2023年08月24日

250円でもありがたい

マクドナルドの「マックフライポテト」が、8/21よりMとLの2サイズで250円(税込)となっています。既にその価格で頂いている人も多いのではないのでしょうか。
しかし、過去にはSサイズも含めた全てのサイズで150円での販売をしていたことを覚えている人も多いことでしょうそれでできれば理想的ですけど、昨今の物価高のことを考えると、250円でも驚異的な値段設定だとも思えるので、正直ありがたいと思って頂きましょうぞ。


で、何でこの時期に・・・という見方があるわけです。
実は、マクドナルドを運営する日本マクドナルドホールディングスは、第2四半期(2023年1月~6月)の営業利益が約180億円の黒字になっています。既存店の売上高も、2020年7月~2023年7月の間、つまり37ヶ月連続増収と物価高の中でも勢いが止まっていない(その間にコロナ禍と4度の値上げを実施しているにもかかわらず)です。しかしながら、既存店の来客数が今年の2月から減少傾向にあるとのことなので、客単価が増えているという見方もできますが、期間限定商品の当たりはずれの影響も鑑みて、来場客数を増やしていこうと目論んだというのです。


そう思うと、期間限定商品が当たっていて、今回のキャンペーンで来客数も増えたとなれば、ますます利益が上がるとも言え、マクドナルドのウハウハは止まらないのでしょうね。定番になってる「月見バーガー」や「グラコロ」も控えていますし、意外にマクドナルドは盤石なのかもしれません。


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Posted by alexey_calvanov at 23:55Comments(0)

2015年02月20日

マックの風向きは変わるのか?

日本マクドナルドの原田泳幸取締役会長(日本マクドナルドホールディングスの取締役会長も兼任)は、3/25の株主総会後に退任すると発表しました。辞職という形ではなく、あくまで任期満了に伴うものとなります。


原田さんがマクドナルドの会長に就任してから、マックという会社は果たして良き方向に改善されたのでしょうか、それとも更なる悪化を招いたのでしょうか。正直この評価というのは、もう少し先になるまでわからないのではないかと思っていますけれども、現在の状況を考えると、良き面よりも悪しき面が際立ってしまったのかなと。

功績としては、短期間で利益を上げ、安売りというイメージだったマックの商品に付加価値を付けようと努力した点でしょうか。創業者の藤田田(でん)さんの経営方針から180度転換して、効率化とプレミアム化を図っていき、実際成功していった例もありました。
しかし、その行き過ぎた効率化によって、マックの現場が疲弊し、遂には食品への異物混入事件や期限切れ商品を提供していたのではないかという事件にまで至ったのではと思います。またある種の傲慢でメニュー表を無くそうとした事例や60秒以内提供サービスはマックの労働者だけでなく楽しみにして来てくれたお客様を精神的に追い詰めたものとなったと思っています。その他コーヒーのおかわり廃止や深夜帯の座席を無くしてネットカフェ難民の実質的な締め出しを行うという傍から見れば温かみの無いサービスを平然とやる姿には、少し考えさせられるものがありました(後者の場合は、必要だとは思うものの、もう少しやり方があるのではとも)。

とにかく、「原田動くところ問題アリ」と言われてもおかしくない、功罪共に派手な人でありました。今後を引き継ぐことになったカサノバ社長は、この窮地に陥ったマックをどう立て直すのでしょうか。


ちなみに、原田会長はベネッセの会長も務めており、こちらの業務は引き続き行うとのことだそうです。しかし、ここでも個人情報の流出問題が起こっており、会長の責任ではないとはいえ、やはり「原田動くところ問題アリ」となってしまっている感が否めません。今後屋台骨が揺らぐようなことが起こらなければいいのですが・・・。


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Posted by alexey_calvanov at 23:35Comments(0)TrackBack(0)