2023年11月24日

【2023年】残りの椅子を譲り合う罠【J3リーグ】

残りが2試合になったJ3ですけど、まだ決まりません。いや、決めきれません愛媛FCが颯爽と優勝をかっさらったというのに(苦笑)。
全ては、あと1勝だけしてしまえば昇格確定の鹿児島ユナイテッドFCが勝てないのが原因なのであって、そこを突けばいいのに、他のチームも見事に転ぶという有様。それが現在の順位に現れています。

そこをふまえ、上位陣の順位を見ていきましょう(左から、順位・チーム名・勝ち点・得失点差になります)。なお、☆は昇格決定・×はJ2ライセンス不交付になります。また、ここでの大阪はFC大阪になります。


1位 愛 媛(70)+11 ☆
2位 鹿児島(58)+15
=== 昇 格 ラ イ ン ===
3位 富 山(56) +4
4位 奈 良(54)+13
5位 今 治(53) +9
6位 大 阪(53) +6 ×
7位 松 本(53) +5


前節で、いわてグルージャ盛岡に負けたFC岐阜とカマタマーレ讃岐に負けたアスルクラロ沼津が今シーズンのJ2昇格を失いました。そして、まだ勝ち点52ではあるものの、得失点差で2位の鹿児島を追い越せなくなった(可能性が高い)ガイナーレ鳥取とヴァンラーレ八戸もその資格を失いました。なお、この戦績によるものなのか、鳥取は増本浩平監督を契約満了としています。10月に暫定だったのが正式に監督として始動したばかりなのに、何とも残酷な振る舞い鹿児島並みの戦績を挙げた功績を考えると、満了にすべき監督じゃないのにね・・・。絶対他が欲します。下位に沈んでしまったチームがリサーチを掛けてもおかしくない。


さて、そんな状況下で、やはり昇格のチャンスが残っているのは、鹿児島・カターレ富山が第1走者、奈良クラブ以下が第2走者になるのでしょうけど、強烈なまくりを見せている奈良の存在が怖い

奈良は、他のチームが転んだり足踏みをしている中で、一人勝ち残っており、ここ5試合で見れば、3勝1分1敗とFC大阪(2勝2分1敗)と松本(2勝1分2敗)よりも勢いがあります。FC大阪と共に、JFLからの参入組として大きく引っ掻き回しています。いや当初の予測以上の引っ掻き回しっぷりでしょうな(汗)。
奈良が残している試合も、鳥取(H)と松本(A)と松本が昇格のチャンスを逸した時には、強いとはいえ非常に戦いやすい相手になることでしょう。逆に昇格のチャンスを残しているとかなり厄介な相手相手のホームなので、俄然サポーターが圧を掛けてくるでしょう。その中で戦い抜けるか。そして最終節のプレッシャーに勝てるか。そこが課題になるでしょう。

他は、どんぐりの背比べになるのですけど、J2ライセンス不交付になったFC大阪がどう戦うかに注目でしょう。昇格のチャンスを残している今治と既に昇格を決めた愛媛を潰せるか否かで来年の戦い方が見えてくるでしょう。

今回の昇格争いの中で、一番経験値があると思われるのが、松本。
実際奈良だけ気を付ければいいという有利さもあるのですが、最終戦をホームで迎えられるというのも有利な条件に。奈良にとっては怖い存在の松本のサポーターが、彼らの大きな追い風になるのは、サンプロアルウィンを知っている人間ならわかって頂けるのではと。


ということで、繰り返しますが、鹿児島本命で富山対抗穴は奈良・松本といった感じになるでしょうか。恐らく、明日・明後日の試合で大きく動くと思います。注目しましょう。


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Posted by alexey_calvanov at 23:39Comments(0)

2023年11月10日

【2023年】激戦の果てに・・・【J3リーグ】

J3の試合も残り4試合になりました。昇格の行方はまだ決まらない。例年以上に団子なレースになった中、1位だけがもう決まってもいいんじゃないのとか思って見てるのに、まだ決まらない(汗)。2位に至っては、まだかなり下の順位までイケそうだという状況が長く続いたものだから、感覚がマヒしてしまっている(苦笑)。それでも、次の試合で終わりかねない予感はしてならないんですけどね(たぶん(苦笑))・・・。


そこをふまえ、上位陣の順位を見ていきましょう(左から、順位・チーム名・勝ち点・得失点差になります)。なお、ここでの大阪はFC大阪、横浜はY.S.C.C.横浜になります。


01位 愛 媛(67)+13
02位 鹿児島(58)+18
=== 昇 格 ラ イ ン ===
03位 富 山(56) +7
04位 大 阪(52)+11 ×
05位 松 本(52) +7
06位 今 治(50) +9
07位 鳥 取(49) +4
08位 奈 良(48)+10
09位 岐 阜(48) +9
10位 沼 津(48) +3
11位 横 浜(48) -2


・・・まぁ、残り4試合だっていうのに、昇格の希望があるチームだけ列挙したら、こんだけ残るんだもんな(爆)。ただ、実際は残り試合数で積み上げられる勝ち点(この場合は12)の半分ゲットできれば上等だと思うので、愛媛FC・鹿児島ユナイテッドFC・カターレ富山の3チームになるだろうなぁ・・・。3試合勝てるという条件なら、FC大阪・松本山雅FCまでだと思う。抗え抗えと言ってはいますが、FC岐阜に昇格の望みというのは、結構厳しいんですね。それは同じ勝ち点にいる奈良クラブ・アスルクラロ沼津・Y.S.C.C.横浜とその1点上なガイナーレ鳥取にも言えることです。

正直沼津はよくやっています。最近は失速気味ですけど、中山雅史監督が的確な采配を敷いていて、戦っている相手としては恐ろしい。守備中心のドン引きサッカーなので、相手はなかなか点を奪えないんですね。攻撃的ではないにしても、ちゃんと点は複数点挙げているところが、中山監督ゆえにとも。ストライカーの育成能力は高いのかもしれない。
あとは、FC大阪の動向がどうなるかでしょう。先述の通り、昇格は厳しいでしょう。ただ、仮に3試合以上の勝利を取ってしまうと、2位の鹿児島を上回る可能性が出てきます。FC大阪は昇格争いしているチームの中で、唯一J2ライセンスが不交付になっており、仮に2位に滑り込んでも、昇格できなくなります。そうなると、J2で21位の大宮アルディージャないしは22位のツエーゲン金沢のどちらかが21位になった場合、J2残留ができるというシナリオになるのです。
FC大阪は攻撃的なサッカーを展開しているのですけど、今後今治と愛媛を控えているので、かなり難しいんじゃないのかな・・・。同順位にいる松本山雅の方が、日程的に楽で、最終節の奈良戦だけ気を付ければいいふうなのよね。なので、厳しいとはいえチャンスがありそうなのは、松本山雅と見ています。
・・・そう考えると、一番日程的に楽なのは、他ならぬ岐阜なのか(汗)。カマタマーレ讃岐・いわてグルージャ盛岡・FC琉球・ギラヴァンツ北九州と下位のチームのみ。しかも昇格の可能性が潰えてしまったチームばかりなのですよ。一番怖いのは、残留争いを繰り広げている琉球と北九州なんですけど、このあたりをこれから話していきましょう。


JFLへの入れ替え戦が絡む残留争いですけど、実は北九州でほぼ確定になってしまったんですよね・・・。先日の試合で松本山雅に負けたことで、勝ち点24の北九州は、残り4試合全勝しても36となり、現状19位のSC相模原と同じになります。しかし、相模原の得失点差が-8なのに対し、北九州が-17と9点差と大きな差になっています。残り4試合で相手チームに3点差以上の勝利を挙げないといけない。これはかなり絶望的です。しかも連敗中でそこまでのモチベーションが出せるのかという心配も。もうJFLの動向だけ見てサッカーやってるんじゃないかという閉塞感さえあります。なので、北九州より上のチームは、実質残留確定なんですよね。ここまで明暗が分かれるとは・・・。

ちなみに、JFLの日程は11/26に最終節を迎え、この日に順位が確定となります。現状では、Honda FCとソニー仙台FCが上位に就けているため、北九州の首は意外に太く繋がっているとも言えるのですけど、J3ライセンスが継続審議ながらも、レイラック滋賀とラインメール青森にもJ参入のチャンスが残されているだけに、北九州としては、入れ替え戦を想定して気を抜けない。そして、滋賀と青森が猛チャージをして、Honda FCとソニーを抜いてしまおうものなら、19位のチームも入れ替え戦に巻き込まれる事態に。仮にそうなったら、もう一度、その手の記事を書こうかと思います(苦笑)が、現状ではHonda FCの優勝は確定でしょう。2位がまだわからないという点でいけば、J3と似ているのかも。まさか実力面だけでなく、試合動向まで似るとは・・・。


残り試合は4。苛烈極まりない2023年のJ3の終着点は、いつなのでしょうか。


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Posted by alexey_calvanov at 23:53Comments(0)

2023年11月09日

【優勝争い】苛烈な2023年のJ1【残留争い】

J1も残り3試合になりました。上の争いは落ち着いてきましたけど、舌の争いはまだまだヒートアップ中。それでも例年に比べて苛烈だったと思う部分がありました。そこで、優勝争いと残留争いをかいつまんで見ていきましょう。


まず、優勝争いですが、こちらはヴィッセル神戸、横浜・F・マリノス、浦和レッズの3チームに絞られました。
1位の神戸が勝ち点62、2位の横浜FMが同じく60、3位の浦和が同じく54とやや浦和が不利で、事実上悲願の初優勝を狙う神戸と連覇を狙う横浜FMとの一騎打ちになったかなと思います。
神戸はイニエスタ選手が途中退団したものの、選手層の厚さと総合力で押し切った格好ですかね。横浜FMも選手層は厚いですけど、一歩及んでいなかったのかなとも。それでも実力は伯仲だったかも。


一方で、例年以上にアツかったのが、残留争い。というのも、来年からJ1のチームが18から20になるため、2チーム増えることになるからですね。そのため、例年なら降格枠は2.5だったのが、今年だけは1になったんですね。実質降格枠が2つ減るから、これは大きいんですよ。
普段なら落ちてもおかしくないチームが残留になるため、かなり激しい試合が終盤まで続いています。早速見ていきましょう(左から、順位・チーム名・勝ち点・得失点差になります)。


14位 G大阪(34)-18
15位 京 都(33)-8
16位  柏 (30)-14
17位 湘 南(28)-17
=== 降 格 ラ イ ン ===
18位 横FC(26)-27


一応、最下位の横浜FCの現状勝ち点から残り3試合全勝した場合の勝ち点35よりも下になるチームをリストアップしていますけど、ガンバ大阪と京都サンガF.C.に関しては、余程のことが無い限り残留でしょう。問題は柏レイソル・湘南ベルマーレ・横浜FCの3球団です。
なかなか勝ち切れない。相手チームからボーナスステージのような扱いになってしまっていましたね。特に、最下位の横浜FCは、昨年の昇格劇を生かせないまま選手だけが取られていった感が。
今後は、湘南と横浜FCとの直接対決が第33節(11/25)に控えているので、ここで雌雄が決する可能性が高いかなと思っていますけど、その前の試合で横浜FCが勝つと、わからなくなるでしょうね・・・。


残り3試合、どんな戦い方をするのか、気に掛けながら見ていきましょう。


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Posted by alexey_calvanov at 23:46Comments(0)

2023年11月03日

【昇格争い】いよいよ最終盤になった2023年のJ2【残留争い】

まず冒頭にお詫びを。今日ヴァンフォーレ甲府×ロアッソ熊本の試合が組まれていたんですね(汗)。その結果が反映されてしまっているので、昇格争いがほぼ決定状態になったかもしれないので、あまり面白味の無いものになってしまっていることをお詫び致します(泣)。
そこをふまえ、上位陣の順位を見ていきましょう(左から、順位・チーム名・勝ち点・得失点差になります)。なお、★は昇格確定、※は残り試合数が少ないチームです。


1位 町 田(81)+40 ★
2位 清 水(70)+40
=== 昇 格 ラ イ ン ===
3位 磐 田(69)+24
4位 東京V(69)+23
5位 甲 府(64)+11
6位 千 葉(64) +9
=== 昇格プレーオフライン ===
7位 山 形(61) +7 ※
8位 長 崎(59)+11


・・・先述の通り、甲府×熊本の試合があり、その結果甲府が勝ったため、昇格プレーオフの掛かっていたファジアーノ岡山とザスパクサツ群馬は可能性が消滅となりました。この2チームは悲願のJ1入りを掛けて戦っていただけに、非常に残念ですね。群馬は中止(後日開催)の2試合を生かせなかったのが消滅に至った原因だと思います。群馬は今後大槻毅監督で采配を振るうことになると思いますので、苦しい時期のメンタルをどうするのかが課題なのかなぁ・・・。
9位には大分トリニータが控えているものの、勝ち点を64に積み上げられたとしても、得失点差が-3になっているため、大量得点をゲットしない限り無理になってしまったので、ここも事実上消滅なのかなと思っています。甲府が引き分けか負けならチャンスが残っていたんですけどね・・・。


自動昇格枠は、優勝したFC町田ゼルビアが1つ埋めた状態になっています。様々言われていますけど、これまでのサッカースタイルをブレイクスルーした采配は、素直に認めるべきだと思いますね。禁断の移籍とかに関しては、対象チームにとってはメンタル面でキツいですけど、ルール上問題無いところを見れば、そのルールが変わらない限りは認めざるを得ないのかなぁ。

となると、残った自動昇格枠をどこが狙うか。現状だと清水エスパルスが一歩リードなんですけど、ジュビロ磐田と東京ヴェルディが1差で迫っているので、気が抜けないどちらも1年の復帰と15年ぶりの昇格が掛かっているので、ラストスパートは前のめりの一言で片づけられるかという勢いになるでしょうね。特に磐田はプレーオフは嫌でしょうから(ニヤニヤ)。<スペシャルヒント : モンテディオ山岸(笑)。


そして、昇格プレーオフ枠。来年はJ1のレギュレーションが変わり、20チームに増えるため、プレーオフを勝ち抜いたチームが自動昇格になります。つまり、今シーズンの自動昇格枠は3なんですね。もちろん、今年だけの特例ですから、こんなチャンス放っておくほうが悪い(ニヤニヤ)。
今日の試合で甲府は生き残り、モンテディオ山形とV・ファーレン長崎は少し厳しくなったかなぁ。特に長崎は2連勝が必須なので、累積警告や一発退場に気を付けながらの試合運びになって来るでしょうね。調子も下り坂のようですし・・・。自動昇格を狙っている東京Vと甲府は負け無しなので、プレーオフに残れそうなのは、この2つでしょう。ただ、東京Vは自動昇格を目標にしていると思われるので、そうなると磐田との争いになるのかな。そして、チョンボさえ無ければ、ジェフユナイテッド千葉も大丈夫でしょう。もしかすると、昇格枠とプレーオフ枠は、今日の甲府の勝利でほぼ確定になったかもなぁ(泣)。


それでも、何が起こるかわからない。なので、町田を除いた今後の試合を見ていきましょう。既に試合が済んだ甲府の日程も2試合分載せます(泣)。青がホーム・赤がアウェイになります。


清 水 大 宮 水 戸
磐 田 水 戸 栃 木
東京V 栃 木 大 宮
甲 府 熊 本 山 形
千 葉 群 馬 長 崎
山 形 いわき 甲 府
長 崎 仙 台 千 葉


日程的に楽そうなのは、どこもない。どこかで直接対決ないしは残留争いが絡んでいる状況です。
清水は残留の掛かっている大宮アルディージャとの争いがあるのですけど、舐めて掛かると勝ち点を取りこぼしかねない例年ラインコントロールには定評のある大宮ですから、何が起こるかわからない。これは最終節に戦う東京Vにも言えることですね。清水戦で降格が決まると、東京Vは戦いやすくなるんでしょうけど、はてさて。
磐田も最終節に栃木SC戦が絡んでいますけど、残留争いが終結していれば、唯一どちらの争いにも絡まないチームになるので、昇格争いに俄然有利になる可能性があります
長崎はベガルタ仙台に負けるか引き分けになると終戦なので、次戦う千葉は有利な状況になることを願っているだろうなぁ・・・。千葉は自動昇格を狙えない以上、1つでも順位を上げたいですし、こちらも東京Vの次に昇格から遠ざかっているので、悲願の昇格となるか。同様に甲府は山形といわきFCの一戦に注視することになるでしょうね。ここで山形が勝てなければ、甲府も有利になるでしょうな。


一方で、残留争いは以下の通りになります(左から、順位・チーム名・勝ち点・得失点差になります)。なお、×は21位以下が確定になったチームになります。


18位 栃 木(44) -6
19位 いわき(44)-24
20位 山 口(44)-26
=== 降 格 ラ イ ン ===
21位 大 宮(39)-28
22位 金 沢(33)-29 ×


シンプルに大宮が2連勝しないと残留不可なのですけど、得失点差も大きな影響を与えかねない状況で、複数点を入れてかつ最悪クリーンシート狙いでいかないと、20位以上に入ることも不可能という有様。さらに上位陣が勝てば、その道のりはさらに険しくなるというふうなので、もう大宮は決定でいいんじゃないかなと残念ながら思っております。一方でツエーゲン金沢は、どうあがいても21位までしか上がれない。重症だったのが金沢だったのが意外。新スタジアムが来年落成とのことなので、これはギラヴァンツ北九州以来の新スタの呪いが発動なのか・・・。

なお、J3の動向次第では21位でも残留の可能性があります。というのも、FC大阪にJ2ライセンスが不交付になったためです。仮にFC大阪が2位以上に飛び込めば、21位のチームは残留になります。これは大宮の方が可能性が高いのかな。金沢も無くは無いですけど、得失点差を越えられるかが課題になります。どちらも守備が酷いので、前述のクリーンシート狙いも難しいんだよなぁ・・・(汗)。


残留争いチームの日程は以下の通り。青がホーム・赤がアウェイになります。


栃 木 東京V 磐 田
いわき 山 形 藤 枝
山 口 町 田 熊 本
大 宮 清 水 東京V
金 沢 大 分 岡 山
この日程を見ると、つくづく金沢はもったいないことをしているなと。ちゃんと勝ち点を積み上げていれば、残り2試合が共にホームなので、有利に戦えていただろうに。最下位の状況で最大6を積み上げられたとしても、ほぼほぼ降格確定の中での試合になるので、モチベーションが心配。頑張ってほしい。
大宮に関しては、先述の清水戦次第。相手が舐めて掛かってくれれば、残留の道がか細いながらも残る。次の東京V戦も苦しいでしょうけど、少しだけ気が楽になるかもしれません。
ただ、ほぼ残留を確定しているとも言える3チームは、栃木以外は頑張れば何とかなるかな。栃木は2019年の時の残留劇が描かければ・・・となるのかな。結構大変ですわ。


残り2試合(甲府と熊本は残り1試合)、悔いのない戦いをして下さい。サポーターの皆様は現地で最後の一押しをしてあげて下さい。


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Posted by alexey_calvanov at 21:37Comments(0)

2023年09月26日

ライセンス関係が決まったので、J3の順位を見てみよう 昇格争い編

今日、Jリーグのクラブライセンス判定の結果が出ました。今回決まったのは、J1ライセンスとJ3ライセンスの新規取得チームで、J2ライセンスやJ3ライセンスの既存取得チームの発表は、もう少し先になりそうです。ただ、とりあえず昇格・残留関係は話せる段階になったと思うので、今回話していこうと思います。

なお、今回は昇格争いになります。早速見ていきましょう(左から、順位・チーム名・勝ち点・得失点差になります)。×のチームはJ3ライセンスのみ(9/26現在)。


01位 愛 媛(54) +8
02位 鹿児島(45)+11
=== 昇 格 ラ イ ン ===
03位 今 治(44)+12
04位 大 阪(43) +9 ×
05位 富 山(43) +3
06位 沼 津(42) +6 ×
07位 奈 良(40) +11 ×
08位 岐 阜(40) +9
09位 松 本(40) +7
10位 鳥 取(40) +3


史上まれに見る混戦になっているJ3ですけど、首位の愛媛FCがやや引き離しに掛かっている感じになりました。それ以外は相変わらずのダンゴレース。2位~10位までが勝ち点5差に収まっているのは、繰り返しになりますが、史上まれにみるものになっていますね。まだ下もイケる可能性があるにはあるのでしょうけど、個人的には、残り11試合ということを考えると、10位までかな・・・と思っています。

現状2位は猫の目のようになっており、鹿児島ユナイテッドFC・FC大阪・カターレ富山・アスルクラロ沼津が過去(およそ2ヶ月くらい前から)2位に就いていますけれども、まだ2位に上がっていない他のチームにも十分チャンスがあります。特に下位に沈んでいたチームが、ここに来て急上昇しているのが不気味です。例年ならもう終戦になっているはずのチームが、お互い足を引っ張っているので、まだチャンスがあるというふうですね。普段なら7位以下は既に終戦なんですけどね(苦笑)。


で、気になるのはライセンス関係の有無。
まだJ2ライセンスの結果が出ていないので、何とも言えない部分はあるものの、現状はFC大阪・沼津・奈良クラブはJ3ライセンスのままなので、このままこの3チームが昇格圏に入って終了となると、J2の降格枠は1ないしは0となるわけです。ただ、FC大阪は花園ラグビー場(第2グラウンド)の改修を目指していますし、沼津や奈良も照明は充当(奈良は充当予定)したので、J2ライセンスの取得を目指しているのではないかと思われます。
なお、今回鹿児島が新スタジアムで揉めている中でもJ1ライセンス取得になりました。個人的には正直甘い査定だなと思っていますが、取得したものは仕方ない。きちんと猶予期間の5年以内に新スタジアムの建設・完成を目指してほしいものです。


次回は、残留争いです。こちらも混戦になってきました。


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Posted by alexey_calvanov at 23:44Comments(0)

2022年10月17日

【2022年J3】1位は独走、2位以降は混沌【昇格争い】

大詰めを迎えているJリーグですけれども、先日J2の昇格と降格が決まりました降格に関しては、今回紹介するJ3の情勢次第で大きく変わりますが、個人的にはほぼ決定だと思います。
そのJ3、大方の予想通りというのか、あのチームがすごいというわけで。早速見て行きましょうか。左から順位・チーム名・勝ち点・得失点差となります。なお、★はJ2ライセンス申請中の意味になります。


1位  いわき(66) +45 ★
2位  藤 枝(61) +28
=== 自 動 昇 格 ラ イ ン ===
3位  鹿児島(59) +17
4位  松 本(57) +14
5位  富 山(54) +9
6位  今 治(53) +15 ★


やはり、いわきFCは強かった・・・。JFL優勝の勢いをそのままに、J3でもほぼ無双状態。ほぼ勝ちっ放しでここまでやって来ました。J2昇格をほぼ決定というふうにしているでしょう。
もし上がれない案件があるとしたら、現在建設を進めているスタジアム(いわきグリーンフィールド)問題でしょう。現在使っているJヴィレッジスタジアムもホームグラウンドとしては使えない状況で、あくまでいわきグリーンフィールドができるまでの仮住まい。しかし、いわきグリーンフィールドはJ3ライセンスを取るための建設までしか進まないため、J2に上がるという際には、条件付きJ2ライセンスになるでしょう。1万人以上が収容できるようにすることが絶対条件になり、それ以外にもいろいろと条件があるのでしょうけど、果たしてそれでOKとなるのかがカギになるでしょう。まぁ、いわてグルージャ盛岡が条件付きでJ1ライセンスをもらっていることから、いわきにも条件付きでJ2ライセンスをもらえるのではないかと思われますけど、楽観視はできない。
ちなみに、同じライセンス申請中のFC今治に関しては、里山スタジアムが来年には完成するでしょうから、純粋にJ2ライセンスが降りるのではないかと思います。やっとナイトマッチのできる設備ができるのね・・・。


1位はいわきでほぼ確定とにらんでいる中、2位以降が混とんとしています。
現状は藤枝MYFCが最有力になっていますけど、地力のある鹿児島ユナイテッドFCと松本山雅FCがピッタリ付けているから怖い。ただ、松本山雅に関しては往時の勢いがないので、1つでも負けないし引き分けに持ち込まれると、昇格争いから脱落の可能性も秘めており、名波浩監督の述べていた「1試合1試合トーナメントの気持ちで挑む」ことが維持できるかがカギになるでしょう。
藤枝は、イケドンで進めるかがカギになるでしょう。最も近い状況として2019年3位に入った時かなと思いますけど、あの時に状況が似ていますね。鹿児島との揉み合いでどうなるか楽しみではあります。
昇格争いにいるカターレ富山と今治は、それこそ残り試合全勝する勢いじゃないと難しいでしょうね。富山は監督交代をして調子がまぁまぁいいだけに、もしかするとというサプライズ昇格もあるかもしれませんが、現状は厳しいでしょう。


残り5試合の中で、いわきとの対戦が残っているのは、鹿児島のみ。ここで鹿児島がいわきに勝つと、大分わからなくなるでしょう。逆に、ここでいわきが勝つと優勝と昇格を手中に収めることになると見ています。11/6に行われるこの試合は、大きく注目すべきでしょう。
いずれにしても、まだ5試合あるので、大きく騒ぐ時ではないかもしれません。今は、いわきが強いことだけ覚えておいて、試合を見てほしいかなと思っています。


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Posted by alexey_calvanov at 22:58Comments(0)

2022年10月07日

2022年のJ2が残り3試合しかないことに驚愕(汗)

気が付けば、もう3試合しかなかった(汗)。何でこうなってしまったのだ。<スペシャルヒント : ワールドカップ。
・・・ということで、2022年のJ2は、もう3試合しかありません先日の大宮アルディージャ×モンテディオ山形が行われたことにより、全てのチームが残り試合3となりました。この時期になると、昇格争いと残留争いがヒートアップしてくるんですけど、今年もご多分に漏れずでして。いいなぁ、うらやましい(ニヤニヤ)。


ということで、見て行きましょう。最初は昇格争いと昇格プレーオフ争いから。左から順位・チーム名・勝ち点・得失点差となります。なお、横浜FCは横浜と表しています。


1位  新 潟(78) +35
2位  横 浜(77) +18
=== 自 動 昇 格 ラ イ ン ===
3位  岡 山(69) +21
4位  熊 本(64) +8
5位  大 分(63) +13
6位  仙 台(59) +10
=== 昇 格 プ レ ー オ フ ラ イ ン ===
7位  山 形(57) +16
8位  徳 島(56) +13
9位  千 葉(55) +2
10位 長 崎(55) -2


前半終了時点で首位に立ってたアルビレックス新潟がそのまま首位を突っ走る結果になっています。その後を横浜FCが必死に追走しているのかなと。そしてファジアーノ岡山とロアッソ熊本が大健闘を見せています。岡山は山形との再試合を制したのも大きなポイントになるでしょう。
岡山も熊本も初のJ1昇格、しかも岡山は自動昇格を狙えるラインにいます。岡山はプレーオフの経験があり、最後の最後で負けてしまったというふうでしたが、熊本は昨年はJ3だったこととこれまで昇格争いに一度も絡んでいないことを考えると大健闘の文字も薄っぺらく感じますわ(汗)。課題だった得失点差のマイナスもプラスに転じさせられたのも躍進のポイントでしょうね。

監督が変わった大分トリニータも5位にまで上げています。昇格プレーオフには確実に残れるでしょうけど、勢いのある岡山と熊本を止められるのかが気掛かりです。

この他、2位に付けていたはずのベガルタ仙台が昇格プレーオフに残れるかギリギリのところにいるのが、熊本と対照的になりましたね。7位以降は実質苦しい戦いになるでしょう。特に10位になったV・ファーレン長崎は監督交代が裏目に出てしまいました


一方で残留争いは、このようになっています。左から順位・チーム名・勝ち点・得失点差となります。


19位 大 宮(39) -15
20位 群 馬(39) -20
=== 降 格 ラ イ ン ===
21位 盛 岡(34) -37
22位 琉 球(31) -25


・・・FC琉球の降格はほぼ決定になってしまったのかな。まだ次節勝てば望みはありますけど、ボーナスステージと化してしまっている現状を考えると、少し苦しいと思います。

まだ望みがあると思えるのは、いわてグルージャ盛岡5点差とはいえ、上に控える大宮とザスパクサツ群馬の2チームもあまり勝ち切れない雰囲気を漂わせているので、10/16の群馬戦まで持ちこたえたいものです。となると連勝必至なわけですが、守備が崩れなければ・・・というふうなのかな。FC岐阜で頑張ってた甲斐健太郎選手の奮起に期待したいです。

さて、群馬と大宮ですが、群馬は昇格プレーオフの掛かっている熊本と残留争いの掛かっている盛岡と戦わなければいけないのは苦しい。一方で大宮は昇格プレーオフの掛かっているチームは長崎のみ(東京ヴェルディも可能性は残しているそうですけど、個人的には外していいと思う)残留争いに集中できるのは、大宮にとって有利な展開ですけど、こんな調子で来年も大丈夫なのかと心配にはなります。じゃあJ3に落ちれば体制が立て直せるのかというと、そんなことはないのよね(苦笑)。

ちなみに、天皇杯決勝に進出したヴァンフォーレ甲府もこの残留争いの中に組み込まれるのではないかと言われていますが、勝ち点が42もあるので、今後の日程は苦しい(10/16の試合が、天皇杯の影響で10/19に順延)ですけど、何とか乗り越えられるでしょう。過去にもルヴァンカップと天皇杯でリーグ戦よりも多く戦ってきた経緯がありますから。


実は、残留争いは10/8と10/9の第40節で決まるかもしれない状況という事実もはらんでいます。できれば、第40節で決まらずに最後までもつれてほしいとか思っていたりする(苦笑)。


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Posted by alexey_calvanov at 23:48Comments(0)

2022年08月07日

J3戦線異状あり?

J3は8/7に開催されたいわきFC×松本山雅FCの試合(本来は7/24に開催予定だったが、新型コロナウイルスの影響で8/7に順延された)がありましたけど、いわきと松本山雅FC以外は一旦お休みに入っていたのです。再開は8/13ないしは8/14になります。

そんなJ3は、いわきの旋風が止まらないのですけど、本命と言われていたチームが案外伸びていないという状況になっています。早速J2への昇格争いを見てみましょう。左から、順位・チーム名・勝ち点・得失点差となります。


1位 いわき(39) +23
2位 藤 枝(38) +17
=== 昇 格 ラ イ ン ===
3位 鹿児島(38) +15
4位 松 本(38) +12
5位 富 山(36) +7
6位 愛 媛(34) +5
7位 長 野(33) +4
8位 今 治(32) +8


・・・とまぁ、このようになっておりまして、8位までの差は9とまだまだ混戦模様になっております。これより下の順位のチームは、正直厳しい・・・ということで、FC岐阜は早々と終戦が決まったのです(大泣)。


では、改めて順位を見て行くと、J参入初年度のいわきが相変わらず首位を薄氷の差ながらもひた走り、その差1で本命の松本山雅FCと常連の鹿児島ユナイテッドFC、そして時折爆走することがある藤枝MYFCが今シーズンこの時期に追い上げてきました謎の爆走力を見せる藤枝ですが、持続性は無いので、正直数ヶ月の命・・・とセミの一生みたいな言い方をしておりますけど、事実だから仕方ない(汗)。ただ、噛み合うと破壊力抜群のチームなのは、見ていてわかったので、この爆走力の源でもある破壊力が維持できれば、悲願のJ2昇格もイケると思います。ベテラン選手はあまり無くなりましたけど、中堅と若手がいい感じになっているんですよね。うらやましい。

その下には、カターレ富山・愛媛FC・AC長野パルセイロ・FC今治となっておりますが、今治は8/14の岐阜戦で負ければ、昇格争いに振り落とされるのかなと思います。引き分け以上なら生き残れると踏んでいます。好不調の波は激しいものの、粘り強いプレーができるチームなので、岐阜戦の相性のよさは、それを見極めるポイントになるでしょう。

長野は、例年この先が不調なのですけど、シュタルフ・悠紀・リヒャルト監督の檄が効果を発揮すれば、昇格戦線に生き残れると思います。ただ、ここも好不調の波が激しい気合い注入が監督頼みだと終盤息切れしないか心配でもあります。そう思うと、秋田豊監督の下で自分達を成長させ、J2入りを果たしたいわきグルージャ盛岡は素晴らしいとも。

半はJ3の試練にもまれ、一時はどうなるかと思った愛媛ですが、現状後輩の今治にはいい顔ができるようになりました(苦笑)。地力はある(J1昇格プレーオフにも進んでいる)チームなので、ここで腐ったりくすぶったりはできないでしょう。あとはJ3の戦いに慣れたかでしょうね。J2から落ちてきたチームということでJ3にいるチームは目の色を変えて戦ってくることは1周してわかったでしょうから、あとはその前のめりをきちんといなせるかだと思います。それができれば、昇格戦線を維持できるでしょうね。

富山と鹿児島は、毎度あと一歩が足りない。戦力は充実しているので、勝つことを意識した戦いをしてほしいですね。上位にいると何かと分析されると思うので、相手を上回る戦術とプレースタイルを見せてやるべきだと思います。上のカテゴリーに行くと、1つの戦術だけで戦い抜くのは難しいというのはわかっているはずです(両チームとも期間の長短はあるものの、J2の経験あり)

松本山雅FCに関しては、現状は4位ですけど、厳しいJ3戦線の中で健闘していると言えます。戦力を充実させているのもそうですが、意識の高さを感じさせますね。監督に問題がある・フロントに問題があると言われているようですが、現状いわきを除けば昇格に最も近いチームと思います。残った問題はコロナの影響をどこまで受けたかという点ですね。いわきには引き分けたので、今後止められるチームが出てこない限り、昇格は確定とにらんでいます。


やっぱりいわきは強かった。そして松本山雅FCも強い。その中に割って入れるチームは出てくるのか。最後まで昇格戦線を維持し引っ掻き回せるか。あるいは潜り込んで昇格を果たせるか。その役割を果たすのは、常連の鹿児島・富山・長野か新参の藤枝・愛媛・今治か。佳境に入るJ3は、この8チームの動向に注目しましょう。


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2022年06月16日

実はもう折り返しに入ったJ2

Jリーグはもう前半戦が終わろうとしている中で、今週土曜日の試合から折り返しに入るのがJ2。そもそも何でこんなに早いのかというと、11月にワールドカップが控えているからです。例年なら今月行われる予定だったのですけど、開催場所がカタールというペルシア湾に面した中東の国で、砂漠の中にある(ような)国でもあるので、この時期だと灼熱地獄になってしまいまして・・・。ゆえに気候が安定する11月というふうになったわけです。


今年のJ2はJ1から4チーム落ちてきたこともあって、乱戦になることが予想されたのですけど、序盤は横浜FCのほぼ独走だったのが、段々ベガルタ仙台の露出が増え、さらにアルビレックス新潟が追走するというふうに変わってきて、序盤頑張った東京ヴェルディとFC町田ゼルビアが少々息切れしていることもあり、ダンゴレースが三つ巴になりつつあるかなというふうになっています。


ということで、まずはJ1昇格争いを見てみましょう。左から順位・チーム名・勝ち点・得失点差となります。なお、横浜FCは横浜と表しています。


1位 新 潟(42) +18
2位 仙 台(40) +11
=== 自 動 昇 格 ラ イ ン ===
3位 横 浜(40) +8
4位 岡 山(32) +8
5位 山 形(31) +11
6位 長 崎(31) +2
=== 昇 格 プ レ ー オ フ ラ イ ン ===
7位 町 田(30) +5
8位 千 葉(30) +2
9位 熊 本(30) -2


前半頑張ってた横浜FCが前半戦終盤で息切れして3位に脱落したのに対し、徐々に伸張してきた新潟が首位に立っています仙台は10位になったことはあるものの、安定した走りで2位に付けているふうですね。新潟に関しては、後半戦で息切れしなければ、プレーオフ圏内には生き残れると思います。横浜FCも後半の展開次第で十分優勝も自動昇格も狙えますね。
プレーオフ争いに関しては、監督の代えたV・ファーレン長崎がどうなるか。順位は悪くないのに監督交代に至ったので、余程内容の悪い試合をやっていたのでしょう。ただ、途中交代は、いわゆる残留争いの時に効果が出やすいもの。昇格争いでこれをやったことで選手のモチベーションや戦術面での戸惑いに繋がらなければいいのですけど・・・。今外から窺っている町田もジェフユナイテッド千葉も実力はあるので、まだプレーオフ圏は確実に狙えます。自動昇格圏内になると少々厳しいかな・・・。ただ、半分残っているので、過半数の勝利を収めるとわからなくなるでしょうね。ロアッソ熊本に関しては大健闘しているのですけど、唯一得失点差がマイナスなのが気掛かり。これをプラスに持って行く、つまり守備面での改善が促されなければ、下位に沈む可能性もあります

そして一番の懸念事項がファジアーノ岡山とモンテディオ山形この2チームは第8節で直接対決した際、山形のキーパーが自分のチームのバックパスを手で処理したことに対して審判がレッドカードを出してしまうという誤審が発生したため、異例のやり直し(再試合)になることが決まっています
なお、この試合は岡山がアウェイながらも勝利しているのですが、ここで山形の勝利となった場合、順位が大きくひっくり返る可能性もあるだけに、昇格争いだけでなくプレーオフ争いにも影響を及ぼしかねませんまだ試合日時は不明ですけど、大いに注目すべきカードとなるでしょう。


一方で残留争いはこうなっています。左から順位・チーム名・勝ち点・得失点差となります。


16位 徳 島(25) +6
17位 山 口(24) -1
18位 群 馬(23) -5
19位 栃 木(22) -8
20位 大 宮(21) -12
=== 降 格 ラ イ ン ===
21位 盛 岡(19) -21
22位 琉 球(15) -27


まだ上があるのでわからない状況ではありますが、とりあえず勝ち点を42試合で1点ずつ稼ぐというふうで、丁度半分のところですから21前後の勝ち点で・・・と思って見てみました。
序盤調子よかったいわてグルージャ盛岡は徐々にJ2の洗礼を浴びてしまったのかなと。負けが込んでしまって底値安定になってしまいました。まぁ、秋田豊監督になって急激に伸びた反動なのかもしれませんね。今後戦術面での変革ができるかがカギになるでしょう。
FC琉球に至っては、主力選手が抜けたのが大きいのでしょうね。序盤からJ2でやって行けるのか不安視されていましたし・・・。監督交代も新戦力の投入も行ったので、あとはウィークポイントを徹底的に鍛え上げて補強するしかないでしょう。
よくわからないのが大宮アルディージャ主力が抜けたわけでもないのに去年と同様残留争いに落ちています。これはチーム内の抜本的な改善が必要なんでしょうね。フロントは特に現状を見据えて下さいとしか・・・。

その他、ザスパクサツ群馬を除いて中庸から底値に安定しているチームになり、いつ落ちてもおかしくないです。もしかすると底値安定の経緯をたどっているブラウブリッツ秋田も15位ながらも残留争いに巻き込まれているというふうかもしれません。


後半戦は6/18・6/19にキックオフとなります。どこが昇格争いから抜け出すのか。どこが残留争いから抜け出すのか。気になるところです。


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Posted by alexey_calvanov at 22:07Comments(0)

2021年11月29日

【2021】もつれにもつれたまま、いよいよ最終節【J2・J3】

2021年のJリーグも、いよいよオーラスに向かって進んでいきます。J1も話そうかなと思ってたのですけれども、やはりJ2とJ3のもつれ具合が半端ないので、今までバラバラで話していたものを、今回はまとめてドーンと話して参ります(爆)。


最初にJ3がどうなっているのか話していきましょう(左から、順位・チーム名・勝ち点・得失点差・残り試合・J2ライセンスの有無(×は無し)になります)。


1位 宮 崎(53) +13 ⓪ ×
2位 盛 岡(52) +15 ①
=== 昇 格 ラ イ ン ===
3位 熊 本(51) +17 ①


テゲバジャーロ宮崎は、前節のロアッソ熊本との南九州ダービーで終戦し、劇的なゴールでウノゼロ勝ちを収めて、首位に立ちましたいわてグルージャ盛岡も4位にいたカターレ富山にウノゼロ勝ちを収め、宮崎を猛追しています。
これを踏まえ、最終節の結果を加えると、このようになります(左から勝ち・引き分け・負けの場合の勝ち点)。


盛 岡 55 53 52  
熊 本 54 52 51
※宮崎の勝ち点は53


現在首位に立っている宮崎は、盛岡・熊本が共倒れになれば優勝確定です。なお、熊本が引き分けでも同様になるので、少しだけ優位とも言えるでしょう。

現在2位に付けている盛岡は、勝てば首位に躍り出て逆転優勝し、同時に初のJ2昇格を果たします。引き分けの場合は、熊本次第となり、熊本が勝てば、得失点差で宮崎をかわすことができるものの2位に甘んじての昇格に、引き分けないしは負ければ、勝った時と同じく逆転優勝・初のJ2昇格となります。負けた場合は、熊本が負けた時のみ2位での昇格となり、熊本が引き分け以上となると、得失点差で3位に転落となってしまいます。

現在3位に付けている熊本は、勝つことが求められます。実は引き分けでも昇格できなくはないのですけど、盛岡が負けることが前提条件となるため、かなり厳しいです。


となると、相手が誰かによって決まってくるんですよね・・・。見ましょうか。青がホーム、赤がアウェイです。


盛 岡 沼 津
熊 本 岐 阜


盛岡はアウェイでアスルクラロ沼津と戦います。アウェイでの勝率が46%と気掛かりですけど、秋田豊監督は、昨年AC長野パルセイロがJ2昇格の掛かっていた時に、昇格争いに立っていたSC相模原の情報を逐一大声でピッチ上に知らせていたという話があるため、今回は逆の立場になっているものの、モチベーターとしては結構優秀になった感があるので、結構不気味ではあります。

熊本の対戦相手は、何とFC岐阜。よもやまだ昇格が決まってないところにぶち当たるだなんて・・・というのが正直な感想(汗)。
熊本はホームで戦えるのに、勝率36%と結構分が悪い。実は岐阜のアウェイ勝率も38%と案外悪い(泣)。おかしい、ウチは外弁慶だったのに・・・(苦笑)。
それはともかく、熊本は直近5試合で1勝2分2敗という急ブレーキまではいかないものの、勝ちきれない状況に陥っているのが、大木武元監督の大木武たる所以(ゆえん)なのかなと。岐阜の時から勝負弱いところが散見されていましたからね。ともすればメンバーを固定化して意固地になっているとも言えるのですが、これ最終戦まで抜けなかったらヤバいぞ・・・。好成績なのでクビを切られることは無いと思うのですけど、来年が心配になるのは言わずもがな昇格が決まるというだけでなく、熊本の未来も決まる試合になってしまうのか。でも、ウチ優しいから(ニヤニヤ)。同期だからズッ友でいたいけどね(ギャハ)。


さて、J3の現状を踏まえたうえで、J2見てみましょう(左から、順位・チーム名・勝ち点・得失点差・残り試合、★は降格決定になります)。


16位 群 馬(41) -19
17位 金 沢(40) -21
18位 大 宮(39) -7
=== 降 格 ラ イ ン ===
19位 相模原(38) -18
20位 北九州(35) -27
21位 愛 媛(34) -29 ★
22位 松 本(34) -34 ★


実は、20位になっているギラヴァンツ北九州は、降格ラインを抜け出せないだけでなく、宮崎次第で残留できる順位の19位にもなれない可能性が高いです。仮に最終節で勝ち点3を取っても、相模原との得失点差(9点差)を埋めなければならないので、結構厳しいです。ゆえに、降格枠の3つ目は北九州で決まりになりそうです。
逆を言えば、残留の可能性が残る19位に沈んでしまう可能性があるというのも、ある意味怖い19位なら大丈夫そうだと思うと、奈落に突き落とされると思った方がいいでしょう。現状は相模原でしょうけど、最も危ないのはザスパクサツ群馬との対決を残している大宮アルディージャでしょう。というのも、群馬は残留圏に最も近いところに位置している、ツエーゲン金沢は京都サンガF.C.との試合のため、調子のいい京都に勝つのは難しいと見ているからです。ただし、2016年の最終節で北海道コンサドーレ札幌と戦った時、お互いの思惑が一致したのか、引き分けで終わった一幕もあるため、もしかすると『申し合わせ』が発生する可能性もあります。ちなみに、北九州の最終節の相手は2016年の最終節の時と同じくモンテディオ山形(しかもアウェイという条件まで同じ(汗))です。
以上のことから、大宮が最も不利と思えるわけです。それでも前節の試合で負けていなかった町田ゼルビアFCに勝ち点を1つ取れたことは非常に大きく、相模原とJ3の展開次第ですけど、大宮は生き残れそうな気がします。ただ19位になる可能性は高いです。


以上が現状のJ2・J3です。白熱という言葉も生ぬるい状況ですね(汗)。そんな中、アマチュアの動向も決まってきたようです。次回はJ1に向かう前にそこも見ていきましょう。


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Posted by alexey_calvanov at 23:17Comments(0)

2021年11月22日

最終展開に差し掛かったJリーグ J3編

Jリーグは、いよいよ大詰めになってきました。カテゴリーによっては、昇格・降格のいずれかが決まっているという展開になっております。そんなJリーグの現状を見て行きましょう。今回はJ3から。


早速順位を見てみましょう(左から、順位・チーム名・勝ち点・得失点差・残り試合・J2ライセンスの有無(×は無し)になります)。


1位 熊 本(51) +18 ① ×
2位 宮 崎(50) +12 ②
=== 昇 格 ラ イ ン ===
3位 盛 岡(49) +14 ②
4位 富 山(45) +7 ②


ロアッソ熊本はY.S.C.C.横浜を下し、いわてグルージャ盛岡はカマタマーレ讃岐に勝って勝ち点を積み上げました。そして、昇格争いの直接対決となったテゲバジャーロ宮崎×カターレ富山は、富山がホームで意地を見せました。このため、宮崎と熊本が入れ替わり、盛岡が2位に肉薄する事態になりました。そして富山は何とか昇格戦線に生き残ったのです。

それを踏まえて、残り試合の相手を見てみましょう。青がホーム、赤がアウェイ、黒は休みです。


熊 本 宮 崎 岐 阜
宮 崎 熊 本 終 戦
盛 岡 富 山 沼 津
富 山 盛 岡 鹿児島


残り試合が1つ少ない宮崎は次が最終戦。その相手が何と首位に立った熊本。3位の盛岡は4位の富山というサバイバルマッチになりました。
さらにそれを踏まえて、11/28の試合を仮定してみると・・・(左から勝ち・引き分け・負けの場合の勝ち点)。


熊 本 54 52 51  
宮 崎 53 51 50
盛 岡 52 50 49
富 山 48 46 45


首の皮一枚繋がった富山は、勝つ以外に道が無いのは、FC岐阜のヴァンラーレ八戸を迎える前と同じ。仮に勝っても熊本や宮崎が勝っても終戦なのも同じですね。ただ岐阜と違うのは、熊本×宮崎が引き分けると、この日の試合の得失点差と次の試合で得られた得点で2位に上がれるチャンスが残っています。現在宮崎との得失点差は5で、2試合で最低6点以上稼げばいいのです。
盛岡は、富山との試合に負けたとしても、昇格戦線には生き残れます。ある意味一番有利な立ち位置ですね。
宮崎は、熊本との直接対決に負けるか引き分けるかした場合、盛岡が富山に勝ってしまうと3位に滑り落ちることになります。また宮崎が負けた時は、盛岡が引き分けると得失点差で3位に滑り落ちます。ただし、この場合は得失点差が2なので、最終戦に盛岡が3点差で負けると、再び2位に上がれるチャンスもあるのです。確実に2位以上に収まるためには、勝つのが一番近道になり、かつ同じ日の試合で盛岡が負ければ確実になります。


恐らく次節で昇格枠が1つ埋まるんじゃないかなと思っています。J2の皆様は宮崎の勝利を願っているのでしょうけど、併せて盛岡が負けないといけないことも願わないといけないんですよ(ニヤニヤ)。<嫌なヤツだなぁ・・・。


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Posted by alexey_calvanov at 23:58Comments(0)

2021年11月15日

【J3】SELECTION PROJECTのようにはいかない【J2昇格争い】

そう、9人が全員生き残れるなんて、そんな茶番は無いんだよ(ニヤニヤ)!


ということで、第27節が終わりました。FC岐阜はテゲバジャーロ宮崎に惜敗し、終戦と思ってたら、ロアッソ熊本×カターレ富山の試合が引き分けになったため、岐阜は何とか踏みとどまりました。その他のチームは、どうなったのでしょう。順位表を見てみましょう(左から、順位・チーム名・勝ち点・得失点差・残り試合・J2ライセンスの有無(×は無し)になります)。


1位 宮 崎(50) +13 ② ×
2位 熊 本(48) +17 ③
=== 昇 格 ラ イ ン ===
3位 盛 岡(46) +12 ③
4位 富 山(42) +6 ③
5位 福 島(41) +7 ② ×
6位 岐 阜(40) +6 ③


一見すると、6チーム全部が残っているように見えますよね。そこで表題の言葉が生きてくる(爆)。
残りの試合全勝した際の勝ち点を放り込んでみると、こうなります。


宮 崎 56  
熊 本 57
盛 岡 55
富 山 51
福 島 47
岐 阜 49


残りが2試合しかない福島ユナイテッドFCは、AC長野パルセイロと引き分けたものの、1つしか勝ち点を積み上げられなかったため、残り2試合全勝しても現在首位の宮崎や2位の熊本を抜けないことが確定し、優勝争いから脱落J2ライセンスは不交付になっているため、昇格争いも参加できなかったことから、終戦となりました。負けてもクビの繋がった岐阜は何とも運がいいと思える理由にもなります。

とはいえ、岐阜は相変わらず厳しい立ち位置にいるのは間違いない。そこで残り試合の相手を見てみましょう。青がホーム、赤がアウェイ、黒は休みです。


熊 本 YSCC 宮 崎 岐 阜
宮 崎 富 山 熊 本 終 戦
盛 岡 讃 岐 富 山 沼 津
富 山 宮 崎 盛 岡 鹿児島
岐 阜 八 戸 藤 枝 熊 本


この中での直接対決は、宮崎と富山。他は下位チームとの対戦になりますが、何としても勝ちたいところ。特に岐阜は負けたら終了です。

ということで、11/21の試合を仮定してみると・・・(左から勝ち・引き分け・負けの場合の勝ち点)。


宮 崎 53 51 50  
熊 本 51 49 48
盛 岡 49 47 46
富 山 45 43 42
岐 阜 43 41 40


直接対決の宮崎と戦う富山は、勝つか引き分けるかで踏ん張れるものの、負けた時点で宮崎と熊本に追い付けなくなり、終戦となります。何度も言いますが、岐阜は勝つ以外に道はありません。それ以外のチームは、現状勝ち負けの影響はないものの、宮崎と熊本は勝つか引き分けにしておけば、岐阜と富山を蹴落とすことができます(どちらか一方の可能性もある)。なぜ熊本も引き分けでいいのかというと、得失点差を見るとわかります。岐阜の得失点差が+6なのに対し、熊本は+17あり、11点差を埋めるのは、サッカーではほぼ不可能だからです。


残り2ないしは3試合、厳しい中でも地力を出せたチームのみが優勝と昇格を掴み取れると思います。今年ほどチャンスな昇格は無いと思っているので、どこも必死に戦ってくることでしょう。相手よりも気持ちだけでも上回ってほしいものです。


さて、J2とJ1も見て行きたいのですけど、次回はアマチュアがどうなっているか見て行きたいと思っています。JFLも佳境に入っていますし、地域リーグからJFLへ上がる全国地域サッカーチャンピオンズリーグ(地域CL)も決勝大会になるので、ちょっと気になるんですよね・・・。


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Posted by alexey_calvanov at 23:56Comments(0)

2020年12月18日

【残り】いまだ大混戦のJ3【1試合】

先日J2ではJ1の昇格チームが決まり、JFLではJリーグ参入チームが既に決まっています。決まっていないのは、J3のみです。


そんなJ3上位陣の現状から。☆は昇格決定です。


1位 秋 田(73) +40 ☆
2位 長 野(59) +21
=== 昇 格 ラ イ ン ===
3位 相模原(58) +7
4位 岐 阜(56) +12


残りは1試合、昇格争いは2位のAC長野パルセイロと3位のSC相模原の一騎打ちになったと思っています。じゃあ何で4位のFC岐阜が書かれているんだとお思いの方がいらっしゃることでしょう。私が岐阜のサポーターだからひいき目で書いてるんだろうとか、残り1試合だから直すの面倒だし残しておいたというわけでは決してありません(爆)。ちゃんとそれなりの理由があるんです。その理由を理解してもらうために、最終節の相手と双方の前節の結果および双方のホームないしはアウェイでの勝率とかを書いていこうと思います。なお、左側に書かれているチームがホーム、右側に書かれているチームがアウェイです。


AC長野パルセイロ×いわてグルージャ盛岡(前回の結果:盛岡1-4長野)
前節の結果
長野:岐阜(ホーム) 0-0
盛岡:C大阪U-23(アウェイ) 0-5
チーム成績
長野:ホーム勝率56%(アウェイ勝率47%)
盛岡:アウェイ勝率31%(ホーム勝率29%)


・・・長野はJ2昇格に最も近いチームではあるんですけど、先日の盛岡の試合を見て、もしかしたら番狂わせがあるんじゃないかと思わせるところがあったんですよね。
盛岡はセレッソ大阪U-23とのアウェイでしたが、オウンゴールも含めて5点入れてるんですね。実質0-3ですけど、長野との一戦でも、長野の動きがプレッシャーとかで悪くなった場合、そこを突いて複数得点獲られて負ける・・・なんてことを思い浮かべたんです。ましてや長野の天気は雪で最高2°Cの予報どちらも雪には慣れているチームとはいえ、東北の寒さと雪深さを考えると、盛岡の勝利の可能性も無くはないんです。
長野の利といえば、ホーム勝率が高い点。ホームで戦える点を考えると、勝利の後押しになってくれるのでしょうけど、これがあるからといって必ず勝てるとは思えない。逆に追い込まれれば、更なるプレッシャーを与える材料になりかねないので、早い段階で点を獲って気持ちを楽にするに限るでしょう。


FC今治×SC相模原(前回の結果:相模原1-1今治)
前節の結果
今治:富山(アウェイ) 1-3
相模原:秋田(ホーム) 1-1
チーム成績
相模原:アウェイ勝率38%(ホーム勝率53%)
今治:ホーム勝率31%(アウェイ勝率59%)


こりゃ参った(ギャハ)。相模原はアウェイで勝てない、今治はホームで勝てないという双方欠点を抱えた中で試合をやるのか・・・。前節の結果を見てみた限り、カターレ富山に勝った今治の方が勢いはあるかなと。一方相模原は昇格を賭けて死に物狂いで挑んでくるでしょうけど、いかんせんブラウブリッツ秋田に引き分けるのが関の山といったところで。もし勝っていたら挑み方もだいぶ変わっていただろうなぁと。2位に立てて楽な位置にいられたでしょうし。
今年台風の目になった今治ですから、一筋縄ではいかないでしょう。相模原はいかに料理するかがポイントですね。


ガンバ大阪U-23×FC岐阜(前回の結果:岐阜4-0G大阪U-23)
前節の結果
G大阪U-23:鹿児島(アウェイ) 6-4
岐阜:長野(アウェイ) 0-0
チーム成績
G大阪U-23:ホーム勝率31%(アウェイ勝率18%)
岐阜:アウェイ勝率56%(ホーム勝率41%)


こちらはこちらで、岐阜のアウェイの強さが目立って目立って仕方ない(苦笑)。G大阪U-23もホームでは勝っているものの、3割というのも何ともはや・・・。しかもG大阪U-23は、鹿児島ユナイテッドFCとのアウェイ戦で1-4とリードしていながら、逆転負けを喫しているだけに、この敗戦が響かないかなと。逆に言えば、岐阜はそこに付け込めば、大量得点ゲットのチャンスも無いわけではないわけで。個人的には、大量得点を狙う戦法は柏レイソル×京都サンガF.C.の惨劇を思い浮かべてしまいかねないために、来年実りあるものにしたいのなら、避けるべきなんでしょうけど、盛岡が長野をじゅうたん爆撃しているなんて話が入ったら、前掛かりどころか前のめりで来ちゃいかねんわね・・・。ホント、長野×盛岡の試合状況は逐一監督やスタッフの耳に入れておくべきだろうなと思いますわ。長野リードなら来年を見据えた戦いに切り替え、長野が複数失点しているのであれば、前のめりに行けと指示して悔いのない戦いをさせてあげたらいいと思うの。
一方で、G大阪U-23は本当に最後のゲーム無様な試合は見せたくないので、必死になると思います。アウェイで無様な展開だったのでなおのこと。最後までジャイアンを倒そうと挑んでくるのび太のようなふうになるのではないかと思っております。ドラえもんが帰っても(トップチームがこの先頑張っていけるよう)安心させるため、というように。


というわけで、最後は最終節でもらえる勝ち点を見ていきましょう。左から、チーム・勝った時の勝ち点・引き分けの時の勝ち点・負けた時の勝ち点になります。


長 野 62 60 59
相模原 61 59 58
岐 阜 59 57 56


長野は勝てば文句なし。引き分けの場合は相模原が勝たない限りJ2昇格決定です。
相模原は勝っても長野が勝ってしまったらアウト。引き分けの場合は得失点差の状況次第ですが、相模原が得失点で+7なので、事実上アウト。負けは文句なしでアウトです。
岐阜は勝ち以外は全て無条件でアウト。たとえ勝った場合でも相模原が引き分けでかつ長野との得失点差の9点差を埋められなければアウトです。つまり唯一昇格の可能性があるのは、相模原の引き分けか負けかつ長野が大量失点で負けるケースだけなのです。ただし、サッカーをよく見ている人ほど9点差を埋めるのは非現実的なので、事実上の脱落・・・というのは前に書いたかな。


この胃のもたれそうな最終節は、12/20の13時キックオフになります。最終節なので、公平性を保つために全試合同時刻でキックオフになります。試合が終わるとほぼ同時に他会場の結果がわかるので、そこで一喜一憂が見られるのでしょうか。泣いても笑っても最後。悔いのないように応援していきましょう。


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Posted by alexey_calvanov at 23:59Comments(0)

2020年12月11日

【残り】いまだ大混戦のJ3【2試合】

12月の3連戦、昇格争いのターニングポイントになる3連戦、今年最後の3連戦も間もなく終わりです。この3戦目が、今回生き残った3チームにとって、重要な戦いになるのです。


では、現状を見てみましょう。まずは順位から。☆は昇格決定です。


1位 秋 田(72) +40 ☆
2位 長 野(58) +21
=== 昇 格 ラ イ ン ===
3位 相模原(57) +7
4位 岐 阜(55) +12


各チーム3点を積み上げ、得も言えぬ過酷なふうになってきています。お互いがお互いをけん制し合い、いつ蹴落とすか虎視眈々と狙っているふうでしょうか。その時期が今度の試合なのです。あー怖い怖い(苦笑)。
ちなみに、5位のFC今治と6位の鹿児島ユナイテッドFCが共に勝ち点52なのですけれども、差が6あり、得失点差もAC長野パルセイロに10点差以上(今治が+11、鹿児島が+7)、かつ残り2試合なことを考えると、かなり苦しいと思います。一縷の望みを賭けるとはよく言ったものですが、それは4位のFC岐阜までもそうなのだと。


まず第33節の試合ですが、2位の長野は4位の岐阜とここに来て直接対決。まさに雌雄を決する一戦になります。3位のSC相模原は1位のブラウブリッツ秋田との対決になります。実は、このところ調子の悪い秋田ですが、アウェイは未だ負け無し相模原はアウェイでの試合(秋田のホーム)で負けているだけに、ダブル阻止で動くでしょう。


今回は、第33節でもらえる勝ち点を見ていきましょう。左から、チーム・勝った時の勝ち点・引き分けの時の勝ち点・負けた時の勝ち点になります。


長 野 61 59 58
相模原 60 58 57
岐 阜 58 56 55


先程も書いた通り、長野は岐阜との直接対決。ここで長野が勝てば、岐阜は終戦に。さらに相模原が負ける事態も重なれば、その時点で長野の昇格が決定になります。引き分けの場合でも岐阜の終戦は変わらないので、岐阜はとにかく勝たないといけません
相模原は昇格へ望みを繋げるのは、まず勝つこと。これが引き分けの場合は、長野とのチキンレースになり、場合によっては岐阜も絡んだ三つ巴でのチキンレースになります。負けの場合は、長野が勝ったら終戦なのは前述の通り。長野が引き分け・負けなら長野が上に立った状態で最終節を迎えます。
岐阜は先程も書いたように、負けたら終わり。あまつさえ引き分けでも得失点差の絡みで基本的に終わりと言えるでしょう。ところが岐阜が長野に勝った場合、とてつもない番狂わせとも言える結果になり、相模原が勝った場合は相模原が2位に浮上、相模原が負けた場合は岐阜が3位に浮上し、長野にぴったりマークすることになります。最もカオスになるのが相模原が引き分けの場合で、何と勝ち点58で並ぶことになり、得失点差で順位が決まる格好に。状況によって変わる可能性がありますけど、相模原が負けた時と同じく岐阜は3位に就きます。


なお、試合は明後日の12/13に開催されます。
長野×岐阜は14時、相模原×秋田は13時にそれぞれキックオフになります。相模原×秋田の状況を見て、長野と岐阜の双方は試合を動かしていくかもしれません。ただ、それを気にし過ぎると、去年の最終節の柏レイソル×京都サンガF.C.のような凄惨な結果を招くことになるかもしれません。ゆえに慎重にかつ大胆な試合運びをすることを望みます。


・・・ああ、胃が痛くなる試合だなぁ(汗)。長野戦は見に行きます。決戦ですから。


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2020年12月08日

【残り】いまだ大混戦のJ3【3試合】

12月最初の試合が終わり、中3日で2試合目が始まります。最後の3連戦の中日になる試合なのですが、ここで大きく動く可能性を秘めています。


まずは現状を見て見ましょう。☆は昇格決定です。


1位 秋 田(71) +42 ☆
2位 長 野(55) +20
=== 昇 格 ラ イ ン ===
3位 相模原(54) +6
4位 岐 阜(52) +11


この下にも、5位のカターレ富山(勝ち点50)、6位のガイナーレ鳥取(勝ち点50)、7位のFC今治(勝ち点49)、8位の鹿児島ユナイテッドFC(勝ち点49)、9位のロアッソ熊本(勝ち点48)が控えていますけど、差が5~7離れている現状を考えると、残り3試合ということも踏まえて、かなり厳しいと思います。4位のFC岐阜でさえ厳しいというのに・・・。

AC長野パルセイロはアウェイながらもY.S.C.C.横浜に危なげなく勝ち2位に浮上、SC相模原はヴァンラーレ八戸に押されながらもなんとか引き分けに持って行った格好になり、3位に転落。そして岐阜は鳥取にいいところを見せられず完敗となりました。


そんな3チームの残り試合の対戦相手を見て見ましょう。Hはホーム、Aはアウェイ、青字はブラウブリッツ秋田、赤字はU-23になります。


長 野 AG23 → H岐阜 → H岩手
相模原 H沼津 → H秋田 → A今治
岐 阜 H八戸 → A長野 → AG23


長野は、最後のアウェイをガンバ大阪U-23で迎えます。ホームで行われた試合では1-0ながら勝っているだけに、いかにいなせるかが課題になるでしょう。最後の試合ではないものの、若手選手のアピールの場になっているので、必死に食らい付いてくるのではないのでしょうか。
その後はホーム2連戦なので、地の利を生かせば、最も昇格に近いチームになりそうです。

相模原は、ホーム2連戦になります。最初の相手アスルクラロ沼津はアウェイで引き分け。あの時とは状況が違っているので、プレッシャーに負けなければ勝てる相手とも言えます。
むしろ心配なのはブラウブリッツ秋田戦アウェイで1-3と完敗だったため、同様の試合運びをしてしまうと、一気に昇格争いから脱落の可能性も秘めています

岐阜は、次の八戸戦がホーム最終戦。外弁慶のチームになっているので、ここで何とか勝っておかないと、状況次第では終戦になってしまうでしょう。あとは直接対決の長野から勝ち点3を奪えるか。いずれにしても最終戦まで気の抜けない状況が続き、1つでも落とすとアウトになります。


最後に勝ち点の推移を見てみましょう。左から、勝ち・引き分け・負けの順です。


 長 野    相模原    岐 阜
3-0-0 64  3-0-0 63  3-0-0 61
2-1-0 62  2-1-0 61  2-1-0 59
2-0-1 61  2-0-1 60  2-0-1 58
1-2-0 60  1-2-0 59  1-2-0 57
1-1-1 59  1-1-1 58  1-1-1 56
1-0-2 58  1-0-2 57  1-0-2 55
0-3-0 58  0-3-0 57  0-3-0 55
0-2-1 57  0-2-1 56  0-2-1 54
0-1-2 56  0-1-2 55  0-1-2 53
0-0-3 55  0-0-3 54  0-0-3 52


得失点差も考えると、長野は1つ負けても問題ないものの、たとえ負けなくても引き分けが2つ付くと相模原・岐阜が猛チャージを掛けた場合、3位以下に落ちる可能性が高まります。
一方で相模原・岐阜は、1つでも負けるとかなり厳しいふうになります。ただ相模原は得失点差が一番少ないので、同じ勝ち点で並んだ場合、一番不利になります。また岐阜は3連勝を飾れても、相模原が3連勝する、長野が2勝1分以上になった場合、昇格できなくなります


運命を左右する試合は、明日開催されます。
沼津を迎える相模原は18時、八戸を迎える岐阜とガンバ大阪U-23とのアウェイになる長野は共に19時のキックオフになります。相模原が1時間早く始まるので、状況によってはプレッシャーを掛けられるかもしれません。


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Posted by alexey_calvanov at 23:33Comments(0)

2020年12月07日

2020年のJ2も大混戦

サッカーJ2も結構アツい戦いをしており、終盤になった昨日(第39節)になってもまだ決まりません
首位に立っている徳島ヴォルティスが水戸ホーリーホックに負け、2位のアビスパ福岡はホームでツエーゲン金沢を迎えたものの、何とか引き分けに持って行くのがやっと。3位で踏ん張っているV・ファーレン長崎はモンテディオ山形に勝っています。


そこで順位を見てみると、以下の通りになります。


1位 徳 島(80) +34
2位 福 岡(75) +17
=== 昇 格 ラ イ ン ===
3位 長 崎(73) +23


今年は昇格プレーオフは行われず、上位2チームのみが昇格対象になります。この下には1試合多く残しているヴァンフォーレ甲府がいるのですけど、勝ち点は61なので、逆転は不可能になりました。


残り3試合、勝ち点の推移がどうなるか見てみましょう。左から、勝ち・引き分け・負けの順です。


 徳 島    福 岡    長 崎
3-0-0 89  3-0-0 84  3-0-0 82
2-1-0 87  2-1-0 82  2-1-0 80
2-0-1 86  2-0-1 81  2-0-1 79
1-2-0 85  1-2-0 80  1-2-0 78
1-1-1 84  1-1-1 79  1-1-1 77
1-0-2 83  1-0-2 78  1-0-2 76
0-3-0 83  0-3-0 78  0-3-0 76
0-2-1 82  0-2-1 77  0-2-1 75
0-1-2 81  0-1-2 76  0-1-2 74
0-0-3 80  0-0-3 75  0-0-3 73


こう見ると、徳島は残り3試合のうち、1勝1分以上すれば優勝確定、3連敗になっても長崎が2勝1分以下なら昇格を掴める格好になります(ただし2勝1分の場合は得失点差で変わる可能性あり)

福岡は残り3試合のうち、徳島が1勝2敗以下になった場合、3連勝から2勝1敗までなら優勝確定で、3連敗しても長崎が1分2敗すれば昇格は掴めそうです。

長崎は残り3試合のうち、優勝のためには3連勝は必須ですが、福岡が3連勝、徳島が2分1敗以上になると2位が決定になります。その2位も1分2敗以下になれば、福岡が3連敗しても掴めない格好になります。


残りの対戦相手も見てみましょう。Hがホーム、Aがアウェイです。


徳島 H千葉 → H大宮 → A福岡
福岡 H京都 → A愛媛 → H徳島
長崎 A東京 → H甲府 → H金沢


・・・最後の最後で徳島と福岡が直接対決を残しているのか。ここまでの間に徳島は決めてしまいたいわね。幸いジェフユナイテッド千葉と大宮アルディージャと精彩を欠いている相手なので、ここで決めきれれば。

福岡は京都サンガF.C.をどう乗り切るかかな。ピーター・ウタカ選手頼みなので、そこを抑えられれば、愛媛FCのアウェイも楽に戦えるでしょう。

長崎は東京ヴェルディと甲府と嫌な相手を残しています。正念場ですね。何とか勝ってホームの金沢戦で望みを賭けたい。


第40節は、12/13に開催されます。徳島がここでもコケると、いよいよわからなくなってきますよ・・・。


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Posted by alexey_calvanov at 23:59Comments(0)

2020年12月04日

【残り】いまだ大混戦のJ3【4試合】

12月に入り、Jリーグ(J2・J3)は昇格争いが過熱してきました。今年は新型コロナウイルスの影響で残留争い(J1・J2)が無いので、いつも以上にアツく感じます。

そんな中で、J3のもう一枠を巡る争いが、いまだ熾烈。しかもここに来て12月なのに3連戦が控えているというチキンレースとサバイバルレースが同居するという厳しさもあります。


まずは現状を見て見ましょう。☆は昇格決定です。


1位 秋 田(71) +42 ☆
2位 相模原(53) +6
=== 昇 格 ラ イ ン ===
3位 長 野(52) +18
4位 岐 阜(52) +13


まだこの下にもカターレ富山・ガイナーレ鳥取・ロアッソ熊本(勝ち点47)、FC今治・鹿児島ユナイテッドFC(勝ち点46)が控えていますけれども、残り4試合で昇格ラインとの勝ち点差が6ないし7ある現状を考えると、やや厳しいかなと。可能性の芽は無いわけではないのですがね・・・。

パッと見では、SC相模原が頭一個リードし、AC長野パルセイロとFC岐阜が猛追している状況です。長野と岐阜は得失点差のみで、6点差あるものの、これをひっくり返すのは大変なので、やはり勝つことが一番大事になってきます。相模原が得失点で+6なのもポイントですね。引き分けで追い付かれた時、最も不利なのは相模原ですから。


そんな3チームの残り試合の対戦相手を見て見ましょう。Hはホーム、Aはアウェイ、青字はブラウブリッツ秋田、赤字はU-23になります。


相模原 A八戸 → H沼津 → H秋田 → A今治
長 野 A横浜 → AG23 → H岐阜 → H岩手
岐 阜 H鳥取 → H八戸 → A長野 → AG23


相模原は3連戦に長距離移動を残しており、かつ秋田との直接対決を残しています。つまり、そこまでの間にどこまで勝ち点を伸ばせるかがポイントになってくるでしょう。ただアスルクラロ沼津戦と秋田戦はホームでの開催、しかも秋田はホーム最終戦なので、モチベーションを上げやすいのが秋田戦突破の材料になるかもしれません。ゆえに、この3連戦をどう乗り切るかで、相模原昇格は見えてくるかもしれません。今のところカード4枚という状況も無さそうですし。
注目選手はビクトル・ホムロ・ユーリの3人の外国人選手。堅守・バランス・攻撃がきれいに分かれる、機動戦士ガンダムに出てくる黒い三連星のような存在です。誰かを踏み台にしないと勝てないぞ(ニヤニヤ)。

長野は基本的に相手としては楽で、特にガンバ大阪U-23を残しているのですが、この試合をいなせないと、次の岐阜戦がかなり苦しくなります。あとは3連戦はアウェイが2つ、ホームが2つなので、なおのことアウェイをどう乗り切るかがカギですね。
注目選手は三田尚希選手。ミッドフィルダーながらチーム得点王の8得点で、うち左足が6得点。この左足6得点はリーグトップという驚異。とにかく動き回らせるな、左足のシュートに持ち込ませるなというふうでしょうか。

岐阜は日程的には一番早くホームでの開催が終わるので、ホームの力を得られにくいところが大きなポイントになるのですけど、アウェイの方が勝っている、典型的な外弁慶(爆)。むしろアウェイ(相手がホーム)の方が厄介な相手になります。その点で最大の天王山が長野戦ここまで昇格争いがもつれ込めば、長野の試合で決まると言っていいでしょう。それでも決まらない場合、最後の試合になるガンバ大阪U-23を残しているので、ここに勝てば昇格になるかもしれません。ただ、気の抜けない相手ばかりなので、勢いのある今のうちに勝っておきたいところ。気になるのは柳澤亘選手が鳥取戦で出られない点。この代わりを誰にするかで勝負が決まると言っても過言ではありません。
注目選手は、川西翔太選手。9得点のチーム得点王で、チームの軸になります。攻撃の面でもさることながら、アシストも4つ決めており、他の選手の攻撃の起点にもなるのです。


試合は、明日(12/5)岐阜×鳥取、明後日(12/6)に八戸×相模原・YSCC×長野となっています。三度岐阜は昇格相手にプレッシャーを与えられるのでしょうか。


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Posted by alexey_calvanov at 23:59Comments(0)

2020年11月20日

J3が例年にない大混戦なんですけど・・・

例年なら、そこまで波風が立たないJ3ですけど、今年は1位の独走の影で、ものすごく大混戦になっております。
そこで、順位表を見てみましょう。☆は昇格決定です。


1位 秋 田(68) +41 ☆
2位 長 野(49) +18
=== 昇 格 ラ イ ン ===
3位 鳥 取(47) +8
4位 相模原(47) +4
5位 岐 阜(46) +11
6位 今 治(46) +9
7位 熊 本(46) +8


たぶん、このあたりまで。以前にも書いた通り、その下にいる鹿児島ユナイテッドFCやカターレ富山くらいまでは・・・と思ってますけど、前者が勝ち点43、後者が勝ち点40なので、上位陣がずっこけない限り無いだろうとも思っています。
個人的には本命じゃないかと思っていたロアッソ熊本が大失速。逆に無いだろうと思っていたFC今治が驚異の粘り腰ですわ。<オマエ、FC岐阜はどうなんだよ!
・・・まぁ、首の皮一枚繋がった事態が続いているので、いつブチ切れてもおかしくありません(ニヤニヤ)。


こう見ると、AC長野パルセイロ・ガイナーレ鳥取・SC相模原が昇格に最も近いところにいるのかなと。ただ、ここまでくると、残り6試合の相手次第だなと思えてならんのです。

ポイントになるのは、対象チームとの直接対決なのは当然のこと。ただ、ここに来てブラウブリッツ秋田の試合を残しているチームが不利、U-23の試合を残しているチームが有利なんじゃないかと。
そこで、対象チームの対戦相手を割り出してみましょう。Hがホーム、Aがアウェイ、対象チームの対戦は『【】』で、秋田との対戦は青字、U-23との対戦は赤字で表示します。


長 野 A沼津 → H【今治】 → A横浜 → AG23 → H【岐阜】 → H岩手
鳥 取 H八戸 → A【相模】 → A【岐阜】 → H秋田 → A福島 → H【熊本】
相模原 A鹿児 → H【鳥取】 → A八戸 → H沼津 → H秋田 → A【今治】
岐 阜 H藤枝 → A讃岐 → H【鳥取】 → H八戸 → A【長野】 → AG23
今 治 H福島 → A【長野】 → A秋田 → H盛岡 → A富山 → H【相模】
熊 本 AC23 → H秋田 → A盛岡 → H富山 → H讃岐 → A【鳥取】


首位をひた走る秋田との対戦を済ませているのは、長野と岐阜のみで、他はまだ終盤に残しています。恐らく優勝しても秋田は手を抜かないでしょう。仮に無双した場合、かなり痛い敗戦となるかもしれません。
そしてU-23との相手を残しているのは、長野・岐阜・熊本の3チーム熊本のみセレッソ大阪U-23、長野と岐阜はガンバ大阪U-23になり、いずれもアウェイになっているのがポイント勝ち点を稼ぎやすい相手だと思って舐めて掛かれば手痛い敗戦を迎えるだろうし、アウェイが苦手なチームならU-23でもコロッと負ける可能性があります。逆に、ここを取りこぼさなければ、昇格に大きく近付けることでしょう。
最後に対象チームとの直接対決。これは節ごとに状況が変わってくるのですけど、現状では、対象チームを一番多く残しているのは鳥取(3試合)で、一番少ないのは熊本(1試合)になります。それ以外は2試合ずつ。最終戦までもつれ込んだ場合、1試合のみとはいえ鳥取と争う熊本もうかうかできないでしょう。


現状でまとめると・・・。


長野
ダークホースの今治がターニングポイント。逆に今治が昇格争いから脱落していると、アウェイのガンバ大阪U-23で落とさなければ、昇格に最も近いかも。

鳥取
対象チームとの直接対決が多い&首位の秋田との試合が残っており、昇格争いの中で最も厳しいかも。逆に相手が自滅してくれれば、怖いのは秋田だけというふうなので、そうなることを願えば、楽になるかもしれない。

相模原
鹿児島・八戸と長距離移動が残っているものの、間にホームを挟んでいるので、思いっきりぶつかれるかもしれない。秋田とのホームが控えている12月の最終3連戦がターニングポイントか。

岐阜
鳥取とガンバ大阪U-23以外は前半戦で負けないし引き分けの相手で苦労しそう。ただ最後はU-23なので、最終盤までもつれ込んだ場合、最も有利かもしれない。その前に対象チームとの直接対決になる鳥取・長野戦で勝てるかどうかがキーポイントになるだろう。

今治
まずは、イケドンがどこまで持つかプレッシャーとの戦いになってくるので、ベテランがどこまで支えになってあげられるか格下になるであろう福島ユナイテッドFC・富山・いわてグルージャ盛岡に勝てるか否かで決まるかも。

熊本
セレッソ大阪U-23を落としたら、おしまいだし、セレッソ大阪U-23に勝てても秋田を落としたら、これまたおしまいこの2戦さえ乗り切れば、鳥取戦まで一息付けるかもしれない。大木サッカーの神通力がどこまで通じるかもポイントになってくる。


注目の試合は、明日ないし明後日迎えます。一番早いのが、藤枝MYFCとホームで戦う岐阜。この試合を見て、相手は一喜一憂して自分達の試合を迎えることでしょう。岐阜としては、是が非でも勝って相手を狼狽させたいなぁ・・・。


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Posted by alexey_calvanov at 23:08Comments(0)

2020年11月02日

【昇格】コロナ禍でも何とか試合が成立しそうな中で(J3編)【争い】

11月に入り、いよいよJリーグも佳境に入ってきました。J1が残り9試合、J2が残り12試合、J3が残り10試合になっています。今年はコロナ禍で試合が遅くなった中でも、強行日程と東京オリンピックの延期で空いた日程で消化していき、J1は何とか試合成立に必要な75%を確保しました。J2・J3は間もなく成立するとのことなので、とりあえずよかったと。

そこで気になってくるのは、昇格争い今年はコロナ禍の影響で、降格は無しということから、もう一つの華になる残留争いは起こらないので、J1に関しては優勝争いとACL(アジアチャンピオンズリーグ)争いだけに。そこまで面白いかと言われると、何ともというのが個人的感想(苦笑)。


というわけで、今回はJ2とJ3の昇格争いの展望を見ていこうと思います。なお、明日・明後日と試合のあるJ3を先に、明後日のみのJ2を後に紹介して参ります。

そのJ3の順位が以下の通り。昇格の可能性の残っているチームのみ記載します。


1位 秋 田(58) +33
2位 熊 本(45) +13
=== 昇 格 ラ イ ン ===
3位 相模原(43) +4
4位 長 野(42) +16
5位 岐 阜(41) +9
6位 鹿児島(37) +5
7位 鳥 取(37) +3
8位 今 治(36) +4


うーむ、ブラウブリッツ秋田のJ3優勝とJ2昇格は決定事項でしょう。いまだ無敗のチームをどこも止められない無双状態。もう11月中に決定なんてこともあるでしょうね。ウチの時じゃありませんように(ギャハ)。


そうなると2位争いになるわけですが、結構混沌かねてから秋田に併走していたロアッソ熊本が本命だったのですけど、ここに来てSC相模原が驚異の伸びを見せてきました相模原は攻撃陣が安定しているので、守備の面で気を付ければ問題ないと思います。その守備も安定傾向なので、隙が少ないですね。逆に熊本は攻撃面で不安があるので、それが守備の面で響いてこなければ・・・大木武監督ですから、そのあたりはわからないのよね。

AC長野パルセイロも伸びてきたかと思ったのですが、ここ数試合で失速今回の連戦で負けが込むようだと、かなり厳しくなるでしょう。
FC岐阜は、何とか踏みとどまっている状況ですけど、ホーム3連敗が非常に痛い一縷の望みを掛けて、11月勝ちを重ねていけないと、長野と同じく脱落になってくるでしょう。

6位以降の鹿児島ユナイテッドFC・ガイナーレ鳥取・FC今治は、岐阜以上に苦しいでしょう。岐阜との勝ち点差が4以上離れているので、負けはアウトを意味します。この3チームは敵失を望むか直接対決が残っていたら、そこで勝つことだけに全力を注ぐしかないでしょうね。正直昇格は難しいと思っています。
結果的に、秋田はほぼ100%、熊本が30%、相模原が25%、長野が20%、岐阜が15%、鹿児島・鳥取が2%、今治が1%と見ています。鹿児島以下は難しいということですね。


次回はJ2の昇格争いを見ていきましょう。でも、あまりJ2見てないんだよね(爆)。


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Posted by alexey_calvanov at 23:52Comments(0)

2019年11月07日

ここで、2019年のアマチュアサッカーの状況を見てみましょう

Jリーグも優勝・昇格・残留争いが激しくなっている中、アマチュアのサッカーも熱を帯び始めています。


明日(11/8)からは、全国地域サッカーチャンピオンズリーグが開催されます。全国9地域(北海道・東北・関東・北信越・東海・関西・中国・四国・九州)のリーグを勝ち抜いたチームと全国社会人サッカー選手権大会で上位に入った1チーム(今回は優勝チームのみ。2位・3位のチームは地域リーグで優勝しているため、4位のチームは地域最上位リーグ2位もしくは3位に入賞していないため権利無し)、そして地域リーグ2位に入ってかつJFL(日本フットボールリーグ)入会に入会を希望する2チーム(いわゆる輪番枠。全国社会人サッカー連盟加盟登録チームの多い順番で決まる。今年は東北・四国の順。なお、パスした場合は次の順まで回ってこないと行使できない)の計12チームで争われます。
アマチュア最高峰のJFLに上がるには、日本で最も過酷な昇格戦を戦い抜かないといけないのですが、今年も地域の猛者が集まっており、一筋縄ではいかないようです。個人的には、新興勢力のいわきFCと沖縄SVが既存勢力のチームにどこまで泡を食わせられるかがポイントになってくるでしょう。


で、そのアマチュア最高峰のJFLはというと・・・。Jリーグ入会争いは以下の通り(★はJ3ライセンス取得)。


1位 HFC(56)
2位 ソニー(48)
3位 今 治(46) ★
4位 武蔵野(44) ★
--- Jリーグ入会ライン ---
5位 HSC(38)


4位の東京武蔵野シティFCと5位のホンダロックの差が6、3位の今治との差は8とまだひっくり返せるチャンスはあるので、今治・武蔵野は1つでも順位を上げたいところです。
ちなみに、今年は百年構想クラブ扱いだった武蔵野がJ3ライセンスを取得(まぁ、スタジアム改修するする詐欺じゃないかとも言われていますが(苦笑))したため、純粋に4位までにはいればOKとなりました。

さて、当確とも言われた今治が、ここにきて苦戦気を抜けば奈落なところまで来ています。大丈夫とは思いますけれども、取りこぼさないことを祈るのみです。
同様に終盤の取りこぼしさえなければ入会可能になった武蔵野は、ここに来て観客動員数がネックに。武蔵野自身、ライセンスが降りるとは思っていなかったんじゃないかとまで言われるほど(苦笑)。ホームが残り2試合になった中で、約11,000人足りないとのことなので、キャパ5000人のスタジアムではかなり苦しいんじゃないかなと思っていますけれども、ツイッター上で観客動員を掛けているため、まだまだ予断を許さない状況でもあります。実際過去最高動員の3828人を集めているので。
今年は企業チームがよく頑張った年になっています。下位に沈んでしまいましたけれども、FCマルヤス岡崎が序盤は快進撃を見せました。そして現在は、相変わらず異次元の強さのHonda FCと5位に付けているホンダロックSCのホンダ勢がリーグをひっかき回しています
優勝争いで見れば、Honda FCが一歩リード。取りこぼしが無ければ優勝決定でしょう。2位以降は混戦で、ソニー仙台・FC今治・武蔵野がほぼダンゴ状態です。

一方で残留争いは・・・。


09位 大 分(33)
10位 滋 賀(33)
11位 青 森(32)
12位 岡 崎(31)
13位 鈴 鹿(30)
14位 奈 良(28)
--- 降格ライン ---
15位 松 江(21)
16位 流経大(20)


かなり熾烈な争いになっていますけれども、14位までのチームと15位の松江シティFCと16位の流通経済大学ドラゴンズ龍ケ崎の差が少し大きくなっていることから、この2チームが降格最有力になってしまいそうです。ただ、今治・武蔵野のJリーグ参入が決まれば、状況によっては1チームだけ降格ないしは降格無しになるので予断を許しません。なお、流経大が降格となると2年連続の関東リーグ出身チームの降格となり、関東リーグがまた熾烈になるという辛い展開が待っています(汗)。


JFLは残り4試合。優勝争い、Jリーグ参入争い、残留争いが熾烈になる中で、どこが抜け出してくるのでしょうか。そして来年のJ3は19なのか20なのか。日程にも絡んでくるので、できれば20にしてほしい・・・。


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Posted by alexey_calvanov at 23:05Comments(0)