2023年02月27日

JALとANAの骨肉の争い

2/24にANA(全日空)が、国内線片道を平日は7,000円、土日は10,000円にする「ANA SUPER VALUEセール」を開催すると発表しました。4/4~5/31までのフライトが対象です。ただし、ゴールデンウィーク中(4/29~5/7)は対象外になるとのこと。販売期間は2/28と3/1の2日間のみとなります。

これに対し、今日になってJAL(日本航空)も、国内線片道を大人6,600円、小児は4,950円にする「JALスマイルキャンペーン」を発表しました。こちらは、4/14~6/30までのフライトが対象です。ただし、ゴールデンウィークの旗日になっている期間(4/29と4/30、5/3~5/7)は対象外になるとのこと。つまり、今年は5/1と5/2が平日になっているので、この2日間はセール期間に含まれるということです。これは大きい。また、普通席のみが対象になることも注意が必要です。ファーストクラスやクラスJというワンランク上の席は、通常価格になるんですね・・・。販売期間は4/14~5/31搭乗分は3/9日~3/11、6月中の搭乗分は3/12~3/14となっております。それぞれ2日間というのは、ANAと変わらない。
なお、JALは国内のパッケージツアーが最大25%割引になる「スマイル割」・国際線航空券が特別運賃になる割引キャンペーン・ハワイ限定のパッケージ旅行のタイムセールも併せて行います


こうやって見ると、国内線に関して見れば、全国旅行支援目当ての露骨な争いになってるなぁと思えてなりません。しかもANAが先に出してきたので、後出しジャンケンでJALがさらに上のセールを出してきたようにも。今は業績面ではANAの方が上だったのかな。JALが経営破綻する前はJALが日本の航空業界のトップでしたけどね。


しかし、ここまで露骨に値下げして大丈夫なのかと思ってしまう。いくらコロナ禍で航空業界が大変だったとはいえ、激安を超えるセールを打って、燃料サーチャージとか大丈夫なのかと心配になってしまいますわ。ただ、この期間に移動が絡んでいるのなら、乗ってみたいとは思うのですが、残念ながらゴールデンウィーク中の移動になっちゃうのよね(泣)。


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Posted by alexey_calvanov at 23:12Comments(0)