藤岡浩介選手に回します。ところが、前方に2選手がいて動けなかった藤岡選手は、再び走り込んできた田口選手に横流し。すると田口選手は間髪入れずに一閃を放つと、それが見事に飛び込んだキーパーをすり抜け、ゴールマウスに刺さりました途中鳥取の選手が滑り込んで止めようとしたけど、届かなかったんですね・・・。

続いて後半11(56)分、今度は鳥取の守備の乱れを突いた新垣貴之選手が一気に駆け抜け、鳥取の守備陣をかいくぐり、一発で決めた!鳥取の守備をたった1人でかく乱して、たった1人で点を入れてしまった。今季のゴールの中で、一番とんでもないものになりそうです(苦笑)。

さらに後半16(61)分、高い位置で北龍磨選手が奪った後、後方の川上竜選手に預けさせて、前方にいた田口選手にパス田口選手は、さらに前方にいた荒木大吾選手に回す。すると、ペナルティエリア直前でシュートを選択。これが入ってしまった!ホントは、もしかすると横にいた藤岡選手に回す算段だったのを潰してしまったんでしょうね。悔しそうにボールを蹴り込む藤岡選手が印象的でした(泣)。

しかし、ここから鳥取が意地を見せます。後半36(81)分・同じく40(85)分に立て続けに失点を許します。最初の失点は岐阜の守備が上がれなくなってるし、2点目はクリアミスも絡んでいるなぁ・・・。ただ、風上に立っていた鳥取の選手達が上手く立ち回ったとも言え、これ以上やられてはいけないと悟ったのか、2点目の後に円陣が組まれていましたね。

それが功を奏したのか、アディショナルタイム直前の後半45(90)分、上田智樹選手が蹴り出した球は、逆風にも負けず相手陣地内に。相手選手の妨害に遭いながらも粟飯原尚平選手が奪い取り、サイドにいた松本歩夢選手に回すと、再び粟飯原選手に回すワンツーと展開。ペナルティエリアまで走り込んだ粟飯原選手は、同じく侵入した、この日からリーグ戦では復帰になった山内寛史選手に回す山内選手はその流れる球にタイミングよく合わせて一閃を放った!入った!そして、山内選手の復帰弾(かつ今季初ゴール)が決勝点になりました。


今回も途中危ないシーンがあったものの、そこから何とか立て直せたことは大きな収穫だったかなと。これで岐阜は2連勝となりました。一方で鳥取は引き分けを挟んで6連敗となり、向こうの監督交代が現実味を帯びてきてしまったのかなと。そういえば、去年もウチの試合の後で監督交代だった気が・・・。ウチは、おくりびとなのか(汗)?



KYG03_20240622_205852786個人的には、3点目を叩き込んだ荒木選手(右)にMOMをとも、2点目を華麗に決めた新垣選手にMOMとも思ったのですが・・・。



KYG03_20240622_210103440公式は先制点を挙げた田口選手になったようです。
その田口選手から、昇格争いに再び加わっていくという趣旨の発言をしてくれました。皆が同じ方向に向かって走って行ける土台が、この試合でできたのなら、あれだけ負けたことが教訓として生きてくれたのかなと。



KYG03_20240622_210549895そして、鳥取に在籍していた甲斐健太郎選手・田口選手・文仁柱選手と入れ替わるように、富樫選手がやって来ました。苦しい時を進んでいる中でも、これだけ明るい顔をして来てくれました。この笑顔を勝利の時に向けられるように願って止みません(ウチの試合では勘弁な(ニヤニヤ))。



アウェイ2連戦を最高の形で終えられたことで、一気に10位まで戻りました。プレーオフ圏まで勝ち点1、昇格圏まで同じく5とまだまだチャンスがあります。
この勢いを持って、前半戦最後の試合になるヴァンラーレ八戸戦、岐阜市民総力戦になるホームの試合で勝利を迎えたいところです。相手も勢いが乗ってきており、難しい相手ではあるのですが、この難しい相手から勝ち点3を奪えれば、一気に本格的に昇格争いになだれ込めると思います。だからこそ負けられない試合になるでしょう。岐阜市民総力戦は、なかなか勝てない試合だからこそ、そう思ってならないのです。


・・・これだけ試合でアツくなったので、スタメシの紹介は次回に回します(ギャハ)。


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Posted by alexey_calvanov at 23:55Comments(0)