2016年01月24日

奄美でみぞれ、台湾で雪

今日も寒かった。
先週末から今週初めにかけての寒波襲来時には関東圏を中心に東海・北陸・東北・北海道に大雪と暴風をもたらしましたが、今回の寒波は九州を中心に大雪をもたらしたようです。
長崎市で17cm過去最高の積雪量を更新鹿児島市でも14cm南国とは思えない積雪量になった他、福岡市でも1cmになり、市内では大混乱になったようです。また、最高気温も真冬日になったということなので、雪や道路の凍結だけでなく、水道管の破裂など普段では想定していない出来事が起こりかねないだけに、明日以降も気が抜けない状況になっております。明日も氷点下になるのならば、なるべく水道の蛇口を出しっぱなしにしておくのがベターなのかもしれません。


この大寒波は、十数年ぶりの珍事を巻き起こしました。大寒波が冬でも暖かい沖縄にまで到達したばかりか、台湾付近まで食指を伸ばしたのです。
この寒波により、奄美大島にある名瀬市では115年ぶりの積雪が確認されました。みぞれレベルではあるものの、高いところでは少し積もるほどにもなり、子供達ばかりでなく大人まで大はしゃぎとなっていました。

そして台湾では台北で雪を観測しました。山岳部ではかなりの積雪となり、こちらでも子供や大人が大騒ぎ。恐らく一生に一度の体験という人ばかりだと思うので、ライブで積雪を体感した人達にはいい思い出になったのでしょう。もちろん、事故も起こったことでしょうから笑える事態ではないものの、ここまで大はしゃぎされたら、怒るに怒れないですわ・・・。
この時、日本気象協会(気象庁)とNHKが数日前から雪の予報(日本気象協会は当初1/25と予測)を出しており、台湾の人達から当初はいぶかしがられていたものの、実際に雪が降ったことで日本の気象情報の正確さに驚きが起こっていました日本の気象情報は過去の観測データとスパコンによる予報との混合のようなので、蓄積量と計測力の違いによるものと推測されますが、それでもここまで当ててしまうのだからすごい。台湾の人達が驚くのも無理はないと思います。

ちなみに、奄美大島と台湾に挟まれる沖縄では、寒波襲来で平年よりかなり寒い天気にはなったものの、雪の観測はなかったとのこと。よかったねと言うべきなのか、残念だったねと言うべきなのか少々悩ましい(苦笑)。


しかし、気は抜けません。
明日(1/25)以降も九州は寒い予報が出ていますし、東海・北陸を中心に雪の予報が出ております今回も朝を中心に降るとの予報ですが、最低気温が氷点下(しかも沖縄・小笠原諸島を除く全土)となり、最高気温も北陸・東海では0゚Cより少し高いと予想されているために、防寒対策だけでなく雪対策を再び怠らないようにしましょう


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Posted by alexey_calvanov at 23:01Comments(0)TrackBack(0)