
・・・とでも言わんがばかりに殴り込んできたのは、山崎製パンから発売している「エイトドーナツ」です。
こちら、昭和の時代に販売された人気商品で、平成の世になっても何回かリバイバル販売されているそうです。その名の通り、8の字型のドーナツで、上にはチョコレートがコーティングされ、かつクラッシュアーモンドが振り掛けられています。
ちなみに、「エイトドーナツ」のエイトやパッケージに描かれている背番号8の付いた野球選手(ランチくんだと思うのだが、「ランチパック」は後の販売なので違うと思う)のモデルは広島東洋カープに在籍していた山本浩二さんだというのは、あまり知られていないらしい。ということは、発売は1970年代の初代カープ黄金期の頃なんじゃないかなぁ・・・。というより、ヤマザキは何で(広島以外では)当時は無名に近いカープに目を付けたのか知りたい(ニヤニヤ)。
というわけで、山本さんだったんですね、冒頭殴り込んできたのは(苦笑)。
とはいえ、やはり味は過去のもののリバイバルということなのか、何もかもが薄いですな。山本さんの成績とは反比例に、打てない走れない守れないというふうですな。それでも、最低限の役割は果たしている。まずいわけではないのだ。これがいいと言って、子供の頃を思い出し、涙ながらに食べている人だっているだろう。残念ながら私はそこまでの世代ではないゆえに、格別に美味い印象はあまり無いので、感傷に浸れなかったんでしょうね。
もっとドーナツやチョコが甘ければとかクラッシュアーモンドの食感が・・・とか言っている平成生まれの小僧にはわかるまい、このドーナツの美味さを。<昭和生まれなはずのオマエもわかってねーじゃねーか!

