2016年06月01日

2016年の流行語大賞に決定?

先日から、東京都の舛添要一知事による政治資金や公用車などの不正利用(公私混同)が問題になっており、今日も東京都議会の所信表明演説で、この問題に冒頭の数分を割き釈明したほどです。
また、この問題では「第三者の厳しい目」というように、『第三者』という言葉を何回も使っていたことも話題になっていました。
その『第三者』、最初はもしかすると今年の新語・流行語大賞にノミネートされるんだろうなぁレベルではありました。大賞が取れるかどうかも怪しいレベルだったでしょう。ところが、この言葉が『もしかしたら』から『確信』に変わるかもしれないと思ったのです。


そのきっかけになると思われるのが、5/31(現地時間)に行われた大リーグのフロリダ・マーリンズ×ピッツバーグ・パイレーツの一戦
この日、イチロー選手がスタメンで登場し、4打数2安打と活躍。2本目の安打では先制点のホームを踏むことにもなり、チームの勝利(3-1)にも貢献しました。
その試合終了後(と思われる)に行われたインタビューの際に、「(リラックスした表情で)いや、もう第三者の厳しい目で見てもらったらいいと思います」と繰り返し述べていたのです。

この発言を新聞で見てビックリしましたよ。
まずイチロー選手も日本のニュースを何かしらの手段(新聞なのかネットなのかはわからないのですが)で仕入れて使っている点。そして、イチロー選手自身も舛添知事の問題を精査している可能性があるのだなと思えるんですね。スポーツ界のスーパースターの一人が、この言葉を使っているのですから、これは流行語大賞は固いでしょうと確信してしまったんですね。
あとは、この言葉をイチロー選手に続いて使うかどうかでしょう。メディアの露出が多くなればなるほど、流行語大賞は確信的になっていくことでしょうから。


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Posted by alexey_calvanov at 22:58Comments(0)TrackBack(0)

2014年11月22日

流行語大賞候補、知らない言葉はいくつ?

2014年の新語・流行語大賞に対するトラックバックテーマから。
とりあえず今回は50語のノミネートが発表されました。昨年は新語・流行語大賞が4つモデルくらいの豊作でしたから、今年は不作なんじゃないのとか思ってました(たいていの人がそう思っていたはずです)けど、蓋を開ければ結構あるのね。

ソチオリンピックで葛西紀明選手が銀メダルを獲ったことで言われることとなった『レジェンド』、「アナと雪の女王」で有名なった♪Let It Goが引き金になった『レリゴー』と『ありのままで』、日本エレキテル連合のコントのセリフから来た『ダメよ~ダメダメ』、兵庫県の野々村竜太郎県議が引き起こした不祥事の会見の通称であった『号泣会見』、テニスの錦織(にしこり)圭選手が全米オープンの会見で発した『勝てない相手はもういない』などなどインパクトの強い言葉は結構ありますね。
広島の女性ファンの通称『カープ女子』、壁に手を当てイケメンが女子に迫る『壁ドン』、憲法改正の際によく言われていた『集団的自衛権』、その絡みで安倍晋三首相がしばしば発言していた『積極的平和主義』、民間が発行している電子マネー『ビットコイン』、未練もこもってか裸になった元彼女の写真をネット上にばら撒く『リベンジポルノ』も入ってますけど、新語・流行語になる前から既に色々と言われていた言葉ですよね。これが賞の対象になるのはいかがなものかいなと。


しかし、この中でわからない・知らない言葉がいくつもあるのも事実。今回のメインはこれだった(爆)。

まずは『塩対応』しょっぱい対応、つまりしれっとしたそっけない対応のことを指すのね。どうやらAKB48といったアイドルユニットの握手会で発生した言葉なんですね。
続いて、『トリクルダウン』。こちらは経済用語で、金持ちがもっと金持ちになれば、貧しい人でもいずれ金持ちになるという意味のことだそうだ。へぇ~。
そして『J婚』自衛官(自衛隊員)との結婚を指すらしい。そういえば、テレビでやってたお見合い番組で自衛官の話をやってましたけど、結構ドラマチックな展開を見せていたそうで。うちのおかんはそういうの好きそうですけど、どこがいいのと思う次第。
最後に『ゆづ』。これが一番わからなかったので、早速調べてみましたよ。なになに、フィギュアスケートの羽生結弦(ゆづる)選手のことなのね。こりゃわからんわ。


さて、今年はどの単語がいくつ選ばれるのでしょうか。1つだけだと思ってた大賞が昨年は4つも選ばれたということもあるので、複数が今年もあるのでしょうか?個人的には『レリゴー』・『ありのままで』がダブル受賞とおもってますけどねぇ。10個となると左記の2つに加え、『ダメよ~ダメダメ』・『号泣会見』・『レジェンド』・『勝てない相手はもういない』あたりは確実に残るでしょうね。
さて一体どうなるのでしょう?注目の発表は、12月上旬です。


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Posted by alexey_calvanov at 23:59Comments(0)TrackBack(0)

2011年11月13日

今年の「流行語大賞」の1位を予想してください!

今年の出来事を端的にまとめた新語・流行語大賞を決める時期に差し掛かって来たんですね、今年も。というわけで、その流行語大賞の1位は何になるというのが、今回のトラックバックテーマ


ざっとノミネートの60単語を見てみたんですが、色々あったんだなぁと。特に震災関連の話題が多いなぁと痛感。今年の初めの出来事は、震災がなければ必ずノミネートされるんだろうなと思えてなりません。

というわけで、今年の流行語大賞(1位)になりそうなのは、「ぽぽぽぽーん」になるのではないかと。
実は「あいさつの魔法。」でノミネートするんじゃないかと思ったら、やっぱりセリフ(歌詞)の部分でやってきたか(笑)。この話題、震災絡みのものですけど、賛否両方渦巻いた稀有なものじゃないかと。そういう点では知名度抜群だと思っています。ただ、CMが流れなくなって以降ぱったりと聞かなくなったものでもあるので、ちょっと弱い部分も・・・。


確か、流行語大賞ノミネートって10個選ばれると思うはず。というわけで、その10個を絞り出してみようと思います。

まずは、先述の通り「ぽぽぽぽーん」。

  • 「あとは流れで」

  • 一連の相撲八百長問題で端を発した力士のメールのやり取りで出てきた言葉。色々な場所で流用できるのと、収まって来たなと思える中でも、結構長いこと引きずった問題でもあるし、まだまだ各界が持つ独特の体質が抜けきっているとは思えないので、各界改革を促す意味でノミネートしてもいいのではと。
    でも一体誰を呼ぶんだろう?やくみつるさん(苦笑)?

  • 「一定のメド」

  • これも今年を象徴する言葉のひとつだろうと。菅直人元首相が発した言葉で、一体どこまでが一定のメドなんだということで大きく揉めた言葉でもあるのでチョイスすべきだろうと。これも汎用性の高い言葉だから選んでもいいんじゃないかと思います。
    お遍路さん巡りをしているという菅さんがお遍路姿で現れると面白いですね(ニヤニヤ)。

  • 「がんばろう日本」

  • これは方々で言われていたので、ノミネート確実でしょう。震災以降この言葉を聞かないことはなかったですね。
    ところで、もう一つノミネートされている「絆」ですが、これは特定政党の支持に繋がりかねないので、今年の漢字でも選んで欲しくない言葉でもあります。ゆえに、汎用性が効いて中立的なこの言葉が一番なのではないかと。

  • 「スマホ」

  • 携帯電話の一種で、スマートフォンと呼ばれるもの。携帯電話ながらもPCサイトを閲覧できる、多様なアプリが楽しめるというところや汎用性の高さから急速に普及しているものでもあります。
    iPhoneが出た頃からじわじわ来てますが、今年爆発的に普及が進んだように感じますね。確か過半数まで達したとか。
    今年を体現するもので入れてもいいのかと思うけど、今年以外でも普及の兆しが出てたので、そこが弱いところでもあるんですよねぇ・・・。

  • 「脱原発」

  • 震災以降しきりに言われた原子力発電所運営反対運動の一つで、ヨーロッパでは昔から盛んに言われていた言葉ですね。日本でも震災以降本格化して、それに絡むデモも起こりました。
    この電力絡みの言葉では、「節電」・「計画停電」・「再生可能エネルギー」などありますが、一番残って欲しいのがこの言葉なのではないかと。

  • 「地デジ難民」

  • 去年あたりから起こる起こると言われた地上デジタル放送に乗り遅れた人達のこと。
    ただ、地デジ化以降、逆にテレビ離れが起こっているという事情を考えると、沈静化してるからノミネートされても選ばれないかなぁ・・・。でも震災にも関係ない言葉という意味ではノミネートされるんじゃないかと。

  • 「トモダチ作戦」

  • 震災以降にアメリカ海兵隊が行った被災者救助や復興賛助の作戦。英語に友達にあたる言葉はあるものの、敢えて日本語の言葉をそのまま使うことで共感を持たれようと思ったんでしょうね。
    感謝の意味を込めてノミネートされると思います。来る人も在日アメリカ海兵隊のお偉いさんになるんでしょうね。

  • 「どや顔」

  • したり顔・得意顔といった、やってやったという満足感を与えられるような顔のこと。相手によってはかなり不快にさせられる(苦笑)。アスキーアートでも出てきたりとネットの中で広まったものなんじゃないかと。
    でも、ネットの中からだったりする場合、誰が来るの?あの人(苦笑)?ぜひとも芸能人の中でお願いします(笑)。

  • 「なでしこジャパン」

  • この言葉も外せないでしょう。女子サッカーの愛称ですね。
    女子ワールドカップに優勝していることから考えても選ばれておかしくない。1位も狙える言葉だと思います。


他にも「ジャスミン革命」とか「ソーシャルメディア」、そして今年の初めに話題になった「タイガーマスク」(タイガーマスク運動のこと)とかもありますが、「ジャスミン革命」は日本ではあまり影響を与えていない点、「ソーシャルメディア」は日本では既にツイッターが流行っていることから選考対象として弱い、「タイガーマスク」は震災の影響でかき消された感があるので、かなりウィークポイントが大きいんですよねぇ。


さて、その新語・流行語大賞が選ばれるのは12/1。どんな言葉が選ばれるか楽しみです。


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Posted by alexey_calvanov at 23:13Comments(0)TrackBack(0)